JPS60118266A - ツ−ト−ン塗装方法 - Google Patents

ツ−ト−ン塗装方法

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JPS60118266A
JPS60118266A JP22319883A JP22319883A JPS60118266A JP S60118266 A JPS60118266 A JP S60118266A JP 22319883 A JP22319883 A JP 22319883A JP 22319883 A JP22319883 A JP 22319883A JP S60118266 A JPS60118266 A JP S60118266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
coating
color
layer
under coat
Prior art date
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Pending
Application number
JP22319883A
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English (en)
Inventor
Tomoo Tsuge
柘植 伴夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS60118266A publication Critical patent/JPS60118266A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、特にバールマイカ調の意匠を出すための、低
隠蔽性塗料を用いたツートーン塗装方法に関する。
従来技術 自動車の車体外板等にツートーン塗装を施してその美観
を高めるなどしていることは周知の通りである。ツート
ーン塗装は、通常、下層の塗色(第1塗色)を仕上げ、
その完了後にマスキングテープで見切り線を出し、さら
に上層の塗色(第2塗色)を仕上げ、最後にマスキング
テープを剥離することによって完了する。ところが、こ
の従来の塗装方法の場合、マスキングテープの剥離時に
形成される上層膜厚骨の段差が問題となる。なぜなら、
このような段差があると、塗膜面の肌ざわりが悪く、不
用意に物理的な力を加えると層剥離や破壊が発生し、ま
た、上層の膜厚がことさら大となった場合にはテープ又
はプロテクタモール等により見切り線を特別に保護する
必要があるからである。 ゛ 上記したツートーン塗装方法の欠点はとりわけマイカ塗
装のツートーンにおいて顕著である(″マイカ塗装”と
は、塗色を形成するに当たって、色の基本となる下地層
と光沢感を出す仕上げ層とのセットでそれを行なう塗装
方法である)。
実際、マイカ塗装のツート−ンを実施した場合、見切り
部の段差が他のツートーン色の場合の1.5〜2倍に増
加し、より著しい肌ざわりの低下や層剥離等がひきおこ
される。したがって、マイカ塗装の奏する特性を生かし
たま−、従来のツートーン塗装方法の欠点を回避しかつ
塗装プロセスを簡略化する改良されたツートーン塗装方
法を提供することが今望まれている。
発明の目的 本発明の目的は、上記から明らかな如く、低隠蔽性塗料
を用いてツートーン塗装を行なう方法であって、従来方
法のように見切り部において著しい段差を形成すること
がなくがっ塗装プロセスが簡便であるような塗装方法を
提供することにある。
発明の構成 本発明者は、このたび、色の基本となる下地層の塗り重
ねによる見切りを先に実施し、それによって発生した段
差を仕上げ層で保護することを通じて上記した目的を達
成し得るということを見い出した。
すなわち、本発明によるツートーン塗装方法は、下記の
工程: 被塗装物に第1の塗色の塗料を塗装して第1下地層を形
成すること、 前記第1下地層上の選ばれた領域に第2の塗色の低隠蔽
性塗料を塗装して第2下地層を形成すること、 そして 前記第1及び第2の下地層の塗料塗膜上面にクリア塗料
を塗装すること、 を含んでなることを特徴とする。
本発明方法の実施において、任意の塗色の塗料を第1下
地層の形成に使用することができる。また、第2下地層
の形成のため、例えばパールマイカなどの低隠蔽性の塗
料を有利に使用することができる。これらの塗料は例え
ばスプレー塗装法によって塗装することができる。
保護用の仕上げ層の形成のため、例えばフレキセン# 
101 (日本ペイント社製)などのクリア塗料を使用
することができる。この塗料の塗装方法は、前記と同様
、例えばスプレー塗装法、その他である。
実施例 次に、添付の図面を参照しながら本発明を詳説する。
最初に、本発明の理解を容易ならしめるため、メタリッ
ク塗装とパールマイカ塗装の相違について簡単にふれる
ことにする。先ずメタリック塗装であるが、これは、第
1図に示される通りの塗膜構造を有する。すなわち、鉄
板lの側からみて、順に、下塗り膜2、すなわち、電着
量15i!(約20μm)、中塗塗膜3(約30±5μ
m)、メタリックベース塗膜4(約20±5μ―)、そ
してクリア塗11i5(約25〜30μl11)が積層
している。
ここで、鉄板1と下塗り層2が素地Iを、中塗塗膜3が
下地層■を、メタリックベース塗膜4とり゛リア塗膜5
が仕上げ1mを、それぞれ構成している。さらに、メタ
リックベース塗膜4にはアルミニウム顔料(アルミ片)
aと顔料すとが分散している。アルミニウム顔料aに入
射した光Xがy方向に反射する結果としてメタリック色
が生成すること(第2図の拡大図もあわせて参照された
い)、そしてメタリックベースとクリアの2層でもって
色目を出していることがこれらの図から理解されよう。
パールマイカ塗装の塗膜構造は第3図に示される通りで
ある:鉄板lの側からみて、順に、下、塗り層2(約2
0μl11)、カラーベース塗膜3(約30±5μl1
1)、マイカベース塗膜6(第4図に説明するパールマ
イカ顔料Cが分散)、そしてクリア塗膜5 (約25〜
30μl11)が積層している。
さらに、これらの塗膜のうちで、鉄板1と下塗り層2が
素地Iを、カラーベース塗膜3が下地層2を、マイカベ
