JPS601060A - 液圧制御弁 - Google Patents

液圧制御弁

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JPS601060A
JPS601060A JP58110411A JP11041183A JPS601060A JP S601060 A JPS601060 A JP S601060A JP 58110411 A JP58110411 A JP 58110411A JP 11041183 A JP11041183 A JP 11041183A JP S601060 A JPS601060 A JP S601060A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
free piston
hydraulic
spring
valve
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JP58110411A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kubota
仁 久保田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS601060A publication Critical patent/JPS601060A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 この発明は、2系統を有しだ液圧回路に設けられて2系
統の後輪側液圧を制御する液圧制御弁に関する。
(II)従来技術 一般に自動車等においては、ブレーキの操作を2系統の
液圧回路に分割し、一系統が失陥した場合にあっても残
りの系統で制動できるよう構成して安全を図る方式が採
用され、この種の方式としては、例えば、対角線上の右
前輪と左後輪とを連結するとともに左前輪と右後輪とを
連結してブレーキ配管がX型に配設されるダイアゴナル
スプリント方式等が知られている。
また、重両の制動時にあっては、後輪側の荷重が減少し
て後輪に前輪と同じ制動力を与えるとロック状態となり
やすいため、マスクシリンダと後輪ブレーキとを連絡す
るlIl圧回路中に調圧機能を有した液圧制御弁を設け
、後輪ブレーキに供給される液圧の上昇率を前輪ブレー
キの液圧の上昇率に比較して一定の比率で低減したもの
が知られている。そして、この液圧制御弁は、一系統が
失陥した際においては、その制動力の不足を補うため、
正常な系統は上記プロボーショニング機能としての調圧
を行うこと無く前後輪とも同じ液圧を供給するよう構成
されたものが知られている。
従来、この種の液圧制御弁としては、例えば、第1図お
よび第2図に示すように、前述のようなダイアゴナルス
プリント方式に配設される2系統を有した2系統液圧ブ
レ一キ回路に設けられたりものが知られている。この液
圧制御弁は、同図に示すように、ハウジング1に形成さ
れたシリンダ孔1aへ液密的がっIト動自在に挿填され
たフリーピストン2が、クンデムマスタシリンダ3から
右前輪ブレーキ装置4F112および左後輪ブレーキ装
置4RLへ致る第1系統5に連絡した第1室7と、マス
クシリンダ3がら左前輪ブレーキ装置AFLおよび右後
輪ブレーキ装置4RRへ致る第2系統6に連絡した第2
室8と、をシリンダ孔la内に画成している。
このフリーピストン2の摺動方向両端にはそれぞれ、マ
スクシリンダ3からブレーキ装置4FR14FL、4味
、4B2シへ供給される液圧を調整する第1、第2ブロ
ボーシヨニングバルブ9.9′が設けられている。第1
プロポーシヨニングバルブ9は、シリンダ孔1aに嵌着
したゴム様弾性材から成る弁座】、1に当接する弁体1
2aを形成されたプランジャ12が、第1室7をマスク
シリンダ3および右前輪ブレーキ装置4FLに連絡した
液圧室7aと左後輪ブレーキ装置4RLに連絡した液圧
室7bとに隔成している。プランジャ12は、液圧室7
a、7b間の圧力差に応動して弁体12aを弁座11に
当接、離間させ、左後輪ブレーキ装置4RLに供給する
液圧を調圧する。
すなわち、左後輪ブレーキ装置4RLは、プランジャ1
2の受圧面差に作用する液圧およびスプリング15の(
aJ重に応じてプランジャ15が移動し、弁体12aが
弁座IIから隔間した時、弁体12aと弁座11との間
の隙間およびプランジャ12に形成された連絡孔12b
を介してマスクシリンダ3に連通し、また、弁体12a
が弁座11に当接した時、液圧室7aとの連通を遮断さ
れるため、その液圧はマスクシリンダ3がらの液圧に対
して一定の比率で減圧されるものである。
同様に、第2プロボーシヨニングバルブ9′は、プラン
ジャ12′が第2室8ををマスクシリンダ3および左前
輪ブレーキ装置4FLに連絡しだ液圧室8aと右後輪ブ
レーキ装置4RRに連絡した液圧室4吐とに隔成し、プ
ランジャ12′が液圧室8a、8bの間の圧力差に応動
することで弁体12′aが弁座11′に当接、離間して
、液圧室8bの液圧を調圧する。なお、12′bはプラ
ンジャ12′に形成されて液圧室8bと右後輪ブレーキ
装置4P!pとを連絡する連絡孔である。
フリーピストン2は、略筒状の2つの部材2a12bが
スリーブ10により結合されて成り、調圧スプリング1
5が配設される収納室13を画成している。この収納室
13内には、第1、第2プロボーシヨニングバルブ9.
