JPS5993028A - メタクリル酸の回収方法 - Google Patents

メタクリル酸の回収方法

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JPS5993028A
JPS5993028A JP20205382A JP20205382A JPS5993028A JP S5993028 A JPS5993028 A JP S5993028A JP 20205382 A JP20205382 A JP 20205382A JP 20205382 A JP20205382 A JP 20205382A JP S5993028 A JPS5993028 A JP S5993028A
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acetic acid
column
methacrylic acid
methacrolein
pipe
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JP20205382A
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Yoshiaki Kimura
木村 儀昭
Akio Watanabe
昭男 渡辺
Norikazu Yoshida
吉田 範和
Takao Sunaga
高男 須永
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインブチレン、ターシャリ−ブタノール、イソ
ブチルアルデヒド、ツタクロレイン等から気相接触酸化
によりメタクリル酸を辺造する際、得られた反応生成物
の水溶液から主生成物のメタクリル酸と共に副生物の酢
酸を経済的に回収し利用する方法に関するものである。
更に詳しくは、本発明は、インブチレン、ターシャリ−
ブタノール、イソブチルアルデヒド、メタクロレインの
一種以上を気相接触酸化1〜で得られる酢酸を主たる不
純物として含有するメタクリル酸水溶液から酢酸イソプ
ロピルを抽剤として用いてメタクリル酸と酢酸を抽出し
抽出液から溶媒、酢酸、メタクリル酸を蒸留によって分
離回収し、更に回収した酢酸を、酸化反応域から出てき
たガスをクエンチした際に得られるオフガス中のメタク
ロレインの捕集溶媒として使用し、且つ抽出の際水溶液
中よりメタクリル酸を99%以上、酢酸を70%以上0
5%以下抽出するより゛に操作することを特徴とする特
水#φ液よりメタクリル酸ン回収する方法に関するもの
である。
気相酸化によって得られるメタクリル酸水溶液からメタ
クリル酸を回収する方法には多くの手段が知られている
が、一般的に云って最も経済的な方法は水と自由に混合
しない有機溶媒を用いてメタクリル酸を抽出し、抽出物
から有機溶媒を除去してメタクリル酸を取得する方法と
されている。
この方法に関してはすでに各種の有機溶剤を使用する数
多くの文献が知られている。
例をあげれば特開昭4.7−25]2]、特開昭/1つ
−13112、特開昭49−45020、特開昭51/
186]4、特開昭51−101913、特開昭53−
71011等がある。
しかしこれらの方法においては、多くの場合、副生物で
ある酢酸を抽出せず主生成物であるメタクリル酸を選択
的に抽出することか発明の主目的であって酢酸は抽残水
中に残留する割合が多い。
気相酸化によるメタクリル酸装造時に副生ずる酢酸の量
は現在の技術水準ではメタクリル酸に対して10〜30
%程朋にも達するので公害防止上抽残水中の酢酸をその
it放出すて)ことは出来ない。
従ってこの酢酸を処理するためには抽残水中から酢酸を
溶媒で抽出するか、或は活性汚泥法等による分解処理を
行う必要がある。
はじめの抽出法では酢酸を効率良く水中から抽出する性
能をもつ溶媒は親水性があり酢酸と共に相当量の水も溶
媒層へ抽出される。
又、溶媒自身も抽残水中へ溶解する。
このため、抽出液からの溶媒、酢酸の回収、抽残水から
の溶媒の回収のために一連の回収装置と多くの熱−量を
必要としlずしも経済的な方法とは云えない。
次の活性汚泥法においても大量の酢酸を処理するために
は大型の処理設備が必要となるばかりでなく発生ずる汚
