JPS6011687Y2 - 配電盤のヒンジ装置 - Google Patents
配電盤のヒンジ装置Info
- Publication number
- JPS6011687Y2 JPS6011687Y2 JP2498179U JP2498179U JPS6011687Y2 JP S6011687 Y2 JPS6011687 Y2 JP S6011687Y2 JP 2498179 U JP2498179 U JP 2498179U JP 2498179 U JP2498179 U JP 2498179U JP S6011687 Y2 JPS6011687 Y2 JP S6011687Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- fixed
- side hinge
- door
- switchboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、配電盤のヒンジ装置に関し、さらに詳細には
、扉を配電盤における筐体の開口部に開閉自在に装着す
るためのヒンジ装置の改良に関する。
、扉を配電盤における筐体の開口部に開閉自在に装着す
るためのヒンジ装置の改良に関する。
従来、扉を配電盤における筐体の開口部に開閉自在に装
着するためのヒンジ装置1は、第1図、第2図に示すよ
うに構成されていた。
着するためのヒンジ装置1は、第1図、第2図に示すよ
うに構成されていた。
すなわち、扉2の一側には、上下方向に延伸した円筒状
の扉側ヒンジ3を溶着などにより一体的に固着して設け
、この扉側ヒンジ3と対応する固定側ヒンジ4をほぼコ
字状に直角に屈曲するとともに、その先端にヒンジ5を
挿入するためのヒンジピン挿入部6を中空状に形威し、
かつ、固定側ヒンジ4の基部を配電盤における筐体7の
開口部8の一側に溶接などにより固着して設け、扉側ヒ
ンジ3と固定側ヒンジ4とをヒンジ5により連結してあ
った。
の扉側ヒンジ3を溶着などにより一体的に固着して設け
、この扉側ヒンジ3と対応する固定側ヒンジ4をほぼコ
字状に直角に屈曲するとともに、その先端にヒンジ5を
挿入するためのヒンジピン挿入部6を中空状に形威し、
かつ、固定側ヒンジ4の基部を配電盤における筐体7の
開口部8の一側に溶接などにより固着して設け、扉側ヒ
ンジ3と固定側ヒンジ4とをヒンジ5により連結してあ
った。
しかるに、配電盤、特に閉鎖配電盤のごときものにおい
て内部閃絡事が発生した場合には、そのアークエネルギ
ーによって生ずる高圧ガスの圧力が、瞬間的に扉2に加
えられることとなる。
て内部閃絡事が発生した場合には、そのアークエネルギ
ーによって生ずる高圧ガスの圧力が、瞬間的に扉2に加
えられることとなる。
ところが、従来のヒンジ装置1の固定側ヒンジ4は、前
述したようにほぼ直角に屈曲したコ字状に設けられてい
たので、屈曲部の外側においては降伏点以上に圧縮され
るとともに内側においては降伏点以上に引っ張られ、加
工硬化をおこすとともに非常に脆弱な状態となっていた
。
述したようにほぼ直角に屈曲したコ字状に設けられてい
たので、屈曲部の外側においては降伏点以上に圧縮され
るとともに内側においては降伏点以上に引っ張られ、加
工硬化をおこすとともに非常に脆弱な状態となっていた
。
ために、内部閃絡事故時には、固定側ヒンジ4は、アー
クエネルギーによって生ずる瞬間的な高圧ガスの圧力に
より、第3図に示すようにその屈曲部から破断し、扉2
が吹き飛ばされてしまい非常に危険であるとともに配電
盤の周囲に配設された各種の機器などを破損していた。
クエネルギーによって生ずる瞬間的な高圧ガスの圧力に
より、第3図に示すようにその屈曲部から破断し、扉2
が吹き飛ばされてしまい非常に危険であるとともに配電
盤の周囲に配設された各種の機器などを破損していた。
本考案は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その
その目的とするところは、内部閃絡事故時などに生ずる
瞬間的な衝撃力に対しても容易に破損することがない固
定側ヒンジを備えた配電盤のヒンジ装置の提供にある。
その目的とするところは、内部閃絡事故時などに生ずる
瞬間的な衝撃力に対しても容易に破損することがない固
定側ヒンジを備えた配電盤のヒンジ装置の提供にある。
以下、第4図、第5図および第6図を用いてこの考案の
1実施例を詳細に説明する。
1実施例を詳細に説明する。
第4図は、本考案に係るヒンジ装置9の斜視説四回で、
扉10の一側には、上下方向に延伸した円筒状の扉側ヒ
ンジ11が溶接などにより一体的に固着されている。
扉10の一側には、上下方向に延伸した円筒状の扉側ヒ
ンジ11が溶接などにより一体的に固着されている。
そして、扉10が装着される配電盤における筐体12の
開口部13(第5図参照)の−側には、大きな曲率半径
で緩やかに曲げ加工され、伸張する余地を残してほぼ円
弧状に彎曲して設けた固定側ヒンジ14の基部が溶接な
どにより一体的に固着されている。
開口部13(第5図参照)の−側には、大きな曲率半径
で緩やかに曲げ加工され、伸張する余地を残してほぼ円
弧状に彎曲して設けた固定側ヒンジ14の基部が溶接な
どにより一体的に固着されている。
したがって、固定側ヒンジ14に、たとえば内部閃絡事
故時におけるアークエネルギーにより生ずる高圧ガスの
圧力のように、瞬間的な衝撃力が加えられたとしても、
第6図において想像線で示すように引き伸ばされて直線
状になり、破断するような虞れはない。
故時におけるアークエネルギーにより生ずる高圧ガスの
圧力のように、瞬間的な衝撃力が加えられたとしても、
第6図において想像線で示すように引き伸ばされて直線
状になり、破断するような虞れはない。
また、屈曲させた筐体12の一部に切欠部15を設ける
