JPS60117465A - 負圧スライダの製造方法 - Google Patents

負圧スライダの製造方法

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JPS60117465A
JPS60117465A JP21875484A JP21875484A JPS60117465A JP S60117465 A JPS60117465 A JP S60117465A JP 21875484 A JP21875484 A JP 21875484A JP 21875484 A JP21875484 A JP 21875484A JP S60117465 A JPS60117465 A JP S60117465A
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negative pressure
pattern
manufacturing
alignment
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JP21875484A
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ポール スタンレイ ブラスク
ラリー デイーン ジンマーマン
レロイ レランド ロングワース
アーサー カルデロン
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Magnetic Peripherals Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は負圧スライダの製造方法に関するものである。
(従来の技術) 現在の磁気ディスクにはバネ圧をかけられた空気軸受式
スライダが採用されている。これはバネ圧をかけられた
スライダと回転するディスクとの間に生じた空気軸受に
より、スライダがディスクの表面の近くに浮上すること
ができるという事実に基づいている。スライダは通常後
縁部に読取り/書込み磁気ヘッドを有する。スライダは
空気軸受の上に浮いており、浮上高さはスライダに外か
ら加えられるバネ圧により制御される。浮上高さは信号
損失を避けるために、できるだけ低くすべきである。こ
の種のスライダを用いる場合には、浮上高さな低くする
ためには外から強い力を加える。
このバネバイアス型のスライダは接触式スタート/スト
ップ方式で作動する。すなわちディスクの回転開始時に
はスライダはディスクと物理的に接触しており、ディス
クがある回転速度に達すると空気軸受が形成されて、ス
ライダがディスクから浮上する。その後ディスクの回転
が停止すると、スライダは再びディスクと直接接触する
ようになる。浮上高さを低くするためにバネ圧を強くす
ると、スタート/ストップ動作時に起こるディスク表面
とスライダ間の磨糾も増すことになる。いわゆる「負圧
スライダ」を用いることにより、摩擦磨耗が減った。こ
の種のスライダは空気軸受表面の負圧空洞部を利用して
真空状態をつくり、スライダがディスクに引き寄せられ
るようにする。その結果、スライダをディスクの上方に
吊るしておき、適当な吊るし機構によりディスクから離
しておくことができる。記録媒体の表面に形成された空
気流は空気軸受表面の負圧空洞部内に負圧領域、すなわ
ち部分的な真空領域を形成し、それが吊り機構の力に抗
してスライダをディスクの方に引寄せる。このような負
圧スライダの例は米国特許第3,811,856号と第
4,141,049号に開示されている。
この種のスライダを用いた場合には、負圧空洞部の深さ
と形状とによりスライダの浮上高さが決まる。したがっ
てスライダの浮上面の負圧空洞部は非常に正確につくら
なければならない。
空洞部を要求通りの寸法と形状で正確に再現性良く機械
加工することは実際不可能である。空洞部を機械的に作
る代わりに、化学エツチング、プラズマエツチングおよ
びイオンビーム加工により作ることができる。
今迄は、スライダ空洞部をイオン加工している間は金属
層のマスクを用いてスライダの浮上面を保護することに
より、スライダ空洞部をイオン加工することができると
提案されていた。例えば、工EFj:[+! Tran
sactions on MagneticsのMag
、第16巻、第5号、1980年9月号のT、中西他著
による「イオンエツチング法により製作された浮動型薄
膜ヘッド」を参照されたい。金属マスクを用いるイオン
加工工程では、一般に最初に金属(通常クロム)をスラ
イダにスパッタリングする。次にフォトレジストをスラ
イダにスピンフートする。
フォトレジストをパターン化して負圧空洞部になる部分
を露出させる。それから金属層を空洞部か1 ら化学的にエツチング除去する。フォトレジストを除失
し、スライダ空洞部をイオン加工するがこのとき金属層
