JPS62254123A - 投写型カラ−表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばテレビ受像を行なうための、マトリク
ス型表示パネルを用いた投写型カラー表示装置に関する
。

〔発明の概要〕

本発明は、画素がマトリクス状に配置されたマトリクス
型表示パネルによって形成される画像を投写して表示画
像を得る投写型カラー表示装置において、偶数フィール
ド、奇数フィールドの画像データをそれぞれ独立して表
示する少なくとも２枚のマトリクス型表示パネルを光学
的に画像合成し、前記マトリクス型表示パネルは、一定
のサイクルで交輻した駆動電圧を印加し、前記駆動電圧
は、偶数、奇数フィールド用のマトリクス型表示パネル
間で位相を反転し駆動したことを特徴とする投写型カラ
ー表示装置であって、これによればインターレースを容
易にし、又、１［！！１面上のフリッカやクロストーク
を防止することができる。

〔従来の技術〕

従来の投写型カラー表示装置は、特開昭５８−１５０９
３７に開示されるような反射型ライトパルプとダイクロ
イックミラーによって単色の画像を合成するものであっ
た。

〔本発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来技術では、一般のテレビ信号を受信し表示
する場合において、ライトパルプが陰極線管（ＣＲＴ）
の光によって制御されるため大がかりな装置で、画面の
チラッキも多く画質は十分ではなかった。

そこで本発明は、このような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、画面のチラッキのないコント
ラストの高い投写型カラー表示装置を提供することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の投写型カラー表示装置は、画素がマトリクス状
に配置されたマトリクス全表示パネルニよって形成され
る画像を投写して表示ｔｔＩ１ｍを得る投写型カラー表
示装置において、偶数フィールドと奇数フィールドの画
像データをそれぞれ独立して表示する少なくとも２枚の
マトリクス型表示パネルを光学的に画像合成し、前記マ
トリクス型表示パネルは、一定のサイクルで交幡した駆
動電圧を印加し、前記駆動電圧は偶数、奇数フィールド
用のマトリクス型表示パネル間で位相を反転し駆動した
ことを特徴とする投写型カラー表示装置を提供するとこ
ろにある。

〔作用〕

本発明の上記の構成によれば、投写型カラー表示装置の
インターレースを容易にし、クロストーク及びフリッカ
を防止し、更にはコントラストを向上させる。

〔火施例〕

第１図は、本発明の実施例における投写型カラー表示装
置のマトリクス型表示パネルの構成を示す斜視図である
。

透明基板１は、石英、ガラス等から構成され、基板上に
は、薄膜トランジスタ（ＴＰＴ）２が、マトリクス状に
形成され画素電極６はＩＴＯや、５ｎ０２等の透明電極
である。対向基板４は、共通電極５が形成され、お互い
の基板間には、液晶を充填したＴＰＴ液晶型ライうパル
プである。偏光板６は、それぞれの基板にラミネートさ
れ、画素電極間に印加した電圧により、光の透過率をコ
ントローμする。各画素電極３は、ＴＰＴのゲート線と
ソース線の配線エリアに対し十分大きいことが望ましい
が、画素青変を上げると画素電極部分の関口率は低下す
る０又、配線エリアは対向電極との間の電界に対し応答
し、画素のクロストークの影響も発生する。それを防止
するために、対向電極部分に配線エリアをカバーする金
属メッキ７をマトリクス状に形成しである。又、画素電
極５はカラーフィルターを各画素ごとに赤、青、緑の色
の三原色を形成することにより、カラー表示を可能とし
ている。

第２図は、第１図に示したＴＰＴの等価回路図で（ａ）
は、ＴＰＴの直列２段接続で構成された一絵素分の回路
図で、（ｂ）は、その回路図を等他回路に変換したもの
である。

