JPS6010456A - 波形等化器 - Google Patents
波形等化器Info
- Publication number
- JPS6010456A JPS6010456A JP11933683A JP11933683A JPS6010456A JP S6010456 A JPS6010456 A JP S6010456A JP 11933683 A JP11933683 A JP 11933683A JP 11933683 A JP11933683 A JP 11933683A JP S6010456 A JPS6010456 A JP S6010456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay line
- taps
- waveform
- adder
- weighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/027—Analogue recording
- G11B5/035—Equalising
Landscapes
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、磁気記録媒体よ勺再生された信号を波形等
化するだめの波形等化器に関する。
化するだめの波形等化器に関する。
面内磁気記録媒体、すなわち主として面内方向に配向さ
れた磁気記録媒体を用い、リング型ヘッドで記録、再生
を行なった場合、孤立波に関する再生信号は第１図（＆
）に示すようなローレンツ形の波形となる。このような
波形の再生信号のデータ弁別には、微分によるピーク検
出方式が多く用いられる。
れた磁気記録媒体を用い、リング型ヘッドで記録、再生
を行なった場合、孤立波に関する再生信号は第１図（＆
）に示すようなローレンツ形の波形となる。このような
波形の再生信号のデータ弁別には、微分によるピーク検
出方式が多く用いられる。
一方、垂直磁気記録媒体、すなわち主として垂直方向（
厚み方向）に配向された磁気記録媒体に理想的に記録さ
れた信号ｋ ＩＪング型ヘッドで再生すると、再生信号
は第１図（ｂ）に示すように振幅０の点上中心とした点
対称波形となるのそ、そのデータ弁別にはゼロクロス検
出を行なえばよい。
厚み方向）に配向された磁気記録媒体に理想的に記録さ
れた信号ｋ ＩＪング型ヘッドで再生すると、再生信号
は第１図（ｂ）に示すように振幅０の点上中心とした点
対称波形となるのそ、そのデータ弁別にはゼロクロス検
出を行なえばよい。
これに対し、垂直磁気記録媒体に対してリング型ヘッド
で記録を行なった場合、リング型ヘッドによシ再生した
信号は第１図（−）の波形（これを以下、面内波形とい
う〕と第１図（ｂ）の波形（これを以下、垂直波形とい
う）とが重畳された第１図（ｃ）に示すような非対称波
形となる。このような面内、垂直両波形が重畳した波形
の再生信号のデータ弁別には、■面内波形と同様、微分
によるピーク検出、■２回微分による最大傾斜点検出、
などの方法が考えられているが、■の方法は波形干渉に
よるピークシフトが大、■の方法は２回の微分操作に伴
なうＳ／Ｎの劣化が大きい、といった問題がある。
で記録を行なった場合、リング型ヘッドによシ再生した
信号は第１図（−）の波形（これを以下、面内波形とい
う〕と第１図（ｂ）の波形（これを以下、垂直波形とい
う）とが重畳された第１図（ｃ）に示すような非対称波
形となる。このような面内、垂直両波形が重畳した波形
の再生信号のデータ弁別には、■面内波形と同様、微分
によるピーク検出、■２回微分による最大傾斜点検出、
などの方法が考えられているが、■の方法は波形干渉に
よるピークシフトが大、■の方法は２回の微分操作に伴
なうＳ／Ｎの劣化が大きい、といった問題がある。
面内波形と垂直波形とは、文献（１）Ｖ、Ｂ、Ｍｉｎｕ
ｋｈｉｎ 。
ｋｈｉｎ 。
” Ｐｈａｓｅ Ｄｉｓｔｏｒｔｉｏｎｓ ｏｆ Ｓｉ
