JPS601033B2 - ミシンの模様形成制御装置 - Google Patents

ミシンの模様形成制御装置

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JPS601033B2
JPS601033B2 JP8754977A JP8754977A JPS601033B2 JP S601033 B2 JPS601033 B2 JP S601033B2 JP 8754977 A JP8754977 A JP 8754977A JP 8754977 A JP8754977 A JP 8754977A JP S601033 B2 JPS601033 B2 JP S601033B2
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transistor
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sewing machine
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京男 菅谷
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は縫い針の横方向揺動位置を指令信号に基いて帰
還制御することにより所望の縫目模様を形成するミシン
において、特に電源供給の遮断時における縫い針の振れ
を防止するようにした模様形成制御装置に関する。
一般にミシンにより形成される縫目模様は縫い針の横方
向揺動位置の変化(横方向揺動運動とも云う)と加工布
の送り方向及びその量(送り運動とも云う)の変化との
組合わせにより種々形態のものが形成され得ることは周
知のとおりである。
最近、上記両運動を制御するために縫目模様信号を電子
的に記憶し、これをミシンの運転に関連して順次読出し
且つそれを直流電流に変換して指令信号となし、この指
令信号により前記両運動を制御するようにしたミシンが
袴開昭50−37555号等夕により公知となっている
。これについて、例えば縫い針の横方向揺動運動を例に
説明するに、縫い針は作動装置例えばリニアアクチュェ
ー外こより駆動されて横方向揺動運動されるようになっ
ており、そのリニアアクチュェータは具体的には直流0
リニアモータであって比較器と共に一種のサーボ機構を
構成している。上記比較器は前記指令信号と縫い針の実
際に存在する横方向揺動位置に関係する位置信号との差
をとり、その差信号によりリニアアクチュェータを上記
差信号が零となる方向5に駆動し以って縫い針の横方向
揺動運動が指令信号に塞いて行なわれるようにしている
。さて、以上のようなミシンにおいて、当然ながら制御
用電源として直流電源が備えられ、しかもこれを交流電
源電圧を整流回路により整流することにより得ているの
が一般的である。斯ような電源を用いている上記従釆の
ミシンによれば、電源スイッチのオフ操作に伴う交流電
圧供給の遮断時において縫い針が一瞬無用に横方向に揺
れる問題があった。このような縫い針の振れがもし針下
停止位置で起こると加工布が縫い針によって損傷され、
また針上停止位置で作業者が縫い針付近にて加工布を調
整している間に上記振れが起きた場合は手指が怪我する
等の問題を引き起す。発明者らが上記のような縫い針の
振れ原因を追究した結果、次のようなことが判明された
。即ち、交流電源を直流電源に変換する整流回路等の変
換装置内には一般に平滑用コンデンサが備えられており
、電源スイッチのオフ操作に伴う交流電圧供給の遮断時
に該平滑用コンデンサの充電電荷が回路中の抵抗要素に
原因されて比較的長い時定数をもって放電するので直流
電圧は瞬時には消滅せず漸減する。このような直流電圧
の或る時間をもった過度的変化が前記位置信号を出力し
ているポテンショメータの印加電圧に変化を与え、並び
に指令信号発生部分の印加電圧等にも変化を与え、従っ
て比較器に与えられる指令信号と位置信号との相対的関
係が電源スイッチのオフ操作に伴い変化され、この変化
にリニアアクチュェータが前記平滑用コンデンサの放電
期間中に応動してしまい縫い針が一瞬振れる。本発明は
上記の欠点を除去すべ〈なされたものであり、その目的
は上下往復運動可能な縫い針と加工布との相対位置をそ
の上下往復運動に調時して変化させ予め決められた縫目
模様をその加工布に形成するミシンにおいて、前記縫い
針の横方向揺動位置を変化させるためにその縫い針に連
結された作動装置と、前記縫い針の実際に存在する横方
向揺動位置に関係する位置信号を発生するための検出装
置と、前記縫目模様を形成するために前記縫い針の横方
向揺動位置を指令する指令信号を発生するための指令装
置と、前記指令信号と位置信号との差信号が減少するよ
うに前記作動装置を付勢するための帰還装置と、上記各
