JPS60118209A - 多数のチヤンバからなるフイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は濾過される流体及び主たる濾過残渣から流出す
るその他の流体を受容するための多数のチャンバを内蔵
したフィルタに関スる。

〈従来の技術〉 相互に独立した複数のチャンバを具えたフィルタ本体及
び主チャンバと称される前記チャンバの一つに含まれた
フィルタエレメントからなる主積層部を具え、この主積
層部の各フィルタエレメントは中空の中心部と円筒状の
側面を有し、該側面は相互に独立した複数の区域を有し
、又半径方向の内外周面に前記区−〇夫々を、前記周面
に達するオリアイスが設けられ、又前記円筒状側面に対
して可動な遮断分配パルプが設置され、該パルプは円筒
状側面の軸のまわりに回転自在に取付けられ、又該パル
プがその第１位置にあるとき主積層部のフィルタエレメ
ントのいずれか一つの第１区域を他の区域から孤立させ
且つオリフィスを通じて該第１区域と連通ずることので
きるーっの主被包部を具え、そして一方では分配パルプ
の内部のダクトによって主被包部に接続され、他方では
限定用絞シ部を介して流体出口に接続された排出チャン
バを有しているフィルタは既に知られている。

更に前記主積層部と同様に配置されたフィルタエレメン
トの補助積層部を具え、分配パルプが補助被包部を具え
ている別のフィルタも知られている。

この分配パルプの機能は積層部の一つ又は両方のスクリ
ーンのうち少なくとも補助積層部のフィルタエレメント
のスクリーンを、既に主積層部によって濾過された流体
を用いて周期的に洗浄することにある。

一定時間の経過後、これらの洗浄効率は低下する。現在
の所、これに対して二つの解決策が提案され、一つは圧
縮ガス（空気の場合が多い）による更に強力な超洗浄で
あシ、又一つはフィルタの次回の完全な清掃を待つこと
である。

圧縮空気を用いた超洗浄はフィルタ回路内に空気を持込
む欠点があり、これは被濾過流体が燃料又はオイルなど
の場合には危険を伴ない推奨できない。その上、この作
業は比較的長時間を要し、その間フィルタを使うことが
できない。

この超洗浄を行なわない場合には、結果は装置の完全な
分解を必要とし、長期間フィルタの使用ができなくなシ
、高価なものとなってしまう。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明はこれらの欠点を既に濾過された同じ流体を用い
るが、しかし従来の洗浄よシも高圧下で行なう超洗浄に
よって容易に且つ短時間で行なうことを保証する新規な
装置を提案することを目的とする。

く問題点を解決するだめの手段〉 本発明によれば補助ダクトが排出チャンバを無圧の被包
部に接続し、又二位置パルプがこの補助ダクト内−に設
けられ、その第１位置において前゛記補助ダクトを閉じ
、そして第２位置においてそれに接続された補助ダクト
の二つの区域を自由に連通ずることを保証する。

本発明の装置はフィルタに適用されることが好ましく、 分配パルプは排出チャンバに連通ずる少くとも一つの流
体供給ダクトを具えた回転駆動用の水圧モータに接続さ
れ、 フィルタは更に前記チャンバとは別のチャンバ（補助チ
ャンバと称する）内に含まれたフィルタエレメントから
なる補助積層部を具え、この補助積層部の各フィルタエ
レメントは中央開口と、相互に独立した複数の区域から
なシ各区域を周面と連通ずるためのオリフィスをその半
径方向の内外周面に具えた円筒状側面とを具え、一方分
配バルプは第１位置に円滑に移行する第２位置において
補助積層部のすべてのフィルタエレメントの第１区域を
該フィルタエレメントの他の区域から区分し、前記第１
区域と連通ずるオリフィスを通じて前記第１区域と連通
ずることができる補助被包部を具え、排出チャンバは補
助チャンバと分配パルプ内の二つのダクトとを通じて主
被包部に接続され、又同様に補助チャンバを通じて補助
被包部に接続され、 無圧の被包部が出口部ユニオン自身によって形成されて
いる。

この新規な配列の利点は超洗浄を効果的に実施できるこ
とにあシ、濾過されるべき液状流体、たとえばオイルや
燃料が圧縮ガスと混合することが防止される点にある。

このようにして特に被濾過流体の酸化及び／又はガス泡
の形成などの欠点が回避される。

本発明は添付図面を参照して以後の説明によって更に充
分に理解されるであろう。

第１図〜第４図に示すフィルタは濾過されるべき流体を
導入するための入口部ユニオン２、フィルタエレメント
５の主積層部４に、よって濾過された流体のための出口
部ユニオン３及びフィルタエレメント８の補助積層部７
によって濾過された後、フィルタエレメント５の洗浄用
流体を供給する出口部ユニオン６とを具えたフィルタ本
体１を具えている。

