JPS60120968A - 密封包装体の加熱殺菌方法 - Google Patents

密封包装体の加熱殺菌方法

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JPS60120968A
JPS60120968A JP22820783A JP22820783A JPS60120968A JP S60120968 A JPS60120968 A JP S60120968A JP 22820783 A JP22820783 A JP 22820783A JP 22820783 A JP22820783 A JP 22820783A JP S60120968 A JPS60120968 A JP S60120968A
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cooling
cooling process
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寺島 好己
Hiroshi Akitoshi
洋 穐利
Nobuaki Hase
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、密封包装体、特にレトルトパウチ詰食品の
殺菌方法及び装置に関するものである。
近年、レトルト食品が多く用いられている。レトルト食
品は、例えば、うなぎの蒲焼やカレーのような、調理済
みの食品を、再加熱可能な袋容器(レトルトパウチ)で
真空包装してレトルトパウチ詰とした後、高温殺菌して
長期保存を可能にしたものであって、内容物を利用する
際には、そのままレトルトパウチ詰の状態で再加熱する
ことができ、再加熱後レトルトパウチから取り出すこと
により、熱い状態の方が一般に美味であるような食品を
、熱い状態で利用することが簡便にできるようにしたも
のである。レトルトパウチ詰は、一般に、罐詰やビン詰
に比して、容器表面から食品の中心部に至る距離が小さ
いため再加熱が容易に出来、かつ低コストで、使用済み
容器の処理がしやすい等の手軽さが、広く用いられる要
因となっている。
このレトルトパウチ詰の高温殺菌においては、殺菌を充
分に行ないつつ内容物である食品の栄養素や色、香、及
び歯ごたえや口あたりに関するテクスチェア(text
ure)の破壊をできるだけ少なくしてこれらをよく保
持し得る方法が望ましい。
従来は、この高温殺菌の方法として、例えば、厚み12
mmのうなぎの蒲焼のレトルトパウチ詰に対して、第1
図のprofile1で示すような、一定時間t1(秒
)の間一定温度θs(℃)の蒸気の中に置いた後、一定
温度θcの水の中に入れて急激に冷却し、内容物の温度
がこの水温に下がるまで置くという方法がとられていた
。ここで普通、θsとしては150(℃)、t1として
は200(秒)等の値が採用されており、この場合、食
品中央部の最も温度上昇の遅い部位の到達最高温度はほ
ぼ128℃であり、この前後も含めた高温の持続により
充分に殺菌されるものである。
一般に、高温殺菌の方法は、時間tを横軸に、この例に
おける蒸気の温度のようなレトルトパウチ詰の周囲調度
(レトルト濃度)θを縦軸にとったグラフによって表わ
すことが出来る。
上記従来の方法のグラフにおいては、初めからレトルト
温度の最高値θsを採用して come up time=0とし、かつ、その後はす
ぐさま最終冷却温度θcの中に置きcome down
 time=0とするprofileとなっており、従
来は、このprofileが最適であると考えられてい
た。
この方法の根拠は、熱が伝わりやすい食品では、低温で
長時間殺菌するよりも高温で短時間殺菌する方が品質の
良いものができるという、古くから良く知られた、高温
短時間殺菌の考えであり、この高温短時間殺菌法は、食
品の性質を左右する色、香、栄養素、及びテクスチュア
等が加熱によって破壊される程度は、一般の化学変化と
同じように10℃温度が上がると2〜3倍になるが、細
菌の死滅は5〜10倍になるという原理に基づいている
しかし、1のprofileではレトルトパウチ内の食
品の表面部分、即ちレトルトパウチに接している部分は
、初めからθs(例えば150℃)の高温にさらされ、
これがt1(例えば200秒)の時間持続されることに
