JPS60118707A - 耐衝撃性及び耐熱性の優れた熱可塑性樹脂 - Google Patents
耐衝撃性及び耐熱性の優れた熱可塑性樹脂Info
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- JPS60118707A JPS60118707A JP22559683A JP22559683A JPS60118707A JP S60118707 A JPS60118707 A JP S60118707A JP 22559683 A JP22559683 A JP 22559683A JP 22559683 A JP22559683 A JP 22559683A JP S60118707 A JPS60118707 A JP S60118707A
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- monomer
- latex
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は優れた耐衝撃性、耐熱性を有する新規な熱可塑
性樹脂に関する。
性樹脂に関する。
(従来技術)
耐衝撃性の優れた熱可塑性樹脂として、現在ABS樹脂
、ハイインパクトポリスチレンに代表されるゴム変性熱
可塑性樹脂が広く使用されている。しかしながら、耐熱
性に欠けるため比較的高温下での使用には制限があった
。このためABS樹脂の耐熱性を改良する方法が種々提
案されており、例えばα−メチルスチレンとアクリロニ
トリルからなる共重合体をABS樹脂にブレンドするか
、あるいはα−メチルスチレンをABS樹脂重合体中に
導入することにより高い耐熱性を有する組成物が得られ
ることが喘公昭35−18194号、特公昭45−53
661号等に述べられている。しかし、α−アルギル芳
香族ビニルモノマーをグラフトポリマーあるいはブレン
ドポリマーの単位として導入すると、その倉が増すにつ
れ耐熱性は向上するものの耐衝撃性は極端に低下し、耐
衝撃性と耐熱性とが同時に優れたゴム変性熱可厩性樹脂
を得ることは困難であった。
、ハイインパクトポリスチレンに代表されるゴム変性熱
可塑性樹脂が広く使用されている。しかしながら、耐熱
性に欠けるため比較的高温下での使用には制限があった
。このためABS樹脂の耐熱性を改良する方法が種々提
案されており、例えばα−メチルスチレンとアクリロニ
トリルからなる共重合体をABS樹脂にブレンドするか
、あるいはα−メチルスチレンをABS樹脂重合体中に
導入することにより高い耐熱性を有する組成物が得られ
ることが喘公昭35−18194号、特公昭45−53
661号等に述べられている。しかし、α−アルギル芳
香族ビニルモノマーをグラフトポリマーあるいはブレン
ドポリマーの単位として導入すると、その倉が増すにつ
れ耐熱性は向上するものの耐衝撃性は極端に低下し、耐
衝撃性と耐熱性とが同時に優れたゴム変性熱可厩性樹脂
を得ることは困難であった。
本発明者等は、この点の改良を目指し、鋭意検討した結
果、鉤定の方法で製造した特定粒子径のジエン系ゴムに
α−アルキル芳香族ビニルモノマーをグラフト樹脂成分
として使用したゴム変性熱可塑性樹脂とすることにより
耐衝i−性、耐熱性共に優れた熱可塑性樹脂が得られる
ことを見い出し本発明に到った。
果、鉤定の方法で製造した特定粒子径のジエン系ゴムに
α−アルキル芳香族ビニルモノマーをグラフト樹脂成分
として使用したゴム変性熱可塑性樹脂とすることにより
耐衝i−性、耐熱性共に優れた熱可塑性樹脂が得られる
ことを見い出し本発明に到った。
(発明の目的)
本発明は通常の乳化重合で得られたジエン系ゴムを主に
不飽和酸モノマーとアルギルアクリレートから得られる
共重合体ラテックスにより肥大化して得られた大粒子径
ゴムの存在下にα−アルキル芳香族ビニルモノマーとシ
アン化ビニルモノマーを重合することにより耐衝撃性と
耐熱性とのバランスを大幅に同上した熱可塑性樹脂を提
供するものである。
不飽和酸モノマーとアルギルアクリレートから得られる
共重合体ラテックスにより肥大化して得られた大粒子径
ゴムの存在下にα−アルキル芳香族ビニルモノマーとシ
アン化ビニルモノマーを重合することにより耐衝撃性と
耐熱性とのバランスを大幅に同上した熱可塑性樹脂を提
供するものである。
(発明の構成)
不発明は、1,6−ブタジェン100〜5ON量チ及び
これと共重合iiJ’能なUH2−C(基を有する単量
体0〜50重重%(合計量101J重量qb)とから得
られるpH7以上の小靭子径ゴムに)ラテックス100
重量部(固形分として)に対し酸基含有単量体3〜60
