JPS6012004B2 - 生鮮植物貯蔵装置 - Google Patents

生鮮植物貯蔵装置

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JPS6012004B2
JPS6012004B2 JP8169381A JP8169381A JPS6012004B2 JP S6012004 B2 JPS6012004 B2 JP S6012004B2 JP 8169381 A JP8169381 A JP 8169381A JP 8169381 A JP8169381 A JP 8169381A JP S6012004 B2 JPS6012004 B2 JP S6012004B2
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JP
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carbon dioxide
fresh plant
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storage equipment
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勝太郎 竹原
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生鮮植物貯蔵室に炭酸ガス含有ガスを供給す
るガス発生装置を設けて、生鮮植物を、その代謝呼吸を
抑制することにより鮮度が高い状態で保存できるように
構成した生鮮植物貯蔵装置に関する。
従来、上記ガス発生装置において、石油系のガス燃料を
燃焼させて、炭酸ガス濃度の高いガスを発生させていた
が、植物貯蔵上有害なガスが発生し、さらには、燃料の
取扱いが面倒で安全面でも問題がある等、各種の欠点が
あった。
本発明は、上言己実情に鑑みて、ガス発生装置に改良を
加え、有害ガス発生を無くして、良好な貯蔵を確実に行
えるように、また、容易にかつ安全に取扱えるようにす
る事を目的とする。
本発明の生鮮植物貯蔵装置は、生鮮植物貯蔵室に炭酸ガ
ス含有ガスを供給するガス発生菱直を設けた生鮮植物貯
蔵装置であって、前記ガス発生装置に、炭素純度の高い
団体材料を、周囲からの加熱によって燃焼させる炉を備
えさせてある事を特徴とする。
従って、次の作用効果が得られる。
■ 炭素純度の高い固体材料を炭酸ガスの原料として使
用するために、炭酸ガス濃度が比較的高くて酸素濃度が
低いガスを、燃焼反応によって水分が生成されずに乾燥
した状態で、かつ、有害ガスが無い状態で効率良く得ら
れて、植物の代謝呼吸を十分に抑制する事を、効率良く
誰にでも容易確実に行わせられるようになり、例えば一
般農家等においても、高鮮度を維持した状態で植物を長
期保存でき、生鮮植物の供給を安定して行わせられるよ
うになった。
@ 炭素純度の高い固体材料は通常燃焼し‘こくく、そ
のために炭酸ガスの生成にとっては、効率が悪く実用性
に欠けるのであるが、その固体材料を周囲からの加熱に
よって燃焼させる炉を備えることによって、燃焼反応を
確実にしながら燃焼効率を一層高めることができ、しか
も、通常は燃焼いこくいという純度の高い炭素自体に備
わった欠点のために、石油系の燃焼材料等に比して引火
し‘こくく、また有毒ガスの発生がなく、かえって取扱
いが容易で安全性が高くなつた。
■ 固体材料は炭素純度が高いために、その燃焼後には
排秦すべき灰がほとんど残らず、燃焼反応を継続させる
ための作業性及び管理面等のいずれにおいても優れた実
用価値の高い貯蔵装置を提供できるに至った。
次に、図面により本発明の実施例を説明する。
第1図に示すように、野菜、青果物、花等の生鮮植物を
貯蔵する貯蔵室1に対して、酸素濃度よりも炭酸ガス濃
度の高いガスを発生する装置2を流路3により接続して
、貯蔵室1内のガス組成を植物の代謝呼吸を抑制するに
好適な状態、例えば炭酸ガスが4〜18%程度で、酸素
ガスが3〜4%程度で、その他のほとんどが窒素ガスに
なる状態にできるように構成してある。また、ガス組成
が所定にならない初期において、弁40により発生ガス
を大気放出できるように構成してある。
前記ガス発生装置2は、第2図及び第3図に示すように
、ケーシング4内にセラミック管5及び触媒充填用パイ
プ6を内装して成る炉A、並びに、炉を囲綾する発生ガ
ス濃縮装置Bを備えている。セラミック管5の上部に開
閉蓋7を設けて、例えば純カーボンを主体とする炭素純
度の高い固体材料をセラミック管5内にその上部から供
給できるように構成すると共に、断熱マット8上に敦置
した状態でセラミック管5内に充填された固体材料9を
、ブロワー1川こより断熱マット8を通して供給される
酸素含有ガスによって燃焼させるように構成してある。
また、セラミック管5に巻回した電熱ヒーターoaによ
り固体材料9をその周囲から加熱して着火させるように
構成し、検温器1 1の検出値が60000になるとヒ
ーター oaの電源を切ると共に、検出値を1100q
o程度に維持すべくブロワー10からの給気路に設けた
弁12の開度調節を行う自動制御器13を設けて、貯蔵
室1に供給するガスを燃焼によって適時製造できるよう
に構成してある。尚、第6図に示すように、断熱マット
8を貫通する状態で設けた熱風供給管41内に電熱ヒー
タェレメント42を設けて、ブロワ−10からの酸素含
有ガスを固体材料9に対して、それを燃焼させるに十分
な高温に加熱した後で供給すべく構成してもよい。
前記触媒充填用6パイプを「上下ジグザグ状にかつセラ
ミック管5を囲む状態で設けて、セラミック管5の上部
に蓮適する入口6aから出口6bに向かって、燃焼ガス
と給気路14からの適量の酸素含有ガスの混合ガスを流
動させ、触媒の作用で一酸化炭素ガスを炭酸ガスにする
ように構成してあり、その出口6bを前記流路3に接続
してある。
発生ガス濃縮装置Bを構成するに、ケーシング4の全周
にわたって臨むガス分離室15を設けると共に、ガス分
離室15の外側に水冷ジャケット16を設けて、ガス分
離室15において、重い炭酸ガスを水冷ジャケット16
側で下降させると共に、軽い窒素ガスを高温のケーシン
グ4側で上昇させ、炭酸ガス濃度を高めた濃縮ガスを取
出路17から回収するように構成してある。
また、ガス溜タンク18をガス分離室15の上部に対し
