JPS6011743Y2 - 内燃機関点火装置用磁石発電機 - Google Patents
内燃機関点火装置用磁石発電機Info
- Publication number
- JPS6011743Y2 JPS6011743Y2 JP15279975U JP15279975U JPS6011743Y2 JP S6011743 Y2 JPS6011743 Y2 JP S6011743Y2 JP 15279975 U JP15279975 U JP 15279975U JP 15279975 U JP15279975 U JP 15279975U JP S6011743 Y2 JPS6011743 Y2 JP S6011743Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- combustion engine
- internal combustion
- ignition
- magnet generator
- Prior art date
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- Expired
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関点火装置用の磁石発電機の改良構造に
関するものである。
関するものである。
従来、磁石発電機を用いた無接点点火装置において、該
磁石発電機に点火電源をなすコンデンサ充電コイル、信
号コイル、ランプなどの負荷コイルを有するものは、近
年、負荷の大出力化に伴ない磁石発電機を多極化する傾
向にある。
磁石発電機に点火電源をなすコンデンサ充電コイル、信
号コイル、ランプなどの負荷コイルを有するものは、近
年、負荷の大出力化に伴ない磁石発電機を多極化する傾
向にある。
そして、従来の一般的なものは、ステータコアの同一積
厚の複数の突極の大部分に負荷用コイルを巻き、２〜３
個の突極にコンデンサ充電コイルを巻いている。
厚の複数の突極の大部分に負荷用コイルを巻き、２〜３
個の突極にコンデンサ充電コイルを巻いている。
ところで、ランプなどの負荷に必要なパワーは点火に必
要なパワーに対し圧刻的に大きく、大部分の突極を使用
するが、点火用に対してはコンデンサ充電電圧を低速か
ら高速迄はぼ一定とするためには巻数の大きなコンデン
サ充電コイルが必要となる。
要なパワーに対し圧刻的に大きく、大部分の突極を使用
するが、点火用に対してはコンデンサ充電電圧を低速か
ら高速迄はぼ一定とするためには巻数の大きなコンデン
サ充電コイルが必要となる。
従って、従来の構造のものではコンデンサ充電コイルの
巻線を多くする必要があるので、全体の軸方法寸法が大
きくなりデッドスペースにより全体の体格が大きくなる
という欠点があった。
巻線を多くする必要があるので、全体の軸方法寸法が大
きくなりデッドスペースにより全体の体格が大きくなる
という欠点があった。
又、信号コイルおよびコンデンサ充電コイルの出力が回
転数上昇と共に大きくなり、サイリスタρゲー］・破壊
、コンデンサの過電圧充電による素子の破壊などを起す
おそれがあるという欠点があった。
転数上昇と共に大きくなり、サイリスタρゲー］・破壊
、コンデンサの過電圧充電による素子の破壊などを起す
おそれがあるという欠点があった。
本考案は上記の欠点を解消するため、放射状の突極を有
する多極磁石発電機にランプなどの負荷の電源をなす負
荷コイルおよびコンデンサ充電コイルを設け、負荷コイ
ルの突極の積厚をコンデンサ充電コイルの突極の積厚よ
り大きくすることによって、点火電源コイルのパワー制
御ができ、かつ全体の体格を小型化できる内燃機関点火
装置用磁石発電機を提供することを目的とするものであ
る。
する多極磁石発電機にランプなどの負荷の電源をなす負
荷コイルおよびコンデンサ充電コイルを設け、負荷コイ
ルの突極の積厚をコンデンサ充電コイルの突極の積厚よ
り大きくすることによって、点火電源コイルのパワー制
御ができ、かつ全体の体格を小型化できる内燃機関点火
装置用磁石発電機を提供することを目的とするものであ
る。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
まず、第１図Ａ、 Ｂにおいて磁石発電機の一実施例の
構造を説明する。
構造を説明する。
外回転型のロータ２０の外かくを戒す鉄わん２１の内周
面には円周上にＮ、 Ｓ交互に５個の磁極が着磁しであ
る。
面には円周上にＮ、 Ｓ交互に５個の磁極が着磁しであ
る。
また、鉄わん２１には磁石２２と１８０°対称位置にバ
ランス用の重り２３が取付けてあり、該鉄わん２１はこ
の鉄わん２１に一体に設けられたボス部２１ａを介して
内燃機関のクランクシャフトに取付けられる。
ランス用の重り２３が取付けてあり、該鉄わん２１はこ
の鉄わん２１に一体に設けられたボス部２１ａを介して
内燃機関のクランクシャフトに取付けられる。
また、内燃機関の側壁に固定される円弧状のステータコ
ア２４は外周に７個の突極２４ｆ〜２４１を等間隔て形
成した円弧形状のもので、そのうち連続する２個の突極