泥の処理にも費用がかかりこれも経済的とひ云えない。
このように酸化反応生成液からメタクリル酸のみを選択
的に抽出する方法は抽残水中の酢酸の処理にコストがか
かり工業的には問題があるとみられる。
一方、酸化反応生成液からメタクリル酸を抽出する際酢
酸も同時に抽出する方法も特開昭55−127339号
において知られている。
該特許においては直鎖状のC3〜C5のケトンとトルエ
ン、ベンゼンとの混合物を使用してイルが、本来ケトン
には酸素により過酸化物を生成し易い傾向がありエチレ
ン性不飽和化合物との共存下では重合の促進を生じる危
険性がある。
該特許においてはポリマーによる抽出塔、蒸留塔の汚れ
の発生が認められており、これには溶媒による効果も寄
与しているのではないかと考えら」1.る。
又添加されるベンゼン、トルエンはいずれモ酢酸と共沸
混合物を作るのでこの系から酢酸を分離するために更に
別の操作が必要となるなど工冑C的に望寸しい方法とは
云えない。
本発明者らは列記したような問題点をふ−まえ鋭意研究
の結果抽出溶剤として酢酸イソプロピルを用いメタクリ
ル酸を99%以上、酢酸を70%以」二95%以下抽出
するように操作する\ ことによって多くの問題点を解決出来ることを見出し本
発明を完成した。
本発明の特徴は次の通りである。
1、酢酸イソプロピルは酢酸濃度5%の水溶液の分配係
数が0.7と大きい割合に水−\の溶解度が小さい(2
,9%;20℃)。従って抽残水からの回収の費用が少
くてすむ。
2 沸点が89℃で酢酸の沸点と差が大きく且つ共沸を
作らないので溶剤の分離が容易である。
3、 同じ酢−酸エステルにおいても、酢酸エチルは水
への溶解度が大きく、又水によって加水分解され易く奸
才しくない。又酢酸ノルマルプロピルは沸点が酢酸イソ
プロピルより高く酢酸の沸点に近うくので好ましくない
酢酸ノルマメレブチノペ酢酸イソブチルQまいず」しも
θ1)点が酢酸に近接しており分離が困難である。
/1 回収した酢酸は更に精製することなくメタクロレ
インの吸収溶媒として使用出来る。
5 回収酢酸中に混入した酢酸イソプロピルは回収メタ
クロレイン中に酢酸と共に混入しても酸化反応には悪影
響を及ぼさない。
6 抽出、蒸留の操作においてポリマーの発生を促進し
ない。
などの諸点があげられるが本発明の最大の特徴は抽出に
おいてメタクリル酸を99%以上抽出し、且つ酢酸を7
0〜95%抽出するように操作する点にある。即ち酢酸
を95%以上抽出すく)と溶媒量が急速に増加して水の
抽出量もふえ不経済となる。
又酢酸の抽出率が70%以下では廃水処理設備の負担が
ふえるので好寸しくない。
この範囲内で操作することによって、メタクロレイン回
収に使用するための酢酸を別に酢酸回収I 4−’i’
を設けてメタクリル酸抽出工程の抽残液から回収する必
要がなくなり工程」二大巾な利益が得られる。
一方排水中の酢酸は1/;3以下になっているので活性
汚泥等の排水処理設備の容量も小さくてずみ、場合によ
っては既存設備で処理することも可能となる利点を有す
る。
第1図に本発明方法の一実施態様を示す。
第1図において酸化反応流出ガスは管1を通じて急冷浴
101へ送入される。
急冷浴では、塔底液を冷却し管3を通じて循環して塔頂
より降らせ酸化反応流出ガスを並流又は向流にて冷却す
る直接冷却方式、あるいは塔101の塔頂に新たな水(
例えば塔103の塔底液の一部)を供給してメタクリル
酸を吸収しながら並流又は自流で冷却する吸収冷却方式
、あるいは直接冷却方式と吸収冷却方式を組み合わせた
方式で冷却される。
この場合、反応ガス中の水分、及びメタクリル酸、酢酸
等の有機酸類は凝縮液化するがメタクロレインは太部′
分非凝縮性ガスと共に管2によって・D出される。凝縮
液は管4を通じてメタクリル酸抽出塔102上部に導入
される。
抽出塔でばゞ1a・7を通じて溶剤酢酸イソプロピルが
導入さね、向流で抽出が行われる。抽出液は管5を通じ
て取出され溶剤分離塔] 04. K導入され イ)。
射削分離塔では、酢酸イソプロピルと水の大部分が塔頂
がら管1oを通じて留出回収され、溶剤タンク109に
導かれ再使用される。タンク109の底部からは、管2
4より水が排出される。、% 104の塔底液は残りの
