JPS60111299A - 残響付加装置 - Google Patents

残響付加装置

Info

Publication number
JPS60111299A
JPS60111299A JP58218974A JP21897483A JPS60111299A JP S60111299 A JPS60111299 A JP S60111299A JP 58218974 A JP58218974 A JP 58218974A JP 21897483 A JP21897483 A JP 21897483A JP S60111299 A JPS60111299 A JP S60111299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
reverberation
delay
address
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58218974A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0410079B2 (ja
Inventor
新美 幸二
鹿窪 友詞
池ケ谷 祐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP58218974A priority Critical patent/JPS60111299A/ja
Publication of JPS60111299A publication Critical patent/JPS60111299A/ja
Publication of JPH0410079B2 publication Critical patent/JPH0410079B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、楽音信号などに人工的に残響を付加するM
置に関する。さらに詳細には、所定の残響特性の時間同
数と入力信号の畳み込みlN+幹によって残響信号を作
り出す畳み込み方式の残響付加@置に関する。
(従来技術とその問題点) 残響イリ加装置としての畳み込み演詐回路の原理的な構
成を第1図に示している。ディレィメモリ1は入力信号
X(t)を所定時間分順次更新しながら記憶する。その
結果、入力信号X(【)はディレィメモリ1によって遅
延される。
ディレィメモリ1から取り出される信号X1〜Xllは
、入力信号X(t)をそれぞれ時間11〜丁mだけ遅延
した信号である。各遅延信号X1〜X111はそれぞれ
係数乗算器21〜2Illにて係数(ゲインデータ)G
+〜G1が掛けられ(重み付され)、これら各出力が加
算器3にて1111算合成される。
つまり、この加算器3からは、次の式に示す畳み込み演
界結果Yが出力される。
Y−ΣQi XXi 1w1 この出力Yが残響信号となる。
ここで、上記の遅延時間T+ とゲインデータGi(i
=1〜S+)は、第2図に示すようなインパルス応答に
よる残響特性に対応する。つまり、パラメータ1゛iと
Qi とで所望の残響特性の時間関数が表現され、これ
と入力信号X(t)が畳み込み演算され、残響信号Yが
作り出される。
この種の畳み込み演算形残響付加装置にc15いて問題
なのは、畳み込み演算の点数(すなわち第1図の例にお
けるm)を多くし、長い遅延時間帯に回る残響を発生さ
「ようとJると、演算回路のハードウェアが膨大なもの
になってしまう点である。
つまり、より長時間に回る自然な残響をいかに簡単なハ
ードウェアで実現するかが課題である。
ところで、自然界の通常の残響は周波数特性を有してい
ることが良く知られている。空気中の減衰や反射面での
減衰は高音域はど大きく、従って残響時間は低音域はど
長く、高音域では短くなる。
このような周波数特性の残響を畳み込み演算回路によっ
て人工的に作り出すには、入力信号(入ツノ音)を幾つ
かの周波数帯域に分け、それぞれの帯域に固有の残響特
性を設定した畳み込み演算回路を設りる手段が考えられ
る。
しかし、1系列の畳み込み演算回路でもそのハードウェ
アは膨大なものになるのに、周波数帯域毎にこれを設【
ノるのは装置がいたずらに大規模化し、コストのかさむ
もの−になってしまう。
(発明の目的) この発明は、上述したような背景のもとになされたもの
であり、その目的は、周波数特性を持ち、しかも長時間
に亘る残響特性を簡単なハードウェア構成で実現するこ
とができる残響付加装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、入力信号を
所定時間まで順次記憶する第1の遅延手段ど、この第1
の遅延手段で所定時間遅延された信号を順次フィルタリ
ングするフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力を所