通常液晶の等他回路は、Ｃ，Ｈの並列接続とみなされ、
液晶の一累容量Ｃｔ、ｃは、ゲート電極の重なシ容量Ｃ
ｏ１１ｃＧ２１ＣＧ１等より十分大きいことが望ましい
。更に液晶抵抗ＲＬｃは、十分に高くすることにより、
液晶に蓄積された電荷量を長時間サンプルホールドする
ことができる。又、トランジスタ抵抗ＲｔｍｔｔＲｔｉ
＋＊は十分小さいことが望ましく、特に映像データをア
ナログサンプルホールドを行なった場合、周波数応答が
、水平走査期間を１Ｈとすると、 ＩＨ（μ５ｅｃ）÷（水平方向画素数）をはるかにこえ
る周波数応答が必要である。

したがって画素数を増加させることは、画素面積を小さ
くさせ開口率の低下を招き、液晶の画素容量ＣＬＣの低
下を招き、それにＴＰＴの性能を上げることにより、実
質の重なり容量Ｃｏｔ　−Ｃｏｓの増加も考えられる。

第３図は、第２図に示したＴＰＴのサンプルホールドを
示す図である。

第２図で示した如く、現実的には、ゲート電極の重なり
容量と、液晶層のインピーダンスによりソース電位Ｖａ
をサンプリング時間△ｔでサンプリングすると、液晶に
印加する電圧ＶＬＣは、図に示すように時定数によシ液
晶の印加電圧は変化する。更に１フイールド又は、１フ
レームを１単位として極性を反転し逆極性の駆動用信号
を供給する為、重なり容量によるインピーダンスが異な
り駆動電圧に非対象性が生じる。

したがって、テレビ受信機と同じＮＴＳＣ方式の１フイ
ールドの単位時間（約１６ｍ５ｅｃ）に対しては、わず
かながら低周波成分のフリッカ−が生じる。これらのフ
リッカ−は、アクティブマトリクヌバネｌｖ（たとえば
アモルファスシリコン、ポリシリコンによるアクティブ
マトリクス）の場合、発生しやすく、マトリクス構成を
１０００Ｘ１０００程度まで高密度化を進めるとＣＬ　
ＣとＲＬＣの時定数は小さくなり、更にフリッカ現象は
増加する。

第４図は、本発明の投写型カラー表示装置の駆動回路の
ブロック図である。

ビデオ信号は、ビデオアンプ１０により、増巾され、同
期分離１１により水平同期信号Ｈ１垂直同期信号Ｖに分
離される０又、映像用のクロマ回路１２によシ色分離さ
れ、Ｒ，Ｇ、Ｂの色信号に変換される。偶・奇フイール
ド判定回路１３は、フィールド判定を行ない、データセ
レクト回路１４に偶数フィールド、奇数フィールドの信
号Ｇ／Ｋを送出する。タイミングコントロー１ｖ１５は
、偶数。奇数フィールドで独立して設けられた偶ライト
バルブ１６．奇ライＦパルプ１７に供給する信号をコン
トロールすると共に、フィールトメモリ１Ｂに、映像デ
ータをリード。ライトするタイミングをコントロールす
る。ライトパルプは、偶数・奇数の走査線に対応する位
置に光を透過する透過開口部があり、たとえばｌＩ！！
ｌｓ数が２２０ライン×６２０１＠素で構成されたマト
リクス型ＴＦＴパネルを２枚用いることにより、投写し
てスクリーン上において走査ラインを２枚の結像系で半
ピツチ、もしくは、−絵素分をパネルの非開口部に合せ
投写することにより、走査ライン数は、２２０ラインＸ
２−４４０本とすることが可能となる。

第５図は、本発明の実施例における投写型カラー表示装
置の構成図を示す。

光源２０は、ハロゲンランプｅ　Ｘ　ｅランプ、メタル
ハライド等の高演色性の色温度の高いランプを用い、偶
数フィールドライトパルプ２１、奇数フィーμトライド
パμプ２２に白色光を照射する。

