JPS60120398A - マトリクス形カラー表示装置の駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マトリクス形カラー表示装置のカラー画素へ
の信号印加方式に関するものである。

マトリクス形カラー表示装置の従来例を第１図に示す。

第１図のＲ，Ｇ、Ｂは赤色、緑色、青色をそれぞれ印加
信号に従って呈する画素である。表示単位絵素と駆動単
位絵素の構成は等しく、１個の赤色画素、１個の緑色画
素、１個の青色画素である。

それぞれの画素は、ダイオード型発光層、電界発光層、
プラズマ発光層、蛍光体発光層等の発光層、液晶層、エ
レクトロクロミック層、ＰＬＺＴ層等の非発光層等の呈
色部材で形成される。

１個のＲ画素、１個の０画素、１個の８画素で単位絵素
を構成し、該絵素を２次元的に配設してマトリクス形カ
ラー表示パネルを形成する。

ＴＶ表示を行なう場合の信号印加方法をビデオ（３） 信号波形を用いて述べる。

第２図にビデオ信号をＡ１、Ａ２、・・・・・・Ｂ１、
Ｂ２、・・・・・・で示す。

Ａ群を奇数フィールドとすれば、Ｂ群が偶数フィールド
である。ビデオは号の左端の負パルスは水平同期信号を
示す。

まずビデオ信号Ａ１のタイミングＡ１−１に、Ｒ，Ｇ、
Ｂ情報を取り込み、該Ｉ（、Ｇ、Ｂ情報をそれぞれ独立
に電気信号に変換して画素印加信号を作り、駆動単位絵
素１−１のＲ，Ｇ、８画素に対応させて印加する。つぎ
にタイミングＡ１−２でビデオ情報を取り込み、駆動学
位絵素１−２に信号印加する。ビデオ信号Ａ１について
、つぎつぎ同様にビデオ信号を取り込み対応する絵素に
信号印加を行なう。つぎにビデオ信号Ａｊについて、駆
動単位絵素（Ｊ−ｉ　）、２４ｊ４　Ｍ、ｌ≦ｉ　りＮ
を対応させて同様に行なう。

奇数フィールド終了後、偶数フィールドについてビデオ
信号Ｂｊの中のタイミングＢ　ｊ　−ｉのビデオ情報か
ら画素印加信号を作り駆動単位絵素（４） （ｊ　ｉ）　１：４ｊ４Ｍ、１≦ｉ≦Ｎ　に対応させて
印加する。

上述の従来例の欠点は、分解能が低いことである。これ
は単位絵素が１分解能に対応するので、１分解能を得る
のに３画素必要とすることに起因する。

ＴＶ画像を忠実度よ（再現するには、高分解能が必要で
ある。高分解能を得る一つの方法は、横画素数を増加す
ることである。しかし横画素数の増加は、以下の欠点を
有す。

（１）横画素数の増加分、外部接続端子数が増加するの
で、実装コストが増し、かつ接続信頼性が低下する。

（２）パネルサイズが同一として画素数を増加すると、
画素サイズが小さくなり開口率が低下することにより輝
度が減少し、表示品質が低下する。

（３）画素間の分離数が増加するので、画素間分離部で
の電気的リークが増加し、パネル歩留まりが低下し、パ
ネルコスト上昇をもたらす。

上記欠点を除去するために、表示単位絵素な１個のＲ画
素、１個の８画素および１個の０画素で構成する代わり
に、表示単位絵素を１個のＲｆｉ素、１個の８画素およ
び２個の０画素で構成して分解能を向上する方式がある
。

本発明の目的は、カラー画素への信号印加方式を工夫す
ることにより、高品質、高分解能のカラー表示装置を提
供するものである。以下詳細に述べる。

Ｒ，Ｇ、Ｂ、Ｇ表示車位絵素構成法について、１個の０
画素の面積をＲ（Ｂ）画素の面積の約１／２にする方式
と、はぼ等しくする方式の２つがあるが、本発明は、両
者に有効である。

