JPS6011330Y2 - ピンチバルブ - Google Patents

ピンチバルブ

Info

Publication number
JPS6011330Y2
JPS6011330Y2 JP1977105940U JP10594077U JPS6011330Y2 JP S6011330 Y2 JPS6011330 Y2 JP S6011330Y2 JP 1977105940 U JP1977105940 U JP 1977105940U JP 10594077 U JP10594077 U JP 10594077U JP S6011330 Y2 JPS6011330 Y2 JP S6011330Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
elastic
pressing
pipes
valve case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977105940U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5431931U (ja
Inventor
清之 中井
秀伸 宮嶋
修治 原田
Original Assignee
旭可鍛鉄株式会社
日本軽金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭可鍛鉄株式会社, 日本軽金属株式会社 filed Critical 旭可鍛鉄株式会社
Priority to JP1977105940U priority Critical patent/JPS6011330Y2/ja
Priority to AU38419/78A priority patent/AU521043B2/en
Priority to US05/929,460 priority patent/US4269333A/en
Priority to DE2834074A priority patent/DE2834074C2/de
Priority to CA308,862A priority patent/CA1093515A/en
Priority to GB7832652A priority patent/GB2001933B/en
Publication of JPS5431931U publication Critical patent/JPS5431931U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6011330Y2 publication Critical patent/JPS6011330Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ピンチバルブの改良に関するものである。
〈従来の技術〉 ピンチバルブの従来技術の−として、実公昭39−49
6’M公報記載の考案がある。
すなわち第5図に示すように、一対の挾持片21.22
を支点23で枢着し、−側にて可撓性パイプ24を挾み
、他側にはこの挾持片21,22を開閉する電磁石25
を設けたもので、電磁石25により挾持片21.22を
開閉し、可撓性パイプ24を挟圧してパイプ24を閉じ
るものである。
このため、この装置では電磁石25へ通電して、可撓性
パイプ24を開閉することは出来るが、可撓性パイプ2
4は一側にのみあるため、開閉できるパイプは1本だけ
となる。
すなわち複数本のパイプを同時に開閉するには、2本日
のパイプは現在あるパイプ24の外側に通すことになる
が、外側におくと支点からの距離が長くなるため、挟圧
力が内側のパイプに比して小さくなる。
このため挾持片21,22を閉じても、外側のパイプは
内側のものに比して十分には締まらない。
そこで、この装置では流体流下用と加圧用というように
異なった2本のパイプを同時に同じ挟圧力で締めようと
する場合には、使用できないという欠点がある。
一方ジユース・コーラ等の飲料を入れる小型タンクは、
品質を損わないために密閉式となっている。
そして密閉式容器では、収容した流体を流出させるため
に液面を加圧する加圧気体を通す加圧パイプ又はフリー
ザ・パイプを備えている。
そこでこの種の容器では、容器内の流体を通す流下用の
パイプを開閉すると同時に、この加圧パイプも開閉しな
ければならない。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし上記した従来のピンチバルブでは、上記説明した
ように同時に2本のパイプを同じ挾圧力で開閉すること
は出来ない。
この考案は、2本の弾性パイプを同時に同じ押圧力で開
閉できるピンチバルブを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、上記の目的を達するために、つぎのように
構成する。
すなわちバルブケース内に2本の弾性パイプを貫通し、
バルブケース内に一対の挾持部を突設し、バルブケース
の中央に設けた支軸に半径方向に延びる押圧レバーの中
央を軸着し、その両側で前記一対の挟持部に対面する部
分に押圧部を設け、該押圧部と両挟持部との間に前記の
弾性パイプを通し、押圧レバーには弾性パイプを常時閉
じるか、もしくは常時開くように付勢するスプリングを
装着し、且つ押圧レバーの外端はバルブケースの外方に
突出させて把手としてなるピンチバルブである。
〈作用〉 つぎに作用を説明する。
このように押圧レバーの枢着点の両側に押圧部を設け、
この押圧部で左右の弾性パイプを挾持するため、該レバ
ーを弾性パイプに押し付けるように付勢するスプリング
を装着しである場合には、把手に外力を加えない限り押
圧レバーは左右の弾性パイプを同じ押圧力で締めるので
、両弾性パイプを同じ押圧力で同時に閉じる。
把手によって押圧レバーを回わせば、左右の弾性パイプ
を締める力が同時になくなるため、両弾性パイプはその
弾性によって同時に開く。
また逆に押圧レバーが弾性パイプから離れるようにスプ
リングを装着しである場合は、把手に外力を加えない限
り、両弾性パイプは開くが、押圧部が弾性パイプを押え
る向きに把手を回わせば、左右の弾性パイプを同じ押圧
力で同時に押えるため、両パイプは同時に閉じることと
なる。
〈実施例〉 以下にこの考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜4図で上半部1aと下半部1bとよりなる断面円
形のバルブケース1内に弾性パイプ2.3を貫通させる
と共に、バルブケース1の内壁から左右一対の挟持部4
,4を突設する。
バルブケース1の底板7の中心より支軸8を突出し、こ
