JPH0359617B2 - - Google Patents

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JPH0359617B2
JPH0359617B2 JP61303303A JP30330386A JPH0359617B2 JP H0359617 B2 JPH0359617 B2 JP H0359617B2 JP 61303303 A JP61303303 A JP 61303303A JP 30330386 A JP30330386 A JP 30330386A JP H0359617 B2 JPH0359617 B2 JP H0359617B2
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JP
Japan
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interference wave
frequency
output
interference
mixer
Prior art date
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JP61303303A
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English (en)
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Katsuya Urata
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 干渉波を含む入力信号を周波数変換して、干渉
成分を狭帯域フイルタを介して取り出し、この出
力をもとの局発信号を用いて逆の周波数変換を行
うことによつて、干渉波信号を抽出する。この際
変換された干渉波成分の周波数が狭帯域通過フイ
ルタの通過帯域に一致するように制御を行うこと
によつて、干渉波周波数が変動しても常にC/N
の良好な干渉波出力を得られるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は受信信号における干渉波を抽出する回
路に係り、特に狭帯域通過フイルタを具え干渉波
がその通過中心周波数となるように制御を行うこ
とによつて、抽出された干渉波のC/Nを向上さ
せるようにした干渉波抽出回路に関するものであ
る。
例えば16QAM変調方式等を用いたPCMデイジ
タル無線受信装置においては、伝送信号帯域内に
FM信号が共存する場合、その干渉が問題にな
る。すなわちFM信号はキヤリア付近に電力が集
中しているため、フエージング等によつて相対的
レベルが変化した場合干渉を生じやすい。
いま16QAM信号を希望(D)波、FM干渉波を不
要(U)波とした場合、回線品質の低下を防止するた
めにはD/U比ができるだけ大きいことが望まし
い。そこで受信信号中から干渉波を抽出し、これ
を利用して干渉波を消去する方法がとられるが、
そのためには干渉波を確実に抽出できることが必
要である。この場合、希望波を抑圧して干渉波の
みを抽出できるとともに、干渉波の周波数の変動
にも追従できるようにすることが要望される。
〔従来の技術〕
従来干渉波を抽出する方法としては、第4図に
示すように、干渉波周波数を通過帯域中心周波数
とする帯域通過フイルタFILを用いて、これによ
つて受信信号から干渉波を抽出する方法が専ら用
いられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 従来、干渉波の抽出に用いられる帯域通過フイ
ルタの通過帯域は固定であるが、一方、FM干渉
波は周波数変動の可能性があり、そのためフイル
タは干渉波の周波数変動幅以上の通過域を持つ必
要がある。そのためフイルタ通過後の干渉波信号
において、所要のC/N値を確保することが困難
であるという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し
ようとするものであつて、第1図に示す原理的構
成を有し、入力信号から干渉波を抽出する干渉波
抽出回路において、第1のミキサ11と、電圧制
御発振器12と、狭帯域通過フイルタ13と、検
波回路16と、第2のミキサ18とを具える。
第1のミキサ11は、電圧制御発振器12の信
号を用いて入力信号を周波数変換する。
狭帯域通過フイルタ13は、ミキサ11の出力
から干渉波成分を取り出す。
検出回路16は狭帯域通過フイルタ13の出力
をレベル検波する。
電圧制御発振器12は、検波回路16の出力レ
ベルが最大となるように変化する周波数の信号を
発生する。
第2のミキサ18は、電圧制御発振器12の信
号を用いて、狭帯域通過フイルタ13の出力を第
1のミキサ11と逆の周波数変換を行つて、干渉
波出力を発生する。
〔作 用〕
本発明の干渉波抽出回路では、干渉波成分の周
波数が狭帯域通過フイルタの通過帯域に一致する
ように電圧制御発振器の発振周波数を制御して、
これを局発信号として入力信号を周波数変換して
得られた出力から狭帯域通過フイルタを介して取
り出した干渉波成分を、電圧制御発振器の出力を
局発信号として逆の周波数変換を行つてもとの周
波数に戻して干渉波出力信号を得るようにしてい
るので、干渉波の周波数変動がある場合でも、干
渉波以外の周波数成分を十分抑圧して、抽出信号
のC/Nを向上させることができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示したもであつ
て、11はミキサ、12は電圧制御発振器
(VCO)、13は狭帯域通過フイルタ、14は増
幅器、15はハイブリツド(HYB)、16は検波
回路、17は制御回路、18はミキサ、19は帯
域通過フイルタである。
第2図において、干渉波f0を含む入力信号はミ
キサ11に加えられ、電圧制御発振器12の発振
出力によつて周波数変換を行つて、干渉波に周波
数を1に変換する。狭帯域通過フイルタ13は周
波数1を中心とした狭帯域通過特性(1±△1
1は任意周波数、△1は帯域幅)を有し、干渉波
1を選択的に通過させる。干渉波1は増幅器14
を経て増幅されたのちハイブリツド15において
分岐される。
ハイブリツド15の一方の出力である干渉波1
はミキサ18に加えられて電圧制御発振器12の
発振出力によつて再度周波数変換されて帯域通過
フイルタ19に加えられる。帯域通過フイルタ1
9は、狭帯域通過フイルタ13がミキサ11にお
ける上側波帯の成分から干渉波成分を抽出する関
係にある場合は、ミキサ18の下側波帯成分を選
択的に取り出し、ミキサ11の下側波帯が選択さ
れている場合は、ミキサ18の上側波帯成分を抽
出するように、その通過帯域(0±00は干渉
周波数、△0は帯域幅。△1≪△0)を設定され
ている。従つて帯域通過フイルタ19から取り出
された干渉波成分の周波数は0であつて、入力と
等しい周波数を有している。
一方、ハイブリツド15のもう一方の出力であ
る干渉波f1は検波回路16に加えられて検波さ
れ、入力レベルに応じた直流分を取り出される。
制御回路17はこ直流出力が最大となるように電
圧制御発振器12を制御し、これによつて電圧制