ース塗膜6とクリア塗膜5が仕上げ層■を、それぞれ構
成している。マイカ顔料Cは、第4図に示される通り、
芯としての天然の雲母C1と、それを被覆した二酸化チ
タンコーティングC2とからなる。これらの図から、バ
ールマイカ顔料内での何層にも及ぶ反射やこの顔料を透
過した光がさらにカラーベースの界面で反射することの
結果としてパール状の輝きが発生ずること、そしてこの
塗装方法ではカラーベース、マイカベース、そしてクリ
アの3層でもって色目をだしていることが理解されよう
第5図は、従来のマイカ塗色ツートーン塗装法の一例を
示した断面図である。この塗色を得る場合、先ず素地1
0上に下地層11を塗装し、焼付ける(1コート1ベー
ク)。この下地Jitll上にさらに仕上げ層12を2
コート1ベークで形成する。このようにして下層の塗色
(第1塗色)Aが仕上げられる。引き続いて、見切り線
形酸のためのマスキングテープ(図示せず)を貼イ]シ
て、前記第1塗色の場合と同様にして上層の塗色(第2
塗色B)を仕上げる。すなわち、下地層13を1コート
1ベークで形成し、さらにその上に仕上げ層14を2コ
ート1ベークで形成する。上層塗色の仕上げ後、マスキ
ングテープを剥離して塗装を完了する(塗装系は、6コ
ート4ベークである)。
図示される通り、第2塗色Bの膜厚骨の段差が顕著であ
る。
第6A図、第6B図及び第6C図は、それぞれ、本発明
によるマイカ塗色ツートーン塗装法の一例を順を追って
示したものである。先ず最初に、第6A図に示される通
り、第1塗色Aの第1下地層15を1コート1ベークで
形成する。引き続いて、前記第1下地層の場゛合と同様
にして、下地115上の選らばれた領域に第2塗色Bの
第2下地層16を1コートlベークで形成する(第6B
図)。
第1塗色及び第2塗色の下地層を先に塗り分けた後、第
6C図に示されるように仕上げ層17を塗装する。仕上
げ屓17は、クリア塗料を使用して、2コート1ベーク
で形成することができる。このようにして、4コート3
ベークからなる一連の塗装系を完了する。第6C図に図
示される通り、見切部の段差は非常に滑らがである。
発明の効果 本発明によれば、先ず、ツートーン塗装で従来問題とさ
れてきた見切線段差を著しく小さくすることができ、よ
って、このような段差に原因して不可避であった肌ざわ
りの悪さ、層剥離、見切線の保護等の欠点を解消するこ
とができる。さらに、塗装系を4コート3ベークに縮少
することができたので(塗装及び焼付回数の減少)、生
産性を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、メタリック塗装の塗膜構造を示した断面図、 第2図は、第1図のアルミニウム顔料の光学的作用を示
す略示図、 第3図は、パールマイカ塗装の塗膜構造を示した断面図
、 第4図は、第3図のマイカ顔料の光学的作用を示す略示
図、 第5図は、従来のマイカ塗色ツートーン塗装法の一例を
示した断面図、そして 第6A図、第6B図及び第6C図は、それぞれ、本発明
によるマイカ塗色ツートーン塗装法の一例を順を追って
示した。断面図である。 図中、10は素地、15は塗色Aの第1下地層、16は
塗色Bの第2下地層、そして17は仕上げ層である。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士西舘和之 弁理士内田幸男 弁理士 山 口 昭 之 弁理士西山雅也 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、低隠蔽性塗料を用いてツートーン塗装を行なう方法
    であって、下記の工程: 被塗装物に第1の塗色の塗料を塗装して第1下地層を形
    成すること、 前記第1下地層上の選ばれた領域に第2の塗色の低隠蔽
    性塗料を塗装して第2下地層を形成すること、 そして 前記第1及び第2の下地層の塗料塗膜上面にクリア塗料
    を塗装すること、 を含んでなることを特徴とするツートーン塗装方法。
JP22319883A 1983-11-29 1983-11-29 ツ−ト−ン塗装方法 Pending JPS60118266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22319883A JPS60118266A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 ツ−ト−ン塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP22319883A JPS60118266A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 ツ−ト−ン塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60118266A true JPS60118266A (ja) 1985-06-25

Family

ID=16794333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22319883A Pending JPS60118266A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 ツ−ト−ン塗装方法

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JP (1) JPS60118266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100244574B1 (ko) * 1996-08-02 2000-02-15 사사키 요시오 금속 효과를 갖는 장식 페인트 필름의 형성방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100244574B1 (ko) * 1996-08-02 2000-02-15 사사키 요시오 금속 효과를 갖는 장식 페인트 필름의 형성방법

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