ｇｎａｌｓ ｉｎ ＭａｇｎｅｔｉｃＲｅｃｏｒｄｉｎ
ｇ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ ＃＊ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎ
ｉｃａｔｉｏｎｓＲａｄｉｏ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ
＊ Ｖ ２９〜３０ ｒ ＰＰＩ １４−１２０に示
されるようにヒルベルト変換の関係にある。これを利用
して、■■の方法にみられる問題を伴なわずに面内・垂
直重畳波形をデータ弁別する方法として、面内・垂直重
畳波形全ヒルベルト変換フィルタに通した波形と、遅延
線で一定時間遅延した波形とを所定の比率で加算するこ
とによって、面内波形のみに変換した後、弁別する方法
が文献（２） Ｂ、Ｊ、ＬａｎＩｒ１ａｎｄ ｒ” Ｐ
ｈａｓｅ Ｅｑｕａｌｉｚａｔｉｏｎ ｆｏｒ Ｐｅｒ
ｐｅｎｄｉｃｕｌａｒＲｅｃｏｒｄｉｎｇ”ｒ ＩＥＥ
Ｋ Ｔｒａｎｓ ｏｎ Ｍａｇｎ−＋ ＭＡＧ −１８
、ＰＰ１２４７−１２４９に示されている。この方法を
用いれば、データ弁別マージンが向上し、Ｓハの劣化も
伴なわない。
ｇｎａｌｓ ｉｎ ＭａｇｎｅｔｉｃＲｅｃｏｒｄｉｎ
ｇ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ ＃＊ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎ
ｉｃａｔｉｏｎｓＲａｄｉｏ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ
＊ Ｖ ２９〜３０ ｒ ＰＰＩ １４−１２０に示
されるようにヒルベルト変換の関係にある。これを利用
して、■■の方法にみられる問題を伴なわずに面内・垂
直重畳波形をデータ弁別する方法として、面内・垂直重
畳波形全ヒルベルト変換フィルタに通した波形と、遅延
線で一定時間遅延した波形とを所定の比率で加算するこ
とによって、面内波形のみに変換した後、弁別する方法
が文献（２） Ｂ、Ｊ、ＬａｎＩｒ１ａｎｄ ｒ” Ｐ
ｈａｓｅ Ｅｑｕａｌｉｚａｔｉｏｎ ｆｏｒ Ｐｅｒ
ｐｅｎｄｉｃｕｌａｒＲｅｃｏｒｄｉｎｇ”ｒ ＩＥＥ
Ｋ Ｔｒａｎｓ ｏｎ Ｍａｇｎ−＋ ＭＡＧ −１８
、ＰＰ１２４７−１２４９に示されている。この方法を
用いれば、データ弁別マージンが向上し、Ｓハの劣化も
伴なわない。
ところで、この方法において重要な構成要素であるヒル
ベルト変換フィルタについて、文献（２）ではその具体
的な実現法が明示されておらず、単にタップ付遅延線を
用いることのみ記載されている。しかしながら、タッグ
付遅延線を用いて通常のトラ／スパーザルフィルタと同
様の手法でヒルベルト変換フィルタ実現しようとすると
、タッグ付遅延線として遅延時間が非常に長り、シかも
タッグ数の多いものが必要となるため、形状が大型化し
、コストも高いものとなる。
ベルト変換フィルタについて、文献（２）ではその具体
的な実現法が明示されておらず、単にタップ付遅延線を
用いることのみ記載されている。しかしながら、タッグ
付遅延線を用いて通常のトラ／スパーザルフィルタと同
様の手法でヒルベルト変換フィルタ実現しようとすると
、タッグ付遅延線として遅延時間が非常に長り、シかも
タッグ数の多いものが必要となるため、形状が大型化し
、コストも高いものとなる。
従って、特に小型、低価格が要求されるような磁気記録
再生装置においては、実用上問題がある。
再生装置においては、実用上問題がある。
この発明の目的は、小型で簡易な構成によシ、磁気記録
媒体から再生された再生信号を所望の波形に波形等化す
ることを可能とした波形等化器を提供することにある。
媒体から再生された再生信号を所望の波形に波形等化す
ることを可能とした波形等化器を提供することにある。
