JPS6010796A - 配線構造体 - Google Patents

配線構造体

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JPS6010796A
JPS6010796A JP7767284A JP7767284A JPS6010796A JP S6010796 A JPS6010796 A JP S6010796A JP 7767284 A JP7767284 A JP 7767284A JP 7767284 A JP7767284 A JP 7767284A JP S6010796 A JPS6010796 A JP S6010796A
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conductor
conductors
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    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/24Reinforcing the conductive pattern
    • H05K3/244Finish plating of conductors, especially of copper conductors, e.g. for pads or lands
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C30/00Coating with metallic material characterised only by the composition of the metallic material, i.e. not characterised by the coating process
    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H05K2203/072Electroless plating, e.g. finish plating or initial plating
    • HELECTRICITY
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    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4644Manufacturing multilayer circuits by building the multilayer layer by layer, i.e. build-up multilayer circuits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱処理される構造体における機械的および電
気的故障の防止に関するものであり、さらに具体的にい
えば、Cuなどの腐食性材料上でのCoとPを含むコー
ティング層の使用に関するものである。本発明は、通常
の場合ならCu導線に悪い影響を与える恐れのある熱処
理を受ける多層フィルムを含む電子構造体中の、Cu導
線の保護に主に用いることができる。Co Pコーティ
ング層は、またCuとAuなどの接点金属との間の相互
拡散を防止する働きもする。
〔従来技術〕
導線は銅やその合金などの材料から製造されることが多
く、これらは様々な環境下で腐食しやすい。特に超小型
電子回路パッケージは、基板、少くとも1層の銅導線、
絶縁体の働きをする少くとも1層の有機誘電体(ポリイ
ミドなど)、それに追加的な数層の導線を含むのが普通
である。これらの構造体は有機誘電体を硬化させるため
に熱処理を施さなければならない。硬化サイクル中にこ
れらの有機物は、副生成物として水を放出することが多
い。また、これらの有機誘電体は、硬化させた後も、水
および他の大気汚染物に対して透過性を有する。パッケ
ージに銅または他の何らかの酸化性ないし腐食性金属な
いし合金を組込む場合、時間と共に回路が劣化するのを
防止するため、攻撃を受けやすい金属を保護しなければ
ならない。
多様の保護コーティング材料が考えられるが、適当な材
料の潜在的な数は、電子パッケージの別の要件によって
厳格に制限されている。1つの金属または合金と別のも
のとの間に物理的接触が成立している場合がしばしばあ
る。硬化、はんだ付け、ろう付けなどのパッケージ加工
段階中に構造体はしばしば長時間熱循環にさらされる。
熱循環期間中゛に金属間接触領域の相互拡散を防止しな
