JPS60114073A - 画像読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は画像読み取り装置に関し、特にファク／ミリ装
置等に用いられ、読み取り部の原稿走行路の読み取シ領
域にコンタクトガラスが固定された平面走査型の画像読
み取り装置に関する。

〔従来技術〕

この種の画像読み取り装置の読取部は従来第１図に示す
ように構成されている。

同図において符号１で示すものはガイド板で、読み取り
時に図中矢印入方向に送られる原稿２を案内し、その走
行路を形成するものであり、その走行路に臨んで走行方
向手前側（図中右側）には原稿２を送るだめの対のロー
ラ３，３′が配置され、奥側（図中左側）には原稿２を
装置外へ排出するだめの対のローラ４，４′が配置され
ている。

ガイド板１のローラ３，３′とローラ４，４′の間で、
かつ斜め下方向から原稿照明用の照明光源５により照明
される読み取り領域の部分には、略コの字状に折曲され
、底面に開口部１ｂが設けられた折曲部１ａが形成され
ており、この折曲部１ａ中にコンタクトガラス６が嵌合
固定されている。

コノタクトガラス６は折曲部１ａ中に嵌合固定された場
合にその上面が原稿走行路とほぼ面一となる様な寸法の
断面が矩形状のガラス板から形成されており、固定手段
を用いずに単に折曲部１ａ中に直接に嵌合、載置される
か、または不図示の金具等の固定手段により直接に折曲
部１ａの底面に圧接されて固定されている。

原稿読み取り時には開口部１１〕を通して照明光源５に
よりコンタクトガラス６上の読み取り位置６△が照明さ
れ、この読み取り位置６Ａ上をローラ３．３′により矢
印入方向に送られて通過する原稿２の反射光７が、読み
取シ位置６Ａのｔ’ａぼ直下に配置されたミラー８によ
りさらに反射されて不図示の結像手段に導かれ、同手段
を介して同じく不図示の画像読み取９センサ上に原稿２
の画像が結像され、読み取りが行なわれる。

ところが以上の構成によると、コンタクトガラス６は直
接に折曲部１ａの底面に接して折曲部１ａ中に載置ない
しは固定されているので、コンタクトガラス６の裏面と
折曲部１ａの底面の平面度の誤差や、装置の作動中の温
度上昇による底面の反りや歪み、あるいは装置の作動中
の振動等により、コンタクトガラス６ぬ折曲部１ａの開
口部１１〕の周囲の底面との間に図示されるように隙間
が生じる場合がある。

このため原稿読み取り時に、ガイド板３上に存在する小
さな黒点で図示される塵埃９が走行する原稿２の先端に
より押されたり、原稿２の表面により引きずられたりし
てコンタクトガラス９の位置まで移動し、コンタクトガ
ラス６の側面と折曲部−１ｂの側面との間に入シ込むん
だ場合、装置の作動中の振動等によシ塵埃９はそこから
折曲部１ａの底面とコンタクトガラス６間の隙間を通り
、開口部１ｂから落下し、一部はほぼ直下のミラー８上
に付着してしまう。

この場合ミラー８上に付着した塵埃９の像が読み取られ
、読み取られた原稿画像に汚れとなって出る場合がある
。

またコンタクトガラス６が折曲部１ａ部分のガイド板と
直接に接しているため、装置の作動中の振動により両者
が当たり合い、異音が発生する場合もある。

〔目　的〕

本発明は以上のような従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、この種の画像読み取り装置において、塵埃の侵入に
よる読み取り画像の汚れ、およびコンタクトガラスとガ
イド部材間での異音の発生を防止できる画像読み取り装
置の提供を目的とする。

〔実施　例〕

以下図を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。各
図中において第１図と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。

第２図は本実施例によるコンタクトガラス６とガイド板
１のコンタクトガラス取付部分の構造と取付方法を示す
ものである。

同図に示されるように、ガイド板１には従来と同様に断
面が略コの字状で底面に細長い矩形の開口部１ｂが形成
された折曲部１ａが形成されており、この折曲部１ａに
はコンタクトガラス６を固定するために、その一端（図
中手前左側）にはＬ字形に屈曲された突片１Ｃが切り起
こされており、反対側の端部の両側近傍にはビス穴ｉｔ
ｌ、ｌｄが形成されている。

一方コンタクトガラス６は従来と同様に断面が矩形状で
、全体も細長い矩形のガラス板として形成されているが
、その裏面には図中斜線で示す様にシール層１０が形成
されている。このシール層１０は、コンタクトガラス６
の裏面中央部の細長い矩形スペースすなわちコンタクト
ガラス６の固定時にガイド板１の開口部１ｂに整合する
画情報読み取シ領域６ｂの周囲を枠状に粘着剤を塗布す
ることによシ形成される。

