JPS5993502A - ピストン式流体作動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカップ状ダイヤフラムを使用したピストン式流
体作動装置に係るもので、従来この種のピストン式流体
作動装置には種々のものが存在した。その一つはシリン
ダー内に挿入したピストンの両端にカップ状ダイヤフラ
ムの底板を接続する方式であるが、この方式のピストン
式流体作動装置は、装置に接続した作業様等を作業ＬＩ
的部等に接触させる場合、この接触のための移動を急激
に行うことなくロントスピードをフントロールしながら
徐々に行なうことがで外、作業目的物が破損容易なもの
であっても安全な作業を可能とし、また作業部に異物等
が入ってただ場合は作業機を急速に復元し退避させるこ
とがでとる等の往復運動を任意の速度で行なうことがで
ｂる利点を有している。ところがこの往復運動を行なう
ためにカップ状ダイヤフラムをビスＩ・ンの両面に設け
ているから膜剛性が２枚分となり、またその構成上ピス
トンロッドにはバッキング、面接触する軸受、保１１１
部等を接続しなければならず、これらの抵抗が大きくな
り、ピストンに摺動圧力とは反対方向から加えられる力
に刻して充分に対応出来ない欠点を生じるものとなる。

またカップ状ダイヤフラムをビス１ンの一端面にのみ形
成したものは、上記欠点を有さず、ピストンに摺動圧力
とは反対方向から加えられる力′に対して充分に対応出
来る利点を有するものの、往復運動を行うことができな
いとともにピストンのストロークが短くなる欠点をイＪ
している。またカップ状ダイヤフラムを用いたピストン
式流本作動装置は、一般的にシリング−内周面とピスト
ン外周面の間隔が小さいもの程、強い摺動圧力を生じる
ことができる反面ビス）・ンに摺動圧力とは反対方向か
ら加えられる力に対しては充分に反応することがで外な
い欠点を有している。また反対にシリング−内周面とピ
ストン外周面の間隔を大きなものとすれば、ピストンに
摺す扶１ニカとは反則方向から加えられる力に対して充
分に反応することができる反面、ピストンロッドの強い
摺動圧力を得ることができない欠点を生じるものとなる
。

本発明は上述の如き欠点を除去したものであって、ピス
トンに摺動圧力とは反対方向から加えられる力に対して
敏感に反応することか′できるるとともにピストンロッ
ドの艮い摺動ストロークと強い摺動圧力を得ることがで
きるようにしたものであって、ピストンの両端にカップ
状ダイヤフラムの底板を接続するとともにこのカップ状
ダイヤフラムの他端の開口をローリング移動が可能な折
返し部を介してシリング−に固定することにより第１作
動体を形成し、この第１作動体のシリング−外に突出し
たピストンロッドに第２作動体のシリングーを接続し、
この第２作動体のシリング−内に挿入しｔこピストンの
一端部に底板を固定したカップ状ダイヤフラムの他端の
開口縁をローリング移動が可能な折返し部を介してシリ
ング−に固定し、このシリングー内周面とピストン外周
面の間隔を前記第１作動体のシリング−内周面とピスト
ン外周面の間隔よりも大きく形成し、このピストンに接
続したピストンロッドに適宜の作業（幾を接続して成り
、ｆｆｓ］作動体でピストンロッドの長い］？１動スト
ロークと強い摺動圧力をイｑ−るとともに第２作動体で
、ピストンに摺動圧力とは反則方向から加えられる力に
対して敏感に反応し徽細な力に対してもヌ・ｊ応し１１
ｊるようにしたものである。このように形成することに
よって、例えば１２作作動上カッターの如す作業機を接
続すれば功゛ラス板、ビニールシート等の板状物、シー
ト状物の切断に於て切断に必要な充分な圧力、をｆ￥Ｓ
１作動体によっ′〔常に保持しながら板状物、シート状
物表面の微細な凹凸には第２作動体によって対応しこれ
らの四部に於ても凸部に於ても、被断物ｔこ月する作業
機のＪ１１’　１．’、ｉ−力に変化を生じさせること
が極めて少ないものである。

