JPS6010311B2 - 電子写真現像方法及びこれに使用する電子写真現像剤 - Google Patents

電子写真現像方法及びこれに使用する電子写真現像剤

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JPS6010311B2
JPS6010311B2 JP51116281A JP11628176A JPS6010311B2 JP S6010311 B2 JPS6010311 B2 JP S6010311B2 JP 51116281 A JP51116281 A JP 51116281A JP 11628176 A JP11628176 A JP 11628176A JP S6010311 B2 JPS6010311 B2 JP S6010311B2
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尚之 牛山
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1成分系現像剤より得られるリボン成形体によ
る電子写真現像方法及びそれに使用する電子写真現像剤
に関するものである。
従来の乾式現像方式としてはカスケード現像法および磁
気ブラシ現像法等が知られているが、これ現像方法に用
いられる現像方法においては、トナーとキャリア一の二
成分系現像剤が用いられており現像時又は現像剤補充時
等にトナーの飛散により光学系および帯電系装置等の汚
れを生じていた。
また磁性粒子をトナーに含有せしめた一成分系のトナー
も知られているが、前記二成分系トナーの場合と同様ト
ナー飛散の可能性があり、高温時の流動性が悪い等の欠
点があると同時にトナーの補充およびトナー量の制御が
複雑であった。本発明の目的は乾式現像方法でありなが
ら上記の欠点を解消するものであり、複写機を懐けても
倒してもトナ−の飛散がほとんどなく、かつ従来の1成
分系現像法の利点を全て有する電子写真現像方法及び、
これに使用する電子写真現像剤を提供することにある。
本発明の他の目的は現像装置をコンパクト化できる電子
写真現像方法及びこれに使用する電子写真現像剤を提供
することにある。
以下に図面を参照しながらまず本発明の電子写真現像方
法を、次いでそれに使用する現像剤について説明する。
本発明の電子写真現像方法はトナー粒子間結合力付与剤
又はその役を果す物質を含有する現像剤より得られる成
形体リボンと静電潜像を有する記録用部材の潜像面とを
重ねて加圧接触することにより顕像化することを特徴と
するものである。顕像化する基本原理は、加圧接触させ
た際、現像剤と静電潜像の間に働くクーロン力による引
力をトナー粒子間結合力より大きくし、現像剤を静電潜
像部分に付着させることである。この際、現像剤として
導電性のものを用いた場合には静電誘導によって現像剤
は電荷を帯び、非導電性のものを用いた場合には謙霞分
極によって、また半導電性のものを用いた場合には静電
誘導および誘電分極の双方の作用によって現像剤が電荷
を帯びるものと考えられる。
なお非導蟹‘性現像剤を用いる場合には予めコロナーィ
オンで帯電させておくことも可能である。いずれにせよ
、何らかの方法又は作用で現像剤に帯電させ、その電荷
と静露潜像の電荷の引力をトナー粒子間結合力より大き
くなるようにし、かつ加圧接触させることにより現像で
きる。
なおこの際前記成形体リボンと静露潜像間に電場を設け
てやれば、バイアス効果によって地肌面と顕像のコント
ラストの大きい鮮明な画像を得るとができる。
また板状成形体リボンを用いる場合には、電極を押圧部
材に代用させることも可能である。本発明の電子写真現
像方法を実施する装置が第1図、第2図および第3図に
示されている。
第1図に示す電子写真現像装置は、板状電極1と、この
板状電極1上に置かれた板状の電子写真現像剤の成形体
リボンRと、この成形体リボンR上に静電潜像を形成さ
れた面を接触するように置かれた記録用部材2と、この
記録用部材2の上を矢印a方向へ移動する加圧用電極ロ
ーラ3と、上記板状電極1と、加圧用電極ローラ3間に
