JPS6011461A - 6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法 - Google Patents

6−オキソプロスタグランジンe↓1類の製法

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JPS6011461A
JPS6011461A JP11699983A JP11699983A JPS6011461A JP S6011461 A JPS6011461 A JP S6011461A JP 11699983 A JP11699983 A JP 11699983A JP 11699983 A JP11699983 A JP 11699983A JP S6011461 A JPS6011461 A JP S6011461A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は医薬品として有用な6−オキソプロスタグラン
ジンE1類の新規な製法に関する。 さらに詳しくは容易に得られる4−置換−2−シクロベ
ンテノン類に有機銅リチウムを共役付加させ、系内で得
られるエノラートをニトロオレフィン類で捕捉し、次い
でニトロ基をオキソ基に変換する反応を経て一挙に6−
オキシプロスタグランジンE、類を製造する方法に関す
る。 従来技術 6−オキソプロスタグランジンEdまプロスタサイクリ
ンと同等の強力な血小板凝集阻害作用および平滑筋弛緩
作用に基づく血圧降下作用等を有し、プロスタサイクリ
ンの生体内活性代謝物として知られて〜・る( C,P
、Quilleyら、ヨーロピアン、ジャーナル、オフ
゛、7アーマコロジー、57巻、273〜276頁。 1979年; P、Y、に、Wongら、ヨー1:+ピ
アノ。 ジャーナル、オプ、7アーマコロジー、60巻、245
〜248頁、1979年)。プロスタサイクリンは生理
的PHVCお〜1て、活性の半減期は数分程度であり、
医薬品としての安定性の点で問題があるが、上記6−オ
キソプロスタグランジンE1はプロスタサイクリンより
も安定であり(C,P、Quilleyら、上り己弓1
用文献参照)、そのことから6−オキシプpスタグラン
ジンE1およびその類縁体の医薬品への応用が期待され
ている。 かかる化合物は、従来、ブロスタグランジンF2αおよ
びその類縁体を出発物質としてプロスタサイクリンを経
て数工程で製造される(特開昭53−84942号公報
、特開昭54−44639号公報参照)。しかしながら
この製造法にあたっては、目的化合物を得るために多数
の工程を要する。 発明の目的 本発明者らは6−オキソプロスタグランジンE1類の有
利な化学合成法ケ見出すべく鋭意研究した結果、保護さ
れた光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロベンテノン類
に有IJlll リチウムを共役付加させ、系内で得ら
れるエノラートをニトロオレフィン類で捕捉し、次いで
ニトロ基をオキソ基に変換する反応を経て一挙に6−オ
キソプロスタグランジンE1類を製造する方法を見出し
本発明に到達したものである。 しかして本発明の目的とするところは、容易に入手し得
る原料化合物を用いて、簡便に6−オキツプpスタグラ
ンジンE、類の工業的に有利な製造法を提供することに
ある。 発明の構成および効果 本発明の製法は、下記式CI) 6R。 で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
記式(II) OR。 口中、R3はトリ(C1〜C,)炭化水素化シ何で表わ
される有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるい
はそれらの任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶
媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下記式Cm) で表わされるニトロオレフィン類と反応せしめ、次いで
ニトロ基をオキソ基に変換し、さらに必要に応じて脱保
護および/または加水分解および/または塩生成反応に
付すことを特徴とする下記式[IV) 0Rz+ ORss で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である6−オ
キソプロスタグランジンE、類の製法である。 本発明の製法は、上記した通り、4−置換−2−シクロ
ベンテノン類のエノンの部分に有機銅リチウム化合物を
共役付加させて側鎖を導入し、この共役付加により化成
したエノラート中間体を一トpオレフィン類で捕捉して
二成分連結による瞬接位置基連続導入反応を完成させ、
続いて得られる反応中間体をそのまわの形でニド−基−
オキソ基変換反応に付すことにより、途中中間生成物を
何ら単離することなく一挙に上記式[IV)で示される
オキソプロスタグランジンEi類を製造するもので′あ
る。 上記式CI)中、R2はトリ、(C2〜C,)炭化水素
化シリル基または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結
合を形成する基である。 トリ(c、〜C1)炭化水素化シリル基としては、例え
ば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、L−ブチル
ジメチルシリル+t−、/チルジフェニルシリル基など
が挙げられるがt−メチルジメチルシリル基が特に好ま
しい。 水酸基の酸素原子と共忙アセタール結合を形成する基と
しては、例えば、メトキシメチル。 1−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)
メチル、ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラ
ニル、2−テトラヒドロフラニルまたは6,6−シメチ
ルー3−オキサ−2−オキシービシクq (3,1゜0
〕へキス−4−イル基をあげることができるが、2−テ
トラヒドロピラニル基が特に好ましい。 上記式〔■〕中、R3はトリ(C+〜C,>炭化水素化
シリル基または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合
を形成する基であり、上記式CI)中のR2で挙げたも
のが同様に好ましいものとして挙げられる。R2t R
Bは同一であっても異なっていてもよく、また、これら
のシリル基およびアセタール結合を形成する基は、水酸
基の保護基であると理解されるべきである。これらの保
護基は弱酸性から中性の条件下で容易に除去されて、薬
剤として有用な、最終生成物である遊離の水酸基とする
ことができる。 R4は水素原子、メチル基、エチル基、ビニル基、まだ
はトリメチルシリルエチニル基であるが水素原子、メチ
ル基が好ましく、水素原子が特に好ましいものとして挙
げられる。 R3は炭素数4〜12の酸素原子を含んでいてもよい直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基、炭素数3〜10のシクロ
アルキル基、炭素数7〜12のシクロアルキル基置換直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基または置換もしくは非置換
のフェニル基もしくはフェノキシ基が置換した炭素数1
〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基である。 炭素数4〜12の酸素原子を含んでいてもよい直鎖もし
くは分枝鎖アルキル基としては例エバ、ジチル6.ペン
チル、ヘキシル−ヘプチル、オクチル、2−メチルヘキ
シル、(S)−2−メチルヘキシル、@−2−メチルヘ
キシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−ヘキシル1.
