JPS60116526A - 4輪駆動用駆動連結装置 - Google Patents
4輪駆動用駆動連結装置Info
- Publication number
- JPS60116526A JPS60116526A JP22322183A JP22322183A JPS60116526A JP S60116526 A JPS60116526 A JP S60116526A JP 22322183 A JP22322183 A JP 22322183A JP 22322183 A JP22322183 A JP 22322183A JP S60116526 A JPS60116526 A JP S60116526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- reference line
- slip ratio
- steering angle
- driving force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
- B60K17/35—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
- B60K17/3505—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K23/00—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
- B60K23/08—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
- B60K23/0808—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles for varying torque distribution between driven axles, e.g. by transfer clutch
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は前輪・後輪を同一のエンジンで駆動し4J:令
;j駆動とする場合の属!、!II連結装置にしjし、
車両の経時変化等に応じて最適に制御できるようにした
ものである。
;j駆動とする場合の属!、!II連結装置にしjし、
車両の経時変化等に応じて最適に制御できるようにした
ものである。
前畳1・後輪を同一のエンジンで駆動する4輪駆動車に
おいては、前輪および後輪のタイヤの有効径に多少の相
違があったシ、旋回定行の場合はタイヤのころがり経路
の違いからタイヤにすべりを伴い駆動系に無理な力が作
用するためこれを防止する手段を設ける必要がある。
おいては、前輪および後輪のタイヤの有効径に多少の相
違があったシ、旋回定行の場合はタイヤのころがり経路
の違いからタイヤにすべりを伴い駆動系に無理な力が作
用するためこれを防止する手段を設ける必要がある。
このため従来からフルタイム4輪j、枢動車では前輪に
駆動力を伝達する第1回転軸と後輪に駆動力を伝達する
第2回転軸との間に回転速度差が生じても駆動力を伝達
できるようセンタデフと称する編3の差動装置が用いら
れており、重量、大きさおよびコストの面からパートタ
イム4輪駆動車に比べて不利であると共に差動回転が可
能であることから4輪駆動を必要とするときに4輪駆動
が達成できない場合があり、デフロック機宿を必要とす
る等装置の一層複雑化を招いてしまう。
駆動力を伝達する第1回転軸と後輪に駆動力を伝達する
第2回転軸との間に回転速度差が生じても駆動力を伝達
できるようセンタデフと称する編3の差動装置が用いら
れており、重量、大きさおよびコストの面からパートタ
イム4輪駆動車に比べて不利であると共に差動回転が可
能であることから4輪駆動を必要とするときに4輪駆動
が達成できない場合があり、デフロック機宿を必要とす
る等装置の一層複雑化を招いてしまう。
一方、パートタイム4輪駆動車にあってはセンタデフを
設置しないものが多く、旋回走行によシ生ずるタイトコ
ーナブレーキング現象等4輪駆動による不具合がある場
合には運転者による操作で2輪駆動とするよう指示され
ておシ、運転操作が煩雑となる欠点がある。
設置しないものが多く、旋回走行によシ生ずるタイトコ
ーナブレーキング現象等4輪駆動による不具合がある場
合には運転者による操作で2輪駆動とするよう指示され
ておシ、運転操作が煩雑となる欠点がある。
そこで、従来のセンタデフに相当するものとして電磁ク
ラッチを用−るものが提案さり、ておシ(特開昭57−
15019号)、上記欠点を解消するため常時駆動され
る前輪用の差動装置の左右の駆動軸それぞれに回転セン
サを設け、この回転信号に基づき前輪の左右のスリップ
状態を検出したシ、あるいは車速センサと操舵角センサ
との信号によシミ磁りラッチの係合力を?J力整して電
磁クラッチで前後輪の速度差を許容したシ、あるいは前
輪のスリップによる走行不能時[4輪駆動とするよう制
御している。
ラッチを用−るものが提案さり、ておシ(特開昭57−
15019号)、上記欠点を解消するため常時駆動され
る前輪用の差動装置の左右の駆動軸それぞれに回転セン
サを設け、この回転信号に基づき前輪の左右のスリップ
状態を検出したシ、あるいは車速センサと操舵角センサ
との信号によシミ磁りラッチの係合力を?J力整して電
磁クラッチで前後輪の速度差を許容したシ、あるいは前
輪のスリップによる走行不能時[4輪駆動とするよう制
御している。
ところが、電磁クラッチの係合力の制御は、−操舵角に
対し一定の関係となるようにしておシ、車両の使用によ
る経時変化、例えば荷重配分やタイヤ摩耗による前後輪
のタイヤ有効径の変化によって前後輪のスリップの発生
状態が変化してしまうと、電磁クラッチの係合力が最適
に制御されず、旋回時に必要な回転速度差(スリンf)