定時間まで順次記憶する第2の遅延手段と、上記第1 
J3よび第2の遅延手段に記憶された信号に基づいて上
記パノノ信号と所定の残響特性の時間関数との畳み込み
演算によって残響信号を生成する波線手段とで残響イ」
加装置を構成したことを特徴とづる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に堪づいて詳細に説明づ
−る。
第3図に承りこの発明の実施例では、3個の畳み込み演
算回路CLJ1.CU2.CU3が用いられている。各
畳み込み演算回路CU1.CU2゜CCl2の基本構成
はそれぞれ第1図に示したもの同じで、所定時間分の遅
延データを蓄えるディレィメモリ10と、遅延時間の異
なる多数の遅延信号にそ−れぞれ所定の係数を掛りる係
数乗算器2゜と、各係数乗停器20の出力を加昨合成す
る加n器30とからなる。
各畳み込み演算回路CL11.CU2.GU3には、前
述した遅延時間とゲインデータのパラメータによって所
定の残響特性時開関数が設定されていて、その時間関数
と入力信号の畳み込み演算が行なわれ、それぞれ残響信
号出力Y1.Y2.Y3が作り出される。
畳み込み演算回路CLJ1の入ノJINには、楽音信号
などである入力信号X(t)が印加される。
この演算回路CU1にお【プるディレィメモリ10にて
時間−rq7,1ノ遅延された信号がフィルタF1を通
過して2段目の畳み込み演算回路CU2の入力INに印
加される。
さらに、1段目と2段目の演算回路CU1.CU2の合
計で時間下1゛遅延された信号がフィルタI:2を通過
して3段目の畳み込み演算回路CU3の入力INに印加
される。そして各演算回路CUi、cu2.cu3の加
算器30の出力Y1.V2、Y3が加算器40で加算合
成され、残響信号出力OUTとなる。
第4図は、出力OUTから見た装置全体のインパルス応
答を包絡線の形で示している。入力信号X(t)のイン
パルスに対し、遅延時間TQまでの初期の残響信号は初
段の畳み込み演算回路CU1によって作り出される。ま
た遅延時間TQがらTrまでの中期残響信号は2段目の
畳み込み演算回路CU2によって作り出される。ざらに
踵延時間T1・以降の後期残響信号は最終段の畳み込み
演算回路CU3によって作り出される。
マタ、初段CU 、1から2段目CU2に伝わる信号は
フィルタF1を通過し、さらに2段目C[J2から3段
目CU3に伝わる信号はフィルタF2も通過づる。その
ためこのフィルタFl、F2の特性によって残響特性に
次のような周波数特性が付加される。
ここで、フィルタF1とF2はハイカットフィルタであ
るとする。づると入力信号X(t)の高域成分はフィル
タ1−1で減衰されて演算回路cU2に伝わり、さらに
フィルタF2でも減衰されてSUS回路CU3に伝わる
。これに対してパノノイa号X (t )の低域成分は
フィルタF1.F2でほとんど減衰されずに演算回路C
tJ2.CU3に伝わる。そのため演算回路C(J2の
出力Y2および演算回路CLI3の出力Y3の周波数成
分を見ると、低域成分が大きく、高域成分は減衰されて
いる。
第4図(Δ)は、フィルタFl、F2ではどんと減衰さ
れない低域成分についての残響特性であり、同図(B)
は、フィルタF1.F2で大きく減衰される高域成分の
残響特性である。このように低域成分の減衰は緩かで残
響時間が長くなり、高域成分の減衰は速くて残響時間が
短くなる。これは一般的な自然界の残響特性と同じであ
る。
ところで、入力信号を例えば2つの周波数帯域に分け、
その一方に第4図(Δ)で示す特性の畳み込み演算回路
を設番プ、他方に同図(8)に示す特性の畳み込み演算
回路を設4フる構成に比べた場合、第3図の本発明によ
る構成は演算回路のハードウェアが約半分で済むことに
なる。このように少な−いハードウェアで、長い遅延時
間帯に亘り、かつ周波数特性を有する残響を作り出づこ
とができる。
第5図(△)は、上記フィルタF1.F2として使用さ
れるディジクルフィルタの構成例を示している。同図に
おいて、入力端子INにディジタル化された楽音信号な
どがサンプリング周波数FSで印加される。その入力信
号は直接係数乗算器61に印加されるとともに、遅延回
路60で1リ一ンブリング周期分だけ遅延されて係数乗
算器62に印加される。
つまり、係数乗算器61に印加される16号をXiとす
ると、それより1vンプル前の信号Xi −1が係数乗
算器62に入力される。乗算器61では係数Aoが掛番
プられ、乗算器62では係数Δ1が掛けられる。これら
両川力は加鋒器63で加算され、フィルタリングされた
出力信号0tJTとなる。
これは−次のローパスフィルタで、△o −A +=0
.5とした場合、その特性は第5図(B)の実線で示す
