JPS5997838A - バレル研磨装置 - Google Patents

バレル研磨装置

Info

Publication number
JPS5997838A
JPS5997838A JP20524182A JP20524182A JPS5997838A JP S5997838 A JPS5997838 A JP S5997838A JP 20524182 A JP20524182 A JP 20524182A JP 20524182 A JP20524182 A JP 20524182A JP S5997838 A JPS5997838 A JP S5997838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
polished
polishing
rotary drum
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20524182A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Hideyoshi
秀吉 弘章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP20524182A priority Critical patent/JPS5997838A/ja
Publication of JPS5997838A publication Critical patent/JPS5997838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B31/00Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor
    • B24B31/02Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving rotary barrels
    • B24B31/0212Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving rotary barrels the barrels being submitted to a composite rotary movement
    • B24B31/0218Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving rotary barrels the barrels being submitted to a composite rotary movement the barrels are moving around two parallel axes, e.g. gyratory, planetary movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紡錘円盤状をなす発振用水晶など対称な加工曲
面を有する製品を研磨によって容易に成形することので
きるバレル研磨装置に関するものである。
従来、物品の表面を自動的に研磨する装置として種々な
構造のものが開発されているが、例えば、特公昭45−
34360号公報に開示されているバレル型の研磨装置
が知られている。この研磨装置ハ、ロータリードラムの
外周部に複数個のシリンダー受を上記ロータリードラム
の回転軸に平行に軸支して、これら各シリンダー受にこ
のシリンダー受の軸に対してほぼ対称的に複数個の中空
円柱状のシリンダーを取りつけ、これら各シリンダーに
研磨材と被研磨体とを収容し、上記ロータリードラムを
モータに連結するとともに上記各シリンダー受を固定部
に連結することにより、上記四−タリードラムの公転に
伴ない各シリンダー受に取りつけた複数個のシリンダー
が一体として自転運動を行なうように構成したものであ
り、上記各シリンターの中心軸は上記ロータリードラム
の回転軸と平行となっており、上記各シリンダー受と固
定部の連結は、歯車同志の噛み合いにより行なうように
なっており、また、ロータリードラムの回転は速続運転
されるようになっている。
ところで、上記従来の研磨装置は、単に物品の表面を磨
きあげるだけの用途にはたいへん有用なものであるが、
例えば、紡錘円盤状をなす発振用水晶のように所定形状
(対称的な加工曲面を持つ形状)に被研磨体を研磨しな
ければならない場合には適用できない。
その理由な上記発振用水晶を例にとって説明する。まず