1−ジメチルペンチル、2−エトキシエチル基など、好
ましくはペンチル、ヘキシル。 ■−モジ<ハ・(S)−2−メチルヘキシル、2−ヘキ
シル基などを挙げることができる。 炭素数3〜10のシクロアルキル基としては、例えば、
シクロプロピル、シクロノニル。 シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチル、シクロノニル、シクロデシル基ならびに
2,3−ジエチルシクロプルピル、2,2−ジメチルシ
クロペンチル。 4−t−メチルシクロヘキシル基のようなアルキル置換
シクロアルキル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。 炭素数7〜12のシクロアルキル基置換直鎖もしくは分
枝鎖アルキル基としては、例えばシクロペンチルメチル
、1−シクロペンチルエチル、2−シクロペンチルエチ
ル、3−シクロペンチルプルピル、シクロヘキシルメチ
ル、1−シクロヘキシルエチル、2−シクロヘキシルエ
チル、3−シクロへキシルプルピル、シクロオクチルメ
チル、3−シクロプロピルプロビル、4−シクロプロピ
ルブチル基などを挙げることができる。 置換もしくは非置換のフェニル基もしくはフェノキシ基
が置換した炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル
基としては、例えばベンジル、1−フェネチル、2−7
エネチルツ3−フェニルプルピル、4−フェニルブチル
。 1−フェニルペンチル、フェノキシメチル。 (3−クロロフェノキシ)メチル、(4−クロロフェノ
キシ)メチル、(3−トリフルオロメチルフェノキシ)
メチル基などをあげることができる。 これらR6のなかでも特に、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、(S)−2−メチルヘキシル。 @−2−メチルヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、
2−ヘキシル、1,1−ジメチルペンチル、シクロペン
チル、3−プロピルシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘキシルメチル、2−エトキシエチル、ベンジル
。 2−7エネチル、フェノキシメチル基が好ましく挙げら
れる。 Yはヨウ素原子、フェニルチオ基り炭素数1〜5アルキ
ル置換エチニル基、またはシアノ基であり、炭素数1〜
5アルキル置換エチニル基としては、例えば、l−ペン
チン、1−ヘキシン、3,3−ジメチル−1−ブチン基
などがあげられるがヨウ素原子が好ましく・。 上記式(III)中、R1は炭素数1〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキ
ル基、炭素数7〜12のアラルキル基、または置換もし
くは非置換のフェニル基である。 炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基として
は、例えば、メチル、エチル。 7F、ピルッメチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、ノニル、デシル、ドデシル基およびそれらの
異性体型を好ましいものとして挙げることができるが、
メチル基が特に好ましい。 炭素数3〜10のシクロアルキル基としては、例えば、
シクロプロピル、シクロブチル。 シクロペンチル、シクーヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチル、シクロノニル、シクロデシル基ならびに
2,3−ジエチルシクロプロピル、2,2−ジメチルシ
クロペンチル。 4−t−ブチルシクロヘキシル基のようなアルキル置換
ジクロフルキル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。 炭素数7〜12の7ラルキル基としては、例えば、ベン
ジル、1−7エネチル、2−フェネチル、3−フェニル
プルビル、4−フェニルブチル基などを好ましく1もの
として挙げることができる。 置換もしくは非置換のフェニル基としては、例;r、、
 ハ、フェニル基、δ−りpp+フェニル。 m−クロロフェニル、p−りpロフェニルッp−フルオ
ロフェニル、2,4−ジクロルフェニル+ (0+ m
 +またはp−)トリル。 p−エチルフェニル+ p −t−ブチルフェニル、2
,5−ジメチルフェニル、4−クロロ−2−メチルフェ
ニル基などを好ましいものとして挙げることができる。 R1としてはメチル基が%に好ましい。 本発明方法は、まず、前記式CI)で表わされる4−置
換−2−シクロベンテノン類またはその鏡像体、あるい
はそれら任意の割合の混合物を前記式[II)で表わさ
れる有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるいは
それら任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶媒中
で共役付加反応せしめることから開始される。 該4−置換−2−シクロベンテノン類は既知物質であり
、4位の炭素原子が不斉炭素であるから光学異性体が存
在するが、いずれの光学異性体も純品として入手可能な
物質である。 もう一方の原料化合物である該有機鋼リチウム化合物は
それ自身公知の方法〔例えば、G、H,Po5ner+
Organic Reaction+vo1.19 +
 1(1972)などを参照〕あるいは本発明者らが別
途提案した方法により容易に得られる。 すなわち、対応する有機リチウム化合物と第1銅塩とを
反応させる方法であり、本方法ではさらに有機銅リチウ
ム化合物として、前記式[IT)で表わされる化合物を
、三価のリン化合物、例えば、トリアルキルホスフィン
(例えば、トリエチルホスフィン、トリエチルホスフィ
ンなど)、トリアルキルホスファイト(例えば、トリメ
チルホスファイト、トνエチルホスファイト、トリイソ
プロピルポスファイト、トリメチルホスファイトなど)
、あるいはへキサメチルホスホラストリアミドなどとの
錯体として用いてもよい。 該4−置換−2−シクμベンテノン類と該有機銅リチウ
ム化合物とは化学量論的には等モル反応を行なうが、通
常、4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに対し 
O,5〜2.0モル倍、特に好ましくは1.3モル倍の
有機銅リチウム化合物を用いて行なわれる。 反応温度は一120℃〜0℃、特に好ましくは一り0℃
〜−30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反
応温度により異なるが通常−78℃〜−20℃につ約1
時間反応せしめれば十分である。 反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温度下にお
いて液状であって、反応試剤とは反応しない不活性の非