なり、このときの中央部の最高温度(例えば128℃)
の条件に比して余りにも高い温度と長い時間である。一
方表面部分は最初に眼に見え、香りを発する部分であり
、うなぎの蒲焼の場合等は最初口中に接する部分である
ため、その味覚上に占める役割は重要であり、かつ、表
面付近は体積的にみても中央部に比して大きな割合を占
めるものであることを考えたとき、もっと表面部分の品
質の保持を大切にする、またその結果全体としての品質
を向上させ得るprofileの高温短時間殺菌法が望
まれる。
この発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであ
って、従来と同等の殺菌効果を有しながら、密封包装体
とした食品の品質をより良く保持し得て、かつ実施の容
易な高温短時間殺菌方法及び装置を提供することを目的
としている。
この目的に対応して、この発明の密封包装体の加熱殺菌
方法は殺菌温度以下の温度による予熱行程と125℃以
上の前記殺菌温度による本加熱行程と、及び前記殺菌温
度からほぼ30℃まで降温させる冷却行程とからなるこ
とを特徴としている。
またこの発明の密封包装体の加熱殺菌装置は蒸気と空気
の給排によって内部の温度及び圧力の状態を可変にする
レトルトと、前記レトルトの内部温度を計測する温度計
測装置と前記レトルトの内部圧力を計測する圧力計測装
置とを備え、前記温度計測装置及び前記圧力計測装置の
出力信号を制御器にフィードバックするように構成し、
コンピュータの出力信号と比較しながら前記制御器によ
り前記蒸気と空気の給排を行なう弁を開閉制御するよう
に構成したことを特徴としている。
以下、この発明の詳細を、一実施例を示す図面について
説明する。なお、以下の実施例は全て下記の条件(I)
のうなぎの蒲焼のレトルトパウチ詰に関している。
第2図において2はこの発明の一実施例に係わる殺菌方
法の上記うなぎの蒲焼のレトルトパウチ詰に対するpr
ofileである。
これは、例えば、レトルトパウチ詰を温度制御のできる
蒸気槽の中に入れて、蒸気の温度を70℃から始めて5
.5分後に150℃に達するように一様に上昇させ、次
の1分間は150℃に達するら一様に下降させて110
℃まで下げた後、直ちに30℃の冷却水中にさらし水温
と同じ30℃になるまで置くという方法を表わす。
この方法では、レトルトパウチ詰の表面部分の品質が非
常に良く保持されることが理論的に、また官能検査によ
って確かめられた。以下にその理論的な根拠を示す。
密封包装体の内容食品の細菌の死滅の程度を表わすF値
は(1)式のように定義されている。
ここで θ:内容食品中、一番温度上昇の遅い点の温度[°F] t:時間[mim] Z:対象する菌の熱的な係数 関係法規上、F値はある値以上であるように規制される
。例えば、うなぎの蒲焼の場合は“120℃で4分間殺
菌するのと等価以上”となっており、この条件は、ほぼ
F=3.1以上に相当する。Fの上限は定めないため、
実際には罐詰等の長期保存用のものでは、安全のためF
=20〜30等とした製品まであるが、通常は食品の色
・香、栄養素やテクスチュアの保存を考慮して内容食品
の品目・用途により規制以上の一定のF値をそれぞれの
製造者において決めて生産している実情である。
次に内容食品の品質の低下の度合、即ち色・香、栄養素
やテクスチュア等の減少や変質の程度も(1)式と同様
に(2)式で表わしてCv(Cooking Valu
e)と呼ばれているここで θ:内容食品の温度[℃] t:時間[min] Zc:対象にする品質(例えばテクスチュア)に関する
係数[min] (1)式のθは華氏、(2)式のθは摂氏で表示される
点に留意する。
ここで、内容食品の表面部分におけるCvを考え、F値
一定の条件下でなるべくCvを小さくするようなレトル
ト温度のprofileのうち、実施の容易さをも考慮
した単純なprofileとして見出されたのが2のp
rofileである。これは一例として(T)の条件の
うなぎの蒲焼のレトルトパウチ詰に対し、 (II)F=5 という条件でめたもので、以下すべて(II)の条件で
めたものである。
また以下すべて Zc=50[min]・・・(3) としている。
2のprofileではCv=18.7となり、第1図
の従来型のprofileの中、同じくF=5となる場
合を示す第3図のprofile3では、Cv=32.
