JPS599660B2 - 糸条の連続染色装置 - Google Patents
糸条の連続染色装置Info
- Publication number
- JPS599660B2 JPS599660B2 JP7774877A JP7774877A JPS599660B2 JP S599660 B2 JPS599660 B2 JP S599660B2 JP 7774877 A JP7774877 A JP 7774877A JP 7774877 A JP7774877 A JP 7774877A JP S599660 B2 JPS599660 B2 JP S599660B2
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- Japan
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- dyeing
- liquid
- tank
- cleaning
- solution
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は糸条の連続染色装置に関し、さらに詳しくは、
洗浄槽の洗浄液の=部を染色槽へ供給しながら染色槽の
液面高さを一定に調節する機構を備えた糸条の連続染色
装置に関するものである。
洗浄槽の洗浄液の=部を染色槽へ供給しながら染色槽の
液面高さを一定に調節する機構を備えた糸条の連続染色
装置に関するものである。
従来、複数個の槽に各々ネルソンローラを設け、そのネ
ルソンローラで順次糸を走行させて、糸条の精練、染色
および洗浄を行なうようになした糸条の連続染色装置は
公知であり、例えば、特開昭4 9 −7 5 9 0
0号に開示された糸条の連続染着度測定器と直結して
、糸条を連続的に染色しつつ、糸条の染色度合を測定す
る装置が知られている。
ルソンローラで順次糸を走行させて、糸条の精練、染色
および洗浄を行なうようになした糸条の連続染色装置は
公知であり、例えば、特開昭4 9 −7 5 9 0
0号に開示された糸条の連続染着度測定器と直結して
、糸条を連続的に染色しつつ、糸条の染色度合を測定す
る装置が知られている。
このような連続染色装置は、加熱状態で使用するので液
中の水分が蒸発したり、染色時の液の移行で液面が低下
するので、液面高さを一定に保つ装置を設ける必要があ
った。
中の水分が蒸発したり、染色時の液の移行で液面が低下
するので、液面高さを一定に保つ装置を設ける必要があ
った。
このような装置の例として、例えば第1図に示したよう
に、槽壁を支点として揺動するレバー1に弁棒2と浮子
3を固着し、さらに弁棒2と弁座4を係合させて弁を形
成させ、この弁は染色槽8の液面が低下したとき開いて
補助槽5内の補液6を染色槽8へ供給し、液面が上昇す
ると弁は閉じて補液6の供給を停止し液面高さを一定に
保つようにしたものがある。
に、槽壁を支点として揺動するレバー1に弁棒2と浮子
3を固着し、さらに弁棒2と弁座4を係合させて弁を形
成させ、この弁は染色槽8の液面が低下したとき開いて
補助槽5内の補液6を染色槽8へ供給し、液面が上昇す
ると弁は閉じて補液6の供給を停止し液面高さを一定に
保つようにしたものがある。
(洗浄槽10の液面も同様にして一定に保たれる)しか
し、このような従来装置では、弁の機能を確実にするた
めに弁の製作精度を精密にしなげればならず、しかも十
分な浮力を得るために浮子を太き《しなければならない
欠点があった。
し、このような従来装置では、弁の機能を確実にするた
めに弁の製作精度を精密にしなげればならず、しかも十
分な浮力を得るために浮子を太き《しなければならない
欠点があった。
また、弁にゴミなどの固形物がつまると弁の用をなさな
くなるなどの欠点があった。
くなるなどの欠点があった。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消するととも
に、染色液の補液として洗浄液の一部を有効に利用し、
かつ染色液の液面高さを一定に保つことのできる糸条の
連続染色装置を提供するものである。
に、染色液の補液として洗浄液の一部を有効に利用し、
かつ染色液の液面高さを一定に保つことのできる糸条の
連続染色装置を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明は、洗浄液を貯える洗
浄槽と、染色液を貯える染色槽とを有し、前記洗浄槽は