電圧を印加する電源装置4とからなり、電子写真現像剤
の成形体リボンR記録用部材2に加圧接触させると共に
、成形体リボンRと記録用部材2との間に亀場を形成し
て顕像するものである。第1図に示す装置において、上
記電場を形成する装置はなくともよい。
第2図に示す電子写真現像装置は、板状電極5と、この
板状電極5の上に静蚕潜像を形成された面を上に向けて
置かれた記録用部材6と、この記録用部村6の上を矢印
b方向へ移動する加圧電極ローラ7と、この加圧電極ロ
ーラ7の外表面に形成された円筒状の電子写真現象剤の
成形体リボンRと、上記板状電極5と加圧電極ローラ7
との間に電圧を印加する電源装遣8とからなり、電子写
真現像剤の成形体リボンRを記録用部材6に加圧接触す
ると共に成形体リボンRと記録用部材6との間に露場を
形成して顕像を得るものである。
第3図に示す電子写真現像装置は、矢印c方向へ回転さ
れると共に「その外表面に静電港像を形成された感光体
ドラム9(記録用部材)と、矢印d,e方向へ回転する
1対の回転体IQ,11に取り掛けられていて中央部に
網スクリーン12を設けられ、かつ、外表面部が上記感
光体ドラム9に接触するベルト状の非導電性の電子写真
現像剤の成形体リボンRと「 この成形体リボンRの近
くに配設されていて電子写真現像剤に電荷を与える帯電
器13とからなり、成形体リボンRを感光体ドラム9に
加圧接触することにより顕像を得るものである。次に本
発明の電子写真現像方法に用いる現像剤及びそれによっ
て作られる成形体IJポンについて説明する。
本発明の電子写真現像剤は高沸点液体、接着剤および粘
着剤等のトナー粒子間結合力付与剤又はその役割を果し
うる物質と、フッ素系樹脂を主体とする樹脂、および着
色剤および磁性粒子のうち少なくとも1つを含有する現
像剤である。
本願発明の現像剤の作成方法として従来用いられている
トナー材料を熱ロールミルにより混線後冷却して粉砕し
、その後で分級等を行ない粉体トナーを得るという方法
は全く不可能ではないが、トナー粒子間の結合力を持た
せることが難しく、何等の改良もなくそのまま使用する
ことは現段階では困難である。
本発明の作成方法としては、スプレードライヤーを用い
て贋霧乾燥し造粒する方法が適している。
この方法によって得られる現像剤には次の2つのタイプ
がある。まず第1は、前記トナー粒子間結合力付与剤又
はその役割を果しうる芯物質の少なくとも1つを含有し
その周囲を前記フッ素系樹脂を主体とする樹脂で被覆す
るタイプと、第2は、フィルム形成性高分子物質でカプ
セル被覆された前記トナー粒子間結合力付与剤又はその
役割を果しうる物質を主成分とする芯物質を前記フッ素
系樹脂を主体とする樹脂で被覆もしくは結着するタイプ
である。この場合、着色剤および磁性粒子のうち少なく
とも1つは、第1のタイプでは芯物質および被覆剤の少
くとも一方に、第2のタイプでは芯物質、フィルム形成
性高分子物質および被覆もしくは結着剤中の少なくとも
1つに混入される。
本発明の現像剤に用いられるトナ一粒子間結合力付与剤
又はその役を果し得るものの例として以下のものが挙げ
られる。
{1’高沸点液体(沸点が140℃以上のもの)として
は流動パラフィン、シコンオィル、オレィン酸、石油系
溶剤、アマニ油、大豆油、その他の油溶性高沸点液体、
グリセリン、エチレングリコール、その他の水溶性高沸
点液体。
‘2) 接着剤、粘着剤としては、ゴム系、アクリル系
のもので、例えばスチレン・ブタジェンゴム、アクリル
ニトリルーブタジエンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、ポ
リィソブチレン、ポリアクリル酸ェステル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルェーテル、粘
着性ワックスおよび軟質固体。
これらを使用する場合には、可塑剤、粘着付与剤等の改
質剤を添加して効率のよいトナー粒子間結合力とするこ
とができる。
フッ素系を主体とする被覆もしくは結着剤として以下の
例が挙げられる。
(1’フッ素系樹脂としては、四フツ化エチレン樹脂、