この発明は、磁気記録媒体から再生された再生信号を終
端が短終されたタッグ付遅延線に入力し、その各タッグ
の電圧を重み付けして加え合せることによって、波形等
化された信号を得ることを基本としている。この場合、
タッグ付遅延線のタッグ間の遅延時間や、重み付は加算
器における重み付は係数を適宜選ぶことによって、所望
のヒルベルト変換特性が得られる。
端が短終されたタッグ付遅延線に入力し、その各タッグ
の電圧を重み付けして加え合せることによって、波形等
化された信号を得ることを基本としている。この場合、
タッグ付遅延線のタッグ間の遅延時間や、重み付は加算
器における重み付は係数を適宜選ぶことによって、所望
のヒルベルト変換特性が得られる。
また、重み付は加算器の出力信号と、別の遅延線で所定
時間遅延された信号とを適当な比率で加算または減算す
ることによって、垂直異方性成分を有する磁気記録媒体
からリング型ヘッドによシ再生された面内・垂直重畳波
形からな゛る再生信号を面内波形のみまたは垂直波形の
みからなる信号に変換することも可能である。
時間遅延された信号とを適当な比率で加算または減算す
ることによって、垂直異方性成分を有する磁気記録媒体
からリング型ヘッドによシ再生された面内・垂直重畳波
形からな゛る再生信号を面内波形のみまたは垂直波形の
みからなる信号に変換することも可能である。
この発明によれば、タッグ付遅延線の終端が郊玲されて
いるため、入力された信号の一部がここで反射されて再
び遅延線を通って各タッグに現れる。すなわち、入力さ
れた再生信号に対するり、ｆ付遅延線の総遅延時間は実
質的に遅延線の実際の遅延時間の２倍となシ、タッグ数
も等制約に２倍となる。従って終端を短終せず無反射終
端とした通常のタッグ付遅延線を用いる場合に比べ、遅
延線が小型化され、コストもそれだけ低減されることに
なる。さらに、重み付は加算器における重み付は素子（
例えば抵抗）の数も半分で済み、これも構成の小型、簡
易化および低価格化に寄与する。
いるため、入力された信号の一部がここで反射されて再
び遅延線を通って各タッグに現れる。すなわち、入力さ
れた再生信号に対するり、ｆ付遅延線の総遅延時間は実
質的に遅延線の実際の遅延時間の２倍となシ、タッグ数
も等制約に２倍となる。従って終端を短終せず無反射終
端とした通常のタッグ付遅延線を用いる場合に比べ、遅
延線が小型化され、コストもそれだけ低減されることに
なる。さらに、重み付は加算器における重み付は素子（
例えば抵抗）の数も半分で済み、これも構成の小型、簡
易化および低価格化に寄与する。
このように、この発明によれば非常に小型。
簡易な構成によって再生信号のデータ弁別マージンを上
げることができ、携帯型の磁気記録再生装置に極めて有
用である。
げることができ、携帯型の磁気記録再生装置に極めて有
用である。
第２図はこの発明の一実施例に係る波形等化器の構成を
示すものである。図において、入力端子１にはこの例で
は垂直異方性成分を有する磁気記録媒体からリング型ヘ
ッドによシ再生された信号が入力される。ここで垂直異
方性成分を有する磁気記録媒体とは、垂直方向に配向が
なされたいわゆる垂直磁気記録媒体のほか、面内異方性
成分に加え垂直異方性成分を含んだものをいう。この磁
気記録媒体にリング型ヘッドによシ記録全行ない、リン
グ型ヘッドによシ再生を行なり念場合、得られる再生信
号波形は第１図（ｅ）に示したような面内・垂直重畳波
形となる。
示すものである。図において、入力端子１にはこの例で
は垂直異方性成分を有する磁気記録媒体からリング型ヘ
ッドによシ再生された信号が入力される。ここで垂直異
方性成分を有する磁気記録媒体とは、垂直方向に配向が
なされたいわゆる垂直磁気記録媒体のほか、面内異方性
成分に加え垂直異方性成分を含んだものをいう。この磁
気記録媒体にリング型ヘッドによシ記録全行ない、リン
グ型ヘッドによシ再生を行なり念場合、得られる再生信