発振用水晶は第1図(a)に示すように薄肉円盤状(硬
貨状)に切り出された水晶単結晶片1を研磨にかけ、第
1図υ)に示すように、その底面jlLxf1:Iの中
心部(A、B面)を残して、外周部を一定の曲率で削り
取り、図に示すような紡錘円盤状の水晶(発振用水晶)
11にしたものである。
このように一定の曲率で上下底面ia、ibを一部(図
のA、B面)?i−残して研磨するためには、その一定
の曲率を持つ研磨面に上記水晶単結晶1の上下底面1a
slbを同じ時間摩擦させるようにしなけねばならない
ところが上記研磨装置では、ロータリードラムの回転に
よる遠心力により各シリンダー内の研磨材および被研磨
体は、ロータリードラムの半径方向外方に向かう力を受
けてロータリードラムの外方に位置する各シリンダー内
壁に常に押しつけられるようになっている。このため、
被研磨体と研磨材とは遠心力による大きな力で互いに圧
接するが、同時にシリンダードラノ・の回転と逆方向に
自転するから、シリンダー内壁に対し流動することにな
り、かつシリンダー内壁には隆起条を持つゴムまたは合
Jv、樹脂層が設けらねているので、この流動に伴なっ
て研磨材と被研磨体が激しく撹乱されることになる。こ
のようにして大きな圧力で豆いにFE接している研磨材
と被研磨体とが互いに摺動して研磨が行なわれることに
なるが、この時の研磨は、上記した流動撹乱によって被
研磨体のあらゆる面がほぼ均等に研磨されることになる
。また、被研磨体が偏平形状のものの場合、研磨材との
摺動が強く行なわれる部分はシリンダー内壁に直接接す
る研磨材とその上にある被研磨体との間であり、この時
の偏平形状の被研磨体が反転する確率もたいへん少ない
。そのため、偏平形状の被研磨体は、その上下各底面の
一方が特に余計に研磨されることになるし、また、その
研磨も所定の曲率な持って行ない得ない。従って、この
研磨装置では、上記水晶単結晶片1を紡錘円盤状に研磨
成形することができない訳である。
本発明者は、紡錘円盤状をなす発振用水晶など偏平で、
対称な加工曲面を有する製品を研磨により容易に成形す
ることのできるバレル研磨装置を開発するために鋭意実
験検討を重ねた結果、以下の諸点が判明した。
(i)  シリンダーの内表面にはゴムまたは合成樹脂
層を設けず、内表面を比較的すべりの良い状態にしてお
くとともに、このシリンダーの全内表面を成形すべき製
品の加工曲面とほぼ同じ曲率に成形し、このシリンダー
内に所定量(シリンダー内容積に対し0.025%程度
)の研磨材を入れて、ロータリードラムを回転すると、
シリンダー内の研磨材は、遠心力によりシリンダー内壁
に圧接され、均一な厚みの研磨材層が形成される。その
結果、シリンダー内壁に曲率がシリンダー内壁の曲率と
ほぼ同じ、すなわち、加工製品の持つ曲面の曲率とほぼ
同じ研磨材層が形成され、これに偏平な被研磨体を摺動
させれば、この被研磨体の一方の底面に所要曲率の曲面
が形成される。
にi)  シリンダーを四−タリードラムの回転軸に対
し所定角摩(5°〜25°望ましくは70〜15°)傾
斜させ、回転させると、シリンダー中の研磨材と被研磨
体とが摺動しながら、シリンダーの一方の端部と他方の
端部間をシリンダーの内周面に沿って連続的に8の字を
描くように流動するため、研磨効率がより一層高まる。
さらに、上記シリンダーの構造上、従来のようにシリン
ダーの内側端部に被研磨体が衝突することがないので、
被研磨体が破損しやすい場合でも、この被研磨体?破損
させることがなく、破損による不良率が著しく低下され
る。
(iii)  モータを所定運転時間および停止時間で
間歇運転させると、モータの停止時、つまりロータリー
ドラムの回転が停止した時にシリンダー中の被研磨体は
遠心力から解放され、反転することになるので、上記間
歇運転を所定時間継続すれば、上記偏平な被研磨体の両
被研磨面が研磨される割合をほぼ半々にすることができ
る。本発明はこれ・らの知見に基づいてなされたもので
ある。
すなわち、本発明に係る研磨装置は、従来の研磨装置に
おいて、シリンダー受の中心軸がその回転軸に対して所
定角度傾斜するようにし、このシリンダー受に取りつけ
るシリンダーをその全内周面が被研磨体の所要加工曲面
の曲率とほぼ同一曲率となるように形成し、四−タリー
ドラムを回転する駆動装置(モータ)に間歇運転を指令
する間歇運転制御装置を取りつけたものである。
以下、本発明を図面を参照して説明する。第2図および
第3図は本発明の一実施例を示すもので、図中符号1は
