JPS60111536A - 無線通信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無線通信機に係わシ、特に受信系および送信系
回路相互で切換えて使用する混合器、フィルタ等を有す
る無線通信機に関する。

一般に無線通信機は受信系回路、送信系回路で構成され
る。受信系回路は第１図に示すアンテナ１、高周波増幅
器２、混合器３、フィルタ４、混合器５、ワイズ用フィ
ルタ６、混合器７、検波器８およびスピーカ９で構成さ
れる。クイズ用司変抵抗器１１を操作するとワイズ用電
圧制御発振器１０から混合器５および７のローカル側へ
送られる発振信号の周波数が変更される。発振信号の周
波数が変更されるとワイズ用フィルタ６に係わる通過帯
域幅が広くなるか、または狭くなる。送信系回路はマイ
ク１２、変調器１３、ＳＳＢ用フィルタ１４（送信電波
形式がＳＳＢの場合）リミッタ１５、フィルタ４、混合
器１６、送信電力増幅器１７で構成される。フィルタ４
は送受信兼用のボスウェイフィルタであシ、送信時には
リミッタ１５がら出力された送信信号がフィルタ４を介
して混合器１６の入側へ送られる。

送信系回路と受信系回路にはフィルタ４のような送受信
兼用部材並びにコントロール回路、電源回路等機能上送
受信を区別できない回路がある。

一方、ワイズ機能のような受傷用機能を持つ回路がある
。この、ワイズ機能は妨害信号を除去するため受信系回
路に設けられるもので、主系路に設けられた２つの混合
器（復調器を含む）へのローカル信号を連動して変化さ
せることによ勺バンドパスフィルタの通過帯域特性と併
せて希望信号に対する通過帯域幅を見掛は上広くまたは
狭く出来るよう構成されている。また、ＲＦスピーチプ
ロセッサのような送信用機能を持つ回路がある。

ＲＦスピーチプロセッサは送信平均電力を増加させ同一
電力で効皐良く送信電波を放射するための回路で、常時
搬送波を伴なわないＳＳＢで用いられる。通常マイク１
２で形成′−された音声信号はクリッパ、リミッタ等で
振幅成分を圧縮した後で占有帯域の拡大を防止するため
、２〜３　ｋＨｚ程度の狭帯域フィルタからなるＳＳＢ
用フィルタ１４を通過させる。図中符号１９は送受信切
換器であ、６　ｖｏｘ回路等（図示されてない）から送
受信切換のため端子２０を介して入力される切換信号で
動作する。

無線通信機では送信時には受信系回路の混合器、フィル
タ等からなるワイズ用受信回路は使用しない。フィルタ
、混合器等は他の部材に比べて高価であるので送信用機
能を有する回路で受信系回路の一部を形成するワイズ用
受信回路を使用すれば部品点数が削減でき製品原価の低
下が期待できる。

本発明は上述した点Ｋかんがみなされたもので、受信機
能として組込まれた混合器、フィルタ等からなる受信系
回路の一部を送信系回路として用いた無線通信機を提供
することを目的とする。

以下、本発明による無線通信機の一実施例を第２図に従
って説明する。

第２図と第１図で同一のものには同一符号を付しである
から説明を省略する。

第２図において、１ｏはクイズ用電圧制御発振器である
。ワイズ用電圧制御発振器１ｏがら出力される発振信号
は混合器５および７のローカル側へ送出される。

１８は制御電圧切換器である。制御電圧切換器１８は切
換接点１８ｃ１常閉接点１８ａ１常開接点１８ｂを有し
、被制御側は端子２ｏと接続されている。ｖＯＸ回路等
から送受信切換のため端子２゜を介して切換信号が制御
電圧切換器１８の制御側へ入力されると送受信切換器１
９と共に動作する。

動作によシ閉成された常開接点１８ｂと切換接点１８ｃ
ｆ：介して発振周波数固定用電圧回路２１からワイズ用
電圧制御発振器１０へ制御電圧が出力される。この制御
電圧によシワイズ用電圧制御発振器１０の発振信号はＳ
ＳＢ用フィルタＪ４と同等の通過帯域幅が得られる周波
数に固定される。送信用のＳＳＢ用フィルタ１４は削除
される。

受信状態で希望電波はアンテナ１、送受信切換器１９の
閉路されている切換接点１９Ｃ１常閉接点１９ａを経由
して受信系回路で選択、増幅、検波される。送信状態で
は送受信切換器１９と制御電圧切換器１８が動作し、マ
イク１２で生成された音声信号は変調器１３に入力され
る。変調器１３に入力された音声信号は変調され中間周
波と々シ、点線で示す受信系回路の混合器７、ワイズ用
フィルタ６および混合器５を介して送信系回路のリミッ
タ１５へ送られる。このときのワイズ用フィルタ６の通
過帯域幅は狭帯域となっている。リミッタ１５から後段
の送信系回路は従来と同じである。

上記実施例では制御電圧回路の所定の電圧は送信系回路
のＳＳＢ　フィルタに適した通過帯域が得られるよう定
めであるが、これに限定されるものでなく、かつ、実数
の所定の制御電圧を創出するよう回路を構成し、送信系
回路の必要に応じて各部分に用いてもよい。

本発明による無線通信機はクイズ用電圧制御発振器へ所
定の制御電圧を送出する制御電圧回路と、混合器を含む
ワイズ機能に係わる受信系回路の一部へ送信系回路から
入出力する接続路とを具備した構成としであるため所定
の制御電圧に応じた通過帯域幅を有する回路を送信系回
路へ組込めるところに特長を有している。

このため送信系回路の一部を削減することが可能となシ
製造原価の低減が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の無線通信機のブロック図、第２図は本発
明になる無線通信機の一実施例を示すプロ、り図である
。図中符号、１はアンテナ、２は高周波増幅器、３，５
，７．１６は混合器、４はフィルタ、６はワイズ用フィ
ルタ、８は検波器、９はスピーカ、１０はクイズ用電圧
制御発信器、１１はワイズ用町変抵抗器、１２はマイク
、１３は変調器、１４はＳＳＢ用フィルタ、１５はリミ
ッタ、１７は送信電力増幅器、１８は制御電圧切換器、
１９は送受信切換器、２ｏは端子、２１は発振周波数固
定用制御電圧回路である。 特許出願人　八重洲無線株式会社 ｍｌ　画 第　２１！！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　受信系回路と、ワイズ機能を得るべく受信系回路
   に設けられた混合器へローカル信号を供給するワイズ用
   電圧制御発振器と、送信系回路と、を具備した無線通信
   機において、上記ワイズ用電圧制御発振器へ所定の制御
   電圧を送出する制御電圧回路と、上記混合器を含むワイ
   ズ機能に係わる上記受信系回路へ上記送信系回路から入
   出力する接続路と、を具備し、上記制御電圧回路から上
   記電圧制御発振器へ送出される所定の制御電圧に応じて
   受信系回路の一部を送信系回路で使用するよう構成した
   ことを特徴とする無線通信機。