御発振器12の発振周波数は、ミキサ11の出力
における干渉波f1の周波数が狭帯域通過フイルタ
13の中心周波数に一致するように制御される。
このように第2図の構成によれば、周波数変換
された干渉波f1は常に狭帯域通過フイルタ13の
通過域の中心を通るので、狭帯域通過フイルタ1
3の帯域を十分狭くすることができ、帯域通過フ
イルタ19から取り出される干渉波f0のC/Nを
向上させることができる。
第3図は本発明の応用例を示し、16QAM変調
波に対するFM干渉波除去回路に適用した場合を
例示したもであつて、21はハイブリツド
(HYB)、22は本発明の干渉波抽出回路、23
は位相同期回路(PLL)、24は減衰器(ATT)、
25は移相器(EPS)、26,27はそれぞれハ
イブリツド(HYB)、28は検波制御回路
(DET CONT)である。
FM干渉波を含むデイジタル信号(16QAM変
調波)は入力はハイブリツド21において分岐さ
れ、分岐された一方の出力から干渉波抽出回路2
2を経てFM干渉波が抽出されて、位相同期回路
23に加えられる。位相同期回路23はFM干渉
波と周波数および位相が一致した搬送波を再生
し、この搬送波出力は減衰器24、位相器25を
経て振幅と位相を調整されたのち、ハイブリツド
26の一方の入力に加えられる。ハイブリツド2
6の他方の入力にはハイブリツド21のもう一方
の分岐入力が加えられていて移相器25の出力と
合成されるが、移相器25の出力はハイブリツド
21からのFM干渉波と同振幅、逆位相になるよ
うに、減衰器24、移相器25において調整され
ているので、ハイブリツド26の出力においては
FM干渉波は打ち消される。
ハイブリツド26の出力によつてハイブリツド
27を経てFM干渉波を除去されたデイジタル信
号出力を得るが、その一部はハイブリツド27を
介して分岐されて検波制御部28に加えられる。
検波制御部28においては、デイジタル信号出力
中における消去残のFM干渉波を抽出し、これに
よつて減衰器24、移相器25に対する制御信号
を発生する。この制御信号は前述のようにハイブ
リツド26の一方の入力における搬送波が、他方
の入力におけるFM干渉波を打ち消すように振幅
と位相を有せしめるものであり、従つてFM干渉
波を良好に除去したデイジタル信号出力が得られ
る。
ここで干渉波抽出回路22は、位相同期回路2
3の入力におけるFM干渉波のC/Nを保護し
て、位相同期回路23がFM干渉波に対して確実
に引き込まれるようにするために重要な役割を果
しているものである。
いま第2図における狭帯域通過フイルタ13の
帯域幅を±10KHzとし、16QAM信号の帯域幅を
50MHzとすれば 10log20KHz/50KHz=34(dB) だけ16QAM信号がカツトされるので、本発明の
干渉波抽出回路22によつて、抽出されるFM干
渉波のC/Nを十分良好にすることができ、従つ
て第3図の回路によつてFM干渉波を確実に除去
することができるようになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の干渉波抽出回路に
よれば、干渉波を周波数変換した信号の周波数が
狭帯域通過フイルタと通過帯域に一致するように
制御を行つて、干渉波以外の周波数成分を除去す
るので、干渉波の周波数を吸収して抽出信号の
C/Nを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成を示す図、第2図
は本発明の一実施例を示す図、第3図は本発明の
一応用例を示す図、第4図は従来の干渉波抽出回
路を示す図である。 11,18……ミキサ、12……電圧制御発振
器(VCO)、13……狭帯域通過フイルタ、14
……増幅器、15……ハイブリツド(HYB)、1
6……検波回路、17……制御回路、19……帯
域通過フイルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧制御発振器12の信号を用いて入力信号
    を周波数変換する第1のミキサ11と、 該ミキサ11の出力から干渉波成分を取り出す
    狭帯域通過フイルタ13と、 該狭帯域通過フイルタ13の出力をレベル検波
    する検波回路16と、 該検波出力レベルが最大となるように発振周波
    数を変化する前記電圧制御発振器12と、 該電圧制御発振器12の信号を用いて前記狭帯
    域通過フイルタ13の出力を前記ミキサ11と逆
    の周波数変換を行う第2のミキサ18とを具えた
    ことを特徴とする干渉波抽出回路。
JP61303303A 1986-12-19 1986-12-19 干渉波抽出回路 Granted JPS63155932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61303303A JPS63155932A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 干渉波抽出回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP61303303A JPS63155932A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 干渉波抽出回路

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Publication Number Publication Date
JPS63155932A JPS63155932A (ja) 1988-06-29
JPH0359617B2 true JPH0359617B2 (ja) 1991-09-11

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ID=17919331

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JP61303303A Granted JPS63155932A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 干渉波抽出回路

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2561867B2 (ja) * 1990-02-07 1996-12-11 国際電信電話株式会社 干渉波低減装置
JP4918219B2 (ja) * 2004-12-22 2012-04-18 東芝キヤリア株式会社 リモートコントロール装置
US7817750B2 (en) * 2007-05-21 2010-10-19 Seiko Epson Corporation Radio receiver including a delay-locked loop (DLL) for phase adjustment

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JPS63155932A (ja) 1988-06-29

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