重i%、アルキル基の炭素数が1〜12のアルキルアク
リレートの少なくとも一種97〜35重=qb及びこれ
らと共重合可能な少なくとも一種のモノビニル単量体0
〜48M量%(合計量100蒐鷺%)とから得られる酸
基含有共重合体03)ラテックス0.1〜5重量部(固
形分として)を添加して得られる少なくとも02μの粒
子径を有する大粒子径ゴムラテックス7〜70重量部(
固形分として)の存在下にα−アルキル芳香族ビニルモ
ノマーの少なくとも一種50〜90重量%とシアン化と
ニルモノマーの少なくとも一種10〜40事及%及びこ
れらと共重合可能なビニルモノマーの少なくとも一種0
〜60重量%(合計量100重量係)とからなる単量体
混合物95〜60皇量部を′置台して得られる耐衝撃性
及び耐熱性の優71.た熱可塑性樹脂である。
これと共重合iiJ’能なUH2−C(基を有する単量
体0〜50重重%(合計量101J重量qb)とから得
られるpH7以上の小靭子径ゴムに)ラテックス100
重量部(固形分として)に対し酸基含有単量体3〜60
重i%、アルキル基の炭素数が1〜12のアルキルアク
リレートの少なくとも一種97〜35重=qb及びこれ
らと共重合可能な少なくとも一種のモノビニル単量体0
〜48M量%(合計量100蒐鷺%)とから得られる酸
基含有共重合体03)ラテックス0.1〜5重量部(固
形分として)を添加して得られる少なくとも02μの粒
子径を有する大粒子径ゴムラテックス7〜70重量部(
固形分として)の存在下にα−アルキル芳香族ビニルモ
ノマーの少なくとも一種50〜90重量%とシアン化と
ニルモノマーの少なくとも一種10〜40事及%及びこ
れらと共重合可能なビニルモノマーの少なくとも一種0
〜60重量%(合計量100重量係)とからなる単量体
混合物95〜60皇量部を′置台して得られる耐衝撃性
及び耐熱性の優71.た熱可塑性樹脂である。
本発明におけるゴム成分(A)は、1,3−ブタジェン
100〜50重量係及びこれと共重合可能なCH2=
C<基を有する単量体0−50重量係(合計量100重
量%)とから構成されるものであり、1,6−ポリブタ
ジェン、もしくは1,3−ブタジエン50チ以上を含む
共重合体で、たとえば、ブタジェン−スチレン、ブタジ
エンーヒニルトルエン共重合体などのようなブタジェン
−芳香族ビニル化合物共重合体、ブタジェン−アクリロ
ニトリル共重合体、ブタジェンーメタクリロニトリル共
重合体、ブタジェン−メチル7/l)レート、ブタジェ
ン−エチルアクリレート、ブタジエンーブナルアクリレ
・−ト、ブタジェン−2−エチルへキシルアクリレ−)
共zq重合体どのよりlブクジエンーアルキノLアク
リレート共重合体、グタジエンーノチルメククリレート
、ブタジエンーエナルメタクリレート共重合体などのよ
うなブタジェン−アルキルメタクリレ−1・共重合体な
どを′きみ、更にブタジェン50%以上を含有する三元
共重合体も含む。
100〜50重量係及びこれと共重合可能なCH2=
C<基を有する単量体0−50重量係(合計量100重
量%)とから構成されるものであり、1,6−ポリブタ
ジェン、もしくは1,3−ブタジエン50チ以上を含む
共重合体で、たとえば、ブタジェン−スチレン、ブタジ
エンーヒニルトルエン共重合体などのようなブタジェン
−芳香族ビニル化合物共重合体、ブタジェン−アクリロ
ニトリル共重合体、ブタジェンーメタクリロニトリル共
重合体、ブタジェン−メチル7/l)レート、ブタジェ
ン−エチルアクリレート、ブタジエンーブナルアクリレ
・−ト、ブタジェン−2−エチルへキシルアクリレ−)
共zq重合体どのよりlブクジエンーアルキノLアク
リレート共重合体、グタジエンーノチルメククリレート
、ブタジエンーエナルメタクリレート共重合体などのよ
うなブタジェン−アルキルメタクリレ−1・共重合体な
どを′きみ、更にブタジェン50%以上を含有する三元
共重合体も含む。
これらは通常公知の乳化重合Vこよって容易に得ること
ができる。触媒、乳化剤寺r、J:特tC制限なく、そ
の粒子径は0.04〜02μのものである。
ができる。触媒、乳化剤寺r、J:特tC制限なく、そ
の粒子径は0.04〜02μのものである。
本発りJにおける薩基含有共重合体(s) iJ、上記
ゴム(A)ラテックス全肥大化するために使用きれる。
ゴム(A)ラテックス全肥大化するために使用きれる。
この酸基含有共重合体(B)は、酸基含有単量体とアル
キルアクリレートを41g成成分とすることが不ar欠
の条件である。酸基含有単量体としてはアクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸及びクロi・ン戚等が挙げらノ