がスライダの浮上面を保護する。最後に、金属層の残り
の部分を化学エツチングで除去する。
この工程を用いると種々の問題があることがわかった。
まず第1に、金属層をスパッタリングしてエツチングす
ると、工程を完了するに要する時間とコストが余計かか
り、工程もより複雑になる。
更に、スライダに負圧空洞部を正確に設けることはきわ
めて困難であった。加うるに、この工程を用いると比較
的浅い空洞部しかミリングできない。
なぜならば金属保護層は空洞部の深さ約4ミクロンまで
しか耐えられないからである。第1図の浮上高さ対空洞
部の深さの関係を示す曲線が示すように、0.254ミ
クロン(10マイクロインチ)の浮上高さを得るには、
空洞部の深さを2ミクロンか12ミクロンのいずれかに
しなければならない。第1図は本発明や米国特許第42
86.297号や第4,141,049号に示すような
負圧空洞部2 を有するスライダの代表的な特性である。この曲線では
12ミクロンの地点よりも2ミクロンの地点の方が傾斜
が急であるから、空洞部の実際の深さの変動が浮上高さ
にあまり影響を与えないようにするためには、スライダ
空洞部の深さを12ミクロンにする方が望ましい。しか
し、前述したように従来技術の工程では限界があるため
に、例えば4ミクロン迄の範囲の比較的浅い空洞部しか
つくれない。例えば工EEB Transaction
s onMagnet−ics 、 Mag、第15巻
、第6号、1979年5月号、T、中西他著による「イ
オンエツチング法によりつくられた狭トラツク磁気ヘッ
ド」を参照すると、「イオン加工法ではエツチング深さ
を大きくとれない」と述べている。
(発明の要約) 従来技術の持つ問題点を解決するために本発明が開示す
る製造方法によれば、12ミクロン以上という比較的深
い負圧空洞部を正確にイオン加工することができる。こ
の方法を用いると、金属の保護層を加える必要がなくて
目的を達することができるので、従来の製法と比べて製
法がやさしくなってコストも安くなる。更に、本製法に
よれば、負圧空洞部をスライダ上のきわめて正確な位W
に確実に設けることができるので、浮上高さをより正確
に制御してスライダの性能を向上させることができる。
本発明の製法を要約すると、まずスライダの表面に比較
的厚い乾式のフォトレジスト層を加えて、フォトリソグ
ラフィ用マスクを用いてパターン化する。このマスクを
スライダ上の負圧空洞部に正確に合わせるのに、マスク
の位置合わせの参照点としてスライダの磁気ヘラげのポ
ールチップ(極片)を用いる。厚いフォトレジスト層で
パターンをつくったら、フォトレジスト層にスライダの
浮上面を保護させながらイオン加工で空洞部をつくる。
それからフォトレジスト層を取除く。
(実施例) 第2図に本発明の製造方法を実施するのに好ましい例と
して、第1の端部12と反対側の第2の端部14とを有
するスライダバー10を示す。スライダバー10は前縁
部16、後縁部18、および後縁部18に垂直な後面1
9を有する。両端部12と14との間に複数個のスライ
ダ20a−20mが隣接して配置されている。各スライ
ダの境界は破線対22a、24a:22b、24b;2
2c、24c:等で示されている。後述するように、ス
ライダバー10にスライダ空洞部を加工し終ってから、
スライダバー10をこれらの破線に沿って切断して16
個のスライダ20a−20mを得る。スライダ20aは
第1の端部12のスライダから成り、反対側にあるスラ
イダ20mは第2の端部14のスライダから成り、スラ
イダ20b−201は中間のスライダから成る。各スラ
イダ20a−20mは一対の読取り/書込みヘッド(2
)示せず)を含み、これらのヘッドはスライダバーの後
縁部18に隣接して設けられる。磁気ヘッドは薄膜ヘッ
ドであり、周知の薄膜技術により作られて、スライダ2
0a−20mの後端面19に付加される。各磁気ヘッド
のポールチップ、すなわち読取り/書込みギャップは夫
々のスライダの5 浮上面に配置される。例えば、スライダ20aのポール
チップは26a、28aであり、スライダ20bのポー
ルチップは26b、28bである等となる。磁気ヘッド
のポールチップはヘッドの一部であり、記録媒体に最も
近づいて媒体上で読み書きするものである。後述するよ
うに、ポールチップ26a−26m、28a−28mは
スライダバーを投影調整機に保持したときに見えるので
、フォトリソグラフィ用マスクを位置合わせするのに使
用することができる。
スライダバー10は例えばアルシマグ(Alsi−ma
g ) 、 7オトセラム(FOTOOKRAM )又
はフェライトでつくることができる。フオトセラムはニ
ューヨーク州コーニングのコーニンググラス社の商標で
ある。
以上スライダ10について述べたが、次に本発明の詳細
な説明を行う。
デュポン社のリストン(R工5TON )のような適当
な乾式フィルム・フォトレジスト層を最初にスライダ1