ようになる。第3図にお【プるフィルタF1.F2を上
記の構成とした場合、2段目の演算回路CLJ2には第
5図(B)の実線で示す特性でフィルタリングされた信
号が入力される。また演算回路CU、’3にはフィルタ
F1とF ’−2を通過した信号が入力されるので、こ
こでの周波数特性は第5図([3)の点線で示す−特性
となる。
なお、上記の実施例ではフィルタF1.F2をローパス
フィルタとしたが、この発明はこれに限定されず、特殊
な効果を意図J゛る場合には他のフィルタ特性にしても
良い。また、畳み込み演算回路の段数は2段以上であれ
ば良く、前記実施例に限定されない。また第3図の構成
に43いて、各畳み込み演算回路CU1.CU2.CU
3におIプるそれぞれの加算器30と最終出力を得る加
粋器40とを全て1つに纏めることが可能である。
次に、この発明の他の実施例を第6図以降の図面に基づ
いて詳細に説明づる。先の実施例におtプる畳み込み8
1i算回路は、多数の係数垂界器20を用いて並列に畳
み込み演算を行なっている。これに対し以下の実施例で
は、多−数の遅延データに所定のゲインデータを掛けて
それらを合計するという畳み込み演算の主要部を、1デ
ータずつの直列逐次演算処理によって行なう。しかも、
その演算回路にて第5図(△)の回路と等価のフィルタ
リング処理も時分割的に行なっている。
第6図の装置は、タイミングコントローラ32から出力
される6系統のクロックC1〜C6に従って動作する。
り〔lツクC1〜C6の波形は第7図に示している。ア
ナログの楽音信号などをディジタル化してなる入力信号
X(t)は、データメモリ23に一定のサンプリング周
期1で順次自込まれ、所定個数のサンプルデータX o
 = X Sが順次更新されながら記憶される。またデ
ータメモリ23で遅延される過程で、以下のように2段
のフィルタリング処理が加えられる。
マルチプレクサ35は、クロックC6がHレベルのとき
データメモリ23に入力信号X(t)を入力し、クロッ
クC6がLレベルのときにデータメモリ23にアキュム
レータ29の出力を入カブる。入力信号X (t )は
データメモリ23に対し、周期TのクロックC1で−イ
ンクリメントされるカウンタ24の出力で指定されるア
ドレスに順次書込まれる。カウンタ24の現時点の出力
をPとすると、その時点でデータメモリ23には第8図
に示すデータが蓄えられている。
第8図では、データメモリ23のアドレスをカウンタ2
4の出力Pを基点とする相対アドレスで示している。ア
ドレスPには最新の(遅延時間が0)サンプルデータX
oが記憶されている。それより1つ少ないアドレスP−
1には1サンプル前のサンプルデータX1が記憶されて
いる。このデータXtは入力信号X (t )を#間T
だ参り遅延したデータである。さらに1つ少ないアドレ
スP−2には入力信号X(L)−を時間TX2だけ遅延
したデータx2が記憶されている。以下同様にしで、ア
ドレスを遡ると順次古いサンプルデータが記憶されてい
る。
上記の説明で明らかなように、最新のデータXOが記憶
されたデータメモリ23のアドレスPに対しQだ番プ若
いアドレスP−Qには、遅延時間T×Qのシンブルデー
タXaが記憶されている。この遅延時間TXQは、第3
図の実施例における初段のディレィメモリによる遅延時
間TQに相当する。この遅延時間TXQまでを初期遅延
エリアと称する。このエリアは、第3図の実施例におけ
る初段のディレィメモリに相当でる。
また、データメモリ23のアドレスP−(Q+1)から
アドレスP−Rまでを中期遅延エリアと称する。アドレ
スP−Rには遅延時間TXRのデータXRが記憶されて
いる。この中期遅延エリアは、第3図の実施例におりる
2段目のディレィメモリに相当し、遅延時WJ T X
 Rはm3図における]゛寥゛に相当する。
また、データメモリ23のアドレスP−(R+1)から
#1111のアドレスI) −Sまでを113111遅
延エリアと称づる。この後期遅延エリアは、第3図の実
施例における3段目のディレィメモリに相当する。
上述の初期・中期・後期の各遅延エリアは、データメモ
リ23上で物理的に固定されている訳ではなく、カウン
タ24の出力が変化Jるのに伴ってダイナミックかつサ
イクリックに変化するものである。
初期遅延エリアには、入り信号X(【)を単純にサンプ
リングしたデータが記憶されている。遅延時間がTxQ
からTX(Q+1>に増えるときにフィルタリング処理
が加えられる。このフィルタリング処理は、第3図の実
施例における1段目のフィルタF1に相当する。同様に
して、遅延時間がTXRからTx(R+1)になるとき
にフィルタリング処理が再度加えられる。この2回目の
フィルタリング処JI!は、第3図の実施例における2
段目のフィルタF2に相当づる。この結果、中11遅延