Lる。又アルギルアクリレートとしては、アルキル基の
炭AMが1〜12のアルキルアクリレートの少なくとも
一種が選ばれる。
キルアクリレートを41g成成分とすることが不ar欠
の条件である。酸基含有単量体としてはアクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸及びクロi・ン戚等が挙げらノ
Lる。又アルギルアクリレートとしては、アルキル基の
炭AMが1〜12のアルキルアクリレートの少なくとも
一種が選ばれる。
アルキルアクリレートの代りに、例えばメタクリレート
、スチレン、アクリロニトリル等の単量体を用いても全
く効果は見られない。しかしながらアルキルアクリレー
トの半量以下を他の単量体で置換することは可能でおる
。
、スチレン、アクリロニトリル等の単量体を用いても全
く効果は見られない。しかしながらアルキルアクリレー
トの半量以下を他の単量体で置換することは可能でおる
。
前記酸基含有単量体としては酸基含有共重合体0)の(
14成モノマー中6〜60重ft%が用いられるが、6
重景係未満では肥大化能力が小さく、又30重量%を超
えると逆に肥大化能力が強すぎて、1μを超える過大な
粒子を生成させる傾向にな9あまり好ましくない。
14成モノマー中6〜60重ft%が用いられるが、6
重景係未満では肥大化能力が小さく、又30重量%を超
えると逆に肥大化能力が強すぎて、1μを超える過大な
粒子を生成させる傾向にな9あまり好ましくない。
又酸基含有単量体の最適構成量は、用いるアルキルアク
リレートの親水性の度合によって変り、アルキルアクリ
レートの親水性が高い場合には、酸基含有単量体の量が
少ない領域で肥大化の効果が生じる反面、酸基含有単量
体の量が多くなるとラテックスか破壊され、好ましくな
く、逆にアルキルアクリレートの親水性が低い場合には
酸基含有単量体の量の低い領域では肥大化の効果が少な
く、酸基含有単量体の量がある程度より多くならないと
効果がでてこない。
リレートの親水性の度合によって変り、アルキルアクリ
レートの親水性が高い場合には、酸基含有単量体の量が
少ない領域で肥大化の効果が生じる反面、酸基含有単量
体の量が多くなるとラテックスか破壊され、好ましくな
く、逆にアルキルアクリレートの親水性が低い場合には
酸基含有単量体の量の低い領域では肥大化の効果が少な
く、酸基含有単量体の量がある程度より多くならないと
効果がでてこない。
例えば親水性の高いアルキルアタリレートであるメチル
アクリレートやエチルアクリレートの場合には酸基含有
単量体の量が5〜10重量%)場合に最適であるのに対
し、アルキル基の炭素数が4以上の疎水性アルキルアク
リレートであるブチルアクリレートや2−エチルへキシ
ルアクリレートの場合は酸基含有単量体の量が16〜2
06〜20重量%最適となる。なお親水性の高いアルキ
ルアクリレートを用いると、酸基含有単量体の量が5〜
10重量%の場合であっても、系が不安定になり易く、
そのためにカレント(粗大粒子)が生じ易いという難点
があるのに対し、前記のような疎水性アルキルアクリレ
ートを用いれば、系が不安定になることもなく、均一な
肥大化粒子が得られることが多い。
アクリレートやエチルアクリレートの場合には酸基含有
単量体の量が5〜10重量%)場合に最適であるのに対
し、アルキル基の炭素数が4以上の疎水性アルキルアク
リレートであるブチルアクリレートや2−エチルへキシ
ルアクリレートの場合は酸基含有単量体の量が16〜2
06〜20重量%最適となる。なお親水性の高いアルキ
ルアクリレートを用いると、酸基含有単量体の量が5〜
10重量%の場合であっても、系が不安定になり易く、
そのためにカレント(粗大粒子)が生じ易いという難点
があるのに対し、前記のような疎水性アルキルアクリレ
ートを用いれば、系が不安定になることもなく、均一な
肥大化粒子が得られることが多い。
酸基含有単量体もしくはこれに準する単量体としては、
前記の他に、桂皮酸、無水マレイン酸、ブテントリカル
ボン酸等があるが、これらを用いた場合、肥大化能力が
小さいので実用的でない。
前記の他に、桂皮酸、無水マレイン酸、ブテントリカル
ボン酸等があるが、これらを用いた場合、肥大化能力が
小さいので実用的でない。
このl!i+!基含有共重合体(B)はラテックスの形
で使用されるが、その粒子の大きさは肥大化能力に太さ
な影/B!を与え、好ましくはその平均粒子径は0・0
5〜0.2μの範囲である。0.05μより小さい場合
はその肥大化能力は著しく減少し、また02μよシ大き
い場合には、肥大化後のゴム粒子径が太きくなシ過ぎ゛
るので、引き続きクラフト重合を行なっfc 、!l)
