JPS60110445A - 高輝度反射フィルム - Google Patents

高輝度反射フィルム

Info

Publication number
JPS60110445A
JPS60110445A JP22025583A JP22025583A JPS60110445A JP S60110445 A JPS60110445 A JP S60110445A JP 22025583 A JP22025583 A JP 22025583A JP 22025583 A JP22025583 A JP 22025583A JP S60110445 A JPS60110445 A JP S60110445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
aluminum
silver
deposited
organic synthetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22025583A
Other languages
English (en)
Inventor
永田 一彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Metallizing Co Ltd
Original Assignee
Toyo Metallizing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Metallizing Co Ltd filed Critical Toyo Metallizing Co Ltd
Priority to JP22025583A priority Critical patent/JPS60110445A/ja
Publication of JPS60110445A publication Critical patent/JPS60110445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は可撓性のある有機合成フィルムを基材とし、そ
の上に輝度の大きい金属薄膜を積層した鏡代替用の高輝
度反射フィルムに関する。
(従来技術とその問題点] 有機合成フィルムを基材とする高輝度反射フィルムは、
無機ガラスを基材とする所謂鏡に比較し、軽量で耐衝撃
性に優れ、また可撓性があるために、複写機、集熱反射
板、太陽光線集熱機の反射板等にもその用途が広がって
いる。従来この秤のフィルムには有機合成フィルムにア
ルミニウム、クロム、銀、銅等の金属の薄膜を積層した
ものが使われている。しかし、アルミニウム、クロム、
銅等の薄腸積層によるものは一般的に光反射率が低い欠
点を有している。そこで、これら金属薄膜の表面に屈折
率の異なる透明な薄膜を交互に多層積層し光反射率を増
大する方策もとられているが、このようにして得られる
光反射率は、ガラスの鏡に比べれば低く、不満足なレベ
ルのものである。
一方、銀の薄膜を有機合成フィルムに積層したものは光
反射率は大きいものの、材料単価が高いために製造原価
が高価につき、実用上問題があった。
[発明の目的] 本発明は、以上に述べた従来技術の欠点に鑑み、可撓性
に富み光反射率が大き(、なおかつ製造原価の安価な高
輝度反射フィルムを提供することにある。
[発明の構成] 本発明に係る高輝度反射フィルムは、有機合成フィルム
(A)の表面にアルミニウムの薄膜層(B)、銀の薄膜
層(C)を、Δ/B/C,C/B/A/B/C,B/A
/C,C/B/△/Bのいずれかの順に積層した構造を
有している。
本発明における有機合成フィルム(A)とは、ポリエチ
レン、ポリプロピレンで代表されるポリオレフィン系、
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12で代表される
ポリアミド系、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレートで代表されるポリエステル系、ポリ
ニトロセルロース、ポリ酢酸セルロースで代表されるセ
ルロース系、ポリビニルアルコール、3フツ化ポリエチ
レン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレ−1〜
、ポリイミド等の有機樹脂からなるフィル11で例示さ
れるものであり、これらは単層でも、2枚以上が貼り合
されたものであってもよい。また該有機合成フィルムは
未延伸フィルムでも延伸フィルムであってもよい。延伸
フィルムの場合は一3− 軸、二軸延伸のいずれでもよく、また、二軸延伸の場合
も同時二軸延伸、逐次二軸延伸のいずれでもよい。該有
機合成フィルムの厚みは5μm以上が好ましく、連続蒸
着加工、ハンドリングの都合で25μm以上、380μ
m以下がより好ましい。
本発明におけるアルミニウム、銀薄膜はそれぞれ50Å
以上、i oooo大以下の厚みを右ず薄膜であり、一
般的には真空蒸着法、スパッタリング法、イオンブレー
ティング法等で基材の有機合成フィルムの表面に均一に
真空付着させることによるが、より具体的にはアルミニ
ウム、銀の順に10方167II1mHgの高真空雰囲
気中でそれぞれの金属を抵抗加熱法、誘導加熱法、高周
波加熱法で加熱し蒸着するか、アルゴンガス等不活性ガ
スを−3−撃 導入した10〜10 v++Ll (lの高真空中でア
ルミニウム、銀のターゲットをスパッタリングして基材
の有機合成フィルム上に付着させる。
該金属の蒸着あるいはスパッタリングは、基材の有機合
成フィルムに対してアルミニウム、銀の順序で行なう。
この順序が反対になるとアルミニ4− ラム付着操作中に銀層が酸化され黒色化する。したがっ
て有機合成フィルム(A)、アルミニウム薄膜(B)、
銀薄膜(C)はA/B/C,C/B/A/B/C;、B
/A/C,C/B/A/Bのいずれかの順に積層し、必