が前後輪間に得られない場合には、ブレーキング現象を
生じ、タイヤの偏摩耗が起きた9、ハンドルが重くなっ
て操縦安定性を害するおそれがある。
対し一定の関係となるようにしておシ、車両の使用によ
る経時変化、例えば荷重配分やタイヤ摩耗による前後輪
のタイヤ有効径の変化によって前後輪のスリップの発生
状態が変化してしまうと、電磁クラッチの係合力が最適
に制御されず、旋回時に必要な回転速度差(スリンf)
が前後輪間に得られない場合には、ブレーキング現象を
生じ、タイヤの偏摩耗が起きた9、ハンドルが重くなっ
て操縦安定性を害するおそれがある。
本発すJはかかる従来の欠点を解消し、車両に経時変化
があった場合にも常に最適に制御し得る4輪駆動用駆動
連結装置の提供を目的とする。
があった場合にも常に最適に制御し得る4輪駆動用駆動
連結装置の提供を目的とする。
かかる目的を達成する本発明の第1の構成は、前輪に駆
動力を伝達す7SSi2転軸と組輪に駆動力を伝達する
第2回転軸とをこれら第1回転軸と第2回転軸との回転
速度差によって駆動されると共に回転速度差に応じた油
量を吐出して駆動力を伝達し得る油圧ポンプを介して連
結し、前記第1回転軸および第2回転軸のそれぞれの回
転速度を検出する回転センサを設けると共に操舵角を検
出する操舵角センサを設ける一方、前記油圧ポンプの吐
出圧を制御し伝達される駆動力を調整する制御弁を設け
、操舵角の変化に対する第1回転軸と第2回転軸のスリ
ップ率とで基準線を予め設定し、この基準線よシ前記ス
リップ率が大きく且つ正のときまたは基準線よシλリツ
ゾ率が小さく且つ負のとき前記油圧ポンプの吐出圧を増
大させると共にこれ以外のとき吐出圧を零とするよう前
記制御弁を制御する制御装置を具えたことを特徴とし、
さらに第2の構成は前輪に駆動力を伝達する第1回転軸
と後輪に駆動力を伝達する第2回転軸とをこれら第1回
転軸と第2回転軸との回転速度差によって駆動されると
共に回転速度差に応じた油量を吐出して駆動力を伝達し
得る油圧ポンプを介して連結し、前記第1回転軸および
第2回転軸のそれぞれの回転速度を検出する回転センサ
′!i−設けると共に操舵角を検出する操舵角センサを
設ける一方、前記油圧ポンプの吐出圧を制御し伝達され
る駆動力を調整する制御弁を設け、操舵角の変化に対す
る第1回転軸と第2回転軸のスリップ率で決まる基準線
全操舵角が零かつエンジンの出力トルクが零のとき検出
されるスリップ率によシ前記基準線と平行な新たガ基準
線に更新する機構を具えると共にこの新たな基準緋よシ
前記スリップ準が大きく且つ正のときまたは基準線より
前記スリップ率が小さく且つ負のとき前記油圧ポンプの
吐出圧を増大させると共にこれ以外のとき吐出圧を零と
するよう前記制御弁を制御する制御装置を具えたことを
特徴とする。
動力を伝達す7SSi2転軸と組輪に駆動力を伝達する
第2回転軸とをこれら第1回転軸と第2回転軸との回転
速度差によって駆動されると共に回転速度差に応じた油
量を吐出して駆動力を伝達し得る油圧ポンプを介して連
結し、前記第1回転軸および第2回転軸のそれぞれの回
転速度を検出する回転センサを設けると共に操舵角を検
出する操舵角センサを設ける一方、前記油圧ポンプの吐
出圧を制御し伝達される駆動力を調整する制御弁を設け
、操舵角の変化に対する第1回転軸と第2回転軸のスリ
ップ率とで基準線を予め設定し、この基準線よシ前記ス
リップ率が大きく且つ正のときまたは基準線よシλリツ
ゾ率が小さく且つ負のとき前記油圧ポンプの吐出圧を増
大させると共にこれ以外のとき吐出圧を零とするよう前
記制御弁を制御する制御装置を具えたことを特徴とし、
さらに第2の構成は前輪に駆動力を伝達する第1回転軸
と後輪に駆動力を伝達する第2回転軸とをこれら第1回
転軸と第2回転軸との回転速度差によって駆動されると
共に回転速度差に応じた油量を吐出して駆動力を伝達し
得る油圧ポンプを介して連結し、前記第1回転軸および
第2回転軸のそれぞれの回転速度を検出する回転センサ
′!i−設けると共に操舵角を検出する操舵角センサを
設ける一方、前記油圧ポンプの吐出圧を制御し伝達され
る駆動力を調整する制御弁を設け、操舵角の変化に対す
る第1回転軸と第2回転軸のスリップ率で決まる基準線
全操舵角が零かつエンジンの出力トルクが零のとき検出
されるスリップ率によシ前記基準線と平行な新たガ基準
線に更新する機構を具えると共にこの新たな基準緋よシ
前記スリップ準が大きく且つ正のときまたは基準線より
前記スリップ率が小さく且つ負のとき前記油圧ポンプの
吐出圧を増大させると共にこれ以外のとき吐出圧を零と
するよう前記制御弁を制御する制御装置を具えたことを
特徴とする。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の4輪駆動用駆動連結装置の一実施例に
かかる概略構成図である。
かかる概略構成図である。
横置きされたエンジン1に変速機2が連結され、その出
力軸3に取付けたドライブギヤ4から駆動力が取シ出さ
れ、アイドルギヤ5を介して両端部にギヤ6.7を具え
た中間伝達軸、8に伝達され、この中間伝達軸8の一方
のギヤ7から前輪9用の差動装置10に駆動力が伝達さ
れて前輪9が駆動される一方、前輪9に伝達された駆動
力がそのまま第1回転軸11にギヤ12を介して伝達さ
れ4輪駆動用駆動連結装置13を経て第2回転軸14に
伝達されるようになっておシ、回転取出方向を変換する
歯車機構15を介して後輪16用の差動装置17に駆動
力が伝達され、後輪16を駆動する。
力軸3に取付けたドライブギヤ4から駆動力が取シ出さ
れ、アイドルギヤ5を介して両端部にギヤ6.7を具え
た中間伝達軸、8に伝達され、この中間伝達軸8の一方
のギヤ7から前輪9用の差動装置10に駆動力が伝達さ
れて前輪9が駆動される一方、前輪9に伝達された駆動
力がそのまま第1回転軸11にギヤ12を介して伝達さ
れ4輪駆動用駆動連結装置13を経て第2回転軸14に
