JPS6010990Y2 - 電子写真複写機の紙詰り検出装置 - Google Patents

電子写真複写機の紙詰り検出装置

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JPS6010990Y2
JPS6010990Y2 JP4525583U JP4525583U JPS6010990Y2 JP S6010990 Y2 JPS6010990 Y2 JP S6010990Y2 JP 4525583 U JP4525583 U JP 4525583U JP 4525583 U JP4525583 U JP 4525583U JP S6010990 Y2 JPS6010990 Y2 JP S6010990Y2
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JP
Japan
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paper
signal
speed
detection
counter
Prior art date
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Expired
Application number
JP4525583U
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JPS58196322U (ja
Inventor
浤 野口
泰良 黒川
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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Priority to JP4525583U priority Critical patent/JPS6010990Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 く技術分野〉 本考案は電子写真複写機に於ける紙詰まり検出装置に関
するものである。
〈従来技術〉 電子写真においては、感光体表面に得られた静電潜像を
現像剤即ちトナーで現像し、現像された像を複写機に転
写して、加熱融着させるものである為、転写の際になん
らかの原因により紙づまりが生じ、その検知が遅れるよ
うなことがあれば、感光体を痛めたり、詰り紙の取り除
きを困難にしたりする。
又、加熱融着させる熱定着部分において紙づまりや、複
写機の通過速度が遅くなったりしたとき、その不測の事
故をすみやかに検知しなかった場合には複写紙が焦げた
り、甚だしい場合には発火する等の事故が生じることに
なる。
従来、例えば定着器における紙詰り検知においては、複
写紙移送路上定着器の前後にマイクロスイッチ等の検出
部を設け、複写紙の定着器への入紙に伴い、タイマーを
作動させ、ある一定時間後に定着器後方の検出部を通過
しなければタイプアップとなり紙詰りか検出されていた
この検出信号は、定着器の作動を停止させる駆動信号と
して利用される。
この様な紙詰り検出装置によれば、紙詰り等の紙移送の
遅延が発生しても一定時間経過後でなければ検知出来ず
、対処が遅れて、複写紙が焦げたり、延いては発火する
等の事故が生じることになる。
〈考案の目的〉 本考案は、電子写真複写機において正常に複写紙が搬送
されず紙詰り等が生じた場合、紙速度の変化を感知する
という手段により紙移送の状態をすみやかに検知し、移
送異常による不都合を最小限にとどめる為の装置を提供
するものである。
〈実施例〉 以下、定着器における紙移送状態検出装置を−例として
図をもって本考案を説明する。
第1図は、サクションユニット及び定着器と紙移送状態
検出装置との関係を示した概略図である。
感光体ドラム1から剥離された複写紙8はサクションユ
ニット2において空気吸引力(矢印で方向を示した)に
より搬送ベルト3に吸着され、ヒータ7を内蔵した定着
器入口まで搬送される。
その後搬送スプリング9により定着器内に搬送され、送
り出し駆動ローラ11により常に駆動される紙速度検知
機構10を通過して定着器6外に搬出される。
前記定着器6の入口で紙速度検知機構4の後方に配置さ
れている入紙検知スイッチ5、及び送り出し駆動ローラ
11の後方に配置されている出紙検知スイッチ12は、
例えば本例においてはそれぞれ発光素子5a、12aと
受光簀子5b、12bとからなり複写紙8が画素子間を
通過するようになっている。
複写紙8が画素子間に入紙したとき、今まで前記発光素
子5a、12aの発光が前記受光素子5b、12bに入
り導通してON状態になっていたものが、複写紙8によ