一ヶ′−−−スト本体を示すものである。このケース本
体1の中央部には枢軸2が軸受3および4を介して取り
つけられている。この枢軸2の中央にはボビン状のロー
タリードラム5が回転自在に取り付けられている。
このロータリードラム5は、円筒状の回転軸6と、この
回転軸6の両端に取りつけられているベアリングユニッ
ト7および8と、ベアリングユニット7に上記回転軸6
がその回転中心となるように固定されているフライホイ
ール9と、ベアリングユニット8に上記回転軸6がその
回転中心となるように固定されている円板10とから構
成されている。上記フライホイール9は上記ケース本体
1の底部に固定されたモータ(回転駆動装置)11と■
ベルト12を介して連結されており、従って、上記ロー
タリードラム5はモータ11の駆動により回転するよう
になっている。
また、上記軸受3とベアリングユニット7との間には、
その外周面上に4つのV溝を有するプーリー13とこの
プーリー13に連結固定されているブレーキドラム14
とからなる多重プーリー(シリンダー受回転用固定部材
)15が回転自在に取りつけられている。この多重プー
リー15は、上記ケース本体1に固定されている門型支
持板16に軸支され上記ブレーキドラム14に外嵌され
ている馬蹄型ブレーキシュー17により上記ケース本体
1に固定状態とされるようになっている。この馬蹄型ブ
レーキシュー17の締めつけ操作は、第2図に示すよう
に、この馬蹄型ブレーキシュー17に取りつけられたク
ラッチシャフト18および六角ナツト19as19bと
、クラッチシャフト1Bの端部に固定され、ケース本体
1の側部に支持されているクラッチハンドル20によっ
て行なわれるようになっている。
また、第3図に示すように、前記ロータリードラム5の
7ライホイール9と円板10との間の外周部には複数個
のシリンダー受21・・・が回転自在に取り付けられて
いる。これらシリンダー受21・・・は各々上記ロータ
リードラム5の回転軸6に対して対称となる位置に取り
つけられており、それらの回転軸21a・・・は上記回
転軸6に平行となっている。各回転軸21&・・・の7
ライホイール9側の端部は外方へ突出しており、それら
の先端にはそれぞれVベルト用プーリー(以下、■プー
リーと称す)21b・・・が取りつけられている。各■
プーリー21b・・・と前記プーリー13とはVベルト
(伝動部材)22・・・によって連結されている。従っ
て、モータ11を駆動させてロータリードラム5を回転
させ、馬蹄型ブレーキシュー17を締めて多重プーリー
15を固定状態にすれば、各シリンダー受21・・・は
上記ロータリードラム5の回転方向と逆方向へ回転する
ことになる。つまり、各シリンダー受21・・・は四−
タリードラム5の回転とともに、いわば公転しつつ四−
タリードラム5の回転方向と逆回りに自転する訳である
。この時、各シリンダー受21・・・のVプーリー21
bの径と、多重プーリー15のプーリー13の径を同寸
法にすれば、ロータリードラム5の1回転(公転)に対
し、各シリンダー受21・・・は1回自転することにな
る。従って、1回の公転に対し、各シリンダー受21・
・・を多数回自転させたい時は、プーリー13の径に対
し)rプーリー211+の径を大巾に小さくすればよい
ことになる。
上記各シリンダー受21・・・け、第3図に示すように
、はぼ円筒状に形成されており、それらの仮想中心軸2
10・・・がそれらの回転軸21aに対し所定角度(5
°〜25°望ましくは7°〜15°)傾斜するように取
りつけられている。
上記のように構成されているシリンダー受21・・・に
は、第3図に示すように、1つまたは複数の研磨シリン
ダー(以下、シリンダーと略称する)23・・・が収容
固定されるようになっている。このシリンダー23のシ
リンダー受21に対する取りつけ位置は、シリンダー受
21σ)中心軸21cにシリンダー23の中心軸が一致
または平行となる(11) ようになっている。
上記シリンダー23は、耐摩耗性が高く、比軸的すべり
性のよい金属材から形成され、第41fira)(b)
(c)に示すように、シリンダ一本体24と、蓋体25
とから構成されている。上記シリンダ一本体24は、被
研磨体の所要加工曲面の曲率とほぼ同じ曲率の内周面を
有する筒体24aと、この筒体24aの一方の開0部に
この開り部を塞ぐように一体に取りつけられ上記筒体2
4aの内周面の曲率と同じ曲率の内周面を有する半球状
の底体(シリンダーの端部に相当する)24bとから構
成されている。このシリンダ一本体24の開口端外周上