9′の各プランジャ12.12′の対向する端部が突出
し、該プランジャ9.9′の各端部に固定されたバネ受
け14.14′間に調圧スプリング15が縮設されてい
る。
調圧スプリング15は、各プランジャ12.12’を付
勢し、各プロボーショニングバルブ9.9′の調圧特性
を設定する。
このような液圧制御弁は、第1図に示すように、第1系
統5およδ第2系統6が正常に機能している場合、各プ
ロボーショニングバルブ9.9′が、マスクシリンダ3
からの液圧を各系統5.6毎に独立して調圧し、各ブレ
ーキ装置4FR,4FL、412R14Pシへ供給する
。すなわち、各プロボーショニングバルブ9.9′は、
そのプランジャ12.12′が調圧スプリング15のバ
ネ力に抗して液圧室7a、7b、8a、8b間の圧力差
に応動することで、液圧室7b、8bずなわら左後軸ブ
レーキ装置412Lおよび右後輪ブレーキ装置4RRの
液圧を調圧する。
4fミしく説明すると、マスクシリンダ3の発生した液
圧が所定値以下の場合、第1プロボーシヨニングハルブ
9においては、プランジャ12はスプリング15により
図中左方へ付勢されて弁体12aが弁座11から離間し
ている。このため、マスクシリンダ3からの液圧ば、直
接に右前輪ブレーキ装ri、4F12および左後輪ブレ
ーキ装置4?Lへほぼ等しい値で伝達されて、該ブレー
キ装置4FI12.4I2シが等しい制動力を生じる。
また、マスクシリンダ3の発生した液圧が所定値を超え
てプランジャ12を図中右方へ押圧する圧力が大きくな
った場合、プランジャ12がその作用面積差に起因して
スプリング15に抗して移動するため、弁体12aが弁
座11と当接、離間して液圧室7a、7b間を開開し、
液圧室7b内液圧ずなわら左後輪ブレーキ412Lへ供
給される液圧の圧力上昇率を右前輪ブレーキ4Fkに供
給される液圧の圧力上昇率に比較して一定の比率で(氏
減する。なお、第2ブロボーショニングノλル)9′も
同様の作用であり、その説明は省略する。
また、例えば第2系統6が失陥した場合(パーシャル時
)、第2図に示すように、第2室8ずなわち液圧室8a
の液圧が低下してフリーピストン2が図中右動するため
、第1104ミ〜シヨニングバルブ9のプランジャ12
がフリーピストン2とともに右動し、その弁体12aが
弁座11から離間される。したがって、第1プロボーシ
ヨニングハルブ9は調圧機能を失い、マスクシリンダ3
からの液圧が右前輪ブレーキ装置41におよび左後輪ブ
レーキ装置412シに直接加えられ、第1系統5の失陥
による制動力の低下を最小限にとどめるものである。
しかしながら、従来の液圧制御弁にあっては、フリーピ
ストン2は室7.8間すなわちl&圧室7a、8a間の
圧力差に応動して両制動系統における液圧がバランスす
るようGこ意図されて、フリーピストン2はこれに作用
するわずかな液圧差で移動できるようになって6)るた
め、マスクシリンダでの製造誤差等に起因してマスクシ
リンダ3から各液圧室7a、8aに供給される液圧が異
なった場合、例えば、液圧室7a、8a内の液圧の上昇
率の相異やマスクシリンダのピストン径差等に起因して
一方の液圧室(例えば、7a)の液圧が他方の液圧室(
例えば、8a)の液圧よりも大きくなった場合、前述し
た第2図に示すパーシャル時と同様に、フリーピストン
2が他方の液圧室(8a)側へ移動し、第2系統6の調
圧機能が失われてしまうことがあるという欠点があった
(ill )発明の目的 この発明の液圧制御弁は、上述の欠点を鑑みてなされた
もので、フリーピストンに移動方向にマスクシリンダの
プライマリ側とセカンダリ側との液圧差ではフリーピス
トンが移動しない大きさの予荷重を負荷することで、液
圧室間の圧力差が予荷重以下の範囲においてフリーピス
トンの移動を禁止し、2つの系統が正常に機能している
平常時に調圧機能を失うことを防止することを目的とし
ている。
(IV)発明の構成 この発明は、第1系統および第2系と充の2つの系統を
有した液圧回路に設けられる液圧Mil制御弁において
、前記第1系統および第2系にんに連絡するシリンダ孔
が形成されたノ\ウジンク゛と、前記シリンダ孔内に液
密的な摺動を自在に1屯填されて摺動方向両端に前記第
1系統に連絡した室および前記第2系統に連絡した室を
隔成し、該2つの室の圧力差に応動するフリーピストン