い限り、パッケージの電子的特性が変化する。特に金属
間相互拡散は、金属の導電性に悪影響を与える。小さな
寸法の導線では、このことは特に重大な問題である。
従って、酸化を含めて全ゆる種類の化学的攻撃に対して
導線を保護しなければならず、導線が接触する別の金属
との相互拡散に対して保護しなければならない。化学的
攻撃および相互拡散は、導線の導電性を損うだけでなく
、導線の有機誘電体への付着力に悪影響を及ぼすことも
ある。例えば、ポリイミド類は銅によく付着せず、従っ
て銅とポリイミドの間に(Crなどの)接着層を使用す
ることが先行技術で知られている。銅がポリイミドによ
く付着しないのは、銅表面にゆるく付着する銅酸化物が
形成されるためかもしれない。
化学的攻撃に対する保護、相互拡散に対する保護、およ
び導線の付着を実現するコーティングが無電解めっきで
できる場合には、製造の融通性が得られる。保護コーテ
ィングを電気めっきしなげればならない場合には、めっ
きベースが必要となり、またそれには追加的マスキング
・ステップが必要となる。その上、マスクを通しためつ
きによって導線を保護すると、導線の頂部しか被覆され
ないことになる。無電解めっきは、全面を保護する。電
気めっきの後には接触層を取除くステップが必要となる
。導線は極めて細いことが多いので、電気めっきの場合
に導線に電気接点を設けることは難かしい。ランドを設
けた場合でも、極めて長く細い線ではIR(絶縁抵抗)
の低下が大きく、従ってめっきのために利用できる電流
の量は限られ、しばしばめっきが不良になる。従って無
電解めっきの可能な材料を使用すると、腐食性導線の全
ての露出面を保護するより簡単な方法かもたらされる。
コーテング層の付着に、蒸着やスパッタリングなどの方
法を用いるのは、腐食性材料の3つの露出面全てが保護
されないので不充分である。
先行技術では、Cr、Ni、NiPなどの材料が保護コ
ーティングとして使用されてきた。しかしこれらの材料
は、前記の相互拡散の点で全て不適当であり、また、あ
るもの(Crなど)は無電解めっきできない。Crを電
気めっきする場合、めっき液はCrイオンへの電子移動
を容易にする触媒を含んでいるが、電流効率は依然とし
て非常に低い。従ってCu導線の全面保護にCrを使用
すると、複雑な電着方法を使用しなければならなくなる
。Crの無電解めっきについては文献ではっきりと触れ
られていないが、この系の電気化学的研究からは、無電
解Crめつきは実現できないことが示されている。何れ
にせよ、導線の全ての露出面を被覆するために直線的加
工法を使用することが極めて望ましい。
ニッケルはCuとの大規模な相互拡散が起こるために、
充分なりラッド材料でないことがわかっている。無電解
めっきされたNiPおよびN i B合金は、純粋Ni
より優れているが、導線の抵抗が大きく増大してしまう
。これらの合金と銅の相4− 互拡散の度合は、合金元素の濃度と直線関係はない。コ
バルトは、ニッケルよりもCuとの拡散の度合が小さい
が、それでも化学的攻撃に対して真に効果的な保護をも
たらさず、充分な相互拡散障壁とはならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、下側にある銅、または他の腐食性導線の化学的
攻撃に対して充分な保護をもたらし、銅または他の腐食
性材料とそれと接触する可能性のある金属または合金と
の間の相互拡散を防止する材料を提供することが1本発
明の第1の目的である。
本発明の第2の目的は、腐食性導線への化学的攻撃およ
びこれらの導線と他の接触する金属との間の相互拡散を
防止するにの使用できる、改良されたコーティング材料
を提供することである。
本発明の第3の目的は、銅線をあらゆる種類の化学的攻
撃から保護する、銅線用の改良された保護コーティング
材料を提供することである。
本発明の第4の目的は、銅線を腐食性化学的攻撃から保
護し、銅線と他の金属との間の相互拡散障壁として使用
できる材料を提供することである。
本発明の第5の目的は、無電解めっきできるコーティン
グ層を使用して、銅線を保護することである。
本発明の第6の目的は、薄い層として無電解めっきする
場合に有効な、改良された銅線用コーティング材料を提
供することである。
本発明の第7の目的は、改良された保護材料層によって
金属線が腐食および相互拡散から保護されている、有機
誘電体と金属導線を含む改良された電子パッケージを提
供することである。
本発明の第8の目的は、コーティングが薄い層として付
着することができ、また銅または腐食性材料への化学的