２４ｆ〜２４ｇにコンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂを巻
き、該充電コイルｌａ、ｌｂと略１８０°対称位置突極
２４１に点火信号コイル２が巻いである。
ア２４は外周に７個の突極２４ｆ〜２４１を等間隔て形
成した円弧形状のもので、そのうち連続する２個の突極
２４ｆ〜２４ｇにコンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂを巻
き、該充電コイルｌａ、ｌｂと略１８０°対称位置突極
２４１に点火信号コイル２が巻いである。
この点火信号コイル２の隣りの突極２４Ｋ及びコンデン
サ充電コイル１ｂの隣りの突極２４ｈは何らコイルを巻
かずに遊びとし、残りの２個の突極２４ｉ〜２４ｊには
ランプ等の負荷の電源をなす負荷コイル１２ａ、１２ｂ
が巻いである。
サ充電コイル１ｂの隣りの突極２４ｈは何らコイルを巻
かずに遊びとし、残りの２個の突極２４ｉ〜２４ｊには
ランプ等の負荷の電源をなす負荷コイル１２ａ、１２ｂ
が巻いである。
また、ステータコア２４と１８０°対称位置のロータ２
０内に収納するよう点火コイル６（又は半導体素子より
なるアンブリファイヤ）が備えである。
０内に収納するよう点火コイル６（又は半導体素子より
なるアンブリファイヤ）が備えである。
そして、第１図Ｂに示すように負荷用コイル１２ａ、１
２ｂを巻いた突極２４ｉｔ ２４ｊの積厚ａに対しコ
ンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂを巻いた突極２４ｆ、２
４ｇ及び信号コイル２を巻いた突極２４１の積厚すの方
が小さくしである。
２ｂを巻いた突極２４ｉｔ ２４ｊの積厚ａに対しコ
ンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂを巻いた突極２４ｆ、２
４ｇ及び信号コイル２を巻いた突極２４１の積厚すの方
が小さくしである。
２１ｂはビス２１ｃによって鉄わん２１に固定したファ
ンである。
ンである。
また、上記磁石発電機を適用する点火装置の作動を第２
図の回路図に従って説明する。
図の回路図に従って説明する。
コンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂに正方向電圧が発生す
ると、コンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂ→ダイオード３
→コンデンサ４→〈 ダイオード５ 点火ヨイ／１ｚ６ａ１次ヨイ／ｌｚ ５ ａ＞−アース
の回路でコンデンサ４を多重充電する。
ると、コンデンサ充電コイルｌａ、ｌｂ→ダイオード３
→コンデンサ４→〈 ダイオード５ 点火ヨイ／１ｚ６ａ１次ヨイ／ｌｚ ５ ａ＞−アース
の回路でコンデンサ４を多重充電する。
そして、点火信号コイル２の発生電圧によりサイリスタ
８のゲート電圧がトリガレベルに達すると、このサイリ
スタ８が導通し、コンデンサ４の充電電荷を、コンデン
サ４→サイリスタ８→アース→点火コイル６の１次コイ
ル６ａの回路で放電し、点火コイル６の２次コイル６ｂ
に高電圧を発生し、点火栓７に点火火花を得る。
８のゲート電圧がトリガレベルに達すると、このサイリ
スタ８が導通し、コンデンサ４の充電電荷を、コンデン
サ４→サイリスタ８→アース→点火コイル６の１次コイ
ル６ａの回路で放電し、点火コイル６の２次コイル６ｂ
に高電圧を発生し、点火栓７に点火火花を得る。
ここで、ダイオード５は点火コイル６の１次コイル６ａ
に還流電流を流して点火栓７の火花持続時間を長くする
ためのものである。
に還流電流を流して点火栓７の火花持続時間を長くする
ためのものである。
以上の動作を繰返して内燃機関の１回転につき１発火の
点火を行う。
点火を行う。
なお、上述した実施例においては、ステータコア２４と
１８０°対称位置のロータ２０内に点火コイル６を収納
したが、第２図図示のダイオード３、 ５． １０、コ
ンデンサ４およびサイリスタ８より構成されるアンブリ
ファイヤ１１を、ステータコア２４と１８０°対称位置
のロータ２０内に収納することもでき、また、場合によ
っては接点式の点火装置にも本考案磁石発電機を適用す
ることができる。
１８０°対称位置のロータ２０内に点火コイル６を収納
したが、第２図図示のダイオード３、 ５． １０、コ
ンデンサ４およびサイリスタ８より構成されるアンブリ
ファイヤ１１を、ステータコア２４と１８０°対称位置
のロータ２０内に収納することもでき、また、場合によ
っては接点式の点火装置にも本考案磁石発電機を適用す
ることができる。
以上述べたように本考案発電機によれば、外向きに突出
する複数の突極を有する多極式磁石発電機において、ラ
ンプなどの負荷の電源をなす負荷コイルを巻いた突極の
積厚に対し、コンデンサ充電用コイルを巻いた突極の積
厚を薄くしたから、全体の体格を小さくすることができ
ると共に、ステータコアの突極ピッチを不等ピッチにす
る必要がなく、回転子の磁極ピッチとの関係を一致させ
ることができて各発電コイルに充分な出力が得られ、か
つコンデンサ充電コイルを設ける突極の積厚とその幅と
の比もさほど大きくならず、応力集中によるコイルの断