7となり、2は3より非常に優れている。これらCvの
値の計算根拠を次に示す。
(2)式において、θとして内容食品の表面部分の温度
を考え、かつ簡単のため表面部分の温度は常にレトルト
温度に等しい、即ち h=∞(h:総括熱伝達率)・・・(4)の場合を考え
る。こうしても実際上大きな違いはない。すると(2)
式のθはtの関数でそのグラフはレトルト温度のpro
fileと一致する。
一方(1)式のθはこの場合食品中央部の温度と考えて
よく、θは時間tの関数である。
一般に厚み2aのレトルト食品中での厚みの方向をx軸
にとり、厚みの中央の位置を0とすると、厚み方向の位
闘xは −a≦x≦a の範囲にあり、位置xにおける時刻tにおける食品の温
度をθとしたとき、θは(4)の条件下では、 ∂θ/∂t=α(∂2θ/∂x2)・・・(5)x=±
aのときθ=0(t) t=0のときθ=f(x) ここでg(t):レトルト温度 f(x):初期温度 の解であることが知られており、Duhamcl′st
heoremにより(5)の解は、 となることが知られている。
(2)式のθは(6)式のθの×=±aのときの値であ
り、他方(1)式のθは(6)式のθのx=0のときの
値を華氏に変換したものである。
まず、3のprofileの決定の仕方とCv値のめ方
であるが、3の一般形である1のprofileの場合
のθは、(6)より 0≦t≦t1では t1≦tでは となり(7)に3のprofileの具体的温度条件θ
0=20[℃] θ1=150[℃](最高温度) θ2=30[℃](冷却温度) ・・・(8) を与えて関数θを決定して(7)′(x、tの関数)と
し、(7)′のx=0のときの値(tの関数)を華氏に
変換したもの(tの関数)を(1)式に代入したもの(
tの関数)が、F=5を満たすようなtをめて3.33
(min) (200sec)を得てt1=3.33を決定したもの
が3のprofileであって、このときのCv値をめ
るため、(7)′のx=±aのときの値(tの関数)を
(2)式のθに代入し、Cv=32.7を得た。
次に、profile2のCv値をめるには、prof
ile2の一般形である第4図のprofile4を考
える。4はレトルト温度を、初めのt1分間でθ1から
始めてθ2まで一様に上昇させ、次のt2−t1分間で
θ2からθ3まで一様に下隣させ、その後直ちにθ4と
して冷却することを示す。
profile4におけるθは(6)より0≦t≦t1 t1≦t≦t2では t2≦tでは ただし、 m1=(θ2−θ1)/t1 m2=(θ3−θ2)/(t2−t1)・・・(9) となり(9)に2のprofileの具体的温度条件の
うち基本的なものを(8)と同様に θ2=150[℃](最高温度) θ4=30[℃](冷却温度) θ0=20[℃] ・・・(10) と与えたとき残りのθ1、θ3、t1、t2のうちの3
つが種々の値をとったときの最後の1つの値は、F=5
という条件から決まるので、θが決定しCvの値も式(
2)により計算できるから、上記3つの値の組合せを種
々変化させて与えてできるprofileのうちCvを
小さくするものを選んだものがprofile4であっ
て、このときCv=18.7である。
profile2は条件(I)、(II)、(3)、(
4)、(10)のもとでCvを小さくするものであった
が、これらの条件、即ち、a(厚みの半分)、α(熱伝
導率)、F値、Z値(係数)、Zc値(係数)、θ0(
初期温度)、レトルト最高温度、冷却温度が異なる値を
とった場合でも(1)式(F値)、(2)式(Cv値)
、(6)式(θ)より同様にして、profile4を
一般形とする、具体的温度と時間を指定したprofi
leでCvを小さくするものをめることができる。
上記条件が変化した場合には、profile4におけ
る最高温度をある時間持続した型で、profile4
の一般形と考えられるprofile5(第5図)が有
効であり、profile5は、レトルト温度を、θ1
から始めて一様に上昇させてt1分後にはθ2として、
θ2をt2−t1分間持続し、その後のt3−t2分間
で一様にθ3まで下降させ、直ちに冷却温度θ4とする
ものである。profile5におけるθは、(6)式