伝達されるようになっておシ、回転取出方向を変換する
歯車機構15を介して後輪16用の差動装置17に駆動
力が伝達され、後輪16を駆動する。
この4輪駆動用駆動連結装置13は、第2図にその断面
構造を示すように、油圧ポンプであるベーンポンプ20
とこれに付属する油圧制御回路21とで構成されておシ
、ベーンポンプ20のロータ20aが前輪9への駆動力
がそのまま伝達される第1回転軸11と連結されると共
にカムリング20bが後輪16に駆動力を伝達する第1
回転軸1114に連結しである。この油圧ポンプとして
のベーンポンプ20はその回転数に比例した油量を吐出
するものであシ、ロータ20aとカムリング20bとの
間に相対回転、すなわち第1回転軸11と第2回転軸1
4との間に相対回転が生ずると油圧ポンプとして機能し
て油圧が発生されるものであシ、ベーンポンf20の吐
出口(相対回転方向先端の吸込吐出口がこれに相当)を
塞ぐことで油を介してその静圧でロータ20aとカムリ
ング20bとが剛体のようになって一体回転される。こ
のためカムリング20bには対角位置に2つのポンプ室
が形成され回転方向基端側に位置したとき吸込口となシ
、先端側に位置したとき吐出口となる4個の吸込吐出口
22,23,24.25がほぼ対角位置に形成してあシ
、それぞれ同一機能をなす対角位置の吸込吐出口22,
24と吸込吐出口23.25がそれぞれカムリング20
bの回転状態でも固定側に油を送通し得る機構を介して
第1油路26と第2油路27とで連通しである。
構造を示すように、油圧ポンプであるベーンポンプ20
とこれに付属する油圧制御回路21とで構成されておシ
、ベーンポンプ20のロータ20aが前輪9への駆動力
がそのまま伝達される第1回転軸11と連結されると共
にカムリング20bが後輪16に駆動力を伝達する第1
回転軸1114に連結しである。この油圧ポンプとして
のベーンポンプ20はその回転数に比例した油量を吐出
するものであシ、ロータ20aとカムリング20bとの
間に相対回転、すなわち第1回転軸11と第2回転軸1
4との間に相対回転が生ずると油圧ポンプとして機能し
て油圧が発生されるものであシ、ベーンポンf20の吐
出口(相対回転方向先端の吸込吐出口がこれに相当)を
塞ぐことで油を介してその静圧でロータ20aとカムリ
ング20bとが剛体のようになって一体回転される。こ
のためカムリング20bには対角位置に2つのポンプ室
が形成され回転方向基端側に位置したとき吸込口となシ
、先端側に位置したとき吐出口となる4個の吸込吐出口
22,23,24.25がほぼ対角位置に形成してあシ
、それぞれ同一機能をなす対角位置の吸込吐出口22,
24と吸込吐出口23.25がそれぞれカムリング20
bの回転状態でも固定側に油を送通し得る機構を介して
第1油路26と第2油路27とで連通しである。
また、第1油路26と第2油路27との間にそれぞれチ
ェック弁28.29を介してオイル溜30が連通され、
オイル溜3oからの流れのみが許容されると共に第1油
路26と;)f、2油路27との間に流出のみを許容す
る相対向した2つのチェック弁31.32を介して副油
路26,27が連通され、この2つのチェック弁31,
32の中間部がリリーフ弁33に連通している。このI
J リーフ弁33のスプリング34側である中間部には
、オイル溜3oと2つのチェック弁28゜29までの中
間部との連通路35が設けてあり、スプリング34の他
端には、スプリング34によシリリーフ弁33の開弁圧
力を制御するピストン36が設けられ、ピスト/36の
他端にはデユーティ制御される制御油圧が作用するよう
になっている。そして、デユーティ制御のためオリフィ
ス37を介して供給される一定圧力の油圧をソレノイド
弁38で制御するが、このソレノイド弁38はコンピュ
ータ39に電気的に接続され、コンピュータ39に入力
されるエンジン回転数NB +第1回転軸11の回転数
N1.第2回転軸14の回転数N2.スロットル開度β
。
ェック弁28.29を介してオイル溜30が連通され、
オイル溜3oからの流れのみが許容されると共に第1油
路26と;)f、2油路27との間に流出のみを許容す
る相対向した2つのチェック弁31.32を介して副油
路26,27が連通され、この2つのチェック弁31,
32の中間部がリリーフ弁33に連通している。このI
J リーフ弁33のスプリング34側である中間部には
、オイル溜3oと2つのチェック弁28゜29までの中
間部との連通路35が設けてあり、スプリング34の他
端には、スプリング34によシリリーフ弁33の開弁圧
力を制御するピストン36が設けられ、ピスト/36の
他端にはデユーティ制御される制御油圧が作用するよう
になっている。そして、デユーティ制御のためオリフィ
ス37を介して供給される一定圧力の油圧をソレノイド
弁38で制御するが、このソレノイド弁38はコンピュ
ータ39に電気的に接続され、コンピュータ39に入力
されるエンジン回転数NB +第1回転軸11の回転数
N1.第2回転軸14の回転数N2.スロットル開度β
。
ブレーキ作動検出スイッチSWB + 僅舵角検出信号
θによυピストン36の他端に作用する油圧を制御する
。尚、オリフィス37を介して供給される一定圧力の油
圧は、変速機2がオートマチックトランスミツショ/の
場合にはその制御用油圧を利用すれば良く、手動式の場
合にはオイルポンプを設置する等によフこの油圧を確保
する。
θによυピストン36の他端に作用する油圧を制御する
。尚、オリフィス37を介して供給される一定圧力の油
圧は、変速機2がオートマチックトランスミツショ/の
場合にはその制御用油圧を利用すれば良く、手動式の場
合にはオイルポンプを設置する等によフこの油圧を確保
する。
このような油圧制御回路21とすることでロータ20a
とカムリング20bとの相対回転方向によらず常に吐出
圧がリリーフ弁33の弁体に作用し、オイル溜30が吸
込口と連通ずることとなる。