酢酸イソプロピルと酢酸及び若干の水を含むメタクリル
酸でありこれは管]1を通じて酢酸分離塔105へ導入
される。
一方J!i−102の抽残液は管6を通じて取出され浴
剤回収塔]03へ導入され溶存している酢酸イソプロピ
ルを管8を通じて留出させ回収する。
塔底からは管9を通じて水が得られる。
1114′l:酸分141[塔105では塔」ηがら酢
酸と酢酸イソプロピル及び水が留出する。
塔底からは粗メタクリル酸が取出され管1;うを通じて
メタクリル酸精製塔106へ導入さiする。
塔106では塔頂よりfi7製ツタクリル酸が留出し、
管14より得られる。塔底液は管15を通じて廃液とし
て処理する。
塔]05の留出液は管12により酢酸回収塔107へ導
入さ」を塔頂より酢酸イソプロピル及び水が管16を通
じて留出回収され、塔底より管17を通じて酢酸が回収
され、回収酢酸タンク110に導かれる。
回収酢酸の一部は管18より取出され、管21を通じて
メタクロレイン吸収塔108へ導入され、管2を通じて
導入される急冷浴101の排出ガスと接触してガス中の
メタクロレインを吸収する。
塔底液は管2oを通じて取出されメタクロレイン精製塔
111へ送られる。塔頂からは管1つを通じてメタクロ
レインを実質的に含まない廃ガスが得られる。
塔111で鴎、塔頂からメータクロレインが管2;うを
通じて回収され、塔底からは管22を通じて酢酸溶液が
回収されメタクロレイン吸収液として再使用される。
本発明を実施する場合、イソブチレン、ターシャリ−ブ
タノール、イソブチルアルデヒド、メタクロレインの一
種以上を気相接触酸化して生じる酸化反応生成ガスが使
用されるが、このガスG」、通常メタクロレイン05〜
5モル%、メタクリル酸05〜5モル%、酢酸0.1〜
1モル%、水蒸気】0〜40モル%その他の不活性ガス
55〜85モル%含有する。これを冷却してイ1tられ
る“酢酸を主たる不純物として含有するメタクリル酸水
溶液パば、通常酢酸を3〜7重)]111%メタクリル
酸を20〜40重量%含有する。
この水溶液から、酢酸イソプロピルを抽剤として用いて
メタクリル酸を99%以上、酢酸を70〜95%抽出す
るには通常、理論段数4〜7段の抽出器を使用して該水
溶液] kyに対し酢酸イソプロピルを0.5〜15に
1程度用いればよく、抽出温度は10〜40℃程度の常
温で操作される。
又、回収した酢酸を用いて、酸化反応域から出てきたガ
スをクエンチした際に得られるオフガス中のメタクロレ
インを捕集する場合、例えばフィードされる全ガス量1
 ky、 −11101に対して0、1〜]、 Oky
、 −mol ノ吸収液(85重量%以上のカルボン酸
を含む水溶液)を使用して、理論段数10段以上、吸収
温度5〜200Gの常圧吸収塔でメタクロレインが99
%以上回収される。
酸化反応域から出て来たガスをクエンチした際に得られ
るオフガスとしては、メタクロレイン酸化反応生成ガス
のようなメタクリル酸を主成分として含むガスをクエン
チした際に得られるオフガスでもよく、又、インブチレ
ン酸化反応生成ガスのようなメタクロレインを主成分と
して含むガスをクエンチした際に得られるオフガスでも
よい。従って、オフガス中に含まれるメタクロレインの
濃度は特に限定されず、例えば05〜5モノと%程度メ
タタロレインを含むオフガスが使用される。
次に実施例によって本発明を説明する。
実施例1 第1図に示す工程において、急冷浴101(内径150
 mm、高さ3 m )の入口ガスとして、メタクロレ
イン2.5モル%、メタクリル酸1.71モル%、アク
リル酸0.035モル%、酢酸0.39モル%、水蒸気
182モル%、窒素、酸素、二酸化炭素および一酸化炭
素合計77,1モル%、その他の成分()06モル%の
組成を有する酸化反応器用ガスを11、6 N771”
/I−1の速度で送入し、液循環方式により塔頂温度1
0℃、塔底温度40℃に冷却した。得られた塔底液は導
管4を通じメタクリル酸抽出塔102(塔径50 am
、円板数42枚の回転円板塔)の上部に2.5 ky/
 Hの速度で供給した。
塔底より導管7を通じ酢酸イソプロピルを2.0ky/
11の供給速度で送入してメタクリル酸類の抽出を行っ
た。各酸類の抽出率はメタクリル酸99.9%、つ′ク
