JPS6010445B2 - トランジスタ電力増幅器 - Google Patents

トランジスタ電力増幅器

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JPS6010445B2
JPS6010445B2 JP50117005A JP11700575A JPS6010445B2 JP S6010445 B2 JPS6010445 B2 JP S6010445B2 JP 50117005 A JP50117005 A JP 50117005A JP 11700575 A JP11700575 A JP 11700575A JP S6010445 B2 JPS6010445 B2 JP S6010445B2
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JP
Japan
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transistor
power amplifier
capacitor
resistor
base
Prior art date
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Expired
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JP50117005A
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English (en)
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JPS5240946A (en
Inventor
研 森田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS5240946A publication Critical patent/JPS5240946A/ja
Publication of JPS6010445B2 publication Critical patent/JPS6010445B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電源電圧の急激な変動に際して電力増幅器に
発生する過渡的な音の発生を防止する過渡音防止機能を
備えたトランジスタ電力増幅器に関するものである。
一般に「電力増幅器においては、電源ラインに大容量の
コンデンサが付いているため、電源の遮断後もそのコン
デンサにより一定時間、電力増幅器に電流が供V給され
、このため電源の遮断後も音の発生することがある。
第1図はすでに知られている差動増幅器を備えるトラン
ジスタ電力増幅器であり、かかる電力増幅器においては
電源の投入時に抵抗R2、トランジスタQならびにトラ
ンジスタQ6を通して急激に電流が流れ、A点の電位が
上りコンデンサC3を通してスピーカRLに電流が流れ
瞬間的に音が発生する。
同様に〜電源の遮断時にはA点の電位は急激に下りやは
り音が発生する。また、この回略においては電源電位が
不安定な場合、抵抗R3とR5によって与えられるトラ
ンジスタQ,のベース電位が不安定になり、電源電位の
変動が信号となり「雑音の発生する不都合もある。かか
る不都合を排除するために、第2図で示すように抵抗友
,コンデンサC5及び抵抗R4、コンデンサC4からな
る2つのIJツプルフイルタ回路を付加することにより
、電源電位の変動で、A点及びトランジスタQ,のベー
ス電位が変化する不都合を排除して過渡的な音の発生を
防止する方法が提案されるに至っている。
かかる方法によれば、瞬間的な音の発生は防止できるが
コンデンサの数が増え、放電にはより時間がかかる。す
なわち、電源の遮断後、各コンデンサの放電が完了する
までの間各素子は動作状態を保つ。そして、このような
回路状態にある電力増幅器になんらかの入力信号があれ
ば、その信号が増幅されて残留音となる。本発明はかか
る過渡的な残留音を防止するべくなされたもので、第2
図で示した回路の入力増幅用の差敷増幅器において、ト
ランジスタQ・のベース電位を、電源のしや断時から各
コンデンサが放電を終るまでの間にわたりトランジスタ
Q2のベース電位より高い状態に保つことによって、ト
ランジスタQ,のコレクタ電位をトランジスタQ2のコ
レクタ電位よりも低くし、差動増幅器の出力で駆動され
るトランジスタQをカットオフさせ、残留音を発生させ
る過渡的な信号の出力回路部への伝達を断つことのでき
るトランジスタ電力増幅器を提供することを目的とする
以下に第3図を参照して本発明のトランジスタ電力増幅
器について実施例に基づいて説明する。
第3図は、本発明にかかるトランジスタ電力増幅器の特
徴部分である差動増幅器とそのバイアス回路を示した図
であり、他の部分は第2図に示す回路と同様である。バ
イアス回路は図示するように、電源電圧Vccを分割す
る抵抗R3と同R5との電圧分割点を抵抗父4とコンデ
ンサC4との接競点との間にダイオードD,を接続して
あり、ダイオ−ドD,はコンデンサC4の放電電流を阻
止する方向に接続された構成となっている。L久上の構
成からなるバイアス回路を備えた本発明のトランジスタ
電力増幅器では、コンデンサC4に蓄積されていた電荷
は電源のしや断後は抵抗R5を通して放電せず、抵抗R
4を通してトランジスタQ,のベースに入りトランジス
タQ,を動作させる。
ところで、ダイオードD,がない第2図で示す回路の場
合には、電源の遮断後、コンデンサC4に畜積されてい
た電荷は抵抗R5と抵抗R4、トランジスタQ,のベー
ス「ェミツタおよび抵抗R7を通して放電するわけであ
るが、抵抗R5に比べて抵抗友4、トランジスタQ,の
ベース、ェミツタおよび抵抗R7の経路はインピーダン
スが高いため、コンデンサC4の電荷の殆んどが抵抗R
5を経て放電される。
このためトランジスタQ,のベース電位は、B点の電位
低下とともに下り、Q,はカットオフとなる。一方トラ
ンジスタQ2はコンデンサC2の放電により一定時間動
作状態に保たれる。この結果トランジスタQ,のコレク
タ電位Vco,はQ2のコレクタ電位Vco2よりも高
くなる。ここで、トランジスタQ3はそのベースエミツ
タ間にベースェミッタ間順電圧降下VBEQ3相当の蟹
位差があれば動作し、したがって、上記のVco,とV
c。
2との間に VC〇,一VCQ2≧VBEQ3………tl}の関係が
