JPS6012104B2 - 塗装搬送装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパネルに対する塗装搬送装置に関する。

・従来パネルに塗装をする場合は、搬送されて来たパネ
ルをいったん停止の状態にし、塗装機の移動により行っ
ていたので、生産の能率が向上しないうえ、塗料が飛散
して使用量が増え、汚れもひどく、かつ必要以外にも塗
布されてリミットスイッチが故障するなどの欠点があっ
た。

本発明はこれらの欠点を改善し、パネルの移動状態下で
塗布ができるうえ、パネルの安定的な保持による移動と
、定速送りを可能にして、流れを作業のもとで能率よく
経済的に、かつリミットスイッチに近接しないで塗装が
できるパネルの塗装搬送装置を目的とする。

以下本発明を図面において説明すると、パネルの搬送ラ
イン上に長尺のローラー架台１を穀直し、その中心帯を
挟むようにして一方側にはガイドローラー２だけを等間
隔に立設するとともに、他方側には前記と同形のガイド
ローラー２を隔個状に立設する。

また他方側のローラー２の無い位置には額縁状の枠体内
に立設したブレーキローラー３を、枠体一方部の基軸４
を支点として揺動可能に配置し、他方部にはスプリング
５を繁続して、このローフー３を、ローラー架台１の中
心帯側に弾性的に牽引する。

次にローラー架台１の他方側外部位置には一端にプツシ
ヤー７を取付けたチェーンコンベヤー６を、一方側の回
動自在に配置して、全体として塗装搬送装置を礎成する
。

前記の構成により本発明は、ローラー架台１上に搬送さ
れて釆たパネルＰを、両側のローラー２，３により弾性
的に挟持するとともに、プツシャー７がパネルＰの後端
に当俵するため、チェーンコンベヤー６をもってパネル
Ｐを一定速度により架台１上を移動させることができる
。

従ってこの移動中のパネルＰに塗装を行うので、均一な
塗布が可能になるうえ、塗装機は移動しないことからリ
ミットスイッチに近接したり、塗布することはない。

以上に示すように本発明は、パネルＰの一定速度による
移動時に塗装されるため流れ作業が可能になって生産の
能率を大中に向上できるとともに、必要部以外は塗布さ
れないので、塗料の無駄な飛散を少〈して使用量が節減
できることはもちろん、汚れも少なくなり、かつリミッ
トスイッチに対する塗料付着も無くなってこの種の故障
を一掃できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による塗装搬送装置の要部を示す斜視図
、第２図は同装置の全体を示す平面図である。 １……ローラー架台、２……ガイドローフー、３・・・
・・・ブレーキローラー、４・・・・・・基軸、５・・
・・・・スプリング、６……チェーンコンベヤー、７…
…プツシヤー、Ｐ……パネル。 六’図 ズ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ローラー架台上にパネルの弾性挾持が可能なガイド
   ローラーとブレーキローラーを立設し、架台の側部には
   一端にプツシヤーを取付けたチエーンコンベヤーを配置
   して、架台上に搬入されたパネルを一定速度により移動
   しながら塗装ができることを特徴とする塗装搬送装置。