JP2004078246A - 静電現像方法及び現像剤 - Google Patents
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Abstract
【構成】 現像剤担持体に現像剤層厚規制部材が押圧され、該担持体が該規制部材に対し相対的に移動することにより、現像剤が押圧部を通過する工程で該担持体上に現像剤層を形成し、該担持体上の現像剤を静電潜像保持部材との対向域で該静電潜像保持部材に転移させる静電現像方法であって、該現像剤が、樹脂及び着色剤を含有するトナー粒子100重量部に対し、脂肪酸金属塩粒子を0.01〜5重量部、窒素吸着法による比表面積が20m2/g以下であり且つトナー粒径より小さい粒径を有する助粒子を0.2〜12重量部含有することを特徴とする静電現像方法。
【選択図】 なし
Description
しかし、従来から最も一般的に用いられてきた2成分現像方式の場合、キャリア粒子とトナー粒子の混合物を攪拌する現像室と消費されたトナーを補給するための補給トナー室を必要とし、さらに現像室におけるトナーとキャリアの混合比率を制御する機能も必要であり、小型化・簡素化の観点からは多くの問題点を有する。
また非磁性1成分は2成分に比べて、「中抜け」が起こりやすい。それらの問題点を解決するため、トナーのころがりを良くし、一部のトナー粒子あるいはトナー粒子の一部分のみに摩擦力が集中しないように形状が球形に近いトナーを用いる方法(特開平4−44056号公報、特開平5−142857号公報等)や球形に近い重合トナーを用いる方法(特開平3−259161号公報、特開平4−225368号公報、特開平5−165253号公報等)等が知られている。トナー粒子は現像器内で回転しながら、現像剤担持体などと摩擦帯電するため、形状が不均一で凹凸があるトナーより球状に近く平滑な表面を持ったトナーのほうが実際に接触できる表面が広くなり摩擦帯電性の面でも有利である。
を0.2〜12重量部含有することを特徴とする静電現像方法に存する。
チレン−メタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体及びスチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単独重合体または共重合体)、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、飽和ポリエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、低分子量ポリエチレン樹脂、低分子量ポリプロピレン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、キシレン樹脂並びにポリビニルブチラール樹脂等があるが、本発明に用いるのに好ましい樹脂としては、スチレン系樹脂、飽和又は不飽和ポリエステル樹脂及びエポキシ樹脂等を挙げることができる。
の帯電制御剤を、負の帯電性を得るためには負の帯電制御剤を用いても良い。これらは、各種公知のものの中から適宜選択すればよい。正の帯電制御剤としては、例えば、各種ニグロシン染料、特公平1−54694号公報、特公平1−54695号公報、特公平1−54696号公報等に記載の4級アンモニウム化合物、特開昭51−455号公報、特公昭63−57787号公報、特公表平2−501506号公報等に記載のトリフェニルメタン化合物、特開平3−119364号公報、特開平3−202856号公報、特開平3−217851号公報等に記載のイミダゾール誘導体やイミダゾール類の金属錯体等が挙げられる。負の帯電制御剤としては、特公平3−37183号公報、特公平2−16916号公報等に記載の含金アゾ染料や特公昭55−42752号公報等に記載のサリチル酸類金属錯体、特開昭63−163374号公報等に記載のサリチル酸類金属塩、特開平5−119535号公報等に記載の金属元素を含有しないカリックスアレン化合物などが挙げられる。上記した帯電制御剤をトナーに含有させる方法としては、トナー内部に添加する方法と外添する方法とがある。内添する場合、これら化合物の使用量は、前記バインダー樹脂100重量部に対して、通常0.05〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部の範囲で用いられる。また、外添する場合は、樹脂100重量部に対し、0.01〜10重量部が好ましい。
トナーの製造方法としては、上記の各成分をニーダー等で混練し、冷却後、粉砕し、分級すればよい。トナーの平均粒径は5〜20μmが好適である。トナーの粒径は一般的には、コールターカウンターによる方法が広く用いられている。今回の発明で使用したトナーの平均粒径は、コールターカウンターTA−II型に100μmのアパチャーを使用し、
トナー粒子をアイソトンに分散し、第3チャンネル〜第16チャンネルを使用しトナー粒径分布を測定し体積平均により決定した。
有してもよく、無機酸化物微粒子としては、珪素、チタン、アルミニウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、セリウムなどの酸化物やそれらの複合酸化物が使用できる。それらの表面をシランカップリング剤やチタンカップリング剤やシリコーン、その他の樹脂などで表面処理を施しても良い。従来より公知の微粒子状無機酸化物としては、シリカ(日本アエロジル社R972、グンゼ産業社タラノックス500等)、チタニア(出光興産製IT−S等
)、アルミナ(日本アエロジル社アルミニウムオキサイドC等)、マグネシア(宇部興産製気相法高純度超微粉マグネシア100A等)、酸化鉄(BASF製Sicopur FF4098等)等の無機酸化物微粒子が知られている。