する場合に不安定となり凝集しやすくなる。
で使用されるが、その粒子の大きさは肥大化能力に太さ
な影/B!を与え、好ましくはその平均粒子径は0・0
5〜0.2μの範囲である。0.05μより小さい場合
はその肥大化能力は著しく減少し、また02μよシ大き
い場合には、肥大化後のゴム粒子径が太きくなシ過ぎ゛
るので、引き続きクラフト重合を行なっfc 、!l)
する場合に不安定となり凝集しやすくなる。
酸基含有共重合体(B)ラテックスの添加量は基体ゴム
<A)ラテックス100mjt部(固形分とし−C)当
り0.1〜5重量部(固形分として)であり、特に好ま
しくは0.5〜3重量部である。
<A)ラテックス100mjt部(固形分とし−C)当
り0.1〜5重量部(固形分として)であり、特に好ま
しくは0.5〜3重量部である。
本発明の肥大化処理を行う場合、基体ゴムに)ラテック
スのpHは7以上に保っておくことが必要である。pH
値が#12性側にある場合には、酸基含有共重合体(J
3)ラテックスを添加しても肥大化効率が低く、本発明
の目的とする組成物を有利に製造することが困難である
。
スのpHは7以上に保っておくことが必要である。pH
値が#12性側にある場合には、酸基含有共重合体(J
3)ラテックスを添加しても肥大化効率が低く、本発明
の目的とする組成物を有利に製造することが困難である
。
この基体ゴム(4)ラテックスのpH’i7以上にする
のは、この基体ゴムの重合中にv@節しても良いし、又
肥大化処理の前に別に行っても良い。
のは、この基体ゴムの重合中にv@節しても良いし、又
肥大化処理の前に別に行っても良い。
この様にして肥大化処理を行った大粒子径ゴムラテック
ス7〜70重量m(固形分として)の存在下で、α−ア
ルキル芳香族ビニルモノマーの少なくとも一種60〜9
0重量%とシアン化ビニルモノマーの少なくとも一独1
0〜40重′kk%及びこれらと共重合可能なビニルモ
ノマーの少なくとも一種0〜60重量%(合計量100
重量%〕とからなる単量体混合物93〜30重量部を重
合させることによシ目的の熱可塑性樹脂が得られる。
ス7〜70重量m(固形分として)の存在下で、α−ア
ルキル芳香族ビニルモノマーの少なくとも一種60〜9
0重量%とシアン化ビニルモノマーの少なくとも一独1
0〜40重′kk%及びこれらと共重合可能なビニルモ
ノマーの少なくとも一種0〜60重量%(合計量100
重量%〕とからなる単量体混合物93〜30重量部を重
合させることによシ目的の熱可塑性樹脂が得られる。
本発明におけるα−アルキル芳香族ビニルモノマーとし
ては、α−メチルスチレン、α−エチルスチレンあるい
はハロゲン又はアルキル核置換を有するα−メチルスチ
レン等が挙けられ、単独又は2種以上混合して用いるこ
とができるが、好ましくはα−メチルスチレンである。
ては、α−メチルスチレン、α−エチルスチレンあるい
はハロゲン又はアルキル核置換を有するα−メチルスチ
レン等が挙けられ、単独又は2種以上混合して用いるこ
とができるが、好ましくはα−メチルスチレンである。
シアン化ビニルモノマーとしては、アクリロニトリルや
メタクリレートリル、エタクリロニトリル等が挙げられ
、単独又は24a以上混合して用いることができるが、
好ましくはアクリロニトリルである。又これらと共重合
可能なビニル七ツマ−としてはスチレン、ノ・ロゲン核
置換スチレン、アルキル核置換スチレン、メチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、アルキルメタクリレ
−ト、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチ
ルアクリレート等のアルキルアクリレート等が挙けられ
、単独又は2種以上混合して用いることができる。
メタクリレートリル、エタクリロニトリル等が挙げられ
、単独又は24a以上混合して用いることができるが、
好ましくはアクリロニトリルである。又これらと共重合
可能なビニル七ツマ−としてはスチレン、ノ・ロゲン核
置換スチレン、アルキル核置換スチレン、メチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、アルキルメタクリレ
−ト、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチ
ルアクリレート等のアルキルアクリレート等が挙けられ
、単独又は2種以上混合して用いることができる。
この乳化グラフト重合に際しては通當公知の乳化剤及び
触媒が使用され、その種類及び添加量について特に制限
はない。
触媒が使用され、その種類及び添加量について特に制限
