JPS60112440A - 真空断熱材 - Google Patents
真空断熱材Info
- Publication number
- JPS60112440A JPS60112440A JP21943483A JP21943483A JPS60112440A JP S60112440 A JPS60112440 A JP S60112440A JP 21943483 A JP21943483 A JP 21943483A JP 21943483 A JP21943483 A JP 21943483A JP S60112440 A JPS60112440 A JP S60112440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- outer plate
- fibers
- ceramic fiber
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、平板状に構成する真空断熱材に関するもので
ある。
ある。
真空断熱材は、高い断熱能力を有し魔法瓶等に古くから
応用されてきたか、真空容器の耐圧力の関係上、球状、
又は円筒状構造体に限定されていた。
応用されてきたか、真空容器の耐圧力の関係上、球状、
又は円筒状構造体に限定されていた。
しかし、断熱を必要とする大部分は、平板状の構造体、
又は、こむ等を組合せて構成する箱体構造であり、耐圧
強度上スペーサを必要とし、これが断熱機能を低下させ
、十分な機能を発揮できなかった。
又は、こむ等を組合せて構成する箱体構造であり、耐圧
強度上スペーサを必要とし、これが断熱機能を低下させ
、十分な機能を発揮できなかった。
このスペーサは、断熱機能上、熱伝導方向に独立し、多
くの接触熱抵抗を持たせる必要がある。
くの接触熱抵抗を持たせる必要がある。
従来耐圧強度を必要としない球状、又は円筒状構造体に
は、輻射伝熱の低減及び真空残留ガスの平均自由行程の
短縮による真空度改善を目的として、セラミックファイ
バー等の繊維系充填物、又はパーライト等の粉末状充填
物を封入することが行われるが、この伝熱方向に独立し
た断熱機能の優れた充填物は、平板状パネルに封入し、
真空加圧力を加えると圧縮変形が著しくその機能を発揮
しない。特に取扱いの安易なセラミックファイバーは嵩
比重が少く綿の如き構造で真空加圧力で数十分の1に変
形してしまう。一方パーライト等の粉末は、取扱いが困
難な上に結晶体か潰れる断熱機能を低下させる欠陥があ
る。
は、輻射伝熱の低減及び真空残留ガスの平均自由行程の
短縮による真空度改善を目的として、セラミックファイ
バー等の繊維系充填物、又はパーライト等の粉末状充填
物を封入することが行われるが、この伝熱方向に独立し
た断熱機能の優れた充填物は、平板状パネルに封入し、
真空加圧力を加えると圧縮変形が著しくその機能を発揮
しない。特に取扱いの安易なセラミックファイバーは嵩
比重が少く綿の如き構造で真空加圧力で数十分の1に変
形してしまう。一方パーライト等の粉末は、取扱いが困
難な上に結晶体か潰れる断熱機能を低下させる欠陥があ
る。
この圧縮変形を防止するため、他の従来例としてグラス
ウール材の一部を締込加工して、嵩比重を高くして平板
状の真空パネル内に封入して圧縮変形を防止する手段も
考えられる。しかし、高真空を保持するためには、ベー
キング工程を必ず行うがこのベーキング時間は長時間を
必要としこれが生産上の最大のネックになっている。こ
のベーキング時間は、加熱温度と逆比例の関係にあり、
グラスウールは耐熱上500℃前後が限界であり、これ
以上になると軟化し真空加圧力により潰れ変形を生じ断
熱機能を損うため、500℃前後で数時間のベーキング
工程を必要とし、生産効率を低下せしめる欠陥を有する
ものであった。
ウール材の一部を締込加工して、嵩比重を高くして平板
状の真空パネル内に封入して圧縮変形を防止する手段も
考えられる。しかし、高真空を保持するためには、ベー
キング工程を必ず行うがこのベーキング時間は長時間を
必要としこれが生産上の最大のネックになっている。こ
のベーキング時間は、加熱温度と逆比例の関係にあり、
グラスウールは耐熱上500℃前後が限界であり、これ
以上になると軟化し真空加圧力により潰れ変形を生じ断
熱機能を損うため、500℃前後で数時間のベーキング
工程を必要とし、生産効率を低下せしめる欠陥を有する
ものであった。
本発明は、上記欠陥を改良するために成されたものであ
る。
る。
〔発明の概要〕
即ち、1000℃前後、又はそれ以上の耐熱機能を有す
るセラミック繊維をランダムにillした低密度のセラ