と、該フリーピストンの両端に設番すられて、nII記
2つの室の圧力が等しくフリーピストン力え所定位置に
ある時前記第1系統および第2系キ充の液圧を調圧する
とともに、前記第1系統ま娼よ第2系統が失陥して前記
2つの室Gこ圧力差力く生じフリーピストンが前記所定
位置から移UJ(、た時前記第2系統または第1系統の
液圧の8周圧を中止する2つのプロポーショニングノ\
ルブと、前記ハウジングと前記フリーピストンとの間に
設けられ、該フリーピストンをマスクシリンダに起因し
た液圧差のみではフリーピストンが移動イ1勢して前記
所定位置に保持するスプリングと、を備えている。
この液圧制御弁によれば、前記2つの室間の圧力差がフ
リーピストンを付勢するスプリングのハネ力より小さい
範囲において不感体が構成され、フリーピストンば前記
所定位置から変位することが無く、プロボーショニング
ハルブは調圧機能を保持する。このため、この液圧制御
弁は、従来と同様に一方の系統の欠陥時におい−ζば他
方の系統の調圧を中止して制動力の不足を補うとともに
、2つの系統が正富な場合において調圧機11ヒを失う
おそれが小さくなり、後輪のロックを有すノに防止でき
るものである。
〔V〕実施例 以下、ごの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図および第4図は、この発明にかかる液圧制御弁の
一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、21は全体としての液圧制御
弁を示し、この液圧制御弁21は、独立した2つの配管
(系統)p、、p、がダイアゴナルスプリント方式に配
設された二系統液圧ブレーキ回路に設けられている。一
方の配管P1は、タンデムマスクシリンダM/Cの1つ
の液圧出口(図示ではプライマリ側)と対角線上の右前
輪ブレーキ装置BFI;2および左後車軸ブレーキ装置
B12Lとを連絡し、また、他方の配管P2は、タンデ
ムマスクシリンダM/Cの他の液圧出口(図示でばセカ
ンダリ側)と対角線上の左前車輪ブレーキ装置BFLお
よび右後車輪ブレーキ装置B12I2とを連絡し、′液
圧制御弁21は配管1)、、P2途上に介装されている
。タンデムマスクシリンダM/Cは、ブレーキペダルB
/Pの路下によって液圧PMを発生ずる。
液圧制御弁21は、ハウジング24にシリンダ孔34が
形成され、該シリンダ孔34内にフリーピストン5が摺
動自在に挿填されている。シリンダ孔34は、図中左方
のネジ部34e、ネジ部34eの図中右方の嵌合部34
a、該嵌合部34aの図中右方の摺動部34b、摺動部
34bの図中右方の取付部34cおよび図中右方の小径
部34dを有している。ネジ部34eにはプラグ32が
螺着してシリンダ孔34の左y1Mlを閉止し、摺動部
34bにはフリーヒストン25が挿通し、取付部34C
にはゴム様弾性祠から成る環状のりツブシール49′が
嵌着している。プラグ32は、嵌合部34aに嵌合する
筒状体32aを有し、該筒状体32aの図中左端部がシ
リンダ孔34に環状の取付溝35を形成する。
すなわち、取付溝35ば、嵌合部34a内周面、筒状体
32aの右αj!1部および嵌合部34aと摺動部34
bとの段差面により設されている。また、プラグ32に
は、摺動部34bと同径の摺動孔32b、取付1)部3
4cと同径の取イ1孔32Cおよび小径部34dと同径
の小径孔32dが形成されている。摺動孔32bにはフ
リーピストン25が挿通し、取イ1孔32cにはゴム杼
弾性月から成るリップシール49が嵌着されている。
さらに、ハウジング24には、タンデムマスタシリンダ
M/Cに配管P、、P2を介して連絡した2つの入口ボ
ート26.27と、右前車輪、左前車輪および右後車輪
ブレーキ装置BFR1BFL、 BRt2に配管P、、
P2を介して連絡した3つの出口ボート28.29.3
0とが形成されている。
同様に、プラグ32には左後車輪ブレーキ装置B邸に配
管P1を介して連絡する出口ボート31が形成されてい
る。これら入口ボート26.27および出口ポート28
.29.30.31は、シリンダ孔34へ開口している
フリーピストン5は、それぞれが摺動部36a、37a
および筒状部36b、37bを有した2つの部材3G、
37から構成されてる。す・なわち、各口)を月36.
