JPS601096B2 - 新規な自硬性砂鋳型用組成物 - Google Patents

新規な自硬性砂鋳型用組成物

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JPS601096B2
JPS601096B2 JP3766578A JP3766578A JPS601096B2 JP S601096 B2 JPS601096 B2 JP S601096B2 JP 3766578 A JP3766578 A JP 3766578A JP 3766578 A JP3766578 A JP 3766578A JP S601096 B2 JPS601096 B2 JP S601096B2
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和夫 刈米
勝利 阿部
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【発明の詳細な説明】 この発明は新規な目硬性砂鋳型用組成物および目硬性砂
鋳型の製造法に関するものである。
さらに詳細には、鋳物砂、遊離のアルドン酸またはゥロ
ン酸、糖類、セメントおよび水からなることを特徴とす
る新規な目硬性砂鋳型用組成物および目硬性砂鋳型の製
造法に関するものである。鋳物業界において鋳型造型作
業の中で、乾燥工程を省略できる目硬性砂鋳型は、鋳物
の生産性の向上ならびに近代化に効果的な鋳型造型法で
あるため、従釆の乾燥型鋳型の分野に広く進出してきて
いる。
目梗性砂鋳型は鋳物砂を粘縞剤で固めることによって作
られる。
したがって、さらに効果的な目硬性砂鋳型を開発するこ
とは、さらに優れた粘結剤を開発することにある。その
際、鋳物砂と粘結剤を混合して鋳型を造型するのに充分
な時間が保持できること、すなわち可便時間が充分にあ
ること、造型された鋳型が比較的短時間に型枠を外し得
る程度の強度に達すること、すなわち、鋳型の立上り強
度が充分であること、および型枠を外された鋳型が、注
湯可能な強度に達すること、すなわち最終強度が充分で
あることが、造型作業、強度面から見た目硬性砂鋳型に
要求される条件である。
ところで、立上り強度についてみれば、鋳物の大きさな
どによって異なるが、型枠の使用回転率を高めるため、
通常造型後約3ぴ分〜1時間後に少くとも2k9′の程
度になることが要求されており、また最終強度について
みれば、作業能率上翌日(約2巡時間後)には圧縮強度
にして、大略15k9/地になることが要求されている
以上の条件の他に、洋湯後に鋳型から鋳造され夕た鋳物
を取り出す際の鋳型の残留強度、すなわち崩壊性、崩壊
させた鋳型からの鋳物砂の回収性等が問題になる。
従来、目硬性砂鋳型組成物の粘結剤としては水ガラス(
レナし、酸ナトリウムの水溶液)、セメントなどの無機
物、あるいはフラン樹脂やフェノール樹脂のような合成
樹脂、乾性油などの有機物が使われている。
このうち、粘結剤として水ガラスを用いる目硬性砂鋳型
は、主として中型あるいは大型の鋳物用に用いられ、け
し、酸二石灰等の硬化促進剤を加えて硬化させる方法が
一般的である。
しかし、この硬化は化学反応によるものであって、温度
条件による影響を顕著にうけ、例えば冬期には所定の強
度に達する迄に長時間を要し、生産性を著しく損う欠点
がある。また、これらの粘給剤を用いた鋳型は注湯後の
鋳型の崩壊性が悪いので、鋳型から製品である鋳物を取
り出す際、およびその際砕かれた鋳型残骸から再利用す
るために鋳物砂を回収するのにも、多大の労力を必要と
する。回収砂は通常新しい鋳物砂と混合して用いられる
が、その際の鋳型に悪影響を及ぼさないためには、水ガ
ラスに由来する回収砂自体の質の低下により、再使用で
きる回収砂の軍は、50%程度が限度となる。その結果
、残りの鋳型残骸や、回収の際の細粒などの廃砂は、廃
棄されることになり、それらは雨水などにより強いアル
カリ溶液を流出するので、環境汚染の原因ともなるなど
