JPS6010887B2 - 金属・合成樹脂複合板の剥離方法 - Google Patents

金属・合成樹脂複合板の剥離方法

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JPS6010887B2
JPS6010887B2 JP51009245A JP924576A JPS6010887B2 JP S6010887 B2 JPS6010887 B2 JP S6010887B2 JP 51009245 A JP51009245 A JP 51009245A JP 924576 A JP924576 A JP 924576A JP S6010887 B2 JPS6010887 B2 JP S6010887B2
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JP
Japan
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plate
roll
thermoplastic resin
metal
metal plate
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JP51009245A
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JPS5293488A (en
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芳輝 山口
隆義 景山
教治 村岡
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成樹脂板と金属板が互いに援着してなる複
合板において、両者を剥離させる方法に関する。
合成樹脂板と金属板からなる複合板は、それぞれの単板
にない優れた特性を有しているため種々の分野で用途開
発が行われている。
とくにポリエチレンのような熱可塑性樹脂板の両面にア
ルミニウム箔のような金属薄板を接着した複合板はすで
に工業的規模で生産されており、軽量性、耐衝撃性、断
熱性、剛性などの優秀さを生かし各種用途の基材として
用いられている。これら用途においては熱可塑性樹脂板
と金属板の間の接着力が充分大きいことが要求されてい
るが、その反面、界面の接着力が大きいと、複合板の製
造過程で生ずる端部いわゆる耳、あるいは格外品または
使用済の廃品などから熱可塑性樹脂板と金属板を剥離し
それぞれを回収することは容易でない。本出願人は先に
複合板の剥離方法として熱可塑性樹脂板の界面のみが溶
融するように加熱し、同時に金属薄板および熱可塑性樹
脂板に張力をそれぞれ別途に加えることによって剥離す
る方法を提案した(特顔昭49一103849号)。
この方法は前記張力によって剥離するものであるから、
長い被処理物を連続的に処理するには好適な方法であっ
たが、しからざる場合には被処理物の変る毎に新たな引
取り操作を加える必要があるので、短い被処理物の大量
処理には適しているとは言えなかった。本発明はさらに
適用範囲の広い剥離方法を提供するものであって、圧縮
力によって剥離を行うので前記のような欠点を生じない
すなわち本発明は、熱可塑性樹脂のビカット軟化点以下
室温以上に保たれた熱可塑性樹脂板と金属板とが接着し
てなる複合板を、ロール間圧力100kg/弧ないし5
00k9/抑でロール間を通過させることからなり、而
して剥離すべき金属板層に当接するロールとして、熱可
塑性樹脂の融点ないしそれより150℃高い温度の範囲
に保たれた繊密構造のェンボス模様を有するェンボスロ
ールを用いることを特徴とする複合板の剥離方法である
。本発明に適用される複合板としては、熱可塑性樹脂板
の両面に金属薄板を接着してなる複合板が好適である。
複合板としては熱可塑性樹脂を金属板に板状で融着させ
る方法、あるいはその際、熱可塑性樹脂層に金属板との
接着性を向上せしめうるものを存在させる方法、さらに
は熱可塑性樹脂板と金属板を接着剤を介して接着させる
方法などによって作られたものであってもよい。金属板
としては、たとえば、アルミニウム、鉄、銅、スズ、亜
鉛、ニッケル、ステンレスなどの金属や合金であっても
よい。
金属板の厚みにとくに制限はないが、あまり厚いと剥離
が難かしく、また非常に薄いものは切断され易いので、
50なし、し2000山程度のものが適当である。一方
熱可塑性樹脂として、高密度、中密度、低密度のポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体などのポリオレフィン系の樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレンABS樹脂などであってもよい。熱可塑性樹
脂層厚みにもとくに制限はないが、あまり薄いものは好
適とはいえず、たとえば0.5脚以上程度のものである
ことが望ましい。熱可鰯性樹脂として中低圧法ポリエチ
レンのようなポリオレフィンを用いる場合には、不飽和
カルボン酸やその無水物、金属酸化物や金属水酸化物な
どの金属化合物あるいは不飽和カルボン酸、その無水物
、ェポキシ化合物などで変化したポリオレフィンなどを
金属板との接着性向上剤として一種または二種以上ポリ
オレフィンに混合しておけば、接着剤を用いない複合板
を作ることは可能であり、このような複合板は勿論本発
明の素材として好適である。
熱可塑性樹脂層には、この他各種安定剤、顔料、無機充
填剤などを配合したものであってもよい。本発明におい
ては、ロールとロールの間に前記複合板を通過させ、複
合板に高圧を作用させる。
この際、剥離すべき金属板と当援するロールとして繊密
構造のェンポス模様を有するェンボスロールを使用する
。従って熱可塑性樹脂板の両面に金属板を接着した構造
の複合板から、同時に両面の金属板を剥離するには、相
対するロール双方に前記ェンボスロールが用いられる。
ェンボス模様としては、圧縮力が最大となる高部(たと
えば凸部)とその他の部分からなるか、模様付けの目的
ではないので、圧縮力が全面に亘つて均一となるのが好
ましく、従って高部の面か一定している(凸部高さが一