装置に直流電圧を供給するために交流電源からの交流電
圧を整4流平滑する変換装置と、前記交流電源から変換
装置への交流電圧供給の遮断と同時にその変換装置から
前記作動装置への直流電圧供給を完全に遮断するための
スイッチ手段とを設けることにより、電源スイッチの操
作による交流電圧供給の遮断時に、その直流電圧の過渡
的変化に作動装置が応動して縫い針を振れさせてしまう
と云う現象を確実に防止でき、従ってその縫い針の振れ
による加工5布の損傷並びに手指の怪我等を防止できる
ミシンの模様形成制御装置を提供するにある。以下、本
発明を電子的に記憶された情報群に塞いて多種類の縫目
模様を形成するようにしたミシンに適用した一実施例に
より詳述する。
この実施0例のミシンの概要を示す第1図において、ミ
シン機枠1は台2と、この台2から立ち上がっている支
柱部3及びこれより水平に蓬出するアーム部4から成り
、そして時間的に関連するように図示しない周知の駆動
機構を介して互いに連結された上タ軸5及び下軸6を備
え、上軸5は主プーリ7を介して図示しない駆動モー外
こより回転されるようになっている。8は縫い針9に横
方向揺動運動を与える針揺動装置で、その構成は公知の
手段で十分であるので詳細な図示を省略するが、揺動運
動0に直接寄与するのは揺動支持体10であり、これに
上軸5に連動して上下往復運動するようにされた針棒1
1を設けており、この針棒11に縫い針9を連結してい
る。
縫い針9に横方向揺動運動を与える前記揺動支持体10
は駆動リンク12によ夕り揺動されるようになっており
、このために駆動リンク12の一端は前記揺動支持体1
01こ軸13により枢着され、他端は振幅制御アクチュ
ェータ14に連結されており、この振幅制御ァクチュェ
ータ14により縫い針9の横方向揺動振幅が制御される
ものである。15は縫い針9の上下往復運動と調時して
加工布に送り運動を付与する送り装置で、この送り装置
15も本発明においては公知の構成をもって十分である
ので、本発明の理解に役立つ部分のみを示した。
送り装置15において、送り駆動軸16は下軸6から歯
車機構17を介して回転駆動されるようになっており、
その送り駆動軸16の回転はカム18、カム抱き杵19
、及び軸29を介してリンク21に揺動運動として伝達
され、これが更に送りバー22を介して送り歯23に送
り運動を励起せしめるようになっている。前記軸20は
周知の如く、送り歯23の一回の送り運動による加工布
の送り量とその送り方向とを制御し得るように溝付部村
24に設けた溝25に摺動する角駒を備えている。前記
溝付部材24はロック鏡24aに一体的に連結されると
共に、このロック軸24aにはロックアーム24bが連
結され、更にこのロックアーム24bには調節杵26の
一端27を連結しており、この調節杵26がこれの長手
方向において機械的に変位されると、これによりロック
アーム24bを介してロック軸24aが回動され、溝付
部材24が回動されるため、溝25の傾斜角が制御され
る。周知のように、溝25の傾斜角及びその回動方向は
加工布の送り量とその送り方向を決定する。このような
送り量と方向とを制御するために調節好26に機械的変
位を与える送り制御アクチュェータ28を設けている。
ところで、前記両アクチュェータ14及び28は永久磁
石29により形成された直流磁界中に可動コイル体30
を備えた直流リニアモータの構成をなし、可動コイル体
3川こ直流電流が供給されると該可動コイル体30がそ
の電流方向に依存した方向に移動され、その機械的変位
がレバー31(一方のみ図示)を介して駆動リンク12
及び調節村26に伝達されるようになっている。更に、
前記両アクチュェータ14及び28は縫い針9の実際に
存在する横方向揺動位置及び溝付部材24の実際に存在
する角度位置に夫々関係した位置信号を発生する位置検
出装置例えばポテンショメータ33及び34を夫々備え
、それらの各情勤子35(ポテンショメータ33の摺動
子35のみを第3図に示した。)が前記可動コイル体3
0の移動に連動してその移動量に相当した角度だけ回動
(摺動)されるようになっている。第2図には上記ミシ
ンにおけるアクチュェータ14,28を制御して多種類
の縫目模様を選択的に形成するためのアクチュェータ用
電気制御装置が示されている。この第2図において、3
6は模様選択スイッチ群で八種類の各縫目模様に夫々対
応した選択スイッチSo乃至S7の何れか一個を操作す
ると、これに対応した模様選択コード信号SP,がェン
コーダ37から出力されて選択コード保持回路38に他
の選択スイッチが操作されるまで保持される。39は第
一の半導体記憶装置で縫い針9の落下位置則ち横方向揺
動位置を制御する縫い針の横方向揺動振幅情報群が各縫
目模様に対応して多数記憶されている。
4川ま第二の半導体記憶装置で加工布の送り量とその方