三フツ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレン−六フッ
化プロピレン樹脂、六フッ化プロピレン樹脂、フツ化ビ
ニル樹脂、フツ化ピニリデン樹脂。
■ 上記フッ素樹脂と、ブタジェン又はアクリル酸ブチ
ル等との共重合体。
【3} 舎フッ素アクリル樹脂。
またフィルム形成性高分子物質としては、例えば次のよ
うなもがある。
アラビアゴム、ゼラチン、アルブミン、アルギン酸ソー
ダ、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシェチルセ
ルロース、エチレン−無水マレィン酸ソーダ共重合体、
スチレンーアクリル酸−ブチルメタクリレート共重合体
等、さらに着色剤としては、以下ような顔料又は染料が
使用可能である。
カーボブラック、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、酸化アル
ミニウム、二酸化ケイ素、酸化チタン、チタン酸バリウ
ム等。
磁性粒子としては、鉄、ニッケル、コバルト等の金属粉
、及びこれらの金属の合金粉、磁性酸化鉄、カルボニル
鉄、フェライト等の微粒子が挙げられる。このような現
像剤を製造する最適な方法の具体例としては、以下の3
種類が考えられる。
先ず第1の方法は、高沸点液体、接着剤および粘着剤等
のトナー粒子間結合力付与剤とフッ素系樹脂を主体とす
る樹脂のラテックス・ェマルジョンとを混合分散した水
性ディスパージョン又はヱマルジョンをスプレードライ
ヤーにより贋霧乾燥することによって造粒して得る方法
、第2の方法は、上記組成材料のそれぞれを水の替わり
に非水性溶媒を用い、その中で分散した後、噴霧乾燥す
る方法、第3の方法は、上記トナー粒子間結合力付与剤
を主成分とする芯物質をフィルム形成性高分子物質で予
めマイクロカプセル被覆し、その後フッ素樹脂を主体と
する樹脂ラテックス・ェマルジョンでさらに被覆又は結
着して得る方法である。
この場合芯物質中には、可塑剤等の政質材を添加すれば
、さらによい現像剤を得ることができる。着色剤及び(
又は)磁性粒子は、第1、第2の方法に於ては、トナー
粒子間結合力付与剤とラテツクス・ェマルジョンのうち
少なくとも一方に、第3の方法では、芯物質とカプセル
被覆する物質中および、ラテツクス・ェマルジョンのう
ち少なくとも1つに入れておけばよい。
また、トナ−の定着性およびトナー粒子間結合力を調整
する目的から樹脂として、電子写真用トナーに通常用い
られるものを添加しておいてもよい。
芯物質のカプセル化方法としては従来公知のコンプレッ
クスコアセルベーション法、シンプルコアセルベーショ
ン法、FH、温度、溶媒除去によるポリマーの不溶化等
の水溶液からの相分離法、界面重縮合法、lnSItu
重合法等水媒体中での疎水性物質のカプセル化方法であ
ればいずも適用可能である。
このようにして得られたトナーの粒径は、5〜50山程
度であり、さらに5〜20仏であることが望しく、また
粒子の構造は、第4図に示すような形状になっているも
のと考えられる。
第4図において1,ロ,mは、第1、第2の製造方法に
よって得られたものであり、1はトナ一粒子間結合力付
与剤等の芯物質を1つ、山ま2つ以上をフッ素系樹脂を
主体とする樹脂で被覆、皿ま結着したタイプである。W
,V,Wは第3の製造方法によるもので、Wは前記トナ
ー粒子間結合剤等を芯物質としてその周わりにフィルム
形成性高分子物質でカプセル被覆し、さらに前記フッ素
系樹脂を主体とする樹脂で外壁を形成したものである。
Vはマイクロカプセルを複数個被覆している場合であり
「Wは複数個を結着したタイプである。次いでトナー成
形体リボンについて説明する。
前記のようにして得られた現像剤は、トナ−に含有され
る高沸点液体、接着剤および粘着剤の毛細間力、接着力
、粘着力等から成るトナー粒子間結合力と、トナー中に
含有されるフッ素系樹脂の低表面エネルギー性、低摩擦
係数をもっという性質、低吸水性等とが合わさり、トナ
ーは特殊な性質を有するトナ一成形体リボンを容易に形