攻撃および銅または他の腐食性材料と他の金属との間の
相互拡散を防止する、銅および他の腐食性材料用の改良
された保護コーティングを提供することである。
本発明の第9の目的はCu線上にCo Pの保護コーテ
ィング層をもたらすことである。
本発明の第10の目的は、銅と金などの他の金属との間
に使用でき、銅とこれら他の金属との間の相互拡散を防
止する、改良された相互拡散障壁を提供することである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の最も広いアスペクトでは、Cu線または腐食性
材料から構成される他の導線上に導線保護のためにCo
Pのコーティングが設けられる。
Co P層は非常に薄く作ることができ、下側にある導
線を化学的攻撃から保護し、また物理的に接触する他の
材料との間の相互拡散から保護する。
本発明の別のアスペクトでは、基板、銅または他の腐食
性材料から構成される少くとも1つの導線層、少くとも
1つの通常は有機誘電体の絶縁層、および導線上にそれ
と接して付着されたCoP層を備えた電子パッケージが
もたらされる。この構造体は、銅または他の腐食性材料
への化学的攻撃なしに、硬化、はんだ付け、ろう付けな
どの熱処理を施すことができる。その上、CoPは導線
と。。P7□あゎ□1ニオ、ヵ、。□、。 ′7− 間の相互拡散障壁として働く。ある具体例では、Co 
PはCuとAuの間の相互拡散障壁として働く。
CoPは、化合物または無定形混合物あるいはCoPと
Co P化合物の混合物など、様々な形で存在すること
ができる。一般に保護コーティングはCoとPを含み、
Pは少くとも約2重量%の量で存在する。−例として2
8%のものは、厚さ約1000人の適当なコーティング
をもたらす。
CoPは、電気めっきまたは無電解めっきすることがで
きるが、先に指摘したように無電解めっきが特に有利で
ある。CoPを保護コーティングとして使用すると、導
線が非常に細い超小型電子構造において非常に重要な効
用がある。例えば、特に重要な構造は、Si、セラミッ
ク、ガラスなど機械的支持をもたらす基板に、典型的な
場合では幅6〜50マイクロメートル、厚さ6〜50マ
イクロメートルの薄い銅線の層が載っている構造である
。銅線は厚さ約500人なしいそれ以上のCo Pのコ
ーティングによって保護されている。
8− CoPコーティングの最小厚さは、連続する薄いフィル
ムをもたらすぎりぎりの厚さであり、最大厚さは、通常
は電子パッケージの必要寸法によって決まる。すなわち
、保護コーティングは連続していなければならず、また
腐食と(必要な場合)相互拡散を防止するだけの厚さで
なければならず、かつ導線の必要寸法を大幅に変えるほ
ど厚くてはならない。本発明の重要な部分を構成するの
は、この超小型電子構造である。
〔実施例〕
本発明の実施に際して、COとPを含む保護コーティン
グは、下側にある銅などの腐食性導体への化学的攻撃に
対する非常に効果的な保護をもたらし、また腐食性導体
とその導体と接触する他の金属層との間の有効な相互拡
散障壁をもたらすことがわかった。この保護によって、
硬化、はんだ付け、ろう付けなどの工程段階のた。めに
パッケージに当処理を加えなければならない、有機誘電
体層を含むパッケージ中で、非常に薄く幅の狭い導線を
有効に使用できる、改良された薄膜パツケ一一ジが得ら
れる。
第1図および第2図は化学的攻撃および相互拡散に対す
る保護が必要な典型的構造を示したものである。第1図
において、ガラス、セラミック、シリコンなどの基板1
0には導体12を含む第1導体レベルが載っている。こ
れらの導体は典型的なものでは、銅、銅合金または銅を
しばしば含む他の材料である。従って導体は腐食性材料
から構成されている。このため導体12上に薄い保護コ
ーティング層14ないしクラッドが付着されている。絶
縁層16は、典型的なものではポリイミドなどの有機誘
電体であるが、保護された導体12の上に付着されてい
る。多くの多層パッケージでは、別の腐食性導体層18
が設けられることがあるが、それもCo Pの保護層2
0によって保護されている。それに続いて、第2の絶縁
層22が付着されるが、それもやはりポリイミドなどの
有機誘電体から構成することができる。最後に、第3の
導体層24が設けられるが、これは第1図で示される超
小型電子パッケージ全体の中で別の導電機能または接触
機能のために使用される。
第2図は、相互拡散障壁としてやはりCo P保護層を
使用した構造を示したものである。第2図において、第
1図の基板10と類似の基板26に腐食性導体の層28