0に加える。スライダバー10にフォト6 レジストを加えるために、第5図に示すようにバー10
を最初にアルミナの処理用固定器40で保持する。図示
の如く、スライダバー10は固定器40 カラ25.4
ミクロン(1ミル)だけ上に出ている。後述するように
、はぼ全工程を通じてバー10は固定器40に保持して
おく。フォトレジスト層を加えるに先だって、バー10
と固定器40とをラミネート前焼成工程にかけ、バー1
0を表面温度90℃に熱してフォトレジストが付着しや
すくする。ラミネート前焼成工程に続いて、第4図に示
すようなローララミネート機のローラ47と48の間に
固定器40とバー10とを挿入する。
ラミネート機は例えばイリノイ州エルムハーストのチオ
コル/ダイナタム社(Th1okol/Dynache
mCorporation )により製造されたダイナ
ケム120型機(DYNAOHEM Model :1
4: 120 )を用いる。上ローラ47は乾式フィル
ムフォトレジスト材料から成るシート50をバー10に
圧着して、第5図に示すようにフォトレジスト層54を
バー10に貼付ける。バー10の前縁部16と後縁部1
8と重なる部分56.57がそれらの外側までおおうよ
うにフォトレジスト層54を付加する。後縁部18の外
側までおおう部分57はバー10の後面19に付加する
薄膜ヘッドを加工工程中イオンビームかも保護する(後
述する)。
フォトレジスト層54を付加してから、スライダバー1
0と固定器40とを投影調整機(図示せず)の加工品保
持器に装着する。投影調整機は例えばカルフォルニア州
すニーヴ工−ルにあるコピルト社(0obilt Co
rp、 )により製造されたコピル) OA 4 [I
 Q A型(0obilt Model #CA 40
0 A)を使用する。第6図に示すフォトリソグラフィ
用マスク60を投影調整機のマスク保持機で保持する。
マスク60は整列パターン64以外は不透明であり、パ
ターン64は紫外光に対して透明になっている。パター
ン64は本質的に複数個の同一のH型パターン7Qa−
70mが間隔をもって隣接配置されており、これらが第
1端部のパターン70aと第2端部のパターン70mの
間に揃んである。整列パターン64の一端には第1端部
のパターン70aの外側に第1の概略調整用窓66があ
り、他端には第2端部のパターンγOmの外側に第2の
概略調整用窓68がある。第7図に代表的なH型パター
ン70aをもつと詳細に示す。パターン70aは一対の
縦長の脚部71a、74aと、これらを結ぶ水平の横断
部材γγaとから成る。脚部71aは上方部72aと下
方部73aとを有する。同様に脚部74aは上方部75
aと下方部76aとを有する。脚部71aの底部に位置
合わせマーク80aが設けられている。同様に脚部74
aの底部に位置合わせマーク82aが図示の如く設けら
れている。
整列パターン64をスライダバー10のスライダ20a
−20mの上に位置合わせするために、最初にバー10
を適当な位置決め機構により動かして、バー10の両端
部12と14をパターン64の概略位置調整用窓66と
68の内側に対称的に置く。(あるいは、バー10を静
止させておいてマスク60を動かしてもよい。)第8図
にパターン64とバー10のこの位置関係を示す。概略
の9 位置調整を行った後、スライダ2 Da−20mとパタ
ーン64との精密位置調整を行う。第9図に示すように
、最初に端部のパターン70aを見ながらバー10を動
かして、スライダ20aのポールチツ:7p26as 
28aをH型パターンγQaO位置合わせマでり80a
、82aと一直線になるように調整する。ポールチップ
26a、28aは目で見える。第9図に示すようにマー
ク80a。
82aがポールチップ26a、28aに対して縦方向に
中心が合って、水平方向に対称的に配置されたときが適
当に位置合わせされたといえる。バー10とマスク64
との精密位置調整を終了したら、次に反対側の端部のパ
ターン70mを見ながらバー10を動かして、第9図と
全く同じようにしてスライダ20mのポールチップ26
 m、 28mをH型パターン70mの位置合わせマー
ク80m。
82mに対して位置調整する。両端部のスライダ20a
と20mのポールチップを夫々スライダ70aと70m
の位置合わせマークと合わせたら、精密位置調整工程は
終了する。後述するように、0 スライダ20aと20mのポールチップを参照地点とし
て利用することにより、負圧空洞部をスライダ20a−
20mの上に非常に正確に設けることができる。
マスクパターン64をスライダ20a−20mに位置合
わせしたら、次に紫外光をマスク60を通して照射し、
H型パターンγOa−70mをスライダ20a−20m
のフォトレジスト層54の上に露光する。負のレジスト
・フォトリソグラフィ法を用いているので、フ第1レジ
スを層54のうち露光されてない部分が例えば1,1.