プロトン性の有機媒体が用いられる。 かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタンの如き飽和炭化水素類、
ベンゼン、トルエン。 キシレンの如き芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン。 ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルの如きエーテル系溶媒、その他へキサメチルホスホ
リックトリ7ミド(HMP)。 N、N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N、N−ジ
メチル7セトアミド(DMAC)、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン、N−メチルビqリドンの如きいわゆる
非プロトン性極性溶媒等があげられ、二種以上の溶媒の
混合溶媒として用いることも可能である。また、かかる
非プロトン性不活性有機媒体としては、有機鋼リチウム
化合物を製造するに用いられた不活性媒体を、そのまま
用いることもできる。 すなわち、この場合有機銅リチウム化合物を製造した反
応系内に該4−置換−2−シクロベンテノン類を添加せ
しめて反応を行なえばよい。有機媒体の使用量は反応を
円滑に進行させるに十分な量があれば良く、通常は原料
の1〜100倍容量、好ましくは2〜30倍容量が用い
られる。 本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該有機銅リ
チウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加し
、2位に陰イオンが生成したいわゆる共役付加エルレー
トの形になっていると想定されている。本発明方法では
この共役付加エルレートに対して、前記式Cm)で表わ
されるニトロオレフィン類と反応せしめることにより達
成される。 該ニトロオレフィン類は一般的ナニトロオレフィン合成
法に準じて行なわれ、比較的容易に入手しうる化合物で
あり、例えば吉越ら、Journal of the 
American Chernical 5ociet
)r+■、4679(1976)およびその引用文献が
参考とされ、その工程を図示すると次のとおりである。 ニトロ化 B r −、、□ COOR02N −VAVA、/C
OORO2 反応は有機鋼リチウム化合物を4−置換一2−シクロベ
ンテノン類に共役付加した反応系内に、前記の非ブpト
ン性有機媒体によって希釈されていてもよい前記式(I
II)で表わされるニトロオン2イン類を添加せしめる
ことKより実施される。 該ニトロオレフィン類は共役付加により生成したエルレ
ートと化学量論的には等モル反応を行なうが、通常、最
初に用いた4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに
対して0.5〜2.0モル倍、特に好ましくは0.8〜
1.2モル倍量を用いて行なわれる。 反応温度は一り20℃〜O℃、好ましくは一り0℃〜−
30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温
度により異なるが、通常−78℃〜−40℃にて約1時
間反応せしめれば十分であり、反応の終点は薄層クロマ
トグラフィー等で追跡し決定するのが効率的である。 本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該我1機銅
リチウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加
し、2位に陰イオンが生成した工/レートがニドIff
オレフィン類にいわゆるマイケル付加し、ニトロ基のα
位(−プロスタグランジン命名法での6位)が陰イオン
となったいわゆる7シニトロ塩の形にhつでいると想定
されて〜・る。 本発明者らは、本反応中間体を通常の方法により後処理
して6−ニトロプロスタグランジンE、類を得ることに
成功し別途提案した。 本発明方法においては前述の二段階の反応(いわゆる三
成分連結反応)により生成した7シニトロ塩中間体をそ
のまま次の反応に供して、該ニトロ基をオキソ基に変換
することが最大の特徴であり、この反応を行なうことに
より出郷4−置換−2−シクロベンテノン類より三段階
の反応を、途中何ら単離操作を行なうことな〈実施し、
−挙に前記式[IV)で代表される6−オキソプロスタ
グランジンE。 類が製造される。 本発明方法にお〜・て用いた前記三成分連結反応は位置
特異的および立体特異的に進行することが知られており
、それ故、本発明方法では用いた出発原料の光学的性状
により最終生成物の立体異性体が一義的に決定される。 すなわち、光学純度100%の該4−置換−2−シクμ
ベンテノン類と光学純度100%の該有機銅リチウム化
合物を用いた場合について説明すると、前記式[1)で
示される絶対構造を有する4−置換−2−シクロベンテ
ノン類と前記式(If)で示される絶対構造を有する有
機鋼リチウム化合物とからは前記式(III)で示され
る絶対構造゛を有する6−オキソプロスタグランジンE
1類が製造され、その鏡像体の関係にある有機銅リチウ
ム化合物とからをま下記式〔■〕′ で表わされる15−エビ−6−オキソプロスタグランジ
ンE、類が製造される。 また、前記式CI)で示される絶対構造を有する4−置
換−2−シクロベンテノン類の鏡像体と前記式(n)で
示される絶対構造を有する有機銅リチウム化合物または
その鏡像体とからは、それぞれ、下記式(III)寛、
、またをま下記式Cm)ヵ。 で表わされるI5−エビ−6−オキソプロスタグランジ
ンE8類の鏡像体または6−オキシブpスタグランジン
P2.類の鏡像体力製造される。 該4−置換−2−シクロペンテ/ン類および/または該
有機銅リチ′ウム化合物が任意の割合の光学異性体の混
合物である場合には上記の立体選択性に基づいて相邑す
る6−オキソプロスタグランジンE1類が製造される。 次にニトロ基、をオキソ基に変換する反応について説明
する。 この変換反応は一般にはネック(Nef)反応として古
くから(J、U、Nef+Ann、、 2 s o 、
 263(1894)’)知られており今日まで数多く
の研究例が報告されている反応である。そのため多くの
変換試薬が知られているが大別すると(1)酸を用いる
方法、f2)還元的に変換する方法。 +31酸化的に変換する方法の3種類に分類され、以下
、それぞれについて説明する。
【υ 酸を用いる方法; 最も一般的なネック(Nef)反応の方法であり、二)
 p化合物を、まず、水またはアルコール系もしくはエ
ーテル系溶媒中、水酸化ナトリウム、ナトリウムフルコ
シートなどの塩基と反応させてアシ= ) ry塩とし
た後、塩酸または硫酸を反応させて相当するオキシ化合
物とするもので、例えば、W、E、No1and +C
hern、Rev1,55,137(1955)。 N、Ko rnb l umらr J、Am、Cher
n、Soc、 p 87 。 1742 (196s ) p Y、Mazurら、 