の無機酸化物微粒子に加えて、さらに画質の向上を助ける助粒子を添加するとさらに好ましい。本発明において添加される助粒子としては、粒径はトナー粒径より小さく、比表面積20m2/g以下、より好ましくは比表面積10m2/g以下の粒子を用いる。この助粒子の使用目的は、現像剤の帯電性、流動性を調整する効果があり、添加することで「追従性不良」(印字面積の大きい画像を続けて印字した場合に現像剤が現像剤担持体に十分に付着しなくなる現象)を改良できる。助粒子の組成については、限定できないが無機酸化物が調達容易である。無機酸化物としては、珪素、チタン、アルミニウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、クロムなどの酸化物やそれらの複合酸化物などが、磁性体、非磁性体に限らず、使用できる。中でも複合酸化物が好ましく、さらに複合酸化物としては、マグネタイト、各種フェライト、各種クロマイトなどの無機顔料が好ましい。これらの複合酸化物は帯電序列、電気伝導度が適度な領域にあるためと考えられる。助粒子の添加量はトナー粒子100重量部に対して0.2〜12重量部が適当である。
場合は、それ以下の温度で脱ガスを行い、同じサンプルで繰り返し測定を行い値が安定したときの測定値を採用する。
一方、現像剤担持体1には前述のごとく、現像剤層厚規制部材2によって静電現像剤6を塗布する。現像剤担持体1と現像剤層厚規制部材2の間には、特に電圧をかけない場合、短絡して同電位とする場合、500V以下程度の電圧をかける場合などがある。また現像剤担持体1の相対的移動方向の現像剤層厚規制部材2より上流側に接触部材4を設けても良い。接触部材4としては、静電現像剤6が自重と流動性によって現像剤担持体1に付着する力に加え積極的に静電現像剤6が現像剤担持体1の方向へ向かうものを用いる。例えば、スポンジ状やブラシ状の部材に静電現像剤6を含ませて現像剤担持体1に擦り付ける方法が用いられる。この時の摩擦を利用して静電現像剤6の摩擦帯電を促進しても良い。この接触部材4に導電性の材料を用いて、静電現像剤6が現像剤担持体1へ向かう静電気力を与えるように現像剤担持体1との間に電圧をかけても良い。また一般的にはローラ状のエンドレスな現像剤担持体1を用いられるので静電潜像保持部材3への現像を終えた残りの現像剤が付着した現像剤担持体1がこの接触部材4の部分に戻ってくるので清掃手段を兼ねさせることもできる。その効果を積極的に利用したい場合は逆に静電現像剤6が現像剤担持体1から離れる方向に力が加わるように電圧をかけても良い。また、清掃と供給を兼ねるあるいは静電現像剤6の帯電を挙げる目的で交番電界を印加しても良い。
この際、飛翔現像においては、50〜500μmの間隙を形成させ静電気力で転移させる。接触現像の場合は、現像剤層を介して押圧され、潜像パターンに見合ったトナー粒子が静電気力で転移される。トナーを転移させたい潜像電位と白地としたい潜像電位の間の電位に現像剤担持体1の電位を保つ方法が一般的である。
写工程の場合、前述の「中抜け」が発生しやすい。また1成分現像方法は2成分現像方法に比べ、これも「中抜け」が発生しやすい。そのような場合、本発明は顕著に効果を発揮する。転写材へ転写されたトナーは定着工程において、熱により溶融定着させることが一般的である。
以下に示す配合比による3種のトナー原料を2軸混練押出機で混練し、粉砕し、分級しトナー粒子を調達した。配合比とともにトナー粒子のガラス転移点と軟化点と平均粒径も記載する。
トナー粒子B100部にステアリン酸アルミニウム0.5部とシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメチルシラン基により疎水化処理されている)0.1
部と助粒子として比表面積1.5m2/gのMnZnフェライト10部とを加えて、ヘン
シェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤をIBM製レーザプリンター4019(図1に示す現像器を装備)の電気の接続法を改造し、角棒状の現像剤層厚規制部材とスポンジローラ状の接触部材は電気的にはどこにも接続せず電気的にフロートな状態でプリントテストを行ったところ、「中抜け」は殆どなく、僅かに「カブリ」はあるものの
問題のないレベルであり、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子B100部にステアリン酸アルミニウム0.5部とシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメチルシラン基により疎水化処理されている)0.1
部と助粒子として比表面積1.5m2/gのMnZnフェライト5部とを加えて、ヘンシ
ェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例1同様にIBM製レーザプリンター4019の電気の接続法を改造し、角棒状の現像剤層厚規制部材とスポンジローラ状の接触部材は電気的にはどこにも接続せず電気的にフロートな状態でプリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子B100部にセバシン酸カルシウム1部とシリカ微粉末(日本アエロジル社製R972、比表面積120m2/gであり、表面がジメチルシラン基により疎水化処理
されている)0.2部と助粒子として比表面積3.5m2/gのマグネタイト(関東電化