エリアには1回フィルタリング処理されたデータが記憶
されており、後IJ遅延エリアには2回フィルタリング
処理されたデータが記憶されている。
上記フィルタリング処理について説明づる。中期遅延エ
リアの最初のデータX Q + 1は、次の式1に示寸
演算によって作られる。
Xa++−AoXa−++A+Xa一式1同様に、後期
itエリアの最初のデータX R+1は次の式2に示す
amによって作られる。
X R+ +−△oXR−++A+XR=式2この式1
および式2のフィルタリング処理は、先に説明した第5
図のディジタル・フィルタ回路と全く同じ動作である。
従って、中期遅延エリアおよび後期遅延エリアのそれぞ
れにお番プる周波数特性も前述した通りである。
tIR6図の装灯は、周期丁の1サイクル毎に、まず前
半で第8図に示したデータメモリ23の内容を更新する
処理を行ない、その後に更新されたデータメモリ23の
内容に従って畳み込み演算処理を行ない、その結果得ら
れた残響信号を出力する。
この動作をクロック01〜C6に同期して周期Tでサイ
クリックに繰り返す。
第9図は、パラメータメモリ50の内容を示している。
メモリ50のアドレスO〜6までには、上述したデータ
メモリ23のデータ更新に使われる制御データが格納さ
れており、アドレス7以降に所望の残響特性の時間関数
に相当覆るパラメータ群が予め設定記憶されている。
残響特性パラメータは、第2図に示したようなインパル
ス応答特性を表現したもので、1個のパラメータは、遅
延時間データQiとゲインデータQi(i=1〜l)の
対からなり、時間軸上の霧点の遅延llI間データQi
とその各点に対応するゲインデータQiで所望の残響特
性を表現している。
ここでの遅延時間データD1は、第2図にお番プる遅延
時間T1を上記サンプリング周期下で割った整数値であ
る。つまり、Di×1゛が遅延時間である。
パラメータメモリ50の1ワードは、遅延時間データエ
リアとゲインデータエリアに分かれ、アドレス7以降に
はそれぞれのエリアに上記DiとGiが記憶されている
。またアドレス0〜6には、第9図に示した制御データ
が記憶されている。アドレス1,2.4.5のゲインデ
ータエリアに記憶されているA0およびA1は前記式1
および式2で使われているゲインデータAoおよびA1
である。
次に、第6図の装置の動作を順番に説明する。
パラメータメモリ50はカウンタ25の出力でアドレッ
シングされる。このカウンタ25!よりロックC4がL
レベルになったときクリアされ、その後クロックC5の
立上りで順次インクリメントされる。また、カウンタ2
4の出力と、パラメータメモリ50から読み出される1
ワードの出力のうちの遅延時間データエリアのデータと
が減誇器27に入力され、その減算結果がデータメモリ
23のアドレス入力となる。データメモリ23から読み
出されるデータX1と、パラメータメモリ50から読み
出されるゲインデータエリアのデータとが乗算器28に
入力され、その乗算結果がアキュムレータ29の入力と
なる。アキュムレータ29は加算器40とレジスタ35
とAND回路31からなり、li]!28からの入力を
クロックC5に同期して順次累算するとともに、クロッ
クC3がLレベルになるど累幹内容をクリア゛する。
まず、クロックC1が立上ると、カウンタ24がインク
リメントされる。その直後にクロックC4が[、レベル
になり、カウンタ25がクリアされる。従ってカウンタ
25の出力Oでパラメータメモリ50のアドレス0が指
定される。パラメータメモリ50のアドレス0の記憶内
容は、遅延時間データエリアおよびゲインデータエリア
ともに0である。従って減粋器27の減算人力はOであ
り、カウンタ24の出力Pがそのままデータメモリ23
のアドレス入力となる。この状態でクロックC2がLレ
ベルになり、データメモリ23は書込みモードとなる。
その結果、データメモリ23のアドレスPに最新のザン
プルデータXaがm込まれる。
クロックC2の立−りりと同時にクロックC5が立上っ
てJ−3す、これでカウンタ25が歩進され、その出力
が1となる。従ってパラメータメモリ50のアドレス1
が指定され、第9図に示すアドレス1内容が読み出さ・
れる。アドレス1の遅延時間データエリアはQ−1であ
るので、データメモリ23はアドレスP−(Q−1)が
指定され、このメモリ23からデータXa−+が読み出
される。
パラメータメモリ50のアドレス1のゲインデータエリ
アは△。であるので、このAoと上記Xa−1が乗算器
28で掛【プられて、アキュムレータ29に入力される
次に、クロックC5が立上ると、カウンタ25の出ノj
が2になり、パラメータメモリ50のアドレス2が指定
され、そこに記憶されていたデータQとA1が読み出さ
れる。従って、データメモリ23のアドレスP−Qが指
定され、これからデータXaが読み出され、これとA1