37の筒状部36b、37 bの内周部に、スリーブ3
8が圧入嵌合して部材36.37を結合し、フリーピス
トン届が構成されている。このフリービス]・ン25は
、その外周部に前記取付溝35と略等しい軸方向寸法の
取付溝25aが形成され、また、内部に後述する調圧ス
プリングを収納する収納室25bが形成されている。こ
のフリーピストン25は、前述のシリンダ孔34の摺動
部34bおよびプラグ32の摺動孔32b内を摺動部1
jシで、シリンダ孔34内に2つの室39.40を画成
している。一方の室39(図中左方ンは、入口ボート2
6および出口ボート28.31に連通し、他方の室40
は入口ボート27および出口ボート29.30に連通し
ている。なお、41.42はシール、32eはプラグ3
2に形成されて室39と入口ボート26および出口ボー
ト28とを連通ずる孔である。
前述の取付溝25aおよび取付溝35内には、環状の2
つのりテーナ43.44が配設されて、該リテーナ43
.44間にスプリング45が縮設されている。リテーナ
43.44は、スプリング45により付勢されて、各数
句溝25a、35の両端部に弾接する。ずなわら、この
スプリング45は、フリーピストン25の不感帯の構成
するもので、各取付溝25 a 、35が整列する位置
(所定位置)へ所定のハネ力(マスクシリンダのプライ
マリ、セカンダリ側の液圧差ではフリーピストンが移動
しない大きさ)で(=J勢して、このハネ力以下の力が
フリーピストン25に負興された場合のフリーピストン
5の変位を阻止している。なお、上記所定位置は、フリ
ーピストン25がシリンダ孔34の略中央に位置した場
合に対応している。これら取付溝25a、35、スプリ
ング45およびリテーナ43.44は、保持手段46を
構成する。
フリーピストン部の摺動方向両端には、それぞれプロボ
ーショニングバルブ47.47′が設けられて、タンデ
ムマスクシリンダM/Cから各ブレーキ装置BF尺、B
FL、BRR,Bl!しへ供給される液圧を調圧する。
なお、これらのブロボーショニングバルブ47.4:?
 ’は同一構成であるため、一方のブロボーショニング
バルブ47のみを説明し、他方のプロボーショニングバ
ルブ47′の同一部分には同一符号に′記号を付して区
別し、その説明は省略する。
プロボーショニングバルプ47は、フリーピストン25
の部材36の摺動部36aに摺動自在に挿通して室39
内に2つの液圧室39a、39bを画成するプランジャ
48と、プラグ32の取付部32Cに嵌着したゴム様弾
性祠から成る略環状のり・ノブシール49と、を備えて
いる。プランジャ4日は、フリーピストン25に挿通し
て端部が収納室25b内に突出する挿通部48aと、リ
ップシール49の図中右端面に形成された突起49aに
当接可能なフランジ部48bと、リップシール49の座
部49bに密着する弁頭部48cと、弁頭部48Cとフ
ランジ部48bとの間の軸部48dと、図中左端に形成
されて小径孔32d内を摺動する受圧部48eと、収納
室25b内で挿通部48aから図中右方へ延在するスト
ソバ一部48 fと、を有し、また、弁頭flfls4
8c周面に一端が開口して他端が受圧部48eの図中左
端面に開口した連絡孔48gが形成されている。このプ
ランジャ48は、その弁頭部48cがリップシール49
の座部49bに密着することにより室39内に2つの液
圧室39a、39bを画成し、この液圧室39a、39
bの液圧差に応動する。
また、プロボ−ショニングバルブ47のプランジャ48
の収納室25b内に突出する端部には、ハネ受は座50
 ’が固定され“ζいる。同様に、他方のプロボーショ
ニングノxル)47′のプランジャ48′の収納室25
b内に突出する端部にも、ノ\ネ受は座50 ’が固定
され、これらバネ受は座50.50′間に調圧スプリン
グ51が縮設されて、プランジャ48.48′を離間す
る方向に付勢している。
なお、52ばシールである。
次に作用を説明する。
このような液圧制御弁21にあっては、ブレーキペダル
B/Pが路下されずタンデムマスクシリンダM/Cが液
圧PMを発生しない場合、第3図に示すように、フリー