1)IJジクロロタン低圧スプレィを用いて除去されて
、露光されたH型パターンが残る。したがってこの時点
ではフォトレジスト層54のうち残っているのは第10
図に示すように13個のH型パターン9Qa−9Qmだ
けである。H型パターン70a−70mの脚部がバー1
0の前縁部16と後縁部18とをおおっていることに注
意された(10後縁部18の上に延びている重なり部9
8は前述のように後端面19に貼付けられる磁気ヘッド
(図示せず)の露出部分を保護する。フォトレジスト層
が伸びていて磁気へツげの露出部分を保護するというこ
とは、イオン加工工程中イオンがバー10の表面に関し
て例えば45°−25°の斜め角度でバー10に放射さ
れるという点できわめて大切なことである。なぜならば
もし磁気ヘッドの露出部分が保護されてなかったら、そ
れらが加工されるだろうからである。
フォトレジスト層をパターン化した後、スライダバー1
0は処理用固定器40に保持したままで、固定器40を
イオン加工機に設置する。イオン加工機は例えばコロラ
ド州フォートコリンズのイオンチク社(工on Tec
h 、 工nc、)VCより製造された1(]−]15
00−10型イオン源である。一様な加工を行うために
固定器40をイオン加工工程、 中回転させる。イオン
加工工程が始まって、負圧空洞部が適当な深さに加工さ
れている間、H型フォトレジストパターン9 Qa=9
0mはスライダ20a−20mの直下部分を加工されな
いよう保護する。空洞部が所望の深さに加工されるよう
に、加工時間とイオン加速電圧とイオン電流とが選ばれ
る。各スライダのうちH型フォトレジストパターンの直
下の部分はスライダの空気軸受浮上面を構成する。例え
ば、フォトレジストパターン90aはスライダ20aの
浮上面21aを保護する。第11図から第16図を参照
されたい。第11図は負圧空洞部100aと102aが
適当な深さに加工されて、イオン加工工程が完了した時
のスライダ20aを示す。空洞部100aは脚部91a
94aの下方部と横断部材97aとにより決められてい
る。空洞部102aは脚部91a、94aの上方部と横
断部材97aとにより決められている。スライダ20a
の空洞部100a、102aが加工されている間、同時
にスライダ20b−20mの夫々の空洞部1100b−
100も加工されているのは明らかである。スライダバ
ー10をイオン加工すると熱が発生するので、スライダ
20a−20mが過熱しないようにバー10から熱を放
散しなければならない。本実施例では、イオン加工中に
スライダ20a−20mの過熱を防6 ぐため、スライダバー10が水冷されるようにスライダ
バー10を保持する処理用固定器40をイオン加工機に
支持しておく。
イオン加工工程が終了すると、例えばバー10を最初に
アセトン浴に浸漬して次いで超音波浴で洗浄することに
より、フォトレジストパターン90a−90mを除去す
ることができる。
フォトレジスト層の残留部分を除去した次は、スライダ
バー10を固定器40から外すと、第12図に示すよう
に、13個のスライダ20 a −20mの各々に負圧
空洞部100a−100mと1028−102mが夫々
対になって正確な位置に形成されている。この時点でス
ライダ20a−20mをスライダバー10から取出すこ
とができる。スライダ20aをバー10から取出すには
、ダイヤモンドの回転刃を用いて仮想切断線110a、
112a(これは第2図の破線22a、24aに相当す
る)に沿って切断する。同様に残りのスライダ20b−
20mも夫々仮想切断線110b−110mと112b
−1’12mに沿って切断することにより4 取出すことができる。それから浮上面21a−21mを
軽く研磨する。それからスライダ20aから20mをア
セトンと水で洗浄して工程を終了する。
この工程によりつくられた代表的なスライダ20aの完
成した姿を第13図に示す。スライダ20aはH型の空
気軸受浮上面21aと一対の非常に正確な位置に形成さ
れた負圧空洞部100a。
102aとを有する。スライダ20aのボールチップ2
6a−28aは記録面からの浮上高さを正確に制御され
て浮上し、磁気ヘラげの性能を最適化することができる
本実施例では、スライダバー10の材料はアルシマグ(
Alsimag ) VC選ぶのが好ましい。フォトレ
ジスト材料、リストン、は約48ミクロンの厚さに加え
