JPS599793A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ、）　　発明の関連する技術分野 この発明は投入金の金額に応じた物品とつり銭とを放出
し、購入取消し時には一旦プールした投入金をそのまま
返却する自動販売機に関する。

（ｂ）従来技術とその欠点 複数金種の貨弊を投入できる自動販売機では、例えは１
０円の物品を購入するとき、１０００円１枚と１０円硬
貨１枚とが投入されると５００円硬貨２枚または１００
円硬貨１０枚でつり銭を放出する。このため、しばしば
自動販売機を両替の目的で使用されることがある。しか
し、投入金より下位の金種に両替することが頻繁に行わ
れると、下位金種の準備金が早くなくなるので準備金の
補給回数が増し、自動販売機の稼動効率が悪くなる問題
が生じる。

（Ｃ）　　発明の目的 この発明の目的は、投入金より下位の金種への両替を確
実に防止し得る自動販売機を提供することである。

（ｄ）　　発明の構成および効果 この発明は投入金を一旦プールし、購入取消し時に一旦
プールした投入金をそのまま返却する自動販、売機であ
って、投入金額を金種別に記憶する記憶手段と、つり銭
額の最高金種が投入金額の最高金種以上であるか否かを
判別する判別手段とを有し、前記つり銭額が前記投入金
額の最高金種以」二であるとき、−１−プールした投入
金をそのまま返却して販売を禁止し、投入金より下位の
金種への両替を防ぐようにしたことを特徴とする。

そして、この発明によれは、投入金を一旦プールする機
能を利用し、つり銭額が投入金額の最高金種以上であれ
は投入金をそのまま返却して両替を確実に防くことがで
きるう　したがって、準備金を通常の購入のみに使用で
きるので、準備金の補給回数も減り稼動効率が向−」二
する利点を有する。

更に、両替のために余分に準備金を用意しなくて済むか
ら、それたけ準備金収納部分を小さくすることができ、
自動販売機の小型化を妨げない利点も有する３、 （ｅ）　　実施例の説明 第１図はこの実施例の自動販売機の前面パネルを示す正
面図、第２図は同自動販売機の制御回路のブロック図で
ある。１ この自動販売機の前向パネルには、硬貨投入１−１１、
紙弊投入口２、購入取消しボタン３、購入物品の種類（
Ａ・〜Ｅ　＞を選択して入力するための種類選択ボタン
５、購入物品個数を選択して入力するだめの個数選択ボ
タン６、物品およびつり銭が放出される放出口４が配設
されている。

この自動販売機は紙弊、硬貨の投入金を一旦プール部（
図示せず）に一旦プールし、購入取引時に一旦プールし
た投入金か金種別に投入金収納部に収納される一旦プー
ル機構を有している。

そして、この自動販売機の制御回路は、第２図に示すよ
うにＣＰＵｌ０によって構成されている、。

投入紙弊は投入紙弊処理機構１１によってその真偽が判
定された後一旦プール部に一旦プールされ、購入取引時
に、紙弊収納部（図示せず）に収納され、また、投入硬
貨は硬貨処理機構１２によって金種およＱ・その真偽か
判定された後一旦プール部に一旦プールされ、購入取引
時に、金種別に硬貨収納部（図示せず）に収納される。

そして、購入物品は、物品別に設けた物品収納部（図示
せず）から物品放出機構１５によって放出口４に放出さ
れ、また、つり銭は金種別に設けた準備金収納部（図示
せず）からつり銭放出機構１６によって放出に１４に放
出される。また、種類選択ボタン５、個数選択ボタン６
、購入取消しボタン３はＰＩＡ（ＰＥＲＩＰＨＥＲＡＬ
　　ＩＮＴＥＲＦＡＣＥ　ＡＤＡＰＴＥＲ）１４を介し
てＣＰＵ１に接続さ−れる。ＰＩＡ１４はＣＩ’ＵＩと
周辺入力装置との並列インターフェイスである。また、
種類選択ボタン５および個数選択ボタン６は貨弊投入後
投入金額に応じた選択ボタンのみが点灯する点灯式押ボ
タンであり、点灯中のボタンの何れかを選択的に押した
とき押したボタンのみが点灯する。

ＣＰ　Ｕ　Ｉ　Ｏに接続されたメモリ１３は、第３図（
Ａ）に示す′メモリ領域を有する。メモリエリアＡ１〜
・Δ５は、投入金を金種別に、すなわち１０円。

５０円、１００円、５００円の硬貨および１０００円札
の５種の各枚数を記憶する領域である。メモリエリア八
６〜Ａ９は、それぞれ購入物品の種類（”Ａ　−Ｅ　’
）、個数ｎ１値段ｍ１つり銭額Ｘを記憶する領域である
。つり銭額はメモリエリアΔ１゜に記憶される。また、
メモリエリアＡ１１には、投入金額の最高金種か記憶さ
れる。メモリエリアＡ−１２には、物品−値段のテーブ
ルが記憶され、種類選択ボタン５の何れかか押されたと
き、選択された物品の値段がこのテーブルから読み出さ
れメモリエリアＡ８に記憶される。物品−値段のテーブ
ルの一例を第３図ｆＢ）に示す。メモリエリアＡ１３は
、図示しない両替防止スイッチが押されたときオンにな
る両替防止フラグを記憶する領域である。下位金種への
両替を認める場合、この両替防止スイッチをオフするこ
とにより両替可能な状態にすることができる。