以ド木発明の−・実施例を図面に於て設問すれば、（１
）は第１作動本（２）を構成するシリングーで、本体（
３）の一端には前部カバー（４）を固定リング（５）に
て固定するとともに池端には後部カバー（６）を固定リ
ング（７）で固定し、内部には適宜の摺動間隔を介して
ピストン（８）を挿入している。

このピストン（８）の両端にカップ状ダイヤフラム（１
０）（１１）の底板（１２＞（１３）をリテイナープレ
ー）（１，４）（１５）で接続固定するとともにこのカ
ップ状ダイヤフラム（１，０）（１１）の池端の開口を
ローリング移動が可能な断面Ｕ′：？−状の折返し部（
１６）（１７）を介して他端の取イＪ’　７ランジ（２
０）（２１）を、シリング−（１）の本体（３）と前部
カッく−（４）、後部カバー（６）の端面間に挿入固定
することにより、シリングー（１）の両端に一方加圧室
（２２）と他方加圧室（２３）を形成し、その各々に加
圧流体の導入出口（２／１）（２５）をｉｆｌ　Ｄする
とともにカップ状ダイヤフラム（１０）（１１）の折返
し部（１Ｇ）（１７）と、ピストン（８）外面およびシ
リング−（１）内面間に形成される対向室（２６）は、
一方および他方の加ＩＥＥＪ（２２）（２３）間の圧力
差によって生じるピストン（８）の移動による折返し部
（、ｉ　（ｉ）（ｉ、　７）のローリング移動に伴なっ
てそのまま移動するが、この対向室（２６）のストロー
クの両端に該当する位１１僅のシリングー（１）に排気
孔（２’７）（２８）を開口し、対向室（２６）内を高
圧化する、二となく外気と同圧に保つことにより折返し
部（ＩＧ）（１°７）の加圧室（２２）（２３）方向へ
の巻込みを防止している。またピストン（８）の中央部
に開Ｌｉ部（：（１）を介し′Ｃピストンロッド（３２
）の−・端を挿入し、固定ナラ）（３３）により固定す
るとともに他端方向を、前部カバー（４）の中央保持部
（、’（ｌｌ　）　上軸受（３５）ｔ；Ｊ：、　ヒバｙ
　キンク（３６）を介して慴動自在に挿通することによ
り、シリング−（１）外に突出し、このｆｆ５１作動体
（２）のシリングー（１）外に突出したピストンロッド
（３２）の螺子部（３７）に、ｆｊＳ２作動体（４１）
のシリング−（４２）を接続する。

このシリング−（４２）は前部体（４３）と後部体（ｌ
ｌ　４　）を固定リング（４５）にて連結固定するとと
もに内部にはピストン（４６）を摺動自在に挿入してい
る。このピストン（４６）の一端にカップ状ダイヤフラ
ム（４７）の底板（４８）を接続するとともにこのカッ
プ状ダイヤフラム（４７）の他端の開口をローリング移
動が可能な断面Ｕ字状の折返し部（４つ）を介して前部
体（４３）と後部体（４４）の端面間に挿入固定するこ
とによりシリング−（４２）の一端に加圧室（５１）を
形成し、この加圧室（５１）に、第１作動体（２）の導
入出口（２４）（２５）に供給される加圧流体と同一同
圧の加圧流体の導入出口（５２）を開口している。また
シリング−（４２）の内周面とピストン（４Ｇ）の外周
面の開隔＜　５３　＞を、１）η配電１作動体（２）の
シリングー（１）内周面とピストン（８）外周面の間隔
（３８）よりも大きく形成する。また第２作動体（４１
，）のピストン（４６）の他端中央部にピストンロッド
（５４）の一端を惜１着固定するとともに他端方向をシ
リング−（４２）の前部体（４３）外に摺動自在に突出
し、この第２作動体（４１）のシリング−（４２）外に
突出したピストンロッＩ’（５４）にカッター等の適宜
の作業機（５！；）を接続する。また第２作動本（４１
）のビス１ンロツド（５４）には、進退の安定性を良好
とするため、第１作動１本（２）の前部カバー（４）に
固定した１５字型のベース（５Ｇ）に、スライドベアリ
ング（５’７）を適宜１１囲Ｍで形成し、このスライド
ベアリング　（５７）によってピストンロッド（５４）
を保持している。