る。負圧空洞部1100a−100゜1102a−10
2のイオン加工深さは前述したように12ミクロンであ
る。イオンチク社の10−1500−200型イオン加
工機を用いて12ミクロンの加工深さを得るには、イオ
ン加速電圧120ポルト、イオン電流125ミリアンペ
アで150分間イオン加工する。イオン加工ビームのt
iは10センチメートルである。これらのパラメータを
用いたとき、スライダバー10の表面で消費される電力
は1平方センチメートル当り1.9ワツトである。前述
のように、この熱を放散させるためにスライダバー10
を水冷固定器で保持する。空洞部110a−110m、
112a−112mがイオン加工されている間、リスト
ン層も削られている。スライダ空洞部が12ミクロンの
深さに加工される間に、リストン層は48ミクロンのう
ち36ミクロンが削られて失なわれる。
表面に対するイオンビームの角度は典型的に45°であ
る。しかし加工された表面に加工された材料が再び付着
するのを避けるために、イオンビームの角度を変えても
よい。例えば、7オトセラムのスライダバーを用いた場
合、イオン加工角を25°にすると再付着が防止される
(発明の効果) 以上述べたように、本工程によりスライダの負圧空洞部
な非常に正確な位置にかっ、所望の12ミクロンの深さ
で非常に正確に形成することができる。更に、金属の付
着とパターン化工程が要らないという点で、従来技術と
くらべて著しく工程が簡素化されている。
本実施例では本発明の工程を、用いて13個の隣接スラ
イダが同時につくられたが、フォトレジスト層をパター
ン化するのに用いるマスクを変えればスライダの配置を
変えることも可能である。
以上好ましい実施例を開示したので、当業者にとって多
くの変形や修正ができることは明らかであるから、本発
明の範囲は実施例に限定されず請求の範囲に記載された
ものに及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスライダに関する空洞部の深さ対浮上
高さの関係を示すグラフ、第2図は本発明の製法により
負圧空洞部を形成する前のスライダバー10の斜視図、
第3図は製造用固定器により支持されたスライダバー1
0を示す。第4図はスライダバー10をフォトレジスト
・ラミネート7 装置に挿入する様子を示す。第5図はフォトレジスト層
54を付加した後のスライダバー10を示す。製造用固
定器40の一部を省略して示しである。第6図は本発明
で用いるフォトリソグラフィ用マスク60を示す。第7
図はマスク600代表的なH型パターンを示す。第8図
は整列パターン64をスライダバー10に重ねて示しで
ある。第9図はスライダバー10の一端にH型パターン
70aを重ねた様子の拡大図を示す。第10図はフォト
レジスト層のパターンを形成した後のスライダバー10
を示す。製造用固定器40の一部は省略しである。第1
1図はフォトレジスト層のパターンをつくってスライダ
空洞部をイオン加工した後のスライダバー10の一端の
拡大図を示す。 製造用固定器40の一部は省略しである。第12図はイ
オン加工工程後のスライダバーを示す。残りのフォトレ
ジスト層は除去しである。第16図は本製法が完了した
ときの負圧スライダを示す。 10・・・スライダバー、20a−20m・・・スライ
ダ、40・・・固定器、54・・・フォトレジスト、6
08 ・・・マスク、70a−70m・・・H型パターン代理
人 浅 村 皓 FIG、 7 FIG、 9 0m 901””’“°°″ 0h 9o690・°°′°0” 0c 、。a90b 0 O 第1頁の続き @発明者 レロイ レランド 口 アメリカ合衆国ング
ワース ツクス 369 0発 明 者 アーサー カルゾロン アメリカ合衆国
リッジ 2514 ミネソタ州バッファロウ、ルート 5.ボミネソタ州ミ
ネトンカ、シーグーウッド412−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)空気軸受浮上面を有し、磁気ヘッドを支持する負
    圧スライダの製造方法であって、 (7) 乾式フォトレジスト材料の層を前記スライダに
    付加する工程と、 ビ) フォトリソグラフィを用いて前記フォトレジスト
    層をパターン化して、前記フォトレジスト層の一部を除
    去して前記スライダの表面の一部を露出させ、前記フォ
    トレジスト層の残りの部分を前記スライダの前記浮上面
