JPS60104409A - 自動車用ベンチレ−タグリル構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 本発明は自動車用ベンチレータグリル構造に関するもの
である。

ｂ、従来技術 従来のベンチレータグリル構造としては、実開昭５８−
６７２５４と類似の例えば第１図に示すようなものがあ
る。すなわち図において、１はベンチレータグリル本体
、２，２はこのベンチレータグリル本体１の開口３内に
適宜間隔で固定された横ル”％４１４＋・・は同じくベ
ンチレータグリル本体１の開口３に適宜間隔でビン５，
５・・・を介して回転自在に取っ付けられた複数の風向
調整用縦ルーバーで、これら各縦ルーバー４，４．・・
・は空気流入側で連結リンク６によって結合され、縦ル
ーパー４．４．・・・の一つに付設された操作ノブ７を
操作することにより全てのものが連動するようになって
いる。なお、８はビン５の取付孔である。

しかしながら、このような従来のベンチレータグリル構
造にあっては、開口３の面積が一定不変であったため、
風量を重視する場合には開口３の面積を予め大きく、ま
た風速を重視する場合には開口３の面積を予め小さく設
定する必要があった。

したがって空調性能的１ｃｔｉ両者を兼ね備えたものが
最適であるにも拘らずその設定は不可能であるという問
題点がちった。

Ｃ０発明の目的 本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、ベンチレータ本体の開口面積を調整可能とすると
と圧よシ、単一のベンチレータグリルで風景重視型およ
び風速重視型の使い分けを可能とすることを目的とする
。

ｄ０発明の構成 本発明はかかる目的を達成するために、自動車用ベンチ
レータグリルにおいて、ベンチレータグリル本体の開口
内に取シ付けた複数の縦ルーバーの一部を独立して回転
自在とし、前記開口の一部を閉塞可能とし、ベンチレー
タ本体の開口面積を調整可能としたものである。

ｅ、実施例 第２図乃至第５図は本発明の一実施例を示す図である。

なお、第１図と同−又は均等の部材は同一符号を用いて
説明する。

まず構成を説明すると、ベンチレータグリル本体１の開
口３内には複数の横ルーパー２，２が適宜間隔で固定さ
れ、かつ同じく複数の風向調整用縦ルーパー４，４．・
・・が適宜間隔でピン５，５・・・を介して回転自在に
取り付けられている。縦ルーパー４，４．・・・の内、
両最外側に位置するもの（符号４Ａ、４Ｂを付す）は操
作ノブ４０にて独立して回転可能とし、ンヤソター機能
をもたせ、閉位置で開口３の一部を閉塞できるようにな
っており、それ以外のもの４，４．　は従来通り連結リ
ンク６（図に表われず）ＶＣより結合し、ノブ７の操作
によシ連動するようになっている。シャッター機能を有
する縦ルーパー４Ａ、４Ｂのビン５およびこれが挿入さ
れる取付孔８はクリック形状とし、縦ルーパー４Ａ、４
Ｂが開位置および閉位置で節度をもって支持されるよう
になっている。

かかる構成につき、風量を重視する場合には、第３図に
示すように、シャッター機能を有する縦ルーパー４Ａ、
４Ｂを他の縦ルーパー４，４．・・・と平行に定行する
。かくして開口３の全域が流体流路となり風量が増す。

一方、風速を重視する場合ては第４図、第５図に示すよ
うに、縦ルーパー４Ａ、４Ｂを操作ノブ４０を介して他
の縦ルーバー４゜４、・・に対して直角に回転定置する
。かくして開口３の一部が閉塞されて絞られ風量が減る
代りに風速が増大する訳である。

なお、縦ルーパー４．Ａ、４Ｂは仕向地に応じて風量又
は風速重視の選択設定を行った後、固定しても良いっ また、上記説明では両最外ＩＩＩの縦ルーバー４Ａ。

４Ｂを独立して回転自在としたが、一方でも良いことは
勿論である。

第６図は本発明の他の実施例で、第１の実施例と異なる
点のみ全説明すると、シャッター機能を有する縦ルーパ
ー４Ａ、４Ｂはリンク９ａ、９ｂを介してシャッター開
閉ノブ１０１１１ｍ連結されており、もって単一の開閉
ノブ１０の開閉動作により、第７図に示すように縦ルー
パー４Ａ、４Ｂを開位置（すなわち風量重視状態）およ
び第８図に示すように縦ルーパー４Ａ、４Ｂを閉位置（
すなわち風速重視状態）Ｋ選択的に設定できるものであ
る。