ピストン25はスプリング45により付勢されて所定位
置にあり、また、それぞれのブロボーショニングノ\ル
ブ47.47′のプランジャ48.48′は、調圧スプ
リング51により離間する方向に付勢されて、フランジ
部48b、48′bがリップシール49.49′の突起
49a、49’aに当接し、弁頭部48c、48’Cが
座部49b、49′bから離間している。
今、ブレーキペダルB/Pを路下すると、タンデムマス
クシリンダM/Cの2つの液圧出口から液圧Psが発生
し、配管P、 、P2を経てハウジング24の各入口ボ
ート26.27から各液圧室39a、40aに導入され
る。この液圧室39a。
40a内の液圧は、出口ボート28.29がら直接に右
前車輪ブレーキ装置Bpaおよび左前車輪ブレーキ装置
BFLへ供給され、また、上述のように各ブロボーショ
ニングバルブ47.47′は、そのプランジャ48.4
8′の弁頭部48c、48′cが座部49b、49′b
がら離間して開弁状態にあるため、液圧室39a、40
a、、連絡孔48g、4B’g。
出口ボート31.30および配管P、 、P2を介して
直接に左後車輪ブレーキ装置B2Lおよび右後車輪ブレ
ーキ装置BRRへ供給される。したがって、右左前車輪
ブレーキ装置BFR,BFLへ供給される液圧I)F 
および左右後車輪ブレーキBRL、B1212へ供給さ
れる液圧Ptz は、ともにほぼ等しく、この値はタン
デムマスクシリンダM/Cの発生する液圧1〕已に等し
いため、左右前後単輪ブレーキ装置BFL 、、BFR
、、URL 、、 l3pp=の発生ずる制動力は等し
い。また、上述のように、各液圧室39a、40aの液
圧はぼぼ等しいため、フリーピストン5に加わる液圧室
39a、40aの液圧は相殺されて平衡し、フリーピス
トン25が変位することも無い。
ここで、タンデムマスタシリンダM/Cの出力する液圧
PMが上昇して、ブロボーショニングパルブ47.47
′のプランジャ48.48′を接近する方向に押圧する
力が調圧スプリング51のハネ力Fを超えると、プラン
ジャ48.48′は調圧スプリング51のバネ力Fに抗
して移動し、その弁頭部48G、48′cを座部49b
、49′bに着座する。ずなわち、各プランジャ48.
48′には、それぞれ、液圧室39a、40aの液圧、
液圧室39b、40bの液圧および調圧スプリング51
のハネ力が作用する。これらの力関係にてスプリットポ
イント以降では後車輪ブレーキ装置BR2、B?しへ供
給される液圧PI2 は、前車輪ブレーキ装置BFR,
BFLへ供給される液圧PF に比較して所定の比率で
減圧されて、後車輪ブレーキ装置BRRXBRLの制動
力が前車輪ブレーキ装置BFR1BFLの制動力に比し
て小さくなり、1及車+命のロックが防止される。
また、タンデムマスクシリンダM / ’Cのプライマ
リ、セカンダリでピストン径が異なりマスクシリンダか
ら各液圧室39a、40aへ供給される液圧が異なる場
合、フリーピストン25は液圧室39a、40aの液圧
差ΔPに対応した力を受Gノで移動しようとする。しか
しなから、フリーピストン25は、ハウジング24との
間に縮設されたスプリング45により所定のハネ力で前
記所定位置に付勢されているため、フリーピストン25
ば移動することも無く、この液圧制御弁21の液圧調圧
機能が失われることも無い。すなわち、第5図に示すよ
うに、フリービス!・ン25は、あらかしめスプリング
45により所定のノ\ネカROでイ」勢されて不感体N
が形成されてフリーピストン25に加えられる力がハネ
力RO以下においては変位することは無いため、lIk
圧差ΔPがノ\ネカRo以下においては変位することは
無く、液圧制御弁21の調圧機能は保持される。なお、
このスプリング45のノ\不力RDは、前述したように
マスクシリンダのプライマリ側とセカンダリ側との液圧
差ΔP maxによりフリーピストンが移動することが
ない大きさに設定されるため、後述する一系統の液圧回
路の失陥時におけるフリーピストン25の変位に影響を
及ばずことは無い。
一方、二系統の液圧回路のうちの一系統、例えば配管P
、側の液圧回路が失陥して液圧を失うと、液圧室39a