、作業能率の低下や環境保全のための対策などの問題を
残している。一方「合成樹脂、鞄性油などの有機物を粘
結剤として用いた鋳型は常温強度は大きいが、残留強度
が小さいので、注湯後の砂の崩壊性にすぐれているが、
反面この特性の故に鋳型の大きさに制約をうけるため、
その用途が小物製品等の主型、中子に限定されている。
なお、合成樹脂を用いた鋳型は注傷時に含窒素化合物等
に起因する刺激臭の強い燃焼ガスが発生するので、作業
環境を著しく悪くするという問題がある。上記の如き種
々の問題を克服するために、更に目硬性砂鋳型組成物の
改良が試みられ、セメントとともに廃糖蜜を併用するい
わゆるセメント・糠蜜型組成物、あるいはセメントとマ
レィン酸無水物「 フタル酸無水物、しゆう酸、フマー
ル酸、ジグリコール酸、スルフアミン酸等の有機酸によ
って澱粉類を分解して得られる生成物、砂糖および水か
らなる鋳型組成物が開発された。
(特公昭40−3683)しかしながら、前者のいわゆ
るセメント・糖蜜型鋳型は、短時間に充分な立上り強度
が得られず、しかも注湯前に乾燥工程を必要とし、崩壊
性も充分とはいい難く、それに加えて洋傷時に廃糖蜜中
の含窒素不純物が原因と思われる不快臭が発生するなど
の難点がある。
また、後者の場合には、鋳型の強度は改良されるものの
、組成分の1つである澱粉類の分解生成物は粘性が大き
いため取扱い貯蔵などが面倒であり、硬化を阻害する物
質を同時に含んでいるなどの難点がある。一方、その後
、セメント、砂糖を主成分とする物質および水酸基を少
くとも3個以上有し、分子量が160〜380を有する
有機物のアルカリ金属塩(例えばグルコン酸ナトリウム
)からなる鋳物砂型用組成物が開発された(特公昭47
−39815)。
この組成物は、上記のセメント・糠蜜型鋳型組成物、あ
るいはセメント、澱粉の分解産物、砂糖および水からな
る鋳型組成物の欠点である立上り強度、不快臭の発生な
どの点において改善されてはいるが、それでもなお強度
、特に立上り強度の点でまだ充分とはいい難く、ことに
冬期間など気温の低下している時には立上り強度が低下
する傾向が大きい。この解決策として、この組成物中の
セメント量を増量することにより立上り強度、最終強度
ともに幾分増すが、崩壊性が悪くなるという難点がでて
くる。
またセメントの使用量を減量し、その代りとして該有機
酸のアルカリ金属塩(例えばグルコン酸ナトリウム)を
比較的多量に使用すれば「立上り強度、最終強度、崩壊
性の面で従来のセメントを粘結剤とする目硬性砂鋳型の
弱点がより改善されるものの、次のような難点をまぬが
れない。すなわち、該有機酸の金属塩(例えばグルコン
酸ナトリウム)の水に対する溶解性が比較的低いために
、セメントおよび砂中への分散性が悪く、そのため該有
機酸の金属塩(例えばグルコン酸ナトリウム)を増量す
るにつれ、それの一部が結晶として析出し、そのような
砂鋳型で実際の鍵込作業を行った場合に、溶湯の熱によ
り鋳型表面に無数の泡状炭化物が噴出し、製品の表面に
種々の鋳造欠陥を起しやすい難点がある。
この発明者らは「上に述べたようなセメントを粘給剤と
する目硬性砂鋳型にまつわる種々の問題点をより理想的
なものに改善すべ〈鋭意研究した結果、この発明を完成
した。
すなわち、上記してきた如く、セメントを粘鯖剤とする
目硬性砂鋳型組成物として、他の紙結剤の1つとして水
酸基を少くとも3個以上有し、分子量が160〜380
を有する有機酸のアルカリ金属塩を用いることが知られ
ていたが、このような有機酸のアルカリ金属塩を単に遊
離の有機酸そのものとして使用する場合には、水和反応
などを阻害しやすく、最終強度も期待し難いので、該有
機酸を遊離の形としては使用することができないとされ
、この技術思想は砂鋳型組成物について常識とされてき
た。
しかしながら、この発明者らが、種々鋭意研究した結果
、全く意外にも、粘結剤として糠類とともに遊離のアル
ドン酸そのもの、または遊離のウロン酸そのものを用い
ると、対応する有機酸のアルカリ金属塩を用いた場合よ