J、Am、Chem。 −シ狂1,2已9 、3861 (1977)などの報
告が参考となる。基本的な方法であるが強アルカリ性お
よび強酸性条件下での反応という点で障害となることが
ある。 (2) 還元的に変換する方法; 低原子価の金属化合物、例えば、三価のチタン化合物、
二価のバナジウム化合物。 二価のりpム化合物が知られているが、三価のチタン化
合物が特に好ましく用いられている。通常、三塩化チタ
ン水溶液が還元剤として徳用されているが、反応溶液が
強酸性(pH1以下)となるため、酢酸アンモニウムの
ような緩衝塩を反応系に添加して反応溶液のPHを4か
ら7.好ましくは6付近にコントロールすることにより
副反応を抑える必要のある場合がある。この場合でも還
元反応に付す前忙ナトリウムメチラートなどの塩基によ
りアンニトロ塩としておくことにより反応は円滑に進行
する。また本発明は三塩化チタン水溶液を用いるために
比較的水溶性の肴機媒体、例えば、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフランクジメトキシエタン、ジオキサンな
どのエーテル系溶媒あるいはメタノール、エタノール。 インプルピルアルコールなどのアルコール系溶媒の共存
下に行なわれる。詳細な実験条件についてはJ、E、M
cMurry r−)t J、Org。 Chem−93B + 4367 (1973) +J
−E0MCMurry。 Accounts Chem、Res、+ 7+281
(1974)らが参考となる。 (31酸化的に変換する方法; あらかじめニド−化合物を塩基性物質で処理してアンニ
トロ塩とし、それを各種の酸化剤と反応させることによ
り二) cy化合物を相畠するオキシ化合物KM導する
方法で比較的温和な条件で変換可能であるという利点を
有しているが分子内に使用した酸化剤と反応するような
官能基を有しているとコントロールが困難となる弱点を
もっている。用いる塩基と酸化剤ならびに反応条件の参
考となる文献を列挙すると、例えばナトリウムメチラー
ト−オゾン (J、E。 McMurryら+ J、Org、Chem、 + 3
9 、259(1974))l 水酸化ナトリウムーー
重項酸素(J、R,Williamsら+ J、Org
 、Chem、 +43.1271(1978))、炭
酸カリウム−過酸化水素(G、A、、0Iahら、 5
ynthesis+662 (1980) ) ’+ 
ポタシウムも一ブトキシドーも一プチルノhイドpパー
オキシド(P、A、Bartlettら+ Tetra
hedron Letters+331(1977))
? 水酸化ナトリウムツナトリウムも一ブトキシドまた
はシリカゲル−過マンガン酸カリウム(F、T、Wil
liams+Jr、らI J、Org、Chern、 
+ 27 、3699(1962)。 N、Kornblumら+ J、Org、ChQm、+
 47.4534(1982)、 J、H,C1ark
ら+ J、Chem、Soc、+Chem。 Commun、+ 635(1982)、)リエチルア
ミンまたは水素化ナトリウム−硝酸第二キリラム(G、
A、01ahら、5ynth、esis、44(198
0) 、 R,C,Cookaonら+ Tetrah
edronLetters+ 23.3521(198
2))などテする。 本発明方法忙おける前記式(IV)で代表される6−オ
キソプロスタグランジンE1類やその前駆物質である6
 −ニドqプロスタグランジンE、類などのプロスタグ
ランジンE1誘導体は強塩基性条件下および強酸性条件
下では非常に分解しやすい性質を有している。このため
前記のニトロ基−オキシ基変換反応の条件がすべてその
まま用いられるというわけではない。また、本発明方法
の一つの特徴は二段階の反応の終了時点つまりニトロ基
−オキシ基変換反応の前段階ではすでに反応粗生成物が
アシニトロ塩中間体となっている点であり、通常のネッ
ク(Nef)反応のようにニトロ化合物と強塩基化合物
かられざわざアシニドp基を生成させる必要なく、酸、
還元剤、または酸化剤と反応せしめることが可能である
点である。本発明者らは上記の2点を熟知、考慮の上肢
ニトロ基−オキソ基変換反応の難点を克服すべく鋭意研
究した結果、二段階目のニド−オレフィン類との反応を
終了した反応混合物をそのまま酸、還元剤、または酸化
剤と適当な条件下で反応せしめることにより前記式[I
V]で代表される6−オキソプロスタグランジンE1類
の製造が可能になったものである。 以下反応条件について記載する。 すなわち、酸を用いる方法の場合は、等モル以上の塩酸
(好ましくは0.5〜6規定、特に好ましくは1〜4規
定塩酸)または硫酸(好ましくは1〜12規定、特に好
ましくは3〜6規定硫酸)を三成分連結反応により生成
した7シ二トロ塩中間体を含む反応溶液に加えて反応せ
しめる。反応を円滑に進行させるためには比較的水溶性
のある有機媒体をさらに反応系に加えるとよく、かかる
有機媒体としてはジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶
媒あるいはメタノール、エタノール、インプロピルアル
コールなどのフルコール系溶媒などがあげられる。 反応温度は用いる酸の種類や濃度、水溶性有機媒体の種
類によって多少異なってくるが通常−20℃〜80℃、
好ましくはo ℃〜60℃、特に好ましくは20 ”0
〜50℃の範囲で行なわれる。反応時間は反応温度や反
応条件により異なり薄層りpマドグラフィーなどの分析
手段により反応を追跡することにより反応終点が決定さ
れるが、反応温度40℃の場合0.5時間から5時間程
度で終了する。 還元剤として三塩化チタン水溶液を用いる方法の場合は
前述のJ 、E、McMurryらの方法に準じて行な
う。すなわち三塩化チタンと酢酸アンモニウムをi:6
0モル比で水溶液(PH6付近)とし、この水溶液を三
成分連結反応により生成したアシニトロ塩中間体を含む
反応溶液と混合せしめる。塩化チタンの量は7シニトロ
塩中間体に対して1〜20倍モル、好ましくは2〜15
倍モル、特に好ましくは3〜10倍モル量用いて行なわ
れる。反応を円滑に進行させるためKは比較的水溶性の
ある有機媒体をさらに反応系に加えるとよく、かかる有
機媒体としてはジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒
あるいはメタノ〜ルラエタノール、イソブービルゾルコ
ールなどのアルコール系溶媒などがあげられる。 反応温度は通常O″C〜40℃、好ましくは20℃〜3
0℃の範囲で行なわれ、反応時間は反応温度や反応剤の
量、PHなどの反応条件により異なり薄層クロマトグラ
フィなどの分析手段により反応を追跡することにより反
応終点が決定されるが、室温に01〜5時間で終了する
。 また酸化剤を用いる場合も前述の引用文献に準じて行な
われる。 反応後、得られる生成物は通常の手段により反応液から
分離、精製される。例えば抽出。 洗浄、クロマトグラフィーあるいはこれらの組み合わせ
により行なわれる。 かくして、前記式(IV)で表わされる化合物のうち、
その水酸基が保護され、かつその1位のカルボン酸のエ