、40a間にマスクシリンダに起因した液圧差より大き
な液圧差が発生する。
この液圧差は、前述のスプリング45によるハネ力RO
よりも大きいため、′第5図に示すように、フリーピス
トン25ば、スプリング45のノ\ネカROに抗して液
圧室39a、4Oa間の液圧差ΔPにより失陥側へ図中
右動して、第4図に示すようにフリーピストン25の図
中右?IiU部がシリンダ孔34の摺動部34b右端に
当接する。この時、プロボーショニングバルブ47のプ
ランジャ4Bは、バネ受は座50が固着されているため
、フリーピストン25とともに右動し、その弁頭部48
Cがリップシール49を拡径して右動し、第4図に示す
ように位置する。したがって、出口ボート28.31ず
なわち右前車輪ブレーキ装置BFRおよび左後車輪ブレ
ーキ装置82Lには、入口ボート26すなわちタンデム
マスクシリンダM/Cの液圧PMが直接に供給される。
すなわち、左後車輪ブレーキ装MI3Rしは、液圧室3
9b、プランジャ48の弁頭部48Cとりツブシール4
9との間に画成される環状の間隔、連絡孔48gおよび
液圧室39aを経てタンデムマスクシリンダM/Cに連
通し、また、右前車輪ブレーキ装置BFRは液圧室39
aを経てタンデムマスクシリンダM/Cに連通ずるため
、左後車輪ブレーキ装置BP!Lに供給される液圧は減
圧されることが無く、左後車輪ブレーキ装置Bll?L
は大きな制動力を生して、一系統失陥時の制動力の低下
を補う。なお、配管P。
側の液圧回路が失陥した場合も同様である。
(Vl )発明の詳細 な説明してきたように、この発明の液圧制御弁によれば
、フリーピストンを所定のノ\ネ力で所定位置に付勢し
て、室間の圧力差がバネ力以上の場合におけるフリーピ
ストンの変位を阻止したため、マスクシリンダからの液
圧上昇率の相異等に起因して室間に圧力差が生じても調
圧機能を失うことは無(、後車輪のロックが防止される
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の液圧制御弁を示す断面図で
あり、第1図は正常時を、第2図は一系統の失陥時を示
してしる。第3図および第4図はこの発明の一実、施例
にかかる液圧制御弁を示す断面図であり、第3図は正常
時を、第4図は一系統の失陥時を示している。第5図は
第3図の液圧制御弁のフリーピストンの特性を示す図で
ある。 21−−−一液圧制御弁、 24−−−−−ハウジング、 25−−−−フリーピストン、 34−−−−−シリンダ孔、 39.40−−−−−一室、 39a、39b、40a、40 b −−−−−llt
圧室、4G −−−保持手段、 47.47’ −プロボーショニングハルブ。 特許出願人 日産自動車抹式会社 代理人弁理士 自我軍一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2つの系統を有した液圧回路に設けられる液圧制御弁に
    おいて、 ハウジングに形成されたシリンダ孔へ摺動自在に挿填さ
    れて前記2つの系統のそれぞれに連絡する2つの室を画
    成し、該2つの室の圧力差に応動するフリーピストンと
    、 該フリーピストンの両端に設けられ、前記2つの系統が
    正常に機能して前記フリーピストンが所定位置にある時
    前記2つの系統の液圧を調圧するとともに、前記2つの
    系統の一方が失陥して前記フリーピストンが前記所定位
    置から変位した時他方の系統の液圧の調圧を阻止するプ
    ロポーショニングバルブと、 前記ハウジングと前記フリーピストンとの間に設けられ
    、該フリーピストンを前記所定位置に、マスクシリンダ
    のプライマリ、セカンダリ側間の液圧差でフリーピスト
    ンが移動しない大きさの予荷重を付与したスプリングと
    、を備えたことを特徴とする液圧制fall弁。
JP58110411A 1983-06-20 1983-06-20 液圧制御弁 Pending JPS601060A (ja)

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