JPS60108314A - 含水ケイ酸スラリ−の製造法 - Google Patents
含水ケイ酸スラリ−の製造法Info
- Publication number
- JPS60108314A JPS60108314A JP21210283A JP21210283A JPS60108314A JP S60108314 A JPS60108314 A JP S60108314A JP 21210283 A JP21210283 A JP 21210283A JP 21210283 A JP21210283 A JP 21210283A JP S60108314 A JPS60108314 A JP S60108314A
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- Japan
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- slurry
- cake
- water
- hydrated silica
- silicic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は糊状の安定性のある含水ケイ酸ス2リーに関し
、更に詳しくは含水率が75重量−以下の低含水率の含
水ケイ酸スラリーに関するものである。
、更に詳しくは含水率が75重量−以下の低含水率の含
水ケイ酸スラリーに関するものである。
含水ケイ酸は通常湿式法により製造され製紙工業等にお
いては通常、水で分散懸濁された後配合され、特殊填料
として使用されている。
いては通常、水で分散懸濁された後配合され、特殊填料
として使用されている。
本発明は、含水ケイ酸を微粉末の状態までにせず、糊状
のスラリーとした含水ケイ酸の製造法を提供するもので
ある。
のスラリーとした含水ケイ酸の製造法を提供するもので
ある。
本発明方法による含水ケイ酸スラリーは運搬貯蔵におい
てタンク、タンク車、トロリー車等が使用出来、取扱上
利点が多々あり、又価格においても乾燥、粉砕等がない
ので低摩である特徴を有している。
てタンク、タンク車、トロリー車等が使用出来、取扱上
利点が多々あり、又価格においても乾燥、粉砕等がない
ので低摩である特徴を有している。
従来の含水ケイ酸の製造法は湿式法によるもので、その
方法はケイ酸ナトリウム水溶液と鉱酸、通常は硫酸との
中和反応により微細な含水ケイ酸を析出させ、その反応
懸濁液を濾過し、水洗脱水して含水ケイ酸済過ケーキを
得ていた。
方法はケイ酸ナトリウム水溶液と鉱酸、通常は硫酸との
中和反応により微細な含水ケイ酸を析出させ、その反応
懸濁液を濾過し、水洗脱水して含水ケイ酸済過ケーキを
得ていた。
このケーキの水分含量は80重量%程度で、濾過圧力を
いくら高めて濾過してもこれ以下にすることは殆んど不
可能であった。又このケーキをスラリー化したものは放
置すると水分が分離して安定なスラリー状には成り得な
かった。
いくら高めて濾過してもこれ以下にすることは殆んど不
可能であった。又このケーキをスラリー化したものは放
置すると水分が分離して安定なスラリー状には成り得な
かった。
本発明者等はこれらの点に鑑み、糊状の安定性のある含
水ケイ酸スラリーの開発に成功し本発明に到達した。
水ケイ酸スラリーの開発に成功し本発明に到達した。
本発明の方法は、ケイ酸ナトリウム水溶液と鉱酸を中オ
ロ反応させ、生成する含水ケイ酸の懸濁液を濾過し、こ
の濾過ケーキを水で洗浄し、濾過後得られる含水ケイ酸
r過ケーキを攪拌してスラリー化後これを加圧p過脱水
し、該ケーキを再攪拌によシ糊状の含水ケイ酸スラリー
を製造する方法である。
ロ反応させ、生成する含水ケイ酸の懸濁液を濾過し、こ
の濾過ケーキを水で洗浄し、濾過後得られる含水ケイ酸
r過ケーキを攪拌してスラリー化後これを加圧p過脱水
し、該ケーキを再攪拌によシ糊状の含水ケイ酸スラリー
を製造する方法である。
上記の方法の特徴は含水ケイ酸の濾過ケーキを攪拌する
ことによりこのケーキの凝集体構造を破壊することによ
って、内蔵する水分を含水ケイ酸粒子の付着水とし、こ
れにより加圧濾過で水分含有率を低下さすことを可能と
したことにある。即ち従来法では80重量−以下にする
ことが出来なかった水分含有率を本発明では70〜75
重量%に低下させることが出来た。
ことによりこのケーキの凝集体構造を破壊することによ
って、内蔵する水分を含水ケイ酸粒子の付着水とし、こ
れにより加圧濾過で水分含有率を低下さすことを可能と
したことにある。即ち従来法では80重量−以下にする