第９図乃至第１１図は本発明のさらに他の例で、この例
においては両最外側に位置する縦ルーパー４Ａ、４Ｂを
夫々前後二分割してシャッタールーバ一部分４Ａ１，４
Ｂ１と風向調整ルーパ一部分４Ａ２゜４Ｂ２を形成し、
シャッタールーバ一部分４Ａ１，４Ｂｉのみを操作ノブ
４０を介して独立して回転自在とし風向調整ルーパ一部
分４Ａ２　、４Ｂ２を他の風向調整ルーパー４．４・・
・と共に空気流入側で連結リンク６により結合しノブ７
の梗作により連動できるようになっている。シャッター
ルーバー６３　分４Ａ１　（４８１’）と風向調整ルー
パ一部分４に２（４Ｂ２）は共通のシャフト１１により
ベンチレータグリ辞に取り（＝Ｊいている。そして前記
シャンク−ルーパ一部分４Ａ１（４Ｂ１）と風向調整ル
ーパ一部分４Ａ２（４Ｂ２）とは連結ノツチ１２により
連結し、実線で示す連結状態ではシャンク−ルーパ一部
分４Ａｔ（４Ｂ１）は開位置となりしかも風向調整ルー
パ一部分４Ａ２　（４８２）と合体して風向調整機能を
果たしている。したがってこの場合シャッタールーバー
ｆ−１ｉ分４Ａｔ（４Ｂｔ’）も他ノ縦ルーパー４，４
・・・と共にノブ７により操作可能となっている。一方
、シャッタールーパ一部分４Ａ１（４Ｂｔ）を回転操作
することにより弾性を刊用し、連結ノツチ１２を解除し
てシャッタールーパ一部分４Ａ１（４Ｂ１）と風向調整
ルーパ一部分４Ａ２（４［３２）とを個別に操作可能と
なっている。したがって連結ノツチ１１の解除状態にお
いてシャッタールーパ一部分４Ａｔ（４Ｂ１）を二点錯
綜で示すように回転操作すれば、閉位ｆｆ”＋すなわち
風速重視位置に設定することかできるものである。

ｆ、効果 以上説明してきたように、本発明によれば、ルーバーの
一部を独立して回転自在とし、グリル本体の開口の一部
を開閉することによシ、開口面留を調節可能としたため
、単一のベンチレータグリルで風量重視型および風速重
視型の使い分けが容易にできるという効果が得られる。

各実施例はそれぞれ上記共通の効果に加えて、−機能を
有する風向調整ルーバー・を同時に開閉できるので、操
作性の向上が図れる。又、さらに他の実施例では両最外
側の縦ルーバーのシャッタールーバ一部分は開時には風
向調整機能を果たすので、風向制御に無駄がなく、かつ
左、右別個に開閉可能であるため、開口面積調整中が広
くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の自動車用ベンチレータグリル構造を示す
一部切欠斜視説明図、第２図は本発明の一実施例にかか
る自動車用ベンチレータクリル＋１４造を示す斜視説明
図、第３図はそのシャッター機能を有するルーバーの開
時の一部切欠斜視説明図、第４図は同じく閉時の一部切
欠斜視説明図、第５図は同じく閉時の一部切欠詳細斜視
説明図、第６図は本発明の他の実施例にかかる自動車用
ベンチレークグリル構造を示す斜視説明図、第７図はそ
のシャッター機能を有するルーバーの開時の水平断面図
、第８図は同じく閉時の水平断面図、第９図は本発明の
さらに他の実施例にかかる自動車用ベンチレータグリル
ｔｉ￥造を示す水平ｌＪｉ面図、第１０図は第９図のＸ
部の詳細斜視図、第１１図は第１０図のＸＩ−ＸＩ線断
面図である。 １　・・・・ベンチレータグリル本体、４Ａ、４Ｂ　・
ンヤツター機能を有する最外側の縦ルーバー、４Ａ、　
、　４Ｂ１・・・・・シャッタールーバ一部分つ ■ 代理人　弁理士　石　戸　芝元 済１蔵 外２ぴ 婆３國 β 客ｑ扉

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベンチレータグリル本体の開口内に取り何けた複数の縦
   ルーバーの一部を独立して回転自在とし、前記開口の一
   部を閉塞可能としたことを特徴とする自動車用ベンチレ
   ータグリル構造。