JPS60100501A - 水中崩壊拡展性の良好な農薬粒剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、農薬原体及び粘土質担体を造粒して製造する
水面施用農薬粒剤について、水中崩壊拡展性全改良した
ものである。

従来、水田等の除草、殺虫、膜用を目的として、扱蘂粒
ハＩＩ　Ｔｈ水田に施用することが広く行われている。

このような農薬粒剤は一般にベントナイト・汁の粘土負
担体に農薬原体を混合して造粒するか又は造粒した基粒
に農薬原体を吸看又４−１：破復して製造され、水中に
施用したとき速やかに崩壊拡展することが必要である。

ところで、粘土質担体のｆｆｆｉ　４’ａ　ｓ配合比に
より、また水の硬度が大きい場合に、粒剤の水中崩壊拡
展性が悪いことがある。そのため製ｈｉｊ上の改良力・
望まれている。

本発明は、ポリアミノカルボン鈑又はその塩のキレート
化合物と縮合燐酸を島とを含有する水中崩壊拡展性の良
好な良薬粒剤である。

ポリアミノカルボン酸又はその塩のキレート化合物とし
ては、例えば次の化合物があげられる。

エチレンジアミン四酢酢（ＥＤＴＡ） （ＨＯＣＯＣＨ２）２Ｎ−ｃＨ２ＣＨ２−Ｎ（ＣＨ２Ｃ
００Ｈ）２ジエチレントリアミン五酢＾ｚ（ＤＴＰＡ）
ＣＨ２ＣＯＯＨ トリエチレンテトラアミン六酢Ｑｌ（ＴＴＨＡ）ＣＨ２
ＣＯＯＨＣＨ２Ｃ０ＯＨ ニトリロ三酢ｅ　（ＮＴＡ） Ｎ（ＣＨ２ＣＯＯＨ）。

Ｎ−（２−ヒドロキシエテルノエチレンジアミン三酢敢
（ＨＥＤＴＡ） ＣＨ２ＣｏｏＨ これらポリアミノカルボン酸のアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金嬉塩、アミン塩もまた有効である。

縮合燐酸塩としては、例えば次の化合物があげられる。

トリポリ燐散ソーダ　Ｎａ５Ｐ５０．。

テトラポリ％ｌｊｉソーダ　Ｎ　ａ　６Ｐ　４０．３ウ
ルトラポリ燐畝ソーダ　Ｎ　ａ　２　Ｐ　４０１゜上記
２成分の配合比は、ポリアミノカルボン市２０〜６０チ
に対し縮合燐に２塩８０〜４０％の割合で用いられ、添
加酸は粘土質担体に対し実用的には１〜３％が用いられ
る。粉末のま＼添加することもできるが、一般的には縮
合燐酸塩を溶解した水中にポリアミノカルボン酸を徐々
に加えて攪拌し、透明にならない場合は酸又はアルカリ
でｐＨを６．５〜８に調整して透明液とする。添加時期
は造粒の適宜の段階で添加される。

粘土質担体としては、ベントナイトのようなモンモリロ
ン石群鉱物が一般に用いられるが、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、カオリン、セリサイト、砂礫上等の担体
にも１史−用することができ、通常はベントナイトにこ
れら担体が併用される。また、リグニンスルホンＭ　ｊ
、／％　、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリビニー
ルアルコール等全種々の目的で添加配合して用いられる
。

粒剤は通常の方法で製造され、担体、固体ｈλ薬原体及
び崩壊拡展剤を混合、混和、造粒、乾燥、艙粒して製造
されるか、担体及び崩災拡展剤を混合、混和、造粒、乾
燥、繋校して基粒を製造し、この基粒に液体層系原体を
吸ブイ又は原体農薬原体を被覆して製造される。