て下降流路と電熱ヒータ付上昇流路により接続して、濃
縮すべきガスをガス溜タンク18とガス分離室15にわ
たって循環させるように構成し、さらに、ガス溜タンク
18に、処理すべきガスの供給路19及び富室素ガス拝
出路20を設けて、ガスをバッチ式で濃縮すべく構成す
ると共に、排出路20からの富室素ガスを、例えば呼吸
の多い青果物の貯蔵等、室素濃度の高いガスが要求され
る場合に利用できるように構成してある。尚、発生ガス
濃縮装置Bを構成するに、第4図及び第5図に示すよう
に、ケーシング4に臨むと共にケーシング4周りに並設
した複数のガス分離室15を設けると共に、それらガス
分離室15を、電熱ヒータを備えたガス上昇管21によ
り直列に接続し、かつ、ガス分離室15夫々の外側に水
冷ジャケット16を設け、もって、ガス分離室15夫々
において、重い炭酸ガスを水冷ジャケット16側に沿っ
て下降させると共に、軽い室素ガスを高温のケーシング
4に沿って上昇させて、徐々に炭酸ガス濃度を高めたガ
スを濃縮ガス取出路17から回収するように、かつ、ガ
ス発生装置2の廃熱を有効利用して、省エネルギー面で
有利に処理できるように構成してもよい。
第1図に示すように、前記触媒充填用パイプの出口6b
に、2個の濃縮ガス用タンク22に並列後続すると共に
、前記タンク18へのガス供給路19及び濃縮ガス取出
路17にそれらタンク22を並列に接続して、適時、ガ
ス発生装置2からのガスをタンク22に供給できると共
に、タンク22のガスを発生ガス濃縮装置Bで処理でき
るように構成し、また、タンク22から前記貯蔵室1に
炭酸ガス濃度の高いガスを流路23により供給できるよ
うに構成してある。前記貯蔵室1から流路32により、
かつ、流路24,33から送られてくるガスに対して炭
酸ガス濃度が余り増大しないように中和処理すべ〈、炭
酸ガス吸収液を内蔵させた吸収槽25を設け、吸収槽2
5で処理したガスを流路35,26により貯蔵室1に供
給できるように構成し、また、脱臭兼除湿器27を設け
て、吸収槽25からのガスを流路28により、かつ、前
記タンク22からのガスを流路23により除湿器27に
送ると共に、除湿ガスを流路34で貯蔵室1に供給でき
るように構成して、炭酸ガス過剰や湿気による鮮度低下
を防止できるように構成してある。
前述の固体材料に燃焼用酸素含有ガスを供給するブロワ
ー10に、流路29により前記貯蔵室1を、かつ、流路
30により前記両タンク22を、さらに外気吸入路31
を夫々接続して、状況に応じて貯蔵室1内のガスを再処
理したり、濃縮ガス中の酸素ガスを除去したり、あるい
は、燃焼に要する酸素ガスを空気から取入れたりできる
ように構成してある。
尚、本発明において、貯蔵装置の全体的な構成や流路構
成等を自由に変更でき、また、酸素ガス、炭酸ガス、室
素ガス、一酸化炭素ガス等の濃度検出器を適当な箇所に
設ければよく、さらにはそれら検出器からの情報に基い
て、流路切襖や構成装置部分の操作等を自動的に行う制
御器を組込むこともできる。
また、本発明による貯蔵装置は、トラック等に搭載して
移動したり、あるいは、定置式にしたり、その他各種の
利用形態が採用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る生鮮植物貯蔵装置の実施例を示し、
第1図はフローシート、第2図はガス発生装置の縦断面
図、第3図はガス発生装置の横断面図、第4図及び第5
図はガス発生装置の第1の変形例を示し、第4図は−部
切欠正面図、第5図は横断面図、第6図はガス発生装置
の第2の変形例を示す要部の縦断面図である。 1・…・・貯蔵室「 2・・・・・・ガス発生装遣、9
・・・・・・固体材料、A・・・…炉、B・・・・・・
発生ガス濃縮装置。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生鮮植物貯蔵室1に炭酸ガス含有ガスを供給するガ
    ス発生装置2を設けた生鮮植物貯蔵装置であって、前記
    ガス発生装置2に、炭素純度の高い固体材料9を、周囲
    からの加熱によって燃焼させる炉Aを備えさせてあるこ
    とを特徴とする生鮮植物貯蔵装置。
JP8169381A 1981-05-27 1981-05-27 生鮮植物貯蔵装置 Expired JPS6012004B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8169381A JPS6012004B2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 生鮮植物貯蔵装置

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JP8169381A JPS6012004B2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 生鮮植物貯蔵装置

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Publication Number Publication Date
JPS57194714A JPS57194714A (en) 1982-11-30
JPS6012004B2 true JPS6012004B2 (ja) 1985-03-29

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ID=13753438

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JP8169381A Expired JPS6012004B2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 生鮮植物貯蔵装置

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JP5118932B2 (ja) * 2007-10-15 2013-01-16 東邦瓦斯株式会社 不活性ガスの製造方法

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JPS57194714A (en) 1982-11-30

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