工業製KBC100)1部とを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例1同様にIBM製レーザプリンター4019の電気の接続法を改造し、角棒状の現像剤層厚規制部材とスポンジローラ状の接触部材は電気的にはどこにも接続せず電気的にフロートな状態でプリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子B100部にステアリン酸亜鉛0.5部とシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメチルシラン基により疎水化処理されている)0.1部と助粒
子として比表面積4.0m2/gの銅クロマイト(大日精化製ダイピロキサイト#951
0、常温においては磁石には付かない)1部とを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例1同様にIBM製レーザプリンター4019の電気の接続法を改造し、角棒状の現像剤層厚規制部材とスポンジローラ状の接触部材は電気的にはどこにも接続せず電気的にフロートな状態でプリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子B100部にステアリン酸亜鉛0.5部とシリカ微粉末(比表面積50m2
/gであり、表面がシリコーンにより疎水化処理されている)0.3部と助粒子として比表面積8.1m2/gの亜鉛、ニッケル、アルミニウム、鉄の複合酸化物(大日精化製ダ
イピロキサイト#9270、常温においては磁石には付かない)1部とを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例1同様にIBM製レーザプリンター4019の電気の接続法を改造し、角棒状の現像剤層厚規制部材とスポンジローラ状の接触部材は電気的にはどこにも接続せず電気的にフロートな状態でプリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子B100部にシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメ
チルシラン基により疎水化処理されている)0.1部のみを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例1同様にIBM製レーザプリンター4019の電気の接続法を改造し、角棒状の現像剤層厚規制部材とスポンジローラ状の接触部材は電気的にはどこにも接続せず電気的にフロートな状態でプリントテストを行ったとこ
ろ、「ベタ追従性」は画像の後半で僅かに薄くなる程度で実用には耐えるものであったが、「カブリ」と「中抜け」が発生し、低品質な画像であった。
トナー粒子C100部にモンタン酸亜鉛0.5部と酸化アルミニウム微粉末(日本アエロジル社製アルミニウムオキサイドC、比表面積100m2/gである)0.1部と助粒
子として比表面積4.0m2/gの銅クロマイト(大日精化製ダイピロキサイト#951
0、常温においては磁石には付かない)1部とを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤をカシオ製電子写真方式プリンターCP500Uを用い、剛体平板の現像剤層厚規制部材を電気的にフロートにし、スポンジローラ状の接触部材を除去して(図2に示す現像器を装備)、プリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子C100部に小粒径ステアリン酸亜鉛0.05部(アメリカ合衆国SYNPRO社製DLG−20)とシリカ微粉末(日本アエロジル社製R972、比表面積120m2/gであり、表面がジメチルシラン基により疎水化処理されている)0.1部と助粒
子として比表面積3.8m2/gの亜鉛フェライト(大日精化製ダイピロキサイト#92
11、常温においては磁石には付かない)1.5部とを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例6同様にカシオ製電子写真方式プリンターCP500Uを用い、剛体平板の現像剤層厚規制部材を電気的にフロートにし、スポンジローラ状の接触部材を除去して、プリントテストを行ったところ、「中抜け」は殆どなく、僅かに「カブリ」はあるものの実用上問題のないレベルであり、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子C100部にシリカ微粉末(日本アエロジル社製R972、比表面積120m2/gであり、表面がジメチルシラン基により疎水化処理されている)0.1部のみを
加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例6同様にカシオ製電子写真方式プリンターCP500Uを用い、剛体平板の現像剤層厚規制部材を電気的にフロートにし、スポンジローラ状の接触部材を除去して、プリントテストを行ったところ、「中抜け」「カブリ」が発生し、「ベタ追従性」も悪いレベルであり、低品質な画像であった。
トナー粒子C100部に小粒径ステアリン酸亜鉛0.1部(アメリカ合衆国SYNPRO社製DLG−20)とシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメチ
ルシラン基により疎水化処理されている)0.4部と助粒子として比表面積8.1m2/
gの亜鉛、ニッケル、アルミニウム、鉄の複合酸化物(大日精化製ダイピロキサイト#9270、常温においては磁石には付かない)0.3部とを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤をエプソン製レーザプリンターLP1500(図3に示す現像器を装備)を用いて、板バネ状の現像剤層厚規制部材を現像スリーブと同電位になるように配線を改造して、プリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子C100部にステアリン酸亜鉛1部とシリカ微粉末(比表面積180m2/
