JPS6011461A - 6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法 - Google Patents
6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法Info
- Publication number
- JPS6011461A JPS6011461A JP11699983A JP11699983A JPS6011461A JP S6011461 A JPS6011461 A JP S6011461A JP 11699983 A JP11699983 A JP 11699983A JP 11699983 A JP11699983 A JP 11699983A JP S6011461 A JPS6011461 A JP S6011461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxoprostaglandin
- producing
- group
- reaction
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
産業上の利用分野
本発明は医薬品として有用な6−オキソプロスタグラン
ジンE1類の新規な製法に関する。 さらに詳しくは容易に得られる4−置換−2−シクロベ
ンテノン類に有機銅リチウムを共役付加させ、系内で得
られるエノラートをニトロオレフィン類で捕捉し、次い
でニトロ基をオキソ基に変換する反応を経て一挙に6−
オキシプロスタグランジンE、類を製造する方法に関す
る。 従来技術 6−オキソプロスタグランジンEdまプロスタサイクリ
ンと同等の強力な血小板凝集阻害作用および平滑筋弛緩
作用に基づく血圧降下作用等を有し、プロスタサイクリ
ンの生体内活性代謝物として知られて〜・る( C,P
、Quilleyら、ヨーロピアン、ジャーナル、オフ
゛、7アーマコロジー、57巻、273〜276頁。 1979年; P、Y、に、Wongら、ヨー1:+ピ
アノ。 ジャーナル、オプ、7アーマコロジー、60巻、245
〜248頁、1979年)。プロスタサイクリンは生理
的PHVCお〜1て、活性の半減期は数分程度であり、
医薬品としての安定性の点で問題があるが、上記6−オ
キソプロスタグランジンE1はプロスタサイクリンより
も安定であり(C,P、Quilleyら、上り己弓1
用文献参照)、そのことから6−オキシプpスタグラン
ジンE1およびその類縁体の医薬品への応用が期待され
ている。 かかる化合物は、従来、ブロスタグランジンF2αおよ
びその類縁体を出発物質としてプロスタサイクリンを経
て数工程で製造される(特開昭53−84942号公報
、特開昭54−44639号公報参照)。しかしながら
この製造法にあたっては、目的化合物を得るために多数
の工程を要する。 発明の目的 本発明者らは6−オキソプロスタグランジンE1類の有
利な化学合成法ケ見出すべく鋭意研究した結果、保護さ
れた光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロベンテノン類
に有IJlll リチウムを共役付加させ、系内で得ら
れるエノラートをニトロオレフィン類で捕捉し、次いで
ニトロ基をオキソ基に変換する反応を経て一挙に6−オ
キソプロスタグランジンE1類を製造する方法を見出し
本発明に到達したものである。 しかして本発明の目的とするところは、容易に入手し得
る原料化合物を用いて、簡便に6−オキツプpスタグラ
ンジンE、類の工業的に有利な製造法を提供することに
ある。 発明の構成および効果 本発明の製法は、下記式CI) 6R。 で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
記式(II) OR。 口中、R3はトリ(C1〜C,)炭化水素化シ何で表わ
される有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるい
はそれらの任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶
媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下記式Cm) で表わされるニトロオレフィン類と反応せしめ、次いで
ニトロ基をオキソ基に変換し、さらに必要に応じて脱保
護および/または加水分解および/または塩生成反応に
付すことを特徴とする下記式[IV) 0Rz+ ORss で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である6−オ
キソプロスタグランジンE、類の製法である。 本発明の製法は、上記した通り、4−置換−2−シクロ
ベンテノン類のエノンの部分に有機銅リチウム化合物を
共役付加させて側鎖を導入し、この共役付加により化成
したエノラート中間体を一トpオレフィン類で捕捉して
二成分連結による瞬接位置基連続導入反応を完成させ、
続いて得られる反応中間体をそのまわの形でニド−基−
オキソ基変換反応に付すことにより、途中中間生成物を
何ら単離することなく一挙に上記式[IV)で示される
オキソプロスタグランジンEi類を製造するもので′あ
る。 上記式CI)中、R2はトリ、(C2〜C,)炭化水素
化シリル基または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結
合を形成する基である。 トリ(c、〜C1)炭化水素化シリル基としては、例え
ば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、L−ブチル
ジメチルシリル+t−、/チルジフェニルシリル基など
が挙げられるがt−メチルジメチルシリル基が特に好ま
しい。 水酸基の酸素原子と共忙アセタール結合を形成する基と
しては、例えば、メトキシメチル。 1−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)
メチル、ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラ
ニル、2−テトラヒドロフラニルまたは6,6−シメチ
ルー3−オキサ−2−オキシービシクq (3,1゜0
〕へキス−4−イル基をあげることができるが、2−テ
トラヒドロピラニル基が特に好ましい。 上記式〔■〕中、R3はトリ(C+〜C,>炭化水素化
シリル基または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合
を形成する基であり、上記式CI)中のR2で挙げたも
のが同様に好ましいものとして挙げられる。R2t R
Bは同一であっても異なっていてもよく、また、これら
のシリル基およびアセタール結合を形成する基は、水酸
基の保護基であると理解されるべきである。これらの保
護基は弱酸性から中性の条件下で容易に除去されて、薬
剤として有用な、最終生成物である遊離の水酸基とする
ことができる。 R4は水素原子、メチル基、エチル基、ビニル基、まだ
はトリメチルシリルエチニル基であるが水素原子、メチ
ル基が好ましく、水素原子が特に好ましいものとして挙
げられる。 R3は炭素数4〜12の酸素原子を含んでいてもよい直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基、炭素数3〜10のシクロ
アルキル基、炭素数7〜12のシクロアルキル基置換直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基または置換もしくは非置換
のフェニル基もしくはフェノキシ基が置換した炭素数1
〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基である。 炭素数4〜12の酸素原子を含んでいてもよい直鎖もし
くは分枝鎖アルキル基としては例エバ、ジチル6.ペン
チル、ヘキシル−ヘプチル、オクチル、2−メチルヘキ
シル、(S)−2−メチルヘキシル、@−2−メチルヘ
キシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−ヘキシル1.
1−ジメチルペンチル、2−エトキシエチル基など、好
ましくはペンチル、ヘキシル。 ■−モジ<ハ・(S)−2−メチルヘキシル、2−ヘキ
シル基などを挙げることができる。 炭素数3〜10のシクロアルキル基としては、例えば、
シクロプロピル、シクロノニル。 シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチル、シクロノニル、シクロデシル基ならびに
2,3−ジエチルシクロプルピル、2,2−ジメチルシ
クロペンチル。 4−t−メチルシクロヘキシル基のようなアルキル置換
シクロアルキル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。 炭素数7〜12のシクロアルキル基置換直鎖もしくは分
枝鎖アルキル基としては、例えばシクロペンチルメチル
、1−シクロペンチルエチル、2−シクロペンチルエチ
ル、3−シクロペンチルプルピル、シクロヘキシルメチ
ル、1−シクロヘキシルエチル、2−シクロヘキシルエ
チル、3−シクロへキシルプルピル、シクロオクチルメ
チル、3−シクロプロピルプロビル、4−シクロプロピ
ルブチル基などを挙げることができる。 置換もしくは非置換のフェニル基もしくはフェノキシ基
が置換した炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル
基としては、例えばベンジル、1−フェネチル、2−7
エネチルツ3−フェニルプルピル、4−フェニルブチル
。 1−フェニルペンチル、フェノキシメチル。 (3−クロロフェノキシ)メチル、(4−クロロフェノ
キシ)メチル、(3−トリフルオロメチルフェノキシ)
メチル基などをあげることができる。 これらR6のなかでも特に、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、(S)−2−メチルヘキシル。 @−2−メチルヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、
2−ヘキシル、1,1−ジメチルペンチル、シクロペン
チル、3−プロピルシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘキシルメチル、2−エトキシエチル、ベンジル
。 2−7エネチル、フェノキシメチル基が好ましく挙げら
れる。 Yはヨウ素原子、フェニルチオ基り炭素数1〜5アルキ
ル置換エチニル基、またはシアノ基であり、炭素数1〜
5アルキル置換エチニル基としては、例えば、l−ペン
チン、1−ヘキシン、3,3−ジメチル−1−ブチン基
などがあげられるがヨウ素原子が好ましく・。 上記式(III)中、R1は炭素数1〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキ
ル基、炭素数7〜12のアラルキル基、または置換もし
くは非置換のフェニル基である。 炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基として
は、例えば、メチル、エチル。 7F、ピルッメチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、ノニル、デシル、ドデシル基およびそれらの
異性体型を好ましいものとして挙げることができるが、
メチル基が特に好ましい。 炭素数3〜10のシクロアルキル基としては、例えば、
シクロプロピル、シクロブチル。 シクロペンチル、シクーヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチル、シクロノニル、シクロデシル基ならびに
2,3−ジエチルシクロプロピル、2,2−ジメチルシ
クロペンチル。 4−t−ブチルシクロヘキシル基のようなアルキル置換
ジクロフルキル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。 炭素数7〜12の7ラルキル基としては、例えば、ベン
ジル、1−7エネチル、2−フェネチル、3−フェニル
プルビル、4−フェニルブチル基などを好ましく1もの
として挙げることができる。 置換もしくは非置換のフェニル基としては、例;r、、
ハ、フェニル基、δ−りpp+フェニル。 m−クロロフェニル、p−りpロフェニルッp−フルオ
ロフェニル、2,4−ジクロルフェニル+ (0+ m
+またはp−)トリル。 p−エチルフェニル+ p −t−ブチルフェニル、2
,5−ジメチルフェニル、4−クロロ−2−メチルフェ
ニル基などを好ましいものとして挙げることができる。 R1としてはメチル基が%に好ましい。 本発明方法は、まず、前記式CI)で表わされる4−置
換−2−シクロベンテノン類またはその鏡像体、あるい
はそれら任意の割合の混合物を前記式[II)で表わさ
れる有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるいは
それら任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶媒中
で共役付加反応せしめることから開始される。 該4−置換−2−シクロベンテノン類は既知物質であり
、4位の炭素原子が不斉炭素であるから光学異性体が存
在するが、いずれの光学異性体も純品として入手可能な
物質である。 もう一方の原料化合物である該有機鋼リチウム化合物は
それ自身公知の方法〔例えば、G、H,Po5ner+
Organic Reaction+vo1.19 +
1(1972)などを参照〕あるいは本発明者らが別
途提案した方法により容易に得られる。 すなわち、対応する有機リチウム化合物と第1銅塩とを
反応させる方法であり、本方法ではさらに有機銅リチウ
ム化合物として、前記式[IT)で表わされる化合物を
、三価のリン化合物、例えば、トリアルキルホスフィン
(例えば、トリエチルホスフィン、トリエチルホスフィ
ンなど)、トリアルキルホスファイト(例えば、トリメ
チルホスファイト、トνエチルホスファイト、トリイソ
プロピルポスファイト、トリメチルホスファイトなど)
、あるいはへキサメチルホスホラストリアミドなどとの
