JPS60113822A - 等速ボ−ルジョイント用ボ−ル保持ケ−ジ - Google Patents

等速ボ−ルジョイント用ボ−ル保持ケ−ジ

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JPS60113822A
JPS60113822A JP22272583A JP22272583A JPS60113822A JP S60113822 A JPS60113822 A JP S60113822A JP 22272583 A JP22272583 A JP 22272583A JP 22272583 A JP22272583 A JP 22272583A JP S60113822 A JPS60113822 A JP S60113822A
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JP
Japan
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cage
ball
window hole
spherical surface
inner ring
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Pending
Application number
JP22272583A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Saito
齋藤 光男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAE SANGYO KK
Original Assignee
KANAE SANGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D3/224Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a sphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D2003/22303Details of ball cages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は等速ボールジヨイント用ボール保持ケージに関
するものである。
一般に等速ボールジヨイントは第1図に示すように複数
個のボール1と、ボール1の位置決めおよび保持を行う
ボール保持ケージ2とボール1が転動するボール転勤溝
を有する外輪3および内輪4とを有する。この等速ポー
ルジヨイントは駆動回転軸と被駆動回転軸とのうちの一
方の回転軸の端部を外輪3に連結し、他方の回転軸の端
部を内輪4の内面に刻設したスプライン5に嵌合させて
連結する。外輪3は内面を内球面6に形成し、さらに円
周方向に互いに等間隔に離隔させて軸線方向に複数本の
ボール転勤溝7を刻設し、内輪4の外周面は外球面8に
形成し円周方向に互いに等間隔に離隔させ前記外輪3の
ボール転動溝7に対向するように軸線方向に複数本のポ
ール転動溝9全刻設する。外輪3のボール転動溝7の底
部10と内輪4のボール転動溝9の底部11との間の距
離はボールジヨイントの一方の軸線方向端、すなわち第
1図において上方の軸線方向端から他方の軸線方向端す
なわち第1図において下方の軸線方向端へ向けて徐々に
小さくなるように形成しである。ケージ2ば外輪3の内
球面6に嵌合する外球面12および内輪4の外球面8に
嵌合する内球面13を備えると共に、円周方向に互いに
対向し離隔させた複数個の内輪挿通窓孔およびボール保
持窓孔14を有し、その窓孔14の各々にはボール1が
嵌入されている。
ボール1はボールジヨイントの作動中は外輪3および内
輪4からの外力に応じケージ2の窓孔14内を半径方向
および円周方向に摺動しながら移動してケージ2を加圧
し、外輪3の軸線方向と内輪4の軸線方向とが一致した
際は外輪3の転動溝7の底部10と内輪4の転動溝9の
底部11とにより形成される転動溝は上方が大きく下方
が小さいため、ボール1は上方へ移動しようとしてケー