が載っている。この場合も、これらの導体は典型的な場
合、銅または銅合金である。CoPの薄い保護層が導体
28に付着されており、化学的攻撃からそれらを保護す
る働きをする。保護層30は、また導体28とその上に
ある金属層32との間の相互拡散障壁として働く。
例えば、導体28は、銅または銅合金から構成すること
ができ、金属層32は金など別の導体とすることができ
る。CoP保mMは、導体28と金属層32の間の相互
拡散を防止する。第3図ないし第7図に関して後で説明
するものなど他の保護層の組成とは違って、Co Pは
銅と金の間の非常に有効な相互拡散障壁をもたらす。C
o P保護層によって保護される導体の種類としては、
Co Pよりも腐食性の大きい任意の種類の導体があり
、銅または銅合金を含む導体がその具体例である。
11− 特に本発明は、銅を含む導体の保護が主目的であり、そ
の保護とは任意の種類の腐食的攻撃ならびに他の金属と
の相互拡散に対するものである。
Co P保護材料は、無定形構造や結晶構造を含めてど
んな構造形をとることもできる。コバルトとリンの化合
物ならびに合金、COとCo P化合物の混合物および
CoとPを含む混合物が適している。保護層は、保護機
能が実現できるようにピンホールがなく連続したもので
なければならず、その厚さは一般に腐食に対する保護と
導体を別の金属または相互拡散を起こす可能性のある材
料を接触させる場合には、相互拡散に対する保護をもた
らすだけの厚さである。−例としてリンを8%含み残り
はコバルトの合金は、約1000人の厚さの場合が特に
適している。しかし、約500人まで厚さが減ったもの
も適当と思われ、またl000Å以上の厚さも使用でき
る。COP保護コーティングを使用する構造に応じて、
厚さの上限は全く任意である。
コーティング中のリンの割合は、かなり広い範12− 囲に及ぶことができ、一般には約2〜15重量%である
。これらの割合は、腐食および金など他の金属との相互
拡散から銅を保護しようとする場合に特に有用なことが
わかっている。具体的に言えば、これらの割合は、有機
誘電体と小さな寸法の銅導線を含む多層構造用に特に適
している。本発明の利点は、COとPを含む層の保護特
性が、存在するPの量によって余り影響されないことで
ある。一般に、約400℃以下の温度では、鋼と接触金
属との間の相互拡散は、結晶粒界拡散によって進行する
。CoPでクラッドされた銅フィルムを加熱すると、結
晶粒界中で析出するC O3Pの量が増していき、その
ため結晶粒界拡散過程が効果的に防げられる。
Co P保護層を無電解的に導線の3つの露出面に付着
させることができる。銅への無電解めっきを開始するに
は、まずPd触媒を付着させる。 HCQQpH2にし
た常温の0.1g/Q PdCQ2溶液に浸たし、続い
て完全に洗浄すると無電解めっき過程が確実に開始され
る。この処理によつて鋼上に〈0.5μg/Cm”のP
d被覆が得られる。この処理法は良好な銅の被覆をもた
らすが、パターン付けされた銅線をめっきする際には間
隔の狭い線の間の有機誘電体に金属が付着することがあ
る。(いわゆる外来被着ないしブリッジング)この外来
被着を減らそうと試みる際に、Pd活性化段階とCoP
の無電解めっきの間に洗液を使用することができる。こ
の洗液は、pH11,2のNH3水溶液または、pT−
17,0の0.2MEDTA(エチレンジアミン四酢酸
)溶液(oHハNaOHで調整する)のどちらかである
8%のPを含むCo Pの無電解めっき用の代表的な溶
液は下記の組成である。
Co5o4 ・7H2035g/Q N a H2P O2・H2040g / Qクエン酸
三ナトリウム二水和物 35g/Q(NH4)2S○a
 70 g / QpH(NH3による)9.5 温度 858C 穏やかな攪拌速度 2100人/分 CoP合金の電着を記載した参照文献は、米国特許第3
073762号と第3202590号である。
次に、第3図ないし第7図を参照しよう。
これらの図は、アニーリング・サイクルの温度一時間間
隔を様々に変えた場合の、保護された銅線と保護されな
い導線の抵抗率を、アニーリング温度の関数としてプロ
ットしたものである。様々なりラッド金属を評価する場
合、クラッドされない線に比べて抵抗率が増していれば
、2つの金属間に相互拡散が存在することになる。アニ
ールの各温度一時間間隔の後に、サンプルを真空中で常
温にまで冷却し、4点プローブを用いて、その面積抵抗
率ρを測定した。抵抗率は、粒子サイズ、密度、不純物
などのためにサンプル毎に異なった。