、洗浄液の液面高さを一定に維持するためのオーバーフ
ロー管と、洗浄液の取出口とを備え、前記染色槽は、洗
浄液を受け入れるための導入口と、一端が前記導入口に
接続され、他端に洗浄液の吐出口が開口した可撓性パイ
プと、前記吐出口を染色液の液面よりも上に維持する浮
子とを備え、かつ前記取出口と前記導入口とを空気抜き
孔を有するパイプで接続してなる、糸条の連続染色装置
を特徴とするものである。
浄槽と、染色液を貯える染色槽とを有し、前記洗浄槽は
、洗浄液の液面高さを一定に維持するためのオーバーフ
ロー管と、洗浄液の取出口とを備え、前記染色槽は、洗
浄液を受け入れるための導入口と、一端が前記導入口に
接続され、他端に洗浄液の吐出口が開口した可撓性パイ
プと、前記吐出口を染色液の液面よりも上に維持する浮
子とを備え、かつ前記取出口と前記導入口とを空気抜き
孔を有するパイプで接続してなる、糸条の連続染色装置
を特徴とするものである。
以下図面の第2図に示す一実施例に基いて、本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
第2図において、洗浄槽10には、適当な手段で駆動さ
れる一対のネルソンローラー13、ヒータ付攪拌機21
、オーバーフロー管23および液取出口24が設けられ
、染色槽8には、適当な手段で駆動される一対のネルソ
ンローラー12、ヒータ付攪拌機20および液導入口2
8に可撓性のあるパイプ29を介して接続した浮子30
を設けその浮子30には、パイプから供給される液を浮
子の吃水線、つまり染色液9の液面よりh。
れる一対のネルソンローラー13、ヒータ付攪拌機21
、オーバーフロー管23および液取出口24が設けられ
、染色槽8には、適当な手段で駆動される一対のネルソ
ンローラー12、ヒータ付攪拌機20および液導入口2
8に可撓性のあるパイプ29を介して接続した浮子30
を設けその浮子30には、パイプから供給される液を浮
子の吃水線、つまり染色液9の液面よりh。
だげ高い位置で吐出する吐出口31が設けられている1
また、液取出口24と液導入口28間は、空気抜き孔2
6,2γを設けたパイプ25で接続されている。
また、液取出口24と液導入口28間は、空気抜き孔2
6,2γを設けたパイプ25で接続されている。
この装置において、洗浄槽10には洗浄液11が満たさ
れ、給水管22から必要量の水が供給されているが、オ
ーバーフロー管23があるので液面高さは一定に保たれ
ている。
れ、給水管22から必要量の水が供給されているが、オ
ーバーフロー管23があるので液面高さは一定に保たれ
ている。
また、染色槽8には染色液9が満たされてその液面には
浮子30が浮かされているので、洗浄液11と染色液9
との液面高さの差h1が、染色液9の液面低下によって
h,>hoになると、洗浄液11はパイプ25を通って
吐出口31から吐出し、h,=hoに至って、吐出は止
まる。
浮子30が浮かされているので、洗浄液11と染色液9
との液面高さの差h1が、染色液9の液面低下によって
h,>hoになると、洗浄液11はパイプ25を通って
吐出口31から吐出し、h,=hoに至って、吐出は止
まる。
したがって、染色液の液面高さは浮子の作用でほぼ一定
に保たれることになり、さらに、パイプ25に空気抜き
孔26,27を設けたことによって、液取出口24から
吐出口31間での気泡蓄積による流体抵抗の増加がな《
なり、h,とh。
に保たれることになり、さらに、パイプ25に空気抜き
孔26,27を設けたことによって、液取出口24から
吐出口31間での気泡蓄積による流体抵抗の増加がな《
なり、h,とh。
どの差が小さ《でも、洗浄液は吐出口より良好に吐出さ
れて染色液の液面高さは一定に保たれる。
れて染色液の液面高さは一定に保たれる。
なお、空気抜き孔は1個であってもよい。また、糸7は
、ガイド14、ネルソンローラ12、ガイド15,16
,17、ネルソンローラ13、ガイド1B,19の順に
走行して、液面高さが一定に保たれた染色槽中で安定し
て染色され、余剰に付着した染料は洗浄槽で除去され、
次工程の染着度測定装置(図示省略)に供給される。
、ガイド14、ネルソンローラ12、ガイド15,16
,17、ネルソンローラ13、ガイド1B,19の順に
走行して、液面高さが一定に保たれた染色槽中で安定し
て染色され、余剰に付着した染料は洗浄槽で除去され、
次工程の染着度測定装置(図示省略)に供給される。
なお、第3図は、液導入口部付近の拡大断面図である。