号波形は第１図（ｅ）に示したような面内・垂直重畳波
形となる。
この再生信号は２分岐され、一方において整合用抵抗Ｒ
１ｔｋ介してタッグ付遅延線２に一端から入力される。
１ｔｋ介してタッグ付遅延線２に一端から入力される。
このタップ付遅延線２は対接地分布定数容量とともにＬ
Ｃ遅延線を形成しておシ、その終端は接地されることに
よって短絡されて、反射終端となっている。このタップ
付遅延線２はＮ ｆ２のタッグＰ１〜ＰＮ ｆ有し、こ
れら各タップの電圧は、各タッグＰ、〜ＰＮに接続され
た重み（＝ｊけ用の抵抗Ｒ］〜ＲＮとオペアンプＯＡお
よび帰還抵抗Ｒ，よシなる重み伺は加算器３によって加
え合せられる。
Ｃ遅延線を形成しておシ、その終端は接地されることに
よって短絡されて、反射終端となっている。このタップ
付遅延線２はＮ ｆ２のタッグＰ１〜ＰＮ ｆ有し、こ
れら各タップの電圧は、各タッグＰ、〜ＰＮに接続され
た重み（＝ｊけ用の抵抗Ｒ］〜ＲＮとオペアンプＯＡお
よび帰還抵抗Ｒ，よシなる重み伺は加算器３によって加
え合せられる。
一方、２分岐された再生信号の他の一部はやはシ整合用
抵抗Ｒｘｚｔ介して遅延線４で所定時間遅延された後、
増幅器５で所定倍される。増幅器５の入力端と接地間に
は整合用抵抗Ｒ１３が接続されている。そして、これら
重み付は加算器３および増幅器５の出力信号は、加（減
少算器６で加算または減算された後、弁別回路７でデー
タ弁別されて、出力端子８に取出される。
抵抗Ｒｘｚｔ介して遅延線４で所定時間遅延された後、
増幅器５で所定倍される。増幅器５の入力端と接地間に
は整合用抵抗Ｒ１３が接続されている。そして、これら
重み付は加算器３および増幅器５の出力信号は、加（減
少算器６で加算または減算された後、弁別回路７でデー
タ弁別されて、出力端子８に取出される。
なお、整合用抵抗Ｒ１１＋ Ｒ１２１Ｒ＋ｓはタップ付
遅延線２、遅延線３および増幅器４の各入力側で反射が
生じるの全防止するためのもので必る。
遅延線２、遅延線３および増幅器４の各入力側で反射が
生じるの全防止するためのもので必る。
前述したように、面内波形ｆ （ｔ）と垂直波形ｇ （
ｔ）とは次式（１）に示すヒルベルト変換の関係にある
。
ｔ）とは次式（１）に示すヒルベルト変換の関係にある
。
これを周波数軸上に変換すると、
−ｊ−ｓｇｎ（ｔ）
Ｇ（ｆ）−１２−Ｆ（ｆ） −（２）
従って、このヒルベルト変換を実現するフィルタのイン
・ぐルス応答および周波数特性は、それぞれ第３図（ａ
） （ｂ）のようになる。式（２）または第３図（ｂ）
の周波数特性から明らかなように、このヒルベルト変換
フィルタの振幅特性は平坦で、このフィルタを通過する
ことによるＳ／Ｎの低下はない。
・ぐルス応答および周波数特性は、それぞれ第３図（ａ
） （ｂ）のようになる。式（２）または第３図（ｂ）
の周波数特性から明らかなように、このヒルベルト変換
フィルタの振幅特性は平坦で、このフィルタを通過する
ことによるＳ／Ｎの低下はない。
第２図においては、タッグ付遅延線２およｄ重み付は加
算器３によって、上記のヒルベルト変換フィルタが構成
されている。
算器３によって、上記のヒルベルト変換フィルタが構成
されている。
今、入力端子１に入力される再生信号波形ｆＲを構成す
る面内成分と垂直成分を各々αＲ９αＶとすると、ｆＲ
は複素平面上で θ＝ ｔａｎ ’血 αＶ と表わされる。これ全図で示すと、第４図のようになる
。この再生信号波形ｆＲは、タップ付遅延線２と重み付
は加算器３よシなるヒルベルト変換フィルタによって 旦〔ｆ・〕＝ｙζ耳フ・ｅｊ（＃−ｙ、ｌ ・・・（４
）のように変換される。一方、同じ再生信号波形ｆ ｎ
ｌｊ、”遅延線４によシ一定時間遅延きれた後、増幅
器５によってαＨ／αＶ倍され、加（減）算器６によっ
て重み付は加算器３の出力のヒルベルト変換波形と加算
される。このときの加（減）算器６の出力信号は （αＨ／αｖ ） ｆ）Ｉ十Ｈ（ｆＲ１となシ、面内成