ミックファイバーに、同材質のペネトレーション繊維を
縫込み、加圧変形の少い高密度のグラスファイバーマッ
トを構成し、これをステンレス材で構成した平板状パネ
ルに内設し、内部を真空にして封止切ったことを特徴と
するものである。
るセラミック繊維をランダムにillした低密度のセラ
ミックファイバーに、同材質のペネトレーション繊維を
縫込み、加圧変形の少い高密度のグラスファイバーマッ
トを構成し、これをステンレス材で構成した平板状パネ
ルに内設し、内部を真空にして封止切ったことを特徴と
するものである。
本発明の一実施例を第1図〜第7図により説明すると、
1は、ステンレス材により構成する絞り外板、1−1は
、絞り外板1の周辺に設けるフランジ、1−2は、絞り
外板1の絞り部に構成する円筒状のカラー、2は、絞り
外板1の蓋となる外板で、絞り外板1と同じくステンレ
ス材で構成する。3は、真空引きパイプで、一端は、円
筒状のカラー1−2内に挿入後、溶接々続される。4は
、高密度のセラミックファイバーマットで、1000℃
前後、又はそれ以上の耐熱素材で構成するものとする。
1は、ステンレス材により構成する絞り外板、1−1は
、絞り外板1の周辺に設けるフランジ、1−2は、絞り
外板1の絞り部に構成する円筒状のカラー、2は、絞り
外板1の蓋となる外板で、絞り外板1と同じくステンレ
ス材で構成する。3は、真空引きパイプで、一端は、円
筒状のカラー1−2内に挿入後、溶接々続される。4は
、高密度のセラミックファイバーマットで、1000℃
前後、又はそれ以上の耐熱素材で構成するものとする。
この構造は、セラミック繊維4−1をランダムに積層し
た低密度セラミックファイバーを構成した後、外表面の
セラミック繊維4−1の1部を、縫込むペネトレーショ
ン繊維4−2のフリクションによって高密度としたもの
である。又縫込むペネトレーション繊維4−2は、低密
度セラミックファイバー4−1の一部でなく、別繊維を
縫込んでも良く、この縫込手段は特に規定しない。
た低密度セラミックファイバーを構成した後、外表面の
セラミック繊維4−1の1部を、縫込むペネトレーショ
ン繊維4−2のフリクションによって高密度としたもの
である。又縫込むペネトレーション繊維4−2は、低密
度セラミックファイバー4−1の一部でなく、別繊維を
縫込んでも良く、この縫込手段は特に規定しない。
掛る部材にて、真空断熱材を構成するには、真空引きパ
イプ3を溶接した絞り外板1、及び外板2を洗浄し、絞
り外板1の凹部にセラミックファイバーマット4を内設
し、外板2で蓋をし、フランジ1−2と、外板2の外周
を溶接し、この後、真空引きパイプの一端を真空ポンプ
(図示せず)に接続し、炉中(図示せず)に設置し、1
000℃前後、又はそれ以上の高温に加熱し、同時に真
空ポンプを作動させ、パネル内の脱ガスを行うがガラス
ウール材に比較して2倍以上の非常に高温にできるため
内部の物理吸着、化学吸着の不純物は、容易に気化が促
進し、真空引きパイプ3を介して瞬時に脱ガスが完了で
きる効果がある。この時、セラミックファイバーマット
4は、ペネトレーション繊維4−2により耐圧力の高い
高密度に構成しであるので、若干変形するにとゾまり、
大きな変形を防止できる。この脱ガス完了後真空引きパ
イプ3の一部を加圧切断して封止切り真空断熱材を完成
させる。
イプ3を溶接した絞り外板1、及び外板2を洗浄し、絞
り外板1の凹部にセラミックファイバーマット4を内設
し、外板2で蓋をし、フランジ1−2と、外板2の外周
を溶接し、この後、真空引きパイプの一端を真空ポンプ
(図示せず)に接続し、炉中(図示せず)に設置し、1
000℃前後、又はそれ以上の高温に加熱し、同時に真
空ポンプを作動させ、パネル内の脱ガスを行うがガラス
ウール材に比較して2倍以上の非常に高温にできるため
内部の物理吸着、化学吸着の不純物は、容易に気化が促
進し、真空引きパイプ3を介して瞬時に脱ガスが完了で
きる効果がある。この時、セラミックファイバーマット
4は、ペネトレーション繊維4−2により耐圧力の高い
高密度に構成しであるので、若干変形するにとゾまり、
大きな変形を防止できる。この脱ガス完了後真空引きパ
イプ3の一部を加圧切断して封止切り真空断熱材を完成
させる。
この真空断熱材は、内部の対流伝熱が、高真空になるこ
とにより防止され、輻射伝熱は、セラミックファイバー
マットの多層繊維によって減少し、セラミックファイバ
−マット4自体の熱伝導損失は、多数の接触熱抵抗によ
り減少し、絞り外板1、及び外板2の熱伝導損失は、熱
伝導率の低いステンレス材を薄く構成していることによ
り低減できる。
とにより防止され、輻射伝熱は、セラミックファイバー