成する。トナー成形体リボンは、発泡体類似の多孔質構
造を有し、みかけ上マシュマロのような弾性を有する。
しかも各々のトナー粒子は球形で、平均粒径は10仏前
後である。このトナ一成形体リボンに手を触れ軽く加圧
しても、トナ−は手に転移しない。トナ一成形体リボン
に外力を加えて、このトナー成形体リボンの一部を切り
離し、次いでこの切り離した一部を先のトナー成形体リ
ボンに重ねて、軽く加圧することにより、トナー成形体
リボンは最初の状態を容易に回復する。このトナーの特
殊な性質は、第3の製造方法によって得られたトナーの
場合、トナー中に含有させたトナー粒子間結合性芯物質
の一部がフィルム状内壁の紬孔を通過し、更にフッ素系
樹脂を主体として成る外壁を通過して、トナー表面に浸
み出し、これがトナー粒子間結合力を生むものと考えら
れる。トナーの外壁には、フッ素系樹脂が存在し、これ
がトナー粒子間結合力を複雑に弱める。また、トナー粒
子の中のある量は、トナーを構成要素とするネットワー
ク構造中に、それ自体はフリーな状態で(非結合の状態
で)トラップされ、これがトナー成形体リボンの特殊な
性質に関係することも考えられる。また、トナー成形体
リボンにおけるトナー粒子間結合力の調整を目的として
、顔料、樹脂微粉末をトナー成形体リボン中に含ませる
ことも可能である。
トナー成形体リボンの形状は、板状、円筒状、帯状、そ
の他任意である。
第5図は、その例を挙げたもので、1は板状にした場合
、0‘ま金属等の円筒体にトナー成形体リボンを形成し
たもので、その中に布、ステレス等で作られた網スクリ
ーンを配したもの、mはトナー成形体リボンの表面を網
スクリーンで包囲したもの、Nは磁性粒子を含有するト
ナー成形体リボンを利用する場合で、円筒状磁石の周囲
にトナー成形体リボンを配設したものである。これらト
ナー成形体リボンの厚みは任意に決め得るが、1〜1仇
舷程度の厚さで使用すればより好しし・ことが分ってい
る。
本発明方法は、酸化亜鉛一樹脂分散系の光導電層を有す
る感光紙上に形成された静電荷潜像を直接現像する方式
、セレンあるいは硫化カドミウム等の光導電層を有する
感光板上に形成された静電補港像を現像し、その後現像
された可視像を適当な転写紙上に転写する方式、又は前
記感光坂上の静電稀潜像を一旦転写紙に転写した後、該
転写紙上の静電荷潜像を現像する方式等の任意の電子写
真複写機に容易に適用され得る。
したがって、以下には本発明方法を酸化亜鉛一樹脂分散
系光導電層を有する感光紙上の静電荷潜像を直接現像す
る方式を採用する電子写真複写機に適用した実施例にも
とずし、て説明するが、これに限定されるものではない
。本発明方法により現像された可視像を定着するには、
熱定着、溶剤定着、および圧力定着等の任意の定着方式
が適用される。以下に電子写真現像剤の成形体リボンに
より現像した可視像を圧力定着方式により定着した実施
例が説明されているが、これに限定されるものではない
。実施例 1公の%のアラビアゴム水溶液100夕をI
NNaOHでpHIOに調整し、更にpH10のNaO
H水溶液50夕を加え、これにマイクロクリスタリンワ
ツクスエマルジョン(中京油脂■製セロゾール#967
、固形分5肌t%)を402、更に高分子ェマルジョン
型接着剤(日本カーバイト工業社製、ニカゾールTS‐
444 固形分6肌%)を30夕、添加し櫨伴機で10
分間燈幹する。
これに予め用意したpHIOの公の%ゼラチン水溶液1
00夕を混合して温度を50℃に保ち、ゆっくり損拝し
ながら、約2時間に亘つて酢酸を滴下してpH4.4に
下げ、前記ワックス粒子の周りにゼラチン〜アラビアゴ
ム混合粒子を相分離させた。ついでこの系に5℃の水1
20夕を加え、液温を5℃に保ちながら、30分間縄梓
を続け、これにビニルメチルェーテル〜無水マレィン酸
共重合体(米屋CA−F社製GANKREZAN−11
9)の1肌t%水溶液3夕を加え、生成したカプセル粒
子の凝集を防止しながら37%ホルムアルデヒド水溶液
3夕を加えて後、この液の舟を10に上昇せしめた。引
続き鷹拝しながら、約1時間で50℃まで徐々に昇温せ
しめ、カプセル壁を硬化させた。一方、四フツ化エチレ