ステル体が得られる。次いで必要に応じてその水酸基の
保護基を通常の方法によって遊離の水酸基とし、および
/または、そのエステル体を通常に用いられる方法によ
り加水分解および/または塩生成することによって、本
発明の6−オキソプロスタグランジンE8類が製造され
る。 その1例を示すと、水酸基の保護基の除去は、保護基が
水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する基の
場合には、例えば酢酸+ p −トルエンスルホン酸、
そのピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒とし
、例えハ水、テトラヒドロフラス、エチルエーテル、ジ
オキサン、メタノール、アセトン。 アセトニトリル等を反応溶媒とすることにより好適に実
施される。反応は通常−78℃〜+100℃の温度範囲
で10分〜3日間程度行なわれる。また、保護基がトリ
(C+〜C?)炭化水素シリル基の場合には、例えば酢
酸。 フッ化水素酸、フッ化水素−ピリジン、テトラゾチルア
ンモニウムフルオライド、セシウムフルオライド等を触
媒とし、上記した如き戊応溶媒中で同様の温度で同様の
時間実施される。 、カルボキシル基の保護基の除去は、エステルの場合に
は例えばリパーセあるいはエステラーゼ等の酵素を用い
、上記した如き反応溶媒中で一]O℃〜+300 °C
の温潅範囲で10分〜24時間程度行なわれる。 本発明によれば、上記の如き保護基の除去反応により生
成せしめたカルボキシル基を有する化合物は、次いで必
要により、更に塩生成反応に付され、カルボン酸塩を与
える。 塩生成反応はそれ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等
量の塩基性化合物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム又はアンモニア、トリメチルア
ミンチモノエタノールアミン、モルホリントラ通常ノ方
法で中和反応せしめることにより行なわれる。 以上のような一連の方法により製造される前記式[I)
(CI)’、[1) 、オ、l:び〔1)’、:c7)
エンド を含む)で表わされる6−オキソプロスタグランジンE
8類が得られる。かかる化合物の具体的な例−ま前記式
CDに示した天然のプロスタグランジンE1と同じ絶対
構造を有する化合物で代表させて挙げると下記のように
なる。 (なおプロスタグランジンE、はPGE、の形で略記す
る)。 01) 6−オキシーPGE。 02) +5−メチル−6−オキソ−PGE。 03) 16−メチル−6−オキソ−PGE。 04) 17−メチル−6−オキシーPGE。 05) 18−メチル−6−オキソ−PGE。 06) ]]9−メチルー6−オキソーPGE07) 
20−メチル−6−オキソ−PGE。 08) 20−エチル−6−オキソ−PGF:。 Q9) 20−プロピル−6−オキ”/−PGE。 10) 16−エチル−6−オキソ−PGE。 11) 17−エチル−6−オキシーPGE112) 
15.16−ジメチル−6−オキソ−PGE。 13) 16.17−シメチルー6−オキソーPC,E
。 14) 16.20−ジメチル−6−オキソ−PGE。 15) 17,2θ−ジメチル−6−オキツーPGE。 16) 16,16.20−1リメチル−6−オキツー
PGE。 17) 17−メチル−20−エチル−6−オキツーP
GE。 113) 17.20−ジエチル−6−オキソ−PGE
。 19) 15−シクロベンチルーω−ペンタノルー6−
オキツーPGE。 20) 15−シクロヘキシル−ω−ペンタノルー6−
オキツーPGE。 21) 15−(2,3−ジエチル)シクロプロピル−
ω−ペンタノルー6−オキツーPGE。 22) 15−(2,2−ジメチル)シクロベンチルー
ω−ペンタノルー6−オキソ−PGE。 23) 15−(4−t−ブチル)シクロヘキシル−ω
−ペンタノルー6−オキソ−PGE1 24) 16−シクロペンチル−ω−テトラツルー6−
オキソ−PGE。 25) 16−シクロペンチル−ω−トリノル−6−オ
キソ−PGE。 26> 17−シクロベンチルーω−トリノル−6−オ
キソ−PGE。 27) ts−シクロペンチル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 28) 16−シクロベキジル−ω−テトラツルー6−
オキツーPGE。 29) 16−シクロヘキシル−ω−トリノル−6−オ
キソ−P G E’。 30) 17−シクロヘキシル−ω−トリノル−6−オ
キツーPGE。 31) i8−シクロヘキシル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 32) 16−シクロオクチル−ω−テトラツルー6−
オキツーPGE。 33) 18−シクロプルピル−ω−ジノル−6−オキ
ソ−PGE。 34) 19−シクロプルピル−ω−ツルー6−オキソ
−PGE。 35) 18−オキサ−6−オキツーPGE。 36) 16−フェニル−ω−テトラ/ルー6−オキツ
ーP G El 37) 17−フェニル−ω−トリノル−6−オキツー
PGE。 3g) 1.6−フェノキシ−ω−テトラツルー6−オ
キシーP’GE□ 39) Ql)〜38)の化合物のメチルエステル類4
0) 01)〜38)の化合物のエチルエステル類41
) 01)〜38)の化合物のナトリウム塩類42) 
01)〜41)の化合物の水酸基(11位と15位)が
t−メチルジメチルシリル基および/または2−テトラ
ヒドロピラニル基で保護されたエーテル類 などを挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。また、01)〜42)の化合物の15−エビ
体およびこれらすべての鏡像体もあわせて挙げられる。 以上のような方法により製造される前記式Ov) ((
■)’ 、 Crv)エンドおよび〔■〕′エンドを含
む)で表わされる6−オキシプpスタグランジンE、類
で、R219RsIが水素原子である下記式〔■′〕 で表わされる化合物およびその立体異性体あるいはそれ
らの任意の割合の混合物である6−オキシプpスクグラ
ンジンE、類は血小板凝集阻止作用、血圧降下作用、胃
液の公租および胃潰瘍抑制作用などプロスタグランジン
特有の生理活性作用を有することが知られている有用な
化合物であり、それ故に抗狭心症。 血管拡張、降血圧、抗心筋梗塞、抗血栓、抗動脈硬化、
悪性腫瘍の転移抑制などの血管作動を制御する薬剤およ
び高血圧、胃潰瘍の治療用薬剤として期待されている化
合物である。 以下、実施例をあげて、本発明を更に具体的に設明する
。 実施例1 d/ −@−3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1
−ヨード−1−オクテン(957■。 26 mmo/! )のエーテル溶液(aOm/)Kz
、oMのt−ブチルリチウムのペンタン溶液(2,6r
ul。 s、2 mmol )を−78℃で加え、1時間攪拌し
た。 この溶液にヨウ化第1銅(495−my 、 2.6m
