JPS6010501B2 - コイル巻線装置 - Google Patents
コイル巻線装置Info
- Publication number
- JPS6010501B2 JPS6010501B2 JP508779A JP508779A JPS6010501B2 JP S6010501 B2 JPS6010501 B2 JP S6010501B2 JP 508779 A JP508779 A JP 508779A JP 508779 A JP508779 A JP 508779A JP S6010501 B2 JPS6010501 B2 JP S6010501B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding frame
- winding
- movable pin
- insertion jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気機械の固定子の製造装置において、特に巻
枠にコイルを巻付けながらコイル挿入拾具にコイルを落
し込む方式のコイル巻線装置に関するものである。
枠にコイルを巻付けながらコイル挿入拾具にコイルを落
し込む方式のコイル巻線装置に関するものである。
従来、この種の装置としては、第１図〜第４図に示すよ
うな装置が知られている。
うな装置が知られている。
以下その構成を図面に基づいて説明すると、１は電線、
２はフラィャ、３は巻枠、４は傾斜板、５はコイル押し
榛、６は巻枠３によって形成されるコイル、７はコイル
６を収容可能なコイル挿入治臭、８は今まで巻いた方向
とは逆に電線１を巻く時、電線１をかける曲がりピンを
示す。次に動作について説明する。
２はフラィャ、３は巻枠、４は傾斜板、５はコイル押し
榛、６は巻枠３によって形成されるコイル、７はコイル
６を収容可能なコイル挿入治臭、８は今まで巻いた方向
とは逆に電線１を巻く時、電線１をかける曲がりピンを
示す。次に動作について説明する。
電線１が挿通されたフラィャ２が巻枠３の周囲を回転す
ることによって電線１が巻枠３に巻付けられコイル６が
形成される。
ることによって電線１が巻枠３に巻付けられコイル６が
形成される。
一方、フラィャ２の回転に同期して、傾斜板４が揺動運
動を行いコイル押し棒５を上下動させる。巻枠３に次々
と形成されるコイル６は前述のコイル押し棒５の上下動
によって順次下方に繰り出され、コイル挿入袷具７の下
方へ落し込まれる。次に今まで巻いた方向とは逆に電線
１を巻いたコイル６を得るため下記のように動作を行う
。
動を行いコイル押し棒５を上下動させる。巻枠３に次々
と形成されるコイル６は前述のコイル押し棒５の上下動
によって順次下方に繰り出され、コイル挿入袷具７の下
方へ落し込まれる。次に今まで巻いた方向とは逆に電線
１を巻いたコイル６を得るため下記のように動作を行う
。
フラィャ２は第２図の状態で止まり、巻枠３は第１図か
ら第３図に示すように下降し、電線１は曲がりピン８と
巻枠３の間に入る。フラィャ２が逆転すると同時に、電
線１は第４図矢印Ａに示す方向に引かれる。
ら第３図に示すように下降し、電線１は曲がりピン８と
巻枠３の間に入る。フラィャ２が逆転すると同時に、電
線１は第４図矢印Ａに示す方向に引かれる。
この時、曲がりピン８は傾斜を持っているので、電線１
は第４図矢印Ｂに示す方向に上昇する。これにより、電
線１はコイル挿入治具７の先端より上方に位置すること
になり巻線時にコイル挿入治具７の先端に電線１をかけ
てしまうことはない。しかしながら、巻き終った後、コ
イル押し棒５でコイル６を巻枠３からストリップする時
に曲がりピン８が曲つているため曲がりピン８にコイル
６をかけてしまいストリップできなかったり、コィル６
の被膜を損傷したりすることがある。
は第４図矢印Ｂに示す方向に上昇する。これにより、電
線１はコイル挿入治具７の先端より上方に位置すること
になり巻線時にコイル挿入治具７の先端に電線１をかけ
てしまうことはない。しかしながら、巻き終った後、コ
イル押し棒５でコイル６を巻枠３からストリップする時
に曲がりピン８が曲つているため曲がりピン８にコイル
６をかけてしまいストリップできなかったり、コィル６
の被膜を損傷したりすることがある。
このため曲がりピン８の形状に制約を受け、長さ、後斜
