JPS6213512Y2 - - Google Patents

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JPS6213512Y2
JPS6213512Y2 JP1983012311U JP1231183U JPS6213512Y2 JP S6213512 Y2 JPS6213512 Y2 JP S6213512Y2 JP 1983012311 U JP1983012311 U JP 1983012311U JP 1231183 U JP1231183 U JP 1231183U JP S6213512 Y2 JPS6213512 Y2 JP S6213512Y2
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JP
Japan
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skewer
guide
slide member
lifting plate
hole
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JP1983012311U
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JPS59119195U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C17/00Other devices for processing meat or bones
    • A22C17/006Putting meat on skewers

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、うなぎや焼き鳥用の串刺し機に、
串を自動的に供給する装置に関する。
串刺し機に串を自動的に供給する装置が従来に
は、全くなかつた。
その原因として考えられるのが、次の点であ
る。
すなわち第1に考えられることは、上記串が竹
製であり、そのためにすべてが真すぐでになつて
いないことである。つまり串が曲がつていたりす
ると、その供給過程が串がきれいに整列しなくな
る。串の整列が乱れれば、1本1本所定の場所に
正確に供給することなどできなくなる。そしてい
ままでは、この点が解決されていなかつた。
第2の原因としては、竹製の串を使用したと
き、その串の周囲にささくれ状のばりが多数あ
り、このばり対策が十分でなかつたことが考えら
れる。串の周囲に上記ばりが多数あると、そのば
りのために、串がその供給過程でひつかてしま
い、スムーズな供給ができなくなるが、この点も
まだ解決されていなかつた。
さらにこれら竹製の串は、その長さや直径がま
ちまちであり、ひどいときには断面形状が半円の
ものまである。このように種々雑多な串を1本1
本正確に供給するための技術もまだ開発されてい
なかつた。
この考案は、上記従来の問題点をことごとく解
決し、形状や長さが雑多な串を正確に所定の場所
に供給する装置の提供を目的にする。
以下には、この考案の実施例を図面にもとづい
て説明する。
図示の実施例は、串案内体aの一側に串入れ用
箱1を設けている。
上記串案内体aは、第2図からも明らかなよう
に、一対の部材2,3を突き合わせて、平面長方
形の箱状にしている。このようにした両部材2,
3のそれぞれの内側には、一対の案内突部4,5
を形成している。これら両案内突部4,5は、た
がいに対向するとともに、それら対向部間に所定
の間隔l1を維持している。この間隔l1は、第6図
からも明らかなように、当該串6が通過しうる大
きさを維持している。
このように串案内体a内に案内突部4,5を形
成したのは、串案内体a内に導入された串6に対
して、串案内体aの接触部分をなるべく少なくす
るためである。たとえば串案内体aが串6に対し
て面で接触するとすれば、串6にばりがあると
き、そのばりが串案内体aのいろいろなところに
当り、串案内体a内をスムーズに通過できなくな
る。またその串が曲つていたりした場合も同様で
ある。
そこで上記のように案内突部4,5を形成し、
串案内体aと串6との接触部分を少なくして上記
ばりや曲りの影響を少なくしている。したがつて
この案内突部4,5は、その先端を鋭角にし、串
6に対して、それこそ点で接触するようにしても
よい。
上記のようにした串案内体aは、その前側の部
材2の上端に一対の誘導片7を形成している。こ
の誘導片7は、第1,2図からも明らかなよう
に、後側の部材3に向けて傾斜していて、その先
端に垂直面7aを形成している。また上記後側の
部材3の上端には、一対の突部8を形成してい