    をおおう保護層となす工程と、 (ロ) 前記露出されたスライダ表面の一部と前記保護
    層とをイオン加工して、前記スライダの表面に少なくと
    も1個の負圧空洞部を形成し、該イオン加工中前記保護
    層に前記浮上面を保護させる工程と、 に) 前記保護層を除去する工程と を含むことを特徴とする、負圧スライダの製造方法O (2、特許請求の範囲第(1)項記載の方法において、
    前記磁気ヘッドは前記浮上面にボールチップを有するこ
    とと、前記フォトリソグラフィ工程の間、フォトリソグ
    ラフィ用マスクを用いて前記フォトレジスト層をパター
    ン化し、該マスクは整列パターンと位置合せマークとを
    有し、該位置合わせマークと該ボールチップと位置調整
    することにより、該整列パターンを前記スライダの表面
    に位置合わせすることとを特徴とする、負圧スライダの
    製造方法。 (3)特許請求の範囲第(2)項記載の方法において、
    前記整列パターンは前記スライダの表面にイオン加工さ
    れる前記負圧空洞部を少なくとも1個規定し、前記位置
    合わせマークは前記スライダ上に前記整列パターンを位
    置合わせするために前記ボールチップと位置調整される
    ことを特徴とする、負圧スライダの製造方法。 (4)特許請求の範囲第(3)項記載の方法において、
    前記整列パターンはH型をしていて、一対の脚部と該脚
    部をつなぐ横断部材とを有することを特徴とする、負圧
    スライダの製造方法。 (5)特許請求の範囲第(4)項記載の方法において、
    前記フォトリソグラフィ工程中、前記H型整列パターン
    が前記フォトレジスト層に投影されて前記フォトレジス
    ト層上に前記H型光パターンを形成し、前記H型光パタ
    ーンが前記フォトレジスト層を露光して前記保護層を規
    定することと、前記イオン加工工程によりつくられた前
    記少くとも1個の負圧空洞部は前記H型パターンの前記
    横断部材と前記脚部の下方部とにより規定される第1の
    負圧空洞部と、前記H型パターンの前記横断部材と前記
    脚部の上方部とにより規定される第2の負圧空洞部とを
    含むことを特徴とする、負圧スライダの製造方法。 (6) 特許請求の範囲第(5)項記載の方法において
    、前記位置合わせマークの位置は前記H型パターンの前
    記脚部の下方部の中にあることと、前記フォトリソグラ
    フイエ程中該位置合わせマークを前記ボールチップと位
    置調整することにより前記H型パターンを前記スライダ
    上で位置合わせすることとを特徴とする、負圧スライダ
    の製造方法。 (力 特許請求の範囲第(6)項記載の方法において、
    前記スライダは磁気へッrを有し、該磁気ヘッドは各々
    1組の前記ボールチップを有することと、前記整列マス
    クは前記H型パターンの前記各々の脚部の下方部に前記
    位置合わせマークを1組含み、前記フォトリソグラフィ
    工程中前記位置合わせマークの各々を前記ボールチップ
    の各々と位置調整することにより、前記整列パターンを
    前記スライダに位置合わせすることとを特徴とする、負
    圧スライダの製造方法。 (8)特許請求の範@第(7)項記載の方法において、
    第1端部のスライダと反対側の第2端部のスライダとの
    間に複数個のスライダが隣接して配置されていテ、該複
    数個のスライダが1個のスライダバーから成ることと、
    前記マスクが第1端部のパターンと反対側の第2端部の
    パターンとの間に隣接配置された複数個の前記整列パタ
    ーンを含むことと、前記第1端部のスライダは一対のボ
    ールチップを含み、前記第2端部のスライダも一対のボ
    ールチップを含むことと、前記フォトリソグラフィ工程
    中、前記第1端部のパターンの前記位置合わせマークの
    各々を前記第1端部のスライダの前記ボールチップの各
    々と位置調整し、前記第2端部のパターンの前記位置合
    わせマークの各々は前記第2端部のスライダの前記ボー
    ルチップの各々と位置調整することによって、前記マス
    クの複数個の整列パターンを前記スライダバーの前記複