ジ2にスラスト力を与える。ケージ2はボールジヨイン
ト作動中ボール1により上記のような種々な荷重を受け
ると共に、その内外球面13・12は内輪4の外球面8
・外輪3の内球面6上を任意の方向に摺動し、薄肉であ
ることから、変形しやす(その内外球面13・12が内
輪4の外球面8・外輪3の内球面6と焼き付きを生じ、
破損するに至ることがしばしばある。また、内輪挿通窓
孔およびボール保持窓孔14は通常プレス加工の打技に
よりポンチで穿設されるため、その周縁にはカエリが生
じており、これが原因でボールジヨイントの組立時のチ
ッピングやロック現象が起り、そのためボールジヨイン
ト作動中にボール1の破損や潤滑油膜の欠除現象が起き
やすい。
上記問題点を解決するため、従来はケージ2の壁体への
開口部をできるだけ少なくするため窓孔14の形状に工
夫をこらし、壁体の表面積を広くし強度を増大させよう
とする試みが種々なされている。しかし、本発明者の実
験によるとケージ2の破損の原因は次のように考えられ
る。すなわち、ケージ2の外球面12と外輪3の内球面
6との間およびケージ2の内球面13と内輪4の外球面
8との間には潤滑1A11膜が存在しているが、ボール
ジヨイントの作動中にその油膜が切れてケージ2の外球
面12と外輪3の内球面6との間あるいはケージ2の内
球面13と内輪4の外球面8との間で金属どうしの接触
を生じ、これらが熱を持つようになり、ついには焼きイ
1きを生じて、それが原因でボールジヨイントの作動中
に破損が生ずるものである。
これはケージ2の表面積を広くして強度を増大させるよ
りも、摺動接触部に潤滑油を切らさないように工夫する
ことがケージの破損を防止する観点から必要であり、む
しろケージの表面積を大きくすると、それだけ摩擦面が
大きくなって熱を持ちやすくなり焼付の原因となって好
ましくないものである。
このような観点から本発明者は、ボールジヨイントの作
動中はいかなる状態であっても富時1faV?を油膜切
れがないように、ケージの内外球面に微細な潤滑油用溝
を刻設すると共に、筒体への開口部は従来のものとほぼ
同一であってもシンプルで十分強度を有するように、ケ
ージの内輪挿通4窓孔およびボール保持窓孔を、軸線お
よび筒状体の両端面間を通る中心線に対称な形状な窓孔
にそれぞれ穿設し、内輪挿通窓孔は長方形でその隅角を
短辺の×程度の円弧に形成し、ボール保持窓孔を長辺と
短辺とがほぼ等しい長方形で中心線方向の両辺を円弧に
形成したものである。
以下、本発明を第2図から第5図の図面に基づいて詳細
に説明する。
ケージ102は筒状体であって、その壁体を外面を外球
面112に内面を内球面113に形成し、壁体に円周方
向に互いに対向し、離隔させて複数個の内輪挿通窓孔1
15およびボール保持窓孔114をそれぞれ穿設する。
図示例では内輪挿通窓孔115は2(flit、ボール
保持窓孔114は4個であるが、これらに限定されるも
のではない。そうして、この内輪挿通窓孔115および
ボ・−ル保持窓孔114を軸線116および筒状体の両
端面間を通る最大径部の中心線117に対称な形状の窓
孔にそれぞれ穿設する。
また、内輪挿通窓孔115は筒状体の上下端面側を長辺
とする長方形で長辺は短辺の1.5倍程度でその隅角1
18を短辺の2程度の円弧に形成する。また、ポール保
持窓孔114は筒状体の上下端面側の長辺と短辺とがほ
ぼ等しい長辺が短辺の1.3倍程度の長方形で中心線1
17方向の両辺を短辺の0.6倍程度の円弧119に形
成する。次にケージ102の外球面112および内球面
113の全面に亘り、特殊な複数の研冴工程により多数
の数ミクロン程度の深さの微細な潤滑油用a120を刻
設する。また、内輪挿通窓孔115およびポール保持窓
孔114の周縁に微細なR面取り121を施す。
このようにしてなる本発明のケージ102はボールジヨ
イントの作動中においてケージ102の外球面112お
よび内球面113の潤滑油用溝120には常時潤滑油が
保持させているため、駆動回転軸・被駆動回転軸がいか
に回動しても潤滑油の油膜切れは皆無となり、上記の筒
体へのシンプルな開口部であっても、ケージ102が熱