no7Lトリブチルホスフィン(1,os y + 5
.2 mmol )のエーテル溶液(1om)を加え、
−78℃で30分間攪拌した。この溶液にdl−4−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シクロベンテノン
(424m9 、2.0 mmoA’ )のエーテル溶
液(101117)を加え、−78℃で5分、−40°
Cで15分攪拌した。 次いでメチル6−二) cy −6−ヘプテノニー) 
(3741n9,2.0 mmol )のエーテル溶液
(1ON)を加え一40℃で30分間攪拌した。さらに
三塩化チタン水溶液(25%、Bml、約13mmal
l )と酢酸アンモニウム(6/i + 78mmo/
)を20罰の水に溶解した水溶液とテトラヒドロフラン
(ioom)を加え、室温で1時間攪拌した。反応溶液
にアンモニア性有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後減圧濃縮して2.97gの粗生成物を
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)に付してdl
−11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−6
−オキツプμスタグランジンE1メチルエステルおよび
その15−エビ体の混合物(2s amg、 0.42
3mmail+ 、 2 i%)を得た。 N M R(CD Clls 、δ(酵));0.03
(12H18)I O,86(21H)、 1.1〜1
.7(12H)12.15〜2.フo(1oH)、3.
6o(3H+、sL3、ss〜4.zo(zH+mL 
5.35〜s、6o(2H+m)。 IR(液膜、σ )。 2960 + 2940 + 2860 + 1745
 + 1720 +1460.1435,1405,1
360,1250゜1155.1100,1000.9
65+935.。 865 .805 .775 .6400M5 (20
eV ;m/ e +%);5s3(o、s)+17s
(a)、52z(4)、4zx(+2)+407(4)
+ 403(+)、389(3)+ 37 ](3)+
 321(8)+297(3)、2B9(2)、269
(3)、215(4)、2o3(3)。 143(4)+ ] 32(4)+ 111(4)+ 
76(9)t 75(100)。 実施例2 実施例1と全く同様にしてd/−(ト)−3−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−ニーオクテン、
di−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−シク
ロベンテノンおよびメチル6−ニトロ−6−へブテノエ
ートを反応させた後、1規定塩酸10m1とテトラヒド
ロフラン(xoom)を加え、40℃で2時間攪拌した
。 実施例1と同様に後処理し2.809の粗生成物を得、
シリカゲルカラム分離してdi−11゜15−ビス(t
−ブチルジメチルシリル)−6−オキシプpスタグラン
ジンE1メチルエステルおよびその15−エビ体の混合
物(204■。 o、334mmo7 + 17%)を得た。 実施例3 実施例1と全く同様の方法により(3S)−(ト)−a
−t−、;’チルジメチルシリルオキシー1−ヨード−
1−オ/テアc 957m9 + 2.6mmo7;(
α)B 3Q、6° (C1,571CC4) )と(
4R)−4−t−グチルジメチルシリルオキシ−2−シ
クロベ、ンテノン(424mg 、 2.Orrvno
ll ; (a)p+63.2°(C1,04+、CH
,OH) )、次いでメチル6−ニトロ−6−へブテノ
エート(374〜。 2、OmmoA’ )と反応させ、続いて得られた反応
溶液に25%三塩化チタン水溶液(Bml、約13mm
oj? )と酢酸アンモニウム(6g+ 78mmoA
)を20Mの水に溶解させた水溶液およびメタノール(
7oml)を加えて室温で1.5時間攪拌した。飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加えた後エーテルで抽出し、
得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧濃縮して2.70 gの粗生成物を得
た。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ワニーゲルC300,lo−0g+ヘキサン:酢酸エチ
ルー19:1)に付して分離し、1.1,15−ビス(
1−ブチルジメチルシリル)−6−オキソプロスタグラ
ンジンE1メチルエステル(317m9 、0.519
mmol! 、 26%)を得た。 このもののNMR,IR,MSおよびTLCは実施例】
で得られたdi体のものと完全に一致した。 上記11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−
6−オキソプロスタグランジンE、メチルエステル(6
8m9 、0.11mmo7 )を10般のアセトニト
リルに溶かし、0.25m1のピリジンとQ、51nノ
のフッ化水素−ピリジンを加えて3時間室温で反応させ
た。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中
和後、酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和食塩
水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮して60
ダの粗生成物を得た。このものを調製用薄層クロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1=4,2回展開)
に付して分離し、6−オキソプロスタグランジンE1メ
チルエステル(31■。 0.081 mmall 74%)を得た。 NMR(CDCI!8.δ(p声));0.87(3H
) 、 1 、1〜1 、7(12I(+m) + 2
−0〜3.0CI 2H+m)、3.63(3H2s)
、3.7〜4.3(2H2m)、5.45〜s、6s(
zI−Lm)。 IR(液膜、σ−1); 3400.2950,2870,174.0..172
0゜1435.1410,1370,1250.’、1
200゜1160.1075,1020,970,73
0゜〔α川 −41° (C0,621CH30H)。 mp 41〜42℃(ヘキサン−エーテル再結晶)。 実施例4 実施例1と全(同様の方法により(3515S)−@、
3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−5
−メチル−1−ノネン(1,2911+ 3.25 m
mall ; Ca)i3−36..5°(CO,63
。 CH,OH) )と (4R)−4−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−2−シクロペンテノ7(530m? 