gであり、表面がトリメチルシラン基により疎水化処理されている)0.4部と助粒子として比表面積8.1m2/gの亜鉛、ニッケル、アルミニウム、鉄の複合酸化物(大日精
化製ダイピロキサイト#9270、常温においては磁石には付かない)0.3部とを加え
て、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例8同様にエプソン製レーザプリンターLP1500を用いて、板バネ状の現像剤層厚規制部材を現像スリーブと同電位になるように配線を改造して、プリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子C100部にステアリン酸アルミニウム0.3部とシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメチルシラン基により疎水化処理されている)0.4
部と助粒子として比表面積1.5m2/gのMnZnフェライト3部とを加えて、ヘンシ
ェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例8同様にエプソン製レーザプリンターLP1500を用いて、板バネ状の現像剤層厚規制部材を現像スリーブと同電位になるように配線を改造して、プリントテストを行ったところ、「中抜け」や「カブリ」は殆どなく、「ベタ追従性」は良好であり、高品質な画像形成が行えた。
トナー粒子C100部にシリカ微粉末(比表面積180m2/gであり、表面がトリメ
チルシラン基により疎水化処理されている)0.4部のみを加えて、ヘンシェルミキサーで混合し現像剤を調達した。この現像剤を実施例8同様にエプソン製レーザプリンターLP1500を用いて、板バネ状の現像剤層厚規制部材を現像スリーブと同電位になるように配線を改造して、プリントテストを行ったところ、「カブリ」「ベタ追従性」は実用に耐え得るレベルであったが、「中抜け」が発生し、低品質な画像となった。
2 現像剤層厚規制部材
3 静電潜像保持部材
4 接触部材
5 現像剤漏れ防止シール部材
6 静電現像剤
Claims (11)
- 現像剤担持体に現像剤層厚規制部材が押圧され、該担持体が該規制部材に対し相対的に移動することにより、現像剤が押圧部を通過する工程で該担持体上に現像剤層を形成し、該担持体上の現像剤を静電潜像保持部材との対向域で該静電潜像保持部材に転移させる静電現像方法であって、該現像剤が、樹脂及び着色剤を含有するトナー粒子100重量部に対し、脂肪酸金属塩粒子を0.01〜5重量部、窒素吸着法による比表面積が20m2/
g以下であり且つトナー粒径より小さい粒径を有する助粒子を0.2〜12重量部含有することを特徴とする静電現像方法。 - 助粒子が、無機酸化物であることを特徴とする請求項1に記載の静電現像方法。
- 該現像剤が、窒素吸着法による比表面積が45m2/g以上である無機酸化物微粒子を
含有することを特徴とする請求項1または2に記載の静電現像方法。 - 現像剤層厚規制部材と現像剤担持体との間に電圧を印加しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電現像方法。
- 現像剤担持体に接触し現像剤を供給及び/又は除去する接触部材と、現像剤担持体との間に電圧を印加しないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電現像方法。
- 現像剤担持体に直接あるいは現像剤層を介して接触する部材が、現像剤層厚規制部材と静電潜像保持部材のみであるか、現像剤層厚規制部材、静電潜像保持部材及び現像剤漏れ防止シール部材のみであるか、いずれかであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電現像方法。
- 現像剤が非磁性1成分現像剤であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の静電現像方法。
- 現像剤担持体に現像剤層厚規制部材が押圧され、該担持体が該規制部材に対し相対的に移動することにより、現像剤が押圧部を通過する工程で該担持体上に現像剤層を形成し、該担持体上の現像剤を静電潜像保持部材との対向域で該静電潜像保持部材に転移させる静電現像方法において用いられる現像剤であって、樹脂及び着色剤を含有するトナー粒子100重量部に対し、脂肪酸金属塩粒子を0.01〜5重量部、窒素吸着法による比表面積が20m2/g以下であり且つトナー粒径より小さい粒径を有する助粒子を0.2〜12
重量部含有することを特徴とする静電現像剤。 - 助粒子が、無機酸化物であることを特徴とする請求項8に記載の静電現像剤。
- 窒素吸着法による比表面積が45m2/g以上である無機酸化物微粒子を含有すること
を特徴とする請求項8または9に記載の静電現像剤。 - 非磁性1成分現像剤であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の静電現像剤。
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Cited By (2)
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-
2003
- 2003-10-16 JP JP2003356818A patent/JP2004078246A/ja active Pending
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