向を制御するための送り情報群が各縫目模様に対応して
多数記憶されている。
41は上甑5の回転に同期したタイミングパルスを発生
するパルス発生器で、そのタイミングパルスはパルス分
配器42により位相の異なる読出し信号SP2及びSP
3に変換され、これらは第一及び第二のアドレスカウン
タ43及び44に計数入力として与えられるようになっ
ている。
尚、ライン45はアドレスカウンタ43,44にェンコ
ーダ37から縫目模様選択の都度リセット信号を供給す
るためのものである。前記選択コード保持回路38に保
持された前記選択コード信号SP,は第一、第二の半導
体記憶装置43,44に供給され、これにより夫々に記
憶さされている情報群中、前記操作された選択スイッ升
こ対応する一つの揺動振幅情報群及び送り情報群が夫々
選択され、その選択された揺動振幅情報群び送り情報群
は夫々第一及び第二のアドレスカゥンタ43及び44か
ら前記議出し信号SP2,SP5によってディジタル信
号の状態で順次謙出され、夫々順にD−A変換器46及
び47による指令信号としてアナログ信号に変換される
。その一方のD−A変換器46から出力された揺動振幅
制御指令信号SP6と他方のD−A変換器47から出力
された送り制御指令信号SP7とで、最終的に一個の縫
目に関する縫い針9の落下位置と加工布の送り量及びそ
の夕方向とを制御して前記操作された選択スイッチに対
応した縫目模様を形成するものである。ここで両D−A
変換器46,47はこの発明の指令装置に相当する。第
3図(第2図も参照)には振幅制御アクチュェータ14
に関する比較装置48、差0信号応答回路49及び振幅
制御アクチュェータ14の可動コイル体30を含む回路
が示されている。以下、この第3図に関して説明するに
、前述のようにしてD−A変換器46から出力された揺
動振幅制御指令信号SP6は比較装置48のプラス5側
である一方の入力端子6川こ供給され、また、常には前
記ポテンショメー夕33の出力信号である位置信号SP
8が比較器48のマイナス側である他方の入力端子51
に供給されているから、比較器48は揺動振幅制御指令
信号SP6を受けた時点0で位置信号SP8に対する差
信号SPdを出力する。この差信号SPdがブラス電圧
であれば差信号応答回路49の両トランジスタ52及び
53の内、トランジスタ52がオンになり、これに伴い
トランジスタ54及び65のうちのトランジスタ54の
みがオンになり、可動コイル体30には矢印56方向に
直流電流が流れる。また、差信号SPdがマイナス電圧
であればトランジスタ53がオン、続いて他のトランジ
スタ55がオンされ、可動コイル体301こは反矢印5
6方向に直流電流が流れる。この結果、振幅制御アクチ
ュェータ14の可動コイル体30はその通電方向に応じ
た方向に移動するが、この移動は何れの場合も差信号S
Pdが零となる方向に行われ、ポテンショメータ33に
より電気的信号に変換されて比較器48の入力端子51
に帰還される。この帰還を行なう帰環装置はポテンショ
メータ33の摺動子35と振幅制御ァクチュェータ14
の可動コイル体30との機械的連動機構に相当する。こ
のような帰環作用により差信号SPdが零になると、一
対のトランジスタ52,53の何れもがオフになり、従
って他のトランジスタ54,55もオフになるから可動
コイル体30が断電され、以つて縫い針9の落下位置別
ち横方向揺動位置は揺動振幅制御指令信号SP6に応じ
た位置へ変化される。以上の動作は加工布の送り量及び
その方向制御に関しても同様である。即ち「第2図中の
加工布の送り制御に関する部分において、57は比較器
、58は差信号応答回路、SP9は溝付部材24の角度
位置に関する位置信号である。尚、第2図において、比
較器48(または57)、差信号応答回路49(または
58)及び振幅制御アクチュェータ14(または送り制
御アクチュェ−夕28)からなる構成は本発明の作動装
置A(またはB)に相当する。
第4図には第2図に示したアクチュェータ用電気制御装
置の各部に直流電圧を供給する電源装置が示されている
。この第4図において59は交流電源、6川ま交換装置
、61はスイッチ手段である。交流電源59は電源スイ
ッチ62の主スイッチ63を介してトランス64の一次
巻線64aの両端に接続され、その二次巻線64bの両
端は全波整流回路65を介して直流母線66及び67に
接続されト更に二次巻線64bから中間タップ64cが
導出され、これが接地されている。68は接地された共
通母線で、この共通母線68と直流母線66及び67と
の各間には夫々平滑用コンデンサ69a及び69bが夫
々接続されている。
70は安定化電源回路で直流母線66及び67から入力
を受けるようになっていて、その出力端子t2a,t2
bに夫々(十V,),(一V,)なる直流電圧を出力し
、この電圧が第3図に示す如くポテンショメータ33の