を持つことはなく焼き付くこともなく、変形し破損する
こともない。
これに加えて窓孔115・ 114は比較的シンプルな
形状に加工できると共に、従来の窓孔に比して開口部も
比較的同じ程度であるにもかかわらずケージ102が強
度不足で変形し焼き付きにより破損することが皆無とな
る。加えて窓孔115・ 114の周縁には微細なR面
取りが施しであるために内輪104の挿通あるいはポー
ル101の嵌入の際それらを傷付けたりロックする現象
もなくなり、ボールジヨイントの作動中のボール101
の破損や潤滑油膜の欠除現象も生じな(なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボールジヨイントの縦断面図、第2図か
ら第5図は本発明ケージの具体的な一実施例を示し、第
2図はその縦断面図、第3図はポール保持窓孔の側面図
、第4図は内輪挿通窓孔部の側面図、第5図は第3図の
V−V線断面図である。 112・・・外球面 113・・・内球面 114・・・内輪挿通窓孔 115・・・ポール保持窓孔 116・・・軸 線 127・・・中心線 118・・・隅 角 119・・・円 弧 120・・・潤滑油用溝 出願人 カナエ産業株式会社 代理人 高 木 義 輝 第1 11 第2図 第3図 第5図 手続補正書(1釦 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願 第222725号2、発明の
名称 等速ボールジヨイント用ポール保持ケージ3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市淀用区宮原1丁目14番14号名 称 
カナエ産業株式会社 代表者 齋 藤 光 男 4、代理人 住 所 大阪市西区江戸堀1丁目23 @ 26号明細
書全文および図面の第1図、第2図、第3図、第4図の
補正および第6図の追加。 6゜補正の内容 (1)明細書および図面は別紙のとおり以 上 明 糸1)書(全文補正) 1、発明の名称 等速ボールジヨイント用ボール保持ケージ2、特許請求
の範囲 +11 筒状体でその壁体を外球面および内球面に形成
し、壁体に円周方向に互いに対向し離隔させて複数個の
内輪挿通窓孔およびボール保持窓孔を穿設した等速ポー
ルジヨイント用ボール保持ケージにおいて、内輪挿通窓
孔およびボール保持窓孔を軸線および筒状体の両端面間
を通る中心線に対称な形状にそれぞれ穿設し、内輪挿通
窓孔は長方形でその隅角を短辺のA程度の円弧に形成し
、ボール保持窓孔を長辺と短辺とがほぼ等しい長方形で
中心線方向の両辺を円弧に形成すると共に、周面に多数
の微細な潤滑油用溝を刻設した等速ボールジヨイント用
ボール保持ケージ (2)内輪挿通窓孔およびボール保持窓孔の周縁に微細
なR面取りを施した特許請求の範囲第1項記載の等速ボ
ールジヨイント用ボール保持ケージ(3)複数の研り工
程により潤滑油用溝を刻設した特許請求の範囲第1項記
載の等速ポールジョインI・用保持ケージ (4)内球面に潤滑油溝を刻設した特許請求の範囲第1
項記載の等速ボールジョント用保持ケージ(5)外球面
に潤滑油溝を刻設した特許請求の範囲第1項記載の等速
ポールジヨイント用保持ケージ 3、発明の詳細な説明 本発明は等速ボールジヨイント用ボール保持ケージに関
するものである。 一般に等速ボールジヨイントは第1図に示すように複数
個のボール1と、ボール1の位置決めおよび保持を行う
ボール保持ケージ2とボール1が転動するボール転勤溝
を有する外輪3および内軸4とを有する。この等速ボー
ルジヨイントは駆動回転軸と被駆動回転軸とのうちの一
方の回転軸の端部を外輪3に連結し、他方の回転軸の端
部を内輪4の内面に刻設したスプライン5に嵌合させて
連結する。外輪3は内面を内球面6に形成し、さらに円
周方向に互いに等間隔に離隔させて軸線方向に複数本の
ボール転勤溝7を刻設し、内輪4の外周面は外球面8に
形成し円周方向に互いに等間隔に離隔させ前記外輪3の
ボール転動溝7に対向するように軸線方向に複数本のボ
ール転勤溝9を刻設する。外輪3のボール転動溝7の底
部IOと内輪4のボール転動m9の底部11との間の距