ン樹脂の水系ディスパージョン(ダイキン工業社製、ポ
リフロンデイスバージョン、D−1固形分6肌t%)1
8のこカーボンブラック(米国コロンビアカーボン社製
CoiloidexNo.5)5夕及び磁性鉄粉(戸田
工業社製M−32)42夕を分散させた液を調製し、こ
れを前記カプセル液と混合して澄梓機で約10分間均一
に欄拝し、カプセルスラリーとした。
最後に、このカプセルスラリ−をニロアトマイザ−を用
いて、入口温度13500、出口温度80qo、コンブ
レッサー圧力(項霧圧力)5.6k9′地の条件で贋霧
乾燥してトナ−を得た。
トナー粒子相互間の接着力を利用して、板状のトナー成
形体リボンを作製し、板状磁石に磁力を利用して、結着
させた、このようにして得られたトナー成形体リボンの
固有抵抗は1ぴ〜loo弧であった。上記トナー成形体
リボンは蓮泡構造発泡体類似の構造を有し、みかけ上マ
シュマロのような弾性を有し、各々のトナー粒子は球状
で、平均粒径が12山であった。また、このトナ一成形
体リボンに手を触れても、市販の電子リコピ−ペーパー
(■リコー製)を加圧接触させても、トナー粒子は手や
電子リコピーベーパーへ転移しない。電子リコピーペー
パーに通常の方法により静電補溶像を形成し、これを上
記トナー成形体リボンと加圧接触させたところ、ハィコ
ントラストなカブリの無い鱗像力6本/側のポジーポジ
プリント像を得た。実施例 2 実施例1において、トナ−組成を下記のように変更し、
同様な操作によりトナーを得た。
5M% アラビアゴム水溶液 75タ マイクロクリスタリンワツクス 25夕 高分子ェマルジョン型接着剤 5M% ゼラチン水溶液 36夕 四フッ化エチレン樹脂の水系ディスパージヨン
10タ カーボンブラツク0タ 磁性鉄粉 トナ一成形体リボンを金属板上に設置させた。
このトナー成形体リボンの固有抵抗は107〜80肌で
あった。静電補潜像を有する電子リコピーべ−パーを光
導電層を下面にして、トナー成形体リボン上に設置し、
電子リコピーベーパーの裏打層側から指で軽く加圧した
ところ、カブリの無い、/・ィコントラストな、解像力
6本/側のポジーポジプリント像を得た。実施例 3 5M%のアラビアゴム水溶液100夕をINNaOHで
pHIOに調製し、更にpH10のNaOH水溶液50
夕を加え、これにマイクロクリスタリンワツクスエマル
ジョン(中京油脂■製セロゾール#967、固形分5肌
t%)を50多添加し蝿幹機で1勝ご間縄拝する。
これに予め用意したpHIOの5wt%ゼラチン水溶液
100夕を混合して温度を50ooに保ち、ゆっくり燭
拝しながら、約2時間に亘つて酢酸を滴下してpHを4
.4に下げ、前記ワックス粒子の周りにゼラチン〜アラ
ビアゴム混合粒子を相分離させた。ついでこの系に50
0の水120夕を加え、液温を5℃に保ちながら、30
分間魔梓を続け、これにビニルメチルェーテル〜無水マ
レイン酸共重合体(米国G−A−F社製GANKREZ
AN−119)の1肌t%水溶液3夕を加え、生成した
カプセル粒子の凝集を防止しながら37%ホルムアルデ
ヒド水溶液3夕を加えて後、この液のpHを10に上昇
せしめた。引続き凝拝しながら、約1時間で5ぴ0まで
徐々に昇温せしめ、カプセル壁を硬化させた。一方、四
フッ化エチレン樹脂の水系ディスバージョン(ダイキン
工業■製、ポリフロンディスパージョンD−1固形分6
肌t%)36夕、および高分子ェマルジョン型接着剤(
日本石油■製、日石ポリブデンHE−350、固形分5
肌t%)15のこカーボンブラック(米国コロンビアカ
ーボン社製CoiloidexNo.5)20夕を分散
させた液を調製し、これを前記カプセル液と混合して蝿
梓機で約1び分間均一に縄拝し、カプセルスラリーとし
た。
最後に、このカプセルスラリーをニロアトマイザーを用
いて、入口温度15000、出口温度8500、コンブ
レッサー圧力(噴霧圧力)4.8k9/塊の条件で贋霧
乾燥してトナーを得た。実施例2と同機にして現像を実
施し、次いで加圧定着することによって、ハィコントラ
ストなポジーポジプリント像を得た。
実施例 4 高分子ェマルジョン型接着剤(日本石油■製、日石ポリ
