JPS60103164A - 器物用アルミニウム合金の製造法 - Google Patents

器物用アルミニウム合金の製造法

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JPS60103164A
JPS60103164A JP21162383A JP21162383A JPS60103164A JP S60103164 A JPS60103164 A JP S60103164A JP 21162383 A JP21162383 A JP 21162383A JP 21162383 A JP21162383 A JP 21162383A JP S60103164 A JPS60103164 A JP S60103164A
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JP
Japan
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aluminum alloy
alloy
vessel
temp
hot
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Pending
Application number
JP21162383A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuro Toyose
豊瀬 喜久郎
Hiroshi Ouchi
大内 寛
Koichi Hatanaka
畑中 孝一
Masanobu Fukui
福井 正信
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は器物用アルミニウム合金の製造法に関し、さら
に訂しくは、7L白色自然発色性器物Illアルミニウ
ム合金の製造法に関する。
純アルミニウムは、向・1蝕性、熱伝導性に筺れ、かつ
、軽量であり、器物用月14.として広(便111され
ている。さらに、アルミニウムが有する耐蝕f1をより
向上させるために、陽極酸化処理により耐蝕皮膜を形成
させて使用される場合が多い。
L h−Lで、器物用アルミニウム材料として要求され
る特性としては、多様化する傾向にある用途に対して、
均一・美麗な陽極酸化仕上りの外観を有すること、ま)
、−1!し白色色調を有する陽極酸化皮膜が形成される
、−と等技術的に難易度が高い内容となっている。
この種の技(4+とじて、特開昭50−145337号
公報、特開昭50−145338号公報に示されている
ように、Feを主成分として含有するアルミニウム合金
を使用する方法があるが、工業的見地からみた場合、均
一仕上げや部位的な色調の不拘−等必;゛シも満足でき
るものではない。
本発明名は、1−記した市場における必要性や従来技術
の問題点に鑑み、鋭意仙究した結果、均一美麗な、か−
ノ、乳白色色調を有する陽極酸化皮膜が得られるアルミ
ニウム合金の製造法を完成したものであり、即ち、アル
ミニウム合金の含有成分および成分割合および均熱処理
温度を規定し、熱間加工を行ない、必要なら仕上げ焼鈍
等の処理を行なうという2:(物用アルミニウム合金の
製造法を提供するものである。
本発明に係る器物用アルミニウム合金の製造法の特徴と
するところは、Fe O,5−2,0ulL%、′1゛
l0101〜0.1田L%、S; 0,15+ut%以
下を含有上残部実質的にAIからなるアルミニウム合金
を560 ’(:以上の温度に均熱保持後、然li助1
ト1−を行なうことにある。
本発明に係る器物用アルミニウム合金の製造法について
以下訂4111に説明する。
先ず、アルミニウム合金の含有成分および成分割合につ
いて説1りける。
Fc1.t;?L白色陽(全酸化皮膜を1Uるための必
須元素であり、3右量が0.5u+L%未満ではその発
色効果が充分でなく、また、2u+t%を越える含有量
では粗大な晶出物が生じ易くなり、器物の成形性を低下
させる傾向がある。よって、Fe含有Jfiは0.5−
2.Ou+L%とする。
1゛1は陽極酸化処理皮膜の発色に影響を及ぼすことな
く、vj造紙組織微細とし、絞り加工等の変形を受けた
後においても器物に肌荒れの発生することを防止するこ
とができ、かつ、絞り加工性を向」−サせる元素であり
、含有量が0.OhL%未満ではこの、1うな効果は実
質的に顕著に現われず、また、O,1ul1%を越える
含有量では粗大な品出物を生じ圧延性を低゛1・させ、
がっ、絞り加工性向上効果は飽和してしまう。よって、
′1゛i含有星は0.01〜0.1社%とする。
Siは乳白色陽極酸化皮膜を得るためには悪影響を与え
る元素であり、含有量が多いと陽極酸化皮膜は灰色を呈
1−るようになるので少ない程よ(、よって、Si含有
量は0.15u+L%以下に抑制する。
次に、熱処理について説明する。
上記に説明した含有成分および成分割合のアルミニウム
合金のkl、’ JXを、560 ’C以上の温度にお
いて均熱保持するのは、乳白色酸化皮膜を得るために重
要な工程であり、均熱温度を5GO’C以上とするのは
冶金学的には、所謂、鋳造篩析をなくし、均一な組織と
する作用の外に、鋳造により生成したALFe、Al6
Fe、或いは、Alone晶出物をA l 3F eに
相変化させるものであり、そして、陽極酸化により1:
jられる皮膜は乳白色となるのである。