りも、より高い立上り強度を示し、最終強度も充分で、
しかも崩壊性の優れた目硬性砂鋳型用組成物が得られる
ことを見出し、さらに研究した結果、この発明を完成し
た。従って、この発明の目的は前述してきたような種々
の難点を有しない目硬性砂鋳型用組成物およびその製造
法を提供することにあり、また他の目的は、立上り強度
が高く、最終強度が充分であり、しかも注湯後に有害ガ
スを発生することなく、崩壊性、砂回収性の優れた等の
利点を持つ新規な目硬性砂鋳型用組成物を提供すること
にある。
この発明によれば、上記の目的は鋳物砂に遊離のアルド
ン酸またはウロン酸、糖類、セメントおよび水を添加混
練し、造型後鋳型を目硬させることにより達成される。
この発明に用いられる鋳物砂および粘結剤について説明
すると、次の通りである。tl} 鋳物砂としては公知
の耐火物骨材、例えばけし、砂、オリビンサンド、ジル
コンサンド等、いずれも使用することができる。
{2} アルドン酸(アルドースの還元性末端が酸化さ
れ、カルボキシル基となった酸)としては、例えばグル
コン酸、グルコベプトン酸、キシロン酸、アラボン酸な
どが挙げられる。
またウロン酸(アルドースのアルコール性末端が酸化さ
れカルボキシル基となった酸)としては、例えばグルク
ロン酸などが挙げられる。これらアルドン酸またはウロ
ン酸は、通常、それぞれ鋳物砂に対して0.1〜5重量
%程度、好ましくは0.5〜3重量%程度使用すること
が適当である。{3} 糖類としては例えばグルコース
、フラクトース、ガラクトース、マンノース、ソルボー
ス等の六炭糖類、リボース、アラビノース、キシロース
等の五炭糖類などの単糖類あるいはシュークロース等の
二糖類が挙げられるが、これらのうちでとくに単糖類が
好ましい例として挙げられる。これらの糖類は、それぞ
れ単独で、あるいは2種以上の混合物として使用しても
よく、混合物の好ましい例としてはグルコースとフラク
トースの混合物、例えば異性化糖などが挙げられる。ま
たこれら糖類は鋳物砂に対して、通常、それぞれ0.1
〜8重量%程度、好ましくは1〜4重量%程度使用する
のが適当である。‘41 セメントとしては、普通ボル
トランドセメント、早強ボルトランドセメント、超早強
ボルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシユ
セメント、アルミナセメント、ジエツトセメント等の各
周知のセメントがいずれも用いられる。またこれらセメ
ントは鋳物砂に対して、通常、それぞれ0.1〜1の重
量%程度、好ましくは1〜6重量%程度使用するのが適
当である。‘5} 本発明の目硬性砂銭用組成物の硬化
に必要な水の量は、成形性の塊片を生成するのに充分な
量であればよいが、通常、全水量として1〜7重量%、
好ましくは1.5〜3.5重量%程度になるようにする
のが適当である。勿論、上記の粘結剤、あるいは他の添
加物質、使用形態、気候などに左右されることはいうま
でもない。上記に示したこの発明の目硬性砂鋳型用組成
物における粘綾剤中の各成分の配合割合については、使
用目的、造型する鋳型の形状、通気条件、室内温度、気
候に応じて適宜に加減して用いることによって鋳型を能
率よく且つ経済的に調製することができる。
なお、上記の配合割合の数値は臨界的なものではなく、
その範囲外でも鋳型の調製は可能であるが、規定量以上
使用する場合は経済性が悪く、また以下の使用量では所
望する強度が得られない場合がある。この発明の目硬性
砂鋳型用組成物は使用する糠類および遊離のアルドン酸
またはウロン酸自体が砂鋳型の表面安定効果、あるいは
砂鋳型の崩壊性をよくする効果を有するため、一般的に
はそれらを目的とする添加剤を添加する必要はないが、
使用目的等により、必要に応じて他の添加剤を添加して
もよい。
本発明によれば、従来のセメントを粘絹剤とする目硬性
砂鋳型に較べて、立上り強度において大中に改善される
特に、大占結剤としてセメント、砂糖を主成分とする物