より、 0≦t≦t1では t1≦t≦t2では t2≦t≦t3では t3≦tでは ただし、 m1−(θ2−θ1)/t1 m2−(θ3−θ2)/(t3−t2)となる。この場
合もprofile2の場合と同様に考えてCvを小さ
くする具体的profileをめることができる。これ
らの計算には、コンピュータが有効に利用される。
なお、profile2ではレトルト温度を70℃から
150℃へ、150℃から110℃へと直線に沿って一
様に、連続的に上昇させまた下降させているが、必ずし
も直線に沿って変化させる必要はなく、ほぼ直線に沿っ
ていればよい。また連続的に変化させるより制御の簡単
な、第6図に示すprofile6(Cv値20.5)
や第7図に示すprorile7(Cv値23.1)の
ような、階段状のprofileで近似したものも、従
来型のprofile3より顕著なCv値の減少を示し
、品質の保持に有効である。第8図、第9図及び第10
図に示す曲線2′、3′、7′はそれぞれ各profi
le2、3、7に対応する熱の浸透の仕方、即ちうなぎ
の蒲焼のレトルトパウチ詰の厚みの中央部分の温度の推
移を表わす。これら中央部分の温度に対応するF値は皆
5であり殺菌時間においては従来のprofile3が
短いが表面のCv値はprofile2や7のほうが遙
かに小さく品質が良く保持されることを示し、このこと
は官能検査によっても確かめられた。
以上のようなレトルト殺菌方法を実施するための装置に
ついて、次に説明する。
第11図に示すように、加熱殺菌装置11のレトルト1
2には各種の流体配管が設けられている。
各種の流体配管とはスチーム供給系13、スチーム排出
系14、空気供給系15、16、冷却水供給系17及び
冷却水排出系18であって各系13、14、15、16
、17、18には弁13′、14′、15′、16′、
17′、18′がそれぞれ備えられ、それぞれの弁の開
閉は制御器21によって行なう。制御器21への制御信
号はコンピュータ22によって与えられる。
冷却水供給系17はレトルトの上部と下部とにつながっ
ており、上部につながる管には上部への揚水を可能にす
るポンプ19が設けられている。
コンピュータ22には所定のprofileの加熱殺菌
方法に対応するプログラムと、内容食品の厚み、内容食
品の温度伝導率、内容食品に関する係数、内容食品の初
期温度、F値、細菌に関する係数、レトルト温度の最高
値、冷却温度等がコンピュータ22に予め入力される。
一方、レトルト12内の雰囲気圧力と雰囲気温度は、そ
れぞれレトルト12に備えられた圧力検出装置25と温
度検出装置26によって検出して制御器21によってコ
ンビコータからの設定値と比較され、制御されるように
構成される。
このように構成された加熱殺菌装置11によって前記加
熱殺菌法を行なうには、まず被殺菌物である密封包装体
をレトルト12内に収納してレトルト12を密閉してか
ら弁13′を開けてスチーム供給系13からスチームを
レトルト12内に供給し、レトルト12内を所定の予熱
温度にする。
スチームの供給は、弁13′を開けて行ない、スチーム
の供給量の制御は弁13′の開閉を制御することによっ
て行なう。
このとき、必要に応じて弁16′を開き、下部の空気供
給系16から空気を同時に供給してレトルト12の圧力
を調節する。
次いで、レトルト12内が所定のprofileの温度
条件となるように、スチーム供給系13からのスチーム
の供給、空気供給系16からの空気の供給、冷却水供給
系17からの冷却水の供給、スチーム排出系14からの
スチームの排出、及び冷却水排出系18からの暖められ
た冷却水の排出を制御器21によって制御して行ない、
前記温度条件を実現する。
以上にのように、この発明によれば、従来と同等の殺菌
効果を有しながら食品の品質をより良く保持し得て、か
つ実施の容易な高温短時間殺菌方法及び装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の密封包装体の加熱殺菌方法を示すpro
file、第2図はこの発明の一実施例に係わる密封包
装体の加熱殺菌方法を示すprofile、第3図は第
1図のF=5の場合を示すprofile、第4図は第
2図の一般形を示すprofile、第5図は第4図の
一般形を示すprofile、第6図はこの発明の他の
実施例を示すprofile、第7図はこの発明の更に