等を任意に選ぶことができない欠点を有していた。本発
明は上記問題点に鑑み、曲がりピンの形状を任意に選ぶ
ことが可能な構造を提供することを目的とする。
等を任意に選ぶことができない欠点を有していた。本発
明は上記問題点に鑑み、曲がりピンの形状を任意に選ぶ
ことが可能な構造を提供することを目的とする。
以下に本発明の一実施例について第６〜７図にもとづい
て説明する。
て説明する。
９，９は屈曲されることにより傾斜部が形成された可動
ピンで、連結棒１０を介してブロック１１により回転自
在に支持され、またブロック１１は巻枠３に固定されて
いる。
ピンで、連結棒１０を介してブロック１１により回転自
在に支持され、またブロック１１は巻枠３に固定されて
いる。
１２は連結榛１０の中央に固定された当り棒であり、端
部１２ａは巻枠３に形成した、コイル挿入俗臭７用の受
け入れ孔１３内に突出し、コイル挿入拾臭７が巻枠３内
に入ってきた時にはコイル挿入拾臭７の先端に当援する
位置に配置されている。
部１２ａは巻枠３に形成した、コイル挿入俗臭７用の受
け入れ孔１３内に突出し、コイル挿入拾臭７が巻枠３内
に入ってきた時にはコイル挿入拾臭７の先端に当援する
位置に配置されている。
１４は巻枠３と当り棒１２の間に設けられたバネであり
「当り棒１２及び可動ピンを第６図矢印Ｃに示す方向に
付勢しているものである。
「当り棒１２及び可動ピンを第６図矢印Ｃに示す方向に
付勢しているものである。
その他の構成については、従来例のものと同機であるた
め、同一番号を付し、説明を省略する。
め、同一番号を付し、説明を省略する。
以上の構成において、コイルの巻初めにおいては、コイ
ル挿入拾具７が巻枠３内に深く入っていないので、コイ
ル挿入治具７の先端は当り榛１２の先端１２ａに当接せ
ず、当り榛１２はバネ１４に押されて巻枠３の内壁１５
に当った状態で停止している。ここで、従来例同機、フ
ラィヤにより巻枠３への巻線が行なわれ、コイル６が形
成される。
ル挿入拾具７が巻枠３内に深く入っていないので、コイ
ル挿入治具７の先端は当り榛１２の先端１２ａに当接せ
ず、当り榛１２はバネ１４に押されて巻枠３の内壁１５
に当った状態で停止している。ここで、従来例同機、フ
ラィヤにより巻枠３への巻線が行なわれ、コイル６が形
成される。
そして、さらに、従来例同様に、可動ピン９を利用して
逆方向に巻回されたコイル１６が形成される。ここでは
、バネ１４の力を、コイル巻回時の巻線３の張力より強
く設定されているため、可動ピン９が巻回時に動くこと
はない。コイル１６の巻回後、コイル押し棒５でコイル
１６を巻枠３から下方へストリップする時に可動ピン９
にかけたコイル１６をはずれやすくするために次のよう
に動作を行う。すなわち、コイル１６の巻回後、巻枠３
を下降させると、当り棒１２とコイル挿入治具７の先端
が当り、可動ピン９は第６図矢印Ｃに示す方向と逆方向
に回転し、可動ピン９の先は鉛直方向を向く、この後コ
イル押し棒５で巻枠３からコイル６及び１６をストリッ
プすれば、可動ピン９にかけたコイル６をはずすことは
容易であり、コイル６及び１６は損傷したり、可動ピン
９にコイル６，１６がひっかかってはずれないなどの問
題は生じない。
逆方向に巻回されたコイル１６が形成される。ここでは
、バネ１４の力を、コイル巻回時の巻線３の張力より強
く設定されているため、可動ピン９が巻回時に動くこと
はない。コイル１６の巻回後、コイル押し棒５でコイル
１６を巻枠３から下方へストリップする時に可動ピン９
にかけたコイル１６をはずれやすくするために次のよう
に動作を行う。すなわち、コイル１６の巻回後、巻枠３
を下降させると、当り棒１２とコイル挿入治具７の先端
が当り、可動ピン９は第６図矢印Ｃに示す方向と逆方向
に回転し、可動ピン９の先は鉛直方向を向く、この後コ
イル押し棒５で巻枠３からコイル６及び１６をストリッ
プすれば、可動ピン９にかけたコイル６をはずすことは
容易であり、コイル６及び１６は損傷したり、可動ピン
９にコイル６，１６がひっかかってはずれないなどの問
題は生じない。
このように本発明によれば、コイル押し棒でコイルを巻
枠からストリップする時に可動ピンにコイルがかかりス
トリップすることができない問題や、ストリップする時
コイルの被膜を損傷するという問題を解消できるもので
、その工業的価値はきわめて大きい。