とカムリング20bとの相対回転方向によらず常に吐出
圧がリリーフ弁33の弁体に作用し、オイル溜30が吸
込口と連通ずることとなる。
次に、かように構成した4輪駆動用駆動連結装置による
駆すfb状態を説明する。
駆すfb状態を説明する。
制御用のコンピュータ39には、予め前輪9の回転速度
に相当する第1回転軸11の回転数N8と後輪16の回
転速度に相当する第2回転軸140回転数N2とから次
式によってスリップ率Sを演算し、操舵角θに対して必
要なスリップ率Sが記憶させである。
に相当する第1回転軸11の回転数N8と後輪16の回
転速度に相当する第2回転軸140回転数N2とから次
式によってスリップ率Sを演算し、操舵角θに対して必
要なスリップ率Sが記憶させである。
S=凡C
すなわち、操舵角θ=0のときのスリップ率Soを基準
値とし、第1回転軸11と第2回転軸14との間で必要
なスリップ率Sは操舵角θに対して一定の変化率αであ
れば良いとし、これを傾きαとした基準線りとして5=
So+α・θなる関係を記憶させてあり、例えば第3図
に示すような基jvA線りとしであるのである。
値とし、第1回転軸11と第2回転軸14との間で必要
なスリップ率Sは操舵角θに対して一定の変化率αであ
れば良いとし、これを傾きαとした基準線りとして5=
So+α・θなる関係を記憶させてあり、例えば第3図
に示すような基jvA線りとしであるのである。
そして、かような基準線りに基づき、操舵角θと第1回
転軸11の回転数N8および第2回転軸14の回転数N
、との実測値によって油圧ポンプ20の吐出圧が制御さ
れる。この制御は第3図に示す4つの範囲A、B、C,
Dによってそれぞれ行なわれる。
転軸11の回転数N8および第2回転軸14の回転数N
、との実測値によって油圧ポンプ20の吐出圧が制御さ
れる。この制御は第3図に示す4つの範囲A、B、C,
Dによってそれぞれ行なわれる。
■ ある運転状態で実測されたスリップ率Slが基準線
りよシ上側(SILL)であシ、且つこのスリップ率S
、が正(St > O)の場合、すなわち前輪9が早す
ぎると共に後輪16が遅すぎる場合のAの範囲では、後
輪16への伝達トルクを増大し、スリップ率S1を小さ
くするよう4輪駆動状態を強める必要がある。
りよシ上側(SILL)であシ、且つこのスリップ率S
、が正(St > O)の場合、すなわち前輪9が早す
ぎると共に後輪16が遅すぎる場合のAの範囲では、後
輪16への伝達トルクを増大し、スリップ率S1を小さ
くするよう4輪駆動状態を強める必要がある。
そこで、この場合には、コンピュータ39よシデューテ
イ制御ソレノイド弁38に信号を送出して油圧ポンプ2
0の吐出圧を高める (ようにする。
イ制御ソレノイド弁38に信号を送出して油圧ポンプ2
0の吐出圧を高める (ようにする。
この結果、第1回転軸11と第2回転軸14との間に生
じる回転速度差によシペーンポンプ20が機能してこの
回転速度差に応じた油圧が発生し、ロータ20aとカム
リング20bとが一体となって回転し、この吐出圧が制
御された油圧とベーンの受圧面積とに対応した駆動力が
後輪16に伝達されて4輪鹿動状卯となる。
じる回転速度差によシペーンポンプ20が機能してこの
回転速度差に応じた油圧が発生し、ロータ20aとカム
リング20bとが一体となって回転し、この吐出圧が制
御された油圧とベーンの受圧面積とに対応した駆動力が
後輪16に伝達されて4輪鹿動状卯となる。
この場合のベーンポンプ20における油の流れは、第4
図(a)に示すように、相対的にロータ20aが回転す
ることとなシ、吸込吐出・口23,25が吸込口となっ
てチェック弁29を介してオイル溜30から油が吸込ま
れる一方、吸込吐出口22.24が吐出口となってチェ
ック弁28.32’!に閉じると同時にチェック弁31
を介してリリーフ弁33に導びかれる。尚、図中実線矢
印が吐出油の流れを、破線矢印が吸込油の流れをそれぞ
れ示す。
図(a)に示すように、相対的にロータ20aが回転す
ることとなシ、吸込吐出・口23,25が吸込口となっ
てチェック弁29を介してオイル溜30から油が吸込ま
れる一方、吸込吐出口22.24が吐出口となってチェ
ック弁28.32’!に閉じると同時にチェック弁31
を介してリリーフ弁33に導びかれる。尚、図中実線矢
印が吐出油の流れを、破線矢印が吸込油の流れをそれぞ
れ示す。
2 ある運転状態で実測されたスリップ率S1が基準線
りよシ上側(81>L)であり、且つスリップ率S8が
負(St<O)で後輪16の方が早すぎる場合、すなわ
ち操舵状態でしかもブレーキングされ前輪9がロック気
味となる場合等のBの範囲では、吐出圧を高めて4輪駆
動状態とすると、逆駆動が生じ前輪9と後輪16とで駆
動力の正負が互いに逆になってしまう。
りよシ上側(81>L)であり、且つスリップ率S8が
負(St<O)で後輪16の方が早すぎる場合、すなわ
ち操舵状態でしかもブレーキングされ前輪9がロック気
味となる場合等のBの範囲では、吐出圧を高めて4輪駆
動状態とすると、逆駆動が生じ前輪9と後輪16とで駆
動力の正負が互いに逆になってしまう。
そこで、かかる状態では4輪駆動状態となラナいようコ
ンピュータ39からデユーティ制御ソレノイド弁38に
信号を送出しリリーフ弁33を開放して吐出圧をOとし
ベーンポンプ20によ多発生した油を単に循環させる。
ンピュータ39からデユーティ制御ソレノイド弁38に
信号を送出しリリーフ弁33を開放して吐出圧をOとし
ベーンポンプ20によ多発生した油を単に循環させる。
■ ある運転状態で実測されたスリップ率S1が基準線
りよシ下側(S、<L)であシ、且つスリップ率S、が
正(S、、>O)の場合には、基準線りよシ下側である
ことから後輪16が多少早く回転する必要がある一方で
スリップ率S1が正であるので操舵角θに対しては前輪
9が多少早く回転しなければならない場合であるCの範
囲では、上記■の場合と同様に吐出圧を高めて4輪駆動
