JPS601115B2 - 缶胴シ−ム溶接機 - Google Patents
缶胴シ−ム溶接機Info
- Publication number
- JPS601115B2 JPS601115B2 JP4603781A JP4603781A JPS601115B2 JP S601115 B2 JPS601115 B2 JP S601115B2 JP 4603781 A JP4603781 A JP 4603781A JP 4603781 A JP4603781 A JP 4603781A JP S601115 B2 JPS601115 B2 JP S601115B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding machine
- seam welding
- electrode
- rail
- blank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/06—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は缶胴シーム溶接機に関し、より詳しくは缶８岡
内外の電極及びＺレールの支持機構を改善する事により
加圧力を大きくしてもこれら相互の位置関係が全く狂わ
ず、高速でも常に正確なシーム溶接が可能な缶胴シーム
溶接機に関する。
内外の電極及びＺレールの支持機構を改善する事により
加圧力を大きくしてもこれら相互の位置関係が全く狂わ
ず、高速でも常に正確なシーム溶接が可能な缶胴シーム
溶接機に関する。
従来、缶胴シーム溶接機としては、ぶりき、ＴＦＳ（テ
ィン・フリー・スチール）乃至その他の表面処理鋼板あ
るいは薄鋼板でなる缶胴ブランクを予め丸め、かつ接合
すべき側端重合部を部分的にスポット溶接（仮付け）し
た後、これをシーム溶接する缶胴シーム溶接機Ａと、缶
耳同ブランクを予め略成形した缶胴素材を外側から囲む
ガイドにより次第にその側端部を接近させ側端重合部を
形成してシーム熔接する缶８同シーム溶接機Ｂがあり、
電極にワイヤを用いるＢが一般によく用いられている。
しかし、Ａにあっては、溶接前に予め仮付けするスポッ
ト熔接工程が不可欠であり、かつシーム溶接工程におい
ても、該仮付部を無効電流が分流するために過大な電流
装置を必要とし、熔接装置全体としては構造が複雑とな
るという欠点があった。
ィン・フリー・スチール）乃至その他の表面処理鋼板あ
るいは薄鋼板でなる缶胴ブランクを予め丸め、かつ接合
すべき側端重合部を部分的にスポット溶接（仮付け）し
た後、これをシーム溶接する缶胴シーム溶接機Ａと、缶
耳同ブランクを予め略成形した缶胴素材を外側から囲む
ガイドにより次第にその側端部を接近させ側端重合部を
形成してシーム熔接する缶８同シーム溶接機Ｂがあり、
電極にワイヤを用いるＢが一般によく用いられている。
しかし、Ａにあっては、溶接前に予め仮付けするスポッ
ト熔接工程が不可欠であり、かつシーム溶接工程におい
ても、該仮付部を無効電流が分流するために過大な電流
装置を必要とし、熔接装置全体としては構造が複雑とな
るという欠点があった。
またＢにおいては、従来缶胴内側回転電極の支持腕は、
その太さが缶径によって制約される他、缶胴ブランク側
端部を重合状態に誘導する挟角が円滑な高速溶接を実現
するために比較的小さな角度に制約される事により支持
腕の長さが必然的に長くならざるを得ず、従って缶胴外
側回転電極によって強圧下力を加えた場合内側電極支持
腕が榛み易いという欠点が避けられなかった。
その太さが缶径によって制約される他、缶胴ブランク側
端部を重合状態に誘導する挟角が円滑な高速溶接を実現
するために比較的小さな角度に制約される事により支持
腕の長さが必然的に長くならざるを得ず、従って缶胴外
側回転電極によって強圧下力を加えた場合内側電極支持
腕が榛み易いという欠点が避けられなかった。
加えて前記缶８同ブランク端緑部を誘導するＺレールも
缶胴内側電極支持腕に固定されているので、強圧下状態
では内外電極、缶胴外周ガイド及びＺレールの四者の位
置関係が不正確になり、特に高速溶接作業においては安
定した溶接結果を得る事が出来ないという問題点があっ
た。すなわち、より具体的には前記従来溶接機では、強
圧下圧力では接する事が実質的に不可能であり、従って
缶胴ブランク素材が被膜抵抗の高い皮膜を有する場合に
は溶接が困難であり、またブランク素材がぶりきの如く
通常溶酸性が良いとされるものである場合にも溶接部に
