JPS60111738A - 鋳型の製作方法 - Google Patents

鋳型の製作方法

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Publication number
JPS60111738A
JPS60111738A JP22014283A JP22014283A JPS60111738A JP S60111738 A JPS60111738 A JP S60111738A JP 22014283 A JP22014283 A JP 22014283A JP 22014283 A JP22014283 A JP 22014283A JP S60111738 A JPS60111738 A JP S60111738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
molding
curing
water
furan resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP22014283A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Shono
正野 進
Tetsuro Watanabe
渡辺 哲朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22014283A priority Critical patent/JPS60111738A/ja
Publication of JPS60111738A publication Critical patent/JPS60111738A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/12Treating moulds or cores, e.g. drying, hardening

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋳鉄、鋳鋼、銅合金をはじめとするあらゆる
鋳物の製造のだめの主型及び中子の製作方法に閑3う。
自硬性鋳物砂にはフランレジンなどの有機系粘結材を使
用したものがある。この有機系粘結材は、酸性の雰囲気
で自然硬化して鋳物砂の結合力を高めているが、これら
を混練すると直ちに硬化反応がはじまる。このため、こ
の鋳物砂を混練後約20分以内に模型内へ充填しなけれ
ば、必要な鋳型強度20 kgf /c11を確保する
ことができない。しかし、形状の複雑女鋳型製作時には
、芯金、ガス抜き、湯口々どの鋳型構成物を設置するの
に時間、手間を要し、この結果鋳型が強度不足となって
型壊2れを生じたり、硬度むらが生じて、鋳物品質に悪
影響を及ばずことがある。
また自硬性鋳型は、硬化に1時間以上の長時間を要する
とともに、硬化が自然条件に支配され不確実である。こ
のため硬化不良を考慮して必要以上の硬化待ち時間を見
込んだりすることがあり、これが工程、工期短縮を図る
うえでネックとなっている。
Icフェノールレジンなどを粘結材とする場合、鋳物砂
を外部からの熱で250〜350°Cに加熱昇温しなけ
れば々らず、エネルギー損失が多大である。
本発明は、上記事情に鑑みてたされたもので、その目的
とするところは、粘結材を配合した鋳物砂を混線から模
型へ充填してしまうまでの許容時間(鋳瞼砂の可使時間
という)を長時間化し、かつ、低温で短時間で加熱して
、急速に硬化を促進することができる鋳型の製作方法を
得んとするものである。
すなわち本発明に係る鋳型の製作方法は、脱水型の縮合
重合反応で硬化する有機系粘結材と水とを添加配合した
鋳物砂を、模型とと誘電加熱して硬化させることを特徴
とする。
以下本発明の詳細な説明する。
まず砂粒に、脱水型の縮合重合反応で硬化する有機系粘
結材と水と酸とを添加配合して混練し鋳物砂を作る。砂
粒としては、例えば珪砂(810,が主成分)、ジルコ
ン砂(ZrO2、5IO1が主成分)等の酸性砂が好ま
しい。また有機系粘結材としては、例えば、市販の鋳造
用フラン樹脂を使用できる。この場合フルフリルアルボ
、−ルの含有量が多い方が硬化に好適であるが、尿素と
ホルムアルデヒドを約20チ程度含有したものでもよい
この有機系粘結材は、砂粒100重量部に対して0.4
〜10.0重量部含有するのが好ましい。
これは、少なすぎると砂粒と均一に混合することが実質
的に困難で電波照射しても硬化が弱く、また多すぎると
硬化にはさし7つかえないが、この鋳型に高温度の溶湯
を注入したとき粘結材が高温にさらされて熱分解したと
きに発生するC09H2,CH4などのがス量が多大と
なシ溶湯に悪謬響を及ぼしたり、また、硬化が強すぎ溶
湯の凝固後鋳型を壊して鋳物を取り出す(型げら1〜)
のに不具合であったり、さらにはコスト高となって経済
的でないためである。
また酸として、リン酸、ツクラドルエルスルホン酸、キ
シレンスルホン酸等を用いる。この酸は、砂粒100重
量部に対して0.05〜50重量部含有するのが好まし
い。これは、酸の粘性が低いので砂粒と混合しやすいが
、少なすぎると均一に混合することが困難で、多すぎる
と分解がスなどの生成物が鋳物に悪影響を及ぼしたり、
コスト高になったりするためである。
水は、酸濃度を低くしたり脱水反応を遅らせるために添
加し、その含有量は砂粒100重量部に対して0.2〜
2.0重量部が好ましい。これは、少なすぎると自然放
置で硬化し、可使時間を充分長くとれず、多すぎると電
波照射しても水の蒸発に長時間を要したり、粘結材の反
応による生成物が水に固溶してしまい充分な強さが得ら
れないためである。々お、水は酸とあらかじめ混合した
ものを砂粒と混合してもよい。
しかして鋳物砂中の有機系粘結材は、酸性下で以下のよ
うな縮合重合反応を起こし、次第に高分子物質となって
硬化する。
NH2HNHCH,0H N)(CI(20HNHCH,OH C−CH 本発明では、水を添加することにより酸濃度を低下させ
て、この縮合重合反応の反応速度を小さくし、更に、脱
水反応の反応速度を小さくし、硬化を遅くし、可使時間
を長くすることができる。々お、従来、自硬性鋳型の粘