質、および水酸基を少くとも3個以上有し、分子量が1
60〜380を有する有機酸のアルカリ金属塩(例えば
グルコン酸ナトリウム)を用いる公知方法(以下有機酸
のアルカリ金属塩を用いる方法とする)(特公昭47−
39815)に較べて造型後一定時間(例えば0.5〜
1時間)の立上り強度についてみると、約2〜3倍程度
の圧縮強度を示す。また、本発明によれば、同一時間(
例えば造型後1時間)に、型枠を外すために必要な立上
り強度を得ようとする場合、公知方法で用いる有機酸の
アルカリ金属塩の使用量に較べて、略々その半量程度の
遊離のアルドン酸またはウロン酸で充分であるという利
点がある。
さらに、有機酸のアルカリ金属塩を用いる公知方法にお
いては、有機酸のアルカリ金属塩の使用量を増加しても
、必要な立上り強度に達するまでの時間を更に短縮する
ことはできないのに較べて、この発明によれば、遊離の
アルドン酸またはゥロン酸の使用量を増加することによ
り、極めて短時間(例えば約15分)で既に必要な立上
り強度を得ることができ、このことは型枠の回転率を高
めるのに有利である。
上記の如く、本発明によれば、有機酸のアルカリ金属塩
を用いる公知方法に較べて、一定時間後の立上り強度が
高く、しかも短時間に立上り強度が増大するにもかかわ
らず、上記公知方法と同等の最終強度を保ち、同時に洋
湯後の鋳型の崩壊性も良好で「 しかも一度使用した回
収砂をほとんど100%近く再使用できる等の優れた結
果が得られる。
更に他の利点は、本発明で用いる遊離のアルドン酸又は
ゥロン酸は溶解性が高く、鋳物砂およびセメント中への
分散性がよいので、その結晶が析出することがなく、従
って実際の銭込作業を行った場合「鋳型表面に泡状の炭
化物が噴出することがないので、製品表面に鋳物欠陥を
生ずることがない。
以上述べた本発明の効果は下記に示す試験例からも明ら
かである。
試験例 1 次に示す材料および配合比ならびに操作方法に従って作
業を行ない、砂後型試験片を作成して強度試験を行った
○)使用材料および配合比(重量比) 骨村:けし、砂(掛蓬K‐5)(合水量0.2%)10
鷹芯粘結剤: ‘a) 異性化糖(*2) 2部‘b
} 超早強ボルトランドセメント 4部tc} 水
分(*3) 1.5部{dー グ
ルコン酸50%水溶液またはグルコン酸ナトリウム50
%水懸濁液各々○、1.0、1.52.0、2.ふ3.
庇都(言王)(*1) 純分換算による(*2) 水分
の配合比中には異性化 糖中に含まれる水分を含む。
上記各材料はすべて、温度2000、相対湿度73%の
恒温恒温室に一晩放置してから使用した。
但し、異性化糖、超早強ボルトランドセメント、グルコ
ン酸50%水溶液、グルコン酸ナトリウム50%水懸濁
液は各々密封された状態で放置した。‘21 操作法 5〆容モルタルミキサーに上託けし、砂2.7kgと上
記セメント108夕を入れ、手で予備混合した後、3硯
砂・間混練し、続いてこれに計算量の上記配合比の粘結
剤を加え、さらに1分間混練した。
この混練鋳物砂を手込めによって50(直径)×50(
高さ)(肋)の砂鋳型試験片作製用木型につめ込む。こ
の木型を温度20q0、相対湿度73%の垣温陣湿室中
に放置し、5分後に抜型した。5分後に抜型できない場
合には、20分後に抜型した。
試験片を作製してから、18分、30分、1時間、2想
壱間後に圧縮強度を測定した。結果は第1表の通りであ
る。表中のデータは6〜12食体の平均値である。また
、造型後24時間放置した試験片を250℃、1時間焼
成し、試験片表面の泡状炭化物の有無を観察した。その
結果、グルコン酸を使用した場合には、焼成後の炭化物
の噴出はみられなかったが、これに反し、グルコン酸ナ
トリウムを使用した場合には、炭化物の噴出が観察され
た。表1.試験片の放置時間と圧縮強度の経時変化(k
g/の)試験例 2試験例1における粘結剤の組成のう
ち、異性化糖をグルコースに(但し純分換算による)、
グルコン酸をグルコヘプトン酸に、グルコン酸ナトリ.