以上詳述したように、本発明によれば、洗浄槽にはオー
バフロー管を設けてあるので洗浄液の液面高さは一定に
保たれ、また、洗浄槽の液面高さが一定であることと染
色槽内に浮かべた浮子の上下動とを利用したので染色槽
内液面高さもほぼ一定に保つことができ、特にパイプ2
5に空気抜き孔を設げたので染色槽内液面高さの変動を
極めて小さくすることができる。
バフロー管を設けてあるので洗浄液の液面高さは一定に
保たれ、また、洗浄槽の液面高さが一定であることと染
色槽内に浮かべた浮子の上下動とを利用したので染色槽
内液面高さもほぼ一定に保つことができ、特にパイプ2
5に空気抜き孔を設げたので染色槽内液面高さの変動を
極めて小さくすることができる。
さらに加熱された洗浄液を染色液の補液としたので、染
色液の温度低下および濃度低下が軽減し、染色条件を安
定化させることができるという優れた効果を奏するもの
である。
色液の温度低下および濃度低下が軽減し、染色条件を安
定化させることができるという優れた効果を奏するもの
である。
第1図は従来技術による糸条の連続染色装置の概略断面
図、第2図は本発明による糸条の連続染色装置の概略断
面図、第3図は第2図の液導入口28付近の拡大断面図
を示すものである。 7:糸、8:染色槽、9:染色液、10:洗浄槽、11
:洗浄液、12,13:ネルソンローラ、23:オーバ
ーフロー管、24:液取出口、25:パイプ、26 ,
27 :空気抜き孔、28:液導入口、29:パイプ(
可撓性有)、30:浮子、31:吐出口。
図、第2図は本発明による糸条の連続染色装置の概略断
面図、第3図は第2図の液導入口28付近の拡大断面図
を示すものである。 7:糸、8:染色槽、9:染色液、10:洗浄槽、11
:洗浄液、12,13:ネルソンローラ、23:オーバ
ーフロー管、24:液取出口、25:パイプ、26 ,
27 :空気抜き孔、28:液導入口、29:パイプ(
可撓性有)、30:浮子、31:吐出口。
Claims (1)
- 1 洗浄液を貯える洗浄槽と、染色液を貯える染色槽と
を有し、前記洗浄槽は、洗浄液の液面高さを一定に維持
するためのオーバーフロー管ト、洗浄液の取出口とを備
え、前記染色槽は、洗浄液を受け入れるための導入口と
、一端が前記導入口に接続され、他端に洗浄液の吐出口
が開口した可撓性パイプと、前記吐出口を染色液の液面
よりも上に維持する浮子とを備え、かつ前記取出口と前
記導入口とを空気抜き孔を有するパイプで接続してなる
、糸条の連続染色装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7774877A JPS599660B2 (ja) | 1977-07-01 | 1977-07-01 | 糸条の連続染色装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7774877A JPS599660B2 (ja) | 1977-07-01 | 1977-07-01 | 糸条の連続染色装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5415084A JPS5415084A (en) | 1979-02-03 |
JPS599660B2 true JPS599660B2 (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=13642526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7774877A Expired JPS599660B2 (ja) | 1977-07-01 | 1977-07-01 | 糸条の連続染色装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103741419B (zh) * | 2013-12-30 | 2015-12-30 | 启东华恩箱包有限公司 | 染液浓度补偿结构 |
-
1977
- 1977-07-01 JP JP7774877A patent/JPS599660B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5415084A (en) | 1979-02-03 |
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