状態とすると、前輪9と後輪16との駆動力の正負が互
いに逆となってしまう。
りよシ下側(S、<L)であシ、且つスリップ率S、が
正(S、、>O)の場合には、基準線りよシ下側である
ことから後輪16が多少早く回転する必要がある一方で
スリップ率S1が正であるので操舵角θに対しては前輪
9が多少早く回転しなければならない場合であるCの範
囲では、上記■の場合と同様に吐出圧を高めて4輪駆動
状態とすると、前輪9と後輪16との駆動力の正負が互
いに逆となってしまう。
したがって、このCの範囲においても前後輪9,16間
で矛盾が生ずる4輪駆動状態を回避するためコンピュー
タ39からデユーティ制御ソレノイド弁38に信号を送
出してリリーフ弁33を開放してベーンポンプ20の吐
出圧を0とし前2輪駆動とする。
で矛盾が生ずる4輪駆動状態を回避するためコンピュー
タ39からデユーティ制御ソレノイド弁38に信号を送
出してリリーフ弁33を開放してベーンポンプ20の吐
出圧を0とし前2輪駆動とする。
■ ある運転状態で実測されたスリップ率S1が基準a
Lよシ下側(Sl<L)であフ、したがって後輪16が
多少早く回転する必要がある状態で、且つスリップ率S
1が負(Sl<o)となって前輪9が遅く後輪16が多
少早い場合であるDの範囲では、上記■、■の状態と異
なシこの状態を保持しても互いに駆動力の正負が逆とな
る等の矛盾がないので4輪駆動状態とする。
Lよシ下側(Sl<L)であフ、したがって後輪16が
多少早く回転する必要がある状態で、且つスリップ率S
1が負(Sl<o)となって前輪9が遅く後輪16が多
少早い場合であるDの範囲では、上記■、■の状態と異
なシこの状態を保持しても互いに駆動力の正負が逆とな
る等の矛盾がないので4輪駆動状態とする。
そこで、コンピュータ39よシデューテイ制御ソレノイ
ド弁38に信号を送シ、リリーフ弁33の開弁圧力を高
めてベーンポンプ20の吐出圧を高め後輪16への駆動
力の伝達量を増大する。、 この場合は、例えば前@9のブレーキ状態でロック気味
となる場合であり、4輪駆動用駆動連結装置13の第1
回転[#111と第2回転軸14との間に上述とは逆方
向に回転速度差カ生じ、ベーンポンプ20では、第4図
(b)に示すような油の流れが生じ、吸込吐出口22゜
24が吸込口となシ、チェック弁28を介してオイル溜
30から油が吸込まれる一方、吸込吐出口23 、25
が吐口出となシ第2油路27を経てチェック弁29.3
1を閉じてチェック弁32からリリーフ弁33に導びか
れ大きな油圧が作用するが、この吐出油の圧力がデユー
ティ制御ソレノイド弁38で制御され所定の駆動力が後
輪16に伝達されて4輪駆動状態となる結果、後輪16
へのブレーキトルクを増大して前′輪9のロックを防止
する。
ド弁38に信号を送シ、リリーフ弁33の開弁圧力を高
めてベーンポンプ20の吐出圧を高め後輪16への駆動
力の伝達量を増大する。、 この場合は、例えば前@9のブレーキ状態でロック気味
となる場合であり、4輪駆動用駆動連結装置13の第1
回転[#111と第2回転軸14との間に上述とは逆方
向に回転速度差カ生じ、ベーンポンプ20では、第4図
(b)に示すような油の流れが生じ、吸込吐出口22゜
24が吸込口となシ、チェック弁28を介してオイル溜
30から油が吸込まれる一方、吸込吐出口23 、25
が吐口出となシ第2油路27を経てチェック弁29.3
1を閉じてチェック弁32からリリーフ弁33に導びか
れ大きな油圧が作用するが、この吐出油の圧力がデユー
ティ制御ソレノイド弁38で制御され所定の駆動力が後
輪16に伝達されて4輪駆動状態となる結果、後輪16
へのブレーキトルクを増大して前′輪9のロックを防止
する。
かような4輪駆動用駆動連結装置13によれば、従来パ
ートタイム4輪駆動車で4輪駆動状態を必要とする場合
には運転者の操作が必要であったものが、自動的に4輪
駆動と2輪駆動との切換が行なわれると共に前輪と後輪
との回転速度差に応じた駆動力による4輪駆動状態が得
られる。また、フルタイム4輪駆動車では必ず装備され
ていたセンタデフに比べ小3iコンノヤクト化をはかる
ことができると共に重量軽減もはかれ、コスト低減とも
なる。
ートタイム4輪駆動車で4輪駆動状態を必要とする場合
には運転者の操作が必要であったものが、自動的に4輪
駆動と2輪駆動との切換が行なわれると共に前輪と後輪
との回転速度差に応じた駆動力による4輪駆動状態が得
られる。また、フルタイム4輪駆動車では必ず装備され
ていたセンタデフに比べ小3iコンノヤクト化をはかる
ことができると共に重量軽減もはかれ、コスト低減とも
なる。
さらに、前後輪9,16の回転速度に対応する第1回転
軸11の回転数N1と第2回転軸14の回転数N2と操
舵角θとから、その運転状態を4つの範囲A、B、C,
Dに分けて4輪駆動状態を制御することで、4輪駆動車
で問題となるタイトコーナブレーキング現象や前後輪の
駆動力の正負が互いに逆となる等の不具合を解消できる
と共に4輪による駆動とエンジンブレーキが必要な場合
にその状態が得られる。
軸11の回転数N1と第2回転軸14の回転数N2と操
舵角θとから、その運転状態を4つの範囲A、B、C,
Dに分けて4輪駆動状態を制御することで、4輪駆動車
で問題となるタイトコーナブレーキング現象や前後輪の
駆動力の正負が互いに逆となる等の不具合を解消できる
と共に4輪による駆動とエンジンブレーキが必要な場合
にその状態が得られる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
上記実施例では、基準線りに基づき運転状態を4つの範
囲A、B、C,Dに分け、それぞれの状態に応じて4輪
駆動用駆動連結装置13を制御しているが、車両の経時
変化によシ、例えば荷重配分やタイヤ摩耗などによって
タイヤの有効径が変化すると、予め上述のよう・に基準
値Soと傾きαとから定めた基準線りでは操舵角θとこ