キャビティや表面割れ等の欠陥が生じやすいという問題
点があった。
缶胴内側電極支持腕に固定されているので、強圧下状態
では内外電極、缶胴外周ガイド及びＺレールの四者の位
置関係が不正確になり、特に高速溶接作業においては安
定した溶接結果を得る事が出来ないという問題点があっ
た。すなわち、より具体的には前記従来溶接機では、強
圧下圧力では接する事が実質的に不可能であり、従って
缶胴ブランク素材が被膜抵抗の高い皮膜を有する場合に
は溶接が困難であり、またブランク素材がぶりきの如く
通常溶酸性が良いとされるものである場合にも溶接部に
キャビティや表面割れ等の欠陥が生じやすいという問題
点があった。
そこで、本発明者等は外側電極並びにＺレールを溶接機
フレームに固定し、内側電極のみを支持腕先端部で弾性
的に支持する事により、前記問題点を解決し得る事を見
出し、本発明に到達した。
フレームに固定し、内側電極のみを支持腕先端部で弾性
的に支持する事により、前記問題点を解決し得る事を見
出し、本発明に到達した。
本発明の目的は、蚤畳した薄金属板を挟圧する電極間加
圧力を大きくしても、内外電極、缶腕外周ガイド並びに
Ｚレールの四者の相互の位置関係が全く狂うことなく、
正確な高速シーム溶接が可能である缶胴シーム溶接機を
提供するにある。本発明の他の目的は、ＴＦＳその他各
種表面処理鋼板でなる缶月同ブランクより熔接缶胴を製
造するに当り、接合部の前処理等を行わずして溶接し得
る範囲を拡張した缶胴シーム溶接機を提供するにある。
本発明により、缶胴外側電極と、缶８同内側電極および
その支持腕と、缶胴ブランク外周ガイドとＺレールとを
含んでなる缶胴シーム溶接機において、前記缶胴外側電
極とＺレールとを溶接機フレームに夫々松着、固定した
事を特徴とする缶胴シーム溶援機が提供される。
圧力を大きくしても、内外電極、缶腕外周ガイド並びに
Ｚレールの四者の相互の位置関係が全く狂うことなく、
正確な高速シーム溶接が可能である缶胴シーム溶接機を
提供するにある。本発明の他の目的は、ＴＦＳその他各
種表面処理鋼板でなる缶月同ブランクより熔接缶胴を製
造するに当り、接合部の前処理等を行わずして溶接し得
る範囲を拡張した缶胴シーム溶接機を提供するにある。
本発明により、缶胴外側電極と、缶８同内側電極および
その支持腕と、缶胴ブランク外周ガイドとＺレールとを
含んでなる缶胴シーム溶接機において、前記缶胴外側電
極とＺレールとを溶接機フレームに夫々松着、固定した
事を特徴とする缶胴シーム溶援機が提供される。
以下に実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
第１図は従来の缶胴シーム溶接機の右側面図である。
缶胴内側電極３の支持腕７はＬ字型をしており、正面図
においてコの字型をしたフレーム１０の上体下部にボル
ト１６により固着されている。矢印Ａの方向に供給され
る予め丸められた缶月岡ブランク１は左方に進むにつれ
て缶昼同外周ガイド５によって内径が狭められ、かつブ
ランク端縁はＺレール６によって誘導されて電極２，３
付近に達すると予定された重合中でオーバーラップする
。そしてこのオーバーラップ部（重合部ということもあ
る。）を固定された缶８同内側回転電極３とスプリング
８で加圧された缶胴外側回転電極２の間に噛み込み、電
極間に通電して缶８同シーム溶接がなされる。ところが
前述したように、このような従来の溶接機では内側電極
３及びＺレール６が細長いＬ字型支持腕７によって支持
されているので、スプリング８１こよる外側電極２の加
圧力を大きくすると、前記支持腕が容易に操み、従って
上下電極２，３、Ｚレール６、缶腕外周ガイド５の相互
位置関係が頼れ、一定の重合中で適切な溶接をすること
が困難であった。
においてコの字型をしたフレーム１０の上体下部にボル
ト１６により固着されている。矢印Ａの方向に供給され
る予め丸められた缶月岡ブランク１は左方に進むにつれ
て缶昼同外周ガイド５によって内径が狭められ、かつブ
ランク端縁はＺレール６によって誘導されて電極２，３
付近に達すると予定された重合中でオーバーラップする
。そしてこのオーバーラップ部（重合部ということもあ
る。）を固定された缶８同内側回転電極３とスプリング
８で加圧された缶胴外側回転電極２の間に噛み込み、電
極間に通電して缶８同シーム溶接がなされる。ところが
前述したように、このような従来の溶接機では内側電極
３及びＺレール６が細長いＬ字型支持腕７によって支持
されているので、スプリング８１こよる外側電極２の加
