JPS60106232A - Ｆｍ受信機のスケルチ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はＦ　Ｍ受信機において入力レベル低下時に回
路を切離子スケルチ回路に関する。

〔従来技術〕

従来のこの種回路として、第１図に示すノイズスケルチ
回路と呼ばれるものがあった。図において（１１はＦＭ
検波器、（２）は帯域フィルタ、（３）はレベル検出回
路、（４）は制御回路、（５）はＦＭ受信機の中間周波
増幅段に挿入されたスイッチ回路等の切離し回路である
。

次にその動作ｆ：説明する。ＦＭ受信機の中間周波増幅
器出力である受信入力信号が１分岐されＦＭ検波器（１
）により検波される。その検波出力は、入力レベル低下
と共に雑音成分が増加し、その雑音成分の内、帯域フィ
ルタ（２）により取り出された雑音成分は、レベル検出
器（３）により検出され、制御回路（４１に加えられ設
定レベルと比較され、雑音成分が設定レベル以上となる
と、切離し回路（５）が動作し、受信出力回路が切離さ
れる。即ち入力レベルが低下した場合のノズルレベルの
増加を検出してスケルチ動作を行うものである。

従来のスケルチ回路は以上のように構成されているので
本力信号が低下しなくても帯域フィルタ（２）の通過帯
域に相当する妨害信号か入力に混入した場合レベル検出
回路（３）、制御回路（４）が動作して出力回路を切離
丁Ｃとがある。

〔発明の概要〕

この発明は上記のような従来のものの欠点を除くために
なされたもので入力信号のレベル低下を検出するのにト
ラッキングミキサーを設け、この出力レベルの低下を検
出して受信出力回路全切離丁ことにより、妨害波による
誤動作のないスケルチ回路を提供することを目的として
いる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図において、　（３）　＋４１　（５１は、第１図同様
、レベル検出回路、制御回路、そして切離し回路である
が、第１図の場合と異なりレベル検出回路（３）が設定
レベル以下を検出した時切離し回路（５）が動作する。

（６１ｉ１１：）ラッキングミキサーで、電圧制御発振
器等の可変周波発振器（７）９発振器（７）からの出力
信号と受信中間周波入力信号とを混合するミキサー＋８
１．狭帯域フィルタ＋９１．ＦＭ検波器◎０からなって
いる。

次にその動作を説明する。△ｆ１　の周波数偏移を有す
る中間周波大刀信号がミキサー（８）に加えられ、可変
周波発振器（７）からの出方信号と混合さね帯域フィル
タ（９）の通過帯域の信号に変換される。

フィルタ（９）の出方は１１Ｉ′Ｍ検波器ａωにより検
波され音声信号を取出し、可変周波発振器（７）に印加
され。

△ｆ２　の周波数偏移をもった発振出方ヲ得る。従って
帯域フィルタ（９）を通過する信号の周波数は△ｆ１−
△ｆ２となる。

今ＰＭ受信機に受信大刀信号がある場合には。

トラッキングミキサー（６）では、受信中間周波信号の
周波数偏移に追従して可変周波数発振器（７）の出力が
周波数偏移し、帯域フィルタ（９）の出方には。

受信入力信号レベルに比例したレベルの信号が現われる
。一方大刀かなくゼＬ音信号のみの時は１発振器（７）
の出力周波数偏移によるトラッキングが行なわれず、雑
音がそのま＼ミキサー（８）がら出力されるが狭帯域フ
ィルタ（９）によって大部分が除かれ。

フィルタ（９）を通過する出力信号レベルは極端に低下
する。従ってこの出力信号レベルの低下がレベル検出回
路（３）で検出さね制ｇ４１回路（４１に加えられ。

切１ｉＩｆｃ　Ｌ回路（５）を駆動し受信出力回路を切
離丁。こ＼で妨害信号が受信入力に混入した場合は入力
信号の存在によるトラッキングミキサー（６）の出力レ
ベルが大であるので受信回路全切離丁ことはなく９又受
信入力がなく妨害波が混入した場合は、狭帯域フィルタ
（９）の帯域幅が充分狭いので、こねによる誤動作を防
止できる。

なお以上の説明では切離し回路（５）をＦＭ受信機の中
間周波段に挿入した例を示したが高周波段に挿入するよ
うにしてもよい。

〔発明の効果〕

この発明は以上のようにスケルチ回路の入力信号レベル
検出にトラッキングミキサーを使用したので、妨害波混
入による誤動作を防止でき性能のよいスケルチ回路を得
ることができる効果を有している。又、既設のＦＭ受イ
ｇ機に例等手を加えることなく芥易に付加できる利点を
も有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスケルチ回路を示すフロック線図、第２
図はこの発明の１実施例を示すブロック線図である。 図において（３）はレベル検出回路、（４）は制御回路
。 （５）は切離し回路、（６）はトラッキングミキサー、
（７）はそれの可変周波発振器、（８）はミキサー、（
９）は帯域フィルタ、　ａａは７Ｍ検波器である。 図中同一符号は同−或は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　維（は力）２名）手続補正書（自
発） 昭和５７年ダ月／７日 ３、　補ｉ１Ｅをする者 事件との関係　特許出願人 代表者片由仁へ部 ４、代理人 ５、　補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 ６、　補正の内容 （１）明細第３頁第４行に「切離すことがある。」とあ
るのを次のように訂正する。 「切離すことがある。帯域フィルターを狭帯域にすれば
妨害信号の混入の機会を減らずことが可能となるが、ス
ケルチ動作のための所定の雑音レベルを得るにはあまり
狭帯域にできない欠点があった。」 （２）明細書第４頁第１６行「受信入力信号レベルに」
とあるのを次のように訂正する。 ｒＦＭ変調成分による振幅変化の伴わない受信入力信号
レベルにのみ」 （３）明細書第５頁第１０行と第１１行間に次の記載を
挿入する。 「一般にＦＭ変調された信号を狭帯域フィルタに通すと
、フィルタ出力にＦＭ変調分が振幅変化として混入し正
しい信号レベルが検出できないが、トラッキングミキサ
ーを使用することによって、狭帯域フィルタを使用して
もＦＭ変調分による振幅変化の伴わない正しい信号レベ
ルの出力が得られる。」 （４）明細書第５頁第１７行に「妨害波混入」とあるの
を［狭帯域フィルタが使用でき、これによって妨害波混
入」と訂正する。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＦＭ受信機の入力信碧レベル低下を検出して受信出力回
   路を切離子スケルチ回路において、可変周波発振器、こ
   の発振器の出力信号と入力信号とを混合し、これら両信
   号の周波数差信号を取出すミキサー、このミキサーから
   の上記差信号を通過させる帯域フィルタ、このフィルタ
   からの出力信号をＦＭ検波し、その検波出力を上記可変
   周波発振器に印加しその発振周波数を制御するＦＭ検波
   器とからなるトラッキングミキサーを設け、このトラッ
   キングミキサーの入力に受信高周波或は中間周波信号を
   印加し、これの出力信号レベルの低下を検出して受信出
   力回路を切離すようにしたことを特徴とするＦＭ受信機
   のスケルチ回路。