離は軸線方向で下方はど徐々に小さくなるように形成し
である。ケージ2は外輪3の内球面6に嵌合する外球面
12および内輪4の外球面8に嵌合する内球面13を備
える表共に、円周方向に互いに対向し離隔させた複数個
の内輪挿通窓孔およびホール保持窓孔14を有し、その
窓孔14および内輪挿通窓孔の各々にはボール1が嵌入
されている。 ボール1はボールジヨイントの作動中は外輪3および内
輪4からの外力に応しケージ2の窓孔14内を半径方向
および円周方向に摺動しながら移動してケージ2を加圧
し、外輪3の軸線方向と内輪4の軸線方向とが一致した
際は外輪3の転動溝7の底部10と内輪4の転動溝9の
底部11とにより形成される転勤溝は上方が大きく下方
が小さいため、ボール1は上方へ移動しようとしてケー
ジ2にスラスト力を与える。ケージ2はボールジヨイン
ト作動中ボール1により上記のような種々な荷重を受け
ると共に、その内外球面13・12は内輪4の外球面8
・外輪3の内球面6上を任意の方向に摺動し、薄肉であ
ることから、変形しやすくその内外球面13・12が内
輪4の外球面8・外輪3の内球面6と焼き付きを生じ、
破損するに至ることがしばしばある。また、内輪挿通窓
孔およびボール保持窓孔14は遠雷ブレス加工の打技に
よりポンチで穿設されるため、その周縁にはカエリが生
じており、これが原因でボールジヨイントの組立時のチ
ッピングやロック現象が起り、そのためボールジヨイン
ト作動中にボール1の破損や潤滑油膜の欠除現象が起き
やすい。 上記問題点を解決するため、従来はケージ2の壁体への
開口部をできるだけ少な(するため窓孔14の形状に工
夫をこらし、壁体の表面積を広くし強度を増大させよう
とする試みが種々なされている。しかし、本発明者の実
験によるとケージ2の破損の原因は次のように考えられ
る。すなわち、ケージ2の外球面12と外輪3の内球面
6との間およびケージ2の内球面13と内輪4の外球面
8との間には潤滑油膜が存在しているが、ボールジヨイ
ントの作動中にその油膜が切れてケージ2の外球面12
と外輪3の内球面6との間あるいはケージ2の内球面1
3と内輪4の外球面8との間で金属どうしの接触を生じ
、これらが熱を持つようになり、ついには焼き付きを生
じて、それが原因でボールジヨイントの作動中に破損が
生ずるものである。 これはケージ2の表面積を広くして強度を増大させるよ
りも、摺動接触部に潤滑油を切らさないように工夫する
ことがケージの破損を防止する観点から必要であり、む
しろケージの表面積を大きくすると、それだけ摩擦面が
大きくなって熱を持ちやすくなり焼付の原因となって好
ましくないものである。 このような観点から本発明者は、ボールジヨイントの作
動中はいかなる状態であっても常時潤滑油膜切れがない
ように、ケージの内外球面に微細な潤滑油用溝を刻設す
ると共に、筒体への開口部は従来のものとほぼ同一であ
ってもシンプルで十分強度を有するように、ケージの内
輪挿通窓孔およびボール保持窓孔を、軸線および筒状体
の両端面間を通る中心線に対称な形状な窓孔にそれぞれ
穿設し、内輪挿通窓孔は長方形でその隅角を短辺のA程
度の円弧に形成し、ボール保持窓孔を長辺と短辺とがほ
ぼ等しい長方形で中心線方向の両辺を円弧に形成したも
のである。 以下、本発明を第2図から第6図の図面に基づいて詳細
に説明する。 ケージ102は筒状体であって、その壁体を外面を外球
面112に内面を内球面113に形成し、壁体に円周方
向に互いに対向し、離隔させて複数個の内輪挿通窓孔1
15およびボール保持窓孔114をそれぞれ穿設する。 図示例では内輪挿通窓孔115は2個、ボール保持窓孔
114は4個であるが、これらに限定されるものではな
い。そうして、この内輪挿通窓孔115およびボール保
持窓孔114を軸線116および筒状体の両端面122
・ 123間を通る最大径部の中心線117に対称な形
状の窓孔にそれぞれ穿設する。また、内輪挿通窓孔11
5は筒状体の上下端面122・ 123に平行で概略長
方形で長辺124は短辺125の1.5倍程度でその隅
角118を短辺125のχ程度の円弧に形成する。また
、ボール保持窓孔114は長辺126が短辺127の1