る。この突部8は、上記誘導片7と対向するとと
もに、誘導片7側に形成した斜面8aが、誘導片
7と平行になるようにしている。
さらに串案内体aの上記後側の部材3の背面両
外端には、一対のガイド部材9を設け、このガイ
ド部材9間に昇降板10を摺動自在に設けてい
る。そしてこの昇降板10は、図示してない駆動
機構と連係し、一定の速度で上下動を繰り返すよ
うにしている。
このようにした昇降板10の上端には、一対の
保持片11を突出させ、この突出部分と上記後側
の部材3の背面との間で、串6を保持するように
している。
そして上記串入れ用箱1の両側には、ソズル1
2を設けているが、図面には一方のノズルしか示
していない。このノズル12からは、エアーを常
時噴出させている。このようにして噴出されるエ
アーは、上記突部8の外方であつて、しかも誘導
片7と突部8間に向つて噴出されるようにしてい
る。
したがつて上記昇降板10が、第1図の状態か
ら下降して、串入れ用箱1内に収納した串6内に
もぐり、その状態から上昇すれば、保持片11と
部材3の背面との間で串6を保持してくる。
このようにして保持された串6は、前記突部8
よりも上方に位置したとき、ノズル12から噴出
されるエアーによつて、誘導片7を突部8との間
に強制的に送られ、その結果串案内体a内に誘導
される。
この串案内体aの下方には、一対の移動部材1
3を設けている。これら一対の移動部材13は、
上記串案内体aの巾方向に所定の間隔を維持して
設けているが、図面には一方の移動部材のみしか
示していない。
このようにした移動部材13には、複数の落下
孔14を形成しているが、この落下孔14は、当
該移動部材13の下方に設けた串ホルダー15の
保護溝16と同数形成している。このようにした
移動部材13は、第1図矢印x方向に前進し、上
記落下孔14が保持溝16と一致した位置で、図
示していないストツパーに当つて停止する構成に
している。
そしてこの移動部材13上には、スライド部材
17を設けている。このスライド部材17には、
上記落下孔14と同数の保持孔18を形成してい
る。保持孔18を形成したこのスライド部材17
の一端、すなわち上記移動部材13の上記前進方
向後端には、スプリング掛止部材18を起立させ
ている。そしてこのスプリング掛止部材18と、
前記移動部材13に起立固定した掛止棒19との
間にスプリング20を介装している。このように
移動部材13に起立固定した掛止棒19は、スラ
イド部材17に形成の長孔21を通つてスライド
部材17の上方に突出している。
したがつて上記スプリング20の作用で、スプ
リング掛止部材18と掛止棒19とが引きあい、
その結果、移動部材13とスライド部材17とを
図示の位置に保持する。つまりこの図示の位置で
は、スライド部材17に形成の保持孔22が、移
動部材13の落下孔14と食いちがうとともに、
掛止棒19が長孔21の後端と接触する。
また上記スプリング掛止部材18と掛止棒19
との間には、ストツパー23を設けている。この
ストツパー23は、移動部材13およびスライド
部材17の移動とは全く無関係であり、図示の位
置に固定されている。
したがつて、移動部材13を矢印x方向に前進
させると、上記スプリング20によつて連結され
たスライド部材17も一体になつて移動する。そ
して移動部材13が所定位置まで前進すると、ス
プリング掛止部材18が上記ストツパー23に当
つて、その位置で停止する。スプリング掛止部材
18がストツパー23に当つた位置から、図示し
ていない前記ストツパー位置まで、移動部材13
をさらに前進させると、この移動部材13とスラ
イド部材17とが、上記長孔21の範囲内で相対
移動し、保持孔22と落下孔14とを一致させ
る。
このようにした移動部材13とスライド部材1
7とは、所定位置まで一体となつて前進するが、
その前進過程で、串案内体aから落ちてくる串6
を、スライド部材17の保持孔22で受けとめ
る。
次にこの装置の作用を説明するとともに、その
作用の説明の中で、いろいろな部分の形状を特定
した理由も説明する。
いま串入れ用箱1にある程度の串6を収納した
状態で、昇降板10を上下動させる。
昇降板10を上下動させると、第1図に示すよ
うに、その上端に串6を保持して上昇してくる。
このように串6を保持するための保持片11
と、前記部材3の背面との間隔l2との寸法関係、
および昇降板10から突出する保持片11の突出
高さh1の寸法関係は次のように定めている。
すなわち、上記突出高さh1は、第3図のように
定めている。つまりこの実施例では、昇降板10
が一回上昇したとき、2本の串を保持するように
しているが、この場合には上記突出高さh1を、当