ブテンHF−1975固形分75M%)35夕、四フッ
化エチレン−六フツ化プロピレン共重合樹脂の水系ディ
スパージョン(ダイキン工業■製「ネオフロンディスパ
ージョンND−1、固形分5仇W%)30夕、ポリアク
リル酸ェステルの水系ェマルジョン(日本アクリル化学
■製、プラィマルC−72、固形分45wt%)15夕
、および水250夕にカーボンブラック(米国コロンビ
アカーボン社製CoiloidexNo.5)30夕を
分散させ、更に少量のカセィソーダを添加してpH7〜
8の液を調製し「このスラリーをニロアトマイザーを用
いて、入口温度140qo、出口温度8000、コンブ
レッサー圧力(頃霧圧力)4.5k9/のの条件で贋霧
乾燥してトーを得た。
実施例2と同様にして実施し、次いで加圧定着すること
によって、ハイコントラストなポジーポジプリント像を
得た。
実施例 5 天然ゴムの水系ェマルジョン(日本フーラー■製、フー
ラ−接着剤753)28夕、オレィン酸の流動パラフィ
ン溶液1帆t%)7夕、四フッ化エチレン樹脂白色超微
粉末(ダイキン工業■製、ルフロンL−2)15夕、お
よび、カセィソーダ水溶液5×10‐W250のこカー
ボブラック(米国コロンビアカーボン社製Coiloi
■No.5)30夕を分散させ、得られた均一分散スラ
リ←をニロアトマィザーを用いて、入口温度140℃、
出口温度8000、コンブレッサー圧力(項霧圧力)4
.5k9/地の条件で噴霧乾燥してトナーを得た。
実施例2と同様にして現像を実施し、次いで加圧定着す
ることによって、/・ィコントラストなポジーポジプリ
ント像を得た。
【図面の簡単な説明】
第1,2,3図は本発明の現像方法によって現像する場
合の装置を示す配置図、第4図は本発明の現像剤を構成
するトナーの構成例を示す図、第5図はそれら現象剤よ
り得られるトナー成形体リボンの形状を示す図である。 a;芯物質、b:外壁、c:内壁、d:円筒体、e:網
状スクリーン、f:円筒状磁石、R:トナー成形体リボ
ン。猪イ図 袴2図 精5図 第4図 精5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高沸点液体、接着剤および粘着剤等のトナー粒子間
    結合力付与剤のうち少なくとも1つの物質を含有する現
    像剤よりなるトナー成形体リボンと静電潜像を有する記
    録用部材とを加圧接触することを特徴とする電子写真現
    像方法。 2 前記トナー成形体リボンと静電潜像を有する記録用
    部材との間に電場を設けてなる特許請求の範囲第1項記
    載の電子写真現像方法。 3 高沸点液体、接着剤および粘着剤等のトナー粒子間
    結合力付与剤のうち少なくとも1つの物質とフツ素系樹
    脂を主体とする樹脂とを含有してなる電子写真現像剤。 4 高沸点液体、接着剤および粘着剤等のトナー粒子間
    結合力付与剤のうち少なくとも1つの物質を芯物質とし
    、これをフツ素系樹脂を主体とする樹脂で被覆し、着色
    剤および磁性粒子のうち少なくとも1つを、前者と後者
    のうち少なくとも一方に含有してなる特許請求の範囲第
    3項記載の電子写真現像剤。5 フイルム形成性高分子
    物質でカプセル被覆された、高沸点液体、接着剤および
    粘着剤等のトナー粒子間結合力付与剤のうち少なくとも
    1つの物質を主成分とする芯物質を、フツ素形樹脂を主
    体とする樹脂で被覆もしくは結着し、前記フイルム形成
    性高分子物質、トナー粒子間結合力付与剤およびフツ素
    樹脂を主体とするフツ素系樹脂を主体とする樹脂のうち
    少なくとも1つに着色剤および磁性粒子のうち少なくと
    も1つを含有してなる特許請求の範囲第3項記載の電子
    写真現像剤。
JP51116281A 1976-09-28 1976-09-28 電子写真現像方法及びこれに使用する電子写真現像剤 Expired JPS6010311B2 (ja)

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