マットの多層繊維によって減少し、セラミックファイバ
−マット4自体の熱伝導損失は、多数の接触熱抵抗によ
り減少し、絞り外板1、及び外板2の熱伝導損失は、熱
伝導率の低いステンレス材を薄く構成していることによ
り低減できる。
以上の如く、ステンレスの絞り外板1と外板2のパネル
内に、高密度セラミックファイバーマットを内設し、内
部を真空にする構造は、ベーキング工程を大幅に短縮し
て製造できる上、高い断熱機能を有し効果が甚大である
。
内に、高密度セラミックファイバーマットを内設し、内
部を真空にする構造は、ベーキング工程を大幅に短縮し
て製造できる上、高い断熱機能を有し効果が甚大である
。
第1図は、絞り外板の外視斜視図、第2図は、第1図の
内視斜視図、第3図は、セラミックファイバーマットの
斜視図、第4図は、セラミックファイバーの繊維構成図
、第5図は、セラミックファイバーマットの側視拡大図
、第6図は、真空断熱材の真空引き前の断面図、第7図
は、真空断熱材の完成品の断面図、第8図は、製造工程
図である。 1・・・絞り外板、1−1・・・フランジ、1−2・・
・カラー、2・・・外板、3・・・真空引きパイプ、4
・・・セラミックファイバーマット、4−1・・・セラ
ミック繊維、4−2・・・ペネトレーション繊維。 茅 1図 第 22 得 \ 223− 1 斗 ) \了 鴫 第 乙 戸り 茅8 月
内視斜視図、第3図は、セラミックファイバーマットの
斜視図、第4図は、セラミックファイバーの繊維構成図
、第5図は、セラミックファイバーマットの側視拡大図
、第6図は、真空断熱材の真空引き前の断面図、第7図
は、真空断熱材の完成品の断面図、第8図は、製造工程
図である。 1・・・絞り外板、1−1・・・フランジ、1−2・・
・カラー、2・・・外板、3・・・真空引きパイプ、4
・・・セラミックファイバーマット、4−1・・・セラ
ミック繊維、4−2・・・ペネトレーション繊維。 茅 1図 第 22 得 \ 223− 1 斗 ) \了 鴫 第 乙 戸り 茅8 月
Claims (1)
- 1000℃前後、又はそれ以上の耐熱機能を有するセラ
ミック繊維(4−1)をランダムに積層したセラミック
ファイバーに、同材質のペネトレーションfa維(4−
2>を縫込み、グラスファイバーマット(4)を構成し
、これをステンレス材で構成した平板状パネルに内設し
、内部を真空にして封止切ったことを特徴とする真空断
熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21943483A JPS60112440A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 真空断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21943483A JPS60112440A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 真空断熱材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112440A true JPS60112440A (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=16735339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21943483A Pending JPS60112440A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 真空断熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153357A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Sekisui Plastics Co Ltd | 容器用保温カバー |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP21943483A patent/JPS60112440A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153357A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Sekisui Plastics Co Ltd | 容器用保温カバー |
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