れに対応したスリップ率Sとの関係が最適な値からずれ
てしまう。
囲A、B、C,Dに分け、それぞれの状態に応じて4輪
駆動用駆動連結装置13を制御しているが、車両の経時
変化によシ、例えば荷重配分やタイヤ摩耗などによって
タイヤの有効径が変化すると、予め上述のよう・に基準
値Soと傾きαとから定めた基準線りでは操舵角θとこ
れに対応したスリップ率Sとの関係が最適な値からずれ
てしまう。
そこで、基準値5et−車両の経時変化によシ更新し更
新した基準線によって制御を行なう。
新した基準線によって制御を行なう。
まず、第1回転軸11の回転数N1と第2回転軸14の
回転数N2とから実際のスリップ率SLをめる。このと
き、基準値S。と同一の条件で得られたスリップ率81
ヲ知る必要があるので、車両の走行中、操舵角θがO1
即ち直進状態で、しかもエンジン1の出力トルクTEが
Oの場合に第1回転軸11の回転数N、と第2回転軸1
40回転数N2tそれぞれ検出しこの状態の実際のスリ
ップ率S1をめ、これを新だな基準値とする。(予め定
めたS。と同一のときはそのままとする。) 尚、操舵角θ=0は操舵角センサから検出するが、エン
ジン1の出力トルクTE=Oとは、車両の走行抵抗をO
とみなしたとき、ある一定速度を保持して走行可能なエ
ンジン1の出力トルクTEをいい、予め定めたエンジン
回転数NBに対するエンジントルクTB(実際には、あ
る程度の幅をとる)の関係からめたシ、あるいは予め定
めたエンジン回転数NBに対するスロットル開度β(実
除誓は、ある程度の幅をとる)の関係から出力トルク’
rI、 = 0を検出する。
回転数N2とから実際のスリップ率SLをめる。このと
き、基準値S。と同一の条件で得られたスリップ率81
ヲ知る必要があるので、車両の走行中、操舵角θがO1
即ち直進状態で、しかもエンジン1の出力トルクTEが
Oの場合に第1回転軸11の回転数N、と第2回転軸1
40回転数N2tそれぞれ検出しこの状態の実際のスリ
ップ率S1をめ、これを新だな基準値とする。(予め定
めたS。と同一のときはそのままとする。) 尚、操舵角θ=0は操舵角センサから検出するが、エン
ジン1の出力トルクTE=Oとは、車両の走行抵抗をO
とみなしたとき、ある一定速度を保持して走行可能なエ
ンジン1の出力トルクTEをいい、予め定めたエンジン
回転数NBに対するエンジントルクTB(実際には、あ
る程度の幅をとる)の関係からめたシ、あるいは予め定
めたエンジン回転数NBに対するスロットル開度β(実
除誓は、ある程度の幅をとる)の関係から出力トルク’
rI、 = 0を検出する。
こうして基準値S。をS□に更新したのち、操舵角θに
対するスリップ率Sの変化率は一定のままで゛あるとし
、傾きαは同一とする。
対するスリップ率Sの変化率は一定のままで゛あるとし
、傾きαは同一とする。
したがって、基準値をSユに更新したのちの新たな基準
線L1は次式を満足する直線となる。
線L1は次式を満足する直線となる。
L、 = S、+α・θ
こうして、新たな基準IM Llが設定されたならば、
上述と同様に運転状態に応じた4つの範囲A、B、C,
Dあるいは新たな基準値S1が81≧0の場合には3つ
の範囲A、C,Dに分けてそれぞれベーンポンプ20の
吐出圧を制御して4輪駆動状態あるいは2輪駆動状態を
得る。このような経時変化を考慮した場合の制御を表わ
したのが第5図に示すフローチャートである。
上述と同様に運転状態に応じた4つの範囲A、B、C,
Dあるいは新たな基準値S1が81≧0の場合には3つ
の範囲A、C,Dに分けてそれぞれベーンポンプ20の
吐出圧を制御して4輪駆動状態あるいは2輪駆動状態を
得る。このような経時変化を考慮した場合の制御を表わ
したのが第5図に示すフローチャートである。
かようにタイヤの有効径の変化に応じて基準線りを更新
しながら4輪駆動用駆動連結装置を制御することで、車
両に経時変化があっても常に前後輪の実際に生ずるスリ
ップ率゛S1に基づいて制御でき、最適な運転状態が得
られると共にブレーキング現象を生じた9、タイヤの偏
摩耗を生ずることがなく操縦女定性を良好に保つことが
できる。
しながら4輪駆動用駆動連結装置を制御することで、車
両に経時変化があっても常に前後輪の実際に生ずるスリ
ップ率゛S1に基づいて制御でき、最適な運転状態が得
られると共にブレーキング現象を生じた9、タイヤの偏
摩耗を生ずることがなく操縦女定性を良好に保つことが
できる。
尚、上記実施例では4輪駆動用部ζカ連結装置13の油
圧ポンプとしてペーンポンゾを用いしかも吸込吐出口が
4個の平衡形のもので説明したが、駆動力の伝達量によ
っては吸込吐出口が2個の不平衡形ベーンポンプとする
ことも可能であシ、他の形式の油圧ポンプ、例えば内接
ギヤポンプ、トロコイドポンプ、ハイポサイクロイドポ
ンプ、アキシャルおよびラジアルプランジャポンプ等の
ものも使用でき、回転速度差に応じて吐出油量が変化す
る形式のものであれば良い。また、通常の直進状態で前
輪を駆動するものに限らず後輪を駆動する形式のものに
も適用できる。さらに、変速機も手動式、自動式のいず
れであっても良い。
圧ポンプとしてペーンポンゾを用いしかも吸込吐出口が
4個の平衡形のもので説明したが、駆動力の伝達量によ
っては吸込吐出口が2個の不平衡形ベーンポンプとする
ことも可能であシ、他の形式の油圧ポンプ、例えば内接
ギヤポンプ、トロコイドポンプ、ハイポサイクロイドポ
ンプ、アキシャルおよびラジアルプランジャポンプ等の
ものも使用でき、回転速度差に応じて吐出油量が変化す
る形式のものであれば良い。また、通常の直進状態で前
輪を駆動するものに限らず後輪を駆動する形式のものに
も適用できる。さらに、変速機も手動式、自動式のいず
れであっても良い。
以上、実施例とともに具体的に説明したよう・に本発明
の第1の構成・作用によれば、前輪に駆動力を伝達する
第1回転軸と後輪に駆動力を伝達する第2回転軸とをこ