とが乗桿器28で掛tプられ、アキュムレータ29に入
力される。
この結果、アキュムレータ29では前記式1の演算結果
が得られている。
次に、クロックC5が立上ると、カウンタ25の出ツノ
が3となり、パラメータメモリ50のアドレス3が指定
され、そこに記憶されていたデータQ1−1と0が読み
出される。従って、データメモリ23はアドレスP−(
Q+1 )が指定される。
このときクロックC6がしレベルになってマルチブレク
→J−35が切り替わっており、まIこクロックC2も
Lレベルになる。そのlこめデータメモリ23のアドレ
スP−(Q+1 >にアキュムレータ29の出力、づな
わち前記式′1の演搾結果が層込まれる。イの直後にク
ロックC3がLレベルになり、アキュムレータ2つの内
容がクリアされる。これが1回I]のフィルタリング処
理である。上記の動作と同様に、カウンタ25の出力が
4−+5→6と変化すると、前記式2の演算処理が行な
われ、その結果がデータメモリ23のアドレスP−(R
−1−1)に書込まれる。これが2回目のフィルタリン
グ処理である。ここまでの動作で先に詳述した第8図の
データ内容が更新されてJ5す、これで前処理は終りで
ある。 − 続いて、カウンタ25の出力が7以上になると、データ
メモリ23の更新された内容とパラメータメモリ50の
アドレス7以降の残響特性パラメータとの畳み込み演算
が実行され、残響信号が生成される。
つまり、カウンタ25の出力が7になると、パラメータ
メ〔す50からパラメータD1と01が読み出され、デ
ータメモリ23のアドレスP−Diが指定される。ここ
でデータメモリ23のアト1ノスp−D;に格納されて
いるデータをXi (i−1〜m)とする。すると、デ
ータメモリ23からデータxiが読−み出され、これと
ゲインデータG+どが乗算器28で掛【ノられ、その結
果がアキコムレータ29に入力される。同様に、カウン
タ25の出力が8になると、データメモリ23からデー
タ×2が読み出され、これとゲインデータG2が掛けら
れてアキュムレータ29に入力され、順次累算される。
このようにして、クロックC1の次の立上りの直前まで
に、アキュムレータ29で次式に示ず累算結果が得られ
る。
■=ΣGr x)<+ ;+1 そしてこの累算結果が残響信号として出力される。その
直後にアキュムレータ29はクロックC3によってクリ
アされる。以上動作が周JIIJ 1−でザイクリック
に行なわれる。
なお、以上説明した第6図の実施例にd3いても、第3
図の実施例と同様な作用効果が得られる。
(発明の効果) 上記詳細に説明したように、この発明に係る残響イ1加
装置にあっては、比較的小規模な畳み込み演算によって
長い遅延時間帯に亘る残響で、しかも残響成分に周波数
特性を持たせた自然な残響を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は畳み込み演算回路による残響付加装置の原理的
構成を示すブロック図、第2図はインパルス応答による
残響特性の時間関数の説明図、第3図はこの発明に係る
残1F(り釦装置の第1実施(列を示すブロック図、第
4図(A ) J5よび(B)Gよ第3図の装置の作用
を示す残響特性の説明図、第5図(△)および(B)は
ディジタルフィルりの構成例を示1ブロック図およびそ
のフィルタ特性図、第6図はこの発明に係る残響付加装
置の第2実施例を示タブロック図、第7図は第6図の装
置の動作説明用タイミングチャート、第8図(、を第6
図の装置にd3りるデータメモリ23のデータ^容の説
明図、第9図は第6図の装置における/<ラメータメモ
リのデータ内容の説明図である。 CtJl、CU2.CU3・・・畳み込み演算回路10
・・・・・・・・・・・・ディレィメモリ20・・・・
・・・・・・・・係数乗算器30・・・・・・・・・・
・・加n器 40・・・・・・・・・・・・加算器 F1.F2・・・フィルタ 23・・・・・・・・・・・・データメモリ29・・・
・・・・・・・・・アキュムレータ50・・・・・・・
・・・・・パラメータメモリ28・・・重綽器 27・・・減算器 特許出願人 日本楽器製造株式会社 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人、力信号を所定時間まで順次記憶する第1の遅
    延手段と、この第1の遅延手段で所定時lI!遅延され
    た信号を順次フィルタリングづるフィルタ手段と、この
    フィルタ手段の出力を所定時間まで順次記憶覆る第2の
    遅延手段と、上記第1および第2の遅延手段に記憶され
    た信号に基づいて、上記入力信号と所定の残響特性の時
    間関数との畳み込み演算によって残響信号を生成する演
    算手段とを備えた残響付加装置。