白箕ゥムをグルコヘプトン酸ナトリウムに置き換えたほ
かは、まったく同様の条件で試験した結果は表2の通り
である。
表2.試験片の放置時間と圧縮強度の経時変化(kg/
の)試験例 3試験例1における粘結剤の組成のうち、
異性化糖をキシロースに(但し、純分換算による)、グ
ルコン酸をアラボン酸に、グルコン酸ナトリウムをアラ
ボン酸ナトリウムに置き換えたほかは、まったく同様の
条件で試験した結果は表3の通りである。
表3.試験片の放置時間と圧縮強度の経時変化(kg/
の)試験例 4次に示す材料および配合比ならびに操作
方法に従って作業を行い、砂鋳型試験片を作成して強度
試験を行った。
‘1} 使用材料および配合比(重量比)骨村:けし・
砂(雛津けし・砂5号)(含水量0.2%)
10の部粘結剤:‘a} 超早
強ボルトランドセメント 4部{b)グルコース(
*2) 2部‘c} 水分(*3)
2部‘d} アルドン酸またはアルド
ン酸ナトリウム(*4)各々0、0.51部 (言主)(*1) 純分換算による (*2) 全水量 (*3) 各々遊離の酸に換算 上記、各材料はすべて、温度20つ0、相対湿度73%
の恒温恒温室中に一晩放置してから使用した。
但し、グルコース、超早強ボルトランドセメント、アル
ドン酸、アルドン酸ナトリウムは各々密封された状態で
放置した。(2} 操作法 5ク客モルタルミキサーに上記けし、砂2.0K9と上
記セメント80夕を入れ、手で予備混合した後、3の砂
間混線し、続いてこれに計算量の上記配合比の粘結剤を
加え、さらに1分間混練した。
この涙練鋳物砂を手込めによって50(直径)x50(
高さ)(柳)の砂鋳型試験片作製用木型につめ込む。こ
の木型を温度2000、相対湿度73%の垣温恒温室中
に放置し、5分後に抜型した。5分後に抜型できない場
合にはt20分後に抜型した。
試験片を作製してからへ 3び分、1時間、24時間後
に圧縮強度を測定した。結果は表4の通りである。下記
表中のデー外ま6〜3功食体の平均値であ表4.試験片
の放置時間と圧縮強度の経時変化(K9/地) 註)*グルコン酸の添加に当っては、グルコン酸の脱水
物であるグルコノデル タラクトン(水溶液中でグルコン酸 になる)を用いた。
試験例 5 試験例4における粘結剤の組成のうち、グルコースを異
性化糖(但し、純分換算による)に代えたほかは、上記
試験例4と全く同様の条件で試験した結果は表5のとお
りである。
表5.試験片の放置時間と圧縮強 度の経時変化 (kg/の) 試験例 6 試験例4における粘結剤の組成のうち、グルコースをキ
シロース(但し、純分換算による)に代えたほかは、上
記試験例4と全く同様の条件で試験した結果は表6のと
おりである。
表6.試験片の放置時間と圧縮強 度の経時変化(kg/の) 試験例 7 試験例4における粘結剤の組成のうち、セメントを早強
ボルトランドセメントに代えたほかは、試験例4と全く
同様の条件で試験した結果は表7のとおりである。
表7.試験片の放置時間と圧縮強 度の経時変化(kg/の) 試験例 8 試験例4における粘結剤の組成のうち、セメントを早強
ボルトランドセメントに、またグルコースを異性化糖(
但し、純分換算による)に代えたほかは、上記試験例4
と全く同様の条件で試験した結果は表8のとおりである
表8.試験片の放置時間と圧縮強 度の経時変化(珍/雌) 試験例 9 試験例4における大占結剤の組成のうち、グルコースを
異性化糖(純分換算による)に、アルドン酸をウロン酸
の1種であるグルクロン酸に代えたほかは上記試験例4
とまったく同様の条件で試験した結果は表9の通りであ
る。
表9.試験片の放置時間と圧縮強 度の経時変化(kg/の) 次にこの発明の実施例を示す。
実施例 1 けし、砂 10の郡
超早強ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による)
水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混線して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 2 けし、砂 10礎邦早
強ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による)水
分 2部(全水量、但
し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を漉練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 3 けし、砂 10碇郡普
通ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による)水
分 2部(全水量、但
し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 4 けし、砂 10碇部
超早強ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による
)水分 2部(全水量
、但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
0.5部(遊離の酸として)上記組成物
を混練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 5 レナい砂 10碇部超早
強ボルトランドセメント 4部グルコース
2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 6 けし、砂 10碇部卓
強ボルトランドセメント 4部グルコース
2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を泥練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 7 けし、砂 10唯苑普
通ボルトランドセメント 4部グルコース