リル酸100%、酢酸85%であり、本発明を’7+:
’i足する結果であった。このメタクリル酸抽出液は導
管5を通じ、3.1 ky、/Hの供給速度で溶剤分離
塔104(塔径7Qmm、段数;う0段の多孔板塔)に
送入した。
塔104の塔頂からは、酢酸インプロピルと水が留出し
、これらは管10を通じて溶剤タンク109に回収した
。タンク109内部では水層が一部分離され、これは底
部より導管24を通じて排出される。水層を分離した後
の溶剤は、抽出塔102の抽剤として管7を通じて再使
用さ」′[る。
塔底からは大部分の酢酸イソプロピルと水を除去し終え
た液が得られ、この液は導管11を通じて酢酸分離塔1
05(塔径5 Q mm、40段の多孔板塔)に送入し
た。
酢酸分離塔105の塔底からはほとんど大部分の酢酸イ
ソプロピル、水および酢酸を除去し終えたメタクリル酸
の液が得られた。この液は0.76ky/IIの供給速
度で導管13を通じてメタノIJ )し酸精製塔106
(塔径50m+n、10段の多孔板塔)に供給し、ここ
でポリマーや高沸点物質を除去し塔頂から精製メタクリ
ル酸が導管14を通じて0、71 ky、/ I−]の
流流量にて得られた。
酢酸分肉11塔105の塔頂からは、導管12を通じて
酢酸、水および酢酸イソプロピルを主成分トスる液がイ
↓すもれた。この液は0.27 ky、/l(の供給速
度で酢酸回収塔107(内径5Qmm、40段の多孔板
塔)に送入した。この塔において、酢酸イソプロピルと
酢酸の分離を行い、塔頂からは酢酸イソプロピルと水を
管16を通じて溶剤タンク]09に、塔底からは酢酸を
管17を通じて酢酸タンク]、]、Oにそれぞれ回収し
た。
回収した酢酸イソプロピルは、抽出溶剤として再使用し
、一方回収酢酸の一部は管18を通じてメタクロレイン
の吸収液に利用した。
一方、急冷浴]01の出ガス組成として、メタクロレイ
ン3.07モル%、水蒸気1.20モル%、窒素、酸素
、二酸化炭素および一酸化炭素合計9565モル%、そ
の他の成分0.08モル%が分析された。このガスを9
.35Nm’/Hの速度で管2を110してメタクロレ
イン吸収塔108(内径150111m、段数;30の
多孔板塔)に送入し、又塔頂より酢酸水溶液を管21よ
り送入し、温度10°C1圧力]、 atm、液ガス比
0.35の条件でメタクロレインの吸収を行い、管19
のガス組成を分析したところ、メタクロレイン002モ
ル%、水蒸気0.76モル%、酢酸0.67モル%、そ
の他の不活性ガス98.55モル%であり、そのガス速
度は9、08 NynF/ I■であった。従ってこの
塔におけるメタクロレインの吸収率は995%が得られ
、十分満足できる結果となった。
定常状態における各ス1. IJ−ムの、fJ−1成と
流量を表1に示す。
(なお図1中の塔103及び塔111については運転を
行わなかった。
実施例2゜ 第1図に示す工程において、急冷浴101(内径]50
++u++、高さ3 m )の入口ガスとして、メタク
ロレイン25モル%、メタクリル酸1.71モル%、ア
クリル酸0.035モル%、酢酸0.39モル%、水蒸
気182モル%、窒素、酸素、二酸化炭素および一酸化
炭素合計77.1モル%、その他の成分0.06モル%
の組成を有する酸化反応器用ガスを1.1.6 N77
Z’/I−1の速度で送入し、液循環方式により塔頂温
度10℃、塔底温度40℃に冷却した。
得られた塔底液は導管4を通じ、メタクリル酸抽出塔1
02(塔径5 Q 1nm、円板数42枚の回転円板基
)の上部に2.5 kp/Hの速度で供給した。
塔底より導管7を通じ酢酸イソプロピルを15に1/I
−1の速度で送入してメタクリル酸類の抽出を行った。
各酸類の抽出率は、メタクリル酸999%、アクリル酸
999%、酢酸75%であり、本発明を満足する範囲内
であった。
このメタクリル酸抽出液は導管5を通じ、258に、t
 / Hの供給速叫で溶剤分離塔104(塔径7゜11
1111、段数30段の多孔板塔)に送入した。
jK−r ] 04の塔頂からは、酢酸イソプロピルと
水が留出し、これらは管10を通じて溶剤タンク109
に回収し1こ。タンク109内部では水相が一部分離さ
れ、これは底部より導管24を通じてJl11出させる