枠からストリップする時に可動ピンにコイルがかかりス
トリップすることができない問題や、ストリップする時
コイルの被膜を損傷するという問題を解消できるもので
、その工業的価値はきわめて大きい。
第１図は従来のコイル巻線装置の側面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ断面図、第３〜５図は第１図において各異つ
た状態を示す同側面図、第６図は本発明の一実施例にお
けるコイル巻線装置の要部拡大断面図、第７図は巻枠部
の要部斜視図である。 ２・・・・・・フラィャ、３・・・・・・巻枠、６・・
・・・・コイル、７・・・・・・コイル挿入拾具、９・
・・・・・可動ピン、１２・・・・・・当り榛、１３・
・・・・・受け入れ孔。 豹１図鯖２図 繁８図 豹４図 繁５図 燐６函 繁７図
図のＡ−Ａ断面図、第３〜５図は第１図において各異つ
た状態を示す同側面図、第６図は本発明の一実施例にお
けるコイル巻線装置の要部拡大断面図、第７図は巻枠部
の要部斜視図である。 ２・・・・・・フラィャ、３・・・・・・巻枠、６・・
・・・・コイル、７・・・・・・コイル挿入拾具、９・
・・・・・可動ピン、１２・・・・・・当り榛、１３・
・・・・・受け入れ孔。 豹１図鯖２図 繁８図 豹４図 繁５図 燐６函 繁７図
Claims (1)
- １ コイルを形成するための巻枠と、この巻枠に電線を
巻付けるフライヤと、上記巻枠と一体に上下動し、かつ
フライヤの回転経路の内側にあって逆巻のコイルを巻く
時電線をかける傾斜部を持つ可動ピンと、巻枠に巻かれ
たコイルを収容可能なコイル挿入治具とを有し、上記巻
枠には前記コイル挿入治具を受入れる受入れ孔と、この
受入れ孔内に少なくとも一部が位置し、上記コイル挿入
治具に当接して変位する当り棒とを設けるとともに、上
記可動ピンの一端部を回動自在に支持し、この可動ピン
を上記当り棒に連動させることにより、コイル挿入治具
が一定量巻枠の受け入れ孔に入り込んだ状態において、
上記可動ピンの傾斜部が上記巻枠の上下動方向と略平行
になるよう構成したことを特徴とするコイル巻線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP508779A JPS6010501B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | コイル巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP508779A JPS6010501B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | コイル巻線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5596619A JPS5596619A (en) | 1980-07-23 |
| JPS6010501B2 true JPS6010501B2 (ja) | 1985-03-18 |
Family
ID=11601601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP508779A Expired JPS6010501B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | コイル巻線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010501B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106953479B (zh) * | 2017-04-21 | 2019-07-09 | 深圳市立昌机电设备有限公司 | 一种电机定子绕线机及其方法 |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP508779A patent/JPS6010501B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5596619A (en) | 1980-07-23 |
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