錯体として用いてもよい。 該4−置換−2−シクμベンテノン類と該有機銅リチウ
ム化合物とは化学量論的には等モル反応を行なうが、通
常、4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに対し
O,5〜2.0モル倍、特に好ましくは1.3モル倍の
有機銅リチウム化合物を用いて行なわれる。 反応温度は一120℃〜0℃、特に好ましくは一り0℃
〜−30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反
応温度により異なるが通常−78℃〜−20℃につ約1
時間反応せしめれば十分である。 反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温度下にお
いて液状であって、反応試剤とは反応しない不活性の非
プロトン性の有機媒体が用いられる。 かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタンの如き飽和炭化水素類、
ベンゼン、トルエン。 キシレンの如き芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン。 ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルの如きエーテル系溶媒、その他へキサメチルホスホ
リックトリ7ミド(HMP)。 N、N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N、N−ジ
メチル7セトアミド(DMAC)、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン、N−メチルビqリドンの如きいわゆる
非プロトン性極性溶媒等があげられ、二種以上の溶媒の
混合溶媒として用いることも可能である。また、かかる
非プロトン性不活性有機媒体としては、有機鋼リチウム
化合物を製造するに用いられた不活性媒体を、そのまま
用いることもできる。 すなわち、この場合有機銅リチウム化合物を製造した反
応系内に該4−置換−2−シクロベンテノン類を添加せ
しめて反応を行なえばよい。有機媒体の使用量は反応を
円滑に進行させるに十分な量があれば良く、通常は原料
の1〜100倍容量、好ましくは2〜30倍容量が用い
られる。 本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該有機銅リ
チウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加し
、2位に陰イオンが生成したいわゆる共役付加エルレー
トの形になっていると想定されている。本発明方法では
この共役付加エルレートに対して、前記式Cm)で表わ
されるニトロオレフィン類と反応せしめることにより達
成される。 該ニトロオレフィン類は一般的ナニトロオレフィン合成
法に準じて行なわれ、比較的容易に入手しうる化合物で
あり、例えば吉越ら、Journal of the
American Chernical 5ociet
)r+■、4679(1976)およびその引用文献が
参考とされ、その工程を図示すると次のとおりである。 ニトロ化 B r −、、□ COOR02N −VAVA、/C
OORO2 反応は有機鋼リチウム化合物を4−置換一2−シクロベ
ンテノン類に共役付加した反応系内に、前記の非ブpト
ン性有機媒体によって希釈されていてもよい前記式(I
II)で表わされるニトロオン2イン類を添加せしめる
ことKより実施される。 該ニトロオレフィン類は共役付加により生成したエルレ
ートと化学量論的には等モル反応を行なうが、通常、最
初に用いた4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに
対して0.5〜2.0モル倍、特に好ましくは0.8〜
1.2モル倍量を用いて行なわれる。 反応温度は一り20℃〜O℃、好ましくは一り0℃〜−
30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温
度により異なるが、通常−78℃〜−40℃にて約1時
間反応せしめれば十分であり、反応の終点は薄層クロマ
トグラフィー等で追跡し決定するのが効率的である。 本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該我1機銅
リチウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加
し、2位に陰イオンが生成した工/レートがニドIff
オレフィン類にいわゆるマイケル付加し、ニトロ基のα
位(−プロスタグランジン命名法での6位)が陰イオン
となったいわゆる7シニトロ塩の形にhつでいると想定
されて〜・る。 本発明者らは、本反応中間体を通常の方法により後処理
して6−ニトロプロスタグランジンE、類を得ることに
成功し別途提案した。 本発明方法においては前述の二段階の反応(いわゆる三
成分連結反応)により生成した7シニトロ塩中間体をそ
のまま次の反応に供して、該ニトロ基をオキソ基に変換
することが最大の特徴であり、この反応を行なうことに
より出郷4−置換−2−シクロベンテノン類より三段階
の反応を、途中何ら単離操作を行なうことな〈実施し、
−挙に前記式[IV)で代表される6−オキソプロスタ
グランジンE。 類が製造される。 本発明方法にお〜・て用いた前記三成分連結反応は位置
特異的および立体特異的に進行することが知られており
、それ故、本発明方法では用いた出発原料の光学的性状
により最終生成物の立体異性体が一義的に決定される。 すなわち、光学純度100%の該4−置換−2−シクμ
ベンテノン類と光学純度100%の該有機銅リチウム化
合物を用いた場合について説明すると、前記式[1)で
示される絶対構造を有する4−置換−2−シクロベンテ
ノン類と前記式(If)で示される絶対構造を有する有
機鋼リチウム化合物とからは前記式(III)で示され
る絶対構造゛を有する6−オキソプロスタグランジンE
1類が製造され、その鏡像体の関係にある有機銅リチウ
ム化合物とからをま下記式〔■〕′ で表わされる15−エビ−6−オキソプロスタグランジ
ンE、類が製造される。 また、前記式CI)で示される絶対構造を有する4−置
換−2−シクロベンテノン類の鏡像体と前記式(n)で
示される絶対構造を有する有機銅リチウム化合物または
その鏡像体とからは、それぞれ、下記式(III)寛、
、またをま下記式Cm)ヵ。 で表わされるI5−エビ−6−オキソプロスタグランジ
ンE8類の鏡像体または6−オキシブpスタグランジン
P2.類の鏡像体力製造される。 該4−置換−2−シクロペンテ/ン類および/または該
有機銅リチ′ウム化合物が任意の割合の光学異性体の混
合物である場合には上記の立体選択性に基づいて相邑す
る6−オキソプロスタグランジンE1類が製造される。 次にニトロ基、をオキソ基に変換する反応について説明
する。 この変換反応は一般にはネック(Nef)反応として古
くから(J、U、Nef+Ann、、 2 s o 、
263(1894)’)知られており今日まで数多く
の研究例が報告されている反応である。そのため多くの
変換試薬が知られているが大別すると(1)酸を用いる
方法、f2)還元的に変換する方法。 +31酸化的に変換する方法の3種類に分類され、以下
、それぞれについて説明する。
ジンE1類の新規な製法に関する。 さらに詳しくは容易に得られる4−置換−2−シクロベ
ンテノン類に有機銅リチウムを共役付加させ、系内で得
られるエノラートをニトロオレフィン類で捕捉し、次い
でニトロ基をオキソ基に変換する反応を経て一挙に6−
オキシプロスタグランジンE、類を製造する方法に関す
る。 従来技術 6−オキソプロスタグランジンEdまプロスタサイクリ
ンと同等の強力な血小板凝集阻害作用および平滑筋弛緩
作用に基づく血圧降下作用等を有し、プロスタサイクリ
ンの生体内活性代謝物として知られて〜・る( C,P
、Quilleyら、ヨーロピアン、ジャーナル、オフ
゛、7アーマコロジー、57巻、273〜276頁。 1979年; P、Y、に、Wongら、ヨー1:+ピ
アノ。 ジャーナル、オプ、7アーマコロジー、60巻、245
〜248頁、1979年)。プロスタサイクリンは生理
的PHVCお〜1て、活性の半減期は数分程度であり、
医薬品としての安定性の点で問題があるが、上記6−オ
キソプロスタグランジンE1はプロスタサイクリンより
も安定であり(C,P、Quilleyら、上り己弓1
用文献参照)、そのことから6−オキシプpスタグラン
ジンE1およびその類縁体の医薬品への応用が期待され
ている。 かかる化合物は、従来、ブロスタグランジンF2αおよ
びその類縁体を出発物質としてプロスタサイクリンを経
て数工程で製造される(特開昭53−84942号公報
、特開昭54−44639号公報参照)。しかしながら
この製造法にあたっては、目的化合物を得るために多数
の工程を要する。 発明の目的 本発明者らは6−オキソプロスタグランジンE1類の有
利な化学合成法ケ見出すべく鋭意研究した結果、保護さ
れた光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロベンテノン類
に有IJlll リチウムを共役付加させ、系内で得ら
れるエノラートをニトロオレフィン類で捕捉し、次いで
ニトロ基をオキソ基に変換する反応を経て一挙に6−オ
キソプロスタグランジンE1類を製造する方法を見出し
本発明に到達したものである。 しかして本発明の目的とするところは、容易に入手し得
る原料化合物を用いて、簡便に6−オキツプpスタグラ
ンジンE、類の工業的に有利な製造法を提供することに
ある。 発明の構成および効果 本発明の製法は、下記式CI) 6R。 で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
記式(II) OR。 口中、R3はトリ(C1〜C,)炭化水素化シ何で表わ
される有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるい
はそれらの任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶
媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下記式Cm) で表わされるニトロオレフィン類と反応せしめ、次いで
ニトロ基をオキソ基に変換し、さらに必要に応じて脱保
護および/または加水分解および/または塩生成反応に
付すことを特徴とする下記式[IV) 0Rz+ ORss で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である6−オ
キソプロスタグランジンE、類の製法である。 本発明の製法は、上記した通り、4−置換−2−シクロ
ベンテノン類のエノンの部分に有機銅リチウム化合物を
共役付加させて側鎖を導入し、この共役付加により化成
したエノラート中間体を一トpオレフィン類で捕捉して
二成分連結による瞬接位置基連続導入反応を完成させ、
続いて得られる反応中間体をそのまわの形でニド−基−
オキソ基変換反応に付すことにより、途中中間生成物を
何ら単離することなく一挙に上記式[IV)で示される
オキソプロスタグランジンEi類を製造するもので′あ
る。 上記式CI)中、R2はトリ、(C2〜C,)炭化水素
化シリル基または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結
合を形成する基である。 トリ(c、〜C1)炭化水素化シリル基としては、例え
ば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、L−ブチル
ジメチルシリル+t−、/チルジフェニルシリル基など
が挙げられるがt−メチルジメチルシリル基が特に好ま
しい。 水酸基の酸素原子と共忙アセタール結合を形成する基と
しては、例えば、メトキシメチル。 1−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)
メチル、ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラ
ニル、2−テトラヒドロフラニルまたは6,6−シメチ
ルー3−オキサ−2−オキシービシクq (3,1゜0
〕へキス−4−イル基をあげることができるが、2−テ
トラヒドロピラニル基が特に好ましい。 上記式〔■〕中、R3はトリ(C+〜C,>炭化水素化
シリル基または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合
を形成する基であり、上記式CI)中のR2で挙げたも
のが同様に好ましいものとして挙げられる。R2t R
Bは同一であっても異なっていてもよく、また、これら
のシリル基およびアセタール結合を形成する基は、水酸
基の保護基であると理解されるべきである。これらの保
護基は弱酸性から中性の条件下で容易に除去されて、薬
剤として有用な、最終生成物である遊離の水酸基とする
ことができる。 R4は水素原子、メチル基、エチル基、ビニル基、まだ
はトリメチルシリルエチニル基であるが水素原子、メチ
ル基が好ましく、水素原子が特に好ましいものとして挙
げられる。 R3は炭素数4〜12の酸素原子を含んでいてもよい直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基、炭素数3〜10のシクロ
アルキル基、炭素数7〜12のシクロアルキル基置換直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基または置換もしくは非置換
のフェニル基もしくはフェノキシ基が置換した炭素数1
〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基である。 炭素数4〜12の酸素原子を含んでいてもよい直鎖もし
くは分枝鎖アルキル基としては例エバ、ジチル6.ペン
チル、ヘキシル−ヘプチル、オクチル、2−メチルヘキ
シル、(S)−2−メチルヘキシル、@−2−メチルヘ
キシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−ヘキシル1.