圧力を大きくすると、前記支持腕が容易に操み、従って
上下電極２，３、Ｚレール６、缶腕外周ガイド５の相互
位置関係が頼れ、一定の重合中で適切な溶接をすること
が困難であった。
そこで、本発明では、その実施例の正面例である第２図
に示すとおり、外側電極２および缶胴外周ガイド５はい
ずれも強固にフレーム１川こ固着されている。
に示すとおり、外側電極２および缶胴外周ガイド５はい
ずれも強固にフレーム１川こ固着されている。
また第３図は第２図のｍ−凪′断面側面図である。第３
図に示すとおりＬ更にＺレール６が直接フレーム１川こ
固着されている。また内側電極３はＦ字型支持腕９の先
端において鞄支され、支持腕９は軸１４によってフレー
ム１０に強固に軸支されると共に、外側電極２は池端の
スプリング８により加圧力を受ける。以上第２図および
第３図より明らかなように外側電極２、Ｚレール６、缶
月同外周ガイド５が直接フレーム１０‘こ枢着もしくは
固着されているので一度相互の位置関係を調節したら不
動である。
図に示すとおりＬ更にＺレール６が直接フレーム１川こ
固着されている。また内側電極３はＦ字型支持腕９の先
端において鞄支され、支持腕９は軸１４によってフレー
ム１０に強固に軸支されると共に、外側電極２は池端の
スプリング８により加圧力を受ける。以上第２図および
第３図より明らかなように外側電極２、Ｚレール６、缶
月同外周ガイド５が直接フレーム１０‘こ枢着もしくは
固着されているので一度相互の位置関係を調節したら不
動である。
また内側電極３は操み得るＦ字型支持腕９の先端に軸支
されてはいるが、常にブランクの重合部を介して、また
は直接に外側電極２によって垂直方向に支持されている
から加圧力の大小によって移動する事がない。またこれ
らの不動の位置関係は電極間に一対のワイヤを介在させ
る形式のシーム溶接機であっても全く同様に成立する。
されてはいるが、常にブランクの重合部を介して、また
は直接に外側電極２によって垂直方向に支持されている
から加圧力の大小によって移動する事がない。またこれ
らの不動の位置関係は電極間に一対のワイヤを介在させ
る形式のシーム溶接機であっても全く同様に成立する。
依って以上詳述した本発明を実施する事により、電極間
加圧力の大小に拘らず正確な熔接が可能となる。
加圧力の大小に拘らず正確な熔接が可能となる。
すなわち缶且同ブランクの高速送りや強い加圧力によっ
て電極２，３、缶胴外周ガイド５「Ｚレール６の四者相
互の位置関係が全く乱れる事がないから、薄鋼板はもと
よりぶりき、ＴＦＳその他各種表面処理鋼板でなる缶且
同ブランクを高速シーム溶接して、溶接缶胴を容易に大
量生産する事ができる。そしてこの溶接缶８同には１８
１１ットル缶等の角缶胴も含まれる。なお詳しくは本発
明により、表面処理鋼板の場合は如何なる被膜抵抗の高
い表面処理鋼板でも被膜除去等の前処理をせずとも完全
に溶接が出来るという訳ではないが、表面処理鋼板自体
が被膜抵抗の低い場合や、不完全な被膜除去処理であっ
ても安定した高速シーム溶接をなし得る安定溶接範囲が
従来よりも遥かに拡大されるという効果が認められるの
である。
て電極２，３、缶胴外周ガイド５「Ｚレール６の四者相
互の位置関係が全く乱れる事がないから、薄鋼板はもと
よりぶりき、ＴＦＳその他各種表面処理鋼板でなる缶且
同ブランクを高速シーム溶接して、溶接缶胴を容易に大
量生産する事ができる。そしてこの溶接缶８同には１８
１１ットル缶等の角缶胴も含まれる。なお詳しくは本発
明により、表面処理鋼板の場合は如何なる被膜抵抗の高
い表面処理鋼板でも被膜除去等の前処理をせずとも完全
に溶接が出来るという訳ではないが、表面処理鋼板自体
が被膜抵抗の低い場合や、不完全な被膜除去処理であっ
ても安定した高速シーム溶接をなし得る安定溶接範囲が
従来よりも遥かに拡大されるという効果が認められるの
である。
加えて電気的条件については、例えば商用サイクルより
も高周波の交流を用いたり、さらに溶接電流の通電前に
高周波絶縁破壊等の前処理等を併用することにより、上
記安定溶接範囲は更に拡大する。
も高周波の交流を用いたり、さらに溶接電流の通電前に
高周波絶縁破壊等の前処理等を併用することにより、上
記安定溶接範囲は更に拡大する。
第１図は従来の缶胴シーム溶接機の右側面図、第２図は
本発明実施例の正面図、第３図は第２図のｍ−ｍ′断面
側面図である。 １・・・・・・缶胴ブランク、２・・…・外側電極、３
・・・・・・内側電極、５…・・。 缶胴外周ガイド、６…・・・Ｚレール、７，９……支持