はない。
基体ゴみ含有量が7重量部未満では耐衝撃性が低いため
実用的価値はなく、又70重量部を超えると流動性及び
加工性が悪くなるので好ましくない。好ましいゴムの含
有量は10〜45重量部である。
実用的価値はなく、又70重量部を超えると流動性及び
加工性が悪くなるので好ましくない。好ましいゴムの含
有量は10〜45重量部である。
肥大化ゴムにグラフト重合させる場合、クラフト単量体
は一度に加えても良く、又分割添加を行ったり、連続添
加を行つ′fc!ll、各単量体全個々に段階的にグラ
フト重合させても良い。
は一度に加えても良く、又分割添加を行ったり、連続添
加を行つ′fc!ll、各単量体全個々に段階的にグラ
フト重合させても良い。
得られたクラフト又はグラフト−ブレンド亘合物には公
知の抗酸化剤、滑剤、着色剤、充填剤等を加えることが
できる。
知の抗酸化剤、滑剤、着色剤、充填剤等を加えることが
できる。
又、上記クラフト重合体にゴムを含まない樹脂をブレン
ドすることにより耐衝撃性及び耐熱性の良好な樹脂組成
物を得ることが出来る。この場合には母体となるグラフ
ト重合物中のゴム含有量は、7〜70重量%の範囲Vこ
はなくても良いが、ブレンド後の最終含有量は7〜70
重量%の範囲にあることが好ましい。この時に用いられ
る、ゴムを含まない樹脂としては、ポリスチレン、スチ
レン−無水マレイン散、1t41体、α−メチルスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、ポリメチルメタクリレー
ト、メチルメタクリレート−α−メチルスチレン−アク
リロニトリル共重合体、As樹脂、α−メチルスチレン
−アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリカ
ーボネート等があけられる。
ドすることにより耐衝撃性及び耐熱性の良好な樹脂組成
物を得ることが出来る。この場合には母体となるグラフ
ト重合物中のゴム含有量は、7〜70重量%の範囲Vこ
はなくても良いが、ブレンド後の最終含有量は7〜70
重量%の範囲にあることが好ましい。この時に用いられ
る、ゴムを含まない樹脂としては、ポリスチレン、スチ
レン−無水マレイン散、1t41体、α−メチルスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、ポリメチルメタクリレー
ト、メチルメタクリレート−α−メチルスチレン−アク
リロニトリル共重合体、As樹脂、α−メチルスチレン
−アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリカ
ーボネート等があけられる。
(実施例)
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
下記実施例中「部」及び「チ」は、それぞれ「重′ML
部」及び「重量%」を意味する。
部」及び「重量%」を意味する。
又アイゾツト衝撃強度はASTMD−25<S、ビカッ
ト軟化温度はl5OR−506によシそれぞれ測定した
。
ト軟化温度はl5OR−506によシそれぞれ測定した
。
実施例1〜5
基体ゴム(A−1)の合成
1.6−ブクジエン 66部
ブチルアクリレート 91
スチレン 25〃
ジイソグロピルベンゼンヒドロパーオキシド 0.2〃
オレイン酸カリウム 1.0〃 不均化ロジン酸カリウム tOl ビロリン酸ソーダ 0.5〃 硫酸第一鉄 0.005部 デキストローズ 0.3〃 無水硫酸ナトリウム 0.6〃 水 200 上記組成に従って100tオートクレーブで50℃で重
合した。9時間でeユぼ重合は完了し、転化率97チ、
粒子径0.08μ、p)I9.’Oのゴムラテックスが
得られた。
オレイン酸カリウム 1.0〃 不均化ロジン酸カリウム tOl ビロリン酸ソーダ 0.5〃 硫酸第一鉄 0.005部 デキストローズ 0.3〃 無水硫酸ナトリウム 0.6〃 水 200 上記組成に従って100tオートクレーブで50℃で重
合した。9時間でeユぼ重合は完了し、転化率97チ、
粒子径0.08μ、p)I9.’Oのゴムラテックスが
得られた。
肥大化用酸基含有共重合体CB−1)
ラテックスの合成
n−ブチルアクリレート 85部
メタクリル酸 15〃
オレイン酸カリウム 2〃
ジオクチルスルホコハク酸ソーダ 1 〃クメンヒドロ
パーオキシ)” 0.4#ナトリウムホルムアルデヒド
スルホキシレー) 0.3#水 200Il 上記組成に従って、別の重合装置で70℃で4時間重合
さぜた。転化率は98チであり、平均粒子径0.08μ
のラテックスが得られた。
パーオキシ)” 0.4#ナトリウムホルムアルデヒド
