JPS6010709Y2 - 浸透探傷用自動洗浄機 - Google Patents

浸透探傷用自動洗浄機

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Publication number
JPS6010709Y2
JPS6010709Y2 JP6508778U JP6508778U JPS6010709Y2 JP S6010709 Y2 JPS6010709 Y2 JP S6010709Y2 JP 6508778 U JP6508778 U JP 6508778U JP 6508778 U JP6508778 U JP 6508778U JP S6010709 Y2 JPS6010709 Y2 JP S6010709Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaned
attached
cleaning plate
wiping
Prior art date
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Expired
Application number
JP6508778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54167787U (ja
Inventor
巍 大西
勇 金子
仁 中村
重雄 金子
武 中村
Original Assignee
三菱重工業株式会社
株式会社検査技術研究所
第一検査工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社, 株式会社検査技術研究所, 第一検査工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP6508778U priority Critical patent/JPS6010709Y2/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は浸透探傷試験における被検査部を自動的に洗浄
する洗浄機に関する。
溶接物を始め圧延材或いは鋳造品の材料の状態を、材料
或いは製品の材質や形状寸法に変化を与えないで調べる
ための非破懐検査方法の一つとして、浸透探傷試験が用
いられている。
この検査方法ではまず被検査面に油脂、スケール、その
他の異物がないように充分に洗浄した後、被検査面に浸
透液を塗布し、次に浸透が済んだ状態のときに被検査面
の表面の浸透液を洗い去る。
そして被検査面の表面に現像液を塗布して目視検査をし
、検査終了後は被検査部を再度洗浄している。
このような検査方法では最初の洗浄と、被検査面に塗布
した浸透液の洗浄と最終的な洗浄との三つの洗浄工程が
必要であるが、従来これらの洗浄は全て人手によって行
なっていたので、作業員の技術や作業のていねいさなど
により洗浄の程度に差が生じ、均一な検査が困難である
また、洗浄のむらが擬似欠陥を発生させる原因となり、
この擬似欠陥部は再検査の対象となるため検査コスト上
昇の原因となる。
しかも、人手による場合、検査線長さ10肌につき1〜
2時間程度必要であり、洗浄に比較的時間がかかる。
本考案は被検査部の洗浄を機械により行なって、洗浄の
程度の均一化を図ると共に洗浄時間の短縮を図ることを
目的とし、被洗浄部を有する被洗浄材上に前記被洗浄部
に沿って移動自在の走行台車を設置する一方、前記被洗
浄部に当接する拭き取り材をばね等の弾性体を介して洗
浄板に取付け、更に前記走行台車に取付けられた支柱の
先端に前記洗浄板を前記被洗浄部に沿う方向に往復自在
に取付け、洗浄液を前記拭き取り材に供給する洗浄管を
前記洗浄板に具えて成る浸透探傷用自動洗浄機である。
次に第1〜3図に示す本考案の一実施例に就いて説明す
ると、図示実施例は二枚の板材1,2を突き合わせ溶接
した部分を浸透探傷検査をする場合の溶接部3の洗浄を
図るために実施したものであり、溶接部3つまり被洗浄
部3は第1図において図面に垂直の方向(第2図におい
て矢印イ方向)に直線上に伸びており、板材つまり被洗
浄材1.2の上には被洗浄部を挟んで二台の支持台4が
設置され、この支持台4の上に被洗浄部3に沿って移動
自在の走行台車5が載置されている。
支持台4の下端には被洗浄材1,2に吸着する吸盤6が
固着されている。
走行台車5には支持台4の上面を転動する車輪7が取付
けられ、支持台4を被洗浄部3に沿って移動するために
、走行台車5に取付けられたモータ8によって駆動され
る歯車9が歯車10を介して、ラック11と噛合ってお
り、このラック11は支持台4に固着されている。
二台の走行台車5にはこれらの間に梁材12が渡たされ
ており、この梁材12には支柱13が上下動自在に取付
けられている。
支柱13を上下動するために支柱13に設けられたラッ
ク14には、梁材12に取付けられたモータ15の歯車
16が噛合っており、モータ15の駆動により支柱13
は上下動する。
尚、梁材12にはガイド17が取付けられ、支柱13は
ガイド17によりガタつかないようにして上下動する。
支柱13の先端には洗浄板18が被洗浄部3に沿う方向
、即ち第2図左右方向(矢印口方向)に往復動自在に取
付けられており、支柱13の先端に固着された水平板1