には、いんろう嵌めそい用の嵌合面24cが形成されて
おり、その外周上には取手24aが固定されている。上
記蓋体25はリング状の連結枠25aとこの連結枠25
aに一体に連結六れ上記筒体24aの内周面と同じ曲率
の内周面を有する半球状の底体25bとから構成されて
いる。この蓋体25の開口端内周面、つまり上記連結枠
25aの内周面には、上記嵌合面24oに嵌合するいん
ろ(12) う嵌め合い用の嵌合面25cが形成されている。
従って、いんろう嵌め合い後の上記シリンダ一本体24
と蓋体25とを第一4図(d)(e)に示すパチン錠(
商品名)Pなどの固定金具で連結固定すれ!玉上記シリ
ンダー23中に物品を入れ、その全内周面に沿ってどの
ように移動させても、常に同一曲率の曲面に当接するこ
とになる。
また、第3図に示すように、前記モータ11にはこのモ
ータ11に所定時間の回転と停止を繰り返えさせる間歇
運転制御装置26が接続されている。この間歇運転制御
装置26は、変速袋N27と間歇周期設定装置28と、
総運転時間設定装置29とから構成されている。
上記変速装置27はモータ11を低速回転から高速回転
まで無段変速させる装置で、モータ11の停止始動時に
変速をスムースに行なわせるとともに、停止時にすみや
かに停止状態にしてモータ11により回転されているロ
ータリードラム5が惰性で余計な回転をしないようにす
るためのものである。
(13) 上記間歇周期設定装置28は、間歇運転時間と各間歇運
転時間の間の停止時間を設定するための装着であり、運
転サブタイマーとこねと連動する停止タイマーとから構
成されている。
上記総運転時間設定装置29は、上記間歇周期設定装置
28によって設定色た間歇運転と停止の動作を繰り返え
させる時間を設定するためのもので、自動タイマーによ
り構成されている。
上記構成において、モータ(回転駆動装置)11と間歇
運転制御装置26とは間歇運転駆動装置30を構成して
いる。
また、前記ロータリードラム5には、第1図に示すよう
に、ブレーキ装置31が設けられている。
このブレーキ装置31は、制動時、前記円板10の外周
面に圧接するブレーキシュー31aと、このブレーキシ
ュー31aを変位させるブレーキレバー31b1ブレー
キシヤフト31C1ブレーキハンドル31dとから構成
、されている。
次に上記構成の研磨装着の使用方法および作用を説明す
る。
(14) まず、ブレーキハンドル31(Lを回して、ブレーキを
ゆるめ、ロータリードラム5を手で回転させてシリンダ
ー受21の位置を作業し易い位置にもってきて、ブレー
キハンドル31dを逆に回してブレーキをかけ、ロータ
リードラム5を固定する。次にクラッチハンドル20を
回して馬蹄型ブレーキシュー17をゆるめ、シ11ン々
゛−受21から内部のシリンダー23を取り出しやすい
位置にして再び固定する。そして、シリンダー受21の
シリンダー固定治具をゆるめ、内部のシリンダー23を
取り出す。取り出したシリンダー23の蓋体25をはず
し、シリンダ一本体24内に適量の研磨材と被研磨体を
投入し、再び蓋体25を取りつけ、このシリンダー23
をシリンダー受24内に確実に固定する。
上記の操作をすべてのシリンダー23について行なった
ら、ブレーキハンドル31dを回して、ロータリードラ
ム5のブレーキを解除するとともに、クラッチハンドル
20を回して馬蹄型ブレーキシュー17を締めつけ、多
重ブーIJ−15を固(15) 定する。
次に電源を入れ、必要とする間歇運転時間および停止時
間を間歇周期設定装置28により設定し、総運転時間設
定装置29により装置の駆動開始から最終停止までの時
間を設定し、スタートスイッチを入れ運転を開始する。
モータ11の駆動に伴なってロータリードラム5が高速
(150RPM程度〕で回転すると、同時にシリダ−受
21・・・もロータリードラム5とともに公転するとと
もに自転する。この時シリンダー受21・・・の中心軸
2IQは、回転軸21aに対し所定角度傾斜しているの
で、各シリンダー23中の研磨材および被研磨体は、四
−タリードラム5の回転の遠心力により互いに大きな力
で圧接されるとともにシリンダー内壁に沿って8の字を
描くように流動し、互いに強く摺接する。またこの時、
シリンダー内壁は比較的すべりがよく、かつ上記のよう
に研磨材は強い遠心力を受けてシリンダー内壁上に圧接
されつつ移動するようになっているので、研磨材はシリ
ンダー内壁に均一な厚さく16) にならされる。従って、被研磨体は、様々に変位しつつ
