JPS60106947A - 電磁特性および打抜き加工性に優れたセミプロセス電磁鋼板 - Google Patents

電磁特性および打抜き加工性に優れたセミプロセス電磁鋼板

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JPS60106947A
JPS60106947A JP58214060A JP21406083A JPS60106947A JP S60106947 A JPS60106947 A JP S60106947A JP 58214060 A JP58214060 A JP 58214060A JP 21406083 A JP21406083 A JP 21406083A JP S60106947 A JPS60106947 A JP S60106947A
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JP
Japan
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steel sheet
characteristic
electrical steel
decarburization annealing
hardness
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JP58214060A
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English (en)
Inventor
Takashi Sekida
関田 貴司
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、セミプロセス′電磁鋼板(鋼帯を含む。以
下同じ)における電磁特性ならびに打抜き加工性の改良
技術に関するものである。
背馳技術 小型モータ,小型トランスおよび螢光灯の安定器などの
用途に主として使用されるセミプロセス1lLM!鋼板
は、安価であると共に量産性にもすぐれていることが盛
儀とされ、従来は低炭リムド鋼などを素材とし、その熱
延板を酸洗後、一般冷延鋼板製造設備を使って冷延板と
し、さらに焼鈍および5〜lO%の圧下率でのスキンパ
スを施してから、需要家へ供絽していた。そして需要家
では、かかる冷延板を打抜き加工後、脱炭焼鈍を施し、
さらに一部については切削などの加工を付加したのち、
モータ、トランスおよび安定器などに組立てていたわけ
である。
ところで最近では、エネルギーコストの急上昇も相まっ
て需*泳においてコスト削減に対する要求が次第に高ま
り、それに伴って脱炭焼鈍処理時間を短縮した上で、し
かも磁気特性にも優れた製品に対する要求がとみに強ま
っている。
脱炭焼鈍時間の短縮には、溶鋼の真空脱ガス処理などに
よって素拐〔C〕を予め低下させておき、焼鈍時におけ
る髪脱炭目を少くすることや、冷延−焼鈍後のスキンパ
スの圧下上を適切に設定することによって鋼板の結晶粒
成長性を良くしておくことなどが有効であることが知ら
れている。また電磁特性の改善にとっては、冷延−焼鈍
後のスキンパス圧下率を適切に選択すること、およびS
i。
AA’など鋼板の電気抵抗番上げる元素を添加すること
が有効であることが知られている。
しかしながら上述したような素材〔c〕の低減や素材〔
S1〕の増大は、鋼板の機械的性質に及ぼす影響が大き
いと考えられるところ、実際、単純な素材中Gの低減な
らびに81の増大では機械的性質が変化し、需要家での
脱炭焼鈍前後における加工性に悪影響を及はし、かえっ
てお産性の劣化を招いていたのである。
発明の端緒 そこで発明者らは、上記の問題を解決すべく鋭意研究を
重ねた結果、素材中のCを充分に低減した上で、しかも
slとPとを、両者が特定の関係式を満足する範囲で添
加することにょ)、所期した目的が有利に達成され得る
ことを死明し、この発明を完成させたものである。
発明の構成 この発明は、O: 0.02重1%(以下単に%で示す
)以下オヨびIn : 0.20〜1.00%を含み、
また必吸にルし・じAA : 0.15〜1.00%を
含有し、さらにSiおよびpl、Si : 0.80%
以下、P:0.150%以下でかつ両者が、次式、0.