画素の呈色部材は、従来例で述べた発光層、非−発光層
いずれも可である。

〔実施例１〕 第３図にカラー画素配列、第４図にビデオ信号からの情
報取り込みタイミングを示す。

第３図（イ）は、ＲＳＧ、Ｂすべて縦ストライプ状カラ
ー画素配列、第３図（ロ）は、Ｇのみ縦ストライプ状カ
ラー画素配列、第３図（）・）は、Ｒ，Ｇ、Ｂともに縦
ちどり配列、第３図（ニ）はＲ，Ｇ、Ｂともに斜ストラ
イプ状カラー画素配列である。（ホ）は（イ）を半画素
横方向にずらしたもの。（へ）は（ロ）を半画素横方向
にずらしたもの。（ト）は（ニ）を半画素横方向にずら
したパターンである。

第４図のＣｊ、Ｄｊはビデオ信号を示し、左端の角パル
スは水平同期信号である。０群を奇数フィールド信号と
するとＤ群は偶数フィールド信号である。

Ｃｊ−ｉ、Ｄｊ−ｉはビデオ情報取り込みタイミングで
ある。Ｒ，Ｇ、８１Ｇ画素で構成される単位絵素を、Ｒ
，Ｇ画素の組とＢ、Ｇ画素の組の２種の駆動単位絵素１
（分ける。該タイミングと信号印加画素の組の対応は以
下のとうりである。

タイミングＣｊ−ｉ、Ｄｊ−ｉで駆動単位絵素を構成す
る画素の色に対応して各色独立に取り込んだ情報は、各
色独立に信号変換して、画素印加信号を作り駆動単位絵
素イ（口、・・、二）−ｊ　−ｉの構成画素に各）ｈ独
立に信号印加する。画素駆動が点順次の時は情報取り込
み毎に順次印加し、線順次駆動の場合は、ライン情報す
べて得られたのち一括して信号印加するのは従来同様で
ある。

〔実施例２〕 水平方向の画素列ごとに、ビデオ信号がらの情報取り込
みタイミングをずらす場合である。カラー画素配列は第
３図である。ビデオ信号がらの情報取り込みタイミング
を第５図に示す。

Ｅ群を奇数フィールド信号とすると、”Ｆ群は偶数フィ
ールド信号である。取り込みタイミング間の時間間隔を
ＴとしたときＴ／４ずれた場合である。

タイミングＥｊ−ｉ１Ｆｊ−ｉで駆動単位絵素を構成す
る画素の色に対応したビデオ入力信号から各色独立に取
り込んだ情報は、各色独立に信号変換して画素印加信号
を作り、駆動単位絵素ホ（へ、ト、チ）　−ｊ　−ｉ　
（１〈ｉ≦Ｎ、１イｊ　’＝；　Ｍ　）の構成画素に独
立に信号印加する。

なお以下の実施例ではすべて１≦１イＮ、１≦」Ｍであ
る。

〔実施例３〕 取り込みタイミングのずれ量がＴ／２の場合である。ビ
デオ信号からの情報取り込みタイミングを第６図に示す
。

Ｇ群とＨ群は相続くフィールドのビデオ信号である。タ
イミングＧ　ｊ　−ｉ　、　Ｈｊ　−ｉ　（但しＪ−奇
数）でＲ，Ｇ、Ｂ独立に取り込んだ情報から画素印加信
号を作り駆動単位絵素 イ（口、ハ、二）−ｊ−夏のＲ，Ｇ、Ｂ画素に独立に信
号印加する。タイミングＧ　ｊ　−ｉ、Ｈｊ　−ｉ　（
ｊ−偶数）で取り込んだビデオ情報から画素印加信号を
作り駆動単位絵素 イ（口、ハ、二）−Ｊ−ｉに印加する。

〔実施例４〕 表示単位絵素内の画素の組の紹み合わせ内容を変化させ
る例である。第７図に駆動単位絵素の構成を示す。

実線でかこんだ組と点線でかこんだ組を切り換えて、駆
動単位絵素な形成する。ビデオ信号からの情報取り込み
タイミングと、カラー画素の組の対応は、つぎのとうり
である。

タイミングＣｊ　−ｉで駆動単位絵素な構成する画素の
色に対応したビデオ情報を各色独立に増り込み、各色独
立に信号変換して画素印加信号を作り、駆動単位絵素り
（ヌ、ル、ヲ）　−Ｊ−ｉの画素に各色独立に信号印加
する。