前記上・副積層部４，７は夫々、本体１に具備された肩
部１０によって支持され、該本体の内部にシール１３に
よって分離された主・副両チャンバ１１，１２を形成す
る中間ピース９によって分割されて、主チャンバ１１は
出口部ユニオン３と連通している。

前記両積層部４，７に共通に孔１４が設けられ、それに
内側リング１５が嵌められ、その内側には分配パルプ１
６が孔１５ａ内に軸４４を中心に回転自在に取付けられ
ている。

前記分配パルプ１６を−ステップずつ駆動するために水
圧モータ１７が設けられ、駆動ヘッド１８によって該パ
ルプ１６の一端１９に接続されている。

前記分配パルプ１６内には濾過されるべき流体の入口部
チャンバ２１と連通し、又それ自身入口部ユニオン２と
連通している円周溝２０が設けられている。

分配パルプ１６内には溝２２が形成され、主積層部４の
フィルタエレメント５の成るもの又は全部の一つの分角
区域２３を同じフィルタエレメント５の他の分角区域か
ら独立させている。

分配パルプ１６内に形成された溝２２は第１図〜第３図
に示すように一方では分配バルブの内部のダクト２５を
経てオリフィス２８ａと連通し、それによって中間ピー
ス９に設けられたダクト２８の一つはリング１５の孔１
５ａ内に開口し、他方では第５図、第６図に示すように
補助積層部７の各フィルタエレメント８の唯一つの分角
区域２７と連通している。

分配パルプ１６内に作られた円周溝２９はノくルブ１６
の内部のダクト３０によって本体ｌ内の上部チャンバ３
１と連通している。

モータ１７用の供給ダクト３２が上部チャンバ３１と連
通している。

モータ１７の排出ダクト３３は出口部ユニオン６と連通
している。

所定の圧力低下をもたらす絞シ部ダクト３４が上部チャ
ンバ３１を出口部ユニオン６に連結している。

二つの区域４９．５０を有する補完ダクトも上部チャン
バ３１を出口部ユニオン６に連結している。

パルプ５１又は二方向タップが該補完ダクトの両区域４
９．５０と接続されている。

次の点に注目すべきである。

溝２２は主積層部４の領域内のリング１５に作られた孔
３５ａ、３５ｂ、３５（！を経て対応するフィルタエレ
メント５の区域２３と連通している。

この同じ溝２２は補助積層部７の領域内のりング１５に
作られた孔３６を経て対応するフィルタエレメント８の
区域２７と連通している。

分配パルプ１６の内部のダクト２５は溝２２と連通し、
又補助チャンバ１２内にのみ開口している。

中間ピース９に作られたダクト２８は更に補助チャンバ
１２内に開口している。

補助積層部７のフィルタエレメント８内のオリフィス３
７はこの積層部の外周に設けられておシ、内周に設けら
れ、フィルタスクリーンによってリング１５の孔３６と
連通している同じフィルタエレメントのオリフィス３８
とは別になっている。

これらのフィルタスクリーンは夫々オリフィス３７を経
て補助チャンバ１２と連通し、又側面４０はオリフィス
３８を経て中央孔１４と連通している。

主積層部４の領域内に設けられたリング１５内の孔はフ
ィルタエレメント５の重なった区域２３又は２４の各柱
に対して三つの別々のオリフィス群３５　ａ　ｔ　３５
　ｂ　ｒ　３５　ｃに分割されている。

各群のオリフィスは夫々リング１５の孔１５ａの円筒面
の母線に平行な直線４１　ａ　ｅ　４　ｌ　ｂ　＋４１
ｃ上に並んでおシ、これらの直線４１ａ。

４１ｂ、４１ｃは更に相互に若干補完し合って、溝２２
が実質的に一定の孔３５ａ、、３５ｂ及び３５ｃの全部
ではなく孔３５ａ又は孔３５ｂ又は孔３５ｃの全区域に
等しい孔３５ａ及び／又は３５ｂ及び／又は３５ｃ及び
／又はの全区域と恒久的に連通ずるようになされている
。

溝２２はそれ自身リング１５の孔１５ａの円筒面の母線
に平行である。

フィルタエレメント８の同じ柱内の重畳された区域のオ
リフィス３８に対応するリング１５の孔３６はリング１
５の孔１５ａの円筒面の母線に平行に直線４２上に並ん
でいる。