1−ジメチルペンチル、2−エトキシエチル基など、好
ましくはペンチル、ヘキシル。 ■−モジ<ハ・(S)−2−メチルヘキシル、2−ヘキ
シル基などを挙げることができる。 炭素数3〜10のシクロアルキル基としては、例えば、
シクロプロピル、シクロノニル。 シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチル、シクロノニル、シクロデシル基ならびに
2,3−ジエチルシクロプルピル、2,2−ジメチルシ
クロペンチル。 4−t−メチルシクロヘキシル基のようなアルキル置換
シクロアルキル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。 炭素数7〜12のシクロアルキル基置換直鎖もしくは分
枝鎖アルキル基としては、例えばシクロペンチルメチル
、1−シクロペンチルエチル、2−シクロペンチルエチ
ル、3−シクロペンチルプルピル、シクロヘキシルメチ
ル、1−シクロヘキシルエチル、2−シクロヘキシルエ
チル、3−シクロへキシルプルピル、シクロオクチルメ
チル、3−シクロプロピルプロビル、4−シクロプロピ
ルブチル基などを挙げることができる。 置換もしくは非置換のフェニル基もしくはフェノキシ基
が置換した炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル
基としては、例えばベンジル、1−フェネチル、2−7
エネチルツ3−フェニルプルピル、4−フェニルブチル
。 1−フェニルペンチル、フェノキシメチル。 (3−クロロフェノキシ)メチル、(4−クロロフェノ
キシ)メチル、(3−トリフルオロメチルフェノキシ)
メチル基などをあげることができる。 これらR6のなかでも特に、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、(S)−2−メチルヘキシル。 @−2−メチルヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、
2−ヘキシル、1,1−ジメチルペンチル、シクロペン
チル、3−プロピルシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘキシルメチル、2−エトキシエチル、ベンジル
。 2−7エネチル、フェノキシメチル基が好ましく挙げら
れる。 Yはヨウ素原子、フェニルチオ基り炭素数1〜5アルキ
ル置換エチニル基、またはシアノ基であり、炭素数1〜
5アルキル置換エチニル基としては、例えば、l−ペン
チン、1−ヘキシン、3,3−ジメチル−1−ブチン基
などがあげられるがヨウ素原子が好ましく・。 上記式(III)中、R1は炭素数1〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキ
ル基、炭素数7〜12のアラルキル基、または置換もし
くは非置換のフェニル基である。 炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基として
は、例えば、メチル、エチル。 7F、ピルッメチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、ノニル、デシル、ドデシル基およびそれらの
異性体型を好ましいものとして挙げることができるが、
メチル基が特に好ましい。 炭素数3〜10のシクロアルキル基としては、例えば、
シクロプロピル、シクロブチル。 シクロペンチル、シクーヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチル、シクロノニル、シクロデシル基ならびに
2,3−ジエチルシクロプロピル、2,2−ジメチルシ
クロペンチル。 4−t−ブチルシクロヘキシル基のようなアルキル置換
ジクロフルキル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。 炭素数7〜12の7ラルキル基としては、例えば、ベン
ジル、1−7エネチル、2−フェネチル、3−フェニル
プルビル、4−フェニルブチル基などを好ましく1もの
として挙げることができる。 置換もしくは非置換のフェニル基としては、例;r、、
ハ、フェニル基、δ−りpp+フェニル。 m−クロロフェニル、p−りpロフェニルッp−フルオ
ロフェニル、2,4−ジクロルフェニル+ (0+ m
+またはp−)トリル。 p−エチルフェニル+ p −t−ブチルフェニル、2
,5−ジメチルフェニル、4−クロロ−2−メチルフェ
ニル基などを好ましいものとして挙げることができる。 R1としてはメチル基が%に好ましい。 本発明方法は、まず、前記式CI)で表わされる4−置
換−2−シクロベンテノン類またはその鏡像体、あるい
はそれら任意の割合の混合物を前記式[II)で表わさ
れる有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるいは
それら任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶媒中
で共役付加反応せしめることから開始される。 該4−置換−2−シクロベンテノン類は既知物質であり
、4位の炭素原子が不斉炭素であるから光学異性体が存
在するが、いずれの光学異性体も純品として入手可能な
物質である。 もう一方の原料化合物である該有機鋼リチウム化合物は
それ自身公知の方法〔例えば、G、H,Po5ner+
Organic Reaction+vo1.19 +
1(1972)などを参照〕あるいは本発明者らが別
途提案した方法により容易に得られる。 すなわち、対応する有機リチウム化合物と第1銅塩とを
反応させる方法であり、本方法ではさらに有機銅リチウ
ム化合物として、前記式[IT)で表わされる化合物を
、三価のリン化合物、例えば、トリアルキルホスフィン
(例えば、トリエチルホスフィン、トリエチルホスフィ
ンなど)、トリアルキルホスファイト(例えば、トリメ
チルホスファイト、トνエチルホスファイト、トリイソ
プロピルポスファイト、トリメチルホスファイトなど)
、あるいはへキサメチルホスホラストリアミドなどとの
錯体として用いてもよい。 該4−置換−2−シクμベンテノン類と該有機銅リチウ
ム化合物とは化学量論的には等モル反応を行なうが、通
常、4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに対し
O,5〜2.0モル倍、特に好ましくは1.3モル倍の
有機銅リチウム化合物を用いて行なわれる。 反応温度は一120℃〜0℃、特に好ましくは一り0℃
〜−30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反
応温度により異なるが通常−78℃〜−20℃につ約1
時間反応せしめれば十分である。 反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温度下にお
いて液状であって、反応試剤とは反応しない不活性の非
プロトン性の有機媒体が用いられる。 かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタンの如き飽和炭化水素類、
ベンゼン、トルエン。 キシレンの如き芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン。 ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルの如きエーテル系溶媒、その他へキサメチルホスホ
リックトリ7ミド(HMP)。 N、N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N、N−ジ
メチル7セトアミド(DMAC)、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン、N−メチルビqリドンの如きいわゆる
非プロトン性極性溶媒等があげられ、二種以上の溶媒の
混合溶媒として用いることも可能である。また、かかる
非プロトン性不活性有機媒体としては、有機鋼リチウム
化合物を製造するに用いられた不活性媒体を、そのまま
用いることもできる。 すなわち、この場合有機銅リチウム化合物を製造した反
応系内に該4−置換−2−シクロベンテノン類を添加せ
しめて反応を行なえばよい。有機媒体の使用量は反応を
円滑に進行させるに十分な量があれば良く、通常は原料
の1〜100倍容量、好ましくは2〜30倍容量が用い
られる。 本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該有機銅リ
チウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加し
、2位に陰イオンが生成したいわゆる共役付加エルレー
トの形になっていると想定されている。本発明方法では
この共役付加エルレートに対して、前記式Cm)で表わ
されるニトロオレフィン類と反応せしめることにより達
成される。 該ニトロオレフィン類は一般的ナニトロオレフィン合成
法に準じて行なわれ、比較的容易に入手しうる化合物で
あり、例えば吉越ら、Journal of the
American Chernical 5ociet
)r+■、4679(1976)およびその引用文献が
参考とされ、その工程を図示すると次のとおりである。 ニトロ化 B r −、、□ COOR02N −VAVA、/C
OORO2 反応は有機鋼リチウム化合物を4−置換一2−シクロベ
ンテノン類に共役付加した反応系内に、前記の非ブpト
ン性有機媒体によって希釈されていてもよい前記式(I
II)で表わされるニトロオン2イン類を添加せしめる
ことKより実施される。 該ニトロオレフィン類は共役付加により生成したエルレ
ートと化学量論的には等モル反応を行なうが、通常、最
初に用いた4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに
対して0.5〜2.0モル倍、特に好ましくは0.8〜
1.2モル倍量を用いて行なわれる。 反応温度は一り20℃〜O℃、好ましくは一り0℃〜−
30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温
度により異なるが、通常−78℃〜−40℃にて約1時
間反応せしめれば十分であり、反応の終点は薄層クロマ
トグラフィー等で追跡し決定するのが効率的である。 本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該我1機銅
リチウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加
し、2位に陰イオンが生成した工/レートがニドIff
オレフィン類にいわゆるマイケル付加し、ニトロ基のα
位(−プロスタグランジン命名法での6位)が陰イオン
となったいわゆる7シニトロ塩の形にhつでいると想定
されて〜・る。 本発明者らは、本反応中間体を通常の方法により後処理
して6−ニトロプロスタグランジンE、類を得ることに
成功し別途提案した。 本発明方法においては前述の二段階の反応(いわゆる三
成分連結反応)により生成した7シニトロ塩中間体をそ
のまま次の反応に供して、該ニトロ基をオキソ基に変換
することが最大の特徴であり、この反応を行なうことに
より出郷4−置換−2−シクロベンテノン類より三段階
の反応を、途中何ら単離操作を行なうことな〈実施し、
−挙に前記式[IV)で代表される6−オキソプロスタ
グランジンE。 類が製造される。 本発明方法にお〜・て用いた前記三成分連結反応は位置
特異的および立体特異的に進行することが知られており
、それ故、本発明方法では用いた出発原料の光学的性状
により最終生成物の立体異性体が一義的に決定される。 すなわち、光学純度100%の該4−置換−2−シクμ
ベンテノン類と光学純度100%の該有機銅リチウム化
合物を用いた場合について説明すると、前記式[1)で
示される絶対構造を有する4−置換−2−シクロベンテ
ノン類と前記式(If)で示される絶対構造を有する有
機鋼リチウム化合物とからは前記式(III)で示され
る絶対構造゛を有する6−オキソプロスタグランジンE