次に、第４図のフローチャートによってこの自動販売機
の動作を説明する。

スｙ７７’ｎｌ（以下、ステップｎｉを単に［１１とい
う）において、利用者によって硬貨または紙弊の投入が
行われると、投入金は金種別に分類されてメモリエリア
Ａ１〜Ａ５に記憶される。このとき、投入金額Ｍおよび
投入金額の最高金種はそれぞれメモリエリアＡ１’ｏ、
Ａ＋＋に記憶される１、そして、ｎ２て投入金額Ｍに応
した種類選択ボタン５および個数選択ボタン６か点すＪ
される１、そこて利用者は、購入希望の場合、点灯して
いる種類選択ボタン５および個数選択ボタン６の何れか
を押して物品の種類・個数を入力すると、その入力情報
からつり銭額Ｘか決定され払（ｎ３１’４）。

このとき、投入金は一旦プール部に一旦プールされた状
態にあり、種類選択ボタン５および個数選択ボタン６か
押されず購入取消しボタン３が押されたならば、一旦プ
ールされた投入金はそのまま返却される１、つり銭額Ｘ
は投入金額Ｍ、物品の値段ｍ、個数ｎのとき、Ｘ　＝　
Ｍ　−ｍ　ｘ　ｎから求められ、その（直はメモリエリ
アＡ９に記憶される。

次に、ｒ＋　５にて前記両替防雨スイッチがオンが否か
判断される。下位金種への両替を認める場合はｎ９　・
ｎｌＯに進み、通常の購入処理が行われる。したかつて
、例えは１０００円札と１０円硬貨８枚とか投入され、
ｎ３て物品Ｅが１個選択されているならば、５００円硬
貨２枚のつり銭放出が行われ、かつ物品Ｅが放出される
。

一方、ｎ５にて前記両替防止スイッチがオンであれは、
ｎ６．−、ｎ７　・［１８の両替禁止処理に進む。

ｎ　６ては、投入金額の最高金種が読み出される。

そして、ｎ７にて、つり銭額は投入金額の最高金種と比
べ同一もしくはそれ以上の値か否か判定され、参つり銭
額が投入金額の最高金種以上であればｎ８に進む。上記
の投入金の例では、つり銭額が１０００円であり、また
、投入金額の最高金種は１０００円であるから、ｎ８に
移り、一旦プールされた投入金がそのまま返却され、販
売が禁止される。これに対し、つ２り銭額が投入金額の
最高金種より少なければ、通常の購入処理と判断され、
ロアー・ｎ９−・ｎ　１０のステップに移りつり銭およ
び購入物品の放出が行われる。このように、ｎ７は、つ
り銭額の最高金種が投入金額の最高金種以上であるか否
かを判定するステップを構成する１、上述のように、こ
の自動販売機では、Ｌ位の金種からなる投入金に対し、
下位の金種でつり銭を放出しなけれはならないとき、一
旦プールされた投入金がそのまま返却されるので、確実
に」二値金種への両替を防止することができる。したが
って、準備金がそのような両替の目的に使用されず、通
常の販売のためにのみ使用され、余分に準備金を用意す
る必要がなくなる。しかも、準備金の補給回数も減るの
で、自動販売機の稼動効率は大きく向−ヒする。また、
投入金返却に一旦プール機構を利用して行うので別途に
両替禁止のための返却機構を設けなくてよく、更に、準
備金収納部の大きさが最小限にできるので、自動販売機
の小型化を妨けない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の自動販売機の前面パネルを
示す正面図、第２図は同自動販売機の制御回路を示すブ
ロック図、第３図人は同制御回路−のメモリ１３の記憶
内容を示す図、第３図ＣＢ）はメモリ１３のメモリエリ
アＡ１３に記憶されるテーブルを示す図、第４図は同自
動販売機の動作を示すフローチャートである。 １０　　ＣＰＵ、　　　　　　＋３・メモリ、Ａ９・・
（つり銭額を記憶する）メモリエリア、Ａｌｌ・・（投
入金額の最高金種を記憶する）メモリエリア。 １３図 −４８４−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｆｉ＋　　投入金を一旦プールし、購入取消し時に一旦
   プールした投入金をそのまま返却する装置において、投
   入金額を金種別に記憶する記憶手段と、つり銭額か投入
   金額の最高金種以上であるか否かを判別する判別手段と
   、前記つり銭額が前記投入金額の最高金種以にであると
   き、一旦プールした投入金をそのまま返却じて販売を禁
   止する手段とを有して成る自動販売機。