端子間に印加されるようになっている。
前記スイッチ手段61は電源スイッチ62の他に放電路
形成用のトランジスタ71,72及び制御用のトランジ
スタ73を含み、トランジスタ71乃至73の各ェミツ
タは共通母線68に共通接続されている。トランジスタ
71及び72の各コレクタは夫々抵抗74及び75を介
して直流母線66及び67に接続され、トランジスタ7
3のコレクタはトランジスタ72のベースに接続されて
いると共にこの接続点が抵抗76を介して直流母線67
に接続されている。トランジスタ73のベースは一端が
直流母線67に接続された抵抗77の一端と電源スイッ
チ62における補助スイッチ78の一方の固定懐片78
aとに接続されている。補助スイッチ78は主スイッチ
63と連動するものでその可動薮片78cは接地され、
また、他方の固定懐片78bはトランジスタ71のベー
スに接続され、更にこのベースと直流母線66との間に
抵抗79が接続されている。小方、前記トランジスタ7
1のコレクタと共通母線68との間には電圧を安定化さ
せるためにッェナーダィオード80が、またトランジス
タ72のコレクタと共通母線68との間にはッェナーダ
イオード81が夫々印加電圧に対して逆樋性となるよう
に接続されている。以上の電源装置において、直流母線
66及び77に接続された端子tが及びt3bに0出力
される(十V2)及び(一V2)なる直流電圧は第3図
に示す如くL夫々トランジスタ54及び55の各ェミツ
タに印加されるようになっている。またッェナーダィオ
ード80及び81の各カソード‘こ接続された端子t4
a及びt4bに出力され夕ろく十V3)及び(一V3)
なる直流電圧は第3図に示す如く比較器481こ電源と
して供給されるようになっている。この実施例ではV,
=7.5V(ボルト)、V2=17.5V、V3=15
Vに夫々定められている。0 次に上記構成の電源装置
の作用につき第5図を併用して説明する。
今、電源スイッチ62をオン操作すると、主スイッチ6
3が点線で示すように閉成すると共にこの主スイッチ6
3と連動する補助スイッチ78cが点線で示す如く薮片
(78b−78c)間を閉成させる。この結果、交流電
源59の交流電圧はトランス64に印加され、そして全
波整流回路65により全波整流されると共に平滑用コン
デンサ69a,69bにより平滑され、以つて、直流母
線66及び67と共通母線68との各間に直流電圧(十
V2)及び(一V2)が発生する。この状態において、
トランジスタ71はそのベースが穣片(78b−78c
)間を介して接地されてオフしており、またトランジス
タ73が抵抗77によりベースバイアスされてオンして
いるからトランジスタ72はオフになっている。このよ
うな状態にあるときの各部の直流電圧V,,V2,V3
の状態を第5図の時間t軸の「To期間」欄に示した。
斯ような各部に対する電源供給状態において、時刻L(
第5図参照)に電源スイッチ62をオフ操作して主スイ
ッチ63及び補助スイッチ78を実線状態に変化させた
とする。この結果、トランス64に対する交流電源59
電圧の供給が時刻T,において完全に遮断されると同時
に、平滑用コンデンサ69a,69bの放電が開始され
る。この平滑用コンデンサ69a,69bの放電は後述
するトランジスタ71,72による作用と端子t3a,
t3bに接続された第3図に示す回路及びその他の負荷
回路を介して行なわれるから比較的時定数が大きく、電
圧V2は第5図中曲線82で示すように比較的ゆるやか
に漸減し、時刻T4で消滅する。換言すれば、電源スイ
ッチ62のオフ操作後、直流母線66,67には第5図
中曲線82で示すような直流電圧が不可避的に一定時間
残存する。一方、補助スイッチ78が実線位置に切換わ
った時刻T,において、トランジスタ71‘まベースが
接地電位から解放され抵抗79による自己バイアスが有
効となってオンすると共に、トランジスタ73がオフす
るためトランジスタ72はオンになる。このようなトラ
ンジスタ71及び72のオン動作は、時刻T,において
平滑用コンデンサ68,69から残留電荷電圧によって
確保され、その後、残留電荷の放電はトランジスタ71
,72によっても行なわれるようになる。さて上記両ト
ランジスタ71,72のオン動作は、補助スイッチ78
が実線位置に切換わった瞬間に行なわれ、従って端子t
4a,t4bの直流電圧(十V3),(一V3)は該端
子t4a及びt4bと共通母線との各間がトランジスタ
71及び72により短絡されるから第5図中、線83で
示す如く時刻T,と略同時刻に瞬時に消滅する。このた
め、比較器48に供給されていた電源としての直流電圧
V3も電源スイッチ62のオフ操作と同時に消滅する。
一方、安定化電源回路7川まその出力電圧V,が予めV
,<V2に定められ且つ定電圧維持作用があるため、該
電圧V,は時刻T.後電圧V2が曲線82の如く漸減し