ことが出来なかった水分含有率を本発明では70〜75
重量%に低下させることが出来た。
本発明の攪拌は、含水ケイ酸p過ケーキの凝集構造を破
壊するに足るものであれば良い。
壊するに足るものであれば良い。
尚本発明の濾過は加圧することが出来るp逸機であれば
良く、好ましくはフィルタープレスを使用するも、ので
ある。
良く、好ましくはフィルタープレスを使用するも、ので
ある。
濾過圧力は0.5〜10 Kq/caで、好ましくは3
、5〜8 Kf/cJである。即ち0.5 K4/cr
1未満では含水率の低下には長時間を要し、又10 K
f/caを越えてもその効果には余り差がない。
、5〜8 Kf/cJである。即ち0.5 K4/cr
1未満では含水率の低下には長時間を要し、又10 K
f/caを越えてもその効果には余り差がない。
実施例1
内容積30/、の攪拌装置を有するジャケット付反応槽
に、予めStO,濃度13 t/lに調製されたNa2
o−sio、 (モル比1:3.3)のpH10のケイ
酸ナトリウム水溶液と85℃に加温した温水とを、それ
ぞれ1.05 Kf、13.5 Ky装入しこれを85
℃に加温し、これに比重1.063のケイ酸t トIJ
fy ム(NazO−8iO,モル比1:3.3)の
水溶液10.7 Kpと濃度98%硫酸0.736 K
pとを同時に加え、これを85℃に保温しつつ100分
間反応させ、得られだSin、濃度50 f/lの微細
な含水ケイ酸の反応懸濁液をフィルタープレスで濾過し
不純物を温水で洗浄除去して得られた含水ケイ酸濾過ケ
ーキ(含水率85重量%)を往復攪拌機(高崎製作所製
ALO4)にかけ回転数230〜300 c、p、mで
30分間攪拌してこれをスラリー化した。これを加圧濾
過脱水し、該ケーキを再攪拌して再スラリー化した。こ
のスラリーは糊状で安定性を有し、水分を分離すること
なく、商品として貯蔵、運搬することが出来た。
に、予めStO,濃度13 t/lに調製されたNa2
o−sio、 (モル比1:3.3)のpH10のケイ
酸ナトリウム水溶液と85℃に加温した温水とを、それ
ぞれ1.05 Kf、13.5 Ky装入しこれを85
℃に加温し、これに比重1.063のケイ酸t トIJ
fy ム(NazO−8iO,モル比1:3.3)の
水溶液10.7 Kpと濃度98%硫酸0.736 K
pとを同時に加え、これを85℃に保温しつつ100分
間反応させ、得られだSin、濃度50 f/lの微細
な含水ケイ酸の反応懸濁液をフィルタープレスで濾過し
不純物を温水で洗浄除去して得られた含水ケイ酸濾過ケ
ーキ(含水率85重量%)を往復攪拌機(高崎製作所製
ALO4)にかけ回転数230〜300 c、p、mで
30分間攪拌してこれをスラリー化した。これを加圧濾
過脱水し、該ケーキを再攪拌して再スラリー化した。こ
のスラリーは糊状で安定性を有し、水分を分離すること
なく、商品として貯蔵、運搬することが出来た。
実施例2
実施例1に準じて得られだ含水ケイ酸濾過ケーキ(含水
率83重量%)を実施例1と同じ往復攪拌機で同じ攪拌
条件で攪拌して、これをスラリーとし、フィルタープレ
スで濾過圧力0.5Ky/crlで4時間濾過し、含水
率73重量%の低含水率含水ケイ酸濾過ケーキを得た。
率83重量%)を実施例1と同じ往復攪拌機で同じ攪拌
条件で攪拌して、これをスラリーとし、フィルタープレ
スで濾過圧力0.5Ky/crlで4時間濾過し、含水
率73重量%の低含水率含水ケイ酸濾過ケーキを得た。
次いでこの濾過ケーキをそのままミキサー(日立、VA
−790)にかけ、回転数7500〜9500rpmで
10分間攪拌して糊状の含水ケイ酸スラリーを得た。
−790)にかけ、回転数7500〜9500rpmで
10分間攪拌して糊状の含水ケイ酸スラリーを得た。
試験例二(
実施例1で得られた含水ケイ酸スラリーを軽量新聞用紙
の製造に使用してその効果を従来品使用方法は、標準解
離機で原料)くルブを1θ分間解離し、次いでタツピ式
(TAPPI)ビータ−で15分間解離された混合ノ(
ルプ(フリーネス550 cc )にそれぞれ含水ケイ
酸スラリーを固形分換算で対パルプ重量1.3チ添加し
攪拌した。
の製造に使用してその効果を従来品使用方法は、標準解
離機で原料)くルブを1θ分間解離し、次いでタツピ式
(TAPPI)ビータ−で15分間解離された混合ノ(
ルプ(フリーネス550 cc )にそれぞれ含水ケイ
酸スラリーを固形分換算で対パルプ重量1.3チ添加し
攪拌した。
次いで定着剤として硫酸アルミニウムを対ノくルプで1
重量%添加し攪拌混合後、角型抄紙機により抄紙しその
