JPS60122052A

JPS60122052A - ジルコニアセラミックス材よりなる摩砕砥石

Info

Publication number: JPS60122052A
Application number: JP22885883A
Authority: JP
Inventors: 増田　恒男
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-12-03
Filing date: 1983-12-03
Publication date: 1985-06-29
Also published as: JPS6251658B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、液体と混合した粒体を例えば１〜５ミクロン
程度の超微粒子に摩砕するための摩砕砥石に関するもの
で、インキ、又は石炭又は石油コークスとＣ重油との混
合物よりなる噴射燃料、又は豆乳大豆等；二使用する摩
砕装置の超硬度の摩砕砥石に関する。従来一般にこの種
の摩砕砥石においては、摩砕面等に放射状の摩砕突条を
適宜間隔をおいて設けたもの等は存在するが、液体と混
合した粒体等を摩砕する場合、摩砕面に設けた摩砕突条
による摩砕では十分に行われることなく、その製品とし
ての品質は不完全なものであり、かつ連続して製造する
ことができなかったものであるが、本発明は、このよう
な点を解消したものであって、次ｉ’ｎ　図ｉに示す実
施例についてこれを説明する。

（Ａ）（第１・２図）は酸化ジルコニウムを主成分とし
、これに酸化イツトリウムを配合して熱処理しテｆ、ｒ
、る所謂ジルコニアセラミックス（その製造方法につい
ては後に詳細に説明する）よりなる超硬度の摩砕面ｆａ
）を有する回転摩砕砥石で、摩砕面（ａ）は、中火には
回転軸挿込用孔（１）、回転軸への締付用凹部（２）を
設けた金属台（３）に超高温用エポキシ接着材（例えば
エマージンカミンク社製エコボンド等）で接着されてい
て、その円周に一定幅の平坦面（Ｗｌを設け、該平−旧
面に連続ｔ７て内側に中盗み状の截頭円錐形状部（４）
を設けである。そして該截頭円ｔＩＦ形状部（４）には
、次に説明するように摩砕凹溝／ｆｆｔ　ｆｂ＋が設け
られている。即ち、中心Ｃより放射状の分割ＩＮｃ−ａ
ｌ、Ｃ−３−）・・・ｊ二より等分に分割した砥イ１の
各区画面ｇ１、ｇ２・・・に、放射状分割線：ｃ−ａｌ
、Ｃ−；１２・・・を（′１１−座標ＩＩ〜１１とし、
該横座標軸と砥石面外周Ｉ＜との交点ａ１１．′１２・
・・より（ｉｌｌ：石の小中心円ｒに接４″る直線上に
摩砕凹７ＮＦＩＦ　１を設けこれを基準として回転方向
に該摩砕凹ｎ６’にそれぞれ平行に適宜間隔４・ｊ６い
Ｃｔ′、’−砕凹υ７　ｆＸｉ　−凸・・・を設は各区
画面の境界においＣ１一つの区画面に凹設した凹溝１１
１．ＣＩ・・・の端末ｄｌ、（１２・・・を次の区両端
凹尚１１と交叉接続せしめたものである。

そして中心円ｒは、放射状分割線Ｃ−ａ　ｌを横座標軸
ｘ１とし、該横座標軸と砥石外周円Ｒとの交点ａ１より
摩砕物質放出角度θの傾きθの直線が砥石面中心を通る
縦座標軸ｙ１と交る交点ｂ１の中心距離ｃ−ｂ１を半径
とするものである。そして摩砕凹溝ハ、１２・・・の内
り１ｊ端が外側の端よりも回転方向に対して放射状方向
より前方に出るようにずらされている角θ、即ち摩砕物
質を砥石の回転によって放出する角度は摩砕物質により
異るが燃料、インキ原料等の摩砕には２〜５ｏが好まし
い。

次に（Ｂ）（第３・４図）は前記回転摩砕砥石囚と全く
同質材料のジルコニアセラミックスよりなり熱処理して
なる超硬度の摩砕面（闇を有する固定砥石で、その摩砕
面（ａｓｈは、中央に材料供給用孔（５）を有する金属
台（６）に超高温用エポキシ剤で接着されているととも
に、円周には一定幅の平坦面間を設け、該平坦面に連続
して内側に中窪み状の截頭円錐形状部（７）を設け、該
截頭円錐形状部には前記回転摩砕砥石（５）の摩砕凹溝
群（ｂ）と同一構成の摩砕凹溝群（ｂつが設けられてい
るものとする。

そし“にれらの回転摩砕砥石Ａ〕と［Ｉ・１定１掌砕砥
石回とを例えば立型摩砕装置（Ｉ））　（第６図）の摩
砕室（８）内に取イマ１ける場合には、固定踏枠砥石０
３）をぞの摩砕面を下向きにして、」三方のフランジ状
突縁（６すをこれに係合するリング状フック金具（９）
を介して摩砕室上板（１０）に取付は同定し、又回転摩
砕砥石（Ａ）夕その摩砕面を上向きに［７て下方のモー
タｉｎｌに連動する縦型回１匠軸（１１）に１ｍ板（１
２）　、螺子（１３）等を介して収（＝１けるものとす
る。なお（１４）はホッパー、（ｌＦｉ）をま掻羽根、
（１６）は軸受、（１７）は排出口、（ｅ）は１・１・
１定回転両６１１：石（１・３図）の平坦、而と中窪み
状の截頭円錐形状部との境界円である。