成立している間はトランジスタQ3が動作して残留音が
発生することとなる。
しかしながら、本発明のトランジスタ電力増幅器では「
すでに説明したように、ダイオードD,の存在によって
電源のしや断後、コンデンサC4に蓄積されていた鰭荷
の放電が抵抗R4、トランジスタQ,ならびに抵抗R7
の経路を通してなされるため「トランジスタQ,も一定
の時間にわたって導適状態に保たれる。
このため、トランジスタQ,のコレクタ電位VcQ,が
低下し、Vco,とVcQ2との間に灘1’式で示した
関係が成立することはほとんどない。
なお、コンデンサC4の放電の時定数74とコンデンサ
C2の放電の時定数72との間に?4≧?2..…..
…(21 の関係を成立させるならば、電源のしや断後Vco,と
Vco2との間に簾‘1’式で示した関係の成立する機
会が全くなくなり、トランジスタQ3は電源のしや断後
確実にカットオフし、残留音の発生する不都合が完全に
除去される。
第4図および第5図は以上説明してきた本発明のトラン
ジスタ電力増幅器と「第2図で示した従来のトランジス
タ電力増幅器との電源しや断後の出力電圧特性を示した
図であり、第4図は従来の「第5図は本発明のトランジ
スタ鰭力増幅器を使用したときの出力電圧(スピーカ端
子電圧)をそれぞれ示すものである。
第4図に図示するように、時刻らで電源がしや断された
とすると、この時点では電圧は零とならず、コンデンサ
C4の電荷の放電に基いて、残留音を発生させる信号電
圧Sが電源のしや断後もスビーカに印加される。しかし
、本発明のトランジスタ電力増幅器を使用した場合の出
力電圧(スピーカ端子電圧)は第5図に示すようにt電
源がしや断された時亥山,以後はスピ−力端子電圧は完
全に零となる。以上の説明では第2図に示す回路を応用
して本発明について述べたが、本発明は特にこの回路に
限定するものではない。
以上説明してきたように、本発明にかかるトランジスタ
電力増幅器は、入力信号の印如される差鱗増幅器のバイ
アス供給回路へダイオードを付加する極めて簡単な回路
上の対策を施すことによって、蚤渡しや断ののちに、差
動増幅器よりも後段のトランジスタ動作が停止するため
、過渡的に発生する残留音を防ぐことができ、非常に実
用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は差敷増幅器を用いてなる従来のトランジスタ電
力増幅器を示す図、第2図は第1図で示すトランジスタ
電力増幅器に対して過渡音防止のためのIJツプルフィ
ルタを付加した回路を示す図、第3図は本発明にかかる
トランジスタ電力増幅器を示す姿部回路図、第4図およ
び第5図は第2図で示す従来のトランジスタ電力増幅器
と第3図で示す本発明のトランジスタ電力増幅器におけ
る亀漉しや断後の出力函圧特性を示す図である。 R,,R4・・・・・・リップルフィルタ用抵抗、R2
,R6〜R,2……抵抗、R3,R5……入力バイアス
用抵抗、Q,,Q2・・・・・・差敷増幅器用トランジ
スタ、Q3〜Q8・・・・・・トランジスタ、D,…・
・・過渡音防止用ダイオード、D2〜巧…・・・ダイオ
ード、C,〜C6・・・…コンデンサ。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号がベースに印加されるとともに、同ベース
    と接地点との間に抵抗とコンデンサとの直列接続体が接
    続される第1のトランジスタとベースに出力電圧が印加
    される第2のトランジスタとで構成される差動増幅器と
    、前記第1のトランジスタのコレクタに生じる出力がエ
    ミツタに、前記第2のトランジスタのコレクタに生じる
    出力がベースに印加され、両出力の差電圧がベースバイ
    アス電圧となる第3のトランジスタとを備えるとともに
    、前記第1のトランジスタのベースバイアス用の電源電
    圧分割手段の電圧分割点と前記抵抗とコンデンサとの接
    続点との間に、前記コンデンサの放電電流を阻止する方
    向にダイオードを接続したことを特徴とするトランジス
    タ電力増幅器。
JP50117005A 1975-09-27 1975-09-27 トランジスタ電力増幅器 Expired JPS6010445B2 (ja)

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JP50117005A JPS6010445B2 (ja) 1975-09-27 1975-09-27 トランジスタ電力増幅器

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JP50117005A JPS6010445B2 (ja) 1975-09-27 1975-09-27 トランジスタ電力増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5240946A JPS5240946A (en) 1977-03-30
JPS6010445B2 true JPS6010445B2 (ja) 1985-03-18

Family

ID=14701094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50117005A Expired JPS6010445B2 (ja) 1975-09-27 1975-09-27 トランジスタ電力増幅器

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JP (1) JPS6010445B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841653A (ja) * 1971-09-27 1973-06-18
JPS5026453A (ja) * 1973-07-09 1975-03-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841653A (ja) * 1971-09-27 1973-06-18
JPS5026453A (ja) * 1973-07-09 1975-03-19

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JPS5240946A (en) 1977-03-30

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