他の実施例を示すprofile、第8図は第2図のp
rofileで示される殺菌方法を行なったときのうな
ぎの蒲焼のレトルトパウチ詰の中央部分の温度変化を示
すグラフ、第9図は第3図のprofileで示される
殺菌法を行なったときのうなぎの蒲焼のレトルトパウチ
詰の中央部分の温度変化を示すグラフ、第10図は第7
図のprofileで示される殺菌法を行なったときの
うなぎの蒲焼のレトルトパウチ詰の中央部分の温度変化
を示すグラフ、及び第11図はこの発明の一実施例に係
わる密封包装体の加熱殺菌装置の構成図である。 1・・・従来の殺菌方法のprofile 2、6、7
・・・この発明の一実施例に係わる殺菌方法のprof
ile11・・・この発明の一実施例に係わる加熱殺菌
装置12・・・レトルト 13・・・スチーム供給系1
4・・・スチーム排出系 15・・・上部の空気供給系
 16・・・下部の空気供給系 17・・・冷却水供給
系 18・・・冷却水排出系 21・・・制御器22・
・・コンピュータ 23・・・トランスミッター第1図 時間(min) 第2図 8今 間(min) (Cv = 18.7 ) 第3図 第4図 時rJI(mIn) 第5図 e 第6図 θ (Cv = 20.5 ) 第7図 012345678

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)殺菌温度以下の温度による予熱行程と、125℃
    以上の前記殺菌温度による本加熱行程と、及び前記殺菌
    温度からほぼ30℃まで降温させる冷却行程とからなる
    ことを特徴とする密封包装体の加熱殺菌方法
  2. (2)前記冷却行程は、前記本加熱行程からほぼ100
    ℃までほぼ直線の温度勾配に沿って降温する第1冷却行
    程と、前記1冷却行程の次に約30℃まで急冷する第2
    冷却行程とからなるものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の密封包装体の加熱殺菌方法
  3. (3)前記冷却行程は前記本加熱行程からほぼ130℃
    まで急冷する第1冷却行程と、前記第1冷却行程の次に
    約90℃まで急冷する第2冷却行程と前記第2冷却行程
    の次に約30℃まで急冷する第3冷却行程とからなるも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    密封包装体の加熱殺菌方法
  4. (4)前記冷却行程は前記本加熱行程から前記30℃ま
    で急冷するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の密封包装体の加熱殺菌方法
  5. (5)前記予熱行程は125℃以下の一定温度を保つも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項または第4項記載の密封包装体の加熱殺菌方
  6. (6)前記予熱行程は100℃以下の一定温度の第1予
    熱行程から100℃以上の一定温度の第2予熱行程へ急
    熱することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
    、第3項または第4項記載の密封包装体の加熱殺菌方法
  7. (7)前記予熱行程は100℃以下の温度からほぼ直線
    の温度勾配に沿って昇温するものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項
    記載の密封包装体の加熱殺菌方法
  8. (8)蒸気と空気の給排によって内部の温度及び圧力の
    状態を可変にするレトルトと、前記レトルトの内部温度
    を計測する温度計測装置と前記レトルトの内部圧力を計
    測する圧力計測装置とを備え、前記温度計測装置及び前
    記圧力計測装置の出力信号を制御器にフィードバックす
    るように構成し、コンピュータの出力信号と比較しなが
    ら前記制御器により前記蒸気と空気の給排を行なう弁を
    開閉制御するように構成したことを特徴とする加熱殺菌
    装置
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