JPS60110379A - ポリプロピレン樹脂部品の塗装方法 - Google Patents

ポリプロピレン樹脂部品の塗装方法

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JPS60110379A
JPS60110379A JP21504283A JP21504283A JPS60110379A JP S60110379 A JPS60110379 A JP S60110379A JP 21504283 A JP21504283 A JP 21504283A JP 21504283 A JP21504283 A JP 21504283A JP S60110379 A JPS60110379 A JP S60110379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
polypropylene resin
mica
resin parts
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP21504283A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Yuusai
友斉 勝一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は塗装方法に関する。
本発明は、さらに詳しく述べると、特にパールーンイカ
調の意匠を出すための、ポリプロピレン樹脂部品の塗装
方法に関する。
従来技術 例えばバンパーのような自動車部品にポリプロピレン樹
脂、特に変性ポリプロピレン樹脂が用いられることは周
知の通りである。それというのも、かかる樹脂は、軽量
でかつ意匠性にすぐれているばかりでな(、比較的に安
価でかつ容易に入手可能であるからである。変性ポリプ
ロピレン樹脂部品に塗装を行なう場合、塩素化ポリオレ
フィン成分を含有するプライマーを塗装し、その上に着
色上塗塗料を塗装するのが一般的である。さらに、この
塗装方法の変形として、変性ポリプロピレン樹脂部品を
例えば低圧の酸素ガス雰囲気下でグロー放電を行なうこ
とによりプラズマ処理して樹脂表面を活性化し、その上
に直接的に着色上塗塗料を塗装する方法が提案されてい
る。しかしながら、この改良方法は、プラズマ処理によ
り部品表面の濡れ性を向上させるのでプライマー塗装を
省略することができかつ塗膜の付着性を改良することが
できるという点で注目に値するというものの、今この技
術分野でめられている上塗のファツション性の向上を満
足させることができない。例えば、従来、変性ポリプロ
ピレン樹脂に、下地を着色プライマーで塗装し、その上
に天然の雲母に二酸化チタンをコーティングした顔料の
みを含む透明性のある塗料を塗装することにより、パー
ル調の輝きを保有したファツション性のある塗装を2コ
ートで行なってきたけれども、上記したプライマーレス
の塗装系ではこれが実施不可能である。
発明の目的 本発明の目的は、プラズマ処理を利用したプライマーレ
スの塗装系で、従来と同様なパール調の輝きを保有した
ファツション性のある塗装を保証し得るような、特に、
変性ポリプロピレン樹脂部品のための改良された塗装方
法を提供することにある。
発明の構成 上記した目的は、本発明によれば、従来品用されてきた
ポリプロピレン樹脂に代えて顔料を添加ゼるポリプロピ
レン樹脂を使用し、この樹脂の部品にプラズマ処理を施
して表面改質を行ない、引き続いてこの表面改質部品に
二酸化チタン被覆雲母からなる顔料を含有せる塗料を塗
布し、この部品にさらにクリヤー塗装することによって
達成することができる。
本発明の実施において、顔料を添加せるポリプロピレン
樹脂として、任意のポリプロピレン樹脂を使用すること
ができるこれらの樹脂の商品名を列挙すると、次の通り
である二EL−065(東燃石油化学社り 、TBP−
360(三井東圧化学社裂)。
プラズマ処理は、常法に従って行なうことができる。例
えば、約0.5〜1.0トルの低圧を適用して、酸素雰
囲気(0’2 = 5 A 7分)下に出力800Wで
30秒間にわたってマイクロ波(13,56Ml1z)
プラズマ処理を実施することができる。
プラズマ処理後、二酸化チタン被覆雲母からなる顔料(
+バールマイカ顔料″と呼ばれる)を含有する塗料を用
いてマイカベース塗装を実施する。
有用なパールマイカ顔料塗料として、例えば、フレキセ
ン#101 (日本ペイント社製)などをあげることが
できる。通常のスプレー塗装法によりこの塗装を行なう
ことができる。
マイカベース塗装後、ウェット・オン・ウェットコート
法によりクリヤー塗装を実施する。ここで使用し得るク
リヤー塗料として、例えばフレキセン#101 (前出
)などをあげることができる。
塗装方法は、前記マイカベース塗装と同様、通常のスプ
レー塗装法を有利に使用することができる。
実施例 次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施を詳説す
る。
最初に、従来の塗装方法を第1図、第2図及び第3図か
ら説明する。変性ポリプロピレン樹脂部品の従来の代表
的塗装方法は第1図に示される通りである。すなわち、
成形加工により製造した変性ポリプロピレン樹脂部品1
を例えばトリクロルエタンのような溶剤で蒸気洗浄し、