抄紙の物性を従来品の微粉含水ケイ酸とともに測定して
比較した。その結果を第1表に示す。
重量%添加し攪拌混合後、角型抄紙機により抄紙しその
抄紙の物性を従来品の微粉含水ケイ酸とともに測定して
比較した。その結果を第1表に示す。
第 1 表
ケイ酸 坪量 灰分 印刷後 裏抜率 裏抜減屋 試
料 添加量 白色度 少率 (彌 2/ (1) @) 鍾) (イ)1 含水ケイ
酸 1 49.61.0? 51.6 8.8 1.1
2 ケイ酸スラリー 1 49.21.13 52.7
8.0 10.13 含水ケイ酸 3 49.51.
66 52.5 8.4 5゜64 ケイ酸スラリー
3 49.31.84 54.1 7.0 21.3(
注) 裏抜は率=印刷前日色度−印刷後白色度上記の通り本発
明による含水ケイ酸スラリーを使用したものは、従来の
微粉含水ケイ酸に比し、印刷後の白色度及び裏抜は防止
効果において秀れていた。
料 添加量 白色度 少率 (彌 2/ (1) @) 鍾) (イ)1 含水ケイ
酸 1 49.61.0? 51.6 8.8 1.1
2 ケイ酸スラリー 1 49.21.13 52.7
8.0 10.13 含水ケイ酸 3 49.51.
66 52.5 8.4 5゜64 ケイ酸スラリー
3 49.31.84 54.1 7.0 21.3(
注) 裏抜は率=印刷前日色度−印刷後白色度上記の通り本発
明による含水ケイ酸スラリーを使用したものは、従来の
微粉含水ケイ酸に比し、印刷後の白色度及び裏抜は防止
効果において秀れていた。
Claims (1)
- ケイ酸ナトリウム水溶液と鉱酸を反応させ、生成する含
水ケイ酸の懸濁液を濾過し、この濾過ケーキを水で洗浄
し、濾過後得られる含水グイ酸ケーキを攪拌してスラリ
ー化後、これを加圧濾過脱水し、該ケーキを再攪拌によ
り糊状のスラリーとすることを特徴とする含水ケイ酸ス
ラリーの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21210283A JPS60108314A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 含水ケイ酸スラリ−の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21210283A JPS60108314A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 含水ケイ酸スラリ−の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108314A true JPS60108314A (ja) | 1985-06-13 |
JPH0424286B2 JPH0424286B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=16616913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21210283A Granted JPS60108314A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 含水ケイ酸スラリ−の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108314A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197515A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 大王製紙株式会社 | 電子写真トナー用炭素微粒子の製造方法 |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP21210283A patent/JPS60108314A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197515A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 大王製紙株式会社 | 電子写真トナー用炭素微粒子の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424286B2 (ja) | 1992-04-24 |
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