スルホキシレー) 0.3#水 200Il 上記組成に従って、別の重合装置で70℃で4時間重合
さぜた。転化率は98チであり、平均粒子径0.08μ
のラテックスが得られた。
基体ゴム(A−1)ラテックス100部(固形分)に上
記酸基含有共重合体(B−1)ラテックス20部(固形
分)を攪拌しながら添加し、60分間攪拌を続は平均粒
子径0.28μの肥大化コムラテックスを得た。この肥
大化ゴムラテックスを用いて下記組成に従ってグラフト
重合を行いクラフト重合体を合成した。重合条件はそれ
ぞれ70℃、4時間である。
記酸基含有共重合体(B−1)ラテックス20部(固形
分)を攪拌しながら添加し、60分間攪拌を続は平均粒
子径0.28μの肥大化コムラテックスを得た。この肥
大化ゴムラテックスを用いて下記組成に従ってグラフト
重合を行いクラフト重合体を合成した。重合条件はそれ
ぞれ70℃、4時間である。
得られた重合体ラテックスに抗酸化剤としてブチル化ヒ
ドロキシトルエン2部、ジンウリルチオプロピオネート
0.5部を加え、5%硫酸水溶液で凝固し、洗浄、乾燥
して白色粉末を得た。
ドロキシトルエン2部、ジンウリルチオプロピオネート
0.5部を加え、5%硫酸水溶液で凝固し、洗浄、乾燥
して白色粉末を得た。
フォスファイト系安走剤It o、1tl+l!加えヘ
ンシエルミキサーで500 Or、p、m、5分間混合
した後、7リンダ一温反260℃で押出しベレット化し
、スクリュ一式射出成形機(シリンダ一温度220℃、
金型温度60℃)を用いでノツチ付アイゾツト衝撃測定
試験片及びビカット軟化温度測定試験片を作成し、アイ
ゾツト衝撃強度ならひに゛、ビカット軟化温度を測定し
たがいずれの結果も良好であった。
ンシエルミキサーで500 Or、p、m、5分間混合
した後、7リンダ一温反260℃で押出しベレット化し
、スクリュ一式射出成形機(シリンダ一温度220℃、
金型温度60℃)を用いでノツチ付アイゾツト衝撃測定
試験片及びビカット軟化温度測定試験片を作成し、アイ
ゾツト衝撃強度ならひに゛、ビカット軟化温度を測定し
たがいずれの結果も良好であった。
これらの結果を表−1に示したが比較例と比べ耐衝撃性
、耐熱性バランスに優れていることがわかる。
、耐熱性バランスに優れていることがわかる。
比較例1〜5
基体ゴム(A−2)の合成
1.6−ブタジェン 66部
ブチルアクリレート 9〃
スチレン 25 部
過硫散カリ 0.6〃
ドデシルメルカプタン 0.4〃
オレイン酸カリウム 0.51
不均化ロジン酸カリウム 0.5〃
水 50 〃
′t−1oozオートクレーブに仕込み、60℃、80
r、p、m、の攪拌下で重合を開始した。重合転化率
が30俤に達した時、(覚拌回転数全140r、p、m
、まで上昇させ、重合転化率が50係をすぎると攪拌回
転数を10 Or、pom、まで下げ、オレイン酸カリ
ウム 1.0部 不均化ロジン酸カリウム 10〃 水 15// を重合系へ断続的に加えた。45時間でほぼ重合は完了
し重合転化率97.5%、粒子径0.28μ、pH8,
9のゴムラテックスが得られた。
r、p、m、の攪拌下で重合を開始した。重合転化率
が30俤に達した時、(覚拌回転数全140r、p、m
、まで上昇させ、重合転化率が50係をすぎると攪拌回
転数を10 Or、pom、まで下げ、オレイン酸カリ
ウム 1.0部 不均化ロジン酸カリウム 10〃 水 15// を重合系へ断続的に加えた。45時間でほぼ重合は完了
し重合転化率97.5%、粒子径0.28μ、pH8,
9のゴムラテックスが得られた。
実施例1〜5で用いた肥大化ゴムに替え、上記(A−2
)のゴムラテックスを用いた以外は実施例1〜5と同様
にしてクラフト重合体を得た。しかる後同様にして試片
を作成しアイゾツト衝撃強度ならびにビカット軟化温度
を測定した結果を表−1に併せて示した。
)のゴムラテックスを用いた以外は実施例1〜5と同様
にしてクラフト重合体を得た。しかる後同様にして試片
を作成しアイゾツト衝撃強度ならびにビカット軟化温度
を測定した結果を表−1に併せて示した。
実施例6〜10
実施例1と同様eCシて得た肥大化ゴムラテックスを用
いて下記組成に従って、70℃、4時間の条件でグラフ
トz合全行い、グラフト重合体を合成した。
いて下記組成に従って、70℃、4時間の条件でグラフ
トz合全行い、グラフト重合体を合成した。
以下実施例1と同様にし試験片を作成し評価を行ったが
耐衝重性、耐熱性のバランスの優れたものであった。表
−2にこれらの結果を示す。
耐衝重性、耐熱性のバランスの優れたものであった。表
−2にこれらの結果を示す。
実施例11〜13
基体ゴム(A−3)の合成