その後、プライマー2を塗装し、焼付・乾燥し、さらに
その上に着色上塗塗料3を塗装し、焼付・乾燥する。
第1図に図示の方法をプライマーレスの塗装系に変更す
ると、第2図に示される通りになる。この場合、樹脂部
品を溶剤で蒸気洗浄するまでは第1図に同じであるけれ
ども、その後、部品表面をプラズマ処理(プラズマ処理
については前記した)して改質表面Pを得、その上に着
色上塗塗料3を塗装し、焼付・乾燥する。
ここで、バールマイカ調の意匠を出したい場合、従来の
塗装方法は第3図に示される通りである。
すなわち、前記第1図及び第2図に示される方法と同様
にして変性ポリプロピレン樹脂部品1を溶剤で蒸気洗浄
した後、部品1の上にカラープライマー4を塗装し、焼
付・乾燥し、さらにその上にパールマイカ顔料のみを含
む透明性のある塗料5をマイカベース塗装し、さらにそ
の上に、ウェット・オン・ウェットコート法により、ク
リヤー塗装を施し、そして焼付・乾燥する。この従来の
方法によれば、バール調の輝きを保持したファツション
性のある塗装を得ることができる。
ここで、従来のメタリック色塗装と本発明で問題とする
ところのパールマイカ塗装との原理上の相異を簡単に説
明しておく。前者は第5図に略示される通りである:す
なわち、塗膜1中に含まれるアルミニウム顔料Aに入射
した光Xがy方向に反射する結果としてメタリック色が
生成する。パールマイカ塗装では、第ε図に略示される
通り、塗膜Iプラスカラーベース■の複合塗膜が利用さ
れ、また、塗膜■中にはパールマイカ顔料(芯としての
天然の雲母とそれを被覆した二酸化チタンコーティング
とからなる)Bが含まれる。理解されるように、パール
マイカ内での何層にも及ぶ反射やパール顔料を通過した
光がさらにカラーベースHの界面で反射することの結果
としてパール状の輝きが発生ずる。
パールマイカ調の意匠を出すための本発明による塗装方
法は第4図に示される通りである。成形加工により製造
した着色済み(着色顔料混入)の変性ポリプロピレン樹
脂部品10を先ず常法により溶剤で蒸気洗浄する。次い
で、この部品10について低圧の酸素ガス雰囲気下でグ
ロー放電を行ない、発生するプラズマにより樹脂表面を
活性化して数層表面Pを得る。引き続いて、前記第3図
と同様なパールマイカ顔料含有塗料5をマイ力ヘース塗
装し、さらにその上に、ウェット・オン・ウェットコー
ト法により、クリヤー塗装を施し、そして焼付・乾燥す
る。この本発明の方法によれば、プライマーの不使用下
において、バール調の輝きを保持したファツション性の
ある塗装を(Mることができる。
発明の効果 上記した説明から明らかとなるように、本発明によれば
、プライマー塗装に代えてプラズマ処理を、4=34す
るので、塗膜の付着性を改良したり、複雑な形状の部品
でも均一な膜厚の塗膜を形成したりすることができ、そ
して従来技術と比較して遜色のないバールマイカ調の意
匠を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、それぞれ、従来の塗装方
法を示した略示断面図、第4図は、本発明の塗装方法を
示した略示断面図、第5図は、メタリック色塗装の原理
を示した略示断面図、そして第6図は、パールマイカ塗
装の原理を示した略示断面図である。 図中、5はマイカヘース、6はクリヤー塗膜、10は着
色ポリプロピレン樹脂部品、そしてPはプラズマ処理面
である。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士西舘和之 弁理士内田幸男 弁理士 山 口 昭 之 弁理士西山雅也

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、R料を添加せるポリプロピレン樹脂部品にプラズマ
    処理を施し、引き続いて前記プラズマ処理後の部品に二
    酸化チタン被覆雲母からなる顔料を含有せる塗料を塗布
    し、この部品にさらにクリヤー塗装することを含んでな
    る、ポリプロピレン樹脂部品の塗装方法。
JP21504283A 1983-11-17 1983-11-17 ポリプロピレン樹脂部品の塗装方法 Pending JPS60110379A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61278539A (ja) * 1985-06-04 1986-12-09 Daihatsu Motor Co Ltd 不飽和ポリエステル樹脂成形品の塗装方法
JPS63123469A (ja) * 1986-10-28 1988-05-27 レグザム・コーポレーション 可撓性化粧シート材およびその製造方法
WO2000044817A1 (de) * 1999-01-29 2000-08-03 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zur beeinflussung der optischen eigenschaften von polymeren
JP4879910B2 (ja) * 2004-12-07 2012-02-22 オーチス エレベータ カンパニー 乗客コンベヤ用の手すりガイド

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