以下に本発明の農薬粒剤の試聰例を示す。

試験例　崩壊拡展性試験 ベントナイト２２部、−炭酸カルシウム７６Ｆ？［ｌ、
アミコール扁１（結合剤）１部及び種々配合比の崩壊拡
展剤１部の水溶液を混和、造粒、乾燥し１０〜３２メツ
シユに整粒して基粒（重さ約１、０　Ｉｎ９／粒）を得
た。

この尤粒５粒を所定硬度の水３０ｊｌｉ入れたシャーレ
に投入し、２０分間陵の崩壊拡展の状態を次の基準に従
って判定した。

◎　完全に崩壊拡展する。

○　殆んど崩壊しているが、拡展がや１劣る。

△　一部崩壊する。

Ｘ　全く崩壊しない。

２０　８０　◎　・　Ｑ　○ ３Ｇ　７０　◎　０　（）　０ ４０　ｓｏ　＠　ｇン　（ζ；〉）　０５０５０　◎　
◎　◎　０ ６０　４０　◎　◎　０　０ ７０　３０　ｏ（（３００ ２０８０◎　０　◎　０ ３０７０　◎　◎　０　０ ４０　６０　◎　（υ　０　０ ５０　５０　◎　◎　○　（） ６０　４０　◎　◎　０　０ ２０８０　◎　ロ　０　Δ ’ＡＯ、ＴＯ◎　◎　０　Δ ４０　６０　◎　◎　ＯΔ ｓｏ　ｓｏ　＠　◎　○　Δ ｌｉｅ　４０　◎　◎　０　Δ 表　２ ＤＴＰＡ　ＩＪａ５Ｐ、Ｏ５゜ ｏ　１ｏｏ　＠　○　Δ　Δ ２０８０　◎　・　○　Δ ４０６０　◎　（Ｑ）　Ｏ△ ５０５０　◎　○　○　△ ６０　４０　Ｃυ　００　Δ ８０２０　（へ）○　○　Δ ＤＴＰＡ　Ｎａ６Ｐ４０，３ ０１００　会　０　△　Δ ２０８０　◎　Ｑｌ　０　△ ４０　６０　（ｓ５＞　＠　Ｑ　へ ５０　５０　（２，５Ｉ（０）　ＯΔ ６０４０　◎　リ　○　Δ ＤＴＰＡ　Ｎａ２Ｐ４０１１ ０　１００　ｔｐ＋　○　Δ　Δ ２０　８０　（Ｑ）　◎　○　０ ４０６０　（へ）（ＯＯ０ ５０５０◎　◎○　０ ６０４０　◎　Ｏ○　△ ８０２０　◎ＯΔ　△ １０００　◎　Δ　ｘｘ 表　３ ０１００　◎　○　△　Δ ２０８０　◎　（９）○　０ ４０　６０　◎　（ｑ）　ぐ）　Ω ０１００　◎　○　△　Δ ２０８０　◎　（ｑ　○　０ ４０６０　◎　◎　○　０ ５０５０　◎　（ｑ＋　０　０ ６０４０　・　リ　○　０ ２０８０　◎◎（、）す ４０６０　◎　・　○　０ ５０　５０　Ｑｌ　（Ｑ　○　０ ６０４０　◎　Ｏ○　○ 表　４ Ｎ　Ｔ　Ａ　Ｎａ５Ｐ３Ｑ、　。

０１００　◎　○　Δ　△ ２０８０　◎　◎　○　０ ４０６０　◎　リ　○　○ ｓｏ　ｓｏ　Ｃ２ｌ　◎　○　０ ６ｏ　４０　＠　＋ｒ、、；＞）　○　０８０　２０　
Ｑ　◎　０　△ Ｎ　Ｔ　Ａ　Ｎａ６Ｐ４０．３ ０　１００　（ｇ＋　Ｃ）　△　Δ ２０ａｏ＠ｇ　○　０ ４０６０　◎　◎　○　○ Ｓｏ　５０　◎Ｑ　ＯＯ ６０４０（ｆｆ　◎　００ ８０　２０　ｃ）　’　ｔｏ）　○　ΔＮ　Ｔ　Ａ　Ｎ
ａ２Ｐ４０．　。