JP58218974A 1983-11-21 1983-11-21 残響付加装置 Granted JPS60111299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58218974A JPS60111299A (ja) 1983-11-21 1983-11-21 残響付加装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58218974A JPS60111299A (ja) 1983-11-21 1983-11-21 残響付加装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111299A true JPS60111299A (ja) 1985-06-17
JPH0410079B2 JPH0410079B2 (ja) 1992-02-24

Family

ID=16728274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58218974A Granted JPS60111299A (ja) 1983-11-21 1983-11-21 残響付加装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60111299A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177713A (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音場補正イコライザ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177713A (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音場補正イコライザ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0410079B2 (ja) 1992-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1997011533A1 (en) A directional acoustic signal processor and method therefor
CN102638757A (zh) 生成和控制用于音频信号的数字混响的方法和系统
JP2011530955A (ja) 音場拡大及び位相無相関化システム及び方法
JPS58502177A (ja) 時間多重n次デイジタルフイルタ
US5498835A (en) Digital signal processing apparatus for applying effects to a musical tone signal
JP2000163086A (ja) 反射音生成装置
JP4019753B2 (ja) 残響付与装置、残響付与方法、プログラムおよび記録媒体
US5386529A (en) Digital signal processor for use in sound quality treatment by filtering
JPS60111299A (ja) 残響付加装置
JPS61163390A (ja) 電子楽器楽音発生装置
Beltrán et al. Matlab implementation of reverberation algorithms
Makhoul Lattice methods in spectral estimation
JPH03217112A (ja) デジタル信号処理回路
US5307417A (en) Sound system with howling-prevention function
JP2953851B2 (ja) 残響付加装置
JPS6073695A (ja) 残響付加装置
US5703956A (en) External memory control circuit for sound field processing digital signal processor
JPH05165485A (ja) 残響付加装置
JPH0444760B2 (ja)
JPH06181424A (ja) ディジタルフィルタシステム
JP4263869B2 (ja) 残響付与装置、残響付与方法、プログラムおよび記録媒体
KR101059788B1 (ko) 잔향 생성 장치
JPH03155597A (ja) 残響付加装置
JP2834746B2 (ja) デジタル信号処理装置及びそのアドレスデータ作成方法
GB2269248A (en) Digital audio synchroniser