照射した光はそれぞれのライトパルプの選択透過性によ
り、各画素に印刷もしくは染色によシ設けられた色フィ
ルターの選択透過光を投写レンズ２３により、スクリー
ン２４に投写する０ この場合、ライトパルプの偶数、奇数ラインは機械的に
走査線の偶数。奇数となるように調整し各々のライトパ
ルプの走査線間を補なう位置に各画素を設けることによ
りインターレースを可能としている。

第６図は、本発明の投写型カラー表示装置のタイミング
チャート図である。

第４図に示したブロック図で示したビデオ信号ＶＩＤＥ
Ｏは、テレビ＋７）ＮＴＳＣ方式Ｆ）１７レームを１サ
イクルとする一定サイクルで交軸となるように変調し、
ライトパルプに印加する偶数フィールド用信号ＧＳと、
奇数フィールド信号ＫＳは互いに位相の反転するように
変換される。サンプルホールド用信号ＳＡは、１フレー
ムの１／２の１フイールドを一定期間としサンプルホー
ルド時間△ｔの間に映像データを取り込み、液晶の時定
数でホールドをする。ホールドした信号は偶数ライトパ
ルプの液晶に加わる電圧Ｖｏａ＋奇数ライトバルブの液
晶に加わる電圧Ｖ　ｔ　ｓとなシ、それぞれのライトパ
ルプ間において互いが逆位相とすることにより、フリッ
カ−を防止し、画質も向上する。

第７図は、本発明のスクリーン上における画素のアライ
メントを示す図である。

奇数ライトパルプから照射した光はスクリーン上におい
て奇数画素３０に対応し、偶数ライトパルプから照射し
た光はスクリーンにて偶数画素３１に対応する０カラー
フィルターは、縦方向が同一の色となるＲ、Ｇ、Ｂの縦
ストライプ構造である。

したがって、スクリーン上においては、画素間の光を通
さない部分に対しても補間することによりスクリーン上
での輝度の向上と、画質のなめらかさも出すことが可能
になった。

なおこの装置は、アモルファスシリコンや、ポリシリコ
ン、更にはＭＩＭ、ダイオードリングを用いたアクティ
ブ液晶パネル、単純マトリクス型液晶パネルをライトパ
ルプとして用いた場合も適用できる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、偶数、奇数フィール
ド用のマトリクス型表示パネル間で位相を反転し駆動す
ることにより、画面上のフリッカ−を防止し、更にクロ
ストークを防止し、インターレースを容易にした効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のマトリクス型表示パネルの構成を示
す斜視図。 第２図は、（ａ）がＴＰＴの一絵素分の回路図、（ｂ）
がＴＰＴの等価回路図。 第６図は、本発明のＴＰＴのサンプルホールドを示す図
。 第４図は、本発明の投写型カラー表示装置の駆動回路ブ
ロック図。 第５図は、本発明の投写型カラー表示装置の構成図。 第６図は、本発明の投写型カラー表示装置のタイミング
チャート図。 第７図は、本発明の投写型カラー表示装置のスクリーン
上における画表のアライメントを示す図。 １・・・・・・透明基板 ２・・・・・・薄膜トランジスタ ３・・・・・・画素を極 ２０・・・・・・光源 ２１・・・・・・偶数フィールドライトパルプ２２・・
・・・・奇数フィールドライトパルプ２３・・・・・・
投写レンズ 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画素がマトリクス状に配置されたマトリクス型表示パネ
   ルによって形成される画像を投写して表示画像を得る投
   写型カラー表示装置において、偶数フィールドと奇数フ
   ィールドの画像データをそれぞれ独立して表示する少な
   くとも２枚のマトリクス型表示パネルを光学的に画像合
   成し、前記マトリクス型表示パネルは、一定のサイクル
   で交幡した駆動電圧を印加し、前記駆動電圧は、偶数、
   奇数フィールド用のマトリクス型表示パネル間で位相を
   反転し駆動したことを特徴とする投写型カラー表示装置
   。