この均熱保持時間は、AIJ−c”\の相変化が完了す
るのに要する時間を必要とするか、通常は3時間で充分
である。
次に、この灼熱保持後に熱間加」二を行なうのであるが
、熱間加工開始温度は/l o O〜・l Ci t)
 ’Cと腰この温度範囲において、所謂、熱間ファイバ
ーの発生を防止し、均一な表面を(:するためであり、
そして、熱間加工開始温度が40 t) ’C未jil
:lでは、アルミニウム合金の変形抵抗が急Iylに増
大し熱間圧延」二不利であって、また、4 G l) 
’Cを越える熱間加工開始温度では局部的に粗大な再結
晶粒が生成し、圧延された板ヰ]に、所謂、熱間ファイ
バーと呼称される粗い組織となり、その後の熱処理によ
っても除去することは困デ11であり、均一な表面が得
られなくなる。
この熱間加工、例えば、熱間圧延により111られた板
小(を必要により冷間圧延を行なって所望の板厚まで圧
延することにより、より霞れた本イと明に上る器物用ア
ルミニウムイ)金か得ちれムーさらに、必要に応じて冷
間圧延後中間焼鈍を施してもよく、また、成形性向上の
ために仕上げ焼鈍を行なうことにより軟質化することは
有効である。
この仕上げ焼鈍により軟質化するためには、通常、30
0〜4111J ’Cの温度範異において数時間のバッ
チ焼鈍を行なうが、好ましくは、加熱温度を4()0〜
511. l) ’C:まで昇温速度101)’C/C
/上で急速加熱し、5分以内保iし、さらに、冷却速度
100℃/分以−Lで冷却するのがよい。理由は、最終
仕上げ焼鈍において417出する析出物量を極力抑制し
、かつ、析出物の部依的な析出量を均一にし、41i出
物に起因する陽極酸化皮膜色調のバラツキを低減するた
めである。
以上説明した処理を行なうことにより、均一美麗な乳白
色陽極酸化皮膜が生成される器物用アルミニウム合金か
111られるものである。
本発明に係る2:;物用アルミニウム合金の製造法につ
いて天施例を比較例と共に説明する。
プこ施例1 Fe 1..5u+L%、Ti O,OhL%、Si 
0106u+L%を含有し、残部実質的にA1からなる
1(月i+n+Jツのアルミニウム合金鋳塊を、均熱温
風5813℃とし4時間保持した後、420℃の温度ま
で冷却し、熱間圧延を開始して8 +nm厚の熱間圧延
板を911だ。
次いで、冷間圧延によ’) 1 +nm厚の板とした後
、120℃/分の急速夕1温により450 ’Cに加熱
後1分間保持し、直ちに、1(月J’C/分の冷却速度
で降温しで軟質材を1:jた。
このようにして1H1られな仮相を絞り加二l二後、1
5%硫酸浴で電流密度2A/den2で4()分陽険酸
化を行なった。
実施例2 実施例1における熱間加工開始温度を451J ’Cに
変更した以外は実施例1と同様な処理を行なった。
実施例3 Fe 1.7w1.%、Ti O,’04LIIL%、
Si 0.07+uL%を含有し、残部天qJj的にA
1からなΣ−1,O(l torn厚さの鋳塊を、均熱
!W度5!JO℃として10時間保持した後、冷却し片
面当り10 +n+++面削し、411J ”Cの温度
に加j;んしてから熱間圧延を開始して6++on厚さ
の小月・コイルを製造した。次に、3II111+厚さ
まで冷間圧延した後、350 ’Cの温度で4時間の中
間焼鈍を行ない、山び冷間圧延を行なって1fΩIo厚
さの冷間圧延4・」を製造した。この冷間圧延材を実施
例1と同様な軟質化処理を行ない、絞り加工後、陽極処
理を実施した。
比較例I Fe 1.5LIIL%、Si O,06w1%を含有
し、残部実質的にA1からなる1 1) OLfl【n
厚の鋳塊を、実施例1と同様な条1′1に、1こり処理
を行なった。
比較例2 実施例;(にJ5ける熱間加工開始温度41 (J ’
Cを4911 ’Cに変更し、他の条件は実施例3と同
様にして処理行なった。
比較例3 実施例3における均熱条件を、54t3’CX111時
間と変更した以外は、実施例3と同じ条1′1により処
理を行なった。
本発明に係る器物用アルミニウム合金の製造法の実施例
1〜3および比較例1〜3の、均一性、陽極酸化処理皮
膜色調および器物としての成形性を調査比較した結果を
第1表に示す。
この第1表から明らかであるが、本発明に係る器物用ア
ルミニウム合金の製造法により製造された製品は、比較
例により製造された製品よりも4h段に優れていること
がわかる。
以上説明したように、本発明に係る器物用アルミニウム
合金の製造法は上記の構成を有しているものであるから
、器物用のアルミニウム合金として外観が良好ご、1・
、す、成形性にも優れ、さらに、陽極酸化皮11ケ二の
色調も乳白色を呈するという擾れたアルミニラl、合金
を製造することができるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Fe O,5−2,Ou+L%、Ti O,0l−0,
    but%5iOJ51%以下 を含イiし、残部実質的にA1からなるアルミニウム合
    金を560℃以」二の温度に均熱保持した後、熱間加工
    を行なうことを特徴とする乳白色自然発色性器物用アル
    ミニウム合金の製造法。
JP21162383A 1983-11-10 1983-11-10 器物用アルミニウム合金の製造法 Pending JPS60103164A (ja)

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