り発光が遮断せられると非導通となりOFF状態に反転
することにより前記定着器6への入紙、出紙検知を行う
前記紙速度検知機構4,10との距離は少くとも使用複
写紙の最低の長さ以内にあり、それ自体は駆動されてお
らず、前記紙速度検知機構4においては常に静止したま
まであるが、前記搬送ベルト3に吸着された複写紙8が
、紙速度検知機構4上を通過することにより複写紙8の
速度と同期した回転する。
又前記紙速度検知機構10は常には送り出し駆動ローラ
11との小さな接触圧力により、送り出し駆動ローラ1
1により駆動されて回転しているが複写紙8が紙速度検
知機構10下を通過することにより、紙速度検知機構1
0は複写紙8により駆動される。
両紙速度検知機構4,10とも紙遅れか、紙づまり等の
移送異常においては回転むらを起こしたり、あるいはそ
の後回転停止に至る場合さえもある。
よって、両紙速度検知機構4,10の回転速度変化に注
視して、回転むらを検知するならば状態異常発生を即座
に知ることができる。
紙速度検知機構4,10の回転速度変化検知の実施例を
紙速度検知機構10を例にとり第2図に示す。
紙速度検知機構は、接触ローラ10aと前記複写紙接触
ローラと同軸に取り付けられた回転円板10bと該円板
に近接して配置させたリードスイッチ21とからなる。
尚、回転円板10bには、同一曲率半径上に等間隔て磁
石Gが取り付けられている。
複写紙8の通過に伴い、複写紙8の速度に同期して接触
ローラ10a及び回転円板10bは回転する。
リードスイッチ21は磁石23が該リードスイッチ21
に接近して来たとき、今までオープン状態であったリー
ドスイッチ接点は閉成され、図に記載されていない電源
により信号1が発生する。
次に磁石が遠ざかれは前記リードスイッチ接点がオープ
ンになることにより信号0が発生する。
複写紙8が正常に送られている限りにおいては、リード
スイッチ21近傍を磁石が周期的に通過することにより
該リードスイッチ21は周期的に開閉が繰り返えされ、
紙速度検出信号0.1が周期的に発生する。
本実施例において紙速度に同期した周期的な紙速度検出
信号0,1を発生させるのにリードスイッチ21と磁石
Gとを用いたが、カムとマイクロスイッチ、発光ダイオ
ード及び受光素子と穴あき円板等々においても実現でき
ることは当然である。
第3図に紙移送状態検知の論理回路を示す。
同図において状態異常検出信号発生のプロセスを説明す
る。
同図に紙速度検知機構4からでる信号を紙速度検出信号
A、紙速度検知機構10からでる信号を紙速度検出信号
Bとして記載した。
カウンター37のリセット信号が解除されリセット信号
が信号0となれば、クロックパルスを計数し始め、ある
設定カウント数に到達すれば状態異常検出信号が発生す
る。
しかし、紙速度が正常であるならばリセット信号1がカ
ウンタ37にある設定カウント数になる以前に印加され
るため、ある設定カウント数になり得す状態異常検出信
号が出ることはない。
リセット信号は3つの信号のオアー(OR)回路35か
ら取り出される。
次にこれら3つの信号を複写紙8の搬送順にそって説明
する。
感光体ドラム1より剥離された複写紙8が入紙検知スイ
ッチ5に到達する以前においては、入紙検知スイッチ5
及び出紙検知スイッチ12ともON状態である為、入紙
検知信号C及び出紙検知信号りは共に信号1であってア
ンド(AND)回路33から信号1が出るとによりカウ
ンター37はリセットされた状態にあり、この間状態異
常検出信号Eは出ない。
次に複写紙8が入紙検知スイッチ5に到達すれば入紙検
知信号Cは信号0となり、AND回路33の出力は信号
0となることによりカウンター37のリセットは解除さ
れる。
紙速度検出信号Aはすでに述べた様に周期的に信号0、
信号1の反転を繰り返えす信号であるが後に述べる理由
により微分回路30によって信号0から信号1に反転す
るときのみ信号1とした信号に変換されて、にの回路3
1に達つする。
該信号は、入紙検知信号Cが信号Oで、出紙検知信号り
が信号lのときのみ(複写紙8が入紙検知スイッチ5に
達つしてから、出紙検知スイッチ12に到達するまで)
、OR回路35を通過して、紙速度と同期して、周期的
にリセット信号lをカウンター37に印加する。
もし、複写紙8が正常に搬送されない場合には、リセッ
ト信号1のカウンター37への到来が遅くなり、ある設
定カウント数に達つして状態異常検出信号がカウンター
より発生する。
尚、紙速度検出信号Bは出紙検知スイッチON状態であ
って、出紙検知信号は信号1てAND回路34には信号
Oとして入る為AND回路34から出ない。
複写紙8が出紙検知スイッチ12に到達すれば、前記紙
速度検出信号Aと同様に微分回路36を通過した複写紙