05−論C%Si ] <、 [%P]≦0.150−
1,6 [:%Si〕の関係を満足する哩囲において含
有し、残部は実質的にFel7)組成になることを%徴
とする電&d%性および打抜き加工性に優れたセミプロ
セス電磁鋼板である。
以下この発明を具体的に説明する。
まずこの発明において成分組成ケ上記の範囲に限定した
理由について説明する。
0 : 0.02%以下 Cか多量に含有されると脱炭焼鈍に長時間を要するだけ
でなく、磁気特性の面からも不利であるので、C含有量
はできるだけ低い方が望ましく、従ってこの発明では上
記のようなおそれのない0.02%を上限とした。
Mn : 0.20〜1.00% Inの含有量が0.2θ%未満では電磁特性が劣化する
ので下限は0.20%とし、−万Mnの上限は経済的理
由により1.00%とした。
Si : 0.80%以下、P : 0.150%以下
でかつ、0.05−鴇〔%Si)≦〔%P〕≦0.15
0−暑〔%Si)第1図に、打抜き加工性や切削加工性
に及ばず鋼中Si量およびP量の影響について調べた結
果を示す。
ここにセミプロセス電磁鋼板において、需要家側で加工
上支障がないとされる機械的性質は、一般に硬度で評価
され、その値はおおよそ次のとおり、 0脱炭焼鈍前 Hv:150〜200..xリフト、打
抜き性に影響、 0脱炭焼鈍後 Hv : l 00〜130 、 %−
1コアの切削、 EIココア組立てに影 響、 であって、第1図中○印は脱炭焼鈍前、後とも適正な硬
度の場合を、一方ΔおよびX印はそれぞれ脱炭焼鈍前お
よび後の硬度が不適であった場合を表わす。
同図より明らかなように、SlとPとが、次式(1) %式%(1) の関係をX 、1?、する場合に、脱炭焼鈍の前、後と
も適切な硬度が得らtた。
ここにPiが上掲(1)式の上限を超えると、電磁特性
上適切なスキンバス圧下率の範囲では製品が硬くなりす
きて、スリット、打抜きなどの作業性が劣化し、一方[
11式の下限を下回ると、主に脱炭焼鈍後の硬度不足を
招き、需要家での加工に支障をき/こすことになる。
なおSlおよびPが上掲式の関係を満足していたとして
も、Slか()、80%を超えて含有されると、電磁特
性上有利なスキンパス圧下率では硬度のコントロールが
国側となるという不利が生じ、またPが0.150%を
超えて含有された場合も同様であり好ましくないので、
SiおよびPは、Si : 0.80%以下、 P :
 0.150%以下、でかつ両者が上掲(t1式の関係
を満足する範囲で含有させることが肝要である。
上述した成分組成に調整することによって、磁気特性な
らびに加工性の大幅な改善が達成され得るが、この発明
ではさらにAlを添加することによシ、磁気特性とくに
鉄損特性の向上を図ることもできる。
しかしながらAlの添加量が0.15%に満たないと鉄
損特性改善効果に乏しく、一方1.0θ%を超えて多址
に添加されると冷延性の劣化および合金鉄コストアップ
などの経済的不利を生じるので、AAiは0.15〜1
.00%の範囲で添加する必要がある。
次にこの発明鋼の製造方法について説明する。
素材は通常の製鋼炉で溶製される。このとき真空脱ガス
処理を併用すれば、脱炭焼鈍処理の負担軽減のために必
要とされるC60.02%は容易に達成される。一方S
1およびPのa度制御は、かかる真空脱ガス処理中また
は出鋼時に行えはよい。
かくして成分調幡された溶鋼は、連続鋳造または造塊−
分塊圧延法でスラブとされたのち、常法に従って熱間圧
延+ it洗、?@間圧延、さらには焼鈍ついでスキン
パス処理が施される。このスキンパスにおいて圧下率は
5〜10%の範囲が霜、磁特性上適していることが知ら
れている。従ってすぐれた霜磁特性を得るためには、上
記の圧下也の範囲を尊重することが望ましい。
ところで脱炭焼鈍前の硬度は、本来スキンパスの圧下率
の調整で制御可能なのではあるが、上述したような指磁
特性面からの制約でスキンパス圧下率の選択範囲は狭い
だめ、圧下木調整だけでは硬度の制υ引は歎しい。さら
に脱炭焼鈍後の硬度についても制御するには成分的に対
処せざるを得ないのである。
このような状況の中で、発明者らは、$1含有量の異な
る神々のセミプロセス電磁鋼板につき、その成分調整に
よって脱炭焼鈍前および後における硬度とも適正範囲に
