JPH02101826A - 信号検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、移動無線等に用いられ、種々の周波数の入
力信号から特定周波数の信号を検出するための信号検出
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の信号検出装置を示すブロック図であり、
図において、１０は入力端子で、図示せずも前段のＦＭ
無線機等で受信され復調された音声信号、トーン信号、
制御信号及びノイズ等を含む種々の周波数を有する入力
信号が供給される。

１１は入力信号から検出すべき所定周波数の信号、例え
ばトーン信号を通過させる広帯域フィルタ、１２は広帯
域フィルタ１１の出力信号の振幅制限を行うリミッタ、
１３はリミッタ１２の出力信号を増幅する増幅器、１４
は増幅器１３の出力信号を所定周波数に周波数変換する
ためのミキサ、１５はミキサ１４に局部発振信号を供給
する局部発振器、１６はミキサ１４の出力信号が供給さ
れる狭帯域フィルタ、１７は狭帯域フィルタ１６の出力
信号を増幅する増幅器、１８は増幅器１７の出力信号が
供給される検波器、１９は検波器１８の出力信号と基準
電圧とを比較する比較増幅器、２０は比較増幅器１９の
出力信号を取出す出力端子である。

次に動作について説明する。広帯域フィルタ１１は入力
端子１０に入力される稲々の周波数の中から希望する所
定周波数の信号を通過させ、この通過した信号はリミッ
タ１２で所定レベル以上のノイズ等を制限された後、増
幅器１３で増幅されてミキサ１４に加えられる。ここで
局部発振器１５から供給される局部発振信号と混合され
ることにより、通常は上記所定周波数より低い中間周波
数信号に変換される。この中間周波数信号は狭帯域フィ
ルタ１６に加えられて所定周波数の信号が抜き出され、
この信号は増幅器１７で増幅された後、検波器１８で検
波される。この検波された直流電圧の信号は、比較増幅
器１９で基準電圧と比較されることにより、出力端子２
０に出力信号が得られる。この出力信号は例えば入力信
号の有無に応じた１”、０″の２確信号であってよい。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の信号検出装置は以上の様に構成されているので、
狭帯域フィルタ１６の帯域幅は、入力信号周波数の変動
幅や局部発振器１５の精度及び温度変動幅等を考慮して
決定されるが、希望信号と共に混入したノイズ等により
装置が誤動作を起す可能性が高く、これは狭帯域フィル
タ１６と広帯域フィルタ１１との帯域幅比により改善す
ることにも限度があり、検出レベルに限界がある等の問
題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、入力された信号の中で選択すべき信号周波
数とノイズとを区別し、確実に指定信号周波数が入力さ
れたときのみ検出出力信号を送出することにより、誤動
作、誤検出を起さない信号検出装置を得ることを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る信号検出装置は、所定周波数の信号を対
数増幅器を通じて狭帯域フィルタと、所定周波数信号帯
域と隣接する帯域を有するフィルタとに供給し、両帯域
フィルタを通過した信号をそれぞれ検波し、各検波出力
を比較するようにしたものである。

〔作　用〕

この発明における信号検出装置は、所定周波数の信号帯
域と隣接する帯域を有するフィルタにより、ノイズ成分
が抽出され、このノイズ成分の検波出力と狭帯域フィル
タを通過した信号を検波した検波出力とを比較すること
により、ノイズ成分が除去され、また対数増幅器の作用
により、上記検波出力は入力レベル（ｄＢ　）に比例し
た大きさとなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図においては、第３図と対応する部分には同一符号を付
して説明を省略する。２１はリミッタ１２の出力信号を
対数変換する対数増幅器、２２は第１の帯域フィルタで
、対数増幅器２１の出力信号から所定周波数の信号を通
過させるために、周波数変動、マージン等を考慮した上
で、充分な狭帯域特性を有している。２３は第１の帯域
フィルタ２２の出力信号を増幅する増幅器、２４は増幅
器２３の出力信号が供給される第１の検波器、２５は第
２の帯域フィルタで、所定周波数の信号の帯域と隣接す
る帯域を有し且つ第１の帯域フィルタ２２と路間等の帯
域幅を有している。２６は第２の帯域フィルタ２５の出
力信号を増幅する増幅器、２７は増幅器２６の出力信号
が供給される第２の検波器、２８は第１及び第２の検波
器２４゜２７の検波出力が加えられる比較増幅器である
。