ずAにBを付着後Cを積層するという加工順序をとる。
また、各金属層の厚みはそれぞれ50Å以上、i oo
oo大以下であればよいが、好ましくはアルミニウムは
100Å以上、3000大以下、銀は50大以上、3゜
00Å以下の範囲が望ましい。アルミニウムの積R薄膜
が50大未満であると可視光線透過率が高くなり、反射
率が不充分となる。また、10000人を超えるどアル
ミニウム膜が厚すぎ、可撓性に乏しく、亀裂が入り易く
なって好ましくない。
一方、銀の膜厚が50.大未満の場合にも光反射率が不
充分となり、また、3000人を超えても光反射率はそ
れ以上増大せず加工価格が高価につき、厚く積層する意
味がない。
また、以上で述べた蒸着金属上にアクリル系、エポキシ
系、ポリエステル系の有機合成樹脂塗機5− を塗布することにより、金属薄膜層の腐食、消失、脱落
等を防止することができる。
[発明の効果] 本発明にかかる高輝度反射フィルムは、次のごとき優れ
た効果を有している。
(イ)軽量で耐衝撃性に優れ、可撓性がある。
(ロ)90%以上の全光線反射率がある。
(ハ)製造コストが安価である。
[実施例] 以下、実施例およびその比較例に基づいて本発明を説明
する。
なお、ここでの全光線反則率の測定方法および評価基準
は次の通りである。
(イ)村上色彩技術研究断裂の反射透過率計1−I R
−100型(AS丁M 1)−1003に基づき設計さ
れている。)を使用し、C光源で全光線反射率を測定し
た。
(ロ)実際の測定は銀層(C)側を測定機の光源に向は
行なった。
1、A/B/Cの場合 −〇− 実施例1、比較例1.2.3.4 可視光線透過率88%、75μm厚の二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレー1−フィル11の片面にペルジャー型
真空蒸@機を使用し、5X10mlllHOの真空中で
アルミニウムを700人および800大の厚みで蒸着し
た。また、アルミニウム蒸着面付き、およびアルミニウ
ム蒸着なしの原反の片面に直接銀をそれぞれ100人蒸
着したサンプルを作成した。得られた蒸着フィルムの蒸
着面の全光線反射率は第1表のようになった。
第1表 この結果から、実施例1は94%の反則率を示し、比較
例1.2.3の場合よりはるかに優れ、比較例4の銀付
は品と同じレベルの反射率の性能を持つことが判る。
実施例2〜16、比較例5〜12 可視光線透過率90%、125μm厚の二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルムの片面に実施例1の場合
と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、その上から銀の
蒸着を行ない、各極厚みの蒸着膜厚のフィルムを作成し
た。これらのフィルムの全光線反射率は第2表の通りで
あった。
第2表 一〇− Il、C/B/A/B/C,C/B/A/B。
B/A/B/Cの場合 実施例17.1B、19 可視光線透過91%、75μm厚の二軸延伸ポリプロピ
レンフィルムの両面にペルジャー型真空蒸着機を使用し
て、2X10mmHgの真空中でアルミニウムを500
人ずつ交互に蒸着した。このようにして作製した両面ア
ルミニウム薄膜でサンドイッチしたポリプロピレンフィ
ルムの片面、または両面にアルミニウム薄膜の上から銀
をマグネトロン型高速スパッタ装置を使用し200人ず
つ交互に積層して2種類の高輝度反射フィルムを試作し
た。これらのフィルムの性能は第3表の通りであり、い
ずれも90%以上の優れた全光線反射率を示した。
第3表 10− IIl、 C/A/Bの場合 実施例20.21 可視光線透過率27%、125μm厚のポリイミドフィ
ルム(米国DuPont社製商品名゛カプトン″)の片
面に実施例17と同様の方法でアルミニウムを500人
蒸着し、さらにアルミニウム蒸着面の反対側の面にマグ
ネトロンスパッタ装置により7X101111HG真空
度アルゴンガス気流中で銀を500人積層した。この積
層フィルムの両面の全光線反射率はそれぞれ第4表の通
りであった・ 第4表 以上の実施例から、本発明に係る高輝度反射フィルムは
従来の反射フィルムよりはるかに高い反射率を有するこ
とが判る。
特許出願人 東洋メタライジング株式会社11− 250−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機合成フィルム(A>の片面もしくは両面に金属S膜
    層を積層してなる高輝度反射フィルムにおいて、該金属
    I I! 層がアルミニウム層(B)、銀層(C)の2
    種類の層からなり、かつ前記△、B、Cの各層が、△/
    B/C,C/B/△/B/′C,B/△/C,C/U’
    、/△/Bのいずれかの順に積層された断面1M造を有
    すことを特徴とする高輝度反射フィルム。
JP22025583A 1983-11-22 1983-11-22 高輝度反射フィルム Pending JPS60110445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22025583A JPS60110445A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 高輝度反射フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22025583A JPS60110445A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 高輝度反射フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60110445A true JPS60110445A (ja) 1985-06-15