結材として使用する場合、強酸性雰囲気で、反応させて
おり、鋳物砂には水分を含まないか、あるいはほとんど
含まれていない。
次いでこの組成の鋳物砂を模型内へ充填し、この状態で
高周波電波によシ誘電加熱する。誘電加熱することによ
シ、粘結材、水、酸等の誘電体が昇温され、硬化反応が
促進され、更に加熱を続けると水分が蒸発し硬化が急速
に進み低温かつ短時間で所定の抗圧力を得ることができ
る。この場合、粘結材、水、酸は誘電体なので、鋳物砂
に比べて誘電加熱されやすく、効率が高い。また高周波
電波は、3〜3000 MF(zの周波数でおこなうの
が好捷しい。これは、周波数が小さすぎると、熱に変換
されるエネルギーが少なく、鋳物砂の硬化に長時間を要
し、大きすぎると誘電体の表層部で電波エネルギーが吸
収されてしまい、深部の硬化ができないためである。
々お模型材料の主体は、高周波電波の反射を防ぐために
非金属とする必要がある。また芯金、ガス抜き材などの
通常の鋳型製作時に必要な構成物を組込んでも誘電加熱
に大きな影響はない。
次に本発明の実施例につき比較例とともに説明する。
5i0299%以上、平均粒度35メツシユの珪砂粒1
00重量部にフルフリルアルコール含有量90重量%以
上のフランレジン0.8重量部、キシレンスルホン酸0
.28重量部を添加配合して、水を加え々い比較用鋳物
砂を作った。これを混線し7て直ちに50φx s O
(+++m)の試験片を造型し、自然放置した。この試
験片の鋳型抗圧力と混練後の時間との関係を図面の曲線
1に示す。また混練後20分放置して試験片を造型し自
然放置した場合を曲線2に示す。同様に混線後20分放
置して試験片に造型し、l 3 MT(z、3KWの誘
電加熱したものを曲線3に示す。
曲線1.2から、水を加え々いて自然硬化させたものは
、砂粒、粘結材、酸を混練後20分経って造型すると抗
圧力が低すぎ、可使時−間は20分に満たないことがわ
かる。
寸だ曲線3から、電波照射しても混練後20分経ったも
のは抗圧力が上がらず可使時間を伸ばすことができない
ことがわかる。
曲線2,3は20分の間にばらばら状態にある砂粒をお
おっている粘結材の相当量がすでに硬化反応を起こして
固まりつつあることを童味している。
一方、フランレノン0.87IL’ it m 、キシ
レンスルホン酸0.14重量部、水0.28重量部を添
加したものを30分間放置後試験片を造型し、13 M
Hz、 3 Mの誘電加熱をおこなった。放置したもの
の鋳型抗圧力変化を図面の曲線4に、誘電加熱したもの
を曲線5に示す。曲線4から、水を含む場合は混線後3
0分経って造型しても、自然放置によってかなりの抗圧
力が出ておシ、可使時間が30分以上取れることがわか
る。しかし、単に放置しただけでは、好ましい抗圧力を
得るのに約103分という長時間が必要であることがわ
かる。
曲線5から、水を加えて可使時間を長くしたものを電波
照射した本発明方法によるものは、約30分という短時
間で好ましい抗圧力が得られることがわかる。
曲線4,5のものは水の存在ために30分では硬化反応
が進まず、放置または電波照射による水分蒸発にともな
い徐々に硬化が進んだものといえろう 以上説明したように本発明方法によれば、水を添加して
反応をおぐらせ、可使時間を長くするとともに、誘電加
熱により効率よく昇温して、低温かつ短時間で硬化を促
進し所定の抗圧力を得ることができる顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、実施例及び比較における鋳型の抗圧力の経時的
変化を示す特性図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脱水型の縮合重合反応で硬化する有機系粘結材と水とを
    添加配合した鋳物砂を、模型とと誘電加熱して硬化させ
    ることを特徴とする鋳型の製作方法。
JP22014283A 1983-11-22 1983-11-22 鋳型の製作方法 Pending JPS60111738A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22014283A JPS60111738A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 鋳型の製作方法

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JP22014283A JPS60111738A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 鋳型の製作方法

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JPS60111738A true JPS60111738A (ja) 1985-06-18

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ID=16746551

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JP22014283A Pending JPS60111738A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 鋳型の製作方法

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JP (1) JPS60111738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125799A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Aisin Takaoka Ltd 生砂鋳型製造方法
CN105149520A (zh) * 2015-09-18 2015-12-16 宁夏共享集团股份有限公司 一种避免呋喃树脂砂冲砂和涂料起皮的方法

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