2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混線して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 8 けし、砂 10碇部
超早強ボルトランドセメント 4部グルコー
ス 2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
0.5部(遊離の酸として)上記組成物を
潟練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 9 けし、砂 10碇部超
早強ボルトランドセメント 4部キシロース
2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を涙練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 10 けし、砂 10の部早
強ボルトランドセメント 4部キシロース
2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を濠練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 11 けし、砂 10碇部普
通ボルトランドセメント 4部キシロース
2部(純分換算による) 水分 2部(全水量t
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混線して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 12 けし、砂 10碇郡
超早強ボルトランドセメント 4部キシロー
ス 2部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
0.5部(遊離の酸として)上記組成物を
泥練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 13 けし、砂 10碇部超
早強ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による)水
分 2部(全水量、但
し砂の含有水分は除く)グルコヘプトン酸
1部(遊離の酸として) 上記組成物を濠練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 14 けし、砂 10碇部
麓卓強ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による
)水分 2部(全水量
、但し砂の含有水分は除く)アラボン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混線して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 15 けし、砂 10礎部超
早強ボルトランドセメント 4部異性化糠
2部(純分換算による)
水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)キシロン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混線して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 16 けし、砂 10碇瓢
超早強ボルトランドセメント 4部異性化糖
2部(純分換算による)
水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
2部 (遊離の酸として) 上記組成物を渥練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 17 けし、砂 10碇部超
早強ボルトランドセメント 6部グルコース
1.5部(純分換算によ
る)水分 2部(全水
量、但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 18 けし、砂 10碇部
超早強ボルトランドセメント 6部異性化糖
1.5部(純分換算
による)水分 2部(
全水量、但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混線して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 19 けし、砂 10碇部超
早強ボルトランドセメント 3部グルコース
3部(純分換算による) 水分 2部(全水量、
但し砂の含有水分は除く)グルコン酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を泥練して目硬性砂鋳型用組成物とする。
実施例 20 リブい砂 10碇郭
超早強ボルトランドセメント 3部異性化糖
3部(純分換算による
)水分 2部(全水量
、但し砂の含有水分は除く)グルコソ酸
1部 (遊離の酸として) 上記組成物を混練して目硬性砂鋳型用組成物とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋳物砂、遊離のアルドン酸またはウロン酸、糖類、
    セメントおよび水からなることを特徴とする新規な自硬
    性砂鋳型用組成物。 2 糖類が単糖類である特許請求の範囲第1項記載の新
    規な自硬性砂鋳型用組成物。 3 単糖類がグルコース、フラクトース、ガラクトース
    、マンノース、ソルボース等の六炭糖類、リボース、ア
    ラビノース、キシロース等の五炭糖類である特許請求の
    範囲第2項記載の新規な自硬性砂鋳型用組成物。 4 アルドン酸がグルコン酸、グルコヘプトン酸、キシ
    ロン酸またはアラボン酸である特許請求の範囲第1項か
    ら第3項のいずれかに記載の自硬性砂鋳型用組成物。 5 ウロン酸がグルクロン酸である特許請求の範囲第1
    項から第3項のいずれかに記載の自硬性砂鋳型用組成物
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