1.6−ブタジェン 100 部
ジイソグロヒルベンゼンヒドロパーオキサイド 0.2
〃t−ドデシルメルカプタン 0.5〃 オレイン酢カリウム t Ott 不均化ロジン譚カリウム tO〃 ピロリン醒ソーダ 0.51 硫酸第一鉄 0.0051F デキストローズ 0.6N 無水硫酸ナトリウム 084〃 水 200 〃 上記組成に従って100tオートクレーブで50℃で重
合した。9時間でほぼ重合は完了し、転化率96チ、粒
子径0.08μ、pH8,8のゴムラテックスが得られ
た。
〃t−ドデシルメルカプタン 0.5〃 オレイン酢カリウム t Ott 不均化ロジン譚カリウム tO〃 ピロリン醒ソーダ 0.51 硫酸第一鉄 0.0051F デキストローズ 0.6N 無水硫酸ナトリウム 084〃 水 200 〃 上記組成に従って100tオートクレーブで50℃で重
合した。9時間でほぼ重合は完了し、転化率96チ、粒
子径0.08μ、pH8,8のゴムラテックスが得られ
た。
このゴム(A−3)ラテックス100部(固形分)に実
施例1で用いた肥大化用岐基含有共重合体(B−1)ラ
テックス2.0部(固形分9を攪拌しながら添加し、3
0分間攪拌を続は平均粒子径0.30μの肥大化ゴムラ
テックスを得た。肥大化ゴムラテックスとしてこのゴム
ラテックスを使用した以外は実施例6〜8と同様の条件
でグラフト重合体(G−11〜16)を得、以下実施例
1と同様にして試験片を作成し、衝撃強度、ビカット軟
化温度を測定した。これらの結果を表−2に併せて示す
。
施例1で用いた肥大化用岐基含有共重合体(B−1)ラ
テックス2.0部(固形分9を攪拌しながら添加し、3
0分間攪拌を続は平均粒子径0.30μの肥大化ゴムラ
テックスを得た。肥大化ゴムラテックスとしてこのゴム
ラテックスを使用した以外は実施例6〜8と同様の条件
でグラフト重合体(G−11〜16)を得、以下実施例
1と同様にして試験片を作成し、衝撃強度、ビカット軟
化温度を測定した。これらの結果を表−2に併せて示す
。
比較例6
ゴムとして(A−2)ゴムを用いた以外は実施例7と同
様にして試片を作成し、衝撃強度、ビカット軟化温度を
測定した。結果を表−2に併せて示した。
様にして試片を作成し、衝撃強度、ビカット軟化温度を
測定した。結果を表−2に併せて示した。
比較例7
ゴムとして市販の大粒子径ポリブタジェンゴム(Fir
estone社製 FR82004、平均粒子径0,3
μ)を用いた以外は実施例7と同様にして試片を作成し
衝撃強度、ビカット軟化温度を測定した。結果を衣−2
に併せて示した。
estone社製 FR82004、平均粒子径0,3
μ)を用いた以外は実施例7と同様にして試片を作成し
衝撃強度、ビカット軟化温度を測定した。結果を衣−2
に併せて示した。
(発明の効果)
本発ψ」は耐衝撃性と耐熱性に優れた熱可塑性樹脂であ
シ、これら特性を同時に満足するものであり、これ迄に
ない優れた効果を有するものでるる。
シ、これら特性を同時に満足するものであり、これ迄に
ない優れた効果を有するものでるる。
手続補IF書
昭和59年10犠91J
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、ライ件の表示
特願昭58−225596号
2、発明の名称
耐衝撃性及び耐熱性の優れた熱可塑性樹脂3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長 f61 崎 晃 夫 4、代理人 〒104東京都中央区京橋二丁[13番18号5、補正
命令の日付 自発補正 7、補正の内容 (1)明細書第20頁の表−1および第26頁の表−2
中のアイゾンド衝撃強度の単位r(kgcm/crn’
) Jをそれぞれlr (kge cm /cm)
jに訂正する。
る者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長 f61 崎 晃 夫 4、代理人 〒104東京都中央区京橋二丁[13番18号5、補正
命令の日付 自発補正 7、補正の内容 (1)明細書第20頁の表−1および第26頁の表−2
中のアイゾンド衝撃強度の単位r(kgcm/crn’
) Jをそれぞれlr (kge cm /cm)
jに訂正する。
以 上
Claims (1)
- 1.6−ブタシェフ100〜50重蛍饅及びこ/ れと共重合可能なCH,=C工基を有する単量体0〜5
0亜菫%(合計1t100重量%)とから得られるpH
7以上の小粒子径ゴム(A)ラテックス1100ff1
部(固形分として)に対し、V基含有単層体3〜50i
量饅、アルキル基の炭素数が1〜12のアルキルアクリ
レートの少なくとも一株)97〜65重i%及びこれら