.3倍程度の概略長方形で、ボール保持孔114の上縁
と筒状体の上端122との間のスペースと窓孔114の
下縁と下端123との間のスペースは実質的に同一であ
る。 それで、これ等はケージに等しい強度を備えさせ、接合
部材に等しい摩擦を与える。中心線117方向の両辺を
短辺127の0.6倍程度の円弧119に形成する。次
にケージ102の外球面112および内球面113の全
面に亘り、特殊な複数の研(2)工程により一多数の数
ミクロン程度の深さの微細な潤滑油用溝120を刻設す
る。また、内輪挿通窓孔115およびボール保持窓孔1
14の周縁121にシャープエツジを取り除(ために微
細な8面取りを施す。 このようにしてなる本発明のケージ102はボールジヨ
イントの作動中においてケージ102の外球面112お
よび内球面113の潤滑油用溝120には富時潤滑油が
保持させているため、駆動回転軸・被駆動回転軸がいか
に回動しても潤滑油の油膜切れは皆無となり、上記の筒
体へのシンプルな開口部であっても、ケージ102が熱
を持つことはなく焼き付くこともなく、変形し破損する
こともない。 これに加えて窓孔115・ 114は比較的シンプルな
形状に加工できると共に、従来の窓孔に比して開口部も
比較的同じ程度であるにもががわらずケージ102が強
度不足で変形し焼き付きにより破損することが皆無とな
る。加えて窓孔115・ 114の周縁には微細な8面
取りが施しであるために内輪104の挿通あるいはボー
ル101の嵌入の際それらを傷付けたリロックする現象
もなくなり、ボールジヨイントの作動中のボール101
の破損や潤滑油膜の欠除現象も生しなくなる。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来のボールジヨイントの縦断面図、第2図か
ら第5図は本発明ケージの具体的な一実施例を示し、第
2図はその縦断面図、第3図はボ−ル保持窓孔の側面図
、第4図は内輪挿通窓孔部の側面図、第5図は第3図の
V−V線断面図、第6図は本発明によるボールジヨイン
トの縦断面図である。 112・・・外球面 113・・・内球面 114・・・内輪挿通窓孔 115・・・ボール保持窓孔 116・・・軸 線 127・・・中心線 11日・・・隅 角 119・・・円 弧 120・・・a滑油用溝 出願人 カナエ産業株式会社 代理人 高 木 義 輝 第1図 /f 第2囚 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11筒状体でその壁体を外球面および内球面に形成し
    、壁体に円周方向に互いに対向し離隔させて複数個の内
    輪挿通窓孔およびボール保持窓孔を穿設した等速ボール
    ジヨイント用ボール保持ケージにおいて、内輪挿通窓孔
    およびボール保持窓孔を軸線および筒状体の両端面間を
    通る中心線に対称な形状にそれぞれ穿設し、内輪挿通窓
    孔は長方形でその隅角を短辺のZ程度の円弧に形成し、
    ポール保持窓孔を長辺と短辺とがほぼ等しい長方形で中
    心線方向の両辺を円弧に形成すると共に、周面に多数の
    微細な潤滑油用溝を刻設した等速ボールジヨイント用ホ
    ール保持ケージ (2)内輪挿通窓孔およびボール保持窓孔の周縁に微細
    なR面取りを施した特許請求の範囲第1項記載の等速ボ
    ールジヨイント用ボール保持ケージ(3)複数の研磨工
    程により潤滑油用溝を刻設した特許請求の範囲第1項記
    載の等速ポールジヨイント用保持ケージ (4) 内外球面のいずれか一方にのみ潤滑油溝を刻設
    した特許請求の範囲第1項記載の等速ポールジョント用
    保持ケージ
JP22272583A 1983-11-25 1983-11-25 等速ボ−ルジョイント用ボ−ル保持ケ−ジ Pending JPS60113822A (ja)

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ID=16786919

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