1類が製造され、その鏡像体の関係にある有機銅リチウ
ム化合物とからをま下記式〔■〕′ で表わされる15−エビ−6−オキソプロスタグランジ
ンE、類が製造される。 また、前記式CI)で示される絶対構造を有する4−置
換−2−シクロベンテノン類の鏡像体と前記式(n)で
示される絶対構造を有する有機銅リチウム化合物または
その鏡像体とからは、それぞれ、下記式(III)寛、
、またをま下記式Cm)ヵ。 で表わされるI5−エビ−6−オキソプロスタグランジ
ンE8類の鏡像体または6−オキシブpスタグランジン
P2.類の鏡像体力製造される。 該4−置換−2−シクロペンテ/ン類および/または該
有機銅リチ′ウム化合物が任意の割合の光学異性体の混
合物である場合には上記の立体選択性に基づいて相邑す
る6−オキソプロスタグランジンE1類が製造される。 次にニトロ基、をオキソ基に変換する反応について説明
する。 この変換反応は一般にはネック(Nef)反応として古
くから(J、U、Nef+Ann、、 2 s o 、
263(1894)’)知られており今日まで数多く
の研究例が報告されている反応である。そのため多くの
変換試薬が知られているが大別すると(1)酸を用いる
方法、f2)還元的に変換する方法。 +31酸化的に変換する方法の3種類に分類され、以下
、それぞれについて説明する。
【υ 酸を用いる方法;
最も一般的なネック(Nef)反応の方法であり、二)
p化合物を、まず、水またはアルコール系もしくはエ
ーテル系溶媒中、水酸化ナトリウム、ナトリウムフルコ
シートなどの塩基と反応させてアシ= ) ry塩とし
た後、塩酸または硫酸を反応させて相当するオキシ化合
物とするもので、例えば、W、E、No1and +C
hern、Rev1,55,137(1955)。 N、Ko rnb l umらr J、Am、Cher
n、Soc、 p 87 。 1742 (196s ) p Y、Mazurら、
J、Am、Chem。 −シ狂1,2已9 、3861 (1977)などの報
告が参考となる。基本的な方法であるが強アルカリ性お
よび強酸性条件下での反応という点で障害となることが
ある。 (2) 還元的に変換する方法; 低原子価の金属化合物、例えば、三価のチタン化合物、
二価のバナジウム化合物。 二価のりpム化合物が知られているが、三価のチタン化
合物が特に好ましく用いられている。通常、三塩化チタ
ン水溶液が還元剤として徳用されているが、反応溶液が
強酸性(pH1以下)となるため、酢酸アンモニウムの
ような緩衝塩を反応系に添加して反応溶液のPHを4か
ら7.好ましくは6付近にコントロールすることにより
副反応を抑える必要のある場合がある。この場合でも還
元反応に付す前忙ナトリウムメチラートなどの塩基によ
りアンニトロ塩としておくことにより反応は円滑に進行
する。また本発明は三塩化チタン水溶液を用いるために
比較的水溶性の肴機媒体、例えば、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフランクジメトキシエタン、ジオキサンな
どのエーテル系溶媒あるいはメタノール、エタノール。 インプルピルアルコールなどのアルコール系溶媒の共存
下に行なわれる。詳細な実験条件についてはJ、E、M
cMurry r−)t J、Org。 Chem−93B + 4367 (1973) +J
−E0MCMurry。 Accounts Chem、Res、+ 7+281
(1974)らが参考となる。 (31酸化的に変換する方法; あらかじめニド−化合物を塩基性物質で処理してアンニ
トロ塩とし、それを各種の酸化剤と反応させることによ
り二) cy化合物を相畠するオキシ化合物KM導する
方法で比較的温和な条件で変換可能であるという利点を
有しているが分子内に使用した酸化剤と反応するような
官能基を有しているとコントロールが困難となる弱点を
もっている。用いる塩基と酸化剤ならびに反応条件の参
考となる文献を列挙すると、例えばナトリウムメチラー
ト−オゾン (J、E。 McMurryら+ J、Org、Chem、 + 3
9 、259(1974))l 水酸化ナトリウムーー
重項酸素(J、R,Williamsら+ J、Org
、Chem、 +43.1271(1978))、炭
酸カリウム−過酸化水素(G、A、、0Iahら、 5
ynthesis+662 (1980) ) ’+
ポタシウムも一ブトキシドーも一プチルノhイドpパー
オキシド(P、A、Bartlettら+ Tetra
hedron Letters+331(1977))
? 水酸化ナトリウムツナトリウムも一ブトキシドまた
はシリカゲル−過マンガン酸カリウム(F、T、Wil
liams+Jr、らI J、Org、Chern、
+ 27 、3699(1962)。 N、Kornblumら+ J、Org、ChQm、+
47.4534(1982)、 J、H,C1ark
ら+ J、Chem、Soc、+Chem。 Commun、+ 635(1982)、)リエチルア
ミンまたは水素化ナトリウム−硝酸第二キリラム(G、
A、01ahら、5ynth、esis、44(198
0) 、 R,C,Cookaonら+ Tetrah
edronLetters+ 23.3521(198
2))などテする。 本発明方法忙おける前記式(IV)で代表される6−オ
キソプロスタグランジンE1類やその前駆物質である6
−ニドqプロスタグランジンE、類などのプロスタグ
ランジンE1誘導体は強塩基性条件下および強酸性条件
下では非常に分解しやすい性質を有している。このため
前記のニトロ基−オキシ基変換反応の条件がすべてその
まま用いられるというわけではない。また、本発明方法
の一つの特徴は二段階の反応の終了時点つまりニトロ基
−オキシ基変換反応の前段階ではすでに反応粗生成物が
アシニトロ塩中間体となっている点であり、通常のネッ
ク(Nef)反応のようにニトロ化合物と強塩基化合物
かられざわざアシニドp基を生成させる必要なく、酸、
還元剤、または酸化剤と反応せしめることが可能である
点である。本発明者らは上記の2点を熟知、考慮の上肢
ニトロ基−オキソ基変換反応の難点を克服すべく鋭意研
究した結果、二段階目のニド−オレフィン類との反応を
終了した反応混合物をそのまま酸、還元剤、または酸化
剤と適当な条件下で反応せしめることにより前記式[I
V]で代表される6−オキソプロスタグランジンE1類
の製造が可能になったものである。 以下反応条件について記載する。 すなわち、酸を用いる方法の場合は、等モル以上の塩酸
(好ましくは0.5〜6規定、特に好ましくは1〜4規
定塩酸)または硫酸(好ましくは1〜12規定、特に好
ましくは3〜6規定硫酸)を三成分連結反応により生成
した7シ二トロ塩中間体を含む反応溶液に加えて反応せ
しめる。反応を円滑に進行させるためには比較的水溶性
のある有機媒体をさらに反応系に加えるとよく、かかる
有機媒体としてはジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶
媒あるいはメタノール、エタノール、インプロピルアル
コールなどのフルコール系溶媒などがあげられる。 反応温度は用いる酸の種類や濃度、水溶性有機媒体の種
類によって多少異なってくるが通常−20℃〜80℃、
好ましくはo ℃〜60℃、特に好ましくは20 ”0
〜50℃の範囲で行なわれる。反応時間は反応温度や反
応条件により異なり薄層りpマドグラフィーなどの分析
手段により反応を追跡することにより反応終点が決定さ
れるが、反応温度40℃の場合0.5時間から5時間程
度で終了する。 還元剤として三塩化チタン水溶液を用いる方法の場合は
前述のJ 、E、McMurryらの方法に準じて行な
う。すなわち三塩化チタンと酢酸アンモニウムをi:6
0モル比で水溶液(PH6付近)とし、この水溶液を三
成分連結反応により生成したアシニトロ塩中間体を含む
反応溶液と混合せしめる。塩化チタンの量は7シニトロ
塩中間体に対して1〜20倍モル、好ましくは2〜15
倍モル、特に好ましくは3〜10倍モル量用いて行なわ
れる。反応を円滑に進行させるためKは比較的水溶性の
ある有機媒体をさらに反応系に加えるとよく、かかる有
機媒体としてはジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒
あるいはメタノ〜ルラエタノール、イソブービルゾルコ
ールなどのアルコール系溶媒などがあげられる。 反応温度は通常O″C〜40℃、好ましくは20℃〜3
0℃の範囲で行なわれ、反応時間は反応温度や反応剤の
量、PHなどの反応条件により異なり薄層クロマトグラ
フィなどの分析手段により反応を追跡することにより反
応終点が決定されるが、室温に01〜5時間で終了する
。 また酸化剤を用いる場合も前述の引用文献に準じて行な
われる。 反応後、得られる生成物は通常の手段により反応液から
分離、精製される。例えば抽出。 洗浄、クロマトグラフィーあるいはこれらの組み合わせ
により行なわれる。 かくして、前記式(IV)で表わされる化合物のうち、
その水酸基が保護され、かつその1位のカルボン酸のエ
ステル体が得られる。次いで必要に応じてその水酸基の
保護基を通常の方法によって遊離の水酸基とし、および
/または、そのエステル体を通常に用いられる方法によ
り加水分解および/または塩生成することによって、本
発明の6−オキソプロスタグランジンE8類が製造され
る。 その1例を示すと、水酸基の保護基の除去は、保護基が
水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する基の
場合には、例えば酢酸+ p −トルエンスルホン酸、
そのピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒とし
、例えハ水、テトラヒドロフラス、エチルエーテル、ジ
オキサン、メタノール、アセトン。 アセトニトリル等を反応溶媒とすることにより好適に実
施される。反応は通常−78℃〜+100℃の温度範囲
で10分〜3日間程度行なわれる。また、保護基がトリ
(C+〜C?)炭化水素シリル基の場合には、例えば酢
酸。 フッ化水素酸、フッ化水素−ピリジン、テトラゾチルア
ンモニウムフルオライド、セシウムフルオライド等を触
媒とし、上記した如き戊応溶媒中で同様の温度で同様の
時間実施される。 、カルボキシル基の保護基の除去は、エステルの場合に
は例えばリパーセあるいはエステラーゼ等の酵素を用い
、上記した如き反応溶媒中で一]O℃〜+300 °C
の温潅範囲で10分〜24時間程度行なわれる。 本発明によれば、上記の如き保護基の除去反応により生
成せしめたカルボキシル基を有する化合物は、次いで必
要により、更に塩生成反応に付され、カルボン酸塩を与
える。 塩生成反応はそれ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等
量の塩基性化合物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム又はアンモニア、トリメチルア
ミンチモノエタノールアミン、モルホリントラ通常ノ方
法で中和反応せしめることにより行なわれる。 以上のような一連の方法により製造される前記式[I)
(CI)’、[1) 、オ、l:び〔1)’、:c7)
エンド を含む)で表わされる6−オキソプロスタグランジンE
8類が得られる。かかる化合物の具体的な例−ま前記式
CDに示した天然のプロスタグランジンE1と同じ絶対
構造を有する化合物で代表させて挙げると下記のように
なる。 (なおプロスタグランジンE、はPGE、の形で略記す
る)。 01) 6−オキシーPGE。 02) +5−メチル−6−オキソ−PGE。 03) 16−メチル−6−オキソ−PGE。 04) 17−メチル−6−オキシーPGE。 05) 18−メチル−6−オキソ−PGE。 06) ]]9−メチルー6−オキソーPGE07)
20−メチル−6−オキソ−PGE。 08) 20−エチル−6−オキソ−PGF:。 Q9) 20−プロピル−6−オキ”/−PGE。 10) 16−エチル−6−オキソ−PGE。 11) 17−エチル−6−オキシーPGE112)
15.16−ジメチル−6−オキソ−PGE。 13) 16.17−シメチルー6−オキソーPC,E