腕、８・・・・・・スプリング、１０・‘・・・・フレ
ーム。弟Ｊ図 第２図 他３叉
本発明実施例の正面図、第３図は第２図のｍ−ｍ′断面
側面図である。 １・・・・・・缶胴ブランク、２・・…・外側電極、３
・・・・・・内側電極、５…・・。 缶胴外周ガイド、６…・・・Ｚレール、７，９……支持
腕、８・・・・・・スプリング、１０・‘・・・・フレ
ーム。弟Ｊ図 第２図 他３叉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 缶胴外側電極と、缶胴内側電極およびその支持腕と
、缶胴ブランク外周ガイドと、Ｚレールとを含んでなる
缶胴シーム溶接機において、前記缶胴外側電極とＺレー
ルとを溶接機フレームに夫々枢着、固定した事を特徴と
する缶胴シーム溶接機。 ２ 前記缶胴外側電極および缶胴内側電極と缶胴ブラン
ク重合部との間に電極ワイヤを介在させた特許請求の範
囲第１項記載の缶胴シーム溶接機。 ３ 被溶接物がぶりき、ＴＦＳその他表面処理鋼板乃至
薄鋼板でなる缶胴ブランクである特許請求の範囲第１項
乃至第２項の内いづれか一項に記載の缶胴シーム溶接機
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4603781A JPS601115B2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 缶胴シ−ム溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4603781A JPS601115B2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 缶胴シ−ム溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57159275A JPS57159275A (en) | 1982-10-01 |
| JPS601115B2 true JPS601115B2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=12735836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4603781A Expired JPS601115B2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 缶胴シ−ム溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601115B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6156624U (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | ||
| CN102794555A (zh) * | 2012-08-29 | 2012-11-28 | 惠州伟业精密部件厂 | 一种自动焊接机 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000097022A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-04 | Honda Motor Co Ltd | エンジンの排気管製造方法及び同製造装置 |
-
1981
- 1981-03-27 JP JP4603781A patent/JPS601115B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6156624U (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | ||
| CN102794555A (zh) * | 2012-08-29 | 2012-11-28 | 惠州伟业精密部件厂 | 一种自动焊接机 |
| CN102794555B (zh) * | 2012-08-29 | 2015-12-30 | 惠州伟业精密部件厂 | 一种自动焊接机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57159275A (en) | 1982-10-01 |
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