分のみの波形となる。この加（減）算器６の出力信号は
、弁別回路７で例えば微分によるピーク検出処理によっ
てデータ弁別され、出力端子８に導かれる。
る面内成分と垂直成分を各々αＲ９αＶとすると、ｆＲ
は複素平面上で θ＝ ｔａｎ ’血 αＶ と表わされる。これ全図で示すと、第４図のようになる
。この再生信号波形ｆＲは、タップ付遅延線２と重み付
は加算器３よシなるヒルベルト変換フィルタによって 旦〔ｆ・〕＝ｙζ耳フ・ｅｊ（＃−ｙ、ｌ ・・・（４
）のように変換される。一方、同じ再生信号波形ｆ ｎ
ｌｊ、”遅延線４によシ一定時間遅延きれた後、増幅
器５によってαＨ／αＶ倍され、加（減）算器６によっ
て重み付は加算器３の出力のヒルベルト変換波形と加算
される。このときの加（減）算器６の出力信号は （αＨ／αｖ ） ｆ）Ｉ十Ｈ（ｆＲ１となシ、面内成
分のみの波形となる。この加（減）算器６の出力信号は
、弁別回路７で例えば微分によるピーク検出処理によっ
てデータ弁別され、出力端子８に導かれる。
増幅器５の利得をαＶ／αＨとし、加（減）算器６で減
算を行なうと、加（減）算器６の出力信号は垂直成分の
みの波形となるので、その場合、弁別回路７ではゼロク
ロス検出によシデータ弁別を行なえばよい。
算を行なうと、加（減）算器６の出力信号は垂直成分の
みの波形となるので、その場合、弁別回路７ではゼロク
ロス検出によシデータ弁別を行なえばよい。
次に、この発明の特徴でるるタッグ付遅延線２および重
み付は加算器３の動作について詳しく説明する。
み付は加算器３の動作について詳しく説明する。
入力端子１よシタラグ付遅延線２に一端側から入力され
た信号は、順次（２ｉ−ｉ）Δτ（ｌ＝１〜Ｎ）なる時
間だけ遅延されて、各タッグＰｉ（ｉ＝１〜Ｎ）に現れ
る。また、この遅延線２に入力された信号は終端まで到
達すると、終端が接地されているため位相反転され一反
射し、入射波と同様に順次（２４−１）Δτだけ遅延さ
れて各タッグＰｉに現れる。この場合、隣接タッグ間の
遅延時間は２Δτであるが、最終タッグｐｔ と遅延線
２の終端との間の遅延時間はΔτとしている。
た信号は、順次（２ｉ−ｉ）Δτ（ｌ＝１〜Ｎ）なる時
間だけ遅延されて、各タッグＰｉ（ｉ＝１〜Ｎ）に現れ
る。また、この遅延線２に入力された信号は終端まで到
達すると、終端が接地されているため位相反転され一反
射し、入射波と同様に順次（２４−１）Δτだけ遅延さ
れて各タッグＰｉに現れる。この場合、隣接タッグ間の
遅延時間は２Δτであるが、最終タッグｐｔ と遅延線
２の終端との間の遅延時間はΔτとしている。
こうして各タッグＰｉに現れた入射波と反射波は、それ
らのタッグに接続された抵抗Ｒｉ（１＝１−Ｎ）の値に
よって重み付けされて、重み付は加算器３の出力に現れ
る。
らのタッグに接続された抵抗Ｒｉ（１＝１−Ｎ）の値に
よって重み付けされて、重み付は加算器３の出力に現れ
る。
ここで、タッグ付遅延線２および重み付は加算器３で構
成される回路でヒルベルト変換フィルタを実現するには
、抵抗Ｒｉの抵抗値Ｂ （１＝１〜Ｎ）を例えば ｒ！ ：ｒ２ ： ・・・ｒＮ ＝１／Δτ：１／３Δτ：・・・： １／（２Ｎ−１）
Δτ・・・（７） の条件を満たすように定めればよい。
成される回路でヒルベルト変換フィルタを実現するには
、抵抗Ｒｉの抵抗値Ｂ （１＝１〜Ｎ）を例えば ｒ！ ：ｒ２ ： ・・・ｒＮ ＝１／Δτ：１／３Δτ：・・・： １／（２Ｎ−１）
Δτ・・・（７） の条件を満たすように定めればよい。
このようにして構成されるヒルベルト変換フィルタに、
パルス幅がタッグ付遅延線２のタッグ間遅延時間２Δτ
よシ狭い方形波が入力されたときの出力波形を第５図に
示す。但し、このフィルタの帯域は無限大と仮定してい
る。
パルス幅がタッグ付遅延線２のタッグ間遅延時間２Δτ
よシ狭い方形波が入力されたときの出力波形を第５図に
示す。但し、このフィルタの帯域は無限大と仮定してい