。 14) 16.20−ジメチル−6−オキソ−PGE。 15) 17,2θ−ジメチル−6−オキツーPGE。 16) 16,16.20−1リメチル−6−オキツー
PGE。 17) 17−メチル−20−エチル−6−オキツーP
GE。 113) 17.20−ジエチル−6−オキソ−PGE
。 19) 15−シクロベンチルーω−ペンタノルー6−
オキツーPGE。 20) 15−シクロヘキシル−ω−ペンタノルー6−
オキツーPGE。 21) 15−(2,3−ジエチル)シクロプロピル−
ω−ペンタノルー6−オキツーPGE。 22) 15−(2,2−ジメチル)シクロベンチルー
ω−ペンタノルー6−オキソ−PGE。 23) 15−(4−t−ブチル)シクロヘキシル−ω
−ペンタノルー6−オキソ−PGE1 24) 16−シクロペンチル−ω−テトラツルー6−
オキソ−PGE。 25) 16−シクロペンチル−ω−トリノル−6−オ
キソ−PGE。 26> 17−シクロベンチルーω−トリノル−6−オ
キソ−PGE。 27) ts−シクロペンチル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 28) 16−シクロベキジル−ω−テトラツルー6−
オキツーPGE。 29) 16−シクロヘキシル−ω−トリノル−6−オ
キソ−P G E’。 30) 17−シクロヘキシル−ω−トリノル−6−オ
キツーPGE。 31) i8−シクロヘキシル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 32) 16−シクロオクチル−ω−テトラツルー6−
オキツーPGE。 33) 18−シクロプルピル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 34) 19−シクロプルピル−ω−ツルー6−オキソ
−PGE。 35) 18−オキサ−6−オキツーPGE。 36) 16−フェニル−ω−テトラ/ルー6−オキツ
ーP G El 37) 17−フェニル−ω−トリノル−6−オキツー
PGE。 3g) 1.6−フェノキシ−ω−テトラツルー6−オ
キシーP’GE□ 39) Ql)〜38)の化合物のメチルエステル類4
0) 01)〜38)の化合物のエチルエステル類41
) 01)〜38)の化合物のナトリウム塩類42)
01)〜41)の化合物の水酸基(11位と15位)が
t−メチルジメチルシリル基および/または2−テトラ
ヒドロピラニル基で保護されたエーテル類 などを挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。また、01)〜42)の化合物の15−エビ
体およびこれらすべての鏡像体もあわせて挙げられる。 以上のような方法により製造される前記式Ov) ((
■)’ 、 Crv)エンドおよび〔■〕′エンドを含
む)で表わされる6−オキシプpスタグランジンE、類
で、R219RsIが水素原子である下記式〔■′〕 で表わされる化合物およびその立体異性体あるいはそれ
らの任意の割合の混合物である6−オキシプpスクグラ
ンジンE、類は血小板凝集阻止作用、血圧降下作用、胃
液の公租および胃潰瘍抑制作用などプロスタグランジン
特有の生理活性作用を有することが知られている有用な
化合物であり、それ故に抗狭心症。 血管拡張、降血圧、抗心筋梗塞、抗血栓、抗動脈硬化、
悪性腫瘍の転移抑制などの血管作動を制御する薬剤およ
び高血圧、胃潰瘍の治療用薬剤として期待されている化
合物である。 以下、実施例をあげて、本発明を更に具体的に設明する
。 実施例1 d/ −@−3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1
−ヨード−1−オクテン(957■。 26 mmo/! )のエーテル溶液(aOm/)Kz
、oMのt−ブチルリチウムのペンタン溶液(2,6r
ul。 s、2 mmol )を−78℃で加え、1時間攪拌し
た。 この溶液にヨウ化第1銅(495−my 、 2.6m
no7Lトリブチルホスフィン(1,os y + 5
.2 mmol )のエーテル溶液(1om)を加え、
−78℃で30分間攪拌した。この溶液にdl−4−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シクロベンテノン
(424m9 、2.0 mmoA’ )のエーテル溶
液(101117)を加え、−78℃で5分、−40°
Cで15分攪拌した。 次いでメチル6−二) cy −6−ヘプテノニー)
(3741n9,2.0 mmol )のエーテル溶液
(1ON)を加え一40℃で30分間攪拌した。さらに
三塩化チタン水溶液(25%、Bml、約13mmal
l )と酢酸アンモニウム(6/i + 78mmo/
)を20罰の水に溶解した水溶液とテトラヒドロフラン
(ioom)を加え、室温で1時間攪拌した。反応溶液
にアンモニア性有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後減圧濃縮して2.97gの粗生成物を
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)に付してdl
−11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−6
−オキツプμスタグランジンE1メチルエステルおよび
その15−エビ体の混合物(2s amg、 0.42
3mmail+ 、 2 i%)を得た。 N M R(CD Clls 、δ(酵));0.03
(12H18)I O,86(21H)、 1.1〜1
.7(12H)12.15〜2.フo(1oH)、3.
6o(3H+、sL3、ss〜4.zo(zH+mL
5.35〜s、6o(2H+m)。 IR(液膜、σ )。 2960 + 2940 + 2860 + 1745
+ 1720 +1460.1435,1405,1
360,1250゜1155.1100,1000.9
65+935.。 865 .805 .775 .6400M5 (20
eV ;m/ e +%);5s3(o、s)+17s
(a)、52z(4)、4zx(+2)+407(4)
+ 403(+)、389(3)+ 37 ](3)+
321(8)+297(3)、2B9(2)、269
(3)、215(4)、2o3(3)。 143(4)+ ] 32(4)+ 111(4)+
76(9)t 75(100)。 実施例2 実施例1と全く同様にしてd/−(ト)−3−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−ニーオクテン、
di−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シク
ロベンテノンおよびメチル6−ニトロ−6−へブテノエ
ートを反応させた後、1規定塩酸10m1とテトラヒド
ロフラン(xoom)を加え、40℃で2時間攪拌した
。 実施例1と同様に後処理し2.809の粗生成物を得、
シリカゲルカラム分離してdi−11゜15−ビス(t
−ブチルジメチルシリル)−6−オキシプpスタグラン
ジンE1メチルエステルおよびその15−エビ体の混合
物(204■。 o、334mmo7 + 17%)を得た。 実施例3 実施例1と全く同様の方法により(3S)−(ト)−a
−t−、;’チルジメチルシリルオキシー1−ヨード−
1−オ/テアc 957m9 + 2.6mmo7;(
α)B 3Q、6° (C1,571CC4) )と(
4R)−4−t−グチルジメチルシリルオキシ−2−シ
クロベ、ンテノン(424mg 、 2.Orrvno
ll ; (a)p+63.2°(C1,04+、CH
,OH) )、次いでメチル6−ニトロ−6−へブテノ
エート(374〜。 2、OmmoA’ )と反応させ、続いて得られた反応
溶液に25%三塩化チタン水溶液(Bml、約13mm
oj? )と酢酸アンモニウム(6g+ 78mmoA
)を20Mの水に溶解させた水溶液およびメタノール(
7oml)を加えて室温で1.5時間攪拌した。飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加えた後エーテルで抽出し、
得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧濃縮して2.70 gの粗生成物を得
た。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ワニーゲルC300,lo−0g+ヘキサン:酢酸エチ
ルー19:1)に付して分離し、1.1,15−ビス(
1−ブチルジメチルシリル)−6−オキソプロスタグラ
ンジンE1メチルエステル(317m9 、0.519
mmol! 、 26%)を得た。 このもののNMR,IR,MSおよびTLCは実施例】
で得られたdi体のものと完全に一致した。 上記11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−
6−オキソプロスタグランジンE、メチルエステル(6
8m9 、0.11mmo7 )を10般のアセトニト
リルに溶かし、0.25m1のピリジンとQ、51nノ
のフッ化水素−ピリジンを加えて3時間室温で反応させ
た。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中
和後、酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和食塩
水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮して60
ダの粗生成物を得た。このものを調製用薄層クロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1=4,2回展開)
に付して分離し、6−オキソプロスタグランジンE1メ
チルエステル(31■。 0.081 mmall 74%)を得た。 NMR(CDCI!8.δ(p声));0.87(3H
) 、 1 、1〜1 、7(12I(+m) + 2
−0〜3.0CI 2H+m)、3.63(3H2s)
、3.7〜4.3(2H2m)、5.45〜s、6s(
zI−Lm)。 IR(液膜、σ−1); 3400.2950,2870,174.0..172
0゜1435.1410,1370,1250.’、1
200゜1160.1075,1020,970,73
0゜〔α川 −41° (C0,621CH30H)。 mp 41〜42℃(ヘキサン−エーテル再結晶)。 実施例4 実施例1と全(同様の方法により(3515S)−@、
3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−5
−メチル−1−ノネン(1,2911+ 3.25 m
mall ; Ca)i3−36..5°(CO,63
。 CH,OH) )と (4R)−4−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−2−シクロペンテノ7(530m?
+ 2.5 mmoll ; Ca’)’、、 +63
.2°((:’ 1.04 。 CH,0H)) 、次いでメチル6−ニトロ−6−ヘプ
テ/x−ト (468m9 + 2.5 mmoA )
と反応させ、続いて得られた反応溶液に25%三塩化チ
タン水溶液(9,3ml 、約15 mmod )と酢
酸アンモニウム(6,c+4g+qommo/)を23
FnI!の水に溶解させた水溶液およびテトラヒドロフ
ラン(115mJ)を加えて室温で2.5時間攪拌した
。 反応終了後実施例3と同様の後処理、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)
を行ない、11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル) −17(S) 、 20−ジメチル−6−オキソ
プロスタグランジンE1メチルエステル(416m9
、0.65 mmall 、26%)を得た。 NMR(C・DC4,δ(卿)); 0.04(12H9B)I O,86(24H)、1.