と共重合可能な少なくとも一種のモノビニル単量体0〜
48重量%(合計量100重量%)とから得られる酸基
含有共重合体(B)ラテックス01〜5重量部(固形分
として)を添加して得られる少なくとも02μの粒子径
を有する大粒子径ゴムラテックス7〜70重量部(固形
分として)の存゛在Fにα−アルキル芳査族ビニルモノ
マーの少なくとも一種60〜90重量係とシアン化ビニ
ルモノマーの少なくとも一株0〜60重量%及びこれら
と共重合可能なビニルモノマーの少なくとも一株0〜6
0重量%(合計量100重量%)とからなる単量体混合
物95〜60重量部を重合して得られる耐衝撃性及び耐
熱性の優れた熱可塑性樹脂。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22559683A JPS60118707A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 耐衝撃性及び耐熱性の優れた熱可塑性樹脂 |
CA000468537A CA1220587A (en) | 1983-11-30 | 1984-11-23 | Thermoplastic resin having excellent impact resistance and heat resistance |
AU35816/84A AU568418B2 (en) | 1983-11-30 | 1984-11-23 | Abs-type graft polymerization process |
US06/675,232 US4558099A (en) | 1983-11-30 | 1984-11-27 | Thermoplastic resin having excellent impact resistance and heat resistance |
DE8484114399T DE3482267D1 (de) | 1983-11-30 | 1984-11-28 | Thermoplastisches harz mit hoher stoss- und waermefestigkeit. |
EP84114399A EP0146035B2 (en) | 1983-11-30 | 1984-11-28 | Thermoplastic resin having excellent impact resistance and heat resistance |
KR1019840007515A KR920000740B1 (ko) | 1983-11-30 | 1984-11-29 | 열가소성 수지의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22559683A JPS60118707A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 耐衝撃性及び耐熱性の優れた熱可塑性樹脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60118707A true JPS60118707A (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16831798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22559683A Pending JPS60118707A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 耐衝撃性及び耐熱性の優れた熱可塑性樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60118707A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121387A (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-23 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP22559683A patent/JPS60118707A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121387A (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-23 |
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