定である)ものが好ましい。また複合板の金属板厚みあ
るいはその接着強度などによっても異なるが、樹脂部に
ある程度以上の喰い込みを起こさせるため、高部高さ(
たとえば凸部高さ)をあまり低くしないようにするべき
であり、たとえば0.5ないし2柳程度の高さとするこ
とが望ましい。一般には凸部が非連続的に点在するよう
なェンボスロールが好適に使用される。その際、ロール
凸部は、多角形または円形のものが一般的であり、たと
えば、径が0.5ないし5肋、とくに0.5なし、し3
側の凸部が、0.5ないし5肋とくに0.5ないし2側
の間隔(凸部間の最短距離)をおいて配列された模様の
ものが好適である。さらに金属板層の切れを最小に押え
るには、ロール流れ方向に対して直角の辺を有しないよ
うな凸部のものが好ましい。しかしながら他の複雑な形
状のものであってもよく、また直線状の凸部か平行に並
んだようなロールであってもよい。しかしながら何れに
しても、剥離を全面的に均一でしかも容易に行うために
は凸部間隔があまり離れているのは好ましくなく、凸部
を形成する外形線分の点においても相隣る凸部の外形線
分との間隔が5柳以下、とくに0.5なし、し2側であ
ることが好ましい。また凸部の頂部が平面を形成する場
合、その平面上の任意の点が平面を形成する外形線分か
ら、2.5伽以内、とくに1.5肌以内にあることが好
ましい。以上のような繊密構造のェンボスロールに金属
板層が当俵するように前記複合板を通過せしめるのであ
るが、ロール間圧力として100k9/弧ないし500
k9/cの、好ましくは180k9/即ないし500k
9/肌の糠圧(ニップ圧)をかける必要がある。
勿論、所要圧力は金属板層の厚さ、金属板層と合成樹脂
板層との接着力によっても異なるものであるが、線圧が
小さいと全面的に剥離させることが難かしい。尚ここで
いう線圧(ニップ圧)とは、ロール間の被処理物にかか
るロール荷重をロール長で除したロール単位長さ当たり
のロール荷重のことである。ロールで圧縮する際、熱可
塑性樹脂層は本質的に軟化状態でない方が好ましく、し
たがってロールには、該樹脂のピカット軟化点(AST
MD1525)以下室温以上の温度、好ましくは常温近
辺の状態で複合板を送るのがよい。
しかしながら金属板層および接着面は若干加熱されてい
る方が好ましいので、ェンボスロールは高温に加熱され
ているものを用いる。金属板の厚み、複合板の送り速度
などによっても異なるが、通常熱可塑性樹脂の融点以上
ないしそれより150qo程度高い温度の範囲に保たれ
る。本発明によって剥離が生ずる機構は明らかでないが
、繊密構造のェンボスロールを用いることによって接着
界面の各所において樹脂のずれが生じて接着が破壊され
るものと推察される。
本発明によれば多くの場合、ロールから出た複合板の金
属板と樹脂板は完全に剥離しているので、とくに引き取
り操作を加えなくとも簡単にそれぞれ選別することがで
きる。
次に実施例により説明する。
実施例 1 ポリエチレンの両面にアルミニウム箔を接着した複合板
(プラニウム■2200、アルミニウム厚0.2側、ポ
リエチレン厚2柳、接着強度25kg/inch、三井
石油化学社製)を高さ0.5肌の1肌四方の凸部が中心
間距離2.5肌の間隔をおいて配列された斜格子柄のェ
ンボス模様を有する120側めのプレスロールの間を通
過させた。
供給する複合板の表面温度を1500に保ち、プレスロ
ール表面温度を180qo又は210qoに、プレス圧
力を200k9/肌、250X9/cの又は400kg
/狐に、ロール速度を3の/sec、6仇/sec又は
10机/secにそれぞれ変えたが何れもアルミニウム
の完全な剥離が見られた。実施例 2 複合板としてアルミニウム厚みの異なるプラニゥム■2
100(アルミニウム厚0.1柳、接着強度14k9/
inch)の塗装品を用いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂のビカツト軟化点以下室温以上に保た
    れた熱可塑性樹脂板と金属板とが接着してなる複合板を
    、ロール間圧力100kg/cmないし500kg/c
    mでロール間を通過させることからなり、而して剥離す
    べき金属板層に当接するロールとして、熱可塑性樹脂の
    融点ないしそれより150℃高い温度の範囲に保たれた
    緻密構造のエンボス模様を有するエンボスロールを用い
    ることを特徴とする複合板の剥離方法。 2 複合板が、熱可塑性樹脂板の両面に金属板を接着し
    たものである特許請求の範囲第1頃記載の剥離方法。 3 金属板がアルミニウム板である特許請求の範囲第1
    頃記載の剥離方法。 4 金属板の厚みが50μないし2000μである特許
    請求の範囲第1頃ないし第3頃のいずれかに記載の剥離
    方法。 5 ロール間圧力を180ないし500kg/cmとす
    る特許請求の範囲第1頃記載の剥離方法。 6 エンボスロールとして、0.5ないし5mmの径の
    凸部が0.5ないし5mmの間隔をおいて配列した緻密
    構造のエンボス模様を有するロールを用いる特許請求の
    範囲第1頃の剥離方法。
JP51009245A 1976-02-02 1976-02-02 金属・合成樹脂複合板の剥離方法 Expired JPS6010887B2 (ja)

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JPS5293488A JPS5293488A (en) 1977-08-05
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DE3004052A1 (de) * 1979-12-21 1981-09-03 Schweizerische Aluminium AG, 3965 Chippis Verfahren zur trennung der deckbleche einer metall/kunststoff/metall-verbundplatte vom kunststoffkern
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