Family

ID=16748316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22025583A Pending JPS60110445A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 高輝度反射フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60110445A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01279201A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Mitsui Toatsu Chem Inc 反射体
US4908295A (en) * 1988-01-26 1990-03-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic support
JP2005338624A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Kitagawa Ind Co Ltd 可視光線反射フィルム
JPWO2014073650A1 (ja) * 2012-11-08 2016-09-08 株式会社アスカネット 光制御パネルの製造方法
US9513486B2 (en) 2011-10-24 2016-12-06 Asukanet Company, Ltd. Optical imaging apparatus
US9523859B2 (en) 2012-02-28 2016-12-20 Asukanet Company, Ltd. Volumetric-image forming system and method thereof
JP2019113844A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 積水化学工業株式会社 光反射材
JP2019124795A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 コニカミノルタ株式会社 光反射ミラー

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4908295A (en) * 1988-01-26 1990-03-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic support
JPH01279201A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Mitsui Toatsu Chem Inc 反射体
JP2005338624A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Kitagawa Ind Co Ltd 可視光線反射フィルム
JP4526874B2 (ja) * 2004-05-28 2010-08-18 北川工業株式会社 可視光線反射フィルム
US9513486B2 (en) 2011-10-24 2016-12-06 Asukanet Company, Ltd. Optical imaging apparatus
US9523859B2 (en) 2012-02-28 2016-12-20 Asukanet Company, Ltd. Volumetric-image forming system and method thereof
JPWO2014073650A1 (ja) * 2012-11-08 2016-09-08 株式会社アスカネット 光制御パネルの製造方法
JP2019113844A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 積水化学工業株式会社 光反射材
JP2019124795A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 コニカミノルタ株式会社 光反射ミラー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6088163A (en) Metal-coated multilayer mirror
US5251064A (en) Lighting fixture reflector containing ultraviolet absorber
AU716882B2 (en) Electroluminescent lamp using multilayer optical film
US4666263A (en) Radiant energy reflector and method for construction thereof
JPH08510415A (ja) 銀/銅被覆を有する微小プリズム後方反射シート材料
US4944581A (en) Rear face reflection mirror of multilayer film for synthetic resin optical parts
JPS60110445A (ja) 高輝度反射フィルム
US6532119B1 (en) Laminated film for thin film mirrors
JP3645398B2 (ja) 反射フィルム
TW200422654A (en) Reflection mirror and optical equipment using the same
CN112771417B (zh) 光源单元、显示装置和膜
JP2559934B2 (ja) 反射体
JPS6364003A (ja) 光学フイルタ−
JP2000117919A (ja) 高透明熱線反射フィルム
JP2532901B2 (ja) 高反射フイルム
JP2004184703A (ja) 反射鏡
JPH07168008A (ja) Ag表面鏡
JPH10170707A (ja) 偏光板用反射シート
JPS6388505A (ja) 光学フイルタ−の製造方法
JPS59133044A (ja) 透明熱線反射性積層板の製造方法
JP3048253B2 (ja) 反射体
JPH0580211A (ja) 光反射体
JPH02121836A (ja) 透明熱線反射積層体
JPH07199812A (ja) 積層体
JPH10286900A (ja) 積層熱線反射フィルム