６　１ｏｏ　０　０　△　△ ２０８０　リ　００　０ ４０６０　◎　◎　○　○ ｓｏ　ｓＯ（Ｑ）　◎　００ ６０４０　◎　リ　○　○ ２０８０　ゆｈ　（０）　ＯＣ ４０６０ＩＱ）　（リ　Ｏ○ ｓｏ　ｓｏ　００　０　０ ６０４０　◎　（（り　○　Ｏ ｏ　ｔｏｏ　０　０　△　△ ２０８０　◎　ｆＵ　Ｉ＋　０ ４０６０　０　（＠　○　０ ５０　５０　（Ｏ）　Ｏノ　○　０ ６０４０　（へ）　０　０　０ ２０　８０　ｇ　リ　Ｑ　△ ４０６０　◎　◎　Ｏ△ Ｓ　０　５０　（（３）　◎　０　Δ ６０　４０　ｏ（■　△　△ ８０　２０　◎　リ　△　△ １００　０　◎　△Ｘｘ 上記表１〜表３から明らかなように、本発明の崩壊拡展
剤を含む粒剤は、高度の硬水中においても良好な崩壊拡
展性を示す。

次に本発明の製剤例を述べるが、これらに限定されない
。

実施例１ ベントナイト（日本ベントナイト工業（株））２２部及
びタルク７２部を混合粉砕し、これに１１ＣＤＴＡとト
リポリリン酸ソーダの混合物（１：１）１部の水浴（没
紮加えて混和、造粒し、乾燥後整粒したものにブタクロ
ール原体５都を均一に吸温させた。

実施１ダｌｊ　２ ベントナイト（日本ベントナイト工業（株））５０　＋
ｉｌｈ　タルク４２部、２．４．６−　トリクロルフェ
ニル−４−ニトロフェニルエーテルＩｊＥ　休７　”＝
ｌＳ及びＥＤＴＡとテトラホリリンｎンソーダの混合物
（２：８）１部を混合粉砕した。次にこの混合物に適骨
の水を加えて混和、造粒、乾燥後整粒した。

実施例３ ベントナイト（豊１＠鉱業（株）製品、穂高［４］）３
２部、炭酸カルシウム（重質）５７部全混合し、これに
湿式粉砕したビラゾレート原体全５０％含有する水性ス
ラ！Ｊ　−２０部及びＥＤＴＡとトリポリリン酸ソーダ
のン昆合１勿（１：１　）１部の水溶液を加えて練合し
、績ネ）′１．、乾す；、コ吠４：五粒した。

実施例４ 炭醍カル７ウム（重質）８７部、ＣＭ　Ｃ，２Ｆｉｌ鷺
、ホワイトカーボン３部及びＥＤＴＡとウルトラホリリ
ン酸ソーダの混合物（４：６）３部金加えて混合し、次
にこの混合物に適：イＰの水を加えて混和、造粒、乾燥
後整粒したものに、ブタクロール原体５部全均−に吸、
誉きせた。

実施例５ ベントナイト（クニミネ鉱業（株）製品、クニゲ／ｌ／
Ｖ　１）３Ｊ）’ＦＪ、夕＃り５８　ＢＶＳ、ＴＴＨＡ
とトリポリリン酸ソーダの粉砕混合物（１：１）２部及
びブタクロール原体のグレミ゛ンクス（原体とホワイト
カーボンの１：１の粉砕混合物）１０部を均一に混合し
、適仙の水をカロえて混オロ、造粒、乾燥後整粒した。

特許出願人　三共株式会社 代理人　弁理士樫山庄治

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポリアミノカルボン酸又はその垣のキレート性化合物と
   扁合燐鍍塩とを含有する水中崩壊拡展性の良好な農薬粒
   剤。