こに押圧レバー6の中央を軸着させる。
そしてその軸着点を中心として該押圧レバー6を段状に
屈折させ、その両側に押圧部5,5を設けて、これを前
記の挟持部4,4に対面させる。
そして押圧レバー6の押圧部5と左右の挟持部4との間
に、弾性パイプ2,3を通す。
2本の弾性パイプ2.3のうち、大径の弾性パイプ2は
流体を通す流体用のパイプとし、小径の弾性パイプ3は
加圧気体用パイプとするか、弾性パイプ2とは別の流体
を通すパイプとしてもよい。
押圧レバー6には、これを挾持部4側に回動し弾性パイ
プ2,3を挾持部4に押圧して、これを閉じるように付
勢するスプリング11を装着する。
即ち支軸8を巻回して一端を挾持部4に他端を押圧レバ
ー6に係止させる。
あるいは第4図のように円形のスプリング12を挾持部
4の根部と押圧レバー6との間に係合させてもよい。
なお、一方の弾性パイプ3が加圧気体用パイプでなく、
別の流体を流下させるパイプである場合には、反対に常
時開口させ、必要に応じて開口するようにスプリング(
図示せず)を取付けてもよい。
押圧レバー6の外端は、バルブケース1の壁面にあけた
孔9から器外に突出させて把手10とする。
第3図は挟持部の他の実施例を示すもので、バルブケー
ス1の内壁から仕切板を突出させ、その先端をバルブケ
ース1の反対側の内壁に設けたストッパ4に嵌合する。
そして仕切板の中央を切欠いて、そこに押圧レバー6の
中心を軸着し、その両側を挟持部4,4とする。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
押圧レバー6に該レバー6の押圧部5を弾性パイプ2,
3に押し付ける方向のスプリング11が装着されている
場合には、把手10に外力を加えない限り押圧レバー6
は左右の弾性パイプ2,3を同じ押圧力で押圧するので
、両パイプ2,3を同じ挟圧力で閉じる。
モして押圧レバー6をスプリング11(又は12)に抗
して矢印の方向に回わすと、弾性パイプ2,3に対する
押圧力がなくなるので、弾性パイプ2.3はその弾性に
よって自然に開く。
弾性パイプ3が加圧気体用パイプのときは、ここから容
器内の液面に加圧気体が作用するので、弾性パイプ2か
ら容器内の流体が流れる。
また弾性パイプ3が、別の流体用であるときは、弾性パ
イプ2,3から2種の液体が流下することになる。
なお、この場合には容器内の液面を加圧する部分を別に
設けることはいうまでもない。
また逆に押圧レバー6が弾性パイプ2,3から離れるよ
うにスプリングが装着されている場合には、把手10に
外力を加えない限り、両弾性パイプ2,3は開く。
そして把手10を回わせば、押圧部5によって両弾性パ
イプ2,3を同時に同じ挟圧力で締めて、これを閉じる
〈考案の効果〉 この考案のピンチ・バルブは以上説明したように構成し
て、押圧レバーの軸着点の両側に押圧部を設け、この押
圧部で左右の弾性パイプを押圧するので、押圧レバーを
回転させることによって、2本の弾性パイプを同じ押圧
力で同時に開閉できる効果を有する。
そこで上記実施例のように一方の弾性パイプを加圧気体
用パイプとし、他方の弾性パイプを流体・流下用パイプ
として使用すれば、両パイプを同時に同じ力で開閉でき
る。
このため、従来装置のように加圧気体用パイプが常時開
放とならず、容器内の飲料等の品質を損したり、あるい
は加圧気体専用の蓋を開閉する煩わしさを解消できる。
また2本のパイプを異る流体を流すのに使えば、2種の
流体を1本の押圧レバーを操作するだけで、同時に流し
たり止めたりすることが可能となる。
しかも手動のため構造は簡単で故障が少なく、且つ指一
本で操作できるので誤操作もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のピンチバルブを示す横断面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3〜4図は他の実施例を示
す横断面図、第5図は従来のピンチバルブの一例を示す
説明図である。 1・・・・・・バルブケース、2,3・・・・・・弾性
パイプ、4・・・・・・挾持部、5・・・・・・押圧部
、6・・・・・・押圧レバー、8・・・・・・支軸、1
0・・・・・・把手、11.12・曲・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブケース内に2本の弾性パイプを貫通し、バルブケ
    ース内に一対の挟持部を突設し、バルブケースの中央に
    設けた支軸に半径方向に延びる押圧レバーの中央を軸着
    し、その両側で前記一対の挟持部に対面する部分に押圧
    部を設け、該押圧部と両挾持部との間に前記の弾性パイ
    プを通し、押圧レバーには弾性パイプを常時閉じるか、
    もしくは常時開くように付勢するスプリングを装着し、
    且つ押圧レバーの外端をバルブケースの外力に突出させ
    て把手としてなるピンチバルブ。
JP1977105940U 1977-08-08 1977-08-08 ピンチバルブ Expired JPS6011330Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977105940U JPS6011330Y2 (ja) 1977-08-08 1977-08-08 ピンチバルブ
AU38419/78A AU521043B2 (en) 1977-08-08 1978-07-27 Closed container
US05/929,460 US4269333A (en) 1977-08-08 1978-07-31 Pinch valve for a closed container
DE2834074A DE2834074C2 (de) 1977-08-08 1978-08-03 Geschlossener Behälter
CA308,862A CA1093515A (en) 1977-08-08 1978-08-08 Closed container
GB7832652A GB2001933B (en) 1977-08-08 1978-08-08 Flow control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977105940U JPS6011330Y2 (ja) 1977-08-08 1977-08-08 ピンチバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5431931U JPS5431931U (ja) 1979-03-02
JPS6011330Y2 true JPS6011330Y2 (ja) 1985-04-15