ことによって形成された端部に、固定側ヒンジ14の中
央部を一体的に溶着することにより、筐体12と固定側
ヒンジ14との間に閉断面が形成され、固定側ヒンジ1
4の先端には、ヒンジピン16を挿入するために中空状
に屈曲したヒンジピン挿入部17が設けられている。
ことによって形成された端部に、固定側ヒンジ14の中
央部を一体的に溶着することにより、筐体12と固定側
ヒンジ14との間に閉断面が形成され、固定側ヒンジ1
4の先端には、ヒンジピン16を挿入するために中空状
に屈曲したヒンジピン挿入部17が設けられている。
そして、扉側ヒンジ11と固定側ヒンジ14とは、扉側
ヒンジ11を固定側ヒンジ14上に載置するとともに、
扉側ヒンジ11の軸心部および固定側ヒンジ14のヒン
ジピン挿入部f7に挿入したヒンジピン16により回動
自在に連結されている。
ヒンジ11を固定側ヒンジ14上に載置するとともに、
扉側ヒンジ11の軸心部および固定側ヒンジ14のヒン
ジピン挿入部f7に挿入したヒンジピン16により回動
自在に連結されている。
以上のごとく本考案は、筐体に固着した固定側ヒンジと
扉に固着した扉側ヒンジとをヒンジピンを介して連結し
てなる配電盤のヒンジ装置において、前記固定側ヒンジ
をほぼ円弧状に彎曲して設けたものであるから、扉が瞬
間的に過大な衝撃力を受けた場合であっても、固定側ヒ
ンジが破断することはない。
扉に固着した扉側ヒンジとをヒンジピンを介して連結し
てなる配電盤のヒンジ装置において、前記固定側ヒンジ
をほぼ円弧状に彎曲して設けたものであるから、扉が瞬
間的に過大な衝撃力を受けた場合であっても、固定側ヒ
ンジが破断することはない。
また、固定側ヒンジの基部を筐体の内側に固着し、固定
側ヒンジの中央部を開口部近傍で屈曲させた筐体の端部
に固着して筐体と固定側ヒンジとの間に閉断面を形成し
たので、筐体と固定側ヒンジとの結合部の強度が大きく
筐体の開口部近傍が破断するおそれもない。
側ヒンジの中央部を開口部近傍で屈曲させた筐体の端部
に固着して筐体と固定側ヒンジとの間に閉断面を形成し
たので、筐体と固定側ヒンジとの結合部の強度が大きく
筐体の開口部近傍が破断するおそれもない。
したがって、扉が吹き飛ばされて配電盤の周囲に配設し
た各種の機器などを破損する虞れはない。
た各種の機器などを破損する虞れはない。
第1図、第2図および第3図は従来の配電盤のヒンジ装
置を示すもので、第1図はその斜視説明図、第2図は一
部を省略した平面図、第3図は要部の作用を示した斜視
図説明図であり、第4図、第5図および第6図は本考案
に係る配電盤のヒンジ装置を示すもので、第4図はその
斜視説明図、第5図は一部を省略した平面図、第6図は
要部の作用を示した斜視説明図である。 10・・・・・・扉、11・・・・・・扉ヒンジ、12
・・・・・・筐体、14・・・・・・固定側ヒンジ、1
6・・・・・・ヒンジピン。
置を示すもので、第1図はその斜視説明図、第2図は一
部を省略した平面図、第3図は要部の作用を示した斜視
図説明図であり、第4図、第5図および第6図は本考案
に係る配電盤のヒンジ装置を示すもので、第4図はその
斜視説明図、第5図は一部を省略した平面図、第6図は
要部の作用を示した斜視説明図である。 10・・・・・・扉、11・・・・・・扉ヒンジ、12
・・・・・・筐体、14・・・・・・固定側ヒンジ、1
6・・・・・・ヒンジピン。
Claims (1)
- 筐体の開口部近傍に固定側ヒンジを固着するとともに扉
に扉側ヒンジを固着し前記固定側ヒンジと前記扉側ヒン
ジとをヒンジピンを介して回動自在に連結した配電盤の
ヒンジ装置において、前記固定側ヒンジを彎曲した略円
弧状に形成するとともに前記固定側ヒンジの基部を前記
筐体の内側に固着し、前記固定側ヒンジの中央部を、前
記開口部近傍で屈曲させた前記筐体の端部に固着して前
記筐体と前記固定側ヒンジとの間に閉断面を形威したこ
とを特徴とする配電盤のヒンジ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2498179U JPS6011687Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 配電盤のヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2498179U JPS6011687Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 配電盤のヒンジ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125003U JPS55125003U (ja) | 1980-09-04 |
JPS6011687Y2 true JPS6011687Y2 (ja) | 1985-04-17 |
Family
ID=28864479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2498179U Expired JPS6011687Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 配電盤のヒンジ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011687Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-28 JP JP2498179U patent/JPS6011687Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125003U (ja) | 1980-09-04 |
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