9に対して摺動自在に洗浄板18が支持されている。
洗浄板18に設けられたラック21には歯車22を介し
て、モータ23に取付けられた歯車24が噛合い、モー
タ23は水平板19に取付けられている。
洗浄板18には図示実施例において三つの拭き取り材2
5がそれぞればね26を介して取付けられている。
拭き取り材25は第3図に示すように、洗浄布20が洗
浄布カバー27の下面にコイルばね28により作動する
クランプ爪29により着脱自在に取付けられており、洗
浄布20はばね26により所定の圧力で被洗浄部3に押
し付けられる。
被洗浄部3に供給される洗浄液は洗浄板18に取付けら
れた洗浄液管30から送られる。
図示実施例にあっては三つの拭き取り材が取付けられて
おり、第2図において左から順次前洗浄用拭き取り材a
、洗浄用拭き取り材す、仕上げ用拭き取り材Cを構成す
るが、これより多くの拭き取り材を取付けても良い。
溶接終了後、溶接部3を浸透探傷するには吸盤6を被洗
浄材1,2に吸着させて、所定の位置に支持台4をセッ
トし、次にモータ15を作動することにより洗浄板18
を上下動して洗浄板18の上下方向位置を調整する。
そして、モータ8を作動することにより走行台車5を支
持台4上で移動しながら、モータ23を作動することに
より洗浄板18を第2図矢印口方向に往復動して被洗浄
部3を洗浄する。
これは被検査面に付着した異物を洗浄する場合の他に被
検査面に塗布された浸透液を洗浄する場合、或いは検査
終了後の洗浄においても同様に行なうことができる。
尚図示実施例は浸透探傷用自動洗浄機を示すが、これ以
外にアンモニアリーク試験用自動洗浄機にも用いること
ができる。
洗浄のムラは洗浄布20と被洗浄部3との圧力、拭き取
り回数、拭き取りの速さ、洗浄液の量等の違いにより生
ずるが、本考案によれば洗浄布と被洗浄部との圧力に就
いてはばねの縮みを一定に保持することにより均一にで
き、拭き取り速さ及び拭き取り回数に就いてはモータに
より一定にでき、洗浄液の量は供給管から一定に供給で
きるので、被洗浄部全体にわたり均一な洗浄が可能とな
る。
また、作業員が手操作で行なう場合、中腰或いはかがみ
込んだ姿勢で作業する必要が多く、疲労度が大きいため
作業能率の低下など、多くの時間が掛かるが、本考案に
よれば作業員は装置を監視するのみで良く、従来の5分
の1程度に作業工数が低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、第2図は
第1図の要部を示す側面断面図、第3図は拭き取り材の
拡大正面図である。 図面中、1,2は被洗浄材、3は被洗浄部、4は支持台
、5は走行台車、12は梁材、13は支柱、18は洗浄
板、25は拭き取り材、26はばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被洗浄部を有する被洗浄材上に前記被洗浄部に沿って移
    動自在の走行台車を設置する一方、前記被洗浄部に当接
    する拭き取り材をばね等の弾性体を介して洗浄板に取付
    け、更に前記走行台車に取付けられた支柱の先端に前記
    洗浄板を前記被洗浄部に沿う方向に往復動自在に取付け
    、洗浄液を前記拭き取り材に供給する洗浄管を前記洗浄
    板に具えて成る浸透探傷用自動洗浄機。
JP6508778U 1978-05-17 1978-05-17 浸透探傷用自動洗浄機 Expired JPS6010709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6508778U JPS6010709Y2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 浸透探傷用自動洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6508778U JPS6010709Y2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 浸透探傷用自動洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54167787U JPS54167787U (ja) 1979-11-26
JPS6010709Y2 true JPS6010709Y2 (ja) 1985-04-11

Family

ID=28969815

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6508778U Expired JPS6010709Y2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 浸透探傷用自動洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022142626A (ja) * 2021-03-16 2022-09-30 株式会社神戸製鋼所 染色浸透探傷検査装置および染色浸透探傷検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54167787U (ja) 1979-11-26

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