次に動作について説明する。対数増幅器２１で対数変換
された信号は第１及び第２の帯域フィルタ２２．２５に
供給される。第１の帯域フィルタ２２からは希望する所
定周波数の信号成分及びノイズ成分を含む信号が取り出
され、この信号は増幅器２３を通じて第１の検波器２４
で検波される。

一方、第２の帯域フィルタ２５の帯域は、所定周波数の
信号の帯域と隣接する帯域を有しているので、略ノイズ
成分のみを通過させる。この通過されたノイズ成分の信
号は増幅器２６を通じて第２の検波器２７により検波さ
れる。第１及び第２の検波器２４，２７の検波出力は対
数増幅器２１０作用により、入力信号レベル（：ｄＢ：
］に比例した大きさの直流電圧となっている。これらの
検波出力が比較増幅器２８に加えられることにより、ノ
イズ成分が除去されて、基準電圧以上の信号に対して出
力信号が出力端子２０に加えられる。

なお、上記実施例では希望信号が１種類１波の場合につ
いて述べたが、第２図のように、希望信号が複数の周波
数の信号（但し、同時入力は１波づつ）の場合にも適用
し得る。第３図において、広帯域フィルタ１１はｆｌ　
ｌ　ｆ２・・・ｆＮ　の複数の周波数の信号を通過させ
る。これらの信号はＩＪ　ミッタ１２．対数増幅器２１
を通じて、それぞれ周波数ｆ１．　ｆ２・・・ｆＮ　　
の信号帯域を有するＮ個の帯域フィルタ２９を通過した
後、増幅器３０を通じてＮ個の検波器３１でそれぞれ検
波される。各検波出力は各々２つづつ比較電圧検出器３
２にａ、ｂ入力として加えられる。比較電圧検出器３２
は入力ａとｂとの電圧差が一定値以上のとき出力信号を
発生するもので、ａ　）＞　ｔ）のとき出力Ｃが得られ
、ａ＜＜ｂのとき出力ｄが得られる。これらの出力Ｃ又
はｄを出力１，２・・・Ｎとして取り出すように成され
ている。この実施例によれば、ｆｌ、　ｆ２・・・ｆＮ
の信号をノイズ等に妨害されることなく検出することが
できる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、ノイズ成分を検出す
る帯域フィルタを設け、この帯域フィルタの出力信号の
検波出力と信号帯域フィルタの出力信号の検波出力とを
比較するように構成したので、ノイズ等の無差別的な妨
害信号の多い入力信号の中から希望周波数の信号の有無
を確実に検出できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による信号検出装置を示す
ブロック図、第２図はこの発明の他の実施例による信号
検出装置を示すブロック図、第３図は従来の信号検出装
置を示すブロック図である。 ２１は対数増幅器、２２は第１の帯域フィルタ、２４は
第１の検波器、２５は第２の帯域フィルタ、２７は第２
の検波器、２８は比較増幅器。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第３因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　所定周波数の信号が供給される対数増幅器と、この対
   数増幅器の出力信号が供給され上記所定周波数の信号を
   含む所定帯域を有する第１の帯域フィルタと、この第１
   の帯域フィルタの出力信号が供給される第１の検波器と
   、上記対数増幅器の出力信号が供給され上記所定周波数
   の信号に隣接する帯域を有する第２の帯域フィルタと、
   この第２の帯域フィルタの出力信号が供給される第２の
   検波器と、上記第１及び第２の検波器の出力信号が供給
   される比較増幅器とを備えた信号検出装置。