該串6の直径Dに対して、D×1.5としている。
上記突出高さh1を、D×1.5としたので、この
保持片11間に必ず2本の串が保持されることに
なる。もし第3図に示す一番上の串6の上に、
さらに串が乗つていても、この上に乗つた串は昇
降板10の上昇過程で落とされることになる。
したがつて、昇降板10が上昇しきつた位置で
は、上記串6の上に、さらに別の串が不整列に
乗つかることがなく、常に整列された串6が上
昇してくる。
また上記間隔l2は、標準的な串がぴつたりと入
るように、当該串の直径とほぼ同じにしている。
もしこの間隔l2が串の直径より大きいと、第4図
に示すように、標準より径の小さい串が、最上端
に数本乗つてしまう。径の小さい串が第4図のよ
うに数本乗つてしまうと、それらが不整列になる
とともに、1本1本正確に供給できなくなつてし
まう。この点を解決するために、標準的な串と上
記間隔l2とを一致させるようにしている。
上記のようにして昇降板10に乗せられた2本
の串が上昇し、少なくとも最上側の串6が、突
部8より上方に位置すると、その串6がノズル
12から噴出するエアーの作用で、ガイド片7と
突部8との間に送りこまれる。このようにして送
りこまれた串は、串案内体a内の案内突部4,5
内に供給されて、串案内体aの下方に落下し、そ
こに蓄積される。
この状態から移動部材13とともにスライド部
材17を前進させると、そのスライド部材17の
保持孔22が上記串案内体aを通過したとき、串
案内体a内で最下段に位置する串が、当該保持孔
22に落下する。
このように串案内体aから落下した串を受けと
める保持孔22は、第5図に拡大して示すよう
に、その前後に傾斜面22aと22bとを形成し
ている。そしてスライド部材17の前進方向後方
側の傾斜面22bは、その内端の高さh2を、標準
的な串の直径Dに対して、ほぼD/2としてい
る。このように高さh2をD/2としたので、たと
えば第5図に示すように、半円状の串6が保持
孔22内に落ちても、その上段にある串6を傷
つけることがない。つまり半円状の串6が、保
持孔22内に落ちているときは、上記上段の串6
もその半分が当該保持孔22内に落ちている。
この状態で、スライド部材17が前進すると、上
段の串6は、上記傾斜面22bによつてすくい
上げられ、傷つくようなことがなくなる。もし傾
斜面22bがないと、スライド部材17の前進に
ともなつて、上記串6の半分が、保持孔22の
移動にともなつて割られてしまう。
また進行方向前方の傾斜面22aは、当該スラ
イド部材17が前進位置から戻つてくるときに、
上記と同様の理由によつて上段の串を傷つけない
ようにするためのものである。
ただし、移動部材13およびスライド部材17
が前進位置から戻つてくるときに、串案内体aか
ら串が落ちないようにしておけば、この前進方向
前方の傾斜面22aはいらなくなる。
上記のようにして串が保持孔22供給された状
態で、移動部材13とスライド部材17とが一体
的に前進すると、移動部材13が図示していない
前記ストツパーに当る寸前に、スプリング掛止部
材18がストツパー23に当り、保持孔22と落
下孔14とを一致させる。このように両孔22,
14が一致した瞬間に移動部材13が図示してい
ないストツパーに当り、その落下孔14を前記保
持溝16に対応させ、当該串を保持溝16に落と
す。
串ホルダー15の保持溝16に落とされた串
は、図示していない押圧装置で、その一端を押さ
れ、うなぎや焼き鳥に刺しこまれる。
なお図中符号24は硬質板で、串案内体aの前
側の部材2の下端に設け、そのエツジをシヤープ
にしている。
以上の説明から明らかなように、この考案の構
成は、長方形の空間を有し、その空間内にたがい
に対向する案内突部を形成した串案内体と、この
串案内体の背面に設けた串入れ用箱と、上記串案
内体の背面に沿つて上下動し、串入れ用箱に収納
された串内に先端を埋めるまで下降する昇降板
と、この昇降板の上端から突出させ、しかも上記
串案内体の背面との間に標準的な串の直径とほぼ
等しくした間隔を保持し、しかも昇降板からの突
出高さを、標準的な串の直径の1.5倍にした保持
片と、昇降板の上端に乗せられて上昇した串を、
串案内体に強制的に送るためのエアーを噴出する
ノズルと、上記串案内体の下方にあつて、串案内
体から落ちる串を一端保持孔に受けとめるスライ
ド部材と、このスライド部材に対して相対移動可
能にし、上記保持孔と所定位置で一致する落下孔
を形成した移動部材と、を備えた点に特長を有す
る。
したがつて串入れ用箱に収納された串は、昇降
板の上端に乗つて上昇し、その上昇位置でノズル
のエアーで、串案内体に供給される。串案内体に
供給された当該串は、まずスライド部材の保持孔