る。
このように、この発明ではタッグ付遅延線２の終端を短
絡し、入射波と反射波の両方を利用して所望のヒルベル
ト変換特性全実現するため、タッグ付遅延線の長さおよ
びタッグ数が減少し、また重み付は加算器３における抵
抗の数も減少するので、構成が著しく小型、簡易化され
る。
絡し、入射波と反射波の両方を利用して所望のヒルベル
ト変換特性全実現するため、タッグ付遅延線の長さおよ
びタッグ数が減少し、また重み付は加算器３における抵
抗の数も減少するので、構成が著しく小型、簡易化され
る。
なお、この発明は種々変形して実施が可能でちゃ、例え
ば上記実施例ではタッグ付遅延線２と重み付は加算器３
からなるヒルベルト変換フィルタに遅延線４、増幅器５
および加（減）算器６を組合せて、面内・垂直重畳波形
を面内波形のみあるいは垂直波形のみに変換する波形等
化器について説明したが、ヒルベルト変換フィルタの部
分のみを用いて面内波形を垂直波形に変換する波形等化
器を構成してもよい。その場合、得られた垂直波形のゼ
ロクロス点を検出することによシ、微分によるピーク検
出のようにＳ／Ｎの低下を伴なわずに、データ弁別を行
なうことができる。
ば上記実施例ではタッグ付遅延線２と重み付は加算器３
からなるヒルベルト変換フィルタに遅延線４、増幅器５
および加（減）算器６を組合せて、面内・垂直重畳波形
を面内波形のみあるいは垂直波形のみに変換する波形等
化器について説明したが、ヒルベルト変換フィルタの部
分のみを用いて面内波形を垂直波形に変換する波形等化
器を構成してもよい。その場合、得られた垂直波形のゼ
ロクロス点を検出することによシ、微分によるピーク検
出のようにＳ／Ｎの低下を伴なわずに、データ弁別を行
なうことができる。
また、上記実施例ではヒルベルト変換特性を実現するだ
めに、重み付は加算器の重み付けを式（７）のように設
定したが、これに限るものでなく、これを種々変更して
インパルス応答が点対称となる各種のヒルベルト変換特
性を実現することが可能である。
めに、重み付は加算器の重み付けを式（７）のように設
定したが、これに限るものでなく、これを種々変更して
インパルス応答が点対称となる各種のヒルベルト変換特
性を実現することが可能である。
さらに、タッグ付遅延線としては中間タップを持たず入
力タップのみを有するものであってもよい。
力タップのみを有するものであってもよい。
また、重み付は加算器についても図示したようなオ被ア
ンｆｆ用いたもの以外のものを使用することができる。
ンｆｆ用いたもの以外のものを使用することができる。
第１図＜＆）〜（Ｃ）は磁気記録媒体から再生される面
内波形、垂直波形および面内・垂直重畳波形をそれぞれ
示す図、第２図はこの発明の一実施例に係る波形等化器
の構成図、第３図（ａ） （ｂ）はヒルベルト変換フィ
ルタのインパルス応答特性および周波数特性を示す図、
第４図は面内・垂直重畳波形を複素平面上で示す図、第
５図はヒルベルト変換フィルタの方形波応答特性を示す
図である。 １・・・再生信号入力端子、２・・・タッグ付遅延線、
３・・・重み付は加算器、４・・・遅延線、６・・・増
幅器、６・・・加（減）算器、７・・・データ弁別回路
、８・・・出力端子。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦特開昭ＧＯ−１
０４５Ｇ（５）
内波形、垂直波形および面内・垂直重畳波形をそれぞれ
示す図、第２図はこの発明の一実施例に係る波形等化器
の構成図、第３図（ａ） （ｂ）はヒルベルト変換フィ
ルタのインパルス応答特性および周波数特性を示す図、
第４図は面内・垂直重畳波形を複素平面上で示す図、第
５図はヒルベルト変換フィルタの方形波応答特性を示す
図である。 １・・・再生信号入力端子、２・・・タッグ付遅延線、
３・・・重み付は加算器、４・・・遅延線、６・・・増
幅器、６・・・加（減）算器、７・・・データ弁別回路