以上のコンタクトガラス６は、その一端をガイド板１の
折曲部１ａの突片１Ｃにはめ込まれて折曲部１ａ中に嵌
合された後、突片１ｃに対向する側のコンタクトガラス
６の端部の上からビス穴１１ａ　、　１１ａを有し矩形
プレート状の押え部材１０をビス穴１１ａ、ｌｌａ、ｌ
ｄ、ｌｄを介しテヒス止めすることにより固定される。

この場合コンタクトガラス６裏面上のシール層１０は開
口部１ｂの周囲の折曲部１ａの底面に粘着し、またシー
ル層１０の内側の画情報読み取シ領域６ｂは開口部１ｂ
に整合する。

以上の構造によれば、第３図に示すようにガイド板１の
折曲部１ａ中に嵌合固定されたコンタクトガラス６の裏
面と開口部１ｂの周囲の折曲部１ａの底面との間はソー
ル層１０によυノールされる。

従って同図に示されるように先述と同様に読み取り時に
塵埃９がコンタクトガラス６の側面と折曲部１ａの側面
との間に侵入しても、それよシ先への侵入は／−ル層１
０により阻止され、塵埃９が図中矢印１３　、　Ｃに示
すようにコンタクトガラス６の裏面と折曲部の底面間を
通って開口部１から落丁することは阻止される。

また、例えば装置の動作中の温度上昇等によりガイド板
１が第４図に示されるように長手方向に大きく反ること
により、折曲部１ａの両端部の底面からコンタクトガラ
ス６真面の７一ル層１０が剥れ、両者の間に若干の隙間
が生じた場合でも、塵埃９が粘着剤からなる／−ル層１
０に付着することにより、塵埃９を阻止する効果が期待
できる。

また以上の構造によればゾール層１０が介在することで
装置の動作中の振動によってもガイド板１とコンタクト
ガラス６が直接当たり合うことはなり、／−ル層１０が
緩衝材の段別を果たし、異音の発生が防止される。

なお以上の実施例では粘着剤をコンタクトガラス６に塗
布することによりソール層１０を形成したが、この方法
に限らず他の方法により形成しても良く、同様な作用効
果が得られる。

例えば第５図に示すように両面粘着テープを、先述の画
情報読み取り領域６ｂに対応する細長い矩形状の開口部
１３ａ’ｉ有し、先述のシール層１０より幅がわずかに
底い矩形の枠状に切断し、これを第６図に示すようにコ
ンタクトガラス１とガイド板１の折曲部１ａ間に介在さ
せてコンタクトガラス１を固定してもよい。

ここで両面粘着テープとして例えば３Ｍ社製のｐｏｓｔ
−ｉｔ等の弱粘着性のものを用いれば、メンテナンスの
際のコンタクトガラスの着脱が容易になる。

この他にノール層１０の形成材料としてはウレタンフオ
ームやスウエード等からなる弾力のあるソートや、静電
植毛による微細な毛状のもの等が考えられる。

また他の方法として、コンタクトガラス６の裏面に第５
図に示す形状に水溶性の糊をスクリーン印刷等により塗
布する方法がある。この方法には上記の両面粘着テープ
等による方法に比較して７一ル層材料の切断、貼シ伺は
等の作業が省け、作業性が高いという利点がある。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば原稿走行
路を形成するガイド部材の原稿読み取シ領域にコンタク
トガラスが設けられた画像読み取り装置において、ガイ
ド部材とコンタクトガラスの間にシール層を設けた安価
で簡単な構成により、原稿走行路上の塵埃が原稿走行路
から装置内に侵入するのが防止でき、塵埃の侵入による
読み取り画像の汚れを防止できる。また装置の動作中の
振動によるガイド部材とコンタクトガラス間での異音の
発生を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の要部構成と欠点を示す説明図、第２
図は本発明の実施例によるコンタクトガラス周辺の構造
およびその取付構造を説明する分解斜視図、第３図は本
実施例のコンタクトガラスの数句は状態を′示す断面図
、第４図は実施例でガイド板が反った状態を示す断面図
、第５図は本実施例の他のシール層の例を示す斜視図、
第６図は第５図のシール層を介してのコンタクトガラス
の取付状態を示す断面図である。 １・・・ガイド板　１ａ・・・折曲部 １ｂ・・・開口部　ＩＣ・・・突片

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿走行路を形成するガイド部材の原稿読み取り領域に
   コンタクトガラスが設けられた画像読み取り装置におい
   て、前記ガイド部桐とコンタクトガラスの間に７一ル層
   を設けたことを特徴とする画像読み取り装置。