で受けとめられ、所定位置で移動部材の落下孔か
ら落ちる。
この考案は、上記のように構成したので、串の
中に、標準から外れる串があつても、1本1本正
確に供給される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は全体的な構造を示す断面図、第2図は串案内体
と昇降板とを分離して示した斜視図、第3図は昇
降板が上昇位置にあるときの拡大部分断面図、第
4図は部材の背面と保持片との間隔l2を大きくし
たときの拡大部分断面図、第5図は串案内体とス
ライド部材との関係を示す拡大部分断面図、第6
図は串案内体の断面図である。 a……串案内体、1……串入れ用箱、4,5…
…案内突部、10……昇降板、11……保持片、
12……ノズル、13……移動部材、14……落
下孔、17……スライド部材、22……保持孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形の空間を有し、その空間内にたがいに対
    向する案内突部を形成した串案内体と、この串案
    内体の背面に設けた串入れ用箱と、上記串案内体
    の背面に沿つて上下動し、串入れ用箱に収納され
    た串内に先端を埋めるまで下降する昇降板と、こ
    の昇降板の上端から突出させ、しかも上記串案内
    体の背面との間に標準的な串の直径とほぼ等しく
    した間隔を保持し、しかも昇降板からの突出高さ
    を、標準的な串の直径の1.5倍にした保持片と、
    昇降板の上端に乗せられて上昇した串を、串案内
    体に強制的に送るためのエアーを噴出するノズル
    と、上記串案内体の下方にあつて、串案内体から
    落ちる串を一端保持孔に受けとめるスライド部材
    と、このスライド部材に対して相対移動可能に
    し、上記保持孔と所定位置で一致する落下孔を形
    成した移動部材と、を備えてなる串刺し機の串自
    動供給装置。
JP1983012311U 1983-01-31 1983-01-31 串刺し機の串自動供給装置 Granted JPS59119195U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983012311U JPS59119195U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 串刺し機の串自動供給装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983012311U JPS59119195U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 串刺し機の串自動供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS59119195U JPS59119195U (ja) 1984-08-11
JPS6213512Y2 true JPS6213512Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=30143713

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983012311U Granted JPS59119195U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 串刺し機の串自動供給装置

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JP (1) JPS59119195U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025082A1 (ja) * 2007-08-20 2009-02-26 Matoba Electronics Machine Technical Co., Ltd. 串刺し装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025082A1 (ja) * 2007-08-20 2009-02-26 Matoba Electronics Machine Technical Co., Ltd. 串刺し装置

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JPS59119195U (ja) 1984-08-11

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