1〜1.7(13HIm)、2.1〜2.7(10H+
m)+ 3.63(3H+8’)+3.8〜4.3(2
H1m)、5.35〜5.60(2H1m)。 IR(液膜、c!n−1); 2970.2950,2870,1740.1?20゜
1460.1435,1405,1370,1360゜
1250.1155,1100,1000,970゜9
35.880.83’5,805,770,730゜M
S (20e’V ;m/ e 、%);581(’
81M−t−C,H9)、506(4)、449(30
)。 431(1δ)、417(8)、407(18)133
9(10)、321(9L297(8)、143(12
)。 111(11)、75(+00)。 〔α)y −35,5°(C1,02、CH3OH)。 上記11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−
x7(S)+zυ−ジメチルー6−オキソプロスタグラ
ンジンE8メチルエステル(250mg 、 0.39
mmall )を実施例3と同様の方法忙よりアセト
ニトリル(18rnl)に溶かし、ピリジン(0,45
ゴ)、フッ化水素−ピリジン(0,9属)を加えて室温
で1時間20分間反応させた。 実施例3と同様の方法で後処理して2101ngの粗生
成物を得、調製用薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=1:4)で分離して17(S)、20−ジ
メチル−6−オキゾプロスタグランジンz、メチル−r
−ス’ニル(131mg 、 0.32mmall 、
、82%)を得た。 NMR(CDC73,δ(兜)); 0 、86(6H) + 1 、0〜1 、7(13I
(+m) 12 、1〜2 、7(10)(+mL a
、3(iH+Dtoで消失)、3.60(3HI8)1
3.8〜4 、3 (3HI D20で2Hに減少)、
5.4〜5.6(2HIm)。 IRC液膜、C1n”); 3420.2950,2920,2870,1740゜
1720.1460,1440.+415.1380゜
1290.1250,1200,1160.108’O
。 I 0 10 、’170゜ M S (20e V + m/ e +%);392
(12+M HIO)+ 374’(22) H293
(18)F261(15)、243(17)、233(
18)。 231(37)+215(25)p187(18)+1
79(22)、143(100)、133(23)。 127(40)、111(74)、57(34)。 〔α)B 44.9°(co。44 、 CHpH)。 実施例5〜13 実施例1および3,4と全く同様にして次の化合物を合
成した。 17(6)、20−ジメチル−6−オキソプロスタグラ
ンジンE、メチルエステル(実施例5)15−シクロベ
ンチルーω−ペンタノルー6−オキソプロスタグランジ
ンE1メチルエステル(実施例6) 15−シクロヘキシル−ω−ペンタノルー6−オキソプ
ロスタグランジンE、メチルエステル(実施例7) 16−シクロベキジル−ω−テトラツルー6−オキソプ
ロスタグランジンE1メチルエステル(実施例8) 18−オキサ−6−オキソプロスタグランジンE1メチ
ルエステル(実M例9) 16−メチル−6−オキソプロスタ、グランジンE、メ
チルエステル(実施例10)16.16−ジメチル−6
−オキシプpスタグラ/ジンE、メチルエステル(実施
例11)】5−メチル−6−1キンプロスタグランジン
E1ノチルエステル(実施例12)17.17−ジメチ
ル−6−オキソプμスタグランジンELメチルエステル
(実施例13)各化合物のスペクトルはまとめて表示し
た。 ÷ オ
p化合物を、まず、水またはアルコール系もしくはエ
ーテル系溶媒中、水酸化ナトリウム、ナトリウムフルコ
シートなどの塩基と反応させてアシ= ) ry塩とし
た後、塩酸または硫酸を反応させて相当するオキシ化合
物とするもので、例えば、W、E、No1and +C
hern、Rev1,55,137(1955)。 N、Ko rnb l umらr J、Am、Cher
n、Soc、 p 87 。 1742 (196s ) p Y、Mazurら、
J、Am、Chem。 −シ狂1,2已9 、3861 (1977)などの報
告が参考となる。基本的な方法であるが強アルカリ性お
よび強酸性条件下での反応という点で障害となることが
ある。 (2) 還元的に変換する方法; 低原子価の金属化合物、例えば、三価のチタン化合物、
二価のバナジウム化合物。 二価のりpム化合物が知られているが、三価のチタン化
合物が特に好ましく用いられている。通常、三塩化チタ
ン水溶液が還元剤として徳用されているが、反応溶液が
強酸性(pH1以下)となるため、酢酸アンモニウムの
ような緩衝塩を反応系に添加して反応溶液のPHを4か
ら7.好ましくは6付近にコントロールすることにより
副反応を抑える必要のある場合がある。この場合でも還
元反応に付す前忙ナトリウムメチラートなどの塩基によ
りアンニトロ塩としておくことにより反応は円滑に進行
する。また本発明は三塩化チタン水溶液を用いるために
比較的水溶性の肴機媒体、例えば、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフランクジメトキシエタン、ジオキサンな
どのエーテル系溶媒あるいはメタノール、エタノール。 インプルピルアルコールなどのアルコール系溶媒の共存
下に行なわれる。詳細な実験条件についてはJ、E、M
cMurry r−)t J、Org。 Chem−93B + 4367 (1973) +J
−E0MCMurry。 Accounts Chem、Res、+ 7+281
(1974)らが参考となる。 (31酸化的に変換する方法; あらかじめニド−化合物を塩基性物質で処理してアンニ
トロ塩とし、それを各種の酸化剤と反応させることによ
り二) cy化合物を相畠するオキシ化合物KM導する
方法で比較的温和な条件で変換可能であるという利点を
有しているが分子内に使用した酸化剤と反応するような
官能基を有しているとコントロールが困難となる弱点を
もっている。用いる塩基と酸化剤ならびに反応条件の参
考となる文献を列挙すると、例えばナトリウムメチラー
ト−オゾン (J、E。 McMurryら+ J、Org、Chem、 + 3
9 、259(1974))l 水酸化ナトリウムーー
重項酸素(J、R,Williamsら+ J、Org
、Chem、 +43.1271(1978))、炭
酸カリウム−過酸化水素(G、A、、0Iahら、 5
ynthesis+662 (1980) ) ’+
ポタシウムも一ブトキシドーも一プチルノhイドpパー
オキシド(P、A、Bartlettら+ Tetra
hedron Letters+331(1977))
? 水酸化ナトリウムツナトリウムも一ブトキシドまた
はシリカゲル−過マンガン酸カリウム(F、T、Wil
liams+Jr、らI J、Org、Chern、
+ 27 、3699(1962)。 N、Kornblumら+ J、Org、ChQm、+
47.4534(1982)、 J、H,C1ark
ら+ J、Chem、Soc、+Chem。 Commun、+ 635(1982)、)リエチルア
ミンまたは水素化ナトリウム−硝酸第二キリラム(G、
A、01ahら、5ynth、esis、44(198
0) 、 R,C,Cookaonら+ Tetrah
edronLetters+ 23.3521(198
2))などテする。 本発明方法忙おける前記式(IV)で代表される6−オ
キソプロスタグランジンE1類やその前駆物質である6
−ニドqプロスタグランジンE、類などのプロスタグ
ランジンE1誘導体は強塩基性条件下および強酸性条件
下では非常に分解しやすい性質を有している。このため
前記のニトロ基−オキシ基変換反応の条件がすべてその
まま用いられるというわけではない。また、本発明方法
の一つの特徴は二段階の反応の終了時点つまりニトロ基
−オキシ基変換反応の前段階ではすでに反応粗生成物が
アシニトロ塩中間体となっている点であり、通常のネッ
ク(Nef)反応のようにニトロ化合物と強塩基化合物
かられざわざアシニドp基を生成させる必要なく、酸、
還元剤、または酸化剤と反応せしめることが可能である
点である。本発明者らは上記の2点を熟知、考慮の上肢
ニトロ基−オキソ基変換反応の難点を克服すべく鋭意研
究した結果、二段階目のニド−オレフィン類との反応を
終了した反応混合物をそのまま酸、還元剤、または酸化
剤と適当な条件下で反応せしめることにより前記式[I
V]で代表される6−オキソプロスタグランジンE1類
の製造が可能になったものである。 以下反応条件について記載する。 すなわち、酸を用いる方法の場合は、等モル以上の塩酸
(好ましくは0.5〜6規定、特に好ましくは1〜4規
定塩酸)または硫酸(好ましくは1〜12規定、特に好
ましくは3〜6規定硫酸)を三成分連結反応により生成
した7シ二トロ塩中間体を含む反応溶液に加えて反応せ
しめる。反応を円滑に進行させるためには比較的水溶性
のある有機媒体をさらに反応系に加えるとよく、かかる
有機媒体としてはジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶
媒あるいはメタノール、エタノール、インプロピルアル
コールなどのフルコール系溶媒などがあげられる。 反応温度は用いる酸の種類や濃度、水溶性有機媒体の種
類によって多少異なってくるが通常−20℃〜80℃、
好ましくはo ℃〜60℃、特に好ましくは20 ”0
〜50℃の範囲で行なわれる。反応時間は反応温度や反
応条件により異なり薄層りpマドグラフィーなどの分析
手段により反応を追跡することにより反応終点が決定さ
れるが、反応温度40℃の場合0.5時間から5時間程
度で終了する。 還元剤として三塩化チタン水溶液を用いる方法の場合は
前述のJ 、E、McMurryらの方法に準じて行な
う。すなわち三塩化チタンと酢酸アンモニウムをi:6
0モル比で水溶液(PH6付近)とし、この水溶液を三
成分連結反応により生成したアシニトロ塩中間体を含む
反応溶液と混合せしめる。塩化チタンの量は7シニトロ
塩中間体に対して1〜20倍モル、好ましくは2〜15
倍モル、特に好ましくは3〜10倍モル量用いて行なわ
れる。反応を円滑に進行させるためKは比較的水溶性の
ある有機媒体をさらに反応系に加えるとよく、かかる有
機媒体としてはジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒
あるいはメタノ〜ルラエタノール、イソブービルゾルコ
ールなどのアルコール系溶媒などがあげられる。 反応温度は通常O″C〜40℃、好ましくは20℃〜3
0℃の範囲で行なわれ、反応時間は反応温度や反応剤の
量、PHなどの反応条件により異なり薄層クロマトグラ
フィなどの分析手段により反応を追跡することにより反
応終点が決定されるが、室温に01〜5時間で終了する
。 また酸化剤を用いる場合も前述の引用文献に準じて行な
われる。 反応後、得られる生成物は通常の手段により反応液から
分離、精製される。例えば抽出。 洗浄、クロマトグラフィーあるいはこれらの組み合わせ
により行なわれる。 かくして、前記式(IV)で表わされる化合物のうち、
その水酸基が保護され、かつその1位のカルボン酸のエ
ステル体が得られる。次いで必要に応じてその水酸基の
保護基を通常の方法によって遊離の水酸基とし、および
/または、そのエステル体を通常に用いられる方法によ
り加水分解および/または塩生成することによって、本
発明の6−オキソプロスタグランジンE8類が製造され
る。 その1例を示すと、水酸基の保護基の除去は、保護基が
水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する基の
場合には、例えば酢酸+ p −トルエンスルホン酸、
そのピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒とし
、例えハ水、テトラヒドロフラス、エチルエーテル、ジ
オキサン、メタノール、アセトン。 アセトニトリル等を反応溶媒とすることにより好適に実
施される。反応は通常−78℃〜+100℃の温度範囲
で10分〜3日間程度行なわれる。また、保護基がトリ
(C+〜C?)炭化水素シリル基の場合には、例えば酢
酸。 フッ化水素酸、フッ化水素−ピリジン、テトラゾチルア
ンモニウムフルオライド、セシウムフルオライド等を触
媒とし、上記した如き戊応溶媒中で同様の温度で同様の
時間実施される。 、カルボキシル基の保護基の除去は、エステルの場合に
は例えばリパーセあるいはエステラーゼ等の酵素を用い
、上記した如き反応溶媒中で一]O℃〜+300 °C
の温潅範囲で10分〜24時間程度行なわれる。 本発明によれば、上記の如き保護基の除去反応により生
成せしめたカルボキシル基を有する化合物は、次いで必
要により、更に塩生成反応に付され、カルボン酸塩を与
える。 塩生成反応はそれ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等
量の塩基性化合物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム又はアンモニア、トリメチルア
ミンチモノエタノールアミン、モルホリントラ通常ノ方