このため全ての結果を付着サンプルの抵抗率ρ0に対し
て正規化した。これらの図で、銅線の相対抵抗率はρ/
ρ0で与えられ、図の水平軸は、温度(℃)を示し、温
度の下のかっこ内の数字は、お。□−rcn工。。、ヶ
オ、アい、。 115− また抵抗測定値を用いて、ポリイミド硬化中の酸化によ
る導電性金属の喪失を示した。ポリイミドは、電気電子
パッケージングにおいて一般に使用される有機誘電体で
ある。いくつかのシート・サンプルでは、サンプル中心
部のポリイミドの一部をかき取ってから、標準的4点プ
ローブで測定した。このかき取りはプローブの近くの銅
に損傷を与え、抵抗測定に悪影響を及ぼす恐れがあるの
で、シート・サンプルの抵抗測定にファン・デル・ボウ
(Van der Pauw)の方法を使用した(Ph
illipsRes 、 Rep七s、、±3.1,1
958)、この方法は、ポリイミドを取り除いてサンプ
ルの周囲に任意に置かれた4つの接点を形成するもので
ある。ポリイミド硬化時の銅線の抵抗増大を4点プロー
ブで測定するためのパターン・サンプルも作成した。
サンプルにポリイミド硬化の際に出合う温度変動をシミ
ュレートした真空アニールを施して、第3図ないし第7
図に示した各種の保護材料と銅線との間の相互拡散を研
究した。金属の相互拡散の効果が酸化による効果によっ
て混乱されるのを防=16− 止するため、サンプルを10’torrの真空中でアニ
ールした。
銅と評価しようとする各種クラツド材との間の相互拡散
の度合を決定するには、まず銅のアニール挙動を知らね
ばならない。第3図は、保護されていない銅フィルムの
相対抵抗率のアニールに対する関係を示したものである
。サンプルが各温度に留まる時間をかっこ内に示す。サ
ンプルは、200人のNbと100人の銅からなる蒸着
めっきベースをもつ基板上の2.2μmの電着銅からな
るものであった。観測された挙動は、付着層が鋼中に拡
散しない場合に期待されるものである。
パッケージング構造は、一般に銅線に誘電体に対する付
着力を与え、銅を腐食から保護するために、Crを使用
している。従って、第4図ないし第7図に関して説明す
る材料は、やはり第3図に図示したCrと比較すべきで
ある。このアニーリング・サイクルの条件下で、Crに
よってクラッドされた銅の抵抗率は、常に純粋の銅より
も幾分大きい。
CrをCu線の全露出面の保護に使用すると、上述のよ
うな複雑なプロセスの使用が必要となる。
この糸の電気化学的研究によれば、Crの無電解めっき
は、実現できたとしても非常に困難である。
第4図は、厚さ1000人のNi層を銅に付着させたと
きの相対抵抗率の変化を示したものである。蒸着Niと
電着Niの曲線は、区別できない。
曲線1が得られた後、アニーリング・サイクルがもう一
度室温で始まり、曲線2をもたらした。さらに400℃
で5時間アニールすると、点3(ρ/ρo=1.31)
が与えられた。このサンプルの抵抗率の増加は、銅とニ
ッケルの相互拡散が大規模であることを示しており、従
って、ニッケルは保護コーティングとして劣っているこ
とになる。
第5図および第6図は、無電解めっきされたN i P
とN i Bの保護コーティングの祝状を図示したもの
である。第6図のフィルムの方が第5図のものよりもB
とPの含有量が多い。これらの無電解Ni合金は、純粋
なNiよりも銅との相互拡散の度合が小さい。Pまたは
Bの濃度との明確な関係は認められなかった。
第7図はCO保護層および8重量%のPを含むCoP保
護層の使用を示したものである。純粋なGoは、純粋な
Niよりも、銅との相互拡散の度合が小さい。第7図は
CoでコーティングしたCuのアニーリングで得られた
最もよい結果を示したものである。コバルトは、Cr(
第3図)よりも抵抗率の上昇度が小さい。しかし、Co
をPと無電解めっきで合金化すると、もっと好都合な挙
動が生じる。明らかなように、第7図の8重量%のPを
含むCoPの曲線は、第3図の保護されていないCuの
曲線とほぼ同じである。アニーリング自体によって(結
晶度などの効果により)銅の抵抗率が減少するので、コ
ーティングの値の基準は、このアニーリング・サイクル
での銅の挙動を示す第3図の下側の曲線である。第3図
と第7図を比較して明らかなように、CoPのみが事実
上相互拡散のない保護をもたらす。
□7.12お5、ア、工2ア。−1□、、Jo、、、イ
、7.′−19= は、抵抗率の上昇をもたらさない。400 ”Cでさら
に4時間装置いた後のρ/ρ0は0.81であった。す
なわち、これらのアニーリングについての研究から、C
o Pは他の保護クラツド材よりも非常に優れている。