タイミングＤ　ｊ　−ｉで取り込んだ情報から作った画
素印加信号は、駆動単位絵素 り（ヌ、ノペ　ヲ）−Ｊ−ｉに印加する。

〔実施例５〕 第４図のタイミングＥ　ｊ−ｉで取り込んだビデオ情報
から作った画素印加信号を駆動単位絵素ワ（力、ヨ）−
Ｊ−ｉに印加し、タイミングＦ　ｊ−ｉで取り込んだビ
デオ情報から作った画素印加信号を駆動単位絵素ワ（力
、ヨ）−ｊ−ｉに印加する。

〔実施例６〕 第６図のタイミングＧｊ−ｉ（Ｊ−奇数）で取り込んだ
ビデオ情報から作った画素印加信号を駆動単位絵素ル（
ヲ）−ｊ−ｉに印加し、Ｇ　ｊ　−ｉ（Ｊ−偶数）で取
り込んだビデオ情報から作った画素印加信号を駆動単位
絵素ル（ヲ）−Ｊ−ｉに印加する。

タイミングｒ−ｒＪ−１（Ｊ＝奇数）で取り込んだビデ
オ情報から作った画素印加信号を駆動単位絵素ル（ヲ）
−ｊ−ｉに印加し、タイミングＨｊ　−１（ｊ−偶数）
で取り込んだビデオ情報から作った画素印加信号を駆動
単位絵素ル（ヲ）−Ｊ−ｉに印加する。

〔実施例７〕 ビデオ信号からの情報取り込みタイミングを第８図に示
す。■詳と５群は相続くフィールドのビデオ信号である
。フィールドごとに、取り込みタイミングがＴ／２ずれ
た場合である。

タイミングＩ　ｊ　−ｉで駆動単位絵素に対応した色の
ビデオ入力信号から各色独立に取り込んだ情報から作っ
た画素印加信号は、駆動単位絵素り（ヌ、ル、ヲ）＝ｊ
−ｉの構成画素に各色独立に信号印加する。

タイミングＪ　ｊ−ｉの情報から作った画素印加信号は
、駆動単位絵素り（ヌ、ル、ヲ）−Ｊ−１に信号印加す
る。

〔実施例８〕 取り込みタイミングを第９図に示す。Ｋ群と５群は相続
くフィールドのビデオ信号である。

水平同期信号ごとに、取り込みタイミングがＴ／２ずれ
、さらにフィールドごとに、該タイミングがＴ／２変化
する。タイミングＫ　ｊ　−ｉで駆動単位絵素を構成す
る画素の色に対応したビデオ入力信号から各色独立に取
り込んだ情報は、カラー画素駆動に合致した画素印加信
号に、各色独立に変換し、駆動単位絵素り（ヌ、ル、ヲ
）−ｊ−ｉの構成画素に各色独立に信号印加する。

タイミングＬ　ｊ　−ｉで取り込んだ情報は、同様にし
て画素印加信号を作り、駆動単位絵素り（ヌ、ル、ヲ）
−ｊ−ｉに印加する。

〔実施例９〕 駆動単位絵素を（Ｒ，Ｇ、Ｂ）と（Ｇ）とした場合であ
る。代表例として、パターン配列を第１０図（ワ）に示
す。

ビデオ情報取り込みタイミングは、代表例として第６図
のＧ、Ｈ群を用いる。取り込みタイミングＧ　ｊ　−ｉ
で駆動単位絵素を構成する画素の色に対応したビデオ入
力信号から各色独立に取り込んだ情報は、カラー画素１
駆動に合致した画素印加信号に、各色独立に変換し、駆
動単位絵素ワーＪ−１の構成画素に各色独立に信号印加
する。

タイミングＨｊ　−ｉで取り込んだ情報は、同様にして
画素印加信号を作り、駆動単位絵素ワーｊ　−ｉに印加
する。

駆動単位絵素が（Ｒ，ＧｌＢ）と（Ｇ）の２種の場合も
上記例の他、駆動単位絵素が（ＦＬ、Ｇ）、（Ｂ、Ｇ）
の２種の場合の駆動実施例がすべて有効であることは勿
論である。