法で中和反応せしめることにより行なわれる。 以上のような一連の方法により製造される前記式[I)
(CI)’、[1) 、オ、l:び〔1)’、:c7)
エンド を含む)で表わされる6−オキソプロスタグランジンE
8類が得られる。かかる化合物の具体的な例−ま前記式
CDに示した天然のプロスタグランジンE1と同じ絶対
構造を有する化合物で代表させて挙げると下記のように
なる。 (なおプロスタグランジンE、はPGE、の形で略記す
る)。 01) 6−オキシーPGE。 02) +5−メチル−6−オキソ−PGE。 03) 16−メチル−6−オキソ−PGE。 04) 17−メチル−6−オキシーPGE。 05) 18−メチル−6−オキソ−PGE。 06) ]]9−メチルー6−オキソーPGE07)
20−メチル−6−オキソ−PGE。 08) 20−エチル−6−オキソ−PGF:。 Q9) 20−プロピル−6−オキ”/−PGE。 10) 16−エチル−6−オキソ−PGE。 11) 17−エチル−6−オキシーPGE112)
15.16−ジメチル−6−オキソ−PGE。 13) 16.17−シメチルー6−オキソーPC,E
。 14) 16.20−ジメチル−6−オキソ−PGE。 15) 17,2θ−ジメチル−6−オキツーPGE。 16) 16,16.20−1リメチル−6−オキツー
PGE。 17) 17−メチル−20−エチル−6−オキツーP
GE。 113) 17.20−ジエチル−6−オキソ−PGE
。 19) 15−シクロベンチルーω−ペンタノルー6−
オキツーPGE。 20) 15−シクロヘキシル−ω−ペンタノルー6−
オキツーPGE。 21) 15−(2,3−ジエチル)シクロプロピル−
ω−ペンタノルー6−オキツーPGE。 22) 15−(2,2−ジメチル)シクロベンチルー
ω−ペンタノルー6−オキソ−PGE。 23) 15−(4−t−ブチル)シクロヘキシル−ω
−ペンタノルー6−オキソ−PGE1 24) 16−シクロペンチル−ω−テトラツルー6−
オキソ−PGE。 25) 16−シクロペンチル−ω−トリノル−6−オ
キソ−PGE。 26> 17−シクロベンチルーω−トリノル−6−オ
キソ−PGE。 27) ts−シクロペンチル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 28) 16−シクロベキジル−ω−テトラツルー6−
オキツーPGE。 29) 16−シクロヘキシル−ω−トリノル−6−オ
キソ−P G E’。 30) 17−シクロヘキシル−ω−トリノル−6−オ
キツーPGE。 31) i8−シクロヘキシル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 32) 16−シクロオクチル−ω−テトラツルー6−
オキツーPGE。 33) 18−シクロプルピル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 34) 19−シクロプルピル−ω−ツルー6−オキソ
−PGE。 35) 18−オキサ−6−オキツーPGE。 36) 16−フェニル−ω−テトラ/ルー6−オキツ
ーP G El 37) 17−フェニル−ω−トリノル−6−オキツー
PGE。 3g) 1.6−フェノキシ−ω−テトラツルー6−オ
キシーP’GE□ 39) Ql)〜38)の化合物のメチルエステル類4
0) 01)〜38)の化合物のエチルエステル類41
) 01)〜38)の化合物のナトリウム塩類42)
01)〜41)の化合物の水酸基(11位と15位)が
t−メチルジメチルシリル基および/または2−テトラ
ヒドロピラニル基で保護されたエーテル類 などを挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。また、01)〜42)の化合物の15−エビ
体およびこれらすべての鏡像体もあわせて挙げられる。 以上のような方法により製造される前記式Ov) ((
■)’ 、 Crv)エンドおよび〔■〕′エンドを含
む)で表わされる6−オキシプpスタグランジンE、類
で、R219RsIが水素原子である下記式〔■′〕 で表わされる化合物およびその立体異性体あるいはそれ
らの任意の割合の混合物である6−オキシプpスクグラ
ンジンE、類は血小板凝集阻止作用、血圧降下作用、胃
液の公租および胃潰瘍抑制作用などプロスタグランジン
特有の生理活性作用を有することが知られている有用な
化合物であり、それ故に抗狭心症。 血管拡張、降血圧、抗心筋梗塞、抗血栓、抗動脈硬化、
悪性腫瘍の転移抑制などの血管作動を制御する薬剤およ
び高血圧、胃潰瘍の治療用薬剤として期待されている化
合物である。 以下、実施例をあげて、本発明を更に具体的に設明する
。 実施例1 d/ −@−3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1
−ヨード−1−オクテン(957■。 26 mmo/! )のエーテル溶液(aOm/)Kz
、oMのt−ブチルリチウムのペンタン溶液(2,6r
ul。 s、2 mmol )を−78℃で加え、1時間攪拌し
た。 この溶液にヨウ化第1銅(495−my 、 2.6m
no7Lトリブチルホスフィン(1,os y + 5
.2 mmol )のエーテル溶液(1om)を加え、
−78℃で30分間攪拌した。この溶液にdl−4−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シクロベンテノン
(424m9 、2.0 mmoA’ )のエーテル溶
液(101117)を加え、−78℃で5分、−40°
Cで15分攪拌した。 次いでメチル6−二) cy −6−ヘプテノニー)
(3741n9,2.0 mmol )のエーテル溶液
(1ON)を加え一40℃で30分間攪拌した。さらに
三塩化チタン水溶液(25%、Bml、約13mmal
l )と酢酸アンモニウム(6/i + 78mmo/
)を20罰の水に溶解した水溶液とテトラヒドロフラン
(ioom)を加え、室温で1時間攪拌した。反応溶液
にアンモニア性有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後減圧濃縮して2.97gの粗生成物を
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)に付してdl
−11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−6
−オキツプμスタグランジンE1メチルエステルおよび
その15−エビ体の混合物(2s amg、 0.42
3mmail+ 、 2 i%)を得た。 N M R(CD Clls 、δ(酵));0.03
(12H18)I O,86(21H)、 1.1〜1
.7(12H)12.15〜2.フo(1oH)、3.
6o(3H+、sL3、ss〜4.zo(zH+mL
5.35〜s、6o(2H+m)。 IR(液膜、σ )。 2960 + 2940 + 2860 + 1745
+ 1720 +1460.1435,1405,1
360,1250゜1155.1100,1000.9
65+935.。 865 .805 .775 .6400M5 (20
eV ;m/ e +%);5s3(o、s)+17s
(a)、52z(4)、4zx(+2)+407(4)
+ 403(+)、389(3)+ 37 ](3)+
321(8)+297(3)、2B9(2)、269
(3)、215(4)、2o3(3)。 143(4)+ ] 32(4)+ 111(4)+
76(9)t 75(100)。 実施例2 実施例1と全く同様にしてd/−(ト)−3−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−ニーオクテン、
di−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シク
ロベンテノンおよびメチル6−ニトロ−6−へブテノエ
ートを反応させた後、1規定塩酸10m1とテトラヒド
ロフラン(xoom)を加え、40℃で2時間攪拌した
。 実施例1と同様に後処理し2.809の粗生成物を得、
シリカゲルカラム分離してdi−11゜15−ビス(t
−ブチルジメチルシリル)−6−オキシプpスタグラン
ジンE1メチルエステルおよびその15−エビ体の混合
物(204■。 o、334mmo7 + 17%)を得た。 実施例3 実施例1と全く同様の方法により(3S)−(ト)−a
−t−、;’チルジメチルシリルオキシー1−ヨード−
1−オ/テアc 957m9 + 2.6mmo7;(
α)B 3Q、6° (C1,571CC4) )と(
4R)−4−t−グチルジメチルシリルオキシ−2−シ
クロベ、ンテノン(424mg 、 2.Orrvno
ll ; (a)p+63.2°(C1,04+、CH
,OH) )、次いでメチル6−ニトロ−6−へブテノ
エート(374〜。 2、OmmoA’ )と反応させ、続いて得られた反応
溶液に25%三塩化チタン水溶液(Bml、約13mm
oj? )と酢酸アンモニウム(6g+ 78mmoA
)を20Mの水に溶解させた水溶液およびメタノール(
7oml)を加えて室温で1.5時間攪拌した。飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加えた後エーテルで抽出し、
得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧濃縮して2.70 gの粗生成物を得
た。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ワニーゲルC300,lo−0g+ヘキサン:酢酸エチ
ルー19:1)に付して分離し、1.1,15−ビス(
1−ブチルジメチルシリル)−6−オキソプロスタグラ
ンジンE1メチルエステル(317m9 、0.519
mmol! 、 26%)を得た。 このもののNMR,IR,MSおよびTLCは実施例】
で得られたdi体のものと完全に一致した。 上記11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−
6−オキソプロスタグランジンE、メチルエステル(6
8m9 、0.11mmo7 )を10般のアセトニト
リルに溶かし、0.25m1のピリジンとQ、51nノ
のフッ化水素−ピリジンを加えて3時間室温で反応させ
た。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中
和後、酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和食塩
水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮して60
ダの粗生成物を得た。このものを調製用薄層クロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1=4,2回展開)
に付して分離し、6−オキソプロスタグランジンE1メ
チルエステル(31■。 0.081 mmall 74%)を得た。 NMR(CDCI!8.δ(p声));0.87(3H
) 、 1 、1〜1 、7(12I(+m) + 2
−0〜3.0CI 2H+m)、3.63(3H2s)
、3.7〜4.3(2H2m)、5.45〜s、6s(
zI−Lm)。 IR(液膜、σ−1); 3400.2950,2870,174.0..172
0゜1435.1410,1370,1250.’、1
200゜1160.1075,1020,970,73
0゜〔α川 −41° (C0,621CH30H)。 mp 41〜42℃(ヘキサン−エーテル再結晶)。 実施例4 実施例1と全(同様の方法により(3515S)−@、
3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−5
−メチル−1−ノネン(1,2911+ 3.25 m
mall ; Ca)i3−36..5°(CO,63
。 CH,OH) )と (4R)−4−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−2−シクロペンテノ7(530m?
+ 2.5 mmoll ; Ca’)’、、 +63
.2°((:’ 1.04 。 CH,0H)) 、次いでメチル6−ニトロ−6−ヘプ
テ/x−ト (468m9 + 2.5 mmoA )
と反応させ、続いて得られた反応溶液に25%三塩化チ
タン水溶液(9,3ml 、約15 mmod )と酢
酸アンモニウム(6,c+4g+qommo/)を23
FnI!の水に溶解させた水溶液およびテトラヒドロフ
ラン(115mJ)を加えて室温で2.5時間攪拌した
。 反応終了後実施例3と同様の後処理、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)
を行ない、11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル) −17(S) 、 20−ジメチル−6−オキソ
プロスタグランジンE1メチルエステル(416m9
、0.65 mmall 、26%)を得た。 NMR(C・DC4,δ(卿)); 0.04(12H9B)I O,86(24H)、1.