、シリンダー内壁とほぼ同じ曲率の曲面を持った研磨材
層によって研磨されることになるので、被研磨体の被研
磨面は上記シリンダ内壁とほぼ同じ曲率の球面に研磨さ
れることになる。
上記のようにして研磨されている被研磨体は、間歇運転
の停止によって反転されることになり、次の運転時にそ
れまでの被研磨面と逆側の面が研磨されることになり、
これを繰り返すことによって対称な2つの被研磨面が形
成されることになる。
上記停止は上記したように、変速装置27のインバータ
ーの作用によってすみやかに停止し、余分な惰性回転を
せずに行なわれるので、シリンダー23内で被研磨体は
何度も反転されることがなく、破損率を最小に抑えるこ
とができる。また、同じくインバーターの作用によって
、ロータリードラム5は急激に停止されず、余分な惰性
回転を起ζさない範囲で、ゆるやかに行なわれるので、
被研磨体は反転によって破損されることがほとんどない
。さらにまた、前記したように、互いに圧接、摺動する
研磨材と被研磨体をシリンダー23の全内周面に沿って
8の字を描くように流動させることができるので、シリ
ンダー23の全内周面を研磨のために最大限に有効利用
することができることになる。その結果、被研磨体を短
時間、大量に研磨することができることになる。
このようにして最初に設定した研磨時間が終了し、ロー
タリードラム5が完全停止したら、馬蹄型ブレーキシュ
ー17をゆるめ、ブレーキハンドル31(lを回してブ
レーキをかけ、ロータリードラム5を固定する。そして
、シリンダー受21からシリンダー23を取り出し、シ
リンダー23中の被研磨体(この時は製品となっている
。)?取りだして研磨作業が終了する。
なお、上記実施例において、多重プーリー(シリンダー
受回転用固定部材)13とシリンダー受21との伝動を
Vベルト22によって行なうようにしているが、チェー
ン伝動や歯車伝動など他の伝動手段によって行なうよう
にしてもよい。
また、上記実施例において、被研磨体として紡(18) 錘円盤状の発振用水晶を例にあげて説明したが、短冊状
や正方形など他の形状の発振用水晶に対しても同様に研
磨を行なうことができる。
以上説明したように、本発明によりば、紡錘円盤状をな
す発振用水晶などの偏平で対称な加工曲面を要する被研
磨体を破損させることなく、短時間、大量に研磨するこ
とができる。
このような本発明の効果を確認するために前記実施例 「実験条件」 ・研磨装置のシリンダー寸法・・・・・・↑2 [11
1+ldX 280朋・同シリンダーの傾斜角度 ・・
・・・・140・ロータリードラムの回転数・・・・・
・150RPM・被研磨体(水晶単結晶片) 外径寸法・・・・・・a8mmグ 板厚寸法・・・・・・0.43mm 数  量・・・・・・400枚 (19) 「運転条件」 研磨材の交換、研磨時間および間歇運転時間は下記第1
表のようであった。
第1表 上記実験条件および運転条件で水晶単結晶片を研磨し、
研磨し終った製品を25ケ抜き取り、外観目視と発S数
について検査した。その結果、第2表のようになった。
なお、外観目視検査と発振数検査は、発振用水晶の品質
管理項目となっており、その合格基準は下記のようにな
っている。
0発振数・・・・・・4八イ仔Z〜3.9 1 5 M
Hz(20) (第 2 表〕 上表に示すように、発振数ではすべて合格で、AB面の
ズレはなく、欠けは1ケあったが、この製品は最終仕上
げで修正できる程度のものであった。このように低不良
率、高品質の製品が17時間20分という短い時間で研
磨できることが示され(例えば、従来の水晶振動子研磨
用のパイプマシンでは150〜200時間かかつていた
)、本発明の効果f−m8することができた。
実施例 「実験条件」 ・研磨装置のシリンダー寸法・・・・・・12伽dx2
so朋・同シリンダーの傾斜角度・・・・・・140・
ロータリードラムの回fJ・・・・・・150RPM・
被研磨体(水晶単結晶片) 外径寸法・・・・・・8.8tnmダ 板厚寸法・・・・・・0.37+++m数  量・・・
・・・400枚 ・研磨材・・・・・・グリーンカーボン+800.75
9「運転条件」 研磨材の交換、研磨時間および間歇運転時間は下記第3
表のようであった。
(第 3 表) 上記実験条件および運転条件で水晶単結晶片を研磨し、
研磨し終った製品を25ケ抜き取り、外観目視と発振数
について検査したろ、第4表のような結果になった。な
お、目視と発振数の合格基準は前記r実験例1〕と同様
である。
(23) (第 4 表) 上表に示すように、発振数ではすべて合格で、AB面の