。水相を分離した後の溶剤は、抽出塔102の抽剤とし
て管7を通じて再使用される。
堵底からは大部分の酢酸イソプロピルと水を除去し終え
た腋が得られ、この液は管11を通じて酢酸分離塔10
5(塔径50Tnm、40段の多孔板塔)に送入した。
酢酸外囲1塔105の塔底からはほとんど大部分の酢酸
イソプロピル、水および酢酸を除去し終えたメタクリル
酸が得られた。この液は0.77 ky、/i−1の供
給速度で管13を通じてメタクリル酸鞘製塔106(塔
径5Qmm、10段の多孔板塔)に供給し、ここでポリ
マーや高沸点物質を除去1〜、塔頂か1′)イ′1′i
製メタクリル酸が管14を通じて0.72に9.−’ 
l Iの流計にて得られた。
酢酸外1屓1塔105の塔頂からは、管12を通じて酢
酸、水および酢酸インプロヒルを主成分とする液が得ら
れた。この液は0.26 ky−/ 14の供給速度で
酢酸回収塔107(内径5 Q m、m、40段の多孔
板塔)に送入し1こ。この塔において、酢酸イソプロピ
ルと酢酸の分離を行い、塔頂からは酢酸イソプロピルと
水を管16を通じてm剤タンク109に、塔底からは酢
酸を管17を通じて酢酸タンク110にそれぞれ回収し
た。
回収した酢酸イソプロピルは、抽出浴剤として再使用し
、一方回収酢酸の一部は管18を通じて、メタクロレイ
ンの吸収液に利用した。
一方、急冷塔101の出ガス組成として、メタクロレイ
ン307モル%、水蒸気1.20 モ/l/%、窒素、
酸素、二酸化炭素および一酸化炭素合計95.65モル
%、その他の成分0.08モル%が分析された。このガ
スを9.35 Nm’/I−1の速度で管2を通じてメ
タクロレイン吸収塔108 (内径150mm、段数3
0の多孔板塔)に送入し、又塔頂より酢酸水溶液を管2
1より送入し、温度10°C1圧力1 arm、液@ガ
ス比0.35の条件でメタクロレインの吸収を行い、管
19のカス組成を分析したところ、メタクロレイン0.
02モル%、水蒸気0.76モル%、酢酸0.67モル
%、その他の不活1i1カス98.55モル%であり、
そのガス速度は9、08 N++f’/ Hてあった。
従ってこの塔におけるメタクロレインの吸収率は995
%が得られ、十分/jζ足できる結果となった。
定′1;5状態における各ストリームの組成と流昂を表
2に示ず。
(なお、図1中の塔103及び塔111については運転
を行わなかった。)
【図面の簡単な説明】
第11ffiは本発明の実施態様の一例を示したフロー
ンートである。 ]、 O]・・・・急冷塔 ]、 02・・・・・・・抽出塔 ]03・・・・・・・ 溶剤回収塔 ]、 04・・・・・・・溶剤分離塔 105・・・・・・・・・酢酸分離塔 106・・・・・・・ メタクリル酸精製塔107・・
・・・・・・酢酸回収塔 ]08・・・・・・・ メタクロレイン吸収塔1]1・
・・・・・ メタクロレインfrf H塔特許出願人 
日本化薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. J イソブチレン、ターシャリーブクノール、イソブチ
    ルアルデヒド、メタクロレインの一種以−1−を気相接
    触酸化して得られる酢酸を主たる不純物として含有する
    メタクリル酸水溶液から酢酸イソプロピルを抽剤として
    用いてメタクリル酸と酢酸を抽出1−抽出液から溶媒、
    酢酸、メタクリル酸を蒸留によって分離回収し、更に回
    収1−だ酢酸を、酸化反応域から出てきたガスをクエン
    チした際にイ葬られるオフガス中のメタクロレインの捕
    集溶媒として使用1〜、目、つ抽出の際水溶液中よりメ
    タクリル酸を09%以上、酢酸を70%以上95%以F
    抽出するように操作することを特徴とする水浴液よりメ
    タクリル酸を回収する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013739A (ja) * 1983-07-04 1985-01-24 Sumitomo Chem Co Ltd アクリル酸の精製方法
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