れ−らの回転速度差に応じて駆動され且つ回転速度差に
応じた油量を吐出する油圧ポンプを介して連結し、その
静的油圧によシ駆動力を伝達して4輪駆動状態を得ると
共に第1回転軸と第2回転軸との実測されたスリップ率
に応じて、予め定めた操舵角とスリップ率との関係を表
わす基準線に基づいて油圧ポンプの吐出圧を制御するの
で実際に発生するスリップ率一応じた最適な4輪駆動状
態あるいは2輪駆動状態を得ることができる。
の第1の構成・作用によれば、前輪に駆動力を伝達する
第1回転軸と後輪に駆動力を伝達する第2回転軸とをこ
れ−らの回転速度差に応じて駆動され且つ回転速度差に
応じた油量を吐出する油圧ポンプを介して連結し、その
静的油圧によシ駆動力を伝達して4輪駆動状態を得ると
共に第1回転軸と第2回転軸との実測されたスリップ率
に応じて、予め定めた操舵角とスリップ率との関係を表
わす基準線に基づいて油圧ポンプの吐出圧を制御するの
で実際に発生するスリップ率一応じた最適な4輪駆動状
態あるいは2輪駆動状態を得ることができる。
また、本発明の第2の構成・作用によれば、前輪に駆動
力を伝達する第1回転軸と後輪に駆動力を伝達する第2
回転軸とをこれらの回転速度差に応じて駆動され且つ回
転速度差に応じた油量を吐出する油圧ポンプを介して連
結し、その静的油圧によシ駆動7カを伝達して4輪駆動
状態を得ると共に第1回転軸と第2回転軸との実測され
たスリップ率に応じて、予め定めた操舵角とスリップ率
との関係を表わす基準線を所定の運転状態で実測したス
リップ率により更新しながら新たな基準線に基づき油圧
ポンプの吐出圧を制御するので、車両の経時変化によシ
タイヤの有効径等が変化しても常に最適な4輪駆動状態
あるいは2輪駆動状態が得られる。
力を伝達する第1回転軸と後輪に駆動力を伝達する第2
回転軸とをこれらの回転速度差に応じて駆動され且つ回
転速度差に応じた油量を吐出する油圧ポンプを介して連
結し、その静的油圧によシ駆動7カを伝達して4輪駆動
状態を得ると共に第1回転軸と第2回転軸との実測され
たスリップ率に応じて、予め定めた操舵角とスリップ率
との関係を表わす基準線を所定の運転状態で実測したス
リップ率により更新しながら新たな基準線に基づき油圧
ポンプの吐出圧を制御するので、車両の経時変化によシ
タイヤの有効径等が変化しても常に最適な4輪駆動状態
あるいは2輪駆動状態が得られる。
したがって、4輪駆動時にブレーキング現象やタイヤの
偏摩耗を生ずることがなく、前後輪の駆動力の正負が互
いに逆となることもなく、4輪駆動状態での駆動やエン
ジンブレーキが必要なときにのみ4輪駆動となる。
偏摩耗を生ずることがなく、前後輪の駆動力の正負が互
いに逆となることもなく、4輪駆動状態での駆動やエン
ジンブレーキが必要なときにのみ4輪駆動となる。
また、いずれ;の′発明の場合にもノぐ一トタイム4輪
駆動車のタイトコーナブレーキング現象などの不具合や
運転操作の煩雑さを解消できると共にフルタイム4輪駆
動車に従来装備されたセン゛タデフに比べ小型・軽量と
することができ、しかも構造も簡単で安価となる。
駆動車のタイトコーナブレーキング現象などの不具合や
運転操作の煩雑さを解消できると共にフルタイム4輪駆
動車に従来装備されたセン゛タデフに比べ小型・軽量と
することができ、しかも構造も簡単で安価となる。
第1図〜第5図は本発明の4輪駆動用駆動連結装置の一
実施例にかがシ、第1図は概略構成図、第2図は詳細な
断面図、第3図は操舵角θに対するスリップ率Sの関係
を示す説明図1.第4図(a) (b)はそれぞれ油の
流れの説明図、第5図は制御内容を示すフローチャート
である。 図面中、 9は前輪、 10は前輪用の差動装置、 11は第1回転軸、 13は4輪駆動用駆動連結装置、 14は第2回転軸、 16は後輪、 17は後輪用の差動装置、 20はベーンポンプ、 20aはロータ、 20bはカムリング、 21は油圧制御回路、 22.23,24.25は吸込吐出口、26.27は第
1および第2油路、 28.29,31.32はチェック弁、30はオイル溜
、 33はリリーフ弁、 36はピストン、 37はオリフィス、 38はソレノイド弁、 39はコンピュータである。 特許出願人 三菱自動車工業株式会社 代 理 人 弁理士 光 石 士 部(他1名) 第1図 第2図 第3図
実施例にかがシ、第1図は概略構成図、第2図は詳細な
断面図、第3図は操舵角θに対するスリップ率Sの関係
を示す説明図1.第4図(a) (b)はそれぞれ油の
流れの説明図、第5図は制御内容を示すフローチャート
である。 図面中、 9は前輪、 10は前輪用の差動装置、 11は第1回転軸、 13は4輪駆動用駆動連結装置、 14は第2回転軸、 16は後輪、 17は後輪用の差動装置、 20はベーンポンプ、 20aはロータ、 20bはカムリング、 21は油圧制御回路、 22.23,24.25は吸込吐出口、26.27は第
1および第2油路、 28.29,31.32はチェック弁、30はオイル溜
、 33はリリーフ弁、 36はピストン、 37はオリフィス、 38はソレノイド弁、 39はコンピュータである。 特許出願人 三菱自動車工業株式会社 代 理 人 弁理士 光 石 士 部(他1名) 第1図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)前輪に駆φb力を伝達する第1回転軸と後輪に駆
動力を伝達する第2回転軸とをこれら第1回転軸と第2
回転軸との回転速度差によって駆動されると共に回転速
度差に応じた?iII量を吐出して駆動力を伝達し得る
油圧ポンプを介して連結し、前記第1回転軸および第2
回転軸のそれぞれの回転速度を検出する回転センサを設
けると共に操舵角を検出する操舵角センサを設ける一方
、前記油圧ポンプの吐出圧を?li制御し伝達される駆
動力を調整する制御弁を設け、操舵角の変化に対する第
1回転軸と第2回転軸のスリップ率とで基準線を予め設