線や巻線状態の悪化もなく、かつ積厚を薄くした分だけ
コンデンサ充電コイルに鎖交する磁束を低減することが
できて、この鎖交磁束が低減した分だけコンデンサ充電
コイルの発生出力を低減させることができ、従って負荷
コイルの発生出力を低下させることなくコンデンサ充電
コイルの発生を良好な値に低減させることができるのみ
ならず、このコンデンサ充電コイルの発生出力の低減度
合も突極の積厚枚数を変えるのみで容易かつ任意に征御
することができるという優れた効果がある。
する複数の突極を有する多極式磁石発電機において、ラ
ンプなどの負荷の電源をなす負荷コイルを巻いた突極の
積厚に対し、コンデンサ充電用コイルを巻いた突極の積
厚を薄くしたから、全体の体格を小さくすることができ
ると共に、ステータコアの突極ピッチを不等ピッチにす
る必要がなく、回転子の磁極ピッチとの関係を一致させ
ることができて各発電コイルに充分な出力が得られ、か
つコンデンサ充電コイルを設ける突極の積厚とその幅と
の比もさほど大きくならず、応力集中によるコイルの断
線や巻線状態の悪化もなく、かつ積厚を薄くした分だけ
コンデンサ充電コイルに鎖交する磁束を低減することが
できて、この鎖交磁束が低減した分だけコンデンサ充電
コイルの発生出力を低減させることができ、従って負荷
コイルの発生出力を低下させることなくコンデンサ充電
コイルの発生を良好な値に低減させることができるのみ
ならず、このコンデンサ充電コイルの発生出力の低減度
合も突極の積厚枚数を変えるのみで容易かつ任意に征御
することができるという優れた効果がある。
第１図Ａは本考案磁石発電機の一実施例を示す部分横断
面図、第１図Ｂは第１図Ａ図示のＡ−Ａ線に沿う縦断面
図、第２図は上記第１図Ａ、 Ｂ図示の本考案磁石発電
機を適用する内燃機関無接点点火装置を示す電気回路図
である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・コンデンサ充電コイル、４・・
・・・・コンデンサ、１２ａ、１２ｂ・・・・・・負荷
コイル、２４・・・・・・ステータコア、２４ｆ〜２４
１・・・・・・突極。
面図、第１図Ｂは第１図Ａ図示のＡ−Ａ線に沿う縦断面
図、第２図は上記第１図Ａ、 Ｂ図示の本考案磁石発電
機を適用する内燃機関無接点点火装置を示す電気回路図
である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・コンデンサ充電コイル、４・・
・・・・コンデンサ、１２ａ、１２ｂ・・・・・・負荷
コイル、２４・・・・・・ステータコア、２４ｆ〜２４
１・・・・・・突極。
Claims (1)
- 多極磁石発電機をコンデンサの充電源とするコンデンサ
充放電式内燃機関用点火装置において、ステータコアの
外向きに突出する複数の突極にコンデンサ充電コイルと
ランプなどの負荷の電源をなす負荷コイルとを設け、該
コンデンサ充電コイルを設けた突極の積厚を前記負荷コ
イルを設けた突極の積厚より薄くすることを特徴とする
内燃機関点火装置用磁石発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15279975U JPS6011743Y2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 内燃機関点火装置用磁石発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15279975U JPS6011743Y2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 内燃機関点火装置用磁石発電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5265218U JPS5265218U (ja) | 1977-05-14 |
| JPS6011743Y2 true JPS6011743Y2 (ja) | 1985-04-17 |
Family
ID=28632090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15279975U Expired JPS6011743Y2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 内燃機関点火装置用磁石発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011743Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233511Y2 (ja) * | 1985-12-05 | 1987-08-27 |
-
1975
- 1975-11-10 JP JP15279975U patent/JPS6011743Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5265218U (ja) | 1977-05-14 |
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