−ｆ：　ｔ、＋’　−Ｃ本分明のジルコニアセラミック
スの、帝砕面ｆ；ｌｉ＋□１）ケ１．￥　、−ｉｉ覧４
−ンＩｓ　ｌ二：・ま、酸化ジルコニウム粉末を主成勺
とＣ７、ｊ−れにｆｊセ化イツトリウム粉末を加え、俗
Ｆｉｌｌ　ｉ、ニー１：つＣスラリーとなし、これを行
詰型に入λｌて同め、離型した後、８００　Ｃ前後で一
次焼成１７で（士　ス硬度６）刈法Ｂ度、凹溝等を修正
切削して、！、ｌｙ（ユ］　８　ｆ’ｌ　Ｏ’〜２００
０υで二次Ｉ焼成ｔ７で（モース映；庄８．５−９）、
これを金属製台に超高温用エポキシ剤で接着すればよい
。そして前記スラリー原料を石膏型に入れて単に中窪み
状の截頭円錐形状部を有する円盤状に成型した素材を一
次焼成（ｓｏｏｔ：’、モース硬度６）した後、所定形
状に切削するとともに、摩砕面に凹溝を切削加工して、
更に１８００°〜２０００Ｃで二次焼成（モース硬度８
．５〜９）するようにしてもよいこと勿論である。

このようにして、各区画摩砕面ｇ１、ｇ２・・・に内側
端が外側端より前方に傾斜するようにした摩砕凹溝を設
けたものが、砥石面に順次並べて設けられでいる関係上
、これを上下にその摩砕面を対向圧接して摩砕する場合
、第７図に示すように、砥石の回転中対向する双方凹溝
同志が常にその基部から先端まで固定回転側砥石の各凹
溝が互にはさみ状に交差し、凹溝の鋭利なエツジによっ
てせん断と摩砕を繰り返し、次いで密接する外周平坦面
で更に微粒にすり潰すことができ、かつ傾斜凹溝が砥石
の中心をセンターとして回転するため接線方向より外方
へ０度の向きに向う放出角をとり摩砕物質を該放出角方
向に放出するから摩砕材料の移動即ち送入送出が順調に
行われることとなり、材質の硬さと摩砕面の円周平坦面
と相俟って、インギ又は石炭・石油コークスとＣ重油と
の混合物よりなる噴射燃料又は豆乳大豆等を極めて超微
粒子に摩砕することができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転摩砕砥石の平面図、第２図は第１図Ｑ’）
　ｌ−１線（ａｌ・ｂｌ・ｂ４・ａ４）断面図、第３図
は固定Ｉψ砕砥石の平面図、第４図は第３図の■−■線
（ａｌ・ｂｌ−ｂ４・ａ　／−）断面図、第５図は固定
摩砕砥石と回転摩砕砥石との摩砕面同志を重ね合せた状
態の断面図、第６図は摩砕装置に両砥石を取付けた状態
の断面図、第７図は固定摩砕砥石の凹溝と回転摩砕砥石
の凹溝との重ね合せ状態を示す図で、実線は固定摩砕砥
石、点線は回転摩砕砥石を示す。（５）・・・回転摩砕砥石、（ト）・・・固定摩砕砥石
、（ａ）　（ａ）・・・摩砕面、（１１，）（１２）　
−（／Ｊｎ）（ｌｎす・・・凹溝、（ｔｖ）Ｍ−・・平
坦面、（４，）（７）・・・截頭円錐形状部。以上

Claims

【特許請求の範囲】

酸化ジルコニウムを主成分とし、これに酸化イットリウ
ｌ、を配合してなる材料即ちジルコニアセラミックスよ
りなる円盤状摩砕面を有し、該摩砕面円周に一定幅の平
坦面を設け、該平坦面に連続する内側に中部み状の截頭
円錐形状部を形成し、該中部み状の截頭円錐形状部ｌ二
、次のような摩砕凹溝群、即ち、中心より放射状の分割
線ｃ−ａ］、ｃ−ａ２・・・により等分に分割ピた摩砕
面の各区画面ｇ１、ｇ２・・・（二、前記放射状分割線
を横座標軸ｘ１、ｘ２・・・とし、該横座標軸Ｘ１、Ｘ
２・・・と摩砕面の外周Ｒとの交点ａ１、ａ２・・・よ
り摩砕面の小中心円ｒに接する直線上に摩砕凹溝ｌｊ１
を設け、これを基準として回転方向に該凹溝／！１にそ
れぞれ平行に適宜間隔をおいて摩砕凹溝Ｉ２、ｔ３・・
・を設け、各区画面の境界において、一つの区画面に凹
設した凹溝’ｎ、’ｎ’・・・の末端ｄ１、ｄ２・・・
を次のＩ区画側凹溝ｆ１と交叉接続させるようにした摩
砕凹溝群を、設けたことを特徴とするジルコニアセラミ
ックス材よりなる摩砕砥石。