定し、この基準線より前記スリップ率が大きく且つ正の
ときまたは基準線よりスリップsx 7>f小さく且つ
負のとき前記油圧ポンプの吐出圧ヲ1“)′i大させる
と共にこれ以外のとき吐出圧を零とするよう前記制御弁
を制御する制御装置を具えたことを特徴とする4輪駆動
用駆動連結装置。 - (2)前輪に駆動力を伝達する第1回転軸と後輪に駆動
力を伝達する第2回転軸とをこれら第1回転軸と第2回
転軸との回転速度差によって駆動されると共に回転速度
差に応じた油量を吐出して駆動力を伝達し得る油圧ポン
プを介して連結し、前記第1回転軸および第2回転軸の
それぞれの回転速度を検出する回転センサを設けると共
に操舵角を検出する操舵角センナを設ける一方、前記油
圧ポンプの吐出圧を制御し伝達される駆動力を調整する
制御弁を設け、操舵角の変化に対する第1回転軸と第2
回転軸のスリップ率で決まる基準線を操舵角が零かつエ
ンジンの出力トルクが零のとき検出されるスリップ率に
よシ前記基準線と平行な新たな基準線に更新する機構を
具えると共にこの新たな基準線よシ前記スリップ率が大
きく且つ正のときまたは基準線よシ前記スリップ率が小
さく且つ負のとき前記油圧ポンプの吐出圧を増大させる
と共にこれ以外のとき吐出圧を零とするよう前記制御弁
を制御する制御装置を具えたことを特徴とする4輪駆動
用駆動連結装置M:。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22322183A JPS60116526A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22322183A JPS60116526A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60116526A true JPS60116526A (ja) | 1985-06-24 |
JPH0435367B2 JPH0435367B2 (ja) | 1992-06-10 |
Family
ID=16794685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22322183A Granted JPS60116526A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60116526A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2615577A1 (fr) * | 1987-05-18 | 1988-11-25 | Koyo Seiko Co | Dispositif de transmission de puissance pour vehicule et vehicule a quatre roues motrices equipe d'un tel dispositif |
JPH0338433A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-19 | Fuji Technica Inc | 車両用動力伝達装置 |
US5154252A (en) * | 1990-06-05 | 1992-10-13 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Power transmission apparatus for vehicle |
US5211257A (en) * | 1990-03-15 | 1993-05-18 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Power transmission apparatus for four-wheel drive vehicle |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022157425A (ja) | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP22322183A patent/JPS60116526A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2615577A1 (fr) * | 1987-05-18 | 1988-11-25 | Koyo Seiko Co | Dispositif de transmission de puissance pour vehicule et vehicule a quatre roues motrices equipe d'un tel dispositif |
JPH0338433A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-19 | Fuji Technica Inc | 車両用動力伝達装置 |
US5211257A (en) * | 1990-03-15 | 1993-05-18 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Power transmission apparatus for four-wheel drive vehicle |
US5154252A (en) * | 1990-06-05 | 1992-10-13 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Power transmission apparatus for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0435367B2 (ja) | 1992-06-10 |
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