また第３図（ホ）、（へ）、（ト）、（チ）のような、
１／２画素ずれたパターンについても実施例６．７．８
．９の考え方が有効であることは勿論である。

以上の実施例で、サンプリング時刻の変化、駆動単位絵
素の切り換えがフィールドごとであり、５０％デユーテ
ィであるが、相異する複数個のフィールドごとに行な５
，５０％以外のデユーティも有効である。

画素の詳細を、液晶層を例として述べる。

背後光源上に、２枚の基板間に挟持された、ＴＮモード
、黒ＧＨモード等の液晶層を形成し、液晶層と光源の間
、または液晶層と目の間にパターン化したｒ（、ＧＳＢ
フィルターを配設する。液晶層の駆動は、パンシブマト
リクス駆動や、トランジスタ、ダイオード等を有するア
クティブ基板を用いたアクティブマトリクス駆動等マト
リクス状に駆動可能であれば、いずれも可である。

以上述べたように、本発明では表示単位絵素をＲ，Ｇ、
Ｂ、Ｇ画素で構成し、表示単位絵素・を画素の組に分割
して形成した駆動単位絵素に画素印加信号を印加するこ
とにより、高分解能、高品質のカラー表示装置を提供す
るなど多大の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図・・・・・・表示単位絵素、駆動単位絵素配列の
従来例を示す説明図。 第２図・・・・・・従来例の情報取り込みタイミングチ
ャート。 第３図、第７図、第１０図は、本発明による表示単位絵
素、駆動単位絵素配列を示す税。 門口。 第４図、第５図、第６図、第８図、第９図１目′、本発
明による情報取り込みタイミングチ ャート。 Ｒ，Ｇ、Ｂ・・・・・赤色、緑色、青色を印加信号に従
って呈する画素。 第１図 第６図 Ｉｌｌ！向 第７図 （す） 第８図 第９図 詩崗

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）赤色、緑色、青色光強度をそれぞれ独立に、赤色
   入力信号、緑色入力信号、青色入力信号に従って制御可
   能な、赤色画素、緑色画素、青色画素の少なくも一つで
   構成される、表示単位絵素を２次元的に配設し、はぼ同
   時に該各色入力信号から信号を、はぼ一定の時間間隔で
   取り込み、各色について独立に該入力信号を信号変換し
   て得た画素印加信号を、赤色画素、緑色画素、青色画素
   の少なくも一つで構成される駆動単位絵素の画素に、各
   色に対応させて印加することを、各色入力信号からの信
   号取り込み時刻と駆動学位絵素の空間位置を対応させて
   行なうことにより、カラー表示を行なうマトリクス形カ
   ラー表示装置において、該表示単位絵素の構成画素と、
   該駆動単位絵素の構成画素が相異することを特徴とする
   マトリクス形カラー表示装置。
2. （２）表示単位絵素を１個の赤色画素、１個の青色画素
   および２個の緑色画素で構成し、該単位絵素な少なくも
   ２組に分割した、おのおのの組を駆動単位絵素とするこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のマトリクス
   形カラー表示装置。
3. （３）駆動単位絵素の構成が、時間的に変化することを
   特徴とする、第１項記載のマトリクス形カラー表示装置
   。
4. （４）駆動単位絵素の構成画素は、各色入力信号からの
   信号取り込み時刻が、時間的に変化する信号により駆動
   されることを特徴とする第１項記載のマトリクス形カラ
   ー表示装置。
5. （５）駆動単位絵素が赤色画素と緑色画素の組および青
   色画素と緑色画素の組の２種であることを特徴とする第
   ２項記載のマトリクス形カラー表示装置。
6. （６）駆動単位絵素が赤色画素、緑色画素、青色画素の
   組および緑色の画素の２種であることを特徴とする第２
   項記載のマ）　Ｉ）ジス形カラー表示装置。 （７］　構成画素が液晶光スイッチ層、光源およびカラ
   ーフィルター層で構成されることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のマトリクス形カラー表示装置。