    数個のスライダと同時に位置合わせすることとを特徴と
    する、負圧スライダの製造方法。 (9)特許請求の範囲第(8)項記載の方法において、
    前記マスクは前記第1端部のパターンの外側に第1の概
    略位置調整用窓を有し、かつ前記第2端部のパターンの
    外側に第2の概略位置調整用窓を有することと、前記ス
    ライダバーは前記第1端部のスライダの外側に第1端部
    な有しかつ前記第2端部のスライダの外側に第2端部な
    有することと、前記フォトリソグラフィ工程中、前記第
    1端部は前記第1の概略位置調整用窓の内側に置き、前
    記第2端部は前記第2の概略位置調整用窓の内側に置く
    ことにより、前記マスクを前記スライダバーと概略位置
    調整をした後、前記位置合わせマークを前記ボールチッ
    プと位置調整することにより、前記マスクを前記スライ
    ダバーに精密位置調整することとを特徴とする、負圧ス
    ライダの製造方法。 00)特許請求の範囲第(9)項記載の方法において、
    前記フォトリソグラフィ工程中、前記第1端部のパター
    ンの前記位置合わせマークは前記第1端部のスライダの
    前記ボールチップに関して対称的に配置し、前記第2端
    部のパターンの前記位置合わせマークは前記第2端部の
    スライダの前記ボールチップに関して対称的に配置する
    ことにより、前記マスクの前記複数個の整列パターンを
    同時に前記スライダバーの前記複数個のスライダに位置
    合わせすることを特徴とする、負圧スライダの製造方法
    。 (lυ 特許請求の範囲第QO)項記載の方法において
    、前記イオン加工工程中、前記スライダバーを冷却用保
    持具に保持することにより、前記イオン加工工程中前記
    固定器と前記スライダバーとを熱的に冷却することを特
    徴とする、負圧スライダの製造方法。 (12、特許請求の範囲第α0項記載の方法において、
    前記イオンビーム加工工程中、前記保持具は前記固定器
    と前記スライダバーとを回転させることを特徴とする、
    負圧スライダの製造方法。 03)特許請求の範囲第(10)項記載の方法において
    、前記スライダバーは後縁部を有していることと、前記
    H型パターンの各脚部の下方部が前記スライダの前記後
    縁部なおおって外側まで伸びていることと、前記フォト
    レジストの前記保護層が前記スライダの前記後縁部をお
    おって外側まで伸びていることとを特徴とする、負圧ス
    ライダの製造方法。 I 特許請求の範囲第(3)項記載の方法において、前
    記フォトレジスト層はリストンでつくられることを特徴
    とする、負圧スライダの製造方法。 0■ 特許請求の範囲第(3)項記載の方法において、
    前記イオンビーム加工工程中、前記少なくとも1個の負
    圧空洞部は深さ12ミクロンに加工されることを特徴と
    する、負圧スライダの製造方法。 00 特許請求の範囲第(3)項記載の方法において、
    前記イオンビーム加工工程中、前記スライダは冷却用保
    持具に保持されていることと、前記イオンビーム加工工
    程中、前記スライダと前記固定器とは熱的に冷却される
    こととを特徴とする、負圧スライダの製造方法。 ←η 特許請求の範囲第(11項記載の方法において、
    前記イオンビーム加工工程中、前記保持具は前記固定器
    と前記スライダとを回転させることを特徴とする、負圧
    スライダの製造方法。 0印 特許請求の範囲第(8)項記載の方法において、
    前記保護層を除去した次に、前記スライダバーを切断工
    程にかけて、各スライダを前記スライダバーから切出す
    ことを特徴とする、負圧スライダの製造方法。
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GB8422931D0 (en) 1984-10-17
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DE3433334A1 (de) 1985-06-05

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