−１−述の如く構成したものに於て、第１作動本（２）
の池ノｊの導入出Ｄ（２５）から加圧流体を他方加圧室
（２３）に導入すれば、ピストン（８）は加圧ｔＱ木に
押圧されて第１図右方向にピストンロッド（：（２）と
ともに第２作動本（４１）を押圧して移動する。この移
動にイ゛１′なって、カップ状ダイヤフラノ、（１（月
（１１）も折返し部（１６）＜１７）をローリング移動
しながら移動するとともに、第２作動本５１、．１　）
のピストンロッド（５４）に接続した作業機（５５）を
被切断物等の１」内部に近接させるがまた１よ圧接する
。まノこ同時に第２作動体（４１）の導入出ｌ］（５２
）から第１作動本に導入したのと同一の加圧流体を導入
すれば、ピストンロッド（５４）を図面右方向に押ｊ王
するが、シリング−（４２）の内／ｉ１面とビス；・ン
（４６）の外周面の間隔を、ｎ；ｊ配電１作動体（２）
のシリングー（１）内周面とピストン（８）外周面の間
隔（３８）よりも大きく形成しているから、第１作動体
（２）でピストンロッド（３２）の長い摺動ストローク
と強い摺動圧力を４’Ｊるとともに第２作動体（４１）
で、ピストンロッド（５４）に摺動圧力とは反対方向か
ら加えられる力に対して充分に反応し、微細な力に対し
ても対応し１Ｊるものとなる。また第１作動体とｉ２作
動本に供給する加圧流体は必ずしも同一圧であることを
必要としないが、上記実施例に示す如く加圧流体を同一
同圧とすれば供給源を同一とすることができ、圧力制御
を簡易に行うことかできるとともに装置を簡略化するこ
とが可能となる。

本発明は上述の如く構成したものであるから、例＾ば第
２作動体にカッターの如と作業機を接続すればガラス板
、ビニールシート等の板状物、シ−）状物の切１ｔｌｊ
に於て切断に必要な充分な圧力なｔ（５，１作１１１Ｊ
Ｉ木に、ｌ：って常に保持しなから板状物、シート状物
表面の微細な凹凸には第２作動体によって対応し、凹部
に於ても凸部しこ於ても被切断物に月）−る作業機の押
圧力に変化を生じさせることが１！りめ′ζ少なく、略
同−の押圧力を表面の凹凸に関１、盾なくノ用える、二
とか゛で゛きるものとなる。

・１．　　図面の簡ｌｉｔ、な説明 図面は本発明の−・実施例を示すもので、第１図は断面
図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ピストンの両端にカップ状ダイヤフラムの底板を接続す
   るとともにこのカップ状ダイヤプラムの他端の開に１を
   ローリング移動が可能な折返し部を介してシリンダーに
   固定することにより第１作動体を形成し、この第１作動
   体のシリンダー外に突出したピストンロッドに第２作動
   体のシリンダーを接続し、この第２作動体のシリンダー
   内に挿入したピストンの一端部に底板を固定したカップ
   状ダイヤフラムの１ｍ端の開１コ緑をローリング移動が
   可能な折返し部を介してシリンダーに固定し、このシリ
   ンダー内周面とピストン外周面の間隔を前記第１作動体
   のシリンダー内周面とピストン外周面の間隔よりも天外
   く形成し、このピストンに接続したピストンロッドに適
   宜の作業機を接続したことを特徴とするピストン式流体
   作動装置。