管理する方法に関して鋭意研究を重ねた結果、前述した
ようにPをSiiに応じて(1)式の関係を満足する範
囲で添加すればよいことを見出したのである。
実 施 例 以下この発明の実施例について説、明する。
実施例 l セミプロセス電磁鋼板用鋼を85トン転炉で溶製し、つ
いでRH式真空脱ガス装f6を用いて脱G処理したのち
成分調整を行ない表1に示した8種(ヒートAS−C)
の成分組成の鋼とした。引続きこれらの溶鋼を連続鋳造
法によシ260fIwJフのスラブとしてから、通常の
熱間圧延を施して2.8重厚の熱延板とし、酸洗後冷間
圧延を施して0.+91闘厚の冷延鋼板とした。ついで
これらの冷延鋼板に750’CX1m1nの連続焼鈍を
施したのち、圧下率7%でのスキンパス処理を施してQ
、457m厚セミプロセス電磁鋼板とした。
得られた製品の硬度ならびに750°C180ml【1
の脱炭焼鈍後の硬度および電磁特注について調べた結果
を表2に示す。
表2 いずれの鋼板も低温短時間の焼鈍で、鉄損値および透磁
高については良好な値が得られたが、P含有量が少いヒ
ー)Aは脱炭焼鈍後の硬度が適正範囲の下限を下回り、
一方逆にP含有蓋が過多のヒート0では製品硬度が適正
範囲の上限を上回り、両者とも需要家での加工に支障を
きたした。これに対し製品硬度および焼鈍後の硬度とも
適正範囲を満足するヒー)B(実施例)では、脱炭焼鈍
前の打抜き性ならびに脱炭焼鈍後の切III性とも良好
であった。
実施例 2 セミプロセス電磁鋼板用鋼を85トン転炉で溶製し、つ
いでRH式真空脱ガス装置を用いて脱C処理したのち成
分調整を行い、表8に示した8種(ヒー)D−F)の成
分組成の鋼とした。引続きこれらの溶鋼を連続鋳造法に
よ’) 200 sn厚のスラブとしてから、通常の熱
間圧延を施して2.8 ta厚の熱延板とし、酸洗後冷
間圧延を施してU、491闘厚の冷延板とした。ついで
これらの冷延板に750℃、 1 minの連続焼鈍を
施したのち、7%の圧F本でスキンパス処理を施して、
0.457 tm厚のセミプロセス電磁鋼板とした。
得られた製品の硬度ならびに750”C,80m1nの
脱炭焼鈍後の硬度および電磁特性について調べた結果を
表4に示す。
表 8 表4 鉄損値および透磁高についてはいずれのヒートも良好で
あるが、硬度については、P含有量が少いヒー)Dでは
脱炭焼鈍後のHvは95と低く、またP量が多過ぎるヒ
ー)Fでは製品の硬度がHv : 215と高すぎた。
これに対しPgが適正範囲を満足するヒー)Kでは、脱
炭焼鈍前および後とも適切な値が得られ、所期した加工
性が得られた。
発明の効果 かくしてこの発明によれば、セミプロセス電磁鋼板にお
いて、脱炭焼鈍前後における加工性の大幅な改善を、磁
気特性の劣化を招くことなしにまた脱炭焼鈍時間の短縮
の下に、実現することができ、従って量産性の向上に大
きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、打抜き加工性や切削加工性に及はす鋼中Si
量およびP量の影響を示したグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 LG:0.02爪量%以下および Mn : 0.2[〜1.001M景%を含み、さらに
    SlおよびPを、 Si : 0.80車景%以下、 P: 0.150重擢%以下 でかつ両者が、次式、 0.05−2y85[%Si]i[%P]≦0.150
    −努〔%S1〕の関係を満足する範囲において含有し、
    残部は実質的にFeの組成になることを%徴とする亀f
    111%性および打抜き加工性に優れたセミプロセス電
    、磁鋼板。 IAO:0.02重量%以下、 Mn : 0.20〜1.004lL%およびAA! 
    : 0.15〜1.00慮量%を含み、さらにSlおよ
    びP會、 Si : 0.80重駿%以下、 P : 0.150重量%以下 でかつ両者が、次式、 0.05− ”45C%St)貧%P〕≦0.150−
    匂〔%Si)の関係を満足する範囲において含有し、残
    部は実質的にFeの組成になることを特徴とする特許 プロセス電磁鋼板。
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