+ 2.5 mmoll ; Ca’)’、、 +63
.2°((:’ 1.04 。 CH,0H)) 、次いでメチル6−ニトロ−6−ヘプ
テ/x−ト (468m9 + 2.5 mmoA )
と反応させ、続いて得られた反応溶液に25%三塩化チ
タン水溶液(9,3ml 、約15 mmod )と酢
酸アンモニウム(6,c+4g+qommo/)を23
FnI!の水に溶解させた水溶液およびテトラヒドロフ
ラン(115mJ)を加えて室温で2.5時間攪拌した
。 反応終了後実施例3と同様の後処理、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)
を行ない、11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル) −17(S) 、 20−ジメチル−6−オキソ
プロスタグランジンE1メチルエステル(416m9 
、0.65 mmall 、26%)を得た。 NMR(C・DC4,δ(卿)); 0.04(12H9B)I O,86(24H)、1.
1〜1.7(13HIm)、2.1〜2.7(10H+
m)+ 3.63(3H+8’)+3.8〜4.3(2
H1m)、5.35〜5.60(2H1m)。 IR(液膜、c!n−1); 2970.2950,2870,1740.1?20゜
1460.1435,1405,1370,1360゜
1250.1155,1100,1000,970゜9
35.880.83’5,805,770,730゜M
 S (20e’V ;m/ e 、%);581(’
81M−t−C,H9)、506(4)、449(30
)。 431(1δ)、417(8)、407(18)133
9(10)、321(9L297(8)、143(12
)。 111(11)、75(+00)。 〔α)y −35,5°(C1,02、CH3OH)。 上記11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−
x7(S)+zυ−ジメチルー6−オキソプロスタグラ
ンジンE8メチルエステル(250mg 、 0.39
 mmall )を実施例3と同様の方法忙よりアセト
ニトリル(18rnl)に溶かし、ピリジン(0,45
ゴ)、フッ化水素−ピリジン(0,9属)を加えて室温
で1時間20分間反応させた。 実施例3と同様の方法で後処理して2101ngの粗生
成物を得、調製用薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=1:4)で分離して17(S)、20−ジ
メチル−6−オキゾプロスタグランジンz、メチル−r
−ス’ニル(131mg 、 0.32mmall 、
、82%)を得た。 NMR(CDC73,δ(兜)); 0 、86(6H) + 1 、0〜1 、7(13I
(+m) 12 、1〜2 、7(10)(+mL a
、3(iH+Dtoで消失)、3.60(3HI8)1
3.8〜4 、3 (3HI D20で2Hに減少)、
5.4〜5.6(2HIm)。 IRC液膜、C1n”); 3420.2950,2920,2870,1740゜
1720.1460,1440.+415.1380゜
1290.1250,1200,1160.108’O
。 I 0 10 、’170゜ M S (20e V + m/ e +%);392
(12+M HIO)+ 374’(22) H293
(18)F261(15)、243(17)、233(
18)。 231(37)+215(25)p187(18)+1
79(22)、143(100)、133(23)。 127(40)、111(74)、57(34)。 〔α)B 44.9°(co。44 、 CHpH)。 実施例5〜13 実施例1および3,4と全く同様にして次の化合物を合
成した。 17(6)、20−ジメチル−6−オキソプロスタグラ
ンジンE、メチルエステル(実施例5)15−シクロベ
ンチルーω−ペンタノルー6−オキソプロスタグランジ
ンE1メチルエステル(実施例6) 15−シクロヘキシル−ω−ペンタノルー6−オキソプ
ロスタグランジンE、メチルエステル(実施例7) 16−シクロベキジル−ω−テトラツルー6−オキソプ
ロスタグランジンE1メチルエステル(実施例8) 18−オキサ−6−オキソプロスタグランジンE1メチ
ルエステル(実M例9) 16−メチル−6−オキソプロスタ、グランジンE、メ
チルエステル(実施例10)16.16−ジメチル−6
−オキシプpスタグラ/ジンE、メチルエステル(実施
例11)】5−メチル−6−1キンプロスタグランジン
E1ノチルエステル(実施例12)17.17−ジメチ
ル−6−オキソプμスタグランジンELメチルエステル
(実施例13)各化合物のスペクトルはまとめて表示し
た。 ÷ オ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 下記式CI) OR。 で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
    その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
    記式〔■〕 δR3 で表わされる有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物と、非プロトン性
    有機溶媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下記式(I
    ff)C表わされるニトロオレフィン類と反応せしめ、
    次いでニトロ基をオキソ基に変換し、さらに必要に応じ
    て脱保護および/または加水分解および/または塩生成
    反応に付すことを特徴とする下記式[]V] OR,、OR,。 で表わされる化合物、その15−エビ体、それらの鏡像