リング１５に対する分配パルプ１６の相対位置に応じて
、溝２２は孔３６から孤立して（第１゜３．４図）、ｔ
リフイス２８ａの一つと連通ずるが又は溝２２は孔３６
の一つの列の孔群３６（第５゜６．７図）と連通してオ
リフィス２８ａから孤立しているかのいずれかである。

主積層部４のフィルタエレメント５のフィルタスクリー
ンは夫々オリフィス４６を経て主チャンバ１１と連通ず
る側面４５と、オリアイス４８を経てリング１５内の孔
３５ａ、３５ｂ又は３５ｃと連通する側面４７とを具え
ている。

ダクト３０の軸は回転軸４４と一致している。

第１図、第５図において、パルプ５１はダクト４９．５
０を閉鎖し、一方第８図においてはこのパルプ５１は区
域４９と５０とを自由に連通している。

出口部ユニオン６は流体をリターンさせ、流体はこれを
通って無加圧の（又は非常に低圧の）流体容器へ戻され
る。

入口部チャンバ２１内へ導入された被濾過流体は分配パ
ルプの溝２０に達し、溝２０に対面するフィルタエレメ
ント５の区域２４の内周のオリフィスを通過し、次いで
リング１５の対応する孔３５ａ及び／又は３５ｂ及び／
又は３５ｃを通シ、更にスクリーン及び同じ区域の外周
のオリフィスを通って主チヤンバ１１内に濾過されて出
現し、その後出口部ユニオン３を経て排出される。

しかし主チヤンバ１１内に含まれた濾過流体の一部は先
行する流体とは逆方向に積層部４の外周から内周に向っ
て、溝２２に対面して配置されたフィルタエレメント５
の区域２３を通って、流れる（第２図）。この濾過流体
の一部は区域２３のスクリーンからそこに堆積された不
純物を清掃することができ、これによって再び効果的な
濾過ができるようになす。区域２３のスクリーンを通過
するこの流体の一部は溝２２によって集められ、オリフ
ィス２８ａと孔３６に対応してリング１５の一部に対向
して設けられたフィルタエレメント５の区域２３のスク
リーンから剥離された不純物を含んだまま搬送される。

第１．３．４図において、この不純物を含んだ流体は補
助チャンバ１２内に注入される。流体はこのチャンバか
ら分配パルプ１６の溝２９に対面している補助積層部７
のフィルタエレメントの区域の外周から内周へ向って通
過し、該区域のスクリーンによって濾過され、更に溝２
９からダクト３０、チャンバ３１及びダク）３４によっ
て出口部ユニオン６へ向かい次の使用に供される。

第５．６．７図において、溝２０内の不純物を含んだ流
体は孔３６、オリフィス３８を通シ、不純物をフィルタ
エレメント８の区域２７のスクリーンの側面４０上に堆
積せしめ、オリフィス３７を経てチャンバ１２に達する
。前述の回路によってチャンバ１２の流体は沖過され、
出口部ユニオン６に搬送される。

第１図と第５図の両方において、補完ダクト４９−５０
を閉鎖するしくルブ５１と、上部チャンバ３１と出口部
ユニオン６との間の圧力損失を生ぜしめるダクト３４の
一定口径部のために上部チャンバ３１内の流体はユニオ
ン６ぼり流体よりも高圧となりている。この上部チャン
バ３１内の流体の圧力はこれによってモータ１７を回転
せしめるのに充分である。

これに加えて上部チャンバ３工内の圧力によって、洗浄
流体が主チャンバから主積層部４のフィルタエレメント
５を通りて溝２２へ向うこと及び溝２２から補助積層部
７のフィルタエレメント８を通って補助チャンバ１２へ
向うことが妨げられる。この妨害は部分的なものに過ぎ
ないが洗浄に必要な流体の流速の制限をもたらす。もし
こうした制限がない場合には主チヤンバ１１内の流過流
体の全体がスクリーンの洗浄に使用されてしまい、この
流体をフィルタ自身以外の回路に使用する部分がなくな
ってしまうのでこの制限は必要である。

規則的な時間々隔で（第１図、第５図による）通常の操
作時よシも強力なスクリーンの洗浄を行なうことが好ま
しい場合には、使用者は補完ダクト４９−５０の非閉鎖
に対応して第８図のバルブ５１を設けることができる。