始めてもV2=V,になる時刻T2まで定電圧7.5V
を保ち、その後に曲線84で示すように漸減し、時刻T
3で消滅する。ところで、一般に電源スイッチ62のオ
フ操作はミシンが針上または針下位層で停止している間
に行なわれるものであり、このような停止状態において
は、すでにポテンショメータ33を介して帰残された位
置信号SP8とD一A変換器46から出力された指令信
号SP6と平衡して差信号SPdが零になっている。上
記のように電源スイッチ62をオフ操作した時刻T,か
らTまでの間に「電圧V,が第5図に示す如く過渡的に
変化して比較器48に入力される位置信号SP9が変化
しても、比較器48に供給される電源電圧V3がすでに
時刻T,において消滅しているから、その比較器48の
出力信号SPdはその入力信号SP6,SP8の変化に
関係なくすでに零の状態になっている。従って差信号応
答回路49、換言すれば振幅制御ァクチュェー夕14の
動作状態に変化が起こらず、このため電源スイッチ62
のオフ操作に伴う縫い針9の無用な一時的振れ現象を確
実に防止することができる。以上のことは送り制御アク
チュェータ28に関してひも同様である。尚もし、送り
制御アクチュェータ28が電源スイッチ62のオフ操作
に伴い無用に振れ動作をすることがあると、溝付部村2
4が予定の角度範囲から逸脱した移動を行なうことがあ
り、送り機構を損壊させるおそれがあるが、本実タ施例
においては斯ような不都合も防止できる。尚、第5図に
二点鎖線で示した曲線85はトランジスタ71及び72
の存在しない従来における電圧V3の漸減特性である。
以上説明したように、本発明は電源スイッチの0操作に
よる交流電圧供給の遮断時に、その直流電圧の過渡的変
化に作動装置が応動して縫い針を振れさせてしまうと云
う現象を確実に防止でき、従ってその縫い針の振れによ
る加工布の損傷並びに手指の怪我等を防止できるミシン
の模様形成制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例に関するもので、第1図はミシ
ンの概要を説明するための斜視図、第2図はアクチュェ
ータ用制御装置を示すブロック図、第3図は第2図の一
部分の具体例を示す結線図、第4図は電源装置の結線図
、第5図は第4図の各部分の電圧波形を示す図である。 図中、9は縫い針、14は振幅制御アクチュェータ、2
3は送り歯、28は送り制御アクチュェータ、33及び
34はポテンショメータ(検出装置)、46及び47は
D−A変換器(指令装置)、48及び57は比較器、5
9は交流電源「 6川ま変換装置、61はスイッチ手段
、62は電源スイッチ、69a及び69bは平滑用コン
デンサ、71及び72は放電路形成用のトランジスタ「
A及びBは作動装置である。第1図 第2図 第5図 第4図 簾S図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下往復運動可能な縫い針と加工布との相対位置を
    その上下往復運動に調時して変化させ了め決められた縫
    目模様をその加工布に形成するミシンにおいて、前記縫
    い針の横方向揺動位置を変化させるためにその縫い針に
    連結された作動装置と、前記縫い針の実際に存在する横
    方向揺動位置に関係する位置信号を発生するための検出
    装置と、前記縫目模様を形成するために前記縫い針の横
    方向揺動位置を指令する指令信号を発生するための指令
    装置と、前記指令信号と位置信号との差信号が減少する
    ように前記作動装置を付勢するための帰還装置と、上記
    各装置に直流電圧を供給するために交流電源からの交流
    電圧を整流平滑する変換装置と、前記交流電源か変換装
    置への交流電圧供給の遮断と同時にその変換装置から前
    記作動装置への直流電圧供給を完全に遮断するためのス
    イツチ手段とを設け、交流電圧供給の遮断時における前
    記縫い針の振れを防止することを特徴とする模様形成制
    御装置。 2 前記スイツチ手段は前記変換装置に含まれた平滑用
    コンデンサの放電路を形成するためのトランジスタを有
    し、そのトランジスタが前記交流電源に接続された電源
    スイツチの開閉に連動して導通遮断を行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の模様形成制御装置。
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KR20100133155A (ko) 2009-06-11 2010-12-21 엘지전자 주식회사 제빙장치를 구비하는 냉장고

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