    体、あるいはそれらの任意の割合の混合物である6−オ
    キソプロスタグランジンE1類の製法。 2 三価のチタン化合物を用いてニトロ基をオキソ基に
    変換する特許請求の範囲第1項記載の6−オキソプロス
    タグランジンE1類の製法。 3 反応媒体に緩衝塩を添加して嚢胞する特許請求の範
    囲第2項記載の6−オキソプロスタグランジンE1類の
    製法。 4 三価のチタン化合物が三塩化チタンである特許請求
    の範囲第2項又は第3項記載の6−オキソプロスタグラ
    ンジンE1類の製法。 5 水を含有する有機媒体中で実施する特許請求の範囲
    第1項〜第4項のいずれか1項記載の6−オキソプロス
    タグランジンE、類の製法。 6、 有機媒体がエーテルまたはアルコール系溶媒であ
    る特許請求の範囲第5項記載の6−オキソプロスタグラ
    ンジンE、類の製法。 7、 酸を用いてニトロ基をオキソ基に変換する特許請
    求の範囲第1項記載の6−オキソプロスタグランジンE
    、類の製法。 8 酸が塩酸または硫酸である特許請求の範囲第7項記
    載の6−オキソプロスタグランジンh類の製法。 9、 酸化剤を用いてニトロ基をオキソ基に変換する特
    許請求の範囲第1項記載の6−オキソプロスタグランジ
    ンE1類の製法。 10、酸化剤がオゾン、1重項酸素、過酸化水素。 t−ブチルハイドルバーオキシド、過マンガン酸カリウ
    ム、または硝酸第二セリウムアンモニウムのいずれかで
    ある特許請求の範囲第9項記載の6−オキソプロスタグ
    ランジンE1類の製法。 11、上記式(IV)においてR1、が水素原子または
    メチル基である特許請求の範囲第1項〜第10項のいず
    れか1項記載の6−オキソプロスタグランジンE1類の
    製法。 12 上記式(IV)においてR,1,R,、が水素原
    子t2−テトラヒドロピラニル基、1−エトキシエチル
    基、t−ブチルジメチルシリル基である特許請求の範囲
    第1項〜第11項のいずれか11項記載の6−オキソプ
    ロスタグランジンE1類の製法。 13、上記式CIV)においてR4□が水素原子または
    メチル基である特許請求の範囲第1項〜第12項のいず
    れか1項記載の6−オキソプロスタグランジンE1類の
    製法。 14 上記式(IV)においてR6がペンチル、ヘキシ
    ル、ヘプチル、■)−2−メチルヘキシル、@−2−メ
    チルヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−ヘキシ
    ル、1,1−ジメチルペンチル、シクロペンチル、3−
    プルピルシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキ
    シルメチル、2−エトキシエチル、ベンジル、2−フェ
    ネチル、またはフェノキシメチル基である特許請求の範
    囲第1項〜第14項の〜・ずれか1項記載の6−オキソ
    プロスタグランジンE、類の製法。 15.6−オキソプロスタグランジンE0類が6−オキ
    ソプロスタグランジンE1である特許請求の範囲第1項
    〜第14項のいずれか1項記載の6−オキソプロスタグ
    ランジンE1類の製法。 16.6−オキソプロスタグランジンE8類が6−オキ
    ツプpスタグランジ7E、メチルエステルである特許請
    求の範囲第1項〜第14項の〜・ずれか1項記載の6−
    オキソプロスタグランジンE1類の製法。 17.6−オキソプロスタグランジンE、類カニ17(
    S) 、2 o−ジメチル−6−オキソプロスタグラン
    ジンE、およびそのメチルエステルである特許請求の範
    囲第1項〜第14項の〜・ずれ力・1項記載の6−オキ
    ソプロスタグランジンE1類の製法。 18.6−オキシプロスタグランジンE、類が170.
    20−ジメチル−6−オキソプロスタグランジンE1お
    よびそのメチルエステルである特許請求の範囲第1項〜
    第14項の〜・ずれか1項記載の6−オキソプロスタグ
    ランジンE1類の製法。 19.6−オキソプロスタグランジンE8類が15−シ
    クロヘキシル−ω−ペンタノルー6−オキソプロスタグ
    ランジンE1およびそのメチルエステルである特許請求
    の範囲第1項〜第14項のいずれか1項記載の6−オキ
    ソプロスタグランジンE1類の製法。 206−オキソプロスタグランジンE0類が16(■−
    メチルー6−オキソプロスタグランジンE、およびその
    メチルエステルである特許請求の範囲第1項〜第14項
    の℃・ずれか1項!載の6−オキソプロスタグランジン
    E1類の製法。 21.6−オキソプロスタグランジンE1類力;16−
    フニノキシーω−テトラツル−6−オキソプロスタグラ
    ンジンE、およびそのメチルエステルである特許請求の
    範囲第1項〜第14項のいずれか1項記載の6−オキソ
    プロスタグランジンE1類の製法。 22、 6−オキソプロスタグランジンE、類が15−
    (3−プルピル)シクロペンチル−ω−ペンタノルー6
    −オキソプロスタグランジンE。 およびそのメチルエステルである特許請求の範囲第1項
    〜第14項のいずれか1項記載の6−オキソプロスタグ
    ランジンE1類の製法。 236−オキソプロスタグランジフE、類が上記式[)
    で表わされる絶対構造を有する立体異性体である特許請
    求の範囲第1項〜第22項のいずれか1項記載の6−オ
    キソプロスタグランジンE、の製法。
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