Family

ID=29048661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977105940U Expired JPS6011330Y2 (ja) 1977-08-08 1977-08-08 ピンチバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6011330Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51104631A (ja) * 1975-03-12 1976-09-16 Nissan Motor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51104631A (ja) * 1975-03-12 1976-09-16 Nissan Motor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5431931U (ja) 1979-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4726908B2 (ja) 容器から液体を分注するための注ぎ口
KR960013789B1 (ko) 단일막을 갖는 스위칭 일렉트로 벨브
US729423A (en) Compression stop-cock.
ATE353835T1 (de) Behälter für kohlensäurehaltige getränke mit ausgiesstülle
JP2002540026A (ja) 一体の洗浄装置が取付けられた容器を充填する装置
DK1448310T3 (da) Lukkeindretning til væskeudskillelsesledningen til et höjtryksrensningsapparat
US580574A (en) Faucet and valve
JPS6011330Y2 (ja) ピンチバルブ
US3342453A (en) Stop valve
KR890015706A (ko) 액체용기의 펌핑장치
EA021558B1 (ru) Узел раздачи напитка
JPS62196473A (ja) ガス遮断弁
BR9915517A (pt) Aparelho de registro para dispositivo decarregamento de um recipiente de pressão
JPH10196806A (ja) 流路開閉バルブ
US6863189B1 (en) Quick opening closure for small liquid containers
JP4178861B2 (ja) 散布装置
JP4659269B2 (ja) スイングバルブ
JP3432541B2 (ja) ビール樽用注出器
JPH0519645Y2 (ja)
JPS61206874A (ja) プラグコツク
JPS6037495Y2 (ja) ピンチバルブ
US6772991B1 (en) Tapping device
JPH0617945A (ja) 高温用バタフライ弁
JP2003139252A (ja) 仕切弁
JPS6135074B2 (ja)