この新しい態様においては上部チャンバ３１と出口部ヱ
ニット６との間の圧力低下は第１図及び第５図の態様の
場合のそれよシも低い。同様に上部チャンバ３１内の圧
力もまたその以前の値よシも小さく、その結果、洗浄流
体の流れが生じる。後に必要になる更に強力な洗浄、即
ち１超洗浄”は年にパルプ５１を操作して、フィルタで
清浄化された同じ流体を流すことによって行なわれる。

一つの指標として挙げれば、第１図及び第５図に示す通
常の操作において洗浄に使用される流量は主積層部４に
よって沖過される流量の約５チに等しく、又１超洗浄１
の際には２０チに等しく、即ち通常値の４倍に当る。実
際のフィルタについてのこれらの数字によって１超洗浄
”がスクリーン上に過去に堆積された不純物を完全に有
効に除去し得ることを理解することができよう。

最後に１超洗浄”の態様（第８図）におけるノ（ルプ５
１の位置の操作は使用者によりて制御される代りにフィ
ルタ積層部のスクリーンの目詰りを検出する検出器の採
用又は使用時間を計量するカランタの採用によって自動
的に行なうこともできることを銘記すべきである。

本発明はその請求の範囲又は精神から逸脱しない限シ、
例示の実施例に限定されるものではなくすべての変形を
もカバーするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるフィルタの軸方向断面図であっ
て、操作の第１態様を示し、 第２図及び第３図は夫々第１図の…−■線及び［１１−
［１１１！！に沿う断面図、 第４図は第１図のフィルタの分配パルプの円筒状側面と
フィルタエレメントの積層部に対面する側面との展開図
、 第５図は第１図と同じフィルタの軸方向断面図であるが
操作の第２態様を示し、 第６図は第５図の■−■線に沿う断面図、第７図は第５
図の態様に対応する第４図と同様の展開図、及び 第８図は第１図、第５図と同様の部分側断面図でｓｂ、
フィルタの操作の第３態様を示す。 １・・・フィルタ本体 ４・・・主積層部 ７・・・補助積層部 ５．８・・・フィルタエレメント １４・・・孔 １５・・・リング １７・・・水圧モータ 以下余白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに５瓜立した別個の複数のチャンバを具えたフ
   ィルタ本体；前記チャンバの一つである主チヤンバ内に
   含まれたフィルタエレメントの主積７１部であって、各
   フィルタエレメントは中空中心と円筒状側面を有し、チ
   ャンバは相互に孤立した複数の区域を具え且つその半径
   方向の内外周面に各区域を前記周面と連通せしめるオリ
   アイスを具えた主積層部； 前記円筒状側面に接するように調整され、円筒状側面の
   軸を中心に回転自在になされ、且つ第１位置において主
   積層部の各フィルタエレメントの一つの区域を他の区域
   から孤立させ、第２位置においてオリフィスを通じて前
   記一つの区域と連通させる遮断分配バルブ； 一方では分配パルプの内部のダクトによって主被包部と
   接続され、他方では一定口径の絞シ部を介して流体出口
   部ユニオンと接続された排出チャンバ； によって構成されたフィルタにおいて、補完ダクトが前
   記排出チャンバと無加圧の被包部とを接続シ、一方二位
   置バルプがこの補完ダクト内に設けられ、その第１位置
   において前記補完ダクトを閉鎖し、第２位置において補
   完ダクトの二つの区域を自由に連通せしめるフィルタ。 ２、前記分配パルプが回転駆動用の水圧モータに接続さ
   れ、かつ排出チャンバと連通ずる少なくとも一つの流体
   供給ダクトを具えている特許請求の範囲第１項に記載さ
   れたフィルタ。 ３、前記フィルタが更に第２チヤンバ内に含まれるフィ
   ルタエレメントの補助積層部を具え、該補助積層部の各
   フィルタエレメントは中心開口と互いに孤立した複数の
   区域を具え、その半径方向の内外周面に各区域釜その局
   面と連通せしめるオリフィスを具え、一方分配パルプは
   第２位置において補助積層部のフィルタエレメントの第
   １区域を他の区域から孤立させる仁とができ、且つオリ
   スイスを介して前記第１区域と連通し得る補助被包部を
   具え、排出チャンバは補助チャンバ及び分配パルプ内部
   のダクトを介して主被包部並びに同様に補助チャンバを
   介して補助被包部に接続されている特許請求の範囲第１
   項又は第２項に記載されたフィルタ。 ４、無加圧の被包部が出口部ユニオン自身によって構成
   されている特許請求の範囲第１項から第３項までのいず
   れか一項に記載されたフィルタ。