、８・・・出力端子。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦特開昭ＧＯ−１
０４５Ｇ（５）
Claims (2)
- （１）磁気記録媒体よシ再生された再生信号が入力され
る終端が短絡されたタッグ付遅延線と、この遅延線の各
タップの電圧を重み付けして加え合せる重み付は加算器
とを備えたことを特徴とする波形等化器。 - （２）垂直異方性成分を有する磁気記録媒体からリング
型ヘッドで再生された再生信号が入力される終端が短絡
されたタップ付遅延線と、この遅延線の各タッグの電圧
全型み付けして加え合せる重み付は加算器と、前記再生
信号を所定時間遅延する遅延手段と、この遅延手段で遅
延された信号と前記重み付は加算器の出力信号とを所定
の比率で加算または減算する手段とを備えたことを特徴
とする波形等化器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11933683A JPS6010456A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 波形等化器 |
| US06/625,616 US4635143A (en) | 1983-06-30 | 1984-06-28 | Waveform equalizer for signal reproduced from magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11933683A JPS6010456A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 波形等化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6010456A true JPS6010456A (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=14758953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11933683A Pending JPS6010456A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 波形等化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010456A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61250803A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Toshiba Corp | 磁気記録再生装置 |
| JPH02152323A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-12 | Hitachi Ltd | 位相同期回路 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP11933683A patent/JPS6010456A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61250803A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Toshiba Corp | 磁気記録再生装置 |
| JPH02152323A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-12 | Hitachi Ltd | 位相同期回路 |
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