本発明を実施す範に際して、CoとPを含むフィルムは
、腐食性導体、特に銅を含むものに対する非常に優れた
保護をもたらすことがわかった。
この保護は、電子パッケージを作成するのに使用される
場合のような苛酷なアニーリング・サイクル中でも認め
られた。
本発明をその特定の実施例によって説明してきたが、当
該技術の専門家には自明なごとく、本発明の精神と範囲
から外れることなく、変更を加えることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればCu、Cu合金
等腐食性金属材料上にcoおよびPを含むコーティング
層を被着している。この場合無電解めっきを行うことが
でき、確実にCu、Cu合20− 金等の腐食を防止できる。また、このコーティング層を
介してAu等他の金属層を被着した場合、両金属間の相
互拡散を回避でき、電子的特性を安定化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、CoとPを含む層で保護された少くとも1層
の腐食性導体を含む超小型電子パッケージから構成され
る、本発明が特に有用な種類の代表的構造体の端面図で
ある。 第2図は腐食性導体を保護し、また導体と別の金属との
間の相互拡散を防止するために、GoとPを含むコーテ
ィングが使用されている、代表的構造体の端面図である
。 第3図は、コーティングされていない軟鋼線とCrコー
ティングを備えた軟銅線について様々な時間と温度を示
した、相対抵抗率ρ/ρ0とアニーリング・サイクルの
関係を示した図である。 第4図は、Niコーティングで保護された銅導体の相対
抵抗率ρ/ρ0とアニーリング・サイクルの関係を示し
た図である。サンプルには、アニ−リング・サイクルを
2回旋した。 第5図は、N i Pで被覆された銅導体とNiBで被
覆された銅導体の相対抵抗率ρ/ρ0とアニーリング・
サイクルの関係を示す図である。 第6図は、N i PとN i Bの組成がそれに対応
する第5図の保護コーティングの組成とは異なる、Ni
層で保護された銅導体とNiB層で保護された銅導体に
ついての、相対抵抗率ρ/ρ0とアニーリング・サイク
ルの関係を示す図である。 第7図は、COココ−ィングで保護された銅導線と本発
明にもとづ<CoPコーティングで保護された銅導線の
相対抵抗率ρ/ρ0とアニーリング・サイクルの関係を
示す図である。纂曇俳如修12・・・・導体、14・・
・・保護コーティング層。 23− 占 +v cX!、 Cq 17) 63 − − − − d chi n 〜 −−+I + ン アメリカ合衆国ニューヨーク州 ゴールデンス・ブリッジ・ボー ルダー・レーン・ボックス13 0−6ビ一番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 腐食性導体上にコバルトおよびリンからなる保護コーテ
    ィング層を被着したことを特徴とする配線構造体。
JP7767284A 1983-06-30 1984-04-19 配線構造体 Granted JPS6010796A (ja)

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US50974283A 1983-06-30 1983-06-30
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JPS6010796A true JPS6010796A (ja) 1985-01-19
JPS6412116B2 JPS6412116B2 (ja) 1989-02-28

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JP7767284A Granted JPS6010796A (ja) 1983-06-30 1984-04-19 配線構造体

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EP (1) EP0130468B1 (ja)
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EP0130468A2 (en) 1985-01-09
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DE3477868D1 (en) 1989-05-24

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