8の速度と同期している周期的な信号0. 1がAND
回路34から出てカウンター37を周期的にリセットす
る。
このとき出紙検知信号が0である為、紙速度検出信号A
はAND回路31を通過され得ない。
紙速度検出信号Bは出紙検知信号Oのときは、常にカウ
ンター37に周期的にリセット信号を与える。
もし、複写紙8が出紙検知スイッチ12の通過の間に正
常に搬送されず、周期的にカウンター37に印加される
はすのリセット信号の周期が増大してくれはカウンター
37はある設定カウント数に達つしてしまい状態異常検
出信号が発生する。
複写紙8が完全に出紙検知スイッチを抜け、定着器6か
ら出してしまえば入紙、出紙検知スイチ5,12ともO
状態となり、カウンター37はリセットされ再び複写紙
8が入紙検知スイッチに達するまで、リセット状態に保
持されており、用紙の搬送異常であるジャム信号を出力
することはない。
尚、上記の様に両紙速度検出信号A、 Bとも微分回路
を通して、それぞれAND回路31.34に達つしせし
めたのはジャム発生によりたまたま磁石23がリードス
イッチ21をON状態にしたまま停止すればカウンター
をリセット状態に置くのでジャム検出信号が発生せず不
都合となるからである。
〈考案の効果〉 以上の様に本考案によれば、搬送される用紙の移移動速
度と同期して回転される回転体の位置に進入する用紙の
検出を行い、この検出により上記回転体の速度検出信号
を一定数のカウント後に信号を出力するカウンタのリセ
ット端子に加えているため、用紙の移送状態が異常にな
ればカウンタのカウント信号が出力され、この異常発生
と同時にすみやかにジャム検出を行うことができる。
これにより、例えば定着器等の作動をすみやかに停止で
き、従来よりまして、過熱による用紙の焦が発火を防止
することができる。
また、カウンタは用紙の非検出信号によりリセット状態
に保持されているため、用紙の進入時にのみ有効なるカ
ウント動作を行え、誤検出信号を出力することなく、信
頼度の高いジャム検出が望める。
しかも本考案は用紙搬送路のいかなる部所の移送異常検
出に適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた複写機の要部構成概略図、
第2図は本考案装置の要部斜視概略図、第3図は本考案
装置に於ける電気回路系の論理回路図である。 4.10・・・・・・紙速度検出機構、5a、lOa・
・・・・・接触ローラ、10b・・・・・・回転円板、
21・・・・・・リードスイッチ、A、 B・・・・・
・紙速度検出信号、37・・・・・・カウンター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 用紙の搬送経路において、用紙の搬送速度に同期して回
    転する回転体と、該回転体の回転速度を検出する速度検
    出手段と、上記回転体の位置に送られている用紙を検出
    する用紙検出手段と、該用紙検出手段の用紙検出信号に
    て上記速度検出手段の速度信号を出力するゲート手段と
    、クロックパルスを出力するパルス発生手段と、クロッ
    クパルスをカウントし一定数のクロックパルスのカウン
    ト後に信号を出力するカウンタと、該カウンタのカウン
    ト内容をリセットする端子に上記用紙検出手段の非用紙
    検出信号及び上記ゲート手段の出力信号を入力する回路
    とを備え、上記カウンタより出力される信号により紙詰
    りを検出することを特徴とする電子写真複写機の紙詰り
    検出装置。
JP4525583U 1983-03-28 1983-03-28 電子写真複写機の紙詰り検出装置 Expired JPS6010990Y2 (ja)

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JP4525583U JPS6010990Y2 (ja) 1983-03-28 1983-03-28 電子写真複写機の紙詰り検出装置

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JP4525583U JPS6010990Y2 (ja) 1983-03-28 1983-03-28 電子写真複写機の紙詰り検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS58196322U JPS58196322U (ja) 1983-12-27
JPS6010990Y2 true JPS6010990Y2 (ja) 1985-04-12

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