1〜1.7(13HIm)、2.1〜2.7(10H+
m)+ 3.63(3H+8’)+3.8〜4.3(2
H1m)、5.35〜5.60(2H1m)。 IR(液膜、c!n−1); 2970.2950,2870,1740.1?20゜
1460.1435,1405,1370,1360゜
1250.1155,1100,1000,970゜9
35.880.83’5,805,770,730゜M
S (20e’V ;m/ e 、%);581(’
81M−t−C,H9)、506(4)、449(30
)。 431(1δ)、417(8)、407(18)133
9(10)、321(9L297(8)、143(12
)。 111(11)、75(+00)。 〔α)y −35,5°(C1,02、CH3OH)。 上記11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−
x7(S)+zυ−ジメチルー6−オキソプロスタグラ
ンジンE8メチルエステル(250mg 、 0.39
mmall )を実施例3と同様の方法忙よりアセト
ニトリル(18rnl)に溶かし、ピリジン(0,45
ゴ)、フッ化水素−ピリジン(0,9属)を加えて室温
で1時間20分間反応させた。 実施例3と同様の方法で後処理して2101ngの粗生
成物を得、調製用薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=1:4)で分離して17(S)、20−ジ
メチル−6−オキゾプロスタグランジンz、メチル−r
−ス’ニル(131mg 、 0.32mmall 、
、82%)を得た。 NMR(CDC73,δ(兜)); 0 、86(6H) + 1 、0〜1 、7(13I
(+m) 12 、1〜2 、7(10)(+mL a
、3(iH+Dtoで消失)、3.60(3HI8)1
3.8〜4 、3 (3HI D20で2Hに減少)、
5.4〜5.6(2HIm)。 IRC液膜、C1n”); 3420.2950,2920,2870,1740゜
1720.1460,1440.+415.1380゜
1290.1250,1200,1160.108’O
。 I 0 10 、’170゜ M S (20e V + m/ e +%);392
(12+M HIO)+ 374’(22) H293
(18)F261(15)、243(17)、233(
18)。 231(37)+215(25)p187(18)+1
79(22)、143(100)、133(23)。 127(40)、111(74)、57(34)。 〔α)B 44.9°(co。44 、 CHpH)。 実施例5〜13 実施例1および3,4と全く同様にして次の化合物を合
成した。 17(6)、20−ジメチル−6−オキソプロスタグラ
ンジンE、メチルエステル(実施例5)15−シクロベ
ンチルーω−ペンタノルー6−オキソプロスタグランジ
ンE1メチルエステル(実施例6) 15−シクロヘキシル−ω−ペンタノルー6−オキソプ
ロスタグランジンE、メチルエステル(実施例7) 16−シクロベキジル−ω−テトラツルー6−オキソプ
ロスタグランジンE1メチルエステル(実施例8) 18−オキサ−6−オキソプロスタグランジンE1メチ
ルエステル(実M例9) 16−メチル−6−オキソプロスタ、グランジンE、メ
チルエステル(実施例10)16.16−ジメチル−6
−オキシプpスタグラ/ジンE、メチルエステル(実施
例11)】5−メチル−6−1キンプロスタグランジン
E1ノチルエステル(実施例12)17.17−ジメチ
ル−6−オキソプμスタグランジンELメチルエステル
(実施例13)各化合物のスペクトルはまとめて表示し
た。 ÷ オ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、 下記式CI) OR。 で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
記式〔■〕 δR3 で表わされる有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、
あるいはそれらの任意の割合の混合物と、非プロトン性
有機溶媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下記式(I
ff)C表わされるニトロオレフィン類と反応せしめ、
次いでニトロ基をオキソ基に変換し、さらに必要に応じ
て脱保護および/または加水分解および/または塩生成
反応に付すことを特徴とする下記式[]V] OR,、OR,。 で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である6−オ
キソプロスタグランジンE1類の製法。 2 三価のチタン化合物を用いてニトロ基をオキソ基に
変換する特許請求の範囲第1項記載の6−オキソプロス
タグランジンE1類の製法。 3 反応媒体に緩衝塩を添加して嚢胞する特許請求の範
囲第2項記載の6−オキソプロスタグランジンE1類の
製法。 4 三価のチタン化合物が三塩化チタンである特許請求
の範囲第2項又は第3項記載の6−オキソプロスタグラ
ンジンE1類の製法。 5 水を含有する有機媒体中で実施する特許請求の範囲
第1項〜第4項のいずれか1項記載の6−オキソプロス
タグランジンE、類の製法。 6、 有機媒体がエーテルまたはアルコール系溶媒であ
る特許請求の範囲第5項記載の6−オキソプロスタグラ
ンジンE、類の製法。 7、 酸を用いてニトロ基をオキソ基に変換する特許請
求の範囲第1項記載の6−オキソプロスタグランジンE
、類の製法。 8 酸が塩酸または硫酸である特許請求の範囲第7項記
載の6−オキソプロスタグランジンh類の製法。 9、 酸化剤を用いてニトロ基をオキソ基に変換する特
許請求の範囲第1項記載の6−オキソプロスタグランジ
ンE1類の製法。 10、酸化剤がオゾン、1重項酸素、過酸化水素。 t−ブチルハイドルバーオキシド、過マンガン酸カリウ
ム、または硝酸第二セリウムアンモニウムのいずれかで
ある特許請求の範囲第9項記載の6−オキソプロスタグ
ランジンE1類の製法。 11、上記式(IV)においてR1、が水素原子または
メチル基である特許請求の範囲第1項〜第10項のいず
れか1項記載の6−オキソプロスタグランジンE1類の
製法。 12 上記式(IV)においてR,1,R,、が水素原
子t2−テトラヒドロピラニル基、1−エトキシエチル
基、t−ブチルジメチルシリル基である特許請求の範囲
第1項〜第11項のいずれか11項記載の6−オキソプ
ロスタグランジンE1類の製法。 13、上記式CIV)においてR4□が水素原子または
メチル基である特許請求の範囲第1項〜第12項のいず
れか1項記載の6−オキソプロスタグランジンE1類の
製法。 14 上記式(IV)においてR6がペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、■)−2−メチルヘキシル、@−2−メ
チルヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−ヘキシ
ル、1,1−ジメチルペンチル、シクロペンチル、3−
プルピルシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキ
シルメチル、2−エトキシエチル、ベンジル、2−フェ
ネチル、またはフェノキシメチル基である特許請求の範
囲第1項〜第14項の〜・ずれか1項記載の6−オキソ
プロスタグランジンE、類の製法。 15.6−オキソプロスタグランジンE0類が6−オキ
ソプロスタグランジンE1である特許請求の範囲第1項
〜第14項のいずれか1項記載の6−オキソプロスタグ
ランジンE1類の製法。 16.6−オキソプロスタグランジンE8類が6−オキ
ツプpスタグランジ7E、メチルエステルである特許請
求の範囲第1項〜第14項の〜・ずれか1項記載の6−
オキソプロスタグランジンE1類の製法。 17.6−オキソプロスタグランジンE、類カニ17(
S) 、2 o−ジメチル−6−オキソプロスタグラン
ジンE、およびそのメチルエステルである特許請求の範
囲第1項〜第14項の〜・ずれ力・1項記載の6−オキ
ソプロスタグランジンE1類の製法。 18.6−オキシプロスタグランジンE、類が170.
20−ジメチル−6−オキソプロスタグランジンE1お
よびそのメチルエステルである特許請求の範囲第1項〜
第14項の〜・ずれか1項記載の6−オキソプロスタグ
ランジンE1類の製法。 19.6−オキソプロスタグランジンE8類が15−シ
クロヘキシル−ω−ペンタノルー6−オキソプロスタグ
ランジンE1およびそのメチルエステルである特許請求
の範囲第1項〜第14項のいずれか1項記載の6−オキ
ソプロスタグランジンE1類の製法。 206−オキソプロスタグランジンE0類が16(■−
メチルー6−オキソプロスタグランジンE、およびその
メチルエステルである特許請求の範囲第1項〜第14項
の℃・ずれか1項!載の6−オキソプロスタグランジン
E1類の製法。 21.6−オキソプロスタグランジンE1類力;16−
フニノキシーω−テトラツル−6−オキソプロスタグラ
ンジンE、およびそのメチルエステルである特許請求の
範囲第1項〜第14項のいずれか1項記載の6−オキソ
プロスタグランジンE1類の製法。 22、 6−オキソプロスタグランジンE、類が15−
(3−プルピル)シクロペンチル−ω−ペンタノルー6
−オキソプロスタグランジンE。 およびそのメチルエステルである特許請求の範囲第1項
〜第14項のいずれか1項記載の6−オキソプロスタグ
ランジンE1類の製法。 236−オキソプロスタグランジフE、類が上記式[)
で表わされる絶対構造を有する立体異性体である特許請
求の範囲第1項〜第22項のいずれか1項記載の6−オ
キソプロスタグランジンE、の製法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11699983A JPS6011461A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法 |
DE8383304831T DE3371199D1 (en) | 1982-08-24 | 1983-08-22 | Novel 6-nitroprostaglandin derivatives, process for production thereof, and use thereof |
EP83304831A EP0102230B1 (en) | 1982-08-24 | 1983-08-22 | Novel 6-nitroprostaglandin derivatives, process for production thereof, and use thereof |
US06/756,574 US4649156A (en) | 1982-08-24 | 1985-07-19 | 6-nitroprostaglandin derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11699983A JPS6011461A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6011461A true JPS6011461A (ja) | 1985-01-21 |
JPH0141147B2 JPH0141147B2 (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=14700955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11699983A Granted JPS6011461A (ja) | 1982-08-24 | 1983-06-30 | 6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011461A (ja) |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP11699983A patent/JPS6011461A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0141147B2 (ja) | 1989-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58154525A (ja) | インタ−フエニレンプロスタグランジン化合物 | |
US4649156A (en) | 6-nitroprostaglandin derivatives | |
JPS60169459A (ja) | フエノキシプロスタトリエン酸誘導体の製造法 | |
JPS6011461A (ja) | 6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法 | |
HU200173B (en) | Process for producing intermediary products of prostaglandin analogs | |
JPS5839156B2 (ja) | 光学活性又はラセミのプロスタグランジンもしくはその薬理的に許容しうる塩の製法 | |
JP2840457B2 (ja) | フリル銅試薬を用いるプロスタグランジンe1、e2およびこれらの類似体の調製法 | |
US3651116A (en) | Silylated prostaglandin f a acids and esters | |
JP2546559B2 (ja) | ジイソピノカンフェイルクロロボランのインシトゥー製造 | |
JPS596872B2 (ja) | プロスタグランジンケイカゴウブツ ノ セイゾウホウホウ | |
US4797506A (en) | 6-substituted prostaglandins E1 and process for producing same | |
EP1085012B1 (en) | Process for producing a purified prostaglandin derivative | |
JPH0141146B2 (ja) | ||
JPS5944336A (ja) | 2−アリルシクロペンタノン類の新規製造法 | |
JPH0210152B2 (ja) | ||
HU192316B (en) | Process for producing new carbacyclin derivatives and pharmaceutical compositions containing them | |
JPS60193964A (ja) | 6−ヒドロキシイミノプロスタグランジンe↓1類およびその製造法 | |
JPS6061564A (ja) | 6−ニトロプロスタグランジンf類、その製造法及びその用途 | |
JPH08311022A (ja) | プロスタグランジン類 | |
JPH0625215A (ja) | 水素化アルミニウム化合物による還元 | |
JPS58216182A (ja) | 新規なプロスタサイクリン化合物及びその製法 | |
JPH0430952B2 (ja) | ||
JPH0651676B2 (ja) | (5e)−プロスタグランジンe▲下2▼類の製造法 | |
JPH0662559B2 (ja) | 6―メチレンプロスタグランジンe1類 | |
Sih et al. | 7, 8-Didehydro-PGI 1 amides |