ズレはなく、欠けは1ケあったが、この製品も上記実施
例1のものと同様、最終仕上げで修正できる程麿のもの
であった。このように低不良率、高品質の製品が11時
間10分という短い時間で研磨できることが示され、本
発明の効果を硝詔することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は発振用水晶製造用の水晶単結晶片の実施
例を説明するためのものであり、第2図は本発明に係る
バレル研磨装置の一部省略して示した側面図、第3図は
同バレル研磨装置の一部省略して示した正面図、第41
M (a)(b)(0)(+1)(e)は同バレル研磨
装置のシリンダーを説明するためのもので、(a)はシ
リンダ一本体の側断面図、(b)は蓋体の側断面図、6
)は同蓋体の正面図、(d)(e)は固定金具であるパ
チン錠を示す平面図および側面図である。 (25) 5・・・・・ロータリードラム、6・・・・・回転軸、
15・・・・・多重プーリー(シリンダー受回転用固定
部材)、21・・・・・シリンダー受、21a・・・・
・回転軸、21゜・・・・・中心軸、22・・−・・■
ベルト(伝動部材)、23・・・・・研磨シリンダー、
30・・・・・ 間歇運転駆動装置。 (26)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定運転および停止時間で間歇回転する間歇回転駆動装
    置と、この間歇回転駆動装置により回転されるロータリ
    ードラムと、このロータリードラムの外周部にこのロー
    タリードラムの回転軸と平行に配置された複数個の回転
    軸にその中心軸が所定角度傾斜するように取りつけられ
    ているシリンダー受と、上記ロータリードラムの回転軸
    と同軸線上に固定されるとともに上記各シリンダー受に
    伝動部材を介して連結され上記ロータリードラムの回転
    に伴なって上記各シリンダー受を自転させるシリンダー
    受回転用固定部材と、上記シリンダー受にこのシリンダ
    ー受の中心軸にその中心軸が一致または平行となるよう
    に取りつけられ内部に研磨材および被研磨体を収容する
    研磨シリンダーとを具備してなり、上記研磨シリンダー
    の全内周面が上記被研磨体の所要加工曲面の曲率とほぼ
    同一曲率に形成されていることを特徴とするバレル研磨
    装置。
JP20524182A 1982-11-22 1982-11-22 バレル研磨装置 Pending JPS5997838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20524182A JPS5997838A (ja) 1982-11-22 1982-11-22 バレル研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20524182A JPS5997838A (ja) 1982-11-22 1982-11-22 バレル研磨装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5997838A true JPS5997838A (ja) 1984-06-05

Family

ID=16503731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20524182A Pending JPS5997838A (ja) 1982-11-22 1982-11-22 バレル研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5997838A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257561A (ja) * 1988-04-06 1989-10-13 Toshikuni Komatsu 全面球形連続型研磨シリンダーを装備したバレル研磨装置
JPH02104958U (ja) * 1989-01-31 1990-08-21
US5167448A (en) * 1989-06-15 1992-12-01 Thera Patent Gmbh & Co. Mixing apparatus for pastes
WO1997030832A1 (en) * 1996-02-26 1997-08-28 T.M. Tecnologie Meccaniche Di Volpe Remo Apparatus for quickly ageing building and furnishing materials such as stones, granite, marble, bricks, floorings, mosaics
KR100458729B1 (ko) * 2004-04-28 2004-12-03 박승근 특수용기 내면 처리용 혼합물 및 내면 처리방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57138573A (en) * 1981-02-23 1982-08-26 Tipton Mfg Corp Barrel grinding method and grinding machine therefor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57138573A (en) * 1981-02-23 1982-08-26 Tipton Mfg Corp Barrel grinding method and grinding machine therefor

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257561A (ja) * 1988-04-06 1989-10-13 Toshikuni Komatsu 全面球形連続型研磨シリンダーを装備したバレル研磨装置
JPH02104958U (ja) * 1989-01-31 1990-08-21
US5167448A (en) * 1989-06-15 1992-12-01 Thera Patent Gmbh & Co. Mixing apparatus for pastes
WO1997030832A1 (en) * 1996-02-26 1997-08-28 T.M. Tecnologie Meccaniche Di Volpe Remo Apparatus for quickly ageing building and furnishing materials such as stones, granite, marble, bricks, floorings, mosaics
KR100458729B1 (ko) * 2004-04-28 2004-12-03 박승근 특수용기 내면 처리용 혼합물 및 내면 처리방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10510473A (ja) ウェハースクラビング装置
JPS5997838A (ja) バレル研磨装置
JPH02167674A (ja) 研磨装置
KR920003212B1 (ko) 통상 또는 주상물(柱狀物)의 외주면 연마방법 및 장치
JPH01257561A (ja) 全面球形連続型研磨シリンダーを装備したバレル研磨装置
JPS5840261A (ja) 硬質盤状体の面取加工方法及びその研摩面取装置
US2865150A (en) Rotary crankshaft grinder
JPH07116922A (ja) ボルト磨き用工具
US3548548A (en) Honing tool and power drive therefor
KR102088641B1 (ko) 휴대폰 소형 부품 착색용 표면처리 배럴 조립체
JP2575821Y2 (ja) ゴム、プラスチックケーブルの研磨機
US6234888B1 (en) Method and apparatus for transmission repair
KR200233553Y1 (ko) 엔진밸브용연마기
JPS62140760A (ja) バレル研摩装置
JP2516286Y2 (ja) カップ形回転ブラシ
JPS6142774Y2 (ja)
CN218801375U (zh) 一种卧式行星转轴机构及其抛光机
JPS5937036A (ja) 円筒研摩装置
JP2001071254A (ja) 板状工作物のバレル研磨方法
JP2002046054A (ja) 配管端部の研磨装置
JPS5828759Y2 (ja) ケンマバンノ ジ コウテンウンドウソウチ
JPH0224607Y2 (ja)
CN114102406A (zh) 一种陶瓷加工用抛光设备及抛光方法
KR200141532Y1 (